JP2685215B2 - パトローネ用テレンプの製造方法 - Google Patents

パトローネ用テレンプの製造方法

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    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、写真のフィルムパトローネに取り付けられ
るテレンプの製造方法に関し、特にテレンプの清浄化を
目的としたものである。
〔従来の技術〕 第3図に35mm用フィルムを示す。テレンプ2は、この
ようなパトローネフィルム4のフィルム取り出し口6に
取り付けるもので、表面に多数の起毛を有し引き出し時
のフィルム8の保護とパトローネ内の遮光等を行うため
の布地である。このテレンプ2の製造方法を第2図に示
す。図において9は、第1基布10と第2基布12を平行に
織ると同時に、これら第1基布10と第2基布12間にパイ
ル繊維14を織り込んでなる布地であり、図示しない織機
で製織される。この布地9は、厚さ方向の略中央で図中
右方に示すセパレーティングカッタ16で上下2枚のテレ
ンプ材17に分割される。そしてそれぞれのテレンプ材17
は、セパレーティングナイフ16に続く塗布装置20に送
り、その裏面に接着剤18を塗布する。裏面に接着剤18が
塗布された後テレンプ材17は、乾燥器22にて接着剤18を
乾燥させて、続くシャーリング機24に送られる。シャー
リング機24は、回転刃28と固定刃30とを備え、これらで
パイル繊維14を一定の長さに刈り取る。刈り取った繊維
くず25は、図示しない吸引装置により逐時吸引され集め
られる。このようにしてパイル長さが一定のテレンプ2
が製造されたなら、一時リール29に巻き取り、その後こ
れを前記パトローネに取り付けパトローネフィルムを製
品化する。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところがこのような手段では、パイル面から落下せず
表面に付着したままの繊維くず25があった場合には、前
記吸引装置では吸引できずそのまま残されてしまう問題
点があった。このように繊維くず25がテレンプ2に残さ
れたままであると、撮影時にパトローネからフィルム8
を引き出した際繊維くず25がテレンプ2から離れフィル
ム8の表面に付着し、画像上にゴムとして写し込まれて
しまうことがあった。
又一方、繊維くず25が付着したままのテレンプ2がシ
ャーリング機24から出されると、移動中振動を受けた場
合など繊維くず25がテレンプ2の表面から脱落し、空気
中に浮遊することがあった。このように繊維くず25が浮
遊してしまうと製造工程のいずれかの箇所に再び付着し
てしまい、製品中に混入してフィルム面を汚染させ、上
記のような画像障害を生じさせることがあった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では、上記問題点を解決するため、2枚の基布
間に織り込んだパイル繊維を中程で切り離して2枚のテ
レンプ材を形成し、それぞれのテレンプ材の裏面に接着
剤を塗布し、その毛先をシャーリング機にて一定に整え
た後、テレンプの表面に気体を吹き付け、且つこの気体
よりも多くの量の気体を吸引し、これら吹き付け、吸引
をカバー内で行なわせるようにしたのである。
〔作用〕
シャーリング加工が終了したテレンプの表面に気体を
吹き付けることにより、テレンプ表面に付着した繊維く
ずを吹き飛ばして強制的に除去でき、且つそれをカバー
内で吸引するので外部に飛散させることがなく空気中に
繊維くずを浮遊させることを防止できる。したがって繊
維くずを混入させることなく製品を製造でき、画像障害
を改善したフィルムパトローネを製造できる。
〔実施例〕
次に本発明にかかるテレンプの製造方法の一実施例に
ついて述べる。まず第2図に示すように布地9をセパレ
ーティングカッタ16により表裏方向に2分する。布地9
は、略平行な第1基布10と第2基布12及びパイル繊維14
とからなる布材で、図示しない織機により製織される。
上記第1基布10と第2基布12はいずれも縦糸11と横糸13
で織られた通常の布地であり、パイル繊維14はこれら第
1基布10と第2基布12の横糸11間にかけわたすように織
り込まれている。これを前述したようにセパレーティン
グカッタ16で第1基布10側と第2基布12側とにパイル繊
維14の略中央で分割し、2枚のテレンプ材17とする。各
々のテレンプ材17は以下同様の処理を受けることから、
一方のテレンプ材17について述べる。テレンプ材17はこ
れより塗布装置20に送られ、塗布装置20にて裏面(パイ
ル繊維14側を表面とする。)に接着剤18が塗布される。
塗布装置20は、ローラ21が回転自在で且つ下方を接着剤
18の液面内に浸した状態で配置されており、このローラ
21の上面にテレンプ材17を当接させることで接着剤18を
塗布する。接着剤18は裏打ち剤としてのものであり、パ
イル繊維14を基布に止めておく程度の接着力である。次
にテレンプ17は乾燥器22に送られ裏面の接着剤18を乾燥
させる。ここまでは従来例と同様の工程である。次は本
発明の特徴とする工程であり、第1図に示す。接着剤18
で裏打ちされたテレンプ材17は、導入口29からカバー26
内に入り、シャーリング機24に送られる。シャーリング
機24は回転刃28と固定刃30からなり、図示しない駆動機
構により回転刃28を回転させ、テレンプ材17の表面のパ
