JP2911618B2 - 紡織繊維用の除塵機 - Google Patents
紡織繊維用の除塵機Info
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- JP2911618B2 JP2911618B2 JP3054665A JP5466591A JP2911618B2 JP 2911618 B2 JP2911618 B2 JP 2911618B2 JP 3054665 A JP3054665 A JP 3054665A JP 5466591 A JP5466591 A JP 5466591A JP 2911618 B2 JP2911618 B2 JP 2911618B2
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- Japan
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- dust remover
- wall
- dust
- air
- roller
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-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01G—PRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
- D01G9/00—Opening or cleaning fibres, e.g. scutching cotton
- D01G9/04—Opening or cleaning fibres, e.g. scutching cotton by means of beater arms
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01G—PRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
- D01G9/00—Opening or cleaning fibres, e.g. scutching cotton
- D01G9/08—Opening or cleaning fibres, e.g. scutching cotton by means of air draught arrangements
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01G—PRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
- D01G9/00—Opening or cleaning fibres, e.g. scutching cotton
- D01G9/14—Details of machines or apparatus
- D01G9/20—Framework; Casings; Coverings; Grids
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送空気流によって搬
送される紡織繊維用の除塵機であって、打撃部材を備え
た水平のローラが設けられており、このローラの下面よ
り下方にグリッドバーが配置されており、このローラの
上面より上方でローラの一端部の所に走入口が、ローラ
の他端部の所に走出口が、それぞれ搬送空気流のために
配置されている形式のものに関する。
送される紡織繊維用の除塵機であって、打撃部材を備え
た水平のローラが設けられており、このローラの下面よ
り下方にグリッドバーが配置されており、このローラの
上面より上方でローラの一端部の所に走入口が、ローラ
の他端部の所に走出口が、それぞれ搬送空気流のために
配置されている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】上記形式の少なくとも1つの除塵機は公
知であり、かつ市販されている。除塵機とは、搬送空気
流によって供給される繊維塊を開繊して、その繊維塊か
ら不純物を除去するのに役立つものである。この場合、
繊維材料はグリッドバーによって引張られる。そして、
移行室を制限する壁への衝突によってもある程度打ち延
ばされる。その結果、不純物がこの繊維材料から解離さ
れる。また、鞘部分のような大きな不純物は、グリッド
バーを貫通して吸上げられる。しかし、微細なダスト状
