JP2664555B2 - シート材の送り装置 - Google Patents

シート材の送り装置

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JP2664555B2
JP2664555B2 JP13863591A JP13863591A JP2664555B2 JP 2664555 B2 JP2664555 B2 JP 2664555B2 JP 13863591 A JP13863591 A JP 13863591A JP 13863591 A JP13863591 A JP 13863591A JP 2664555 B2 JP2664555 B2 JP 2664555B2
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H3/00Separating articles from piles
    • B65H3/02Separating articles from piles using friction forces between articles and separator
    • B65H3/04Endless-belt separators
    • B65H3/042Endless-belt separators separating from the bottom of the pile
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H3/00Separating articles from piles
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般にシート送り装置に
関し、特にシート物品の積重ねの底から1度に1つの物
品を供給する送り装置に関する。
【0002】
【従来技術及びその課題】積重ねの底から供給するシー
ト送り装置には、最下のシートの底面と接触している送
り用の面を有し、これによりシートを積重ねの下方から
実質的にその面に沿って輸送するエンドレスの送り用ベ
ルトがしばしば使用される。かかるシート送り装置は、
普通は、最下のシート以外はここを通過することを防止
するために抑制用機構を使用する。
【0003】通常の送り装置の遭遇する困難には、2個
又はそれ以上のシートを送ったり、あるいはシートを送
るべきときにこれが無かったりする誤送が含まれる。こ
れらの難点は、高速運転のさい、及び異った性質のシー
ト材を取り扱うときに特に経験される。例えば、異った
厚さ、剛さ、表面摩擦、及び異なったシート寸法は、か
かる送り装置の信頼できる運転にひどく影響する。信頼
しうる運転を確保するためには、シートの特別な性質及
び寸法に対する繊細な機械的調整が要求され、かつかか
る性質及び/又は寸法の比較的わずかな変化でも装置の
再調整が必要であった。従って、かかる送り装置は、混
合したシートも信頼して扱うことはできなかった。
【0004】積重ねの底から個々のシートを単数化して
送る従来の送り装置は、送るべき一番下のシート以外は
総てを止める種々の抑制装置又は阻止装置を使用してき
た。かかる送り装置は、例えば、以下の米国特許に示さ
れる。
【0005】ルーアン(米国特許第2273288号)
は、積重ねの底から手紙を取り出す調整可能な分離装置
を開示する。分離装置が種々の厚さの手紙をその下を通
過させる間に、調整により実質的に一定の張力が容易に
得られる。クラメル他(米国特許第3895791号)
は、分離用ベルト及びベルトの垂下に対して強制力をか
ける阻止用パッドを備えた底部シート送り装置を開示す
る。ストロベル(米国特許第3934869号)は、阻
止手段38と摩擦で組み合うようにされた送りベルトを
備えたシートの分離及び送り用の装置を示す。全体とし
て同様な装置が、ゴドルフスキーの米国特許第4666
140号及びラーソンの米国特許第4555103号に
も示される。
【0006】シートの取り扱い及び輸送中における種々
の目的に対して、シート材上に横方向の曲がりを付ける
ことが従来技術、例えば、ナラモア他の米国特許第47
44555号、コヤマ他の第4663527号、及びバ