イル繊維14を一定の長さに切り揃える。その際発生した
繊維くず25はカバー26の側面に設けられた吸引管34より
吸引され外部に排出される。そして、テレンプ材17は、
ローラ31で屈曲し、出口38からカバー26を出て次の吹き
付け工程に進む。吹き付け工程はカバー42内に設けてあ
り、シャーリング工程が終了して一定の毛足に切り揃え
られたテレンプ材17は、導入口40からカバー42内に導き
入れられる。カバー42内には、空気吹き出し管46がロー
ラ44に向けて設けてある。この空気吹き出し管46は、空
気圧縮機(図示せず。)に接続し、その先端47にはロー
ラ44と平行なスリットが形成されている。このスリット
は0.1〜0.5mm幅で、少なくともテレンプ材17の幅と等し
いだけの長さを有している。このスリットをローラ44か
ら2〜30mmの距離にローラ44の接線方向に向けて配置
し、これより2kg/cm2以上の空気圧で空気を噴出させ
る。又前記ローラ44はテレンプ材17の横幅よりも長く、
その径は10mm、あるいはそれ以下に形成してある。した
がって、ローラ44を通過する際テレンプ材17は小さな曲
率半径で屈曲され、表面のパイル繊維14が外方に拡げら
れる。尚、上記空気吹き出し管46の先端47にスリットを
設けたが、本発明はこれに限らず0.5〜1.0mm程度の径の
***を複数設けたものでもよい。そして更にカバー42の
底部には吸引管48が接続してあり、この吸引管48は前記
空気吹き出し管46からの吹き出し空気量に等しいか、あ
るいはそれよりも多くの量の空気を吸い込むように設定
してある。それ故、カバー42は常に外部に対し負圧に保
たれている。このようにして圧縮空気が吹き付けられ表
面の繊維くず25が除去されたテレンプ材17は、出口49か
ら外部に出され、テレンプ2として次工程に送られ、パ
トローネに取り付けられて製品化される。
したがって、本実施例によれば、テレンプ材17の表面
に繊維くず25が付着していても、上記吹き付け工程にて
確実に除去でき、テレンプ2の表面に繊維くず25が付着
したまま製品化されることがない。更にカバー42内が負
圧に保たれていることから、導入口40や出口49には常に
カバー42の内部に向う空気流が形成されており、カバー
42内に浮遊する繊維くず25があってもこれらを外部に流
出させることがない。そのため、繊維くず25が工場内を
浮遊して他の工程で製品に付着するということを防止で
きる。それ故、従来の製造方法に比較して、繊維くず25
による撮影時の画像障害を大幅に減少できる。
尚本発明は上記実施例に示した装置に限られるもので
はなく、他の異なる構成の装置によるものでもよい。更
に前記空気吹き出し管46からは空気でなく他の気体であ
ってもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、パイル繊維を間に織り込んだ2枚の
基布を中央から分割し、それぞれの裏面に接着剤を塗布
し、シャーリング工程によりパイル繊維の長さを一定に
切り揃えた後に、カバーで覆った内部でテレンプ表面に
気体を吹き付け、且つこの気体をカバー内から吸い出す
ようにしたことから、シャーリング加工等により生じた
繊維くず等がテレンプから脱落せずに、表面に付着して
いた場合であっても、上記吹き付け工程において除去・
吸入され、次工程に繊維くずを送ることがない。更に吸
入量が吹き付け量に等しいかあるいはそれよりも多いこ
とから、テレンプを搬入、搬出させる出入口から空気を
排出させることがなく、これら出入口から内部の繊維く
ずを外部に飛散させることがない。それ故、かかるテレ
ンプを用いたフィルムパトローネに繊維くずが付着する
ことがなく、撮影時の画像障害を大幅に改善することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる製造方法を実施するための装置
の一実施例を示す斜視図、第2図は従来のテレンプ製造
工程を示す構成図、第3図はパトローネフィルムの外観
を示す斜視図。 2……テレンプ、4……パトローネフィルム、10……第
1基布、12……第2基布、14……パイル繊維、16……セ
パレーティングカッタ、20……塗布装置、22……乾燥
器、24……シャーリング機、25……繊維くず、26,42…
…カバー、28……回転刃、30……固定刃、46……空気吹
き出し管、48……吸引管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−282053(JP,A) 特開 昭59−228065(JP,A) 特開 昭60−259668(JP,A) 特開 昭57−210630(JP,A) 実開 昭61−163684(JP,U) 実公 昭48−35790(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パイル繊維を略平行な基布間に織り込み製
    織した布材をその厚さ方向中央にて2分し、その後それ
    ら各々のパイル繊維を一定の長さに切り揃えて製造する
    テレンプの製造方法において、前記パイル繊維を切り揃
    えるシャーリング工程の後に前記テレンプをカバー内に
    通し、このカバー内にてテレンプのパイル面に気体を吹
    き付け、且つこの気体をカバー内より吸引する工程を設
    けたことを特徴とするテレンプの製造方法。
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