JP2700957B2 - カラー撮像装置 - Google Patents

カラー撮像装置

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JP2700957B2
JP2700957B2 JP3011006A JP1100691A JP2700957B2 JP 2700957 B2 JP2700957 B2 JP 2700957B2 JP 3011006 A JP3011006 A JP 3011006A JP 1100691 A JP1100691 A JP 1100691A JP 2700957 B2 JP2700957 B2 JP 2700957B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー撮像装置に関
し、特に、改良された固定ホワイトバランスモードを有
するカラー撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラービデオカメラ等のカラー撮像装置
は、被写体を人間の目で見た色と同じ色で画像上に映出
すためのホワイトバランス機能を有する。
【0003】人間の目は、見ようとする対象物の照明光
の色温度がある範囲内にある場合にはその変化にかかわ
らず、白い対象物を白く認識する。しかし、カラー撮像
装置によって捉られる被写体の色は、照明光の色温度が
高いほど青味がかり照明光の色温度が低いほど赤味がか
る。つまり、カラー撮像装置が認識する色と人間の目が
認識する色とは照明光の色温度によって異なる。
【0004】そこで、カラー撮像装置には、被写体を撮
像して得られた色情報に、被写体の照明光の色温度に応
じた補正を加えるホワイトバランス機能が備えられる。
カラー撮像装置には、被写体を撮像して得られた色情報
に加えられる補正が被写体の照明光の色温度の変化に応
じて自動的に変化する、いわゆるオートホワイトバラン
スモードと、被写体を撮像して得られた色情報に加えら
れる補正が被写体の照明光の色温度の変化にかかわらず
一定に固定される、いわゆる固定ホワイトバランスモー
ドとの両方を備えるものがある。
【0005】図4は、オートホワイトバランスモードお
よび固定ホワイトバランスモードを有するカラービデオ
カメラの概略ブロック図である。
【0006】図4を参照して、被写体からの反射光は、
図示されないレンズ系を通ってCCD(電荷結合素子)
等の撮像素子1の受光面上に被写体の光学像を結ぶ。撮
像素子1は、受光面上に結ばれた光学像を電気信号に変
換して映像信号成分抽出回路2に与える。
【0007】映像信号成分抽出回路2は、CDS(相関
二重サンプリング)回路およびAGC(自動利得制御)
回路を含む。CDS回路は、撮像素子1からの電気信号
を相関二重サンプリングすることによって、前記電気信
号から低域ノイズの除去された映像信号を得る。AGC
回路は、映出される画像の平均的な明るさが常に一定と
なるように、CDS回路が得た映像信号の平均レベルを
所定の一定レベルに制御する。AGC回路によって平均
レベルを制御された映像信号が映像信号成分抽出回路2
の出力S1,S2として映像信号処理部3に与えられ
る。
【0008】映像信号処理部3は、映像信号成分抽出回
路2の出力S1およびS2に基づいて、被写体の色およ
び明るさに応じた色差信号R−YおよびB−Yを作成す
る。作成された色差信号R−YおよびB−Yはエンコー
ダ回路4に入力される。エンコーダ回路4は、色差信号
R−Yと色差信号B−Yとを変調して、被写体の明るさ
を表わす輝度信号Yと、被写体の色を表わすクロマ信号
Cとを作成する。この輝度信号Yとクロマ信号Cとが、
このカラービデオカメラの出力となる。
【0009】このカラービデオカメラにおいて、映像信
号処理部3,マイクロコンピュータ(以下、マイコンと
略す)5b,D/Aコンバータ6,およびホワイトバラ
ンスモード選択スイッチ7がホワイトバランス機能を果
たす。
【0010】映像信号処理部3は、マトリクス回路31
および36と、可変利得増幅器32および33と、クラ
ンプ回路34と、ガンマ補正回路35とを含む。マトリ
クス回路31は、映像信号成分抽出回路2の出力信号S
1およびS2に所定の演算を施して、3つの原色信号
R,G,Bを作成する。原色信号RおよびBはそれぞ
れ、可変利得増幅器32および33に与えられる。可変
利得増幅器32は、D/Aコンバータ6から与えられる
利得制御信号RCTLに応じて原色信号Rの利得を制御
する。同様に、可変利得増幅器33は、D/Aコンバー
タ6からの利得制御信号BCTLに応じて原色信号Bの
利得を制御する。可変利得増幅器32および33によっ
