JP3093084B2 - 魚釣用スピニングリール - Google Patents

魚釣用スピニングリール

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JP3093084B2
JP3093084B2 JP05184031A JP18403193A JP3093084B2 JP 3093084 B2 JP3093084 B2 JP 3093084B2 JP 05184031 A JP05184031 A JP 05184031A JP 18403193 A JP18403193 A JP 18403193A JP 3093084 B2 JP3093084 B2 JP 3093084B2
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  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、魚釣用スピニングリー
ルに係り、詳しくはスプールから放出した釣糸の繰出し
糸長を計測する糸長計測装置を備えた魚釣用スピニング
リールに関する。
【0002】
【従来の技術】魚釣用スピニングリールから放出された
釣糸の放出糸長(飛距離)を計測する手段として、従
来、実開昭63−185515号公報又は実開平1−7
7905号公報に開示される糸長計測装置が知られてい
る。
【0003】実開昭63−185515号公報に開示さ
れた前者の糸長計測装置は、図及び図に示すように
スプール1の前端に回転軸3を矢印A方向へ回転可能に
取り付けると共に、ドラグナット5に光センサ7を装着
し、釣糸の放出時に当該回転軸3に釣糸を引っ掛け、釣
糸の放出に伴う回転軸3の回転を光センサ7で検知して
釣糸の放出糸長を計測するものである。
【0004】そして、後者の糸長計測装置は、図10
び図11に示すようにロータ9に入力輪11を持ったカ
ウンタ13を取り付けると共に、リール本体15の前部
に、入力輪11と接触しロータ9の回転時に当該入力輪
11を自転及び公転させる環状伝動面16を設け、釣糸
の巻取り時に回転するロータ9の回転数をカウンタ13
で検知して釣糸の繰出し糸長を計測するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然し、前者の糸長計測
装置にあっては、放出時の釣糸で回転軸3を回転させる
構造であるため、釣糸にかかる抵抗が大きく飛距離を確
保することができなかった。然も、急激な釣糸の放出に
より、釣糸が切断されてしまう虞もあった。
【0006】又、一般に、この種のスピニングリールは
釣糸の放出時にロータは回転しないため、ロータ9の回
転数をカウンタ13で検知して糸長を計測する後者の糸
長計測装置では、釣糸の放出時に飛距離を計測すること
ができなかった。
【0007】更に又、巻取り時に糸長を計測するとして
も、釣糸の種類によって糸径も異なり、単にロータ9の
回転数の検知だけでは正確な糸長計測を行うことができ
ない欠点もあった。
【0008】本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもの
で、釣糸の放出が円滑に行え、且つ釣糸の放出糸長を正
確に計測することのできる糸長計測装置を備えた魚釣用
スピニングリールを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、リール本体に回転可能に支
持され、ハンドルの巻取り操作に応じて回転するロータ
と、当該ロータに装着され、ロータの回転に伴い釣糸を
スプールに巻回する釣糸案内装置とを備え、リール本体
に設けた取付脚を介して釣竿に装着される魚釣用スピニ
ングリールに於て、上記取付脚に、釣糸放出時にスプー
ルから螺旋状に放出される釣糸に超音波を発射し、当該
釣糸から反射された反射波を受信できるように超音波セ
ンサをスプールの先端に向けて所定の角度で配置すると
共に、リール本体に、超音波センサからの信号に基づき
スプールから放出される釣糸の放出回数を計数して、こ
の計測値から釣糸の放出糸長を計測表示する制御機構の
制御機構収納体を設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】 請求項1に係る魚釣用スピニングリールによれ