の不純物は、公知の除塵機では少なくとも部分的に搬送
空気流内に残留し、その後、搬送空気流によって搬送さ
れる繊維材料と共にこの除塵機から排出されてしまう。
知であり、かつ市販されている。除塵機とは、搬送空気
流によって供給される繊維塊を開繊して、その繊維塊か
ら不純物を除去するのに役立つものである。この場合、
繊維材料はグリッドバーによって引張られる。そして、
移行室を制限する壁への衝突によってもある程度打ち延
ばされる。その結果、不純物がこの繊維材料から解離さ
れる。また、鞘部分のような大きな不純物は、グリッド
バーを貫通して吸上げられる。しかし、微細なダスト状
の不純物は、公知の除塵機では少なくとも部分的に搬送
空気流内に残留し、その後、搬送空気流によって搬送さ
れる繊維材料と共にこの除塵機から排出されてしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、微細
なダスト状の不純物をも繊維材料からほとんど除去する
ことのできる、初めに述べた形式の除塵機を提供するこ
とにある。
なダスト状の不純物をも繊維材料からほとんど除去する
ことのできる、初めに述べた形式の除塵機を提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明によ
れば初めに述べた形式の除塵機において、紡織繊維の搬
送方向で見るとグリッドバーの手前に、空気及びダスト
の通過可能な、ほぼ垂直の壁が設けられており、この壁
が、吸引導管に接続された負圧室の一部を成しているこ
とによって解決されている。
れば初めに述べた形式の除塵機において、紡織繊維の搬
送方向で見るとグリッドバーの手前に、空気及びダスト
の通過可能な、ほぼ垂直の壁が設けられており、この壁
が、吸引導管に接続された負圧室の一部を成しているこ
とによって解決されている。
【0005】
【発明の効果】上記手段によれば、空気及びダストの通
過可能な壁を通って、空気が吸上げられる。そして、こ
の空気により、ダスト状の極めて軽い不純物が、繊維材
料を搬送する搬送空気流から除去される。
過可能な壁を通って、空気が吸上げられる。そして、こ
の空気により、ダスト状の極めて軽い不純物が、繊維材
料を搬送する搬送空気流から除去される。
【0006】本発明によれば、空気及びダストの通過可
能な上記壁は、例えば薄板スクリーンから、又は直径約
1.5mmの複数の孔を備えた有孔薄板から形成されて
いる。
能な上記壁は、例えば薄板スクリーンから、又は直径約
1.5mmの複数の孔を備えた有孔薄板から形成されて
いる。
【0007】また有利には、負圧室内の負圧を調節する
ための手段が設けられている。
ための手段が設けられている。
【0008】
【実施例】次に図示の実施例につき本発明を説明する。
【0009】図1〜図3に示された粗除塵機には、開繊
ローラ1が設けられている。この開繊ローラ1はケーシ
ング2内で水平軸線を中心として回転可能に支承されて
おり、かつ外周部に通常の形式で打撃ピン3を有してい
る。そして、除塵機運転時における上記開繊ローラ1
は、図示されていない駆動モータによって図1による矢
印の方向に回転させられる。さらに、上記開繊ローラ1
の下面より下方には、図1にしか示されていない2つの
グリッドバー4,5が配置されている。また、上記開繊
ローラ1の上面は、この開繊ローラ1の外周部から間隔
を置いた壁によって覆われている。この壁は、水平な中
央の壁区分6と、この区分に続いてそれぞれ約45°傾
斜した2つの側方の壁区分7,8とから構成されてい
る。さらに、一側方の壁区分7にはほぼ垂直な壁30が
続いており、空気及びダストはこの壁30を通過するこ
とができる。このような構成において、上記3つの壁区
分6,7,8は平屋根形に配置されている。つまり、上
記3つの壁区分6,7,8は二等辺台形の3つの辺のよ
うな横断面形状を有しており、これら3つの壁区分6,
7,8のうちのそれぞれ2つの壁区分が、互いに約13
5°の角度を成している。ところで、上記壁30は、例
えば、直径約1.5mmの孔を備えた有孔薄板によっ
て、又は薄板スクリーンによって形成されている。さ
て、一側方の上記壁区分7には、開繊ローラ1の一端部
において上方から走入導管9が、他側方の上記壁区分8
には、開繊ローラ1の他端部において走出導管10が、
それぞれ開口している。また、走入導管9と走出導管1
0との間では、開繊ローラ1の上面より上方、つまり上