てそれぞれ利得制御された原色信号RおよびBはクラン
プ回路34に与えられる。もう1つの原色信号Gは直接
クランプ回路34に与えられる。クランプ回路34は、
与えられた原色信号R,G,およびBをそれぞれ、ある
レベルを基準にクランプする。クランプ回路34によっ
てクランプされた原色信号R,G,およびBは各々ガン
マ補正回路35およびマイコン5bに与えられる。ガン
マ補正回路35は、クランプ回路34からの原色信号
R,G,およびBにそれぞれガンマ処理を施す。ガンマ
処理によって、原色信号R,G,およびBの各々の、電
圧と輝度との関係すなわち直線性が、輝度信号Yおよび
クロマ信号Cによって映出される画像に被写体の各部分
の輝度が正確に再現されるようなものに補正される。ガ
ンマ補正回路35によって補正された原色信号R,G,
およびBはマトリクス回路36に与えられる。マトリク
ス回路36は、この原色信号R,G,およびBに所定の
演算を施して、色差信号R−YおよびB−Yを作成す
る。
【0011】一方、マイコン5bは、クランプ回路34
からの原色信号R,G,およびBに基づいて前述の利得
制御信号RCTLおよびBCTLのそれぞれの電圧の大
きさを決定する。
【0012】さて、白い被写体を撮影したときに、輝度
信号Yおよびクロマ信号Cによって映出される色が白と
なるのは、色差信号R−YおよびB−Yの各レベルがゼ
ロである場合である。そこで、色差信号R−YおよびB
−Yの各々の平均レベルを常に白に対応する値「ゼロ」
となるように制御すれば、照明光の色温度にかかわらず
被写体を実際の色とほぼ同じ色で出すことができる。色
差信号R−YおよびB−Yの各々の平均レベルがゼロで
あるときには、クランプ回路34から出力される原色信
号R電圧,原色信号G電圧,および原色信号B電圧間に
ある一定の関係が成立つ。このため、オートホワイトバ
ランスモードにおいては前記一定の関係にある原色信号
R,G,およびBがクランプ回路34から常時出力され
るように、マイコン5bが常に、マトリクス回路31が
出力する原色信号RおよびBのそれぞれの利得を制御す
るように動作する。
【0013】以下の説明において、エンコーダ回路4に
入力される色差信号R−YおよびB−Yの各々の平均レ
ベルをほぼゼロに制御することをホワイトバランスをと
ると言い、色差信号R−YおよびB−Yの各々の平均レ
ベルがほぼゼロである状態をホワイトバランスがとれた
状態と呼ぶ。
【0014】マイコン5bは、A/D変換器50と、R
OM(リードオンリメモリ)51と、RAM(ランダム
アクセスメモリ)52と、CPU(中央演算処理装置)
53とを含む。A/D変換器50は、クランプ回路34
からの原色信号R電圧,原色信号G電圧,および原色信
号B電圧をそれぞれディジタルデータに変換する。CP
U53は、これらのディジタルデータに応答して、予め
プログラムされた処理を実行して、クランプ回路34か
ら前記一定の関係の成立つ原色信号R,G,およびBが
出力されているか否かを判別する。
【0015】具体的に説明すると、ROM51には、ク
ランプ回路34から出力される原色信号R,G,および
B間に前記一定の関係が成立っている場合にクランプ回
路34から出力される原色信号R,G,およびB間の電
圧関係が3つのパラメータR/G,B/G,R/Bを用
いたデータとして予め記憶されている。CPU53は、
A/Dコンバータの出力データに基づいて原色信号R電
圧,原色信号G電圧,および原色信号B電圧間の関係が
ROM51に記憶されているものと一致するか否かを判
別する。
【0016】そしてこの判別結果が“NO”であれば、
CPU53はさらに予めプログラムされた処理を実行し
て、クランプ回路34から出力される原色信号R,G,
およびB間の電圧関係が前記一定の関係に近付く方向
に、マトリクス回路31から出力される原色信号Rおよ
びBのそれぞれの利得を変化させることができる、利得
制御信号RCTL電圧および利得制御信号BCTL電圧
を算出する。算出された利得制御信号RCTL電圧およ
びBCTL電圧はディジタルデータDATAとしてD/
Aコンバータ6に与えられる。D/Aコンバータ6は、
マイコン5bからのDATAをアナログ信号に変換す
る。このアナログ信号が利得制御信号RCTLおよびB
CTLである。したがって、可変利得増幅器32および
33はそれぞれ、マトリクス回路31が出力する原色信
号RおよびBをそれまでと異なる利得に制御するので、
マイコン5bに入力される原色信号R,およびBの電圧
も変化する。一方、CPU53は上記のような判別およ
び算出を繰返し実行する。したがって、変化した原色信
号R,およびB間の関係が、クランプ回路34から出力