ば、スプールから放出される釣糸に対し超音波センサか
ら超音波が発射されて、その反射波が超音波センサに受
信される。
【0011】 そして、制御機構は、超音波センサからの
信号に基づきスプールから放出される釣糸の放出回数を
計数して、この計測値から釣糸の放出糸長を計測表示す
ることとなる。
【0012】
【実施例】 以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。 図1及び図2は本発明の第一実施例に係る魚
釣用スピニングリールを示し、図中、17はリール本体
で、当該リール本体17は釣竿19のシート部21に取
付脚23を介して取り付けられている。そして、従来と
同様、リール本体17の前端にロータ25が回転可能に
軸着され、当該ロータ25に釣糸案内装置27が装着さ
れている。
【0013】 周知のように釣糸案内装置27は、ロータ
25に一体成形されたベール支持腕29と、当該ベール
支持腕29に支軸を介して回転可能に取り付けられたベ
ール 支持部材31、そして、当該ベール支持部材31に
ラインローラ33を介して固定されたベール35で構成
されている。
【0014】 そして、図1に示すように釣糸案内装置2
7を釣糸放出位置に切り換えて、釣竿19を振り下ろし
乍ら仕掛け(図示せず)をポイントに向けて投入する
と、ポイントへの仕掛けの飛行に伴い、スプール37に
巻回されている釣糸39が、図1及び図2に示すように
スプール37から螺旋状に順次放出されるようになって
いる。
【0015】 スプール37は、リール本体17にトラバ
ース運動可能に取り付けたスプール軸(図示せず)に回
転可能に支持されて、リール本体17の前端にロータ2
5と同心に配置されている。そして、スプール37とス
プール軸間は、スプール37の前端部に設けたドラグ装
置41によって摩擦結合されており、この摩擦結合力
(ドラグ力)はドラグ装置41によって任意に調節でき
るようにしてある。
【0016】 43はリール本体17に回転可能に取り付
けた釣糸巻取用のハンドルで、ハンドル43の回転軸
(図示せず)とロータ25間はリール本体17内に設け
た周知のギヤ機構(図示せず)を介して連繋され、更に
スプール軸とハンドル43の回転軸間は周知のトラバー
ス機構(図示せず)を介して連繋されている。
【0017】 而して、本実施例に係る魚釣用スピニング
リールは、上述した従来の構造に加え、スプール37か
ら放出された釣糸39の放出糸長を計測する糸長計測装
置が装着されている。
【0018】 即ち、図中、45は取付脚23に取り付け
られた超音波センサで、当該超音波センサ45は、釣糸
39の放出時にスプール37から螺旋状に繰り出される
釣糸39に超音波ビームを発射する送信手段として機能
すると共に、釣糸39で反射した反射波を受信する受信
手段として機能するもので、当該超音波センサ45は、
反射波が確実に受信できるように、スプール37の先端
に向けて所定の角度で 配置されている。尚、図示しない
が、超音波センサ45の外周には、発泡ウレタン製の共
振部材や外来ノイズを防ぐフレキシブル基板からなるシ
ールド材が巻回されている。
【0019】 そして、上記超音波センサ45の受信信号
が、リール本体17の後方に配置した制御機構収納体4
6内の制御機構に入力されるようになっている。 図3は
制御機構のブロック図を示し、図中、47は糸長演算,
糸長表示及びデータの書込み制御等を行うマイクロコン
ピュータで、当該マイクロコンピュータ47は、プログ
ラムメモリ,データメモリ及び入出力装置を制御管理し
て、与えられたジョブを処理すべく必要な演算,判定,
転送処理を実行するCPU49と、CPU49での演算
処理プログラム等を格納したROM51と、入力データ
やCPU49での演算結果等を記憶するRAM53と、
入力インターフェース55及び出力インターフェース5
7とを備え、これらはバス59を介してCPU49と接
続されている。
【0020】 そして、入力インターフェース55には、
受信回路61を介して超音波センサ45が接続されてお
り、超音波センサ45から発射された超音波ビームがス
プール37から放出される釣糸39で反射してその反射
波が超音波センサ45で受信されると、その受信信号が
入力インターフェース55を介してCPU49に取り込
