JP3885286B2 - プッシュスイッチ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は各種電子機器に使用され、押圧操作毎に操作部のロックとロック解除を繰返して動作するプッシュスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のプッシュスイッチについて、図7〜図9を用いて説明する。
【0003】
図7は従来のプッシュスイッチの断面図、図8は同分解斜視図であり、同図において、1は上面に複数の固定接点2を植設した端子板、3は端子板1の上面を覆い内壁上面にハートカム溝4を有する下面開放の箱形のケースで、端子板1とケース3は側面の凸部と凹部によってワンタッチ装着され、ケース3内には前端につまみ5を装着したスライダー6が前後に摺動可能に収納され、スライダー6の後端とケース3の内壁側面の間には操作用ばね7がやや撓んだ状態で装着されている。
【0004】
そして、8は一端の折曲部8Aがスライダー6上面の保持孔6Aに回動可能に保持され、他端の先端部8Bがケース3のハートカム溝4に当接したクランク状のストッパで、スライダー6上面の収納孔6Bに撓んだ状態で収納された押圧用ばね9がストッパ8の中間部8Cを押圧して、先端部8Bをハートカム溝4に押し付けている。
【0005】
また、10はアーム状の可動接点部10Aが端子板1上面に弾接した弾性金属薄板製の接触片で、取付孔10Bをスライダー6下面の突起部6Cに嵌め込んだ後、突起部6Cがかしめられて、スライダー6下面に保持されている。
【0006】
このように構成された従来のプッシュスイッチの動作について説明すると、まず、スライダー6の前端に装着したつまみ5を後方へ押圧操作すると、図9に示すように、スライダー6が操作用ばね7を撓ませながら後方へ摺動するのに伴って、スライダー6下面に保持された接触片10の可動接点部10Aが端子板1上面を弾接摺動して固定接点2と接触し、接触片10を介した固定接点2の電気的接続が行われる。
【0007】
またこの時、押圧用ばね9に中間部8Cを上方に付勢されたストッパ8の先端部8Bが、ケース3のハートカム溝4内を弾接摺動してハートカム溝4の段部にロックされることによって、スライダー6が後方へ移動したままロックされ、つまみ5がロック状態となる。
【0008】
そして、再びスライダー6の前端に装着したつまみ5を後方へ押圧操作すると、スライダー6がさらに少し後方へ摺動するのに伴って、ストッパ8の先端部8Bとハートカム溝4のロックが解除され、操作用ばね7の弾性復帰力によってスライダー6が前方へ摺動し、接触片10の可動接点部10Aも固定接点2から離れ、図7の元の状態に復帰するものであった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来のプッシュスイッチにおいては、ストッパ8の先端部8Bをケース3のハートカム溝4に付勢するために押圧用ばね9が必要であり、また、上面にこれらストッパ8や押圧用ばね9を装着したスライダー6をケース3に組込む際に、ストッパ8や押圧用ばね9が外れ易いため、スイッチの組立て作業に時間を要すると共に、自動組立化も図りづらいという課題があった。
【0010】
本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、使用部品数を削減すると共に、スイッチ組立て作業が容易で安価なプッシュスイッチを提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明のプッシュスイッチは、スライダー下面に保持される弾性金属薄板製の接触片に、ストッパをハートカム溝に押し付けるアーム状の板ばね部を一体に設け、この板ばね部の弾性力によってストッパをハートカム溝に弾接させるように構成したものである。
【0012】