される原色信号R,G,およびB間に前記一定の関係を
成立たせる関係(以下、基準関係とよぶ)でなければ、
ディジタルデータDATAは、クランプ回路34から出
力される原色信号R,G,およびB間の関係が前記一定
の関係により近付けるように、再度更新される。マイコ
ン5bのこのような動作が繰返されることによって、ク
ランプ回路34から出力される原色信号R,G,および
B間に前記一定の関係が成立つように、マトリクス回路
31が出力する原色信号RおよびBの利得がそれぞれ可
変利得増幅器32および33によって制御されるように
なる。
【0017】一方、マイコン5bに入力される原色信号
R,G,およびB間に前記基準関係が成立っている場合
には、CPU53の前記判別結果が“YES”となる。
この場合にはCPU53はディジタルデータDATAを
変化させないための処理を実行する。したがって、可変
利得増幅器32および33にそれぞれ与えられる利得制
御信号RCTLおよびBCTLが、クランプ回路34か
ら出力される原色信号R,G,およびB間に前記一定の
関係を成立たせるようなものに自動的に固定される。そ
して、被写体の照明光の色温度が変化すると、マトリク
ス回路31から出力される原色信号R,G,およびB間
の電圧関係が変化してホワイトバランスがとれなくなる
ので、マイコン5bがクランプ回路34から出力される
原色信号R,G,およびB間の関係を前記一定の関係に
補正すべく、再度前述のように動作してディジタルデー
タDATAを変化させる。
【0018】このように、オートホワイトバランスモー
ドにおいては、利得制御信号RCTLおよびBCTLの
電圧が、被写体の照明光の色温度の変化に追従して変化
する。これによって、輝度信号Yおよびクロマ信号Cに
よって映出される画像が常にホワイトバランスのとれた
ものとなる。しかしながら、マトリクス回路31から出
力される原色信号R,G,およびB間の電圧関係は被写
体の照明光の色温度の変化だけでなく、被写体の色その
ものにも影響される。このため、被写体の色によって
は、マトリクス回路31から出力される原色信号R,
G,およびB間の電圧関係が、被写体の照明光の色温度
が変化していないにもかかわらず変化する場合がある。
このような場合にもマイコン5bはホワイトバランスを
とるための前述のような動作を実行する。このため、照
明光の色温度が一定であるにもかかわらず、映出される
画像の色が不安定に変動するという現象が生じる。照明
光の色温度が変化しない状況下での撮影時に、利得制御
信号RCTLおよびBCTLのそれぞれの電圧が原色信
号R,G,およびB間の電圧関係の変化にかかわらず一
定であれば、このような現象は回避される。そこで、こ
のような現象を回避し安定した画像を映出すために、固
定ホワイトバランスモードが設けられる。
【0019】固定ホワイトバランスモードにおいてマイ
コン5bは、選択スイッチ7へのキー入力に応じた一定
のディジタルデータDATAを出力する。選択スイッチ
7は、オートホワイトバランスモードと固定ホワイトバ
ランスモードとを切換えるためおよび、被写体の照明光
の種類を設定するためのキー入力スイッチである。一般
に、キー入力スイッチ7を用いて選択できる照明光の種
類は、高々、白色蛍光灯,三波長型昼白色蛍光灯,三波
長型昼光色蛍光灯のそれぞれの出力光および、太陽光
の、色温度の異なる4種類の光である。マイコン5b内
のROM51には、これら4種類の光の各々を被写体の
照明光として用いた場合にホワイトバランスかとれる利
得制御信号RCTLおよびBCTLのそれぞれの電圧値
が予め記憶されている。ROM51には、たとえば、製
造後のデータ書込みおよびデータ消去が可能なEEPR
OM(電気的消去およびプログラム可能ROM)が用い
られる。
【0020】具体的には、このビデオカメラをオートホ
ワイトバランスモードに設定して、被写体を前記4種類
の光の各々で照らして撮影する。すなわち、まず、白色
の被写体をある基準光(たとえばハロゲンランプの出力
光)で照らして撮影し、映出される画像が白色となるよ
うにマイコン5bの出力データDATA(利得制御信号
RCTLおよびBCTLのそれぞれの電圧)が調整され
る。そして、この調整後のディジタルデータDATAお
よび、この調整後にマイコン5に入力される原色信号
R,G,およびB間の関係が基準関係としてマイコン5
内の前記EEPROM等に記憶される。次に、被写体の
照明光が前記4種類の光のうちのいずれかに変えられ
る。これによって、クランプ回路34から出力される原
色信号R,G,およびB間の関係が先ほどEEPROM
に記憶された関係からずれる。そこで、映出される画像