まれ、内蔵のカウンタ62が受信信号をカウント動作す
るようになっている。
【0021】 更に、入力インターフェース55には、マ
イクロコンピュータ47を糸径のインプットモード及び
糸長計測モードに切り換えるモード切換えスイッチ63
や糸径をインプットするセットスイッチ65,糸長計測
モード時の糸長表示を零にリセットするリセットスイッ
チ67、そして、マイクロコンピュータ47の内部回路
以外をON/OFF制御するON・OFFモードスイッ
チ69が接続され、これら各スイッチ63,65,6
7,69は、図2に示すように制御機構収納体46の操
作パネル71上に配置されている。
【0022】 又、出力インターフェース57には糸長を
デジタル表示する表示器73が接続されると共に、送信
回路75を介して超音波センサ45が接続されており、
計測を指示する信号がCPU49から送信回路75に入
ると、超音波センサ45から超音波ビームが釣糸39に
向けて発射されるようになっている。
【0023】 その他、図3中、77は電源、79は電源
スイッチである。 そして、図4はモード切換えスイッチ
63の操作によるモード切り換えの手順を示すものであ
り、図5は糸径インプットの手順を、更に、図6は糸長
計測の手順を示すもので、これらの各手順に対応する夫
々のプログラムはマイクロコンピュータ47のROM5
1に記憶されている。
【0024】 本実施例に係る魚釣用スピニングリールは
このように構成されており、次に、その動作について説
明する。 先ず、電源スイッチ79のON操作でマイクロ
コンピュータ47が起動する。そして、この状態でモー
ド切換えスイッチ63を間欠的に順次プッシュ操作する
と、マイクロコンピュータ47は図4のステップS1で
示す糸径インプットモード、ステップS2で示す糸長計
測モードへと順次切り換えられる。
【0025】 このステップS1,S2は、モード切換え
スイッチ63の操作によりサイクリックに行われるもの
であり、これを通常モードという。この通常モードは、
ON・OFFモードスイッチ69を1回押すとOFFモ
ード、即ち、全ての入力を受け付けない状態とし、再び
ON・OFFモードスイッチ69を押すと、OFFモー
ドになる以前の通常モード中の1つに戻されるようにな
っている。
【0026】 而して、マイクロコンピュータ47が糸径
インプットモードに設定されると、これと同時に糸径の
指定が可能な状態にイネブールされ、セットスイッチ6
5の繰り返しON操作による図5の糸径インプット処理
ルーチンを実行可能とする。
【0027】 図5に示す糸径のインプット処理ルーチン
に於て、セットスイッチ65を繰り 返しON操作する
と、その操作毎にステップS10〜S12,ステップS
13〜S15及びステップS16〜S18がサイクリッ
クに実行され、例えば3種類の糸径0.28mm,0.3
0mm,0.35mmの表示及びこれに対応する糸長演算式
が設定されることとなる。
【0028】 先ず、セットスイッチ65の1回目のON
操作がなされると、ステップS10に於て、表示器73
及び設定されている糸長演算式がリセットされ、次いで
ステップS11で示す糸径0.28mmの表示処理が実行
される。
【0029】 即ち、糸径0.28mmのデータがROM5
1から読み出されると共に、当該データは出力インター
フェース57を介して表示器73に出力され、数値「.
28」を表示させる。そして、ステップS12に移行
し、糸径0.28mmの放出糸長計測に適した計算式y=
1 3 +b 1 2 +c 1 x(但し、y:放出糸長,
x:釣糸の放出回数)を設定し、同時に1次〜3次の項
の定数a 1 ,b 1 ,c 1 を設定する。この定数a 1 ,b
1 ,c 1 は糸径0.28mmの糸長計測に適合するもの
で、これら定数及び3次式はROM51に記憶されてい
る。そして、セットスイッチ65のON操作を1回で終
了させれば、0.28mmの糸径及びその糸長演算式が選
定されることになる。
【0030】 又、セットスイッチ65を更に1回押せば
ステップS13に進み、上記1回目のセットスイッチ6
5の操作時に設定された表示器73での「.28」なる
表示がリセットされると共に、これに対応する糸長演算
式もリセットされる。
【0031】 そして、次のステップS14に進み、糸径
0.30mmの表示処理が実行される。つまり、糸径0.
