JP2572087B2 - ホワイトバランス調整装置 - Google Patents
ホワイトバランス調整装置Info
- Publication number
- JP2572087B2 JP2572087B2 JP62300261A JP30026187A JP2572087B2 JP 2572087 B2 JP2572087 B2 JP 2572087B2 JP 62300261 A JP62300261 A JP 62300261A JP 30026187 A JP30026187 A JP 30026187A JP 2572087 B2 JP2572087 B2 JP 2572087B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- white balance
- balance adjustment
- signal
- adjustment device
- value
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、撮像装置におけるホワイトバランス調整装
置に関するものである。
置に関するものである。
［従来の技術］ 例えば撮像素子からの出力信号に基づいて自動的にホ
ワイトバランス調整を行う技術が知られている。例えば
撮像素子からのR,G,B信号を変換して得られた色差信号
の積分値が所定の基準値に近づくように前記撮像素子か
らのＲ信号およびＢ信号の増幅率をコントロールするこ
とによってホワイトバランスを調整する。
ワイトバランス調整を行う技術が知られている。例えば
撮像素子からのR,G,B信号を変換して得られた色差信号
の積分値が所定の基準値に近づくように前記撮像素子か
らのＲ信号およびＢ信号の増幅率をコントロールするこ
とによってホワイトバランスを調整する。
［発明が解決しようとする問題点］ ところが、このようなホワイトバランス調整方式を採
る場合には、色のついた物体のアップ時や色のついた壁
の前に被写体がある時など、ある物体の色が画面の大部
分をしめた時には、不自然な色にホワイトバランス調整
が行われてしまうという欠点がみられた。特に、人間の
目にはグリーンやシアン方向の色補正のずれが非常に不
快であるため、自動ホワイトバランス調整技術におい
て、かかる欠点を除去することは非常に重要な問題とさ
れていた。
る場合には、色のついた物体のアップ時や色のついた壁
の前に被写体がある時など、ある物体の色が画面の大部
分をしめた時には、不自然な色にホワイトバランス調整
が行われてしまうという欠点がみられた。特に、人間の
目にはグリーンやシアン方向の色補正のずれが非常に不
快であるため、自動ホワイトバランス調整技術におい
て、かかる欠点を除去することは非常に重要な問題とさ
れていた。
よって本発明の目的は、上述の点に鑑み、被写体の状
況に拘りなく常に適正なホワイトバランス調整を行い得
るように構成したホワイトバランス調整装置を提供する
ことにある。
況に拘りなく常に適正なホワイトバランス調整を行い得
るように構成したホワイトバランス調整装置を提供する
ことにある。
［問題点を解決するための手段］ 本発明のホワイトバランス調整装置は互いに異なった
ホワイトバランス補正範囲を示す情報データを保持する
複数個の情報保持手段と、複数個の情報保持手段のうち
の１つを外部からの指示に応じて選択する選択手段と、
選択手段によって選択された情報保持手段に保持されて
いる情報データに基づいて各色信号成分のゲインを調整
する調整手段とを具えたものである。
ホワイトバランス補正範囲を示す情報データを保持する
複数個の情報保持手段と、複数個の情報保持手段のうち
の１つを外部からの指示に応じて選択する選択手段と、
選択手段によって選択された情報保持手段に保持されて
いる情報データに基づいて各色信号成分のゲインを調整
する調整手段とを具えたものである。
［作 用］ 上述の構成によれば、撮影時の状況に合わせて互いに
異なったホワイトバランス補正範囲を示す情報データを
保持している複数個の情報保持手段のうちの１つを選択
し、選択された情報保持手段に保持されている情報デー
タに基づいて最適なホワイトバランス調整を行うことを
可能にするものである。
異なったホワイトバランス補正範囲を示す情報データを
保持している複数個の情報保持手段のうちの１つを選択
し、選択された情報保持手段に保持されている情報デー
タに基づいて最適なホワイトバランス調整を行うことを
可能にするものである。
［実施例］ 以下、実施例に基づいて本発明を詳細に説明する。
第１図は、本発明の一実施例として本発明を適用した
ホワイトバランス調整装置の概略構成を示すブロック図
である。本図において、１は撮像素子、２は撮像素子１
からのＲ（赤）信号を増幅する可変ゲイン増幅器（以
下、Ｒアンプという）、３は撮像素子１からのＢ（青）
信号を増幅する可変ゲイン増幅器（以下、Ｂアンプとい
う）、４は撮像素子出力であるR,G,B信号から色差信号
Ｒ−Y,B−Ｙおよび輝度信号Ｙを作り出すマトリクス回
路、５および６は色差信号Ｒ−Y,B−Ｙの各ブランキン
グレベルを基準電位にクランプするためのクランプ回
路、７および８はクランプ回路５および６からの色差信
号Ｒ−Y,B−Ｙをそれぞれ平均化する積分回路、9a,9bは
積分回路７および８からの積分出力（Ｒ−Ｙ）′および
（Ｂ−Ｙ）′をデジタル信号に変換するA/Dコンバー
タ、10は第２図に示すフローチャートに従った処理を行
うマイクロコンピュータであって、互いに異なったホワ
イトバランス調整可能範囲を予め記憶してある複数のテ
ーブルを設けたROMを有する。11a,11bはマイクロコンピ
ュータ10からのデジタル出力信号をそれぞれアナログ信
号からなるゲイン制御信号に変換するD/Aコンバータで
