JP2704831B2 - 内動片引き窓の外障子固定構造 - Google Patents

内動片引き窓の外障子固定構造

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JP2704831B2
JP2704831B2 JP10826494A JP10826494A JP2704831B2 JP 2704831 B2 JP2704831 B2 JP 2704831B2 JP 10826494 A JP10826494 A JP 10826494A JP 10826494 A JP10826494 A JP 10826494A JP 2704831 B2 JP2704831 B2 JP 2704831B2
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利昭 広野
康二 宮本
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ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内動片引き窓の外障子
を窓枠に固定する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】内動片引き窓は窓枠の室内寄りに内障子
を面内方向に移動自在に装着し、その窓枠の室外寄りに
外障子を固定したものであり、その外障子を窓枠に固定
する構造としては、例えば、実公平3−98287号公
報に示すものが知られている。つまり、窓枠を構成する
上枠と下枠と縦枠に係止受片を一体的に設け、外障子を
構成する上框と下框と戸当り框に係止片を一体的に設
け、この係止片を係止受片に係止することで上框と下框
と戸当り框を上枠、下枠、縦枠に固定してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる外障子の固定構
造であると係止片を係止受片に長手方向よりスライドし
て係止するので、窓枠を枠組みした後に上框、下框、戸
当り框を取付け、取外しすることが困難となる。また、
下枠に係止受片が一体的に設けてあるので、下枠上の雨
水が室外側に流れる際に邪魔になって排水性が悪くな
る。なお、前述した実公平3−98287号公報には下
枠に一体的に設けてある外下レールに取付けアタッチメ
ントをビス止めし、その取付けアタッチメントに下框を
ビス止めする外障子の固定構造が示されており、この外
障子の固定構造であれば引違い窓の下枠と兼用できる
が、ビスが室外側より見えて外観意匠が見苦しくなる。
【0004】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした内動片引き窓の外障子固定構造を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上枠1と、室内側高部横
面8と室外側低部横面9と中間縦面10より段階形状と
なった上面2aを有する下枠2と、一方の縦枠3と、他
方の縦枠4を方形状に枠組みして窓枠Aとし、前記下枠
2の中間縦面10と室外側低部横面9に亘って、縦片4
2と横片45でL字状となり、かつ横片45の室外寄り
に取付片44を有する下框取付けアタッチメント40を
配設し、その縦片42を中間縦面10にビス46で固着
すると共に、横片45を室外側低部横面9にビス47で
固着し、外障子Cを構成する戸当り框21を一方の縦枠
3の内縦面12にビス50で取付け、上框22を上枠1
の室外寄りに接してその上框22の中空部32よりビス
33を螺合して取付け、外障子Cを構成する下框23の
下面に縦取付片を一体的に設け、この縦取付片を下枠2
の室外側低部横面9に接してその下框23の中空部34
よりビス49を取付片44に螺合して取付けた内動片引
き窓の外障子固定構造。
【0006】
【作 用】外障子Cの戸当り框21、上框22、下框
23を窓枠Aを枠組みした後に簡単に取付け、取外しで
きるし、下框取付けアタッチメント40の縦片42を下
枠2の中間縦面10にビス止めしたので下枠2の室外側
低部横面9には何らの突起がなく下枠2の上面2aの雨
水を室外側にスムーズに流すことができ、各ビスが室外
側より見えずに外観意匠が向上する。
【0007】
【実 施 例】図1と図2に示すように、窓枠Aは上枠
1と下枠2と一方の縦枠3と他方の縦枠4より方形枠と
なり、その上枠1、下枠2の室内寄りに一体的に設けた
内上レール5、内下レール6に沿って内障子Bが面内方
向に移動自在に装着してある。
【0008】前記上枠1の室外寄りには図2に示すよう
に2つの垂下片7が面外方向に間隔を置いて一体的に設
けられ、下枠2の上面2aは室内側高部横面8と室外側
低部横面9と中間縦面10により段階形状となり、その