この本発明により、使用部品数が少なくスイッチ組立て作業が容易で安価なプッシュスイッチを得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、上面に複数の固定接点を植設した端子板と、内壁上面にハートカム溝を有し端子板上面を覆う下面開放の箱形のケースと、ケース内に前後動可能に収納されたスライダーと、スライダーを前方に付勢する操作用ばねと、一端がスライダー上面に回動可能に保持され他端がハートカム溝に当接したストッパと、スライダー下面に保持され、スライダーの摺動によって端子板上面を弾接摺動して固定接点と接離する可動接点部を有すると共に、ストッパをハートカム溝に押し付けるアーム状の板ばね部を備えた弾性金属薄板製の接触片からなり、上記接触片の板ばね部を上記スライダー上面の孔に保持された上記ストッパの上記スライダー下面に突出した折曲部に弾接することにより、上記スライダーに上記接触片とストッパを組込んだ際、上記ストッパをスライダーに仮保持するようにしたプッシュスイッチとしたもので、スライダー下面に保持された接触片にアーム状の板ばね部を一体に設け、この板ばね部によってストッパをハートカム溝に弾接させているため、ストッパをハートカム溝に押し付けるための別体のばねが不要になり使用部品数を削減することができると共に、スライダー上面に装着する部品がストッパだけになるため、スイッチの組立て作業が容易で安価なプッシュスイッチを得ることができるという作用を有する。
さらに、スライダーに接触片とストッパを組込んだ際、スライダー上面の孔に保持されたストッパの折曲部に接触片の板ばね部が弾接し、ストッパをスライダーに仮保持することができるため、ストッパがスライダーから外れることを防止できスイッチの組立て作業が容易になるという作用を有する。
【0015】
請求項に記載の発明は、請求項1記載の発明において、ハートカム溝を端子板上面に設け、ストッパの一端をスライダー下面に回動可能に保持すると共に他端を端子板のハートカム溝に当接するようにした構成のもので、ストッパと接触片の両方をスライダー下面に装着保持しているため、ケースをベースとしてその上にスライダーや端子板を順次積上げて組立てることが可能となり、容易にスイッチの自動組立化を図ることができるという作用を有する。
【0016】
以下、本発明の実施の形態について図1〜図6を用いて説明する。
なお、従来の技術の項で説明した構成と同一構成の部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0017】
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態によるプッシュスイッチの断面図、図2は同分解斜視図であり、同図において、内壁上面にハートカム溝4を有したケース3内にスライダー12が摺動可能に収納され、このスライダー12上面の保持孔12Aにストッパ8の一端の折曲部8Aが回動可能に保持され、スライダー12下面に保持された接触片13の可動接点部13Aが端子板1の上面に弾接していることは従来の技術と同様であるが、接触片13には可動接点部13Aに加え上方に折曲したアーム状の板ばね部13Bが設けられ、この板ばね部13Bがスライダー12の収納孔12Bを通り、ストッパ8の中間部8Cに弾接して、先端部8Bをハートカム溝4に押し付けている。
【0018】
このように構成された本実施の形態のプッシュスイッチは、スライダー12の前端に装着したつまみ5を後方へ押圧操作すると、図3に示すように、スライダー12が操作用ばね7を撓ませながら後方へ摺動するのに伴って、スライダー12下面に保持された接触片13の可動接点部13Aが端子板1上面を弾接摺動して固定接点2との電気的接続を行うことは従来の技術と同様であるが、ストッパ8は接触片13の板ばね部13Bに中間部8Cを押圧されて、先端部8Bがケース3のハートカム溝4内を弾接摺動し、つまみ5のロックやロック解除が行われる。
【0019】
このように本実施の形態によれば、スライダー12下面に保持された接触片13にアーム状の板ばね部13Bを一体に設け、この板ばね部13Bによってストッパ8をハートカム溝4に弾接させているため、ストッパ8をハートカム溝4に押し付けるための別体のばねが不要になり使用部品数を削減することができると共に、スライダー12上面に装着される部品がストッパ8だけになるため、スイッチの組立て作業が容易となり、安価なプッシュスイッチを得ることができる。
【0020】
