JP2001151310A - 立体収容庫 - Google Patents

立体収容庫

Info

Publication number
JP2001151310A
JP2001151310A JP33344299A JP33344299A JP2001151310A JP 2001151310 A JP2001151310 A JP 2001151310A JP 33344299 A JP33344299 A JP 33344299A JP 33344299 A JP33344299 A JP 33344299A JP 2001151310 A JP2001151310 A JP 2001151310A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
loading pallet
pallet
transfer
storage
storage unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33344299A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhisa Choshoin
泰久 長松院
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP33344299A priority Critical patent/JP2001151310A/ja
Publication of JP2001151310A publication Critical patent/JP2001151310A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】施工や増設が比較的容易にかつ短期間ででき、
収容部ごとに高価なモーターを含む移行装置を装備する
必要がないようにしてコストダウンを図った立体収容庫
を提供する。 【解決手段】立体収容庫(A)は、収容部(100,130,140)を
有し複数段に積み重ねられた収容庫ユニット(U1,U2,U3)
と、収容庫ユニットの外側に沿って昇降可能な昇降台
(2)と、二階以上の収容庫ユニット(U2,U3)の収容部(13
0,140)に収容され、収容部(130,140)と昇降台(2)の間で
移載可能な積載パレット(3)と、昇降台(2)を昇降させる
昇降駆動手段を備えている。収容庫ユニットは、互いに
積み重ねて連結するための手段を有する。収容庫ユニッ
ト(U2,U3)の収容部(130,140)は積載パレット(3)を載置
する後部移行レール(132)を備えている。昇降台(2)は前
部移行レール(241)と、積載パレット(3)を後部移行レー
ル(132)と前部移行レール(241)間で移行させる移行チェ
ーン(C3)を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車などを多段に収
容することができる立体収容庫に関するものである。更
に詳しくは、施工や増設が比較的容易にかつ短期間で
でき、収容部ごとに高価なモーターを含む移行装置を
装備する必要がなく、複雑な機構を用いることなくパ
レットの固定を確実に行うことができ、積載パレット
を載置した昇降台の高さを低くして自動車を収容すると
きに自動車が容易に乗り上がることができるようにした
立体収容庫に関する。
【0002】
【従来技術】有料駐車場などでは、土地を有効利用する
ために、自動車を多段に収容できる立体車庫が導入され
ている。この立体車庫の初期のものは、支柱に沿って昇
降可能な積載パレットを備え、二台目を収容するときに
は、まず、一台を積載パレットに乗せて上昇させ、他の
一台は積載パレットの下方に収容するようにしたもので
あった。この構造のものは、比較的安価につくることが
できるので、小規模な有料駐車場でも導入しやすいが、
その構造上、三段目以上の収容部を設けることは、限ら
れた設置面積では困難であった。
【0003】このような課題を解決するものとして、例
えば、特開平6−88449号公報及び特開平4−15
5073号公報に記載されたものがある。特開平6−8
8449号公報記載のものは、多段式の複数の棚を備え
た装置本体と、装置本体に沿って昇降する昇降体と、棚
と昇降体間を移行する可動板を備えた立体駐車装置が開
示されている。また、特開平4−155073号公報記
載のものは、向かい合わせて設けられた多段式の車両格
納空間に添って昇降する昇降機を有し、昇降機にはパレ
ット搬出入機構が搭載されている立体駐車場などの搬出
入装置が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
な従来型の立体車庫には、次のような課題があった。す
なわち、特開平6−88449号公報に記載の駐車場で
は、各階ごとに設けられている棚に、可動板駆動モータ
ーと駆動チェーンと、搬送チェーンを備えている構成と
している。つまり、この構造では、高価なモーターや移
行装置を、各々収容部に対応した数だけ備えなければな