が白色となるように、マイコン5bの出力データが再度
調整される。これによって、ディジタルデータDATA
が、現在の照明光下でホワイトバランスをとることがで
きるものに更新される。更新されたディジタルデータD
ATAは前記EEPROMに記憶される。以後、同様に
して、被写体の照明光が残り3種類の光に順次切換えら
れて、これら3種類の光の各々の照明下でホワイトバラ
ンスをとることができる利得制御信号RCTLおよびB
CTLのそれぞれの電圧値がディジタルデータDATA
として前記EEPROMに記憶される。
【0021】図5は、前記調整工程においてEEPRO
Mに記憶されるデータDATAを示す図である。図5を
参照して、前記EEPROMには、すなわち、基準光,
白色蛍光灯,三波長型昼白色蛍光灯,三波長型昼光色蛍
光灯,および太陽光でそれぞれ照らされた被写体を撮影
する場合にホワイトバランスをとることができる利得制
御信号RCTL電圧およびBCTL電圧の組合せ(R
1,B1),R2,B2),(R3,B3),(R4,
B4),(R5,B5)が記憶される。
【0022】次に、固定ホワイトバランスモードにおけ
るマイコン5bの動作について図6を参照しながら説明
する。図6は、固定ホワイトバランスモードにおけるC
PU53の動作を示すフローチャート図である。図6を
参照して、CPU53は、キー入力スイッチ7へのキー
入力状態を読取る(ステップS1)。次に、CPU53
は、読取ったキー入力が、被写体の照明光としてハロゲ
ンランプの出力光を指定するものであるか否か,白色蛍
光灯の出力光であることを示すものであるか否か,三波
長型昼白色蛍光灯の出力光であることを示すものである
か否か,三波長型昼光色蛍光灯の出力光を指定するもの
であるか否か,および太陽光を指定するものであるか否
かをそれぞれ、ステップS2,S3,S4,S5および
S6において判別する。
【0023】一般に、屋内での撮影時には、被写体の照
明光はハロゲンランプの出力光に近い場合が多く、屋外
での撮影時には、被写体の照明光は太陽光である場合が
多い。そこで、以下の説明においては、被写体の照明光
としてハロゲンランプの出力光が指定される場合および
太陽光が指定される場合をそれぞれ、屋内モードおよび
屋外モードと呼ぶ。また、白色蛍光灯が指定される場
合,三波長型昼白色蛍光灯が指定される場合,および三
波長型昼光色蛍光灯が指定される場合をそれぞれ、第1
蛍光灯モード,第2蛍光灯モード,第3蛍光灯モードと
呼ぶ。
【0024】CPU53は、ステップS2においてキー
入力スイッチ7が屋内モードに設定されていると判別す
ると、ROM51からデータR1およびB1を読出して
ディジタルデータDATAとしてD/Aコンバータ6に
与える(ステップS8)。同様に、第1蛍光灯モードが
指定されている場合には、CPU53は出力データDA
TAとしてROM51からデータR2およびB2を読出
す(ステップS9)。同様に、第2蛍光灯モードが指定
されている場合には、CPU53は出力データDATA
としてROM51からデータR3およびG3を読出す
(ステップS10)。同様に、第3蛍光灯モードが指定
されている場合には、CPU53は出力データDATA
としてROM51からデータR4およびB4を読出す
(ステップS11)。同様に、屋外モードが指定されて
いる場合には、CPU53は出力データDATAとして
ROM51からデータR5およびB5を読出す(ステッ
プS12)。
【0025】前記キー入力が屋内モード,第1蛍光灯モ
ード,第2蛍光灯モード,第3蛍光灯モード,および屋
外モードのいずれも指定しないものである場合には、C
PU53は前記キー入力がオートホワイトバランスモー
ドを指定するものであるか否かを判別する(ステップS
7)。ステップS7における判別結果が“YES”であ
れば、CPU53はオートホワイトバランスモードにお
けるホワイトバランスをとるための前述した動作を行な
う(ステップS13)。すなわち、ステップS13にお
いて、CPU53は、クランプ回路34から出力される
原色信号R,G,およびB間の関係を前記一定の関係に
することができる利得制御信号RCTLおよびBCTL
が得られるまで、ディジタルデータDATAをインクリ
メントまたはデクリメントする。
【0026】それゆえに、固定ホワイトバランスモード
においては、ROM51に予め記憶された各種の照明光
下においてホワイトバランスをとることができる利得制
御信号RCTLおよびBCTLのうちから、キー入力ス
イッチ7によって指定された照明光の種類に適したもの
が選択的にD/Aコンバータ6に与えられる。そこで、
被写体の照明光の種類が予めわかっている場合、キー入
