JP2658834B2 - マスト - Google Patents
マストInfo
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Description
ークレーンのマスト等として好適なマストに関する。
高いマストでも容易に得ることが出来る構造のマストを
提供することを目的とするものである。
を達成するために以下の如き手段を採用した。請求項1
の発明は、複数本のメインマスト構成材を高さ方向に連
結してなるメインマストと、複数本の補強マスト構成材
を高さ方向に連結してなる補強マストとを有しており、
メインマスト構成材の連結部と補強マスト構成材の連結
部を上下にずらすとともに、メインマストと補強マスト
とを両者に跨って取り付けられる連結板によって一体化
したことを特徴とするものである。請求項2の発明は、
前記連結板が上下方向に長くなされ、その連結板の両長
手 縁部にメインマスト構成材及び補強マスト構成材に係
合する係合縁が設けられていることを特徴とするもので
ある。
ある。請求項1の発明によれば、メインマスト及び補強
マストが複数本の構成材を高さ方向に連結することによ
り構成され、メインマスト及び補強マストが両者に跨っ
て取り付けられる連結板によって一体化されるため、例
えば30m程度の相当に高いマストであっても容易に得
ることが出来る。また、メインマスト構成材の連結部と
補強マスト構成材の連結部が上下にずれているため、マ
ストの強度をより高めることが出来、マストの軽量化を
図ることが出来る。請求項2の発明によれば、連結板の
長手縁部の係合縁をメインマスト構成材及び補強マスト
構成材に係合させることにより、連結作業を容易に行う
ことが出来、メインマストと補強マストを強固に一体化
することが出来る。
て説明する。なお、この明細書において、前とは図1下
側を、後とは同図上側をいい、左とは図1左側を、右と
は同図右側をいう。
にして前後一対のラック装置1が床面に立設されてい
る。前記ラック装置1は、所定間隔で左右に並ぶ前側の
多数の支柱2と、これら前側の支柱2の後方にそれとの
間に所定間隔をあけて並ぶ後側の支柱2と、これら前後
の支柱2に高さ方向に所定間隔で設けられた多数の物品
支承部材4とを有しており、支柱2を介することなく対
向する左右一対の物品支承部材4によって物品収納棚3
が構成されている。左右一対の物品支承部材4間は、後
述のスライドフォーク17の上下方向の移動を許容する
フォーク通過間隙5となされている。前記前後のラック
装置1の物品収納棚3の出し入れ口6は相互に対向して
いる。
左右方向に向けた入出庫ローラーコンベア8が設けられ
ている。この入出庫ローラーコンベア8のラック装置1
側には公知の物品昇降機(図示略)が設けられている。
この物品昇降機は、入出庫ローラーコンベア8のローラ
ー下方の公知の昇降装置によって昇降自在な昇降台と、
この昇降台に立設されていて、入出庫ローラーコンベア
8のローラー間に位置する一対の支承枠とを有してい
る。この物品昇降機は、支承枠によって物品Wを持ち上
げることによって、入出庫ローラーコンベア8の搬送面
と物品Wの下面との間にフォーク挿入間隙を形成した
り、上昇した位置の支承枠によってスライドフォーク1
7から物品Wを受け取り、その後、下降することによっ
て入出庫ローラーコンベア8に物品Wを降ろす作用をな
すものである。
対のガイドレール11が長手方向を左右方向に向けるよ
うにして配され、これらガイドレール11にスタッカー
クレーン13が左右動自在に案内されるようになされて
おり、このスタッカークレーン13は、走行台車14
と、この走行台車14に設けられた一対のマスト15に
昇降自在となされた昇降台16と、この昇降台16に公
知の進退機構によって前後方向に水平摺動自在に設けら
れたスライドフォーク17とを有している。このスライ
ドフォーク17は、公知のごとく、物品Wの下方への突
出・昇降台16の上昇による物品Wの持ち上げ・昇降台
16側への退入という動作を行なって物品Wを昇降台1
6に引き込み、前記と逆の動作によって物品収納棚3等
に物品Wを降ろすことが出来る。
スト構成材21を高さ方向に並べてなるメインマスト2
0と、最下位置のメインマスト構成材21から最上位置
のメインマスト構成材21に渡る、複数本の補強マスト
構成材24を高さ方向に並べてなる補強マスト23とを
有している。そして、メインマスト構成材21同士の連
結部(突合せ部)と補強マスト構成材24同士の連結部
(突合せ部)とは上下にずらされている。なお、補強マ
スト23は、メインマスト20の全体に渡って設けなけ
ればならないものでなく、メインマスト20の補強を必
要とする部分に設けさえすればよい。また、メインマス
ト20及び補強マスト23の各々の下端は公知の手段
(溶接・ボルト締め等)によって走行台車14に固定さ
れると共に、同上端同士は公知の手段によって上側の連
結部材に固定されている。
は、図3に示すごとく、昇降台16のガイドローラー1
9を案内するためのガイドレール18が一体形成されて
いる。
材24とは、相互に噛み合い構造によって突き合わされ
ると共に、メインマスト構成材21と補強マスト構成材
24とに跨って当てられた上下方向に長く、且つ、長手
縁部にメインマスト構成材21及び補強マスト構成材2
4に係合する係合縁が突設された連結板26によって相
互に連結されている。即ち、メインマスト構成材21と
連結板26とが、多数のボルト28を連結板26に形成
された貫通孔を通じて、メインマスト構成材21に形成
された抜け止め縁を有する上下方向に長い溝22に嵌め
られたナット29にねじ嵌めることによって連結され、
他方、補強マスト構成材24と連結板26とが、多数の
ボルト28を連結板26に形成された貫通孔を通じて、
補強マスト構成材24に形成された抜け止め縁を有する
上下方向に長い溝25に嵌められたナット29にねじ嵌
めることによって連結されている。また、連結板26は
上下方向に連続的に並べられ、これら連結板26の上端
及び下端がメインマスト構成部材21の突合せ端及び補
強マスト構成部材24の突合せ端に対して上下にずれて
いる。即ち、メインマスト構成材21同士の突合せ端、
補強マスト構成材24同士の突合せ端及び連結板26同
士の突合せ端は、上下にずらされていて、一直線状に並
ぶことがないようになされている。
士は、両者に跨って当てられた内側の連結板31及び外