らず、その分だけコスト高になる。
【0005】また、特開平4−155073号公報に記
載の搬出入装置では、高価なモーターや移行装置を収容
部に対応した数だけ備える必要はないが、搬送機構を搭
載した移動枠の下方に移動枠を駆動するための駆動機構
を配置した構成である。このため、移動枠の上面が地表
面位置から高くならざるを得ず、自動車を自走させて乗
り上げるには無理があるばかりでなく、移動枠の移動と
パレットを移動させるために上下二段の機構を必要とす
るなど、搬送機構が複雑である。また、各機構を駆動す
る駆動モーターがそれぞれに必要であるなど、コスト高
となる。
【0006】更に、上記いずれの場合も、施工にあたっ
ては、収容段数に合った高さの支柱(ガイド部材)など
を用意して、それに必要な段数の棚を設けて施工する構
造である。従って、施工に手間がかかり、工期も長くな
る課題があった。
【0007】(発明の目的)本発明は、上記課題を解消
するもので、第1の目的は、施工や増設が比較的容易に
かつ短期間でできる立体収容庫を提供することである。
第2の目的は、収容部ごとに高価なモーターを含む移行
装置を装備する必要がないようにしてコストダウンを図
った立体収容庫を提供することである。第3の目的は、
複雑な機構を用いることなくパレットの固定を確実に行
うことができるようにして安全性を高めた立体収容庫を
提供することである。第4の目的は、積載パレットを昇
降台に載置した全体の高さを低くできるようにして、自
動車を収容するときに自動車が容易に乗り上がることが
できるようにした立体収容庫を提供することである。
【0008】
【目的を達成するための手段】上記目的を達成するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の手段
にあっては、複数段に積み重ねられ、収容部を有する収
容庫ユニットと、当該収容庫ユニットの外側に沿って昇
降可能な昇降台と、少なくとも二階以上の上記収容庫ユ
ニットの収容部に収容され、当該収容部と上記昇降台の
間で移載可能な積載パレットと、上記昇降台を昇降させ
る昇降駆動手段と、を備えており、上記収容庫ユニット
は、収容庫ユニットを互いに積み重ねて連結するための
手段を有することを特徴とする、立体収容庫である。
【0009】第2の発明にあっては、収容庫ユニット
は、昇降台を上下方向に案内するガイド部材を備えてお
り、収容部は、積載パレットの載置部を兼ねた後部移行
レールと、上記積載パレットを固定するための固定手段
と、を備えており、昇降台は、上記後部移行レールと同
じ高さになったときに上記積載パレットが移載可能とな
る前部移行レールと、上記積載パレットを上記後部移行
レールと上記前部移行レール間で移行させる移行チェー
ンと、当該移行チェーンを駆動するモーターと上記積載
パレットを固定するための固定手段と、を備えており、
上記積載パレットは、上記各移行レール上を走行するた
めの走行車輪を備えていることを特徴とする、第1の発
明に係る立体収容庫である。
【0010】第3の発明にあっては、積載パレットを収
容部または昇降台において固定する固定手段は電磁石で
あることを特徴とする、第2の発明に係る立体収容庫で
ある。
【0011】第4の発明にあっては、積載パレットを構
成しているパレットの前部両側には係止体が設けてあ
り、移行チェーンは係止受体を有し、当該係止受体は移
行チェーンが上下方向に移動するときには上記係止体に
当たらず、かつ移行チェーンが駆動されたときには上記
係止体に係止して上記積載パレットを移行させるように
してあることを特徴とする、第2または第3の発明に係
る立体収容庫である。
【0012】「収容庫ユニットを互いに積み重ねて連結
するための手段」は、例えば、収容庫ユニットのフレー
ム同士をボルト・ナットなどの連結具を使用して固定す
る構造などであるが、固定が確実にできるものであれ
ば、他の公知手段を採用することもでき、特に限定する
ものではない。
【0013】作 用 (第1の発明の作用)本発明に係る立体収容庫では、収
容庫ユニットを連結しながら複数段に積み重ねれば、大
部分の施工が終了するので、全体としても比較的容易
に、かつ短期間で施工や増設を行うことができる。ま
た、移設や解体も同様に容易に行うことができる。
【0014】立体収容庫に自動車を入庫するときには、
まず、昇降駆動手段を駆動して、自動車を収容する階の
高さまで昇降台を上昇させて停止させる。収容部に乗っ
ている積載パレットを昇降台へ移載する。昇降駆動手段
を介し、積載パレットが乗った昇降台を一階まで下ろ
す。昇降台上の積載パレットの上に自動車を乗り入れ
る。昇降駆動手段を駆動して、積載パレットを取り出し
た収容部の高さまで昇降台を上昇させる。自動車が乗っ
た積載パレットを収容部に移載し、自動車の入庫を完了
する。自動車を出庫するときには、積載パレットを一階
まで下ろす上記工程と同様に行なう。
【0015】(第2の発明の作用)立体収容庫に自動車
を入庫するときには、まず、昇降駆動手段を駆動して、
自動車を収容する階の高さまで昇降台を上昇させて停止