ある。D/Aコンバータ11a,11bからのゲイン制御信号によ
ってＲアンプ２およびＢアンプ３のゲインが制御され
る。12はマイクロコンピュータ10内の複数のテーブルの
うちの１つを選択するスイッチ、13はスイッチ12によっ
て選択された現在使用中のテーブルを表示する表示装置
である。
ホワイトバランス調整装置の概略構成を示すブロック図
である。本図において、１は撮像素子、２は撮像素子１
からのＲ（赤）信号を増幅する可変ゲイン増幅器（以
下、Ｒアンプという）、３は撮像素子１からのＢ（青）
信号を増幅する可変ゲイン増幅器（以下、Ｂアンプとい
う）、４は撮像素子出力であるR,G,B信号から色差信号
Ｒ−Y,B−Ｙおよび輝度信号Ｙを作り出すマトリクス回
路、５および６は色差信号Ｒ−Y,B−Ｙの各ブランキン
グレベルを基準電位にクランプするためのクランプ回
路、７および８はクランプ回路５および６からの色差信
号Ｒ−Y,B−Ｙをそれぞれ平均化する積分回路、9a,9bは
積分回路７および８からの積分出力（Ｒ−Ｙ）′および
（Ｂ−Ｙ）′をデジタル信号に変換するA/Dコンバー
タ、10は第２図に示すフローチャートに従った処理を行
うマイクロコンピュータであって、互いに異なったホワ
イトバランス調整可能範囲を予め記憶してある複数のテ
ーブルを設けたROMを有する。11a,11bはマイクロコンピ
ュータ10からのデジタル出力信号をそれぞれアナログ信
号からなるゲイン制御信号に変換するD/Aコンバータで
ある。D/Aコンバータ11a,11bからのゲイン制御信号によ
ってＲアンプ２およびＢアンプ３のゲインが制御され
る。12はマイクロコンピュータ10内の複数のテーブルの
うちの１つを選択するスイッチ、13はスイッチ12によっ
て選択された現在使用中のテーブルを表示する表示装置
である。
第２図はマイクロコンピュータ10が実行すべき制御手
順を示すフローチャートである。
順を示すフローチャートである。
次に、第１図の動作を第２図示のフローチャートを参
照して説明する。
照して説明する。
電源がONすると、ステップS1（以下「ステップ」省
略）でRAMP2およびBAMP3のゲインをコントロールするた
めのゲイン制御信号VRC,VBCの初期値である定められた
値VRO,VBOとする。S2で、使用するマイクロコンピュー
タ10におけるテーブルを第１テーブルとし、表示装置13
にそれを使用中であることを表示する。
略）でRAMP2およびBAMP3のゲインをコントロールするた
めのゲイン制御信号VRC,VBCの初期値である定められた
値VRO,VBOとする。S2で、使用するマイクロコンピュー
タ10におけるテーブルを第１テーブルとし、表示装置13
にそれを使用中であることを表示する。
ついでS3で、テーブル切替のためのスイッチ12が押さ
れたかをチェックし、押されていなければS5へすすみ、
押されていればS4で使用するテーブルを現在使用中のも
のの次のテーブルとし、S5にすすむ。S4で、現在使用中
のテーブルが最終テーブルであれば第１テーブルに戻
る。表示装置13にはどのテーブルを使用中かを表示す
る。
れたかをチェックし、押されていなければS5へすすみ、
押されていればS4で使用するテーブルを現在使用中のも
のの次のテーブルとし、S5にすすむ。S4で、現在使用中
のテーブルが最終テーブルであれば第１テーブルに戻
る。表示装置13にはどのテーブルを使用中かを表示す
る。
S5で、初期設定されたゲイン制御信号VRC,VBCをRAMP
2,BAMP3に与える。
2,BAMP3に与える。
ついでS6で基準電圧VSを読込み、S7で積分回路7,8か
らの積分出力（Ｒ−Ｙ′），（Ｂ−Ｙ′）を入力してそ
れぞれ積分値VR-Y,VB-Yとする。S8では基準電圧VSと一
方の色差信号の積分値VR-Yとの大小関係を判別する。す
なわち、積分値VR-Yが基準電圧VS以上の場合はS10でVRC
−１（ゲイン制御信号を減ずる）を設定値VRC′とし、
基準電圧より小さい場合はS9でVRC＋１（ゲイン制御信
号を増す）を設定値VRC′とする。ついでS11では基準電
圧VSと他方の色差信号の積分値VB-Yとの大小関係を判別
する。すなわち、積分値VB-Yが基準電圧VS以上の場合は
S13でVBC＋１を設定値VBC′とし、基準電圧より小さい
場合はS12でVBC−１を設定値VBC′とする。
らの積分出力（Ｒ−Ｙ′），（Ｂ−Ｙ′）を入力してそ
れぞれ積分値VR-Y,VB-Yとする。S8では基準電圧VSと一
方の色差信号の積分値VR-Yとの大小関係を判別する。す
なわち、積分値VR-Yが基準電圧VS以上の場合はS10でVRC
−１（ゲイン制御信号を減ずる）を設定値VRC′とし、
基準電圧より小さい場合はS9でVRC＋１（ゲイン制御信
号を増す）を設定値VRC′とする。ついでS11では基準電
圧VSと他方の色差信号の積分値VB-Yとの大小関係を判別
する。すなわち、積分値VB-Yが基準電圧VS以上の場合は
S13でVBC＋１を設定値VBC′とし、基準電圧より小さい
場合はS12でVBC−１を設定値VBC′とする。
ついでS14で、設定値VRC′,VBC′の組合せが使用テー
ブル内にあるか否かを判別する。ある場合にはS15で初
期設定されているゲイン制御信号VRC,VBCの値をそれぞ
れ設定値VRC′,VBC′とし、一方ない場合にはS16で
VRC′,VBC（初期設定値）の組合せが使用テーブル内に
あるか否かを判別する。ある場合にはS17で初期設定さ
れているゲイン制御信号VRCの値をVRC′とし、VBCは変
更しない。S16でVRC′,VBCの組合せが使用テーブル内に
なければ、S18でVRC（初期設定値）,VBC′の組合せが使
用テーブル内にあるか否かを判別し、あれば、S19で初
期設定されているゲイン制御信号VBCの値をVBC′とし、
VRCは変更しない。S18でVRC,VBC′の組合せが使用テー