カシチオヌ他の第2157228号に示される。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のシート送り装置
は、特に前述の種類の難点を除いて、性質及び寸法がか
なり変わりうるシートに対し、高速運転において積重ね
の底からの信頼性のあるシート材の単数化と送りとを提
供する。このシート送り装置は、誤送することなく、ま
た異種の混合したシート材を中断することなく送るため
の調整を要せずに、個々のシートのかなりの不揃い(斜
めを含む)を許容する。これらの特徴はこれまで得られ
なかった相当な運転及び費用についての利点を提供す
る。
【0008】本発明の重要な特徴は、ホッパー内に配置
された積重ねの底から性質及び寸法が一定でない種々の
シートを単数化し送る改良されたシート送り装置、及び
改良された方法の提供である。送り装置は、積重ね内の
シートを単数化出口領域に押す手段、及び阻止装置を通
って積重ねから1番下のシートを送る手段を備え、この
阻止装置は、1番下のシート以外の総てのシートを阻止
し、1番下のシートが阻止装置を通過する間はこれを横
方向に弾性的に波打たせてホッパーから送り出す。
【0009】阻止装置は、支持部材上で内面の部分に沿
って支持されかつ支持部材より先に延びている非支持の
横方向の突出部を有する弾力性部材を備える。横方向突
出部分内で弾力性部材の外面に面している案内部材の強
制面がある。強制部材と支持部材の面との間のこの両面
に対して一般に直角方向の隙間は、その内外面間の弾力
性部材の厚さと、大きくても機能的に取り扱われる最も
薄いシート材の厚さよりも小さな距離との和であるよう
に設定される。
【0010】運転の際は、1番下のシートは、通過する
ために弾力性部材の突出部を弾性的に撓ませる強制部材
と弾力性部材の外面との間で積重ねから送られる。その
結果、1番下のシートの少なくも一部分は、阻止装置を
通過する間は、横方向に弾性的に波状にされ又は曲げら
れる。この波打ちの結果、特に1番下のシート、特にそ
のシートの前縁において、この上に重なっているシート
を持ち上げる効果は、性質及び寸法が異なりかつ混合し
たシートが供給された場合でも、シートの誤送を確実に
避けるように阻止装置の阻止効果を支援し強化する。
【0011】阻止装置は更に2個の送りローラーを備え
る。各送りローラーは案内部材に並置される。送りロー
ラーの外周は案内ローラーから間隔を空けられ、その隙
間は機能的に取り扱われるシート材の厚さにほぼ対応す
るように(又はこれより幾分か小さく)予め設定され
る。送りローラーの近くに置かれた案内ローラーの表面
は、シート送り面の下方でかつこれと平行に配された面
に接し、シート送り面はホッパー積重ねの1番下のシー
トの面として定義される。弾力性部材は、送りローラー
に関して横方向で間隔を空けられ、更にほぼシート送り
面に配されたその上側の外側面を持つ。
【0012】この実施例の運転においては、1番下のシ
ートは、積重ねから供給され、弾力性部材上に支持さ
れ、更に送りローラーと案内部材との間の隙間を通過す
る。その結果、1番下のシートの少なくも一部分は、阻
止装置を通過する間は、横断方向に弾性的に波打ちにさ
れ又は曲げられる。この波状の効果は第1の実施例にお
けると同様である。
【0013】本発明のシート送り装置は、個別的な紙シ
ート(平面又は折られたシート)、折丁、封筒、仮綴じ
本、小冊子、及び類似物のような紙シートの送りに特に
有用である。この送り装置は、カード及びカード小冊
子、並びに板紙の送りにも優れ、更に、より固い素材、
例えばプラスチック及び金属の板、並びにこれらの類似
物を扱うことができる。
【0014】本発明の以上及びその他の目的、特徴は、
添付図面に示された本発明の好ましい実施例についての
以下のより詳細な説明より明らかとなるであろう。図面
においては、その各図を通じて同様な部品に同様な番号
が付けられる。
【0015】
【実施例】図1を参照すれば、ホッパー12、ベルト駆
動機構14、阻止機構16、及び部分的に示された取り
付け構造体18を備えたシート送り装置10が示され
る。これには、更に、ここに送られたシートを更に送り
装置10から送るための被動ローラーの対20が示され
る。更に、ホッパー12の底面に実質的に垂直に向けら
れかつ図1の面25と直交する単数化用面21が定めら