させる。収容部の後部移行レールに乗っている積載パレ
ットを、移行チェーンを介して後部移行レールから昇降
台の前部移行レールへ移行させ、昇降台側の固定手段に
より固定する。昇降駆動手段を介し、積載パレットが乗
った昇降台を一階まで下ろす。
【0016】昇降台上の積載パレットの上に自動車を乗
り入れる。昇降駆動手段を駆動して、積載パレットを取
り出した収容部の高さまで昇降台を上昇させる。固定手
段を解除し、移行駆動手段を介して、自動車が乗った積
載パレットを収容部の後部移行レール上に移行させる。
収容部側の固定手段により積載パレットを固定し、自動
車の入庫を完了する。自動車を出庫するときには、積載
パレットを一階まで下ろす上記工程と同様に行なう。
【0017】また、積載パレットを後部移行レールと前
部移行レール間で移行させる移行チェーンと移行チェー
ンを駆動するモーターは昇降台側に備えており、各収容
庫ユニットの収容部には、積載パレットのみを装備させ
るようにしている。つまり、収容部ごとに、高価なモー
ターを含む移行装置を装備するようにはなっておらず、
移行チェーンを始めとする移行装置は、昇降台側に一基
あるだけである。従って、装備の簡略化が図られ、しか
もメンテナンスが簡単である。
【0018】(第3の発明の作用)積載パレットを収容
部または昇降台において固定する固定手段は電磁石であ
るものでは、電磁石の作動は、電源の入・切だけで制御
できるので、機械的な固定構造を電気的に制御するよう
にしたものと比較して、構造が簡易化でき、コストダウ
ンを図ることができる。また、複雑な機構を用いること
なくパレットの固定を確実に行うことができるので、安
全性を高めることができるとともに、メンテナンスが簡
単である。
【0019】(第4の発明の作用)積載パレットを構成
しているパレットの前部両側には係止体が設けてあり、
移行チェーンは、上下方向に移動するときには上記係止
体に当たらずかつチェーン方向に移動するときには上記
係止体に係止して上記積載パレットを移行させることが
できる係止受体を備えているものでは、比較的簡単な機
構で各収容部に収容された積載パレットを引き出して移
載することができる。積載パレットは、上記構造上、強
度が十分である限度で薄く形成することが可能である。
また、昇降台に設けてある移行チェーンを始めとする移
行装置は、その構造上、上下方向にそれほどスペースを
必要としないので、昇降台も比較的薄く形成することが
できる。従って、昇降台に移載パレット3を載置した全
体の高さを十分低くすることができるので、自動車を収
容するときに自動車は自走しながら容易に乗り上がるこ
とができる。
【0020】
【本発明の実施の形態】本発明を図面に示した実施例に
基づき更に詳細に説明する。図1は本発明に係る立体収
容庫の一実施例を示す正面図、図2は図1に示した立体
収容庫の左側面図、図3は図1のI−I断面図、図4は
収容部と昇降台と積載パレットの構造を示す説明図、図
5は各階のフレームの取付構造を示す説明図、図6は積
載パレットを停止させる構造を示す説明図、図7は積載
パレットを停止させるストッパー装置の構造を示す一部
を断面した説明図である。
【0021】符号Aは立体収容庫で、三段に積み重ねて
連結された収容庫ユニットU1、U2、U3を備えてい
る。収容庫ユニットU1、U2、U3は、外形がほぼ直
方体状となるよう鉄骨で枠組されたフレーム1を備えて
いる。フレーム1は四本の支柱を有している。これら支
柱は、フレーム1後部(図2において左側)の二本の後
部支柱11と、前部の二本のガイド部材12からなる。
なお、収容庫ユニットUの相互の連結は、後述する棚枠
(例えば、収容庫ユニットU1の上部側の棚枠13と、
収容庫ユニットU2の下部側の棚枠14)をボルト・ナ
ットから構成される連結具17で固着することにより行
われる(図5参照)。
【0022】最下部の収容庫ユニットU1において、後
部支柱11とガイド部材12の間及び後部支柱11の間
には、上端部に棚枠13が水平に設けてある。また、積
み重ねられる収容庫ユニットU2、U3において、後部
支柱11とガイド部材12の間及び後部支柱11の間に
は、それぞれの上下端部に棚枠14、15が水平に設け
てある。これにより、収容庫ユニットU1、U2、U3
内部には、順に第1収容部100、第2収容部130、
第3収容部140が設けられる。また、第2収容部13
0と第3収容部140の側部には補強部材131、14
1が「X」状に設けてある。
【0023】最上部の収容庫ユニットU3のガイド部材
12の上端部には、支持台120が設けてある。支持台
120の前部側にはシャフト121が軸受122を介し
て軸支してある。シャフト121の両端部寄りには吊り
スプロケット123が設けてある。また、シャフト12
1のうち、図1における左側の吊りスプロケット123
近傍にはギヤ124が設けてある。ギヤ124は、棚枠
15に固定された、昇降駆動手段を構成するモーターM
1により駆動され、シャフト121は正逆回転する。支
持台120のうち、シャフト121の後部側にはシャフ