ブル内にない場合はVRC,BBCともに変更しないでS3に戻
る。S15,S17終了後、すなわち、VRC,VBCの値が決まった
後もS3に戻り、S3〜S19の処理を繰返す。従って、使用
テーブルを変更するスイッチ12をオン，オフする毎にS3
〜S19を繰返すことになり、常に最適なオートホワイト
バランス調整が行われる。
ブル内にあるか否かを判別する。ある場合にはS15で初
期設定されているゲイン制御信号VRC,VBCの値をそれぞ
れ設定値VRC′,VBC′とし、一方ない場合にはS16で
VRC′,VBC（初期設定値）の組合せが使用テーブル内に
あるか否かを判別する。ある場合にはS17で初期設定さ
れているゲイン制御信号VRCの値をVRC′とし、VBCは変
更しない。S16でVRC′,VBCの組合せが使用テーブル内に
なければ、S18でVRC（初期設定値）,VBC′の組合せが使
用テーブル内にあるか否かを判別し、あれば、S19で初
期設定されているゲイン制御信号VBCの値をVBC′とし、
VRCは変更しない。S18でVRC,VBC′の組合せが使用テー
ブル内にない場合はVRC,BBCともに変更しないでS3に戻
る。S15,S17終了後、すなわち、VRC,VBCの値が決まった
後もS3に戻り、S3〜S19の処理を繰返す。従って、使用
テーブルを変更するスイッチ12をオン，オフする毎にS3
〜S19を繰返すことになり、常に最適なオートホワイト
バランス調整が行われる。
［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば常に最適なホワ
イトバランス調整を行うことができる。
イトバランス調整を行うことができる。
【図面の簡単な説明】 第１図は本発明一実施例のブロック図、 第２図は同実施例の動作の一例を示すフローチャートで
ある。 10……マイクロコンピュータ、 12……スイッチ。
ある。 10……マイクロコンピュータ、 12……スイッチ。
Claims (1)
- 【請求項１】互いに異なったホワイトバランス補正範囲
を示す情報データを保持する複数個の情報保持手段と、 該複数個の情報保持手段のうちの１つを外部からの指示
に応じて選択する選択手段と、 該選択手段によって選択された情報保持手段に保持され
ている情報データに基づいて各色信号成分のゲインを調
整する調整手段とを具えたことを特徴とするホワイトバ
ランス調整装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62300261A JP2572087B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | ホワイトバランス調整装置 |
| US07/873,671 US5264921A (en) | 1987-11-30 | 1992-04-23 | White balance including means for preventing colored object from disturbing the balance |
| US08/117,724 US6008863A (en) | 1987-11-30 | 1993-09-07 | Variable white balance control circuitry for selecting the appropriate range in accordance with the photographic mode |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62300261A JP2572087B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | ホワイトバランス調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01143484A JPH01143484A (ja) | 1989-06-06 |
| JP2572087B2 true JP2572087B2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=17882656
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62300261A Expired - Lifetime JP2572087B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | ホワイトバランス調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2572087B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2700957B2 (ja) * | 1991-01-31 | 1998-01-21 | シャープ株式会社 | カラー撮像装置 |
-
1987
- 1987-11-30 JP JP62300261A patent/JP2572087B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01143484A (ja) | 1989-06-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071024 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081024 Year of fee payment: 12 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081024 Year of fee payment: 12 |