記3つの壁区分6,7,8より下方に、開繊ローラ1の
軸線に対して傾斜した3つのガイドプレート11,1
2,13が配置されている。そして、これらのガイドプ
レート11,12,13は、開繊ローラ1の上面と壁区
分6,7,8から成る壁との間で2つの移行室を形成し
ている。さらに、空気及びダストの通過可能な上記壁3
0の全表面が、吸引導管15に接続された負圧室20の
一部を形成している。
ローラ1が設けられている。この開繊ローラ1はケーシ
ング2内で水平軸線を中心として回転可能に支承されて
おり、かつ外周部に通常の形式で打撃ピン3を有してい
る。そして、除塵機運転時における上記開繊ローラ1
は、図示されていない駆動モータによって図1による矢
印の方向に回転させられる。さらに、上記開繊ローラ1
の下面より下方には、図1にしか示されていない2つの
グリッドバー4,5が配置されている。また、上記開繊
ローラ1の上面は、この開繊ローラ1の外周部から間隔
を置いた壁によって覆われている。この壁は、水平な中
央の壁区分6と、この区分に続いてそれぞれ約45°傾
斜した2つの側方の壁区分7,8とから構成されてい
る。さらに、一側方の壁区分7にはほぼ垂直な壁30が
続いており、空気及びダストはこの壁30を通過するこ
とができる。このような構成において、上記3つの壁区
分6,7,8は平屋根形に配置されている。つまり、上
記3つの壁区分6,7,8は二等辺台形の3つの辺のよ
うな横断面形状を有しており、これら3つの壁区分6,
7,8のうちのそれぞれ2つの壁区分が、互いに約13
5°の角度を成している。ところで、上記壁30は、例
えば、直径約1.5mmの孔を備えた有孔薄板によっ
て、又は薄板スクリーンによって形成されている。さ
て、一側方の上記壁区分7には、開繊ローラ1の一端部
において上方から走入導管9が、他側方の上記壁区分8
には、開繊ローラ1の他端部において走出導管10が、
それぞれ開口している。また、走入導管9と走出導管1
0との間では、開繊ローラ1の上面より上方、つまり上
記3つの壁区分6,7,8より下方に、開繊ローラ1の
軸線に対して傾斜した3つのガイドプレート11,1
2,13が配置されている。そして、これらのガイドプ
レート11,12,13は、開繊ローラ1の上面と壁区
分6,7,8から成る壁との間で2つの移行室を形成し
ている。さらに、空気及びダストの通過可能な上記壁3
0の全表面が、吸引導管15に接続された負圧室20の
一部を形成している。
【0010】さて、粗除塵機の運転時には、除塵及び開
繊されるべき、フロック状の紡織繊維が、搬送空気流に
よって走入導管9を通って供給される。繊維塊を伴った
このような搬送空気は、まず、回転する開繊ローラ1の
下面の回りを、次に、ガイドプレート11,12間の移
行室内を流れて、この移行室によって開繊ローラ1の軸
線方向にさらに流される。この後、上記搬送空気は再び
開繊ローラ1の下面の回りを、その次に、ガイドプレー
ト12,13間の移行室内を、その後、さらに再び開繊
ローラ1の下面の回りを流れる。そして最後に、走出導
管10を通って除塵機から走出する。搬送空気流が開繊
ローラ1の下面の回りを流れる際、この空気流内の繊維
塊は打撃ピン3によって処理されて、徐々に開繊され
る。これにより、不純物が繊維から除去される。しか
し、大きな不純物、例えば鞘部分は、グリッドバー4,
5を貫通して解離され、その後、グリッドバー4,5よ
りも下方の室から、図示されていない吸上げ装置によっ
て吸上げられる。このように処理された繊維塊は、上方
へ向かってそれぞれ次の移行室内へ流入し、そこで壁区
分6,7,8へ衝突してさらにほぐされ、かつ向きを変
えられる。これに対して、既に繊維から解離している微
細なダスト状の不純物は、せいぜい部分的にしかグリッ
ドバー4,5を貫通せず、ほとんどが搬送空気流内に残
留してしまう。しかし、このような微細な不純物を搬送
空気流から除去するために、空気及びダストの通過可能
な壁30と、負圧室20と、吸引導管15とが役立つ。
その結果、微細な不純物は、開繊ローラ1の端部におけ
る走出導管10を通って搬送空気流及び繊維と一緒には
走出しなくなる。この場合、吸引導管15は図示されて
いない負圧源又は吸上げ装置に接続されており、この負
圧源又は吸上げ装置により、ダストを伴った空気が上記
壁30を貫通して吸上げられる。
繊されるべき、フロック状の紡織繊維が、搬送空気流に
よって走入導管9を通って供給される。繊維塊を伴った