ト125が軸受122を介して軸支してある。シャフト
125の両端部寄りには押えスプロケット126が設け
てある。
【0024】また、各後部支柱11の上端部には支持台
110が設けてある。支持台110にはシャフト111
が軸受112を介して軸支してある。シャフト111の
両端部寄りには吊りスプロケット113が設けてある。
両側の吊りスプロケット123、押えスプロケット12
6、及び吊りスプロケット113には、前後方向に吊り
チェーンC1、C2が回し掛けてある(図2参照)。吊
りチェーンC1、C2は吊りスプロケット123の上側
から押えスプロケット126の下側へ回すことにより、
その張力を利用して各スプロケットから外れにくいよう
になっている。
【0025】吊りチェーンC1、C2の後端側には、金
属製で板状のバランスウエイト16が取り付けてある。
バランスウエイト16は、断面コ状の後部支柱11の向
かい合わせにした開放部114(図3参照)間に昇降可
能に嵌め入れてあり、後部支柱11から前後方向には外
れることがなく、安定して昇降するようにしてある。ま
た、吊りチェーンC1、C2の前端側には、昇降台2が
取り付けてある。昇降台2については後述する。
【0026】二段目の収容庫ユニットU2の第2収容部
130と、三段目の収容庫ユニットU3の第3収容部1
40に対応する、上部側の棚枠13、14には、それぞ
れ積載パレット3が載置収容されている(図4参照)。
積載パレット3は、前部両端部が一部切り欠かれたほぼ
長方形の板状体である金属製のパレット30を備えてい
る。パレット30は、各収容部にほぼ収まる大きさに形
成されている。パレット30の底面の四箇所には、走行
車輪31を備えている。パレット30の前部両端部に設
けてある切欠部32の先端部には、係止体33が外側へ
張り出して設けてある。
【0027】なお、本実施の形態に係るパレット30で
は、切欠部32の先端部に係止体33が外側へ張り出し
て設けてあるが、この構造に限定するものではなく、例
えば切欠部32を設けないで、単に長方形の板体に係止
体33を設けた構造、あるいはパレット30の先端部の
両側寄りに切欠部を設け、切欠部に係止体を内側へ向け
て設けた構造(後述する移行チェーンC3、C4に設け
られる係止受体29も、それと対応する構造となる)な
どである。
【0028】積載パレット3の前部端面には、固定手段
を構成する電磁石34が二箇所に設けてある。電磁石3
4は、後述する昇降台2の磁着片242に接面して磁着
できるようにしてある。また、積載パレット3の後部端
面の中央部には、係合具35が設けてある。係合具35
には、上下方向に貫通した係合孔350が設けてある。
係合孔350には、後述するストッパー装置4のストッ
パーロッド44が挿着される。
【0029】そして、積載パレット3は、それぞれ上部
側の棚枠13、14に前後方向に平行に並設してある後
部移行レール132に各走行車輪31を乗せ、前後方向
に移動可能に載置されている。後部移行レール132の
前後部の二箇所には、走行車輪31を落とし込んで積載
パレット3の停止位置を決めるための凹部134が設け
てある。
【0030】また、後部側の各凹部134のやや前方に
は、ストッパー装置4がそれぞれ配置されている。スト
ッパー装置4の構造を図7を参照して説明する。ストッ
パー装置4は、ケース40を備えている。ケース40の
端板41、42にはオイルレスベアリング43が設けて
ある。オイルレスベアリング43間には、ストッパーロ
ッド44が進退出入り可能に設けてある。ストッパーロ
ッド44のほぼ中央部分には、磁着板45が取り付けて
ある。また、上記端板41、42には、内部側に突出し
て電磁石46、47が設けてある。この構造によれば、
電磁石46,47の切替えにより、ストッパーロッド4
4が進退して出入りする。
【0031】各ストッパー装置4は、ストッパーロッド
44の突出側を相対向させて配置されており、ストッパ
ーロッド44が突出したときには、固定位置にある積載
パレット3が万一前方へ移動しようとしても、後部側の
走行車輪31の前部側に当たって、積載パレット3が前
方に移行できないようにすることができる。また、後部
下部側の棚枠14、15の中央部分には、取着板49が
垂直に設けてあり、取着板49には、ストッパー装置4
がストッパーロッド44の突出側を下にして取り付けて
ある。このストッパー装置4のストッパーロッド44
は、積載パレット3の走行車輪31が凹部134に落ち
込んだときに、後述する係合具35の係合孔350に挿
着できるように設定してある。上記したように、各スト
ッパー装置4の作用により、収容部130、140にお
ける積載パレット3の固定が確実にできる。
【0032】上記昇降台2は、H鋼であるガイド部材1
2に沿って、その前部側で昇降できるようにしてある。
昇降台2は、ほぼ長方形に枠組された基台20を備えて
いる。基台20の後部側の両端部には、ガイド部材12
に昇降可能に嵌め込まれるスライダー21が設けてあ
る。各スライダー21の内部には、前部下部側にローラ
