JP2641439B2 - スプライシング結合部を形成する方法と装置 - Google Patents

スプライシング結合部を形成する方法と装置

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JP2641439B2
JP2641439B2 JP62049006A JP4900687A JP2641439B2 JP 2641439 B2 JP2641439 B2 JP 2641439B2 JP 62049006 A JP62049006 A JP 62049006A JP 4900687 A JP4900687 A JP 4900687A JP 2641439 B2 JP2641439 B2 JP 2641439B2
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loop
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、各糸端部を機械的なコーミング部材によっ
て準備し、次いでスプライシング室内で圧縮空気の供給
下でスプライシングを行うようにして複数の紡績繊維糸
又は紡績繊維加撚糸の間にスプライシング結合部を形成
する方法並びに前記方法を実施するためのスプライサに
関するものである。
従来の技術 前記形式の方法は、ドイツ連邦共和国特許出願公開第
3151270号明細書に基づいて公知になっている装置並び
にドイツ連邦共和国特許出願公開第3405304号明細書に
基づいて公知になっている装置によって実施される。
しかし公知の方法によっては、特定の紡績繊維糸又は
紡績繊維加撚糸の場合にはスプライシング結合を全く行
うことができないか又は質の低いスプライシング結合し
か行うことができない。
発明が解決しようとする課題 そこで本発明の課題は、スプライシング結合の質を向
上させかつ特にオープンエンド紡績糸又はオープンエン
ド紡績加撚糸のスプライシング結合を可能とすることで
ある。
課題を解決するための手段 前記課題を解決するための本発明の方法上の第1の構
成手段は、特許請求の範囲第1項に記載した通り、スプ
ライスング加工準備のために、実質的にその都度糸最外
端を始点として、後のスプライシング結合部の長さにほ
ぼ等しいコーミング長さに達するまで順次コーミングを
進捗させるような供給速度で紡績繊維糸又は紡績繊維加
撚糸を制御しつつ当該糸の最外端から機械的なコーミン
グ部材に供給していく点にある。
また同一の課題を解決するための本発明の方法上の第
2の構成手段は、特許請求の範囲第2項に記載した通
り、糸挿入部材によって、一方の側から到来する一方の
紡績繊維糸又は紡績繊維加撚糸を一方の糸クランプ内へ
挿入し、一方の糸ループ形成器の傍を通過させてスプラ
イシング通路内及び一方の糸カッター内へ挿入し、また
他方の側から到来する他方の紡績繊維糸又は紡績繊維加
撚糸を他方の糸クランプ内へ挿入し、他方の糸ループ形
成器の傍を通過させてスプライシング通路内及び他方の
糸カッター内へ挿入した上で先ず各糸クランプを作動
し、次いで所定長の糸端部を形成しかつ糸走行経路内に
同時に糸ループを形成するために、前記糸カッターと前
記糸ループ形成器とを作動し、次いで各糸端部をコーミ
ング装置に供給する2つの空気流を発生させ、糸走行経
路内には糸ループが存在しているので、前記の両空気流
によって糸最外端を、まずコーミング装置の手前まで搬
送し、その上で糸端部の所定長を順次コーミング装置内
へ導入するために前記糸ループ形成器を制御しつつ引き
戻し、次いで今コーミングされた糸端部をコーミング装
置から引き出してスプライシング通路内にまで引き戻せ
る糸長分の糸ループを糸走行経路内に形成するために前
記糸ループ形成器を改めて作動して、次いでスプライシ
ング通路内へ圧縮空気を供給することによってスプライ
シング結合部を形成する点にある。
更にまた、同一の課題を解決するための本発明の方法
上の第3の構成手段は、特許請求の範囲第3項に記載し
た通り、糸挿入部材によって、一方の側から到来する一
方の紡績繊維糸又は紡績繊維加撚糸を一方の糸クランプ
内へ挿入し、一方の糸ループ形成器の傍を通過させてス
プライシング通路内及び一方の糸カッター内へ挿入し、
また他方の側から到来する他方の紡績繊維糸又は紡績繊