このような搬送空気は、まず、回転する開繊ローラ1の
下面の回りを、次に、ガイドプレート11,12間の移
行室内を流れて、この移行室によって開繊ローラ1の軸
線方向にさらに流される。この後、上記搬送空気は再び
開繊ローラ1の下面の回りを、その次に、ガイドプレー
ト12,13間の移行室内を、その後、さらに再び開繊
ローラ1の下面の回りを流れる。そして最後に、走出導
管10を通って除塵機から走出する。搬送空気流が開繊
ローラ1の下面の回りを流れる際、この空気流内の繊維
塊は打撃ピン3によって処理されて、徐々に開繊され
る。これにより、不純物が繊維から除去される。しか
し、大きな不純物、例えば鞘部分は、グリッドバー4,
5を貫通して解離され、その後、グリッドバー4,5よ
りも下方の室から、図示されていない吸上げ装置によっ
て吸上げられる。このように処理された繊維塊は、上方
へ向かってそれぞれ次の移行室内へ流入し、そこで壁区
分6,7,8へ衝突してさらにほぐされ、かつ向きを変
えられる。これに対して、既に繊維から解離している微
細なダスト状の不純物は、せいぜい部分的にしかグリッ
ドバー4,5を貫通せず、ほとんどが搬送空気流内に残
留してしまう。しかし、このような微細な不純物を搬送
空気流から除去するために、空気及びダストの通過可能
な壁30と、負圧室20と、吸引導管15とが役立つ。
その結果、微細な不純物は、開繊ローラ1の端部におけ
る走出導管10を通って搬送空気流及び繊維と一緒には
走出しなくなる。この場合、吸引導管15は図示されて
いない負圧源又は吸上げ装置に接続されており、この負
圧源又は吸上げ装置により、ダストを伴った空気が上記
壁30を貫通して吸上げられる。
【0011】ところで、負圧室20内に生じる負圧の大
きさ又は壁30を通って吸上げられる空気流の大きさ
は、調節可能である。このような調節は、例えば上記負
圧源又は吸上げ装置によって行われるか、又は吸引導管
15内で調節可能な絞り機構、例えば図示されたような
調節可能なスロットルバルブ16によって行われる。し
かも、上記空気流は、吸引導管15によってダストを吸
上げるのに充分な大きさに調節されている。従って、ダ
ストは負圧室20の下面に堆積しない。また、このよう
な調節の様子を監視するために、図示された監視窓17
が外壁21に形成されている。さらに有利には、少なく
とも1つの清掃空気流入口18が上記負圧室20に設け
られており、この清掃空気流入口18を通って、大気か
らの清掃空気が負圧室20内へ吸い込まれる。また、清
掃空気流入口18は、上記負圧室20と同様に、調節可
能な絞り機構、例えばスロットルバルブ19(図4)を
有している。
きさ又は壁30を通って吸上げられる空気流の大きさ
は、調節可能である。このような調節は、例えば上記負
圧源又は吸上げ装置によって行われるか、又は吸引導管
15内で調節可能な絞り機構、例えば図示されたような
調節可能なスロットルバルブ16によって行われる。し
かも、上記空気流は、吸引導管15によってダストを吸
上げるのに充分な大きさに調節されている。従って、ダ
ストは負圧室20の下面に堆積しない。また、このよう
な調節の様子を監視するために、図示された監視窓17
が外壁21に形成されている。さらに有利には、少なく
とも1つの清掃空気流入口18が上記負圧室20に設け
られており、この清掃空気流入口18を通って、大気か
らの清掃空気が負圧室20内へ吸い込まれる。また、清
掃空気流入口18は、上記負圧室20と同様に、調節可
能な絞り機構、例えばスロットルバルブ19(図4)を
有している。
【0012】さて、空気及びダストの通過可能な上記壁
30の内面は、搬送空気流によって又は搬送空気流内で
搬送される繊維塊によって、常に清潔に保たれている。
しかし、この壁30の内面に複数の孔が形成されている
場合、これらの孔は鋭い縁部を有していてはいけない。
なぜなら、繊維又は不純物が孔の縁部に引掛って残留し
てはならないからである。また、上記壁30が内面に亜
鉛めっきを施された有孔薄板から形成されていると、有
利である。その場合、亜鉛めっきは表面に丸みを付けら
れて、孔の少し中まで入り込むように有孔薄板を覆って
いる。
30の内面は、搬送空気流によって又は搬送空気流内で
搬送される繊維塊によって、常に清潔に保たれている。
しかし、この壁30の内面に複数の孔が形成されている
場合、これらの孔は鋭い縁部を有していてはいけない。
なぜなら、繊維又は不純物が孔の縁部に引掛って残留し