ー22が設けてあり、後部上部側の左右壁にそれぞれ軸
支されたローラー23が設けてある。そして、スライダ
ー21はローラー22が、ガイド部材12の前部壁に沿
って設けられたガイド部材127に前方から当接するよ
うに、また、各ローラー23はガイド部材12の前部壁
の後面に当接するようにして、嵌め込まれている。
【0033】基台20の両端寄りの上面には、梁部材2
4が前後方向に平行に並設されている。各梁部材24の
前端部には、シャフト25が軸受26を介して軸支して
ある。シャフト25の中央部には、シャフト25をダイ
レクトドライブするモーターM2が昇降台2に固定して
設けてある。シャフト25の両端部寄りにはスプロケッ
ト27が設けてある。また、各梁部材24の後端部に
は、軸受26を介してスプロケット28が軸支してあ
る。そして、スプロケット27、28間には、移行駆動
手段を構成する移行チェーンC3、C4が前後方向に無
端状に回し掛けてある。
【0034】移行チェーンC3、C4の内側面には、ス
プロケット27、28間で移動する係止受体29がそれ
ぞれ設けてある。係止受体29は、前後方向に所要の間
隔をおいて固定された挟み部材290からなり、上記積
載パレット3の係止体33を上下方向に通り抜け可能で
ある。また、係止体33と係止受体29の高さを合わせ
たときには、係止受体29が前後方向に移動することに
より、係止体33と係止して積載パレット3を前後方向
に移行させることができる。
【0035】各梁部材24の内方には、梁部材240が
平行に並設してある。梁部材240の上部には、上部側
の棚枠13、14に設けてある後部移行レール132に
対応する前部移行レール241が設けてある。各前部移
行レール241は、後部移行レール132と同じ高さに
なったときに、ほぼ隙間がないように連続し、積載パレ
ット3の移行がスムーズにできるようにしてある。ま
た、各前部移行レール241の前端寄りには、上記した
ように磁着片242が設けてある。なお、前部移行レー
ル241の前後部に、上記後部移行レール132のよう
に凹部を設けることもできる。
【0036】上記バランスウエイト16の重さは、積載
パレット3が載置されている状態の昇降台2よりやや軽
い重量に設定されている。また、吊りチェーンC1、C
2の長さは昇降台2が第1収容部の最下部まで下りたと
きに、バランスウエイト16が後部支柱11の最上部ま
で上昇するように設定されている。
【0037】(作 用)図1ないし図7を参照して本実
施の形態の作用を説明する。本発明に係る立体収容庫A
を施工は、一般的には、まず、あらかじめ工場でつくら
れた収容庫ユニットU1、U2、U3を、必要な収容部
の段数だけ連結して積み重ね、昇降台2やその駆動装置
等の付帯装置を取り付け、積載パレット3を第2収容部
130、第3収容部140に載置収容するだけで比較的
容易に行うことができる。これにより、短期間で施工す
ることができ、また、後の収容庫ユニットの増設や移
設、解体も容易に行うことができる。
【0038】立体収容庫Aの作用を、第3収容部140
に自動車を入庫するときを例にとって説明する。 モーターM1が作動し、自動車を収容する階の下部
側の棚枠15の高さまで昇降台2を上昇させる。このと
き、昇降台2の移行チェーンC3、C4に設けてある係
止受体29はスプロケット28近傍の最後部まで後退し
ており、二段目の収容部130に収容してある積載パレ
ット3の係止体33を挟み部材290で前後に挟むよう
にしてすり抜ける。また、停止位置では、後部移行レー
ル132と前部移行レール241の高さは同じになって
おり、係止受体29は積載パレット3の係止体33と同
じ高さにあって、挟み部材290で係止体33を前後か
ら挟む位置にある状態である。
【0039】 各ストッパー装置4のストッパーロッ
ド44を後退させて、積載パレット3の固定を解除す
る。モーターM2が作動して移行チェーンC3、C4を
駆動し、係止受体29を前方へ移動させる。これによっ
て、積載パレット3は前方へ移行し、後部移行レール1
32から昇降台2の前部移行レール241へ移行し、昇
降台2上に載置される。また、同時に電磁石34と磁着
片242が磁着し、積載パレット3は昇降台2に固定さ
れる。
【0040】 モーターM1が作動し、積載パレット
3を乗せた昇降台2を地面まで下降させる。そして自動
車を積載パレット2上に乗り入れ、車止めなどを使用し
て固定する。 モーターM1が作動し、昇降台2を上記積載パレッ
ト3を取り出した、下部側の棚枠15の高さまで上昇さ
せ、停止したところで電磁石34による固定を解除す
る。 モーターM2が作動し、移行チェーンC3、C4が
動いて係止受体29が後退する。積載パレット3は自動
車を乗せたまま、第3収容部140の後部移行レール1
32へ移行し、走行車輪31が凹部134に落ち込み、
積載パレット3は所定の位置に停止する。そして、各ス
トッパー装置4が作動して、ストッパーロッド44が突
出し、積載パレット3は第3収容部140内部で固定さ
れる。また、昇降台2はその位置で待機する。
