JP2702817B2 - 魚釣用リールの糸長計測装置 - Google Patents

魚釣用リールの糸長計測装置

Info

Publication number
JP2702817B2
JP2702817B2 JP3038671A JP3867191A JP2702817B2 JP 2702817 B2 JP2702817 B2 JP 2702817B2 JP 3038671 A JP3038671 A JP 3038671A JP 3867191 A JP3867191 A JP 3867191A JP 2702817 B2 JP2702817 B2 JP 2702817B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultrasonic sensor
spool
diameter
sensor
receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3038671A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04276510A (ja
Inventor
治臣 広瀬
Original Assignee
ダイワ精工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダイワ精工株式会社 filed Critical ダイワ精工株式会社
Priority to JP3038671A priority Critical patent/JP2702817B2/ja
Priority to US07/847,905 priority patent/US5395065A/en
Publication of JPH04276510A publication Critical patent/JPH04276510A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2702817B2 publication Critical patent/JP2702817B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/015Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K91/00Lines
    • A01K91/20Line length or depth measuring devices
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B17/00Measuring arrangements characterised by the use of infrasonic, sonic or ultrasonic vibrations
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S15/00Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
    • G01S15/88Sonar systems specially adapted for specific applications
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S15/00Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
    • G01S15/86Combinations of sonar systems with lidar systems; Combinations of sonar systems with systems not using wave reflection