てはならないからである。また、上記壁30が内面に亜
鉛めっきを施された有孔薄板から形成されていると、有
利である。その場合、亜鉛めっきは表面に丸みを付けら
れて、孔の少し中まで入り込むように有孔薄板を覆って
いる。
【0013】図1〜図3に示された実施例とは異なる、
図4に示された実施例では、負圧室20が複数の、例え
ば3つの負圧室20.1,20.2,20.3に分割さ
れており、各負圧室に、スロットルバルブ16.1,1
6.2,16.3を備えた吸上げ管が対応配置されてい
る。
図4に示された実施例では、負圧室20が複数の、例え
ば3つの負圧室20.1,20.2,20.3に分割さ
れており、各負圧室に、スロットルバルブ16.1,1
6.2,16.3を備えた吸上げ管が対応配置されてい
る。
【0014】図4に示されたように、上記3つの負圧室
20.1,20.2,20.3には、スロットルバルブ
19を備えた、新鮮空気流入孔又は清掃空気流入口18
が、共通の清掃空気口として対応配置されている。その
結果、清掃空気が、上記3つの負圧室20.1,20.
2,20.3内すべてに流入する。しかし、当然なが
ら、各負圧室20.1,20.2,20.3に、適当な
スロットルバルブを備えた、それぞれ独自の清掃空気導
管が対応配置されていてもよい。
20.1,20.2,20.3には、スロットルバルブ
19を備えた、新鮮空気流入孔又は清掃空気流入口18
が、共通の清掃空気口として対応配置されている。その
結果、清掃空気が、上記3つの負圧室20.1,20.
2,20.3内すべてに流入する。しかし、当然なが
ら、各負圧室20.1,20.2,20.3に、適当な
スロットルバルブを備えた、それぞれ独自の清掃空気導
管が対応配置されていてもよい。
【0015】図1〜図3の実施例に示された横方向の負
圧室20に比べて、図4の実施例に示された複数の室に
分割された負圧室20.1,20.2,20.3によ
り、空気流が、ガイドプレート11,12,13によっ
て制限された各区分ごとに一様に形成される。
圧室20に比べて、図4の実施例に示された複数の室に
分割された負圧室20.1,20.2,20.3によ
り、空気流が、ガイドプレート11,12,13によっ
て制限された各区分ごとに一様に形成される。
【0016】さらに、壁30の肉厚dは、除塵機運転時
に搬送空気流で搬送される紡織繊維材料の衝突によって
壁30の壁区分が振動させられるような厚さに、選定さ
れている。
に搬送空気流で搬送される紡織繊維材料の衝突によって
壁30の壁区分が振動させられるような厚さに、選定さ
れている。
【図1】本発明による第1実施例の粗除塵機の概略的な
鉛直方向断面図である。
鉛直方向断面図である。
【図2】図1による線分II−IIに沿った、図1によ
る除塵機の平面図である。
る除塵機の平面図である。
【図3】図1による粗除塵機を90°回転させた鉛直方
向断面図である。
向断面図である。
【図4】本発明による第2実施例の粗除塵機を図3と同
方向から示す、部分的な鉛直方向断面図である。
方向から示す、部分的な鉛直方向断面図である。
1 開繊ローラ 2 ケーシング 3 打撃ピン 4,5 グリッドバー 6,7,8 壁区分 9 走入導管 10 走出導管 11,12,13 ガイドプレート 15 吸引導管 16,16.1,16.2,16.3 スロットルバル
ブ 17 監視窓 18 清掃空気流入口 19 スロットルバルブ 20,20.1,20.2,20.3 負圧室 21 外壁 30 壁
ブ 17 監視窓 18 清掃空気流入口 19 スロットルバルブ 20,20.1,20.2,20.3 負圧室 21 外壁 30 壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D01G 9/04 D01G 9/10 D01G 9/20
Claims (9)
- 【請求項1】 搬送空気流によって搬送される紡織繊維
用の除塵機であって、打撃部材(3)を備えた水平のロ
ーラ(1)が設けられており、このローラ(1)の下面
より下方にグリッドバー(4,5)が配置されており、
このローラ(1)の上面より上方でローラ(1)の一端
部の所に走入口(9)が、ローラ(1)の他端部の所に
走出口(10)が、それぞれ搬送空気流のために配置さ
れている形式のものにおいて、紡織繊維の搬送方向で見
てグリッドバー(4,5)の手前に、空気及びダストの
通過可能な、ほぼ垂直の壁(30)が設けられており、
この壁(30)が、吸引導管(15)に接続された負圧