室内側高部横面8に前記内下レール6が一体的に設けら
れ、中間縦面10に下向鉤形の係止受片11が一体的に
設けてあり、室外側低部横面9は水平に対して室外側が
低い斜めで、前記一方の縦枠3は図1に示すように平滑
なる内縦面12を有しており、この窓枠Aは内動片引き
窓専用となっている。
【0009】外障子Cは図1と図2に示すように外召合
せ框20と戸当り框21と上框22と下框23を方形状
に枠組みし、その内部にガラス24を装着してあり、そ
の外召合せ框20の上部には図3に示すように上向凹部
25が形成され、この上向凹部25が上枠1の室外寄り
にビス止めした召合せ框取付けアタッチメント26に嵌
合して上枠1に連結され、この召合せ框取付アタッチメ
ント26は一対の縦板27,27と下横板28で上向コ
字状となり、かつ一対の縦板27の内面に上向鉤形の係
止片29が一体的に設けてあり、その一対の係止片29
を前記上枠1の垂下片7に係止して仮保持し、下横板2
8よりビス30を上枠1に螺合して取着され、外召合せ
框20の下端面20aは水平に対して室外側が低い斜め
となって下枠2の室外側低部横面9に接している。
【0010】前記上框22は図2に示すように上向凹部
31と中空部32を有し、その上向凹部31を上枠1の
一対の垂下片7に嵌合して中空部32よりビス33を上
枠1に螺合して上框22を上枠1に固定してある。
【0011】前記下框23は中空部34と上向凹部35
を有し、その中空部34の室外部には垂下片36が長手
方向に亘って一体的に設けられ、中空部34の下面には
第1・第2縦取付片37,38が面外方向に間隔を置い
て長手方向に亘って一体的に設けてあり、この下框23
は下枠2の上面2aにビス止めした下框取付けアタッチ
メント40に固着してある。
【0012】前記下框取付けアタッチメント40は係止
部41を有する縦片42と、下向きの支持片43と上向
き鉤形の取付片44を有する横片45を直角に一体的に
連結して成り、その係止部41を係止受片11に係止し
て縦片42を下枠2の中間縦面10下部にビス46で固
着し、支持片43を下枠2の室外側低部横面9に接して
横片45をビス47で固着してあり、これにより横片4
5は水平となる。
【0013】下框23の第1・第2縦取付片37,38
間が取付片44に嵌合して第1縦取付片37が下枠2の
室外側低部横面9に接し、かつ第2縦取付片38が横片
45に接し、下框23の中空部34の上面に形成した透
孔48よりビス49を取付片44に螺合して下框23を
下框取付けアタッチメント40に固着してあり、その透
孔48は上向凹部35に装着したガラス24で見えない
ようになると共に、上向凹部35内に浸入した雨水の水
抜き穴となる。
【0014】前記戸当り框21は図1に示すように一方
の縦枠3の内縦面12に内向凹部21aよりビス50で
固着してある。
【0015】このようであるから、下枠2の室外側低部
横面9は何らの突起が一体的に形成してない平坦面とな
っているから下枠2の上面2aに沿って雨水を室外側に
スムーズに流すことができる。
【0016】また、上框22、下框23は上枠1、下枠
2に対して上下方向に移動することで取付けできるし、
戸当り框21は一方の縦枠3に対して面内方向に移動す
ることで取付けできるから、窓枠Aを枠組みした状態で
上框22、下框23、戸当り框21を簡単に取付け、取
外しできる。
【0017】また、上框22を取付けるビス33、下框
23を取付けるビス23、戸当り框21を取付けるビス
50及び下框取付けアタッチメント40を取付けるビス
46,47が室外側より見えずに外観意匠が見栄え良く
なる。
【0018】また、下框取付けアタッチ40の係止部4
1が係止受片11に係止しているから下框取付けアタッ
チメント40は下枠2に対して面外方向に動くことがな
く、その下框取付けアタッチ40の取付片44が下框2
3の第1・第2縦取付片37,38間に嵌合しているか
ら下框23は下框取付けアタッチメント40に対して面
外方向に動くことがない。したがって、外障子Cが強風
で室内側に押されたり、負圧で室外側に引張られても外
障子Cが面外方向に動くことがない。
【0019】図4、図5、図6は第2実施例を示し、外
召し合せ框20上部の取付構造と下框23の取付構造が
前述とは異なる。つまり、外召合せ框20の上部は図6
に示すように上枠1の一対の垂下片7を切削除した長手
方向中間部に図示しない連結具により取付けられてい
る。
【0020】下框23は中空部34の下面室外寄りに凹
溝51が形成してあることが前述の下框23と形状が異
なり、この凹溝51に水切り材52が下向きに装着して
あり、下框取付けアタッチメント40の支持片43は横
向きとなり、この支持片43に取付片44が上向きに一
体的に形成してあることが前述の下框取付けアタッチメ