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、魚釣用リールの糸長計
測装置、さらに詳しくはスプールの回転数から釣糸の繰
出量及び巻取量を高精度に計測できる糸長計測装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年の魚釣用リールにあっては、スプー
ルからの釣糸の繰出し長さ/巻取り長さを計測して、魚
のいる棚に正確に仕掛けを降ろし、あるいは投釣では、
仕掛けの飛距離を測って、仕掛けを投入したポイントを
確認できるようになっている。従来、釣糸の繰出量、巻
取量を計測する魚釣用リールの糸長計測装置としては、
例えば、本出願人が、先に出願した特願平2−3949
2号がある。
【0003】この魚釣用リールの糸長計測装置は、リー
ル本体と、このリール本体に回転可能に支持され釣糸が
巻回されたスプールと、このスプールの回転を検出する
センサと、このセンサから出力されるパルス信号をアッ
プ及びダウンカウントするアップ/ダウンカウンタと、
スプールの糸巻径の表面に超音波ビームを発射すること
により糸巻径を測定する計測手段と、この計測手段から
の糸巻径データとアップ/ダウンカウンタの計数値とを
基に糸長を演算する手段と、この演算手段で演算された
糸長を表示する表示器とから構成されている。
【0004】そして、この魚釣用リールの糸長計測装置
では、送信手段から超音波ビームがスプールの糸巻径表
面に発射され、その反射波が受信手段で受信され、計時
手段により、送信手段から発射された超音波ビームが受
信手段に受信されるまでの時間が測定される。そして、
さらに、糸巻径検出手段により、計時手段で測定された
時間が糸巻径に比例した電気信号に変換され、この糸巻
径信号とアップ/ダウンカウンタで計数された糸繰出又
は巻取時の回転数に相当する回転数を基にして糸長が演
算手段により計算される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような魚釣用リールの糸長計測装置では、1個の超音波
センサを使用して超音波ビームの送信および受信が行わ
れているために、スプールの糸巻径表面と超音波センサ
との間の距離が短い時には、距離の測定が非常に困難に
なり、リールの小型化を図ること、あるいは小型のリー
ルに適用することが困難になるという問題があった。
【0006】すなわち、一般に、超音波センサに高圧の
パルス信号を印加して超音波ビームを発射すると、超音
波センサには、振動が減衰して消滅するまでに、一定時
間残響が残るため、短い距離を測定する時には、残響が
残存しているうちに、スプールの糸巻径表面からの反射
波が超音波センサに戻って来て、反射波と残響とが重な
り、超音波ビームの送信と受信との時間差を正確に測定
することが非常に困難になるという問題があった。
【0007】本発明は、上述のような問題点を解決した
ものであって、スプールの糸巻径表面と超音波センサと
の間の距離が短い時にも、距離の測定を高精度で行うこ
とのできる魚釣用リールの糸長計測装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の魚釣用リールの
糸長計測装置は、リール本体と、このリール本体に回転
可能に支持され釣糸が巻回されたスプールと、このスプ
ールの回転を検出するセンサと、このセンサから出力さ
れるパルス信号をアップ及びダウンカウントするアップ
/ダウンカウンタと、前記スプールの糸巻径の表面に超
音波ビームを発射することにより糸巻径を測定する計測
手段と、この計測手段からの糸巻径データと前記アップ
/ダウンカウンタの計数値とを基に糸長を演算する手段
と、この演算手段で演算された糸長を表示する表示器と
を備えてなり、前記計測手段が、送信用超音波センサか
ら前記スプールの糸巻径の表面に超音波ビームを発射す
る送信手段と、糸巻径の表面から反射された反射波を前
記送信用超音波センサと別個に配置される受信用超音波
センサにより受信する受信手段と、前記送信用超音波セ
ンサから発射された超音波ビームが受信用超音波センサ
に受信されるまでの時間を測定する計時手段と、この計
時手段で測定された時間に基づいて糸巻径を算出する糸
巻径算出手段とを有し、前記送信用超音波センサおよび
受信用超音波センサが前記リール本体の側板間に設けた
取付部に間隔を置いて前記スプールの中心方向に向けて
配置されているものである。
【0009】
【作用】本発明の魚釣用リールの糸長計測装置では、送
信手段により送信用超音波センサから超音波ビームがス
プールの糸巻径表面に発射され、その反射波が受信用超
音波センサにより受信手段で受信され、計時手段によ
り、送信用超音波センサから発射された超音波ビームが
受信用超音波センサに受信されるまでの時間が測定され
る。
【0010】そして、糸巻径算出手段により、計時手段
で測定された時間に基づいて糸巻径が算出され、この糸
巻径データとアップ/ダウンカウンタで計数された糸繰
出又は巻取時の回転数に相当する回転数を基にして糸長
が演算手段により計算される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1および図2は、本発明の一実施例を示
すもので、図2において、1はリール本体、2はリール
本体1に回転可能に取り付けたスプールであり、このス
プール2には釣糸3が巻回されている。リール本体1
