JP2697393B2 - リセット回路 - Google Patents

リセット回路

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JP2697393B2
JP2697393B2 JP3214757A JP21475791A JP2697393B2 JP 2697393 B2 JP2697393 B2 JP 2697393B2 JP 3214757 A JP3214757 A JP 3214757A JP 21475791 A JP21475791 A JP 21475791A JP 2697393 B2 JP2697393 B2 JP 2697393B2
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reset
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宣昌 栗原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は制御回路、電子計算機等
のマイクロプロセッサを使用する回路又はシステムに関
し、特にそのリセット回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、マイクロプロセッサを使用した
回路やシステムには、障害が発生したときに回路又はシ
ステムを初期状態に戻すリセット回路が設けられる。こ
の従来のリセット回路では、マイクロプロセッサを含む
制御部を始めとし、入出力回路等の周辺回路の全てに対
してリセットをかけるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のリセッ
ト回路は、リセットをかけると回路又はシステムの全て
を障害状態から正常状態に復帰させてしまうため、リセ
ット後に障害を起こした場所や状態を知り、或いは解析
することができなくなるという問題がある。本発明の目
的は、リセットを行っても障害箇所を知り、或いは解析
することを可能にしたリセット回路を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のリセット回路
は、マイクロプロセッサと、このマイクロプロセッサの
動作プログラムを記憶したROMと、RAMとを含む制
御部と、複数のI/O回路とを備えるシステムにおい
て、状態保持リセット信号により前記マイクロプロセッ
サ及びこれと関係の深い回路のみをリセットする第1の
リセット回路系と、全系リセット信号により前記マイク
ロプロセッサを含む全ての回路又はシステムをリセット
する第2のリセット回路系とを備えており、前記マイク
ロプロセッサはリセットされたときに状態保持リセット
信号と全系リセット信号を確認し、前記状態保持リセッ
ト信号が入力されたときには前記第1のリセット回路系
により、前記RAMをクリアするとともに、各I/O回
路の障害状態を検出してその検出結果を前記RAMに書
き込み、前記全系リセット信号が入力されたときには、
前記第1のリセット回路系の動作に続いて前記第2のリ
セット回路系により前記RAMの障害状態を記録したエ
リア以外をクリアするとともにシステムを初期化するよ
うに構成する。
【0005】
【作用】本発明によれば、第1のリセット回路系を用い
ることで、リセットされたマイクロプロセッサによりリ
セットされない回路の障害状態を検出し、障害状態の確
認及び解析が可能となる。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の構成図である。制御部は
マイクロプロセッサ7と、これにアドレス,データの各
バス10を介して接続されるポート6、RAM8、RO
M9を有している。前記マイクロプロセッサ7にはオア
ゲート3を通して状態保持リセット信号1と全系リセッ
ト信号2が夫々入力される。又、ポート6にはフリップ
フロップ4,5が夫々接続され、これらのフリップフロ
ップ4,5には夫々前記信号1,2が入力される。更
に、前記制御部外では、前記バス10を介して複数個の
I/O回路11が接続される。これらI/O回路11は
夫々バッファ12が設けられ、かつ前記信号のうち、全
系リセット信号2が入力される。
【0007】この構成によれば、状態保持リセット信号
1、及び全系リセット信号2のいずれが入力されても、
マイクロプロセッサ7はリセットされる。システム全体
に及ぶ障害が発生したときには、先ず状態保持リセット
信号1を使用して制御部だけを初期化し、これと同時に
フリップフロップ4をセットする。状態保持リセット信
号1により、マイクロプロセッサ7は使用可能状態にさ
れるため、このマイクロプロセッサ7を使用し、ROM
9に記憶されているプログラムによりポート6を読み出
して、フリップフロップ4及びフリップフロップ5の状
態を確認し、状態保持リセットが行われたことを知る。
その後、RAM8をクリアする。次に、マイクロプロセ
ッサ7は、各I/O11の障害状態を知るために、バス
10を通して夫々のバッファ12の障害状態を読み出
し、障害状態を記憶するRAM8のエリアへ転送しマイ
クロプロセッサ7の処理は終了する。
【0008】次に、全系リセット信号2をシステム全体
にかけ、全体の初期化を行う。制御部では、全系リセッ
ト信号2が入力されると、マイクロプロセッサ7がリセ
ットされ、それとともにフリップフロップ5に全系リセ
ット信号2がラッチされる。初期化されたマイクロプロ
セッサ7により、ポート6を読み出してフリップフロッ
プ4及びフリップフロップ5の状態を確認し、全系リセ
ットが行われたことを知る。マイクロプロセッサ7は、
制御部及びシステム全体の初期化を行う。この時、各I
/O11の障害状態を記憶しているRAM8のエリアは
クリアしない。
【0009】図2は、図1のリセット回路の動作を示す
フローチャートである。マイクロプロセッサとしては、
リセットされるとすぐに、状態保持リセットなのか、全
系リセットなのかを判断する。状態保持リセットが入力
されたならば、マイクロプロセッサはRAMをクリア
し、各I/Oの障害状態をRAMへ書き込む。全系リセ
ットの場合は、障害状態を記憶したRAMのエリア以外
をクリアし、各ハードの初期処理を行う。その後、シス
テムのプログラムへ戻る。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、マイクロ
プロセッサを使用している回路やシステムに障害が発生
した場合に、第1のリセット回路系によりマイクロプロ
セッサとこれに関係の深い回路だけをリセットし、使用
可能とされたマイクロプロセッサを用いて障害箇所を確
認することができる。又、この障害をメモリに記憶し、
第2のリセット回路系で障害を記憶したメモリエリア以
外の回路をリセットする事により、正常化された回路や
システムにより障害発生の状態を知ることができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリセット回路の回路構成図である。
【図2】本発明にかかるリセット動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 状態保持リセット信号 2 全系リセット信号 4,5 フリップフロップ 6 ポート 7 マイクロプロセッサ 8 RAM 9 ROM 10 バス 11 I/O

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロプロセッサと、このマイクロプ
    ロセッサの動作プログラムを記憶したROMと、RAM
    とを含む制御部と、複数のI/O回路とを備えるシステ
    ムにおいて、状態保持リセット信号により前記マイクロ
    プロセッサ及びこれと関係の深い回路のみをリセットす
    る第1のリセット回路系と、全系リセット信号により
    マイクロプロセッサを含む全ての回路又はシステムを
    リセットする第2のリセット回路系とを備え、前記マイ
    クロプロセッサはリセットされたときに状態保持リセッ
    ト信号と全系リセット信号を確認し、前記状態保持リセ
    ット信号が入力されたときには前記第1のリセット回路
    系により、前記RAMをクリアするとともに、各I/O
    回路の障害状態を検出してその検出結果を前記RAMに
    書き込み、前記全系リセット信号が入力されたときに
    は、前記第1のリセット回路系の動作に続いて前記第2
    のリセット回路系により前記RAMの障害状態を記録し
    たエリア以外をクリアするとともにシステムを初期化す
    るように構成したことを特徴とするリセット回路。
JP3214757A 1991-07-31 1991-07-31 リセット回路 Expired - Fee Related JP2697393B2 (ja)

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