側の連結板32によって相互に連結されている。即ち、
多数のボルト28を、外側の連結板32及びメインマス
ト構成材21に形成された貫通孔を通じて、内側の連結
板31に形成されたねじ孔にねじ嵌めることによって、
連結されている。
は、両者に跨って、且つ内外から補強マスト構成材24
を挟持するようにして当てられた連結板33a、33b
及び連結板34a、34bによって相互に連結されてい
る。外側の連結板33a及び補強マスト構成材24に形
成された貫通孔を通じて多数のボルト28を内側の連結
板33bに形成されたねじ孔にねじ嵌めることによっ
て、また、外側の連結板34a及び補強マスト構成材2
4に形成された貫通孔を通じて多数のボルト28を内側
の連結板34bに形成されたねじ孔にねじ嵌め、更に、
多数のボルト28を連結板34aに形成された貫通孔を
通じて、補強マスト構成材24に形成された抜け止め縁
を有する上下方向に長い溝25に嵌められたナット29
にねじ嵌めることによって、補強マスト構成材24同士
は連結されている。前記内側の連結板33b及び連結板
34bは、補強マスト構成材24の貫通孔を通じて連結
板33b及び連結板34bに形成されたねじ孔に複数の
仮止めボルト36をねじ嵌めることによって、補強マス
ト構成材24に仮止めされるようになされている。な
お、外側の連結板33a及び連結板34aには仮止めボ
ルト36のボルト頭を逃がす頭逃がし孔が形成されてい
る。
b、34a、34bの、メインマスト構成材21、補強
マスト構成材24に当接する面には、当接面の摩擦係数
を高めるために、セレーション加工が施されている。
下の如き効果を奏するものである。請求項1の発明によれば、 メインマスト及び補強マス
トが複数本の構成材を高さ方向に連結することにより構
成され、メインマスト及び補強マストが両者に跨って取
り付けられる連結板によって一体化されるため、例えば
30m程度の相当に高いマストであっても容易に得るこ
とが出来る。また、メインマスト構成材の連結部と補強
マスト構成材の連結部が上下にずれているため、マスト
の強度をより高めることが出来、マストの軽量化を図る
ことが出来る。請求項2の発明によれば、 連結板の長手縁部の係合縁
をメインマスト構成材及び補強マスト構成材に係合させ
ることにより、連結作業を容易に行うことが出来、メイ
ンマストと補強マストを強固に一体化することが出来
る。
である。
図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数本のメインマスト構成材を高さ方向
に連結してなるメインマストと、複数本の補強マスト構
成材を高さ方向に連結してなる補強マストとを有してお
り、メインマスト構成材の連結部と補強マスト構成材の
連結部を上下にずらすとともに、メインマストと補強マ
ストとを両者に跨って取り付けられる連結板によって一
体化したことを特徴とするマスト。 - 【請求項2】 前記連結板が上下方向に長くなされ、そ
の連結板の両長手縁部にメインマスト構成材及び補強マ
スト構成材に係合する係合縁が設けられていることを特
徴とする請求項1記載のマスト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28444193A JP2658834B2 (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | マスト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28444193A JP2658834B2 (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | マスト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07112805A JPH07112805A (ja) | 1995-05-02 |
JP2658834B2 true JP2658834B2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=17678589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28444193A Expired - Fee Related JP2658834B2 (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | マスト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2658834B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010052873A (ja) * | 2008-08-27 | 2010-03-11 | Ihi Corp | マスト構造 |
JP2010247923A (ja) * | 2009-04-14 | 2010-11-04 | Murata Machinery Ltd | スタッカークレーンおよびその製造方法 |
AT521359B1 (de) * | 2018-12-07 | 2020-01-15 | Tgw Mechanics Gmbh | Regallagersystem mit verbesserter Ladegut-Manipulationseinheit |
JP2022188782A (ja) * | 2019-11-22 | 2022-12-22 | 村田機械株式会社 | スタッカクレーン |
DE102020202438A1 (de) | 2020-02-26 | 2021-08-26 | Mias Maschinenbau, Industrieanlagen & Service Gmbh | Mastanordnung für ein regalbediengerät |
-
1993
- 1993-10-18 JP JP28444193A patent/JP2658834B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07112805A (ja) | 1995-05-02 |
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