は、側板1a,1bを対向配置してなり、この側板1
a,1bの間にスプール2が回転可能に配置されてい
る。
【0012】4はリール本体1の上面に一体に取り付け
た防水性の偏平なボックスで、このボックス4の上面パ
ネル4aには、表示器5及び糸巻径検出装置6が設けら
れている。又、ボックス4内には、糸長を演算するマイ
クロコンピュータ及び電池(いずれも後述する)等が水
密に収容されている。
【0013】7はスプール2を巻取回転させるハンドル
である。図1において、8は糸長演算、糸長表示及びデ
ータの書込制御を行なうマイクロ・プロセッサを示して
いる。このマイクロ・プロセッサ8は、プログラムメモ
リ, データメモリ, タイマ及び入出力装置を制御管理し
て与えられたジョブを処理すべく必要な演算、転送処理
を実行するCPU(中央処理装置) 9と、糸長演算処理
プログラム及び糸長計算式を格納するROM10及びC
PU9での演算結果等のデータを記憶するRAM11
と、入力インターフェース12及び出力インターフェー
ス13とを備え、これらはバス14を介してCPU9に
接続されている。
【0014】15は前記スプール2の回転及びその方向
を検出するセンサで、一対のリードスイッチ15a,1
5bと、これに対向してスプール2の内側周縁に固着し
た複数のマグネット15cとから構成されている。そし
て、リードスイッチ15a,15bがマグネット15c
によりいずれか先にON/OFFされることで得られる
スプールの正転、逆転判定信号は入力インターフェース
12を通してCPU9に取り込むことで内蔵のアップ/
ダウンカウンタ16をアップカウント又はダウンカウン
ト状態にセットするようになっている。
【0015】また、リードスイッチ15a,15bのO
N/OFFにより得られるスプール2の回転パルスを入
力インターフェース12を通してアップ/ダウンカウン
タ16に入力することにより、該カウンタをアップカウ
ント又はダウンカウントさせるようになっている。さら
に、入力インターフェース12には、糸巻径検出装置6
が送信手段23,受信手段27を介して接続されてい
る。
【0016】前記出力インターフェース13には、デコ
ーダ18を介して糸長表示用のデジタル表示器5が接続
れている。糸巻径検出装置6は、スプール2の糸巻径
の表面に超音波ビーム21を発射する送信用超音波セン
サ19aと、この送信用超音波センサ19aと別個に配
置され糸巻径の表面から反射された反射波25を受信す
る受信用超音波センサ19bとから構成されている。
【0017】送信用超音波センサ19aおよび受信用超
音波センサ19bは、例えば、図3に示す外形を有し、
防水構造となっており、図4に示すように、圧電セラミ
ックス191にリード線192,193を介して端子1
94,195を接続して構成されている。なお、図にお
いて符号196は音響整合層を、符号197は金属ケー
スを、符号198はベースを、符号199はシール材を
示している。
【0018】図1は、また、糸巻検出装置6の制御手段
の詳細をも示すもので、この制御手段は、スプール2の
糸巻径の表面に送信用超音波センサ19aから超音波ビ
ーム21を発射するための送信回路からなる送信手段2
3と、糸巻径の表面Pから反射された超音波ビーム21
の反射波25を受信用超音波センサ19bにより受信す
る受信回路からなる受信手段27とを備え、送信用超音
波センサ19aから発射された超音波ビーム21が受信
用超音波センサ19bに受信されるまでの時間差をマイ
クロ・プロセッサ8に内蔵されているタイマ29で測定
するように構成されている。
【0019】そして、この時間差ΔtとROM10にメ
モリされた糸巻面までの距離d=(音速331〔m/s
ec〕)×(1/2)×Δtなる式よりdが算出され
る。図5は、送信手段23及び受信手段27の一例を示
すもので、ドリガ端子20に測定を指示する信号がCP
U9から入ると、トランジスタ22がONして、パルス
・トランス24から高圧のパルス信号がCPU9の波数
だけ送信用超音波センサ19aに印加される。
【0020】超音波ビーム21は糸巻径の表面Pで反射
され、反射波25となり、受信用超音波センサ19bに
入り、受信波電圧を誘起する。受信波電圧は受信回路2
7aに入り、複数段の増巾回路を通り、検波トランス2
8をへて、デテクタ端子30より、マイクロプロセッサ
8の入力インターフェース12に出力される。
【0021】タイマ29はCPU9の測定を指示する信
号でスタートし、デテクタ端子30の信号で測定を終
る。この時間差ΔtはRAM11にメモリされ、距離d
の計算に使われる。図6は、時間差測定の一例を示す。
送信用超音波センサ19aに、例えば、スプール1/4
回転毎に一回づつ30μs の時間、送信の電圧波形35
を印加し、送信用超音波センサ19aから、スプール2
の糸巻径の表面に超音波ビーム21を発射する。
【0022】糸巻径の表面Pで反射した反射波25は受
信用超音波センサ19bに入り、電圧が誘起される。こ
の電圧は受信手段27で増巾されて、受信パルス25と
して出力される。送信パルスの立上りより受信パルスの
立上りまでの時間差150μs が時間差Δtとして、R
AM11にメモリされる。
【0023】すなわち、図1に示したように、送信用超
音波センサ19aおよび受信用超音波センサ19bから
糸巻径までの距離dは、音速をvとすると、 d=Δt×(v/2) で求められるため、時間Δtを測定することによりdを