力スイッチ7を用いてその種類に応じたモードを指定す
れば、利得制御信号RCTLおよびBCTLが被写体の
色などの照明光の色温度以外の影響によって不用意に変
動することがなくなる。この結果、常にホワイトバラン
スを正しくとりながら撮影を行なうことが可能となる。
【0027】なお、CPU53は、前記調整工程ならび
にオートホワイトバランスモードおよび固定ホワイトバ
ランスモードにおいて、ROM51とのデータ授受だけ
でなく、RAM52とも必要なデータの授受を行ないな
がら、上述したような処理を実行する。また、D/Aコ
ンバータ6におけるディジタル−アナログ変換のタイミ
ングはマイコン5bから出力されるクロック信号CLK
によって制御され、D/Aコンバータ6のデータラッチ
機能はマイコン5bから出力される制御信号LDによっ
て制御される。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
カラー撮像装置によれば、固定ホワイトバランスモード
において、撮像によって得られた色情報に常時一定の補
正が加えられる。理論的には、これによって、被写体の
照明光の色温度が一定である場合の撮影を安定なホワイ
トバランス調整下で行なうことが可能となる。しかしな
がら、実際の撮影時に用いられる照明光は、カラー撮像
装置の調整工程において用いられる照明光のいずれかと
同じ種類であっても、これと必ずしも同一の色温度を有
する可能性は極めて少ない。すなわち、同一種類の蛍光
灯同士でも、その使用時間や汚れ具合などによって出力
光の色温度は微妙に異なる。また、太陽光の色温度も天
候等によって異なる。このため、カラー撮像装置は撮影
時の照明光の色温度に応じた固定ホワイトバランスモー
ドに設定されているにもかかわらず、被写体からの色情
報に加えられる補正は、ほんとうにホワイトバランスを
とることができるものと微妙に異なる場合が多い。
【0029】たとえば、図4に示されるカラービデオカ
メラを例にとって、実際の撮影に用いられた照明光が白
色蛍光灯の出力光であるものの、調整工程において用い
られた白色蛍光灯の出力光とは若干異なる色温度を有す
る場合を考える。このような場合、実際の撮影時にほん
とうにホワイトバランスをとることができる利得制御信
号RCTL電圧およびBCTL電圧の組合せは、図5に
おける座標(R2,B2)よりも若干ずれた位置×にプ
ロットされる。しかし、固定ホワイトバランスモードに
おいては、D/Aコンバータ6に与えられるデータDA
TAが示す利得制御信号RCTL電圧およびBCTL電
圧は、それぞれR2およびB2に対応するものに固定さ
れる。このため、クランプ回路34から出力される原色
信号R,G,およびB間の関係が前記一定の関係から微
妙にずれた状態が継続するので、映出される画像は実際
にはホワイトバランスが微妙にずれたものに固定され
る。
【0030】それゆえに、本発明の目的は、上記のよう
な問題点を解決し、調整工程における照明光の色温度と
実際の撮影時に使用される照明光の色温度とが微妙に異
なる場合にも、固定ホワイトバランスモードにおいて正
確にホワイトバランス調整を行なうことができるカラー
撮像装置を提供することである。
【0031】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本発明に係るカラー撮像装置は、被写体を
撮像して色信号を導出する導出手段と、導出手段によっ
て導出された色信号を増幅する利得制御可能な増幅手段
と、固定ホワイトバランスモードにおいて必要な情報が
予め記憶された記憶手段とを従来どおり備える。この記
憶手段には、ホワイトバランスがとれたかどうかを増幅
手段の増幅出力に基づいて判別するための、色信号に関
する予め定められた基準値データと、被写体の照明光の
種類に応じて増幅手段の利得を制御するための複数の利
得制御信号とが予め記憶されている。本発明に係るカラ
ー撮像装置は、さらに、記憶手段に記憶された複数の利
得制御信号のうち、撮像時の被写体の照明光に応じたも
のを選択して、記憶手段から読出して増幅手段に供給す
る供給手段と、前記いずれかの利得制御信号が供給され
た前記増幅手段の増幅出力と、記憶手段に予め記憶され
た基準値データとに基づいて、増幅手段に供給される利
得制御信号を微調整する手段とを備える。
【0032】
【作用】上記のように本発明に係るカラー撮像装置は、
従来と異なり、固定ホワイトバランスモードにおいて増
幅手段に供給される利得制御信号を微調整する手段を備
える。この微調整手段は、供給手段からの利得制御信号
を受けた増幅手段の増幅出力と、この増幅出力に基づい