室(20)の一部を成していることを特徴とする、紡織
繊維用の除塵機。 - 【請求項2】 負圧室(20)内の負圧の大きさを調節
するための手段(16)が設けられている、請求項1記
載の除塵機。 - 【請求項3】 空気及びダストの通過可能な壁(30)
が開繊ローラ(1)の軸線に対してほぼ平行に設けられ
ている、請求項1記載の除塵機。 - 【請求項4】 負圧室(20)が少なくとも1つの監視
窓(17)を有しており、空気及びダストの通過可能な
壁(30)の前方の繊維・空気流が、監視窓(17)に
よって監視されるようになっている、請求項1から3ま
でのいずれか1項記載の除塵機。 - 【請求項5】 負圧室(20)内へ清掃空気を供給する
ための少なくとも1つの空気流入口(18)が、この負
圧室(20)に設けられている、請求項1から4までの
いずれか1項記載の除塵機。 - 【請求項6】 空気流入口(18)内に、スロットルバ
ルブ(19)のような、調節可能な絞り機構が設けられ
ている、請求項5記載の除塵機。 - 【請求項7】 空気及びダストの通過可能な上記壁(3
0)が、有孔薄板から形成されており、かつ紡織繊維に
よって負荷される面を亜鉛めっきされている、請求項1
から6までのいずれか1項記載の除塵機。 - 【請求項8】 上記壁(30)が、平屋根形に配置され
た複数の壁区分(6,7,8)に隣接しており、これら
複数の壁区分(6,7,8)のうちでそれぞれ2つの壁
区分が、所定角度(α)を成している、請求項1から7
までのいずれか1項記載の除塵機。 - 【請求項9】 上記壁(30)が所定の肉厚(d)を有
しており、この肉厚(d)が、除塵機運転時に搬送空気
流で搬送される紡織繊維材料の衝突によって壁(30)
が振動させられるような厚さに、選定されている、請求
項1から8までのいずれか1項記載の除塵機。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH967/90A CH681457A5 (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | |
CH00967/90-9 | 1990-03-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04214418A JPH04214418A (ja) | 1992-08-05 |
JP2911618B2 true JP2911618B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=4199361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3054665A Expired - Lifetime JP2911618B2 (ja) | 1990-03-23 | 1991-03-19 | 紡織繊維用の除塵機 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5319830A (ja) |
EP (1) | EP0447966B1 (ja) |
JP (1) | JP2911618B2 (ja) |
CH (1) | CH681457A5 (ja) |
DE (1) | DE59102981D1 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19630018A1 (de) * | 1996-07-25 | 1998-01-29 | Rieter Ag Maschf | Anlage zum Verarbeiten von Fasern |
EP0810309B1 (de) | 1996-05-20 | 2004-09-29 | Maschinenfabrik Rieter Ag | Anlage zum Verarbeiten von Fasern |
IT1283424B1 (it) * | 1996-07-11 | 1998-04-21 | Marzoli & C Spa | Apritoio a doppio tamburo e relativo procedimento di apertura e pulizia ad azione progressiva per fibre in fiocco |
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