求めることが可能になる。
【0024】図7はリールが、糸を、繰出し/巻取り操
作をした場合に、図5のデテクター端子30に現れるセ
ンサ出力電圧とセンサ面から糸巻径の表面までの距離と
の関係を実測してプロットしたものである。距離dとセ
ンサ出力電圧は一次式の関係になる。そして、このCP
U9により、糸巻径Dが求められ、後述するようにして
糸長が算出される。
【0025】なお、糸巻径Dは、図1に示すように、送
信用超音波センサ19aおよび受信用超音波センサ19
bとスプール2の回転軸37との間の距離をcとする
と、 D=(c−d)×2 で容易に求めることができる。次に、上記のように構成
された本実施例の糸長計測動作を図8に示す処理手順に
従って説明する。
【0026】図8のプログラムがスタートすると、ま
ず、ステップS10において、釣糸3の繰出しかを判定
する。ここで、釣糸3の繰出しであると判定された場合
は、釣糸3の繰出しに従ってスプール2が正転方向に回
転されるため、センサ15からは正転方向の信号が入力
インターフェース12を通してCPU9に取り込まれ、
これによりアップ/ダウンカウンタ16をアップ方向に
設定すると共に、スプール2の回転に伴ってセンサ15
から出力されるスプール1回転毎のパルス信号は、入力
インターフェース12を通してアップ/ダウンカウンタ
16に取り込まれ、順次アップカウントされる(ステッ
プS11)。
【0027】次のステップS12では、マイクロコンピ
ュータ8の演算周期毎にアップ/ダウンカウンタ16の
計数内容NをCPU9に取り込み、さらにCPU9で算
出された糸巻径Dデータを取り込み(ステップS1
2)、次のステップS13でL=π・D・Nの計算を実
行し、その演算結果を出力インターフェース13及びデ
コーダ18を通してデジタル表示器5に出力し、釣糸3
の繰出糸長Lをデジタル表示する(ステップS14)。
【0028】一方、ステップS10において、釣糸3の
巻取りであると判定された場合は、釣糸3の巻取りに伴
ってスプール2が逆転方向に回転されるため、センサ1
5からは逆転方向の信号が入力インターフェース12を
通してCPU9に取り込まれ、これによりアップ/ダウ
ンカウンタ16をダウン方向に設定すると同時に、スプ
ール2の逆回転に伴いセンサ15から出力されるパルス
信号はアップ/ダウンカウンタ16に取り込まれ、その
ダウンカウント動作により繰出時に計数した内容から減
算する(ステップS15)。
【0029】そして、次のステップS16では、マイク
ロコンピュータ8の演算周期毎にアップ/ダウンカウン
タ16の計数内容NaをCPU9に取り込み、La=π
・D・Naの計算を実行することにより巻取糸長、即ち
繰り出された糸長から巻取糸長を差し引いた糸長Laを
演算し、これをデジタル表示器5に出力して糸長Laを
デジタル表示する(ステップS17)。
【0030】しかして、以上のように構成された魚釣用
リールの糸長計測装置では、魚釣用リールの糸長計測装
置を、リール本体1と、このリール本体1に回転可能に
支持され釣糸3が巻回されたスプール2と、このスプー
ル2の回転を検出するセンサ15と、このセンサ15か
ら出力されるパルス信号をアップ及びダウンカウントす
るアップ/ダウンカウンタと、スプール2の糸巻径の表
面に超音波ビームを発射することにより糸巻径を測定す
る計測手段と、この計測手段からの糸巻径データと前記
アップ/ダウンカウンタの計数値とを基に糸長を演算す
る手段と、この演算手段で演算された糸長を表示する表
示器5とから構成し、さらに、計測手段を、送信用超音
波センサ19aからスプール2の糸巻径の表面に超音波
ビーム21を発射する送信手段23と、糸巻径の表面か
ら反射された反射波25を送信用超音波センサ19aと
別個に配置される受信用超音波センサ19bにより受信
する受信手段27と、送信用超音波センサ19aから発
射された超音波ビーム21が受信用超音波センサ19b
に受信されるまでの時間を測定する計時手段と、この計
時手段で測定された時間に基づいて糸巻径を算出する糸
巻径算出手段とから構成し、送信用超音波センサ19a
および受信用超音波センサ19bをリール本体1の側板
1a,1b間に設けた取付部に間隔を置いてスプール2
の中心方向に向けて配置したので、スプール2の糸巻径
表面と超音波センサ19a,19bとの間の距離が短い
時にも、距離の測定を高精度で行うことが可能になる。
【0031】すなわち、以上のように構成された魚釣用
リールの糸長計測装置では、送信用超音波センサ19a
と受信用超音波センサ19bとを別個に配置したので、
送信用超音波センサ19aに高圧のパルス信号を印加し
て超音波ビーム21を発射した時にも、この送信用超音
波センサ19aの残響が、受信用超音波センサ19bに
影響することがないため、スプール2の糸巻径表面と超
音波センサ19a,19bとの間の距離が短い時にも、
距離の測定を高精度で行うことが可能となり、リールの
小型化を図ることができるとともに、小型のリールにも
容易に適用することが可能になる。
【0032】図9は、本発明の他の実施例のリールを示
すもので、この実施例では、サムレスト6aの下部に、
糸巻径検出装置6bが配置されている。すなわち、サム
レスト6aの下部に、所定間隔を置いて、一対のセンサ
取付部61,62がサムレスト6aと一体に突出形成さ
れており、一方のセンサ取付部61には、送信用超音波
センサ19aが配置され、他方のセンサ取付部62に
