JP2675498B2 - 合紙回収装置 - Google Patents

合紙回収装置

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JP2675498B2
JP2675498B2 JP4309616A JP30961692A JP2675498B2 JP 2675498 B2 JP2675498 B2 JP 2675498B2 JP 4309616 A JP4309616 A JP 4309616A JP 30961692 A JP30961692 A JP 30961692A JP 2675498 B2 JP2675498 B2 JP 2675498B2
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吉雄 天野
利秋 大塚
光範 阿部
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コイル状に巻回された
圧延材の冷間圧延加工を行う際に、前工程で圧延コイル
の層間に挟み込まれた合紙を回収するための合紙回収装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】ステンレス鋼などの冷間圧延加工を行う
際には、コイル状に巻回された圧延材をミルの片側で繰
り出し、ミルを通過させた後、他端側で再度コイル状に
巻き取っている。このコイル状に巻き取る際に、圧延材
の表面保護のために、合紙を圧延コイルの層間に挟み込
むようにしている。従って、ミルを通過させる際には、
その前に合紙を排除する必要があり、ミルの側方には合
紙を巻取って回収する装置が設けられている。
【0003】従来、上記冷間圧延加工を行う際に合紙を
回収するには、まず、作業者が、前工程で巻回されてい
る合紙の幅に対応する軸線方向長さを有する紙芯を、紙
芯保管場所から紙巻取機まで運搬して、紙巻取機に装着
していた。次に、圧延材と共に巻回されている合紙の先
端を、紙巻取機に装着された紙芯に取り付け、例えば自
動巻取機にてミル運転速度に合わせつつ合紙を巻き取る
ことができる。そして、巻き取られてコイル状になった
合紙を、作業者がジブホイストなどを操作して排出する
などしていた。なお、排出された合紙コイルは、回収さ
れ、巻き直しされることにより、再使用可能なものと廃
棄するものとに選別される。
【0004】このように、従来は、人手作業による部分
が多く、そのため、作業者の負担が大であるという問題
があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術の
問題点に鑑み、本発明の主な目的は、合紙回収作業を簡
単な構成にて自動化し得る合紙回収装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、コイル状に巻回された圧延材の冷間圧延加
工を行う際前工程で圧延コイルの層間に挟み込まれて
いる合紙を回収するための合紙回収装置であって、合紙
をコイル状に巻き取る際の芯となる紙芯を軸線方向長さ
の異なる種類別に保管し得るように互いに並列に区分け
された複数の紙芯保管部屋を有する紙芯ストッカと、前
軸線方向長さの異なる複数の紙芯から選ばれる所定の
紙芯を着脱かつ回転可能に装着できると共に各種幅の合
紙を巻き取り可能な合紙巻取機と、前記紙芯ストッカに
保管されている軸線方向長さの異なる複数の紙芯を個々
直接的に前記合紙巻取機に供給するための紙芯供給手
段とを有し、前記紙芯ストッカが、前記合紙巻取機の上
方に配設されていることを特徴とする合紙回収装置を提
供することにより達成される。
【0007】
【作用】このようにすれば、合紙巻取機の上方に複数の
紙芯を保管する紙芯ストッカが配設されていると共に、
その紙芯ストッカから降下した必要な紙芯を、紙芯供給
手段により途中で止めることなく直接的に合紙巻取機に
供給することから、紙芯を容易に巻取機に装着すること
ができ、紙芯の巻取機に対する自動供給を容易に行い得
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好適実施例を添付の図面につ
いて詳しく説明する。
【0009】図1は、本発明が適用された冷間圧延加工
設備の模式的配置図である。本設備にあっては、図1に
示されるように、ミル設備ライン1と、その側方に長手
方向に沿って延在する合紙搬送ライン2と、合紙搬送ラ
イン2の図に於ける左方下部に配設された合紙ストッカ
3と、ミル設備ライン1の図に於ける右方に配設された
合紙回収装置としての合紙巻取機4及び合紙排出バケツ
5とにより構成されている。