れ、これは一般に阻止機構16の中央を通って延びる。
【0016】ホッパー12は、1番下のシート24を含
んだシート積重ね22を保持する。シート送り面25は
右側に示される。単数化面21の領域において、阻止機
構16の中央部の回りに(ホッパー12の左側に)、全
体的なシート出口領域として単数化出口領域23が示さ
れる。1番下のシート24は実質的にシート送り面25
内に配される。ホッパー12の前端(左端)に障壁26
が配され、更に前方に静止案内部材28(ここでは円筒
体の形で示される)を備えた阻止用機構16がある。案
内部材28は、案内部材の周囲の下右方向に面する部分
により現された強制面30を持つ。右に向いた部分は第
1の部分32として示され、下向きの部分は第2の部分
34として示される。
【0017】阻止機構16は、更に、支持部材36とこ
れに支持された弾力性部材38とを備える。支持部材3
6と弾力性部材38とは、ここではベルト駆動機構14
に含まれる回転プーリーとエンドレスベルトの形で示さ
れる。
【0018】ベルト駆動機構14は、更に、エンドレス
平ベルトの形式の弾力性部材38を支持している複数の
プーリーを備える。弾力性部材38が矢印40の方向に
動くように、少なくも1個のプーリーがモーター駆動さ
れる。ベルト駆動機構14には、偏心して取り付けられ
たボス上に回転可能に支持された調整可能な遊びローラ
ー42も備えられる。ローラー42は、偏心ボスの角度
調整により、この上に支持されたエンドレスベルトの部
分を昇降させるように調整可能である。
【0019】図2及び3に示されるように、支持部材3
6の上で弾力性部材38の横方向に突出した部分におい
て弾力性部材38と少し重なるような位置に、少なくも
1個の案内部材28が横方向に配される。図3は、実質
的に単数化面21を通る部分の拡大部分を現す。
【0020】特に図2及び3を参照すれば、支持部材3
6は、弾力性部材38を支持するために、少なくも一方
の側に支持用縁部分46を有する支持面44を備える。
弾力性部材38は外面48と内面50とを持つ。内面5
0は、少なくも支持する縁部分46において、支持面4
4と接触する。弾力性部材38は、支持部材36の側方
に横方向突出52だけ横方向に突き出す。(案内部材2
8の)強制面30の第2の面34はその一方の側部に強
制用の縁部分54を持つ。強制用の縁部分54におい
て、強制面30の第2の面34は外面48に面し、従っ
て弾力性部材38の横方向突出部52の部分上の重なり
56を形成する。
【0021】図3には、阻止機構16を通り案内部材2
8と弾力性部材38との間に送られているシート58の
部分も示す。
【0022】特に図2を参照すれば、1対の案内部材2
8が示され、各案内部材は中心面59に関して鏡像的に
弾力性部材38の横側に対象的に配される。別のベルト
駆動手段60が送り装置により供給されるシートを支持
する。別のベルト駆動手段60は、送りシートの横方向
支持用の低摩擦静止案内面により置換可能であることに
注意すべきである。案内部材28と弾力性部材38との
間に供給された典型的なシート62が点線で示される。
図3においては、シートは、ここで典型的なシート62
で示されるように、阻止機構16を通って供給されてい
る間は、横断方向で弾性的に波打ち、曲がり、又はシー
ト送り面25から少し外れて波状にされる。
【0023】図1−3に示されるように、弾力性部材3
8は、平らなエンドレスベルト、あういはベルト支持プ
ーリーの周囲の溝又は歯と組み合う内面の歯を有する平
らなタイミングベルトとすることができる。適切な弾力
性特性を有する通常のベルトも本発明の目的に適当であ
ることが見出だされている。強制面30における案内部
材28の特別な表面特性は送り装置の適正な運転に殆ど
影響ないが、面30の好ましい素材はショア固さA83
のポリウレタンである。
【0024】図1及び2に特に示されたようなシート材
の操作においては、シートの積重ね22は、これをホッ
パー22内で少なくも部分的に支持している弾力性部材
38(被動エンドレスベルト)の送り運動により、単数
化面21の方に強制される。1番下のシート24を除い
た総てのシートの前縁は、障壁26又は案内部材28に
当たり、これにより停止させられる。1番下のシート2
4は、弾力性部材38により案内部材28と弾力性部材