てホワイトバランスがとれたかどうかを判別するための
基準値データとに基づいて、前記微調整を行なう。した
がって、固定ホワイトバランスモードにおいても、増幅
手段に供給される利得制御信号が狭い範囲内で、オート
ホワイトバランスモードの場合と同様に変化することが
可能となる。
【0033】
【実施例】図1は、本発明の一実施例のカラービデオカ
メラの全体構成を示す概略ブロック図である。
【0034】図1を参照して、このカラービデオカメラ
は図4に示される従来のカラービデオカメラと同じ全体
構成を有する。しかしながら、マイコン5aは、ホワイ
トバランス固定モードにおいて、図4におけるマイコン
5bと異なる処理を実行する。
【0035】このカラービデオカメラにおける、撮像素
子1,映像信号成分抽出回路2,映像信号処理回路3,
エンコーダ4,およびD/Aコンバータ6の構成および
動作は図4に示されるカラービデオカメラにおけるそれ
と同様であるので説明は省略する。
【0036】キー入力スイッチ7も、図4におけるそれ
と同一の機能を有する。すなわち、ユーザはキー入力ス
イッチ7を用いて、固定ホワイトバランスモードに含ま
れる、屋内モード,屋外モード,第1蛍光灯モード,第
2蛍光灯モード,および第3蛍光灯モードのうちのいず
れかまたは、オートホワイトバランスモードを選択する
ことができる。以下、マイコン5aの構成および動作に
ついて説明する。
【0037】マイコン5aは、従来と同様に、クランプ
回路34からの原色信号R,G,およびBをそれぞれデ
ィジタルデータに変換するA/D変換器50と、このデ
ィジタルデータに基づいて利得制御信号RCTLおよび
BCTLのそれぞれの電圧値を決定するCPU53と、
CPU53がこの決定を行なうために必要なデータが予
め記憶されたROM51と、RAM52とを含む。CP
U53は、ROM51から必要なデータを読出しかつ、
RAM52と種々のデータ授受を行ないながら、前記決
定のための処理動作を実行する。
【0038】ROM51には、たとえば、EEPROM
等の、製造後のデータ書込みおよびデータ消去が可能な
読出し専用メモリが用いられる。従来と同様に、このカ
ラービデオカメラの生産時の調整工程において、固定ホ
ワイトバランスモードにおいて必要なデータがROM5
1に記憶される。すなわち、被写体の照明光として所定
の基準光を含む複数の互いに色温度の異なる光をそれぞ
れ用いられいた場合にホワイトバランスをとることがで
きる利得制御信号RCTLおよびBCTLのそれぞれの
電圧値を示すデータと、被写体の照明光として前記基準
光が用いられた場合にホワイトバランスがとれている状
態でのクランプ回路34の出力原色信号R,G,および
B間の関係を示すデータとがROM51に記憶される。
【0039】図2は、ROM51に予め記憶される、固
定ホワイトバランスモードにおいて必要なデータを示す
図である。図2を参照して、ROM51には、たとえ
ば、被写体の照明光として、ハロゲンランプの出力光
(基準光),白色蛍光灯の出力光,三波長型昼白色蛍光
灯の出力光,三波長型昼光色蛍光灯の出力光,および太
陽光をそれぞれ用いられた場合にホワイトバランスをと
ることができる利得制御信号RCTL電圧およびBCT
L電圧の組合せ(R1,B1),(R2,B2),(R
3,B3),(R4,B4),および(R5,B5)
と、ハロゲンランプの出力光で被写体をてらした場合に
ホワイトバランスがとれた状態でのクランプ回路34の
出力原色信号R,G,およびB間の関係(基準関係)を
3つのパラメータR/G,B/G,R/Bで示すデータ
とが記憶される。さらに、本実施例では、従来と異な
り、これらのデータに加えて、図2に示される座標平面
上の点(R1,B1),(R2,B2),(R3,B
3),(R4,B4),および(R5,B5)の各々か
らの微少なずれΔrおよびΔbのそれぞれの値を示すデ
ータが、ROM51に予め記憶されている。
【0040】次に、マイコン5aの動作について図3を
参照しながら説明する。図3は、マイコン5a内のCP
U53の処理動作の流れを示すフローチャート図であ
る。
【0041】図3を参照して、CPU53は、まず、キ
ー入力スイッチ7へのキー入力を読込む(ステップS1
01)。次に、CPU53は、読込んだキー入力が、屋
内モードであるか否か,第1蛍光灯モードであるか否
か,第2蛍光灯モードであるか否か,第3蛍光灯モード
であるか否か,および屋外モードであるか否かをそれぞ
れステップS102,S103,S104,S105,
およびS106において判別する。
【0042】読込んだキー入力が屋内モードを示すもの
であれば、CPU53は、ROM51に記憶されたデー