は、受信用超音波センサ19bが配置されている。
【0033】このようなリールでは、送信用超音波セン
サ19aと受信用超音波センサ19bとを別々のセンサ
取付部61,62に配置したので、送信用超音波センサ
19aと受信用超音波センサ19bとが水滴によりブリ
ッジ状態になることを確実に防止でき、距離の測定精度
が低下することを確実に防止できる。すなわち、送信用
超音波センサ19aと受信用超音波センサ19bとが水
滴により連結されるブリッジ状態になると、超音波振動
が、水滴を伝わり、相互の超音波センサ19a,19b
に影響するため、距離を正確に測定することが困難にな
るが、この実施例では、送信用超音波センサ19aと受
信用超音波センサ19bとがブリッジ状態になることを
確実に防止することができる。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の魚釣用リー
ルの糸長計測装置では、計測手段を、送信用超音波セン
サからスプールの糸巻径の表面に超音波ビームを発射す
る送信手段と、糸巻径の表面から反射された反射波を送
信用超音波センサと別個に配置される受信用超音波セン
サにより受信する受信手段と、送信用超音波センサから
発射された超音波ビームが受信用超音波センサに受信さ
れるまでの時間を測定する計時手段と、この計時手段で
測定された時間に基づいて糸巻径を算出する糸巻径算出
手段とから構成し、送信用超音波センサおよび受信用超
音波センサをリール本体の側板間に設けた取付部に間隔
を置いてスプールの中心方向に向けて配置したので、ス
プールの糸巻径表面と超音波センサとの間の距離が短い
時にも、距離の測定を高精度で行うことができるので、
小型の魚釣用リールにも適用できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における糸長計測装置の全体
構成図である。
【図2】本実施例の糸長計測装置を備えた魚釣用リール
の斜視図である。
【図3】図1の超音波センサを示す斜視図である。
【図4】図3の縦断面図である。
【図5】本実施例における糸巻径検出装置の送受信回路
図である。
【図6】本実施例における超音波ビームの発信と受信と
の関係を示す説明図である。
【図7】距離と時間差との関係を示すグラフである。
【図8】本実施例における糸長計測表示の手順を示すフ
ローチャートである。
【図9】本発明の他の実施例のリールを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 リール本体 2 スプール 3 釣糸 5 デジタル表示器 15 回転検出センサ 16 アップ/ダウンカウンタ 19a 送信用超音波センサ 19b 受信用超音波センサ 21 超音波ビーム 23 送信手段 25 反射波 27 受信手段 29 計時手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−185332(JP,A) 実開 平3−4207(JP,U) 実開 昭58−134711(JP,U) 実開 昭60−174523(JP,U) 実開 昭64−23608(JP,U) 実開 平2−129808(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リール本体と、このリール本体に回転可
    能に支持され釣糸が巻回されたスプールと、このスプー
    ルの回転を検出するセンサと、このセンサから出力され
    るパルス信号をアップ及びダウンカウントするアップ/
    ダウンカウンタと、前記スプールの糸巻径の表面に超音
    波ビームを発射することにより糸巻径を測定する計測手
    段と、この計測手段からの糸巻径データと前記アップ/
    ダウンカウンタの計数値とを基に糸長を演算する手段
    と、この演算手段で演算された糸長を表示する表示器と
    を備えてなり、前記計測手段が、送信用超音波センサか
    ら前記スプールの糸巻径の表面に超音波ビームを発射す
    る送信手段と、糸巻径の表面から反射された反射波を前
    記送信用超音波センサと別個に配置される受信用超音波
    センサにより受信する受信手段と、前記送信用超音波セ
    ンサから発射された超音波ビームが受信用超音波センサ
    に受信されるまでの時間を測定する計時手段と、この計
    時手段で測定された時間に基づいて糸巻径を算出する糸
    巻径算出手段とを有し、前記送信用超音波センサおよび
    受信用超音波センサが前記リール本体の側板間に設けた
    取付部に間隔を置いて前記スプールの中心方向に向けて
    配置されていることを特徴とする魚釣用リールの糸長計
    測装置。
JP3038671A 1991-03-05 1991-03-05 魚釣用リールの糸長計測装置 Expired - Fee Related JP2702817B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3038671A JP2702817B2 (ja) 1991-03-05 1991-03-05 魚釣用リールの糸長計測装置
US07/847,905 US5395065A (en) 1991-03-05 1992-03-05 Fishline length measuring device for fishing reel