38との間の単数化出口領域23内に送られ続ける。1
番下のシート24がこれらの間に挟まれると、これは部
材28と38との間の(特に図3に示されたような)構
造的相互関係により、少なくも単数化出口領域23内で
横断方向で弾性により幾分波打つようにされる。積重ね
の中の次の1枚、2枚又はそれ以上のシートは、その前
端が少し持ち上げられる。更に、1番下のシートは波打
ちにより次のシートから部分的に分離され、これにより
その間の摩擦のかなりの減少が生ずる。これは、複数の
シートを誤送することを避けられるため、運転の信頼性
を強化する効果がある。
【0025】波打ちシートは、更に、例えばローラー組
み合わせ20を経て別の装置に送られる。このように輸
送されるシートは、シートがある希望の距離だけ通過し
ベルト駆動機構が次のシートのため再び駆動されるま
で、ベルト駆動機構14を一時的に停止させるために検
知される。連続して輸送されるシート間の間隔はこうし
て望むように変更可能である。
【0026】シートの波打ち運転は、図3において最も
よく認識できる。1番下のシートが弾力性部材38上の
シート積重ね22の底から送られると、シートの前縁が
案内部材28の下に強制的に入れられ、シート前端はシ
ートが送られる間は案内部材に沿って滑る。(支持部材
36の)縁支持部分46と(案内部材28の)縁強制部
分54との間の隙間は、縁強制部分54と横方向突出5
2の撓んだ部分内に配された(弾力性部材38の)外面
48の部分との間の重なり部分56内でシートが押され
るとき、弾力性部材38上に供給されたシートが横方向
の突出を弾性的に撓ませるような隙間である。
【0027】これに関連して、シート送り面25と実質
的に平行でありかつ単数化面21の部分で強制面30に
接する第1の面63、並びに第1の面63と平行であり
かつ単数化面21の部分において少なくも縁支持部分4
6内で支持面44に接する第2の面65が定義される。
これら第1及び第2の面は、弾力性部材38の厚さと単
数化部分を通過して機能的に動かされるシート材の最小
厚さとの和よりも小さい距離だけ間隔を空けることが好
ましい。
【0028】例えば、(シートが無く弛緩した状態の弾
力性部材38の)外面48との間の約0.025mm
(約0.001インチ)の隙間は、調整なしで約0.0
51ないし0.457mm(約0.002ないし0.0
18インチ)の範囲の厚さのシート及びより厚いシート
の信頼しうる供給と単数化とに都合がよい。この隙間は
締め代になるように更に減らすことができる。例えば、
0.254mm(0.010インチ)の締め代(負の隙
間)は、前述の厚さのシートの信頼しうる供給をなお提
供するであろう。かかる締め代は、特に普通でない、又
は厄介な表面特性のシート材が使用されるときに、本質
的ではないが有利であることが見出だされた。
【0029】より厚さの大きなシート材、例えば0.4
57mm(0.018インチ)をかなり超過するものに
関しては、0.254mm(0.010インチ)の隙間
で大多数の通常のシート材を信頼して扱えることが見出
だされた。大多数の通常のシート材を扱うための突出部
52の好ましい長さは、約3.175mm(約1/8イ
ンチ)程度又はそれ以上であり、実質的に約1.588
mm(約1/16インチ)より小さくはない。重なり5
6は常に突出52より小さいことが認められるであろ
う。横方向の重なり56の好ましい長さは、約1.58
8mm(約1/16インチ)又はそれ以上である。更
に、例えば、クーポン帖又は類似物により与えられるよ
うな厚さ約6.35mm(約1/4インチ)のシート材
の信頼しうる取り扱いは、適切な隙間調整及び対応した
更に長い横方向突出52の設置による本発明の原理に従
ったシート材の送り装置により容易に行なわれる。
【0030】図1に示されたホッパー12は、水平に方
向付けることは要せず、単数化面21の方に下方に(右
から左に)傾けることができる。約30゜までの傾きは
運転に大きな影響を与えないことが見出だされた。更
に、構成要素の相互関係の適切な調整により、なお大き
な傾きにおける運転が実行可能である。
【0031】横断方向における強制面30の形状に関し
ては、平面以外の形状、例えば、凸形、凹形、段状又は
切り取り、溝付き、及び同様な形状を使用しうることに
注意すべきである。同様に、例えば支持部材36がプー
リーである場合、これは、円柱状、冠状、樽状、及び類
似の形とすることができる。
【0032】案内部材28と支持部材38との相対位置
については、図1にはこれら2個の部材が一般に単数化
面21に配され一方が他方の上方に示されているが、案
内部材28は(障壁26とともに)ある小距離だけ上流
に置くことができ、従ってこのときは支持部材36の中
心線の直上には配されない。
【0033】図4を参照すれば、ここには図1及び2に
描かれた実施例とは異なる部分のある本発明の別の実施
例が示される。特に、阻止案内部材28(図1−3に示
されたものと同じ又は同様)、及び支持部材76の外周
の回りに付けられた弾力性部材68を備えた阻止機構6
6が提供される。この場合は、支持部材76は被動ロー
ラーである。支持部材76は、図1−3の支持部材36
と実質的に同様である。支持部材76の近傍に配された
ベルト駆動機構78の部分が、ここでは、回転プーリー
80及び矢印83の方向に駆動されるエンドレス平ベル
ト82を備えて示される。図1と関連して観察すれば、
ベルト駆動機構78はベルト駆動機構14(図1)とは
ごく僅かしか違っていないことが明らかであろう。
【0034】特に、ベルト駆動機構78は小距離だけ左
に延び、かつ阻止機構66(図1の16)の一部を含ま
ない。シートは、ホッパーからエンドレス平ベルト82
の頂部の上に送られ、弾力性部材68と案内部材28と
のローラー間隙に至り、ここを通過する。支持部材76
はベルト82及び弾力性部材68の表面速度と同じ速度
になるように駆動される。
【0035】構造及び作動の更に詳細については、図4
に示された実施例は図1−3に関連して示され説明され
た実施例と類似又は同様である。特に図3及びこれに与
えられた説明は同じく摘要できる。
【0036】図5を参照すれば、図1及び2に描かれた
実施例とは異なる部分を有する本発明の更に別の実施例
が示される。特に、(図1−3に示されたものと同じ又
は類似の)案内部材28及び図1−3におけるものと実
質的に同じ弾力性部材38を備えた阻止機構86が提供
される。認めうるほど異なる構成要素は、矢印40で示
された駆動方向に弾力性部材38が容易に摺動できるよ
うにされた静止摺動ブロックの形の支持部材88だけで
ある。支持部材88の摺動ブロックは、好ましくは、例
えば、デルリン、テフロン及び類似物により与えられる
ような低摩擦材で作られるが、その他の材料で作ること
もできる。支持部材88は、(案内部材28及び弾力性
部材38と一緒の)その上方部分の断面においては、図
3の図面の支持部材36と実質的に同様であり、これに
関連して与えられた説明は同じく適用できる。
【0037】さて、図6を参照すれば、図5に示された
ものとは異なった様相に関する別の実施例が示される。
案内部材28、支持部材89A、及び(エンドレスベル
トの形式の)弾力性部材89Cを備えた阻止機構89が
提供される。弾力性部材89Cは、プーリー89Bによ
り支持され、矢印40の方向に駆動される。弾力性部材
89Cの摺動を容易にするようにされた静止摺動ブロッ
クの形式の支持部材89Aが備えられる。その他の総て
の関連及び機能において、阻止機構89は、図5に示さ
れた機構と類似又は同様であり、これに関して与えられ
た説明が同じく適用できる。
【0038】構造及び作動の更に詳細に関しては、図5
及び図6の示された実施例は、図1−3に関連して図解
され説明されたものと類似し又は同様である。
【0039】図7を参照すれば、本発明によるシート送
り装置の取り付け用構造体18に案内部材28を取り付
けるための取り付け用機構90は、ブラケット92、案
内部材28の垂直位置を調整する手段、及び案内部材2
8を下方にばねで押す手段を備える。示されるように、
この機構では、一般的に、案内部材28の最下方部分が
全体として単数化面内に配され、かつシート供給面の近
傍に配される。ブラケット92は、図示されない通常の
手段により構造体18に強固に取り付けられ、更に障壁
26にも取り付けられ、あるいは障壁26に取り付けら
れる。
【0040】調整ノブ95を有するボス94がブラケッ
ト92の穴を通って垂直方向に(例えばねじにより)調
整可能に延びる。ブロック96が垂直方向に摺動可能に