また、上記の説明では、接触片13の板ばね部13Bをストッパ8の中間部8Cに弾接させた場合について説明したが、図4に示すように、スライダー12のストッパ8を保持する保持孔12Aの下面に、接触片13の板ばね部13Cを収納するための収納孔12Cを設け、接触片13の板ばね部13Cをストッパ8の折曲部8Aに弾接させて、先端部8Bをハートカム溝4に押し付ける構成とすることにより、スライダー12に接触片13とストッパ8を組込んだ際、スライダー12に保持されたストッパ8の折曲部8Aに接触片13の板ばね部13Cが弾接し、ストッパ8をスライダー12に仮保持することができるため、ストッパ8がスライダー12から外れることを防止でき、スイッチの組立て作業をより容易なものとすることができる。
【0021】
(実施の形態2)
図5は本発明の第2の実施の形態によるプッシュスイッチの断面図、図6は同分解斜視図であり、同図において、ケース3内にスライダー12が摺動可能に収納され、スライダー12下面に保持された接触片13の可動接点部13Aが端子板1上面に弾接していることは実施の形態1と同様であるが、ハートカム溝4は端子板1上面に設けられ、ストッパ8の一端の折曲部8Aはスライダー12下面の保持孔12Aに回動可能に保持されている。
【0022】
そして、接触片13には可動接点部13Aと共に板ばね部13Dが設けられ、この板ばね部13Dがストッパ8の中間部8Cに弾接して、先端部8Bを端子板1のハートカム溝4に押し付けている。
【0023】
このような構成にすることによって、スライダー12の前端に装着したつまみ5を押圧操作すると、スライダー12の摺動に伴って、接触片13の板ばね部13Dに中間部8Cを押圧されたストッパ8の先端部8Bが、端子板1のハートカム溝4内を弾接摺動し、つまみ5のロックやロック解除が行われる。
【0024】
このように本実施の形態によれば、ストッパ8と接触片13の両方をスライダー12下面に装着保持しているため、下面開放部を上向きにしたケース3をベースとして、これにストッパ8と接触片13の装着面を上向きにしたスライダー12を収納した後、端子板1をケース3にワンタッチ装着するというように、順次各部品を積上げて組立てることが可能となり、極めて容易にスイッチの自動組立化を図ることができるものである。
【0025】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、使用部品数が少なくスイッチ組立て作業が容易で安価なプッシュスイッチを得ることができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるプッシュスイッチの断面図
【図2】同分解斜視図
【図3】同動作状態を示す断面図
【図4】同他の実施の形態を示す断面図
【図5】本発明の第2の実施の形態によるプッシュスイッチの断面図
【図6】同分解斜視図
【図7】従来のプッシュスイッチの断面図
【図8】同分解斜視図
【図9】同動作状態を示す断面図
【符号の説明】
1 端子板
2 固定接点
3 ケース
4 ハートカム溝
5 つまみ
7 操作用ばね
8 ストッパ
8A 折曲部
8B 先端部
8C 中間部
12 スライダー
12A 保持孔
12B,12C 収納孔
13 接触片
13A 可動接点部
13B,13C,13D 板ばね部

Claims (2)

  1. 上面に複数の固定接点を植設した端子板と、内壁上面にハートカム溝を有し端子板上面を覆う下面開放の箱形のケースと、ケース内に前後動可能に収納されたスライダーと、スライダーを前方に付勢する操作用ばねと、一端がスライダー上面に回動可能に保持され他端がハートカム溝に当接したストッパと、スライダー下面に保持され、スライダーの摺動によって端子板上面を弾接摺動して固定接点と接離する可動接点部を有すると共に、ストッパをハートカム溝に押し付けるアーム状の板ばね部を備えた弾性金属薄板製の接触片からなり、上記接触片の板ばね部を上記スライダー上面の孔に保持された上記ストッパの上記スライダー下面に突出した折曲部に弾接することにより、上記スライダーに上記接触片とストッパを組込んだ際、上記ストッパをスライダーに仮保持するようにしたプッシュスイッチ。
  2. ハートカム溝を端子板上面に設け、ストッパの一端をスライダー下面に回動可能に保持すると共に他端を端子板のハートカム溝に当接するようにした請求項1記載のプッシュスイッチ。
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