【0041】上記操作により、自動車を第3収容部14
0に収容することができる。また、自動車を出庫する場
合は、上記した積載パレット3を一階まで下ろす操作と
同様に行なえばよい。なお、一段目の第1収容部100
については、昇降台2は使用せず、図1において左右方
向から直接入庫、出庫を行なう。
【0042】また、本発明に係る立体収容庫Aでは、積
載パレット3を後部移行レール132と前部移行レール
241間で移行させる移行チェーンC3、C4と、移行
チェーンC3、C4を駆動するモーターM2は昇降台2
側に備えており、収容庫ユニットU2の第2収容部13
0、収容庫ユニットU3の第3収容部140には、積載
パレット3のみを装備させるようにしている。つまり、
収容部ごとに、高価なモーターM2を含む移行装置を装
備するようにはなっておらず、移行チェーンC3、C4
を始めとする移行装置は、昇降台2側に一基あるだけで
ある。従って、装備の簡略化が図られ、しかもメンテナ
ンスが簡単である。
【0043】また、昇降台2側においては、積載パレッ
ト3を固定するのに電磁石34を使用している。電磁石
34の作動は、電源の入・切だけで制御できるので、構
造が簡易化でき、コストダウンを図ることができる。ま
た、メンテナンスが簡単である。
【0044】積載パレット3を構成しているパレット3
0の前部両側には係止体33が設けてあり、移行チェー
ンC3、C4は、上下方向に移動するときには係止体3
3に当たらず、かつチェーン方向に移動するときには係
止体33に係止して積載パレット3を移行させることが
できる係止受体29を備えている。これによると、比較
的簡単な機構で各収容部130、140に収容された積
載パレット3を引き出して移載することができる。積載
パレット3は、上記構造上、強度が十分である限度で薄
く形成することが可能である。また、昇降台2に設けて
ある移行チェーンC3、C4を始めとする移行装置は、
その構造上、上下方向にそれほどスペースを必要としな
いので、昇降台2も比較的薄く形成することができる。
従って、昇降台2に移載パレット3を載置した全体の高
さを十分低くすることができるので、自動車を収容する
ときに自動車は自走しながら容易に乗り上がることがで
きる。
【0045】なお、本明細書で使用している用語と表現
はあくまで説明上のものであって、限定的なものではな
く、上記用語、表現と等価の用語、表現を除外するもの
ではない。また、本発明は図示の実施の形態に限定され
るものではなく、技術思想の範囲内において種々の変形
が可能である。
【0046】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (a)本発明に係る立体収容庫では、収容庫ユニットを
あらかじめ工場などでつくっておけば、連結しながら複
数段に積み重ねることにより、大部分の施工が終了する
ので、全体としても比較的容易に、かつ短期間で施工や
増設を行うことができる。また、移設や解体も同様に容
易に行うことができる。
【0047】(b)積載パレットを後部移行レールと前
部移行レール間で移行させる移行チェーンと移行チェー
ンを駆動するモーターは昇降台側に備えており、各収容
庫ユニットの収容部には、積載パレットのみを装備させ
るようにしている。つまり、収容部ごとに、高価なモー
ターを含む移行装置を装備するようにはなっておらず、
移行チェーンを始めとする移行装置は、昇降台側に一基
あるだけである。従って、装備の簡略化が図られ、しか
もメンテナンスが簡単である。
【0048】(c)積載パレットを収容部または昇降台
において固定する固定手段は電磁石であるものでは、電
磁石の作動は、電源の入・切だけで制御できるので、機
械的な固定構造を電気的に制御するようにしたものと比
較して、構造が簡易化でき、コストダウンを図ることが
できる。また、複雑な機構を用いることなくパレットの
固定を確実に行うことができるので、安全性を高めるこ
とができるとともに、メンテナンスが簡単である。
【0049】(d)積載パレットを構成しているパレッ
トの前部両側には係止体が設けてあり、移行チェーン
は、上下方向に移動するときには上記係止体に当たらず
かつチェーン方向に移動するときには上記係止体に係止
して上記積載パレットを移行させることができる係止受
体を備えているものでは、比較的簡単な機構で各収容部
に収容された積載パレットを引き出して移載することが
できる。積載パレットは、上記構造上、強度が十分であ
る限度で薄く形成することが可能である。また、昇降台
に設けてある移行チェーンを始めとする移行装置は、そ
の構造上、上下方向にそれほどスペースを必要としない
ので、昇降台も比較的薄く形成することができる。従っ
て、昇降台に移載パレット3を載置した全体の高さを十
分低くすることができるので、自動車を収容するときに
自動車は自走しながら容易に乗り上がることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る立体収容庫の一実施例を示す正面
図。