タのうち、被写体の照明光としてハロゲンランプの出力
光を用いた場合の利得制御信号RCTLおよびBCTL
のそれぞれの電圧値R1およびB1を、D/Aコンバー
タ6への出力データDATAとして読出す(ステップS
108)。前記調整工程において用いられたハロゲンラ
ンプの出力光の色温度と、このときの被写体の照明光の
色温度とが同一であれば、ステップS108におけるC
PU53の動作によって、クランプ回路34から出力さ
れる原色信号R,G,およびB間の関係がROM51に
記憶された前記関係に一致するようになる。しかし、こ
れらの色温度が微妙に異なっていると、クランプ回路3
4が出力する原色信号R,G,およびB間の関係はRO
M51に記憶された関係から微妙にずれる。すなわち、
ホワイトバランスが微妙にずれる。
【0043】そこで、CPU53は、屋内モードに対応
するデータR1およびB1をD/Aコンバータ6に与え
た後、A/D変換器50を介して与えられる原色信号
R,G,およびB間の関係がROM51に記憶された前
記関係と一致するか否かを判別する(ステップS10
9)。これらが一致すれば、CPU53は、ホワイトバ
ランスのための処理を終了する。しかし、これらが一致
しなければ、CPU53は、従来のオートホワイトバラ
ンスモードにおける動作と同じ動作を、屋内モードに対
応する利得制御信号RCTL電圧R1および利得制御信
号BCTL電圧B1を中心に、ROM51に予め記憶さ
れた微小なずれΔrおよびΔbの範囲で行なう(ステッ
プS110)。すなわち、CPU53は、クランプ回路
34が出力する原色信号R,G,およびB間の関係がR
OM51に記憶された前記関係と一致するまで、利得制
御信号RCTL電圧および利得制御信号BCTL電圧が
それぞれ、R1からR1±Δrまでの範囲および、B1
からB1±Δbまでの範囲で、インクリメントまたはデ
クリメントされるように、D/Aコンバータ6への出力
データDATAを更新する。つまり、CPU53は、デ
ータDATAを、図2における座標(R1,B1)を中
心とする斜線の範囲内で可変として、オートホワイトバ
ランスモードにおける処理と同様の処理を実行する。し
たがって、屋内での実際の撮影時にほんとうにホワイト
バランスをとることができる利得制御信号RCTL電圧
およびBCTL電圧の組合せが図2における座標(R
1,B1)よりも若干ずれた位置×にプロットされる場
合でも、CPU53のステップS110における動作に
よって、利得制御信号RCTL電圧およびBCTL電圧
はほんとうにホワイトバランスをとることができる値に
自動的に補正される。
【0044】以後、同様にして、CPU53は、読取っ
たキー入力が第1蛍光灯モードを示すものである場合,
第2螢光灯モードを示すものである場合,第3蛍光灯モ
ードを示すものである場合,および屋外モードを示すも
のである場合のそれぞれにおいて、そのモードに応じた
データ(R2,B2),(R3,B3),(R4,B
4),(R5,B5)をROM51から読出してD/A
コンバータ6に与える(ステップS111,S113,
S115,S117)。その後、CPU53は、A/D
変換器50を介して与えられる原色信号R,G,および
B間の関係がROM51に予め記憶された関係と一致す
るか否かを判別する(ステップS112,S114,S
116,S118)。これらが一致した場合には、CP
U53はD/Aコンバータ6への出力データDATAを
そのまま保持する。しかし、これらが一致しなければ、
CPU53は、利得制御信号RCTL電圧を示すデータ
DATAおよび利得制御信号BCTL電圧を示すデータ
DATAをそれぞれ、選択されているモードに対応する
値から±Δrおよび±Δbの範囲でインクリメントまた
はデクリメントして、クランプ回路34が出力する原色
信号R,G,およびB間にROM51に記憶された関係
が成立つような値に補正する(ステップS120,S1
21,S122,S123)。つまり、CPU53は、
ステップS120,S121,S122,S123にお
いてそれぞれ、図2における座標(R2,B2),(R
3,B3),(R4,B4),(R5,B5)を中心と
する斜線の範囲内で、オートホワイトバランスモードに
よる場合と同様に動作する。
【0045】読取ったキー入力がいずれかの固定ホワイ
トバランスモードにも属さなければ、CPU53は、読
取ったキー入力がオートホワイトバランスモードを指示
するものであるか否かを判別する(ステップS10
7)。読取ったキー入力がオートホワイトバランスモー
ドを指示するものであれば、CPU53は、従来と同様
に、クランプ回路34が出力する原色信号R,G,およ
