JP2642493B2 - プッシュ型電気部品およびプッシュ型電気部品のコイルばね装着方法 - Google Patents

プッシュ型電気部品およびプッシュ型電気部品のコイルばね装着方法

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JP2642493B2 JP28305789A JP28305789A JP2642493B2 JP 2642493 B2 JP2642493 B2 JP 2642493B2 JP 28305789 A JP28305789 A JP 28305789A JP 28305789 A JP28305789 A JP 28305789A JP 2642493 B2 JP2642493 B2 JP 2642493B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はプツシユスイツチ等のプツシユ型電気部品お
よび該プッシュ型電気部品に具備されるつまみ弾撥用コ
イルばねの装着方法に関する。
[従来の技術] 第4図〜第7図は従来例の説明図で、第4図はプツシ
ユスイツチの傾斜図、第5図はカバーを取除いた状態の
スイツチの分解斜視図、第6図は第4図のA方向よりの
側面図、第7図(イ)、(ロ)、(ハ)はスイツチへの
コイルばね装着方法を示す説明図である。
第5図において1はスイツチのケース、2は該ケース
1に移動可能に収納されたスライダーで、後端2aにはば
ね案内部2bを有し、先端にはつまみ2cを有す。該スライ
ダー2には摺動子3が埋設されており、該摺動子3の先
端は2つの接片4,5に分岐している。6,7はケース1の底
面に形成された前記接片4,5が摺動可能なパターン、8
はコイルばねで、該ばね8はケース1の後面のばね挿入
孔9よりケース1内に収納され、該ばね8の先方部分
は、前記ばね案内部2bに遊嵌されている。第4図におい
て10は前記ケース1の上面を覆う金属カバーで、該カバ
ー10の後端にはばね止め板11を一体に設け、カバー10
は、両側に設けた取付部12の孔13にケース1の突起14を
嵌合することによつてケース1に取付けられる。15はケ
ース1の左右両側に埋設された端子である。
前記コイルばね8は、カバー10のばね止め板11をケー
ス1のばね挿通孔9をふさぐように折曲げ、該ばね8を
スライダー2の後端部2aとばね止め板11との間に圧縮さ
れた状態で介挿している。
上記のスイツチは、スライダー2の先端のつまみ2cを
後方(第4図の右方)に押圧することによつて摺動子3
の接片4,5がパターン6,7にONし、スイツチの接点はON
し、つまみ2cの押圧を止めれば、コイルばね8の弾撥力
によつてつまみ2cは押圧前の元の状態に復帰し、摺動子
3の接片4,5はパターン6,7から離脱してスイツチの接点
はOFFとなる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記のコイルばね8をケース1内に自動機
によつて装着するには、第7図(イ)に示す様に先づ、
ばね止め板11を延伸した状態で、ケース1のばね挿通孔
9に挿通し、次に、同図(ロ)に示すようにばね押棒16
の一対の腕17,18でコイルばね8をケース1内に押圧
し、ばね止め板11は、ばね押棒16のばね止め板11の逃げ
用の凹部19内に位置する。次に同図(ハ)に示す様にば
ね押棒16にてコイルばね8を後端部がケース1の右端と
面一となるように挿入し、而る後に、ばね止め板11を下
方に折曲げて、該コイルばね8をスライダー2の後端2a
とばね止め板11間に介挿する。
ところが、上記のようなばね押棒16を使用する際は、
前記凹部19の両側とばね止め板11の両側間には若干の隙
間21を設ける必要があるため、第6図に示すようにばね
止め板11の幅taは、ケース1のばね挿入孔9の幅tbより
可成りせまくなり、そのため、ばね止め板11の両側と、
ばね挿入孔9の両側間の隙間21よりほこりが入り、スイ
ツチの接点不良を起し易く、また、多数のスイツチをま
とめて保管する場合、他のスイツチの端子15が或るスイ
ツチの前記隙間21に入りこみ、2つのスイツチがからみ
合う等の課題があつた。
本発明は、上記のような従来の欠点を解消しようとす
るものであり、本発明の目的は、ばね挿入孔とばね止め
板間の隙間からゴミが入りにくい構造とし、且つ多数の
スイツチをまとめて保管する場合に、複数のスイツチが
からみ合うことのないプツシユ型電気部品を提供しよう
とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記した本発明の目的は、ケースに金属カバーをかぶ
せて枠体を構成し、前記ケースにスライダーを移動可能
に収納すると共にケースの後端のばね挿入孔よりコイル
ばねを枠体内に挿入してスライダーに遊嵌し、前記金属
カバーの後端部の延長上に設けたばね止め板を折り曲げ
て前記ケースのばね挿通孔を閉塞することによってスラ
イダーの後端とばね止め板間にコイルばねを圧縮状態で
介挿して成るプッシュ型電気部品において、前記金属カ
バーのばね止め板の裏面に鋭角状に折れ曲がる切起し片
を設け、該切起し片に前記コイルばねの後端の一部をひ
っかけて保持することによって達成される。
また、上記した本発明の目的は、ケースに金属カバー
をかぶせて枠体を構成し、前記ケースにスライダーを移
動可能に収納すると共にケースの後端のばね挿入孔より