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3038671A JP2702817B2 (ja) 1991-03-05 1991-03-05 魚釣用リールの糸長計測装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08091275A Division JP3102678B2 (ja) 1996-04-12 1996-04-12 魚釣用リール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04276510A JPH04276510A (ja) 1992-10-01
JP2702817B2 true JP2702817B2 (ja) 1998-01-26

Family

ID=12531736

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3038671A Expired - Fee Related JP2702817B2 (ja) 1991-03-05 1991-03-05 魚釣用リールの糸長計測装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5395065A (ja)
JP (1) JP2702817B2 (ja)

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5427323A (en) * 1992-10-09 1995-06-27 Daiwa Seiko, Inc. Fishline length measurement device
JP3093084B2 (ja) * 1993-07-26 2000-10-03 ダイワ精工株式会社 魚釣用スピニングリール
JP2967910B2 (ja) * 1994-10-05 1999-10-25 ダイワ精工株式会社 糸張力計測装置を備えた魚釣用リール
CA2294256C (en) * 1996-07-12 2005-10-11 Steven Lance Steer Fishing indicator device
AU710129B2 (en) * 1996-07-12 1999-09-16 Sls Products Pty Ltd Fishing indicator device
US5803008A (en) * 1997-06-17 1998-09-08 Georgens Industries, Inc. System and method for monitoring and controlling anchor rode length
JP3481103B2 (ja) * 1997-11-26 2003-12-22 ダイワ精工株式会社 魚釣用リール
CA2271592A1 (en) 1998-05-13 1999-11-13 Johnson Worldwide Associates, Inc. Bait cast control fishing reel
US6032891A (en) * 1998-05-29 2000-03-07 Chang; Liang-Jen Length counting device for a fishing reel
US6479003B1 (en) 1998-11-18 2002-11-12 Northwestern University Processes of mixing, compatibilizing, and/or recylcing blends of polymer materials through solid state shear pulverization, and products by such processes
US6494390B1 (en) 2000-05-24 2002-12-17 Northwestern University Solid state shear pulverization of multicomponent polymeric waste
JP2002000141A (ja) * 2000-06-26 2002-01-08 Daiwa Seiko Inc 魚釣用リールの糸長計測装置
US6818173B1 (en) 2000-08-10 2004-11-16 Northwestern University Polymeric blends formed by solid state shear pulverization and having improved melt flow properties
JP2002095390A (ja) 2000-09-22 2002-04-02 Daiwa Seiko Inc 魚釣用リール
TWI289431B (en) * 2002-09-30 2007-11-11 Shimano Kk Fishing reel, fishing information display device, and fishing information display system
GB0308038D0 (en) * 2003-04-08 2003-05-14 Grainger John E Bow roller
US20060192044A1 (en) * 2005-02-17 2006-08-31 Lindgren Peter B Deep water fishing rod and electric reel
US20090277070A1 (en) * 2005-02-17 2009-11-12 Lindgren Peter B Deep water fishing rod and electric reel
US8439290B2 (en) * 2007-01-23 2013-05-14 Anders Trell Trust Method and device to control certain functioning of a multiplier/bait casting reel
FR3058586B1 (fr) * 2016-11-09 2018-11-09 Nexans Touret pour cable electrique
FR3058585B1 (fr) * 2016-11-09 2019-08-30 Nexans Touret pour cable electrique
JP7086819B2 (ja) * 2018-11-01 2022-06-20 株式会社シマノ キャスティング評価装置及びキャスティング評価プログラム
CN116801717A (zh) * 2020-12-22 2023-09-22 纯钓公司 防反抽投饵渔线轮