【図2】図1に示した立体収容庫の左側面図。
【図3】図1におけるI−I断面図。
【図4】収容部と昇降台と積載パレットの構造を示す説
明図。
【図5】各階のフレームの取付構造を示す説明図。
【図6】積載パレットを停止させる構造を示す説明図。
【図7】積載パレットを停止させるストッパー装置の構
造を示す一部を断面した説明図。
【符号の説明】
A 立体収容庫 U1、U2、U3 収容庫ユニット 1 フレーム 11 後部支柱 110 支持台 111 シャフト 112 軸受 113 吊りスプロケット 114 開放部 12 ガイド部材 120 支持台 121 シャフト 122 軸受 123 吊りスプロケット M1 モーター 124 ギヤ 125 シャフト 126 押えスプロケット 127 ガイド部材 C1、C2 吊りチェーン 13、14、15 棚枠 100 第1収容部 130 第2収容部 140 第3収容部 131、141 補強部材 132 後部移行レール 133 磁着片 134 凹部 16 バランスウエイト 17 連結具 2 昇降台 20 基台 21 スライダー 22、23 ローラー 24 梁部材 240 梁部材 241 前部移行レール 242 磁着片 25 シャフト 26 軸受 27、28 スプロケット C3、C4 移行チェーン M2 モーター 29 係止受体 290 挟み部材 3 積載パレット 30 パレット 31 走行車輪 32 切欠部 33 係止体 34 電磁石 35 係合具 350 係合孔 4 ストッパー装置 40 ケース 41、42 端板 43 オイルレスベアリング 44 ストッパーロッド 45 磁着板 46、47 電磁石 49 取着板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数段に積み重ねられ、収容部(100,13
    0,140)を有する収容庫ユニット(U1,U2,U3)と、 当該収容庫ユニット(U1,U2,U3)の外側に沿って昇降可能
    な昇降台(2)と、 少なくとも二階以上の上記収容庫ユニット(U2,U3)の収
    容部(130,140)に収容され、当該収容部(130,140)と上記
    昇降台(2)の間で移載可能な積載パレット(3)と、 上記昇降台(2)を昇降させる昇降駆動手段と、を備えて
    おり、 上記収容庫ユニット(U1,U2,U3)は、収容庫ユニット(U1,
    U2,U3)を互いに積み重ねて連結するための手段を有する
    ことを特徴とする、 立体収容庫。
  2. 【請求項2】 収容庫ユニット(U1,U2,U3)は、 昇降台(2)を上下方向に案内するガイド部材(12)を備え
    ており、 収容部(130,140)は、 積載パレット(3)の載置部を兼ねた後部移行レール(132)
    と、 上記積載パレット(3)を固定するための固定手段と、を
    備えており、 昇降台(2)は、 上記後部移行レール(132)と同じ高さになったときに上
    記積載パレット(3)が移載可能となる前部移行レール(24
    1)と、 上記積載パレット(3)を上記後部移行レール(132)と上記
    前部移行レール(241)間で移行させる移行チェーン(C3,C
    4)と、 当該移行チェーン(C3,C4)を駆動するモーター(M2)と上
    記積載パレット(3)を固定するための固定手段と、を備
    えており、 上記積載パレット(3)は、上記各移行レール(132,241)上
    を走行するための走行車輪(31)を備えていることを特徴
    とする、 請求項1記載の立体収容庫。
  3. 【請求項3】 積載パレット(3)を収容部(130,140)また
    は昇降台(2)において固定する固定手段は電磁石(34)で
    あることを特徴とする、 請求項2記載の立体収容庫。
  4. 【請求項4】 積載パレット(3)を構成しているパレッ
    ト(30)の前部両側には係止体(33)が設けてあり、移行チ
    ェーン(C3,C4)は係止受体(29)を有し、当該係止受体(2
    9)は移行チェーン(C3,C4)が上下方向に移動するときに
    は上記係止体(33)に当たらず、かつ移行チェーン(C3,C
    4)が駆動されたときには上記係止体(33)に係止して上記
    積載パレット(3)を移行させるようにしてあることを特
    徴とする、 請求項2または3記載の立体収容庫。
JP33344299A 1999-11-24 1999-11-24 立体収容庫 Pending JP2001151310A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33344299A JP2001151310A (ja) 1999-11-24 1999-11-24 立体収容庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33344299A JP2001151310A (ja) 1999-11-24 1999-11-24 立体収容庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001151310A true JP2001151310A (ja) 2001-06-05