コイルばねを枠体内に挿入してスライダーに遊嵌し、前
記金属カバーの後端部の延長上に設けたばね止め板を折
り曲げて前記ケースのばね挿通孔を閉塞することによっ
てスライダーの後端とばね止め板間にコイルばねを圧縮
状態で介挿して成るプッシュ型電気部品のコイルばね装
着方法において、前記金属カバーのばね止め板の裏面に
切起し片を設け、該切起し片をコイルばねの後端にひっ
かけ、前記ばね止め板を折り曲げた際、前記切起し片に
てコイルばねを前方に押圧してコイルばねの先端をスラ
イダーの端部に弾圧係止せしめることによって達成され
る。
〔作用〕
本発明によれば、ばね止め板の裏面に鋭角状に折れ曲
がる切起し片を設け、ばね止め板を折り曲げた際、前記
切起し片にてコイルばねを前方に押圧する様にしたの
で、従来のばね押棒でコイルばねを押す必要がなくな
り、従つて作業性が従来に比し簡素化され、また、切起
し片の幅が従来の様に制限されることがないので、ケー
スのばね挿通孔と略同幅に設定することが出来、ケース
のばね挿通孔とばね止め板間の隙間が生じないので、ゴ
ミの侵入を防止出来、スイツチが接点不良を起しにく
く、また、前記隙間に他のスイツチの端子がからむこと
もない。
[実施例] 以下に、本発明の実施例を添付の図面に基づき説明す
る。
第1図〜第3図は本発明の実施例の説明図で、第1図
はプツシユスイツチの斜視図、第2図は第1図のB方向
よりの側面図、第3図内(イ)、(ロ)は、枠体内にコ
イルばねを装着する状態を示す断面図である。
なお、第4図〜第7図に示した従来例と同一部分には
同一符号を付して重複する説明は省略する。
本発明の方法と従来の発明との相違点は、第3図
(イ)に示す様にばね止め板11に90゜に満たない鋭角状
の切起し片22を設け、該切起し片22にコイルばね8の後
端部をひつかけ、同図(ロ)に示すように、該ばね止め
板11をケース1のばね挿入孔9を塞ぐ方向に折り曲げる
一動作で切起し片22でコイルばね8を前方に押圧するよ
うにした点であり、この方法によれば、従来のばね押棒
16を使用する必要がないので、作業性が向上すると共
に、ばね止め板11の幅に制限を受けることはなく、ばね
止め板11の幅をケース1のばね挿通孔9の幅と略同幅と
することによつて枠体の後面からほこりが侵入しにくい
ものとなり、また、ばね挿通孔9とばね止め板11との間
にすき間21がないので、他のスイツチの端子15がからむ
ことはない。
[発明の効果] 本発明によれば、金属ケースの端部に形成されたばね
止め板を折り曲げる一動作によつてコイルばねの前方へ
の押圧が可能となり、作業性が従来に比し向上し、また
ケースのばね挿通孔とばね止め板間に隙間が存在しない
ので、ほこりが枠体内に侵入しにくいものとなり、ま
た、スイツチを多数蓄積してもスイツチ同志がからみ合
うことはない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の実施例の説明図で、第1図は
プツシユスイツチの斜視図、第2図は第1図のB方向よ
りの側面図、第3図(イ),(ロ)は、コイルばねを枠
体内に装着する状態を示す断面図、第4図〜第7図は従
来例の説明図で、第4図はプツシユスイツチの斜視図、
第5図はカバーを取除いた状態のスイツチの分解斜視
図、第6図は第4図のA方向よりの側面図、第7図
(イ)、(ロ)、(ハ)はスイツチへのコイルばね装着
方法を示す説明図である。 1……ケース、2……スライダー、2a……後端、8……
コイルばね、9……ばね挿通孔、10……カバー、11……
ばね止め板、23……切起し片。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースに金属カバーをかぶせて枠体を構成
    し、前記ケースにスライダーを移動可能に収納すると共
    にケースの後端のばね挿入孔よりコイルばねを枠体内に
    挿入してスライダーに遊嵌し、前記金属カバーの後端部
    の延長上に設けたばね止め板を折り曲げて前記ケースの
    ばね挿通孔を閉塞することによってスライダーの後端と
    ばね止め板間にコイルばねを圧縮状態で介挿して成るプ
    ッシュ型電気部品において、前記金属カバーのばね止め
    板の裏面に鋭角状に折れ曲がる切起し片を設け、該切起
    し片に前記コイルばねの後端の一部をひっかけて保持し
    たことを特徴とするプッシュ型電気部品。
  2. 【請求項2】ケースに金属カバーをかぶせて枠体を構成
    し、前記ケースにスライダーを移動可能に収納すると共
    にケースの後端のばね挿入孔よりコイルばねを枠体内に
    挿入してスライダーに遊嵌し、前記金属カバーの後端部
    の延長上に設けたばね止め板を折り曲げて前記ケースの
    ばね挿通孔を閉塞することによってスライダーの後端と
    ばね止め板間にコイルばねを圧縮状態で介挿して成るプ
    ッシュ型電気部品のコイルばね装着方法において、前記
    金属カバーのばね止め板の裏面に切起し片を設け、該切
    起し片をコイルばねの後端にひっかけ、前記ばね止め板
    を折り曲げた際、前記切起し片にてコイルばねを前方に
    押圧してコイルばねの先端をスライダーの端部に弾圧係
    止せしめたことを特徴とするプッシュ型電気部品のコイ
    ルばね装着方法。
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