30mmのデータをROM51から読み出し、これを出力
インターフェース57を介して表示器73に出力するこ
とにより、表示器73に数値「.30」を表示させる。
次に、ステップS15に移行して、糸径0.30mmの放
出糸長計測に適した計算式y=a 2 3 +b 2 2 +c
2 xを設定し、同時に1次〜3次の項の定数a 2
2 ,c 2 を設定する。
【0032】 更に又、セットスイッチ65を押せば、ス
テップS16に進んで、同様に2回目で設定した表示及
び糸長演算式がリセット処理され、そして、次のステッ
プS17に移行して糸径0.35mmの表示を実行させ
る。この糸径表示処理が終了すると、ステップS18に
進み、糸径0.35mmの放出糸長計測に適した計算式y
=a 3 3 +b 3 2 +c 3 xを設定し、同時に1次〜
3次の項の定数a 3 ,b 3 ,c 3 を設定する。
【0033】 従って、スプール37に巻回されている釣
糸39の糸径が表示器73に表示されたとき、セットス
イッチ65のON操作を停止すれば、表示器73に表示
された糸径の糸長演算式がセットされ、この糸長演算式
に基づいて釣糸39の放出糸長が演算されることとな
る。
【0034】 次に、釣糸39の放出糸長の計測動作を図
6に示すフローチャートに従って説明する。 実際の魚釣
に際しては、モード切換えスイッチ63を操作してマイ
クロコンピュータ47を糸長計測モードにセットする。
これにより、表示器73に例えば「DIST.」の文字
が点灯され、糸長計測モードであることを表示する。
【0035】 斯かる状態に於て、釣竿19を振り下ろし
て竿先の釣糸39に連結した仕掛けをポイントに向け投
入すると、ポイントへの仕掛けの飛行に伴い、スプール
37に巻かれている釣糸39が図2の如く螺旋状に順次
放出されることとなる。
【0036】 これにより計測処理プログラムがスターす
る。そして、超音波センサ45から発射された超音波ビ
ームが、スプール37から放出される釣糸39で反射し
てその反射波が超音波センサ45で受信されると、その
受信信号が入力インターフェース55からCPU49に
取り込まれて、内蔵のカウンタ62が受信信号をカウン
ト動作する(ステップS20)。
【0037】 そして、次のステップS21に移行して、
カウンタ62の計数内容を取り込み、この取り込んだ計
数値を基にy=a 1 3 +b 1 2 +c 1 xにより放出
糸長の演算を実行する。尚、このときの使用釣糸の糸径
は0.28mmであるとする。そして、ステップS22に
進んで、算出された糸長が表示器73にデジタル表示さ
れることとなる。ステップS22の処理が終了すると、
再びステップS20に戻り、ステップS21以降の処理
を実行して、その都度表示器73の表示内容を放出糸長
に応じて変化させていく。このとき、表示器73の表示
数値は1m単位で変化する。そして、仕掛けが着水し釣
糸39の繰出しが停止すれば、表示器73には繰出し停
止時点の糸長が表示されることになり、この表示値が例
えば「50」であれば、釣糸39がスプール37から5
0m放出されたことを表し、同時に仕掛けの投入ポイン
トが岸からほぼ50mにあることを表す。
【0038】 そして、魚が仕掛けに食い付いたら、従来
と同様、釣糸案内装置27のベール支持部材31を釣糸
放出位置から釣糸巻取位置に移動させてハンドル43を
巻取り操作すれば、ロータ25の回転で釣糸39が釣糸
案内装置27によってスプール39に巻き取られること
となる。
【0039】 このように、本実施例は、糸径に適合した
糸長演算式を釣糸径毎に選定し、この演算式に基づいて
放出糸長を計測演算できるようにしたので、図8乃至図
11に示す従来例に比し、釣糸39の種類によって糸径
が異なっても糸長計測が正確に行え、釣糸39の放出糸
長の計測精度が向上できることとなった。
【0040】 然も、本実施例によれば、釣糸39の放出
時に釣糸39にかかる抵抗がないので、釣糸39の放出
が円滑に行える利点も有する。 又、本実施例は、リール
本体17の取付脚23に超音波センサ45を装着すると
共に、当該超音波センサ45からの信号に基づいて釣糸
39の放出糸長を計測表示する制御機構の制御機構収納
体46をリール本体17に配置したので、放出糸長の計
測値が確認し易く、又、超音波センサ45と制御機構収
納体46との接続が容易となるため、構成が簡素化され
て信頼性が向上する利点を有する。 更に又、本実施例に
よれば、スプール37から螺旋状に放出される釣糸39
に対する超音波の反射波の検出による糸長計測方式の採
用により、取付位置や取付スペース等の制約を受けるこ
となくリール本体17への超音波センサ45や制御機構
収納体46の配置が可能となり、糸長計測を含めたリー
ル全体の大型化が防止でき、良好な魚釣操作性が得られ
る効果を奏する。 尚、上記第一実施例では、釣糸39の
放出回数に基づく放出糸長を3次式の糸長演算式で求め
たが、2次式で求めるようにしてもよく、この場合に
は、マイクロコンピュータ47に対する演算負荷が軽減
できることとなる。
【0041】 又、糸径のインプットデータは3種類のも
のに限定されるものではない。 更に、上記実施例では、