【0010】合紙ストッカ3と合紙搬送ライン2の上流
端との間には、両者間を連絡する合紙搬送台車6を走行
させるための台車走行レール7が敷設されている。その
合紙ストッカ3には、互いに異なる幅の使用前の各種合
紙8が、各幅別に並列にそれぞれ並べられて貯留されて
いる。合紙ストッカ3は、任意の種類の合紙8を個々に
排出可能であり、対応する列の排出口に対応する位置に
合紙搬送台車6を待機させて、任意の合紙8を合紙搬送
台車6に移すようにされている。
【0011】ミル設備ライン1の中間部には冷間圧延を
行うためのミル9が設けられている。ミル9は、合紙搬
送ライン2を横切る駆動軸を介して、ミルモータ10に
より駆動されるようになっている。ミル9の両側方には
それぞれテンションリール軸11a・11bが設けられ
ており、ミル9により圧延を行う際に、圧延コイルを例
えば一方のテンションリール軸11aにより支持しつつ
ミル9に向けて繰り出すと共に、ミル9を通過した圧延
材を他方のテンションリール軸11bにより巻き取る。
【0012】合紙搬送ライン2には、第1〜第3の合紙
巻取巻戻兼用機12a〜12cが配設されている。第1
及び第2の合紙巻取巻戻兼用機12a・12bが、一方
のテンションリール11bに対応する側に設けられ、第
3の合紙巻取巻戻兼用機12cが、他方のテンションリ
ール11aに対応する側に設けられている。また、合紙
搬送ライン2には、ライン方向に往復走行し得るように
された合紙搬送装置13が設けられている。合紙搬送ラ
イン2の上流端で、合紙搬送台車6により運ばれてきた
合紙を、図示されない例えばジブホイストを用いて合紙
搬送装置13に載せ変え、その合紙を合紙搬送装置13
により第1〜第3の合紙巻取巻戻兼用機12a〜12c
のいずれかまで搬送する。このようにして所定の合紙巻
巻戻兼用機に装着された合紙は、ミル9を通過してテ
ンションリール11a・11bのいずれか一方に圧延材
が巻き取られる際に、巻き取られる圧延材間に挟み込ま
れ、共に巻き取られる。
【0013】また、前記した合紙巻取機4と合紙排出バ
ケツ5との間には、圧延コイルから回収した合紙を、合
紙巻取機4から合紙排出バケツ5に受け渡すべく、両者
間に敷設されたレール上を走行し得る合紙排出台車14
が設けられている。なお、合紙排出バケツ5は、2分割
されており、一方を廃棄用バケツとし、他方を再生バケ
ツとしている。
【0014】本発明によれば、図2に良く示されるよう
に、合紙巻取機4の上方には、紙芯ストッカ15及び紙
芯供給装置16が設けられている。紙芯ストッカ15
は、合紙をコイル状に巻き取る際の芯となる各種紙芯1
7a〜17dを、軸線方向長さの異なる種類別に上下に
積み重ねて保管し得るように、互いに並列に区分けされ
た縦長の複数の紙芯保管部屋15aを有している。な
お、各紙芯保管部屋15aの床板が、図示されない駆動
手段によりそれぞれ独立して開閉し得るようにされてい
る。
【0015】紙芯供給装置16は、紙芯ストッカ15の
横に垂直方向に設けられた長尺の駆動シリンダ16aか
らなり、上下方向に往復動するしロッドの下端に、紙芯
の両端部を支持し得るトング16bを有している。ま
た、紙芯ストッカ15の下部には、各紙芯保管部屋15
aの各開閉床板の下方を覆うように延在するガイド板1
5bが設けられている。このガイド板15bは、各紙芯
保管部屋15aの床板を適宜開くことにより自然落下し
た紙芯を、矢印Bに示されるように紙芯供給装置16側
に向けてガイド板15b上を転動させるように傾斜して
いる。ガイド板15bを転動した紙芯(例えば17a)
は、図2から明らかなようにガイド板15bの途中で止
められることなく、トング16bまで転動し、トング1
6bにより受け止められる。
【0016】合紙巻取機4は、図3に示されるように、
互いに同軸的に対向して設けられた一対の巻取モータ1
8を有している。各巻取モータ18の駆動軸にはチャッ
ク19が設けられており、これら両チャック19間に、
トング16bにより支持された紙芯17aが、駆動シリ
ンダ16aを駆動することにより運ばれてくる。そし
て、両チャック19間に同軸的に紙芯17aが装着され
る。なお、各巻取モータ18は、矢印に示されるよう
に互いに近接離反し得る可動ベース20上に固設されて
おり、各種紙芯17a〜17dの軸線方向長さの違いに
対応し得るようになっている。
【0017】このようにして構成された冷間圧延加工設
備に於いては、一方のテンションリール11aに図示さ
れない圧延コイルを取り付け、その一端を繰り出しつつ
ミル9により冷間圧延を行うが、その際に、前工程で圧
延コイルの層間に挟み込まれていた合紙の回収を行う。