維加撚糸を他方の糸クランプ内へ挿入し、他方の糸ルー
プ形成器の傍を通過させてスプライシング通路内及び他
方の糸カッター内へ挿入した上で先ず各糸クランプを作
動し、次いで所定長の糸端部を形成しかつ糸走行経路内
に同時に糸ループを形成するために、前記糸カッターと
前記糸ループ形成器とを作動し、次いで各糸端部を、針
布を装備したコーミング装置に供給する2つの空気流を
発生させ、糸走行経路内には糸ループが存在しているの
で、前記の両空気流によって糸最外端を、まずコーミン
グ装置の針布の手前まで搬送し、その上で糸端部の所定
長を順次コーミング装置の針布内へ導入するために前記
糸ループ形成器を制御しつつ引き戻し、次いで今コーミ
ングされた糸端部をコーミング装置の針布から引き出し
てスプライシング通路内にまで引き戻せる糸長分の糸ル
ープを糸走行経路内に形成するために前記糸ループ形成
器を改めて作動して、次いでスプライシング通路内へ圧
縮空気を供給することによってスプライシング結合部を
形成する点にある。
また同一の課題を解決するための本発明の装置上の構
成手段は、請求の範囲第4項に記載した通り、スプライ
サが、所定長に切断された糸を機械的なコーミング装置
内へ供給又は該コーミング装置から引き出すための制御
可能な糸保持部材を有し、かつ該糸保持部材のための作
動装置、しかも、所定長に切断された糸を、当該糸の最
外端を先にして前記の機械的なコーミング装置に供給す
るように前記糸保持部材を制御する作動装置が設けられ
ている点にある。
作用 本発明の前記3つの全てのスプライシング結合法の場
合、糸端部はスプライシング操作前に新規な方式で、徹
底的に準備される。このように糸端部を準備すること
は、芯糸にラップ繊維を巻付けて成るような糸の場合に
特に有利である。ラップ繊維は糸端部においてこれまで
往々にしてジャム(堰止め体)を形成することになり、
該ジャムは、それに続くスプライシング加工を阻害した
り、或いは著しく不都合な影響を及ぼすことになった。
これに対して本発明の方法によればラップ繊維、繊維ラ
ップ体、その他の搦み繊維体或いは夾雑物が糸端の先端
を始点として次第に梳き出され、それによって最終的に
は高品質のスプライシング結合部の形成を可能にするに
足るコーミングされた繊維房が生じることになる。
実施例 第1実施例において2本の紡績繊維糸2,3の糸端の間
でスプライシング結合部を形成するためのスプライサ1
はベースプレート4を有し、該ベースプレート4上に当
該装置の後述の各部材が固定されている。
ベースプレート4上には、圧縮空気によって負荷可能
なスプライシング室6を備えたスプライサ5が取付けら
れている。スプライシング室6は、各糸2,3を保持しか
つ案内するためのスプライシング通路7を有している。
通常の糸走行は本実施例では、下方から上方へ垂直に
経過する。スプライシング通路7は部位8においてこの
通常の糸走行に対して鋭角に交差している。
スプライシング室6のスプライシング通路7はカバー
9によって閉鎖可能である。この閉鎖目的のために該カ
バー9は、レバー11に支承されたボールジョイント10を
保持している。前記レバー11はヒンジピン12に固定され
ており、かつ該ヒンジピンにコイル状に巻付けられた撓
みばね13によって負荷されている。この撓みばね13の作
用によってカバー9は常にスプライシング室6の表面上
に位置せしめられている。ヒンジピン12は、回転ジョイ
ント15,15′の所で回転可能である2腕式のレバー14,1
4′によって保持されている。この回転ジョイントはス
プライシング室6に配設されている。機械的な操作のた
めにレバー14には、作動装置F1によってその長手方向に
摺動可能なレバー16が係合している。
圧縮空気によるスプライシングのためにスプライシン
グ室6は2つの圧縮空気通路17,18を有している。この
両方の圧縮空気通路には、図示を省いた圧縮空気源から
導管19を介して調量弁V1によって調量されて、圧縮空気
が供給される。
図示の例では紡績繊維糸3は、図示を省いた繰り出し
ボビンから到来し、また紡績繊維糸2は、やはり図示を
省いた巻取りボビンに向かって走行するものとする。こ
の場合に生じた糸切れはスプライシング結合によって除
かれねばならない。この糸切れに基づいて紡績繊維糸2
は走出する暫定的な糸端20を有し、紡績繊維糸3は暫定
的な糸端21