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58134711U (ja) * 1982-03-04 1983-09-10 三菱電機株式会社 捲回量検出装置
US4620371A (en) * 1983-01-25 1986-11-04 Ryobi Ltd. Water-depth measuring apparatus for a double bearing type fishing reel
JPS60244247A (ja) * 1984-05-21 1985-12-04 ダイワ精工株式会社 魚釣用リ−ル
US4697758A (en) * 1984-05-21 1987-10-06 Daiwa Seiko, Inc. Fishing reel with microcomputer
US4739860A (en) * 1984-05-29 1988-04-26 Nissan Motor Co., Ltd. Ultrasonic rangefinder
JPS60174523U (ja) * 1985-03-05 1985-11-19 株式会社クボタ コンバインの刈高さ検出装置
JPS63185332A (ja) * 1987-01-28 1988-07-30 ダイワ精工株式会社 魚釣用リ−ルの糸長測定装置
JPS6423608U (ja) * 1987-08-03 1989-02-08
JPH01307612A (ja) * 1988-06-04 1989-12-12 Daiwa Seiko Inc 魚釣用リールの糸長計測装置
US4918672A (en) * 1988-08-11 1990-04-17 Niles Parts Co., Ltd. Ultrasonic distance sensor
JPH02129808U (ja) * 1989-03-31 1990-10-25
US5236147A (en) * 1990-05-10 1993-08-17 Daiwa Seiko, Inc. Fishing reel with computer line length display
US5060205A (en) * 1990-05-29 1991-10-22 Deere & Company Ultrasonic distance measuring system
JPH0430866U (ja) * 1990-07-04 1992-03-12
JP3004207U (ja) * 1994-05-13 1994-11-08 国際化工株式会社 食器蓋

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04276510A (ja) 1992-10-01
US5395065A (en) 1995-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2702817B2 (ja) 魚釣用リールの糸長計測装置
JP2967910B2 (ja) 糸張力計測装置を備えた魚釣用リール
US5503341A (en) Fishline length measurement device
US5645237A (en) Spinning reel for fishing
JPH07104151B2 (ja) 魚釣用リールの糸長計測装置
JP3102678B2 (ja) 魚釣用リール
JP2002000141A (ja) 魚釣用リールの糸長計測装置
JP2940889B2 (ja) 魚釣用リールの糸長計測装置
JP2772356B2 (ja) 魚釣用リールの糸長測定装置
JP2940888B2 (ja) 魚釣用リールの糸長計測装置
JP2894414B2 (ja) 魚釣用リールの糸長計測装置
JP2806427B2 (ja) 魚釣用リール
JPH1142030A (ja) 魚釣用リール
JP2772901B2 (ja) 釣糸繰出し量測定装置
JP2930345B2 (ja) 釣り糸の繰出し量報知装置
JP2940887B2 (ja) 魚釣用リールの糸長計測装置
JP3473856B2 (ja) 釣り用リール
JP2796921B2 (ja) 釣糸制御装置
JPH0670666A (ja) 釣糸繰出し量測定装置
JPH0523082A (ja) 魚釣用リールの糸長計測装置
JPH10117647A (ja) 魚釣用リールにおける釣糸長さ測定方法
JPH0698663A (ja) 釣糸繰出し量測定装置
JP3481091B2 (ja) 魚釣用リール
JPH08275701A (ja) 魚釣用リールの糸長計測装置
JP3195928B2 (ja) 釣糸の繰出し量表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081003

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081003

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091003

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees