JP2663375B2 - 複合窓サッシの縦枠連結構造 - Google Patents

複合窓サッシの縦枠連結構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半外付けサッシを用い
て連窓サッシ、出窓サッシ等の複合窓サッシを構成する
際に隣接する半外付けサッシの縦枠相互を連結する構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】複合窓サッシの隣接する半外付けサッシ
の縦枠相互を連結する構造としては種々のものが知られ
ている。例えば、実開昭63−138390号公報に示
すように、半外付けサッシの縦枠1における躯体への取
付片2を中間係合突片3を残して除去し、この縦枠1の
中間係合突片3を連結用縦材4の中間溝部5に係合する
と共に、縦枠1の室外側係合突片6を連結用縦材4の室
外側溝部7に係合し、かつ縦枠1の室内側突出片8を連
結用縦材4の室内側支持片9に接してビス止めして縦枠
相互を連結用縦材を介して連結したものが知られてい
る。(図1参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる縦枠相互の連結
構造であると、縦枠1の室内側部と連結用縦材4の室内
側部が面外方向よりビスで連結されるために室外側係合
突片6と室外側溝部7との係合部に左右方向の力が作用
しない。このために、室外側溝部7と室外側係合突片6
の係合部に左右方向の隙間aが発生し、その隙間aが室
外から見た時に幅広の縦溝となって見苦しくなってしま
うとともに雨水やほこりが浸入してしまう。
【0004】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした複合窓サッシの縦枠連結構造を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】半外付けサッシを構成す
る縦枠10を、縦板11に室外側係合突片12と室内側
突出片16を一体的に設けた形状とし、室外側溝部22
と室内側支持片25を備えた一対の取付縦板21,21
を所定角度で連結して連結用縦材20とし、前記縦枠1
0の室外側係合突片12と連結用縦材20の室外側溝部
22を係合し、室内側突出片16の基端部と室内側支持
片25の室外側支持面27における突出端寄りを当接し
て室内側突出片16の突出端部と室外側支持面27の基
端寄りとの間に隙間を構成し、この隙間部分よりビス3
1で室内側突出片16と室内側支持片25を連結した複
合窓サッシの縦枠連結構造。
【0006】
【作 用】縦枠10の室内側突出片16と連結用縦材
20の室内側支持片25をビス31で連結すると室内側
突出片16が室内側支持片25の室外側支持面27に引
き寄せられ、縦枠10が左右方向に変位してその室外側
が連結用縦材20の室外側に押しつけられるから、室外
側係合突片12が室外側溝部22に圧接し、室外側係合
突片12と室外側溝部22との係合部に隙間が生じるこ
とがない。
【0007】
【実 施 例】前記半外付けサッシを構成する縦枠10
は図2に示すように、面外方向に向う縦板11の外面室
外端部に鉤形の室外側係合突片12を一体的に設け、前
記縦板11の外面面外方向中間部に中間係合突片13を
備えた取付片14を一体的に設け、その取付片14にお
ける中間係合突片13部分に除去用の溝部15が形成し
てあり、この溝部15より先端部は躯体取付片として利
用され、前記縦板11の外面室内側寄りに室内側突出片
16を一体的に設け、その室内側突出片16は取付基片
部16aとコ字状片部16bより成ってそのコ字状片部
16bが面内方向に幅広な嵌合突部17を構成してお
り、前記縦板11の内面面外方向室内側寄りに内向突片
18が一体的に設けてある。
【0008】次に複合窓サッシにおける隣接する半外付
けサッシの縦枠相互を連結する構造について説明する。
図3に示すように連結用縦材20は一対の取付縦板2
1,21を備え、この取付縦板21の室外側端部に室外
側に開口した室外側溝部22が形成され、取付縦板21
の外面21aにおける面外方向中間には鉤片23が一体
的に設けられて外面21aとで室外側に開口した中間溝
部24を構成し、取付縦板21の室内側端部には室内側
支持片25が側方に向けて一体的に設けられ、この室内
側支持片25の突出端部25aは室外側に向けて折曲し
て室内側支持片25と取付縦板21の外面21aとで室
外側に開口した幅広なる嵌合凹部26を構成している。
【0009】前記室内側支持片25は図4に示すよう
に、基端部25bよりも突出端寄り部25cが厚肉とな
って室内側支持片25の室外側支持面27は基端側より
も突出端側が突出して支持突部28となっている。前記
室外側溝部22の開口縁部22aは斜め室外側に向けて
開口して尖端形状の当接部22bを有し、奥部22cは
ほぼ円形となっている。前記一対の取付縦板21,21
は室外側連結板29と室内側連結板30で一体的に連結
されて連結用縦材20は中空形状となっている。
【0010】半外付けサッシの縦枠10における取付片
14を溝部15で切断又ははぎとりで除去し、この取付
片14の中間係合突片13を中間溝部24内に位置させ
ると共に、室外側係合突片12を室外側溝部22に係合
し、嵌合突部17を嵌合凹部26に嵌合し、室内側支持
片25と室内側突出片16をビス31で連結して縦枠1
0と連結用縦材20を連結する。
【0011】この時、図4に示すように縦枠10の室内
側突出片16の基端部が室内側支持片25の支持突部2
8に接して先端部と室内側支持片25室外側支持面27
の基端側との間に隙間S1 が生じており、ビス31を締
付けることで室内側突出片16が支持突部28を支点と
して室内側に引き寄せられ、それによって縦枠10が図
3の矢印で示すように連結用縦材20側に向けて左右方
向に変位し、室外側係合突片12が室外側溝部22に左
右方向に押しつけられる。これによって、室外側係合突
片12が室外側溝部22の当接部22bに圧接して隙間
が生じることがない。
【0012】また、縦枠10と連結用縦材20はビス3
1によって面外方向に締付けられるので、室外側係合突
片12を室外側溝部22に装着した水密材32に圧着し
てその係合部をシールして室外側より雨水が浸入しない
ようにできる。
【0013】また、縦枠10の中間係合突片13と連結
用縦材20の中間溝部24は密着せずに左右方向の隙間
を有して嵌まり合っているので、縦枠10と連結用縦材
20と連結する時に取付片14の除去端面に生じたバリ
が取付縦板21の外面21aと干渉したり、中間係合突
片13と鉤片23が干渉したりすることがなく、中間係
合片13を中間溝部24に正しく嵌まり合う。したがっ
て、縦枠10と連結用縦材20を簡単に連結できる。
【0014】前記中間係合片13と中間溝部24が嵌ま
り合っているので、縦枠10が障子開閉時に左右方向に
大きく変位することを防止できる。なお、加工精度が良
ければ中間係合片13を中間溝部24に隙間なく嵌合し
ても良いし、縦枠10に左右方向の大きな力が作用しな
い場合には中間係合片13と中間溝部24を設けなくと
も良い。
【0015】図3において、室内側連結板30には断熱
材より成るブロック33がビス34で取付けられ、この
ブロック33には一対の被係止片35,35が一体的に
設けてあり、カバー体36の係止片37が係止されてカ
バー体36を取付けてある。前記カバー体36はコ字状
となって両側部36a,36aにシール材38が装着さ
れ、そのシール材38が縦板11の室内側部11aに接
してカバー体36を断熱的に取付けてある。
【0016】図5に示すように、連結用縦材20の縦板
21に一体的に設けた室内側支持片25は室外側に向け
て斜めとし、その室外側支持面27の突出端寄りと縦枠
10の室内側突出片16の基端部を当接して隙間Sが生
じるようにしても良い。また、図6に示すように、縦枠
10の室内側突出片16の室内側面16c基端寄りに突
部16dを設けても良い。
【0017】前記連結用縦材20は室外側連結板29と
室内側連結板30を室外側、室内側に所定の角度で折曲
した形状として入隅、出隅用連結用縦材としても良い。
【0018】
【発明の効果】縦枠10の室内側突出片16と連結用縦
材20の室内側支持片25をビス31で連結すると室内
側突出片16が室内側支持片25の室外側支持面27に
引き寄せられ、縦枠10が左右方向に変位してその室外
側が連結用縦材20の室外側に押しつけられるから、室
外側係合突片12が室外側溝部22に圧接し、室外側係
合突片12と室外側溝部22との係合部に隙間が生じる
ことがなく、見栄えが良いし雨水やほこりが浸入するこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例を示す断面図である。
【図2】本発明の縦枠の断面図である。
【図3】本発明の縦枠と連結用縦材の連結状態の横断面
図である。
【図4】図3の室内側突出片と室内側支持片の連結部の
拡大横断面図である。
【図5】室内側突出片と室内側支持片の連結部の他の例
を示す横断面図である。
【図6】室内側突出片と室内側支持片の連結部の他の例
を示す横断面図である。
【符号の説明】
10…縦枠、11…縦板、12…室外側係合突片、16
…室内側突出片、20…連結用縦材、21…縦板、22
…室外側溝部、25…室内側支持片、27…室外側支持
面、28…支持突部、31…ビス。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半外付けサッシを構成する縦枠10を、
    縦板11に室外側係合突片12と室内側突出片16を一
    体的に設けた形状とし、 室外側溝部22と室内側支持片25を備えた一対の取付
    縦板21,21を所定角度で連結して連結用縦材20と
    し、 前記縦枠10の室外側係合突片12と連結用縦材20の
    室外側溝部22を係合し、室内側突出片16の基端部と
    室内側支持片25の室外側支持面27における突出端寄
    りを当接して室内側突出片16の突出端部と室外側支持
    面27の基端寄りとの間に隙間を構成し、この隙間部分
    よりビス31で室内側突出片16と室内側支持片25を
    連結したことを特徴とする複合窓サッシの縦枠連結構
    造。
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