ントと異なる。そして、下框23の第1縦取付片37と
取付片44をビス53を連結して下框23を下枠2に取
付けてあり、そのビス53が水切り材52によりほとん
ど覆われるから室外側よりあまり見えなくなる。
【0021】
【発明の効果】外障子Cの戸当り框21、上框22、下
框23を窓枠Aを枠組みした後に簡単に取付け、取外し
できるし、下框取付けアタッチメント40の縦片42を
下枠2の中間縦面10にビス止めしたので下枠2の室外
側低部横面9は何らの突起のない平坦面であるから下枠
2の上面2aの雨水を室外側にスムーズに流すことがで
き、しかも各ビスが室外側より見えずに外観意匠が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す内動片引き窓の横断
面図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す内動片引き窓の縦断
面図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す内動片引き窓の外召
合せ框取付部の縦断面図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す内動片引き窓の横断
面図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す内動片引き窓の縦断
面図である。
【図6】本発明の第2実施例を示す内動片引き窓の外召
合せ框取付部の縦断面図である。
【符号の説明】
A…窓枠、B…内障子、C…外障子、1…上枠、2…下
枠、2a…上面、3…一方の縦枠、4…他方の縦枠、8
…室内側高部横面、9…室外側低部横面、10…中間縦
面、20…外召合せ框、21…戸当り框、22…上框、
23…下框、32…中空部、33…ビス、34…中空
部、37…第1縦取付片、38…第2縦取付片、40…
下框取付けアタッチメント、42…縦片、44…取付
片、45…横片、46…ビス、47…ビス、50…ビ
ス、52…水切り材、53…ビス。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上枠1と、室内側高部横面8と室外側低
    部横面9と中間縦面10より段階形状となった上面2a
    を有する下枠2と、一方の縦枠3と、他方の縦枠4を方
    形状に枠組みして窓枠Aとし、 前記下枠2の中間縦面10と室外側低部横面9に亘っ
    て、縦片42と横片45でL字状となり、かつ横片45
    の室外寄りに取付片44を有する下框取付けアタッチメ
    ント40を配設し、その縦片42を中間縦面10にビス
    46で固着すると共に、横片45を室外側低部横面9に
    ビス47で固着し、 外障子Cを構成する戸当り框21を一方の縦枠3の内縦
    面12にビス50で取付け、上框22を上枠1の室外寄
    りに接してその上框22の中空部32よりビス 33を螺合して取付け、外障子Cを構成する下框23の
    下面に縦取付片を一体的に設け、この縦取付片を下枠2
    の室外側低部横面9に接してその下框23の中空部34
    よりビス49を取付片44に螺合して取付けたことを特
    徴とする内動片引き窓の外障子固定構造。
  2. 【請求項2】 上枠1と、室内側高部横面8と室外側低
    部横面9と中間縦面10より段階形状となった上面2a
    を有する下枠2と、一方の縦枠3と、他方の縦枠4を方
    形状に枠組みして窓枠Aとし、 前記下枠2の中間縦面10と室外側低部横面9に亘っ
    て、縦片42と横片45でL字状となり、かつ横片45
    の室外寄りに取付片44を有する下框取付けアタッチメ
    ント40を配設し、その縦片42を中間縦面10にビス
    46で固着すると共に、横片45を室外側低部横面9に
    ビス47で固着し、 外障子Cを構成する戸当り框21を一方の縦枠3の内縦
    面12にビス50で取付け、上框22を上枠1の室外寄
    りに接してその上框22の中空部32よりビス33を螺
    合して取付け、 外障子Cを構成する下框23の下面に縦取付片を一体的
    に設け、この縦取付片を下枠2の室外側低部横面9に接
    してビス53で取付片44に取付け、前記下框23の下
    部室外寄りに前記ビス53を覆う水切り材52を装着し
    たことを特徴とする内動片引き窓の外障子固定構造。
JP10826494A 1994-05-23 1994-05-23 内動片引き窓の外障子固定構造 Expired - Lifetime JP2704831B2 (ja)

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