ボス94に支持され、非回転で案内される。圧縮ばね9
8がボス94上にかけられ、ブロック96を停止用カラ
ー97に対して下向きに押し付けるように予荷重が与え
られ、ブラケット92とブロック96との間に入れられ
る。案内部材28はブロック96に取り付けられる。ブ
ロック96及びその案内部材28の垂直方向位置は、例
えばノブ95の回転により調整できる。
【0041】案内部材28がばね98のばね荷重に抗し
て調整された位置から上向きに動きうることは明らかで
ある。この効果は、例えば互いに付着したシート材の物
品が案内部材28の下方に送られ、例えば(図1−5に
示されたような)阻止機構の配置内の弾力性部材38の
弾力性特性では同一基準の弾力性を与えられないような
ときに利用される。しかし、送られたシート材の性質
(例えば厚さ)が特定の運転中に大きくは変化しないと
きは、ばね98によるばね荷重は、送り装置の適正な正
常運転のためには不必要である。従って、かかる実施例
においては、ばね98は省略され、案内部材28は、扱
われる特定のシートの比較的広い厚さ範囲に適した実質
的に一定の位置に調整手段(ノブ95、ボス94)によ
り調整される。
【0042】ここに例示された特別の取り付け用機構及
び(案内部材28用の)調整手段に関連して、その他の
適当な通常の装置を同じく良好に機能させるために使用
しうることを理解すべきである。例えば、案内部材28
を角度方向で調整可能な片持ち梁機構に取り付けること
ができる。
【0043】図8及び9を参照すれば、これまで説明さ
れたものとは幾分異なった別の2種の例が図解される。
相異は図2の図面にも特に認められるであろう。
【0044】図8は(各が弾力性部材38を支持する)
2個の支持部材36を示し、2個の案内部材28の各は
横方向反対側でそれぞれの弾力性部材と重なる。この配
置は中心面59に関して実質的に対称である。その他の
点については、この配置は図2に描かれた実施例と実質
的に同じである。特に図3及びこれに関して与えられた
説明は図8の実施例に同様に適用できる。
【0045】図9もまた(各が弾力性部材38を支持す
る)2個の支持部材36を有し、2個の案内部材28の
各は横方向反対側(図8のものとは異なった側)でそれ
ぞれの弾力性部材と重なる。この配置もまた中心面59
に関して対称である。その他の点については、この配置
は図2に描かれた実施例と実質的に同じである。特に図
3及びこれに関して与えられた説明は図9の実施例に同
様に適用できる。
【0046】図8及び9の実施例は(中心面59に関す
る)対称的な配置の好ましい実施例を示すが、この配置
の対称は便宜上のものであり、構造的な限定を与えるも
のではないことを理解すべきである。構成要素の適切な
対称的配列は同じく良好に機能できることが認められる
であろう。
【0047】図1−7に関する以上の説明は図8及び9
の図面にも適用できるので、これ以上の説明は後者に関
しては行なわない。
【0048】本発明は、その好ましい実施例を参照し特
に図示され説明されたが、本発明の精神及び範囲から逸
脱することなく種々の変化及び変更をなしうることが当
業者により理解されるであろう。
【0049】占有の権利及び特権を要求される本発明の
実施例が特許請求の範囲に記述される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理によるシート送り装置の1実施例
の図式的な側面図である。
【図2】図1に示された実施例の一部の図式的な正面図
である。
【図3】図2に示された図面の一部を更に詳細に示す図
式的な拡大断面図である。
【図4】本発明の別の実施例の送り装置の一部を示す図
式的な側面図である。
【図5】本発明の更に別の実施例の送り装置の一部を示
す図式的な側面図である。
【図6】本発明のなお別の実施例の送り装置の一部を示
す図式的な側面図。
【図7】本発明による阻止取り付けの詳細な様相を示す
図式的な側面図である。
【図8】本発明のなお別の実施例の部分を図解する図式
的な正面図である。
【図9】本発明のなお別の実施例の部分を図解する図式
的な正面図である。
【符号の説明】
12 シートホッパー 16 阻止手段 22 積み重ねのシート 23 出口領域 24 一番下のシート 25 シート送り面 32 第1の表面手段 34 第2の表面手段