【0018】まず、回収する合紙の幅に対応する軸線方
向長さの紙芯(例えば17a)を、その紙芯保管部屋1
5aの床板を開いて、前記したようにガイド板15b上
に落とし途中で止めることなく転動させて、トング16
bに受け渡す。次に、駆動シリンダ16aを駆動してト
ング16bを下降し、紙芯17aを合紙巻取機4に装着
する。ここまでの作業を自動的に行うことができ、必要
な紙芯を紙芯ストッカ15から直接的に合紙巻取機4に
供給することができる。
【0019】そして、圧延コイルの層間に挟み込まれて
いた合紙の先端を、合紙巻取機4に装着されている紙芯
17aに巻き付ける巻取準備作業を作業者が行って、巻
取準備完了後、ミル9の運転を行いつつ第4の合紙巻取
機4を同期させて自動運転し、圧延コイルに共に巻かれ
ていた合紙を巻き取る。このようにして、旧合紙21を
紙芯17aを芯としてコイル状に巻き取って回収する。
【0020】合紙巻取機4の側方には合紙排出台車14
が待機しており、合紙巻取機4により回収されたコイル
状の旧合紙21の下方に、合紙排出台車14からテーブ
ルを出し、旧合紙21を受け取る。その旧合紙21を合
紙排出台車14が搬送し、合紙排出台車14から合紙排
出バケツ5内に排出される。合紙排出バケツ5内に排出
される際には、旧合紙21は、合紙の巻き締まる方向に
回転するようにされている。
【0021】
【発明の効果】このように本発明によれば、圧延コイル
の層間に前工程で挟み込み巻かれていた合紙を回収する
作業を行う際に、合紙巻取機の上方に紙芯ストッカを配
設したことから、紙芯を合紙巻取機に容易に受け渡すこ
とができ、その受け渡しを行うための紙芯供給手段と併
せて、紙芯の自動供給を容易に行うことができ、合紙回
収作業に於ける作業者の人手による作業を極力無くすこ
とができ、作業効率を向上し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された冷間圧延設備の模式的配置
図。
【図2】図1の矢印II線から見た矢視図。
【図3】図2の矢印III 線から見た巻取機の正面図。
【符号の説明】
1 ミル設備ライン 2 合紙搬送ライン 3 合紙ストッカ 4 合紙巻取機 5 合紙排出バケツ 6 合紙搬送台車 7 台車走行レール 8 合紙 9 ミル 10 ミルモータ 11a・11b テンションリール軸 12a〜12c 第1〜第3の合紙巻取巻戻兼用機 13 合紙搬送装置 14 合紙排出台車 15 紙芯ストッカ 15a 紙芯保管部屋 15b ガイド板 16 紙芯供給装置 16a 駆動シリンダ 16b トング 17a〜17d 紙芯 18 巻取モータ 19 チャック 20 可動ベース 21 旧合紙
フロントページの続き (72)発明者 田沢 徹 富津市新富20−1 新日本製鐵株式会社 技術開発本部内 (56)参考文献 特開 昭48−254(JP,A) 特開 昭48−57864(JP,A) 特開 昭48−57865(JP,A) 特開 昭48−59060(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル状に巻回された圧延材の冷間圧延
    加工を行う際前工程で圧延コイルの層間に挟み込まれ
    ている合紙を回収するための合紙回収装置であって、合
    紙をコイル状に巻き取る際の芯となる紙芯を軸線方向長
    さの異なる種類別に保管し得るように互いに並列に区分
    けされた複数の紙芯保管部屋を有する紙芯ストッカと、
    前記軸線方向長さの異なる複数の紙芯から選ばれる所定
    の紙芯を着脱かつ回転可能に装着できると共に各種幅の
    合紙を巻き取り可能な合紙巻取機と、前記紙芯ストッカ
    に保管されている軸線方向長さの異なる複数の紙芯を個
    々に直接的に前記合紙巻取機に供給するための紙芯供給
    手段とを有し、前記紙芯ストッカが、前記合紙巻取機の
    上方に配設されていることを特徴とする合紙回収装置。
JP4309616A 1992-10-22 1992-10-22 合紙回収装置 Expired - Fee Related JP2675498B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4857865A (ja) * 1971-11-26 1973-08-14
JPS5122908B2 (ja) * 1971-11-26 1976-07-13
JPS5110582B2 (ja) * 1971-11-29 1976-04-05

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