Family

ID=18266160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33344299A Pending JP2001151310A (ja) 1999-11-24 1999-11-24 立体収容庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001151310A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104153620A (zh) * 2014-08-14 2014-11-19 张元杰 一种多级同步停车设备及其液压停驻***
CN104179374A (zh) * 2014-07-07 2014-12-03 张元杰 一种无避让框架型双层停车台
CN105064749A (zh) * 2015-08-28 2015-11-18 杜吉国 路边空中停车***
KR20200094448A (ko) * 2019-01-30 2020-08-07 (주)디케이에코팜 승강식 작업발판을 구비한 다단 재배대
CN114274439A (zh) * 2022-03-07 2022-04-05 成都航利航空科技有限责任公司 基于智造单元的橡胶产品三维布局生产架构及生产方法
CN114275435A (zh) * 2022-01-13 2022-04-05 迈赫机器人自动化股份有限公司 一种自动化立体仓储***

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104179374A (zh) * 2014-07-07 2014-12-03 张元杰 一种无避让框架型双层停车台
CN104179374B (zh) * 2014-07-07 2017-02-08 武汉冶配液压设备有限公司 一种无避让框架型双层停车台
CN104153620A (zh) * 2014-08-14 2014-11-19 张元杰 一种多级同步停车设备及其液压停驻***
CN104153620B (zh) * 2014-08-14 2016-09-21 张元杰 一种多级同步停车设备及其液压停驻***
CN105064749A (zh) * 2015-08-28 2015-11-18 杜吉国 路边空中停车***
KR20200094448A (ko) * 2019-01-30 2020-08-07 (주)디케이에코팜 승강식 작업발판을 구비한 다단 재배대
KR102185675B1 (ko) * 2019-01-30 2020-12-02 (주)디케이에코팜 승강식 작업발판을 구비한 다단 재배대
CN114275435A (zh) * 2022-01-13 2022-04-05 迈赫机器人自动化股份有限公司 一种自动化立体仓储***
CN114274439A (zh) * 2022-03-07 2022-04-05 成都航利航空科技有限责任公司 基于智造单元的橡胶产品三维布局生产架构及生产方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5022808A (en) Storing system with a conveying device
US4971506A (en) Vehicle parking system
JP2001151310A (ja) 立体収容庫
JP3375464B2 (ja) エレベータ式立体駐車装置及びエレベータ式自走縦重列立体駐車設備
JPH0396579A (ja) エレベータ式駐車装置
JP2658834B2 (ja) マスト
JP3023650B2 (ja) 立体収容庫
JP3912785B2 (ja) 立体自動倉庫の入出庫装置
JPH04353175A (ja) 立体駐車装置
JP2577647B2 (ja) 立体機械式駐車設備
US20240017920A1 (en) Dynamic storage system and methods thereof
JPH07252952A (ja) 立体駐車装置
JPS63284372A (ja) 連棟形立体駐車装置
JPH09100646A (ja) 格納システム
JPH06264638A (ja) 立体駐車場
JPH036753Y2 (ja)
JP2022153207A (ja) フォーク式駐車装置
JP2945845B2 (ja) チェーン搬送機構および機械式駐車場におけるパレット移載装置
JP2501979B2 (ja) 立体駐車装置
JPS6324203Y2 (ja)
JP2863711B2 (ja) 機械式駐車場におけるパレット保持装置
JPH0142622Y2 (ja)
JPH08188207A (ja) 物品保管装置
JPS6319486Y2 (ja)
JPH08188209A (ja) 物品保管装置