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が上面、下面、2つの縁及び2つの
    端を有するシートの積重ねを収容する手段(12)と、
    上記積重ねから最も下のシート(24)を進める強制手
    段(14)と、該シート(24)の上面に係合する一対
    の案内(28)を含むシート曲げ手段とを具備し、 該一対の案内(28)が、該シート(24)が進む方向
    を横切る方向において離間しており、上記シートの下面
    に係合する協働手段(36,38)と協働する、シート
    材の積重ねからシート材を供給するシート材の送り装置
    (10)において、 該協働手段(36,38)が、対応する支持部材(3
    6)によって支持され且つ該支持部材(36)の側部を
    越えて横方向に延びている突出部(52)を有する少な
    くとも1つの弾性部材(38)を具備し、 該案内(28)の各々は、該案内(28)の縁領域(5
    4)が該弾性部材(38)の外側部分と重なる重なり部
    (56)を形成する位置に横に配置されていることを特
    徴とするシート材の送り装置。
  2. 【請求項2】 該案内(28)の該縁領域(54)が、
    該対応する支持部材の両側部を越えて横方向に延びてい
    る単一の弾性部材(38)の外側部分(56)に重なっ
    ている請求項1のシート材の送り装置。
  3. 【請求項3】 該協働手段(36,38)が、該案内
    (28)の間の区域において該シートに係合するように
    配置されている請求項1のシート材の送り装置。
  4. 【請求項4】 該弾性部材(38)が、該強制手段の一
    部を形成するベルトである請求項1〜3のいずれか1項
    のシート材の送り装置。
  5. 【請求項5】 該支持部材(36)がローラである請求
    項4のシート材の送り装置。
  6. 【請求項6】 該支持部材(36)が、被駆動ローラで
    ある請求項1〜3のいずれか1項のシート材の送り装
    置。
JP13863591A 1990-05-17 1991-05-15 シート材の送り装置 Expired - Lifetime JP2664555B2 (ja)

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US659270 1984-10-10
US52456390A 1990-05-17 1990-05-17
US65927091A 1991-02-22 1991-02-22
US524563 1991-02-22

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JPH04226224A JPH04226224A (ja) 1992-08-14
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JP13863591A Expired - Lifetime JP2664555B2 (ja) 1990-05-17 1991-05-15 シート材の送り装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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GB0010366D0 (en) 2000-04-29 2000-06-14 Watkiss Automation Ltd Methods of and apparatus for feeding sheets of material
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JPH04226224A (ja) 1992-08-14
DE69105165D1 (de) 1994-12-22
DE69105165T2 (de) 1995-04-13
EP0459667A1 (en) 1991-12-04
EP0459667B1 (en) 1994-11-17

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