びB間の関係がROM51に記憶された関係と一致する
まで、D/Aコンバータ6への出力データDATAを更
新する(ステップS119)。
【0046】このように、このカラービデオカメラの固
定ホワイトバランスモードにおいては、マイコン5aが
単に選択されたモードに対応する所定の利得制御信号R
CTLおよびBCTLを信号処理部3に与えるだけでな
く、この所定の利得制御信号RCTLおよびBCTLに
よってクランプ回路34から出力される原色信号R,
G,およびB間に前記一定の関係が成立っているかどう
かを判別し、これが成立っていない場合には前記所定の
利得制御信号RCTLおよびBCTLの電圧値を中心と
する狭い範囲内でオートホワイトバランスモードと同様
の動作を行なう。このため、実際の撮影に際して用いら
れた白色蛍光灯の出力光,三波長型昼白色蛍光灯の出力
光,三波長型昼光色蛍光灯の出力光,および太陽光がそ
れぞれ、このビデオカメラの調整工程において用いられ
た白色蛍光灯の出力光,三波長型昼白色蛍光灯の出力
光,三波長型昼光色蛍光灯の出力光,および太陽光と異
なる色温度を有する場合でも、原色信号RおよびBの利
得はホワイトバランスがとれるように制御される。した
がって、たとえば屋外での撮影は、キー入力スイッチ7
を屋外モードに設定するだけで、天候等にかかわらず常
にホワイトバランスを正しくとりながら行なうことがで
きる。また、キー入力スイッチ7を屋内モードに設定し
ておくだけで、屋内での撮影が常にホワイトバランスが
正しくとれた状態で行なわれる。さらに、キー入力スイ
ッチ7を蛍光灯モードに設定しておけば、蛍光灯の出力
光を被写体の照明光として用いる場合の撮影が、蛍光灯
の汚れ具合や使用時間等にかかわらず、常に正しくホワ
イトバランスをとりながら行なわれる。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、固定ホ
ワイトバランスモードにおいて利得制御信号が狭い範囲
内で可変となる。この結果、実際の撮影時における被写
体の照明光の色温度と、ホワイトバランスのための基準
値データおよび複数の利得制御信号を記憶手段に格納す
るための調整工程において用いられた照明光の色温度と
が微妙に異なる場合に、利得制御信号をこの調整工程に
おいて記憶手段に記憶されたものからほんとうにホワイ
トバランスをとることができるものに補正することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のカラービデオカメラの全体
構成を示す概略ブロック図である。
【図2】図1に示されるROM51に予め記憶されるデ
ータを示す図である。
【図3】図1に示されるCPU53の動作を示すフロー
チャート図である。
【図4】オートホワイトバランスモードおよびホワイト
バランス固定モードを有する従来のカラービデオカメラ
の全体構成を示す概略ブロック図である。
【図5】図4に示されるROM51に予め記憶されるデ
ータを示す図である。
【図6】図4に示されるCPU53の動作を示すフロー
チャート図である。
【符号の説明】
1 撮像素子 2 映像信号成分抽出回路 3 映像信号処理部 4 エンコーダ回路 5a,5b マイコン 6 D/Aコンバータ 7 キー入力スイッチ 31,36 マトリクス回路 32,33 可変利得増幅器 50 A/Dコンバータ 51 ROM 53 CPU

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像して色信号を導出する手段
    と、 前記導出手段によって導出された前記色信号を増幅する
    利得制御可能な増幅手段と、 ホワイトバランスがとれたかどうかを前記増幅手段の増
    幅出力に基づいて判別するための、前記色信号に関する
    予め定められた基準値データと、前記被写体の照明光の
    種類に応じて、前記増幅手段の利得を制御するための複
    数の利得制御信号とが予め記憶された記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記複数の利得制御信号のう
    ち、撮像時の前記被写体の照明光に応じたものを選択し
    て、前記記憶手段から読出して前記増幅手段に供給する
    手段と、 前記いずれかの利得制御信号を供給された前記増幅手段
    の増幅出力と、前記記憶手段に記憶された前記基準値デ
    ータとに基づいて、前記供給手段が前記増幅手段に供給
    する前記利得制御信号を微調整する手段とを備えた、カ
    ラー撮像装置。
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