一つの超音波センサ45を、釣糸39に超音波ビームを
発射する送信手段とその反射波を受信する受信手段とし
て機能させたが、図7に示すように、釣糸39に超音波
ビームを発射する送信手段としての超音波センサ81
と、その反射波を受信する受信手段としての超音波セン
サ83を夫々分けて、これらを取付脚23に取り付けて
もよい。
【0042】 而して、この第二実施例によっても、上記
第一実施例と同様、所期の目的を達成することが可能で
ある。
【0043】 尚、本出願人は先に、特願平3−2621
55号(特開平5−103567号)に於て、スプール
の回転を検出するセンサと、センサからのパルス信号を
カウントするアップ・ダウンカウンタと、スプールへの
釣糸の最大巻径より巻糸径が小さく設定された規定巻径
レベルまで釣糸が巻回された時のスプールの回転数及び
巻糸全長に対応するスプールの総回転数を上記カウンタ
で計測し、これらの計数値を取り込み記憶手段と、規定
巻径レベルまでのスプールの回転数とスプールの総回転
数とで決定される糸長計算式と釣糸の繰出し,巻取り時
に回転するスプールの実回転数とを基に糸長を演算する
手段と、この演算手段で演算された糸長を表示する表示
器とを備えた魚釣用リールの糸長計測装置を開示した
が、当該糸長計測装置に於けるスプールの回転を検出す
るセンサを、請求項1の超音波セン サに代えることによ
って、先願の上記糸長計測装置を用いることも可能であ
る。
【0044】
【発明の効果】 以上述べたように、請求項1に係る発明
によれば、従来に比し、釣糸の放出が円滑に行えると共
に、釣糸の種類によって糸径が異なっても糸長計測が正
確に行え、釣糸の糸長計測精度が向上することとなっ
た。 又、本発明は、リール本体の取付脚に超音波センサ
を装着すると共に、当該超音波センサからの信号に基づ
き釣糸の放出糸長を計測表示する制御機構の制御機構収
納体をリール本体に配置したので、放出糸長の計測値が
確認し易く、又、超音波センサと制御機構収納体との接
続が容易となるため、構成が簡素化されて信頼性が向上
する利点を有する。 更に又、本発明によれば、スプール
から螺旋状に放出される釣糸に対する超音波の反射波の
検出による糸長計測方式の採用により、取付位置や取付
スペース等の制約を受けることなくリール本体への超音
波センサや制御機構収納体の配置が可能となり、糸長計
測を含めたリール全体の大型化が防止でき、良好な魚釣
操作性が得られる等の効果を有することとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係る魚釣用スピニングリ
ールの一部切欠き側面図である。
【図2】図1に示す魚釣用スピニングリールの一部切欠
き平面図である。
【図3】図1に示す魚釣用スピニングリールの制御機構
のブロック図である。
【図4】モード切換え手順を示すフローチャートであ
る。
【図5】糸径インプットの手順を示すフローチャートで
ある。
【図6】放出糸長の計測手順を示すフローチャートであ
る。
【図7】本発明の第二実施例に係る魚釣用スピニングリ
ールの一部切欠き平面図である。
【図8】 従来の魚釣用スピニングリールの側面図であ
る。
【図9】 ドラグナットの正面図である。
【図10】 従来の魚釣用スピニングリールの側面図であ
る。
【図11】 図10に示す魚釣用スピニングリールの要部
断面図である。
【符号の説明】
17 リール本体 23 取付脚 25 ロータ 27 釣糸案内装置 37 スプール 45,81,83 超音波センサ46 制御機構収納体 47 マイクロコンピュータ71 操作パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−23084(JP,A) 特開 平3−105254(JP,A) 特開 平4−54800(JP,A) 実開 平3−63810(JP,U) 実開 昭61−163987(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01K 89/00 - 89/01 G01B 17/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リール本体に回転可能に支持され、ハン
    ドルの巻取り操作に応じて回転するロータと、 当該ロータに装着され、ロータの回転に伴い釣糸をスプ
    ールに巻回する釣糸案内装置とを備え、 リール本体に設けた取付脚を介して釣竿に装着され る魚
    釣用スピニングリールに於て、 上記取付脚に、釣糸放出時にスプールから螺旋状に放出
    される釣糸に超音波を発射し、当該釣糸から反射された
    反射波を受信できるように超音波センサをスプールの先
    端に向けて所定の角度で配置すると共に、 リール本体に、超音波センサからの信号に基づきスプー
    ルから放出される釣糸の放出回数を計数して、この計測
    値から釣糸の放出糸長を計測表示する制御機構の制御機
    構収納体を設け たことを特徴とする魚釣用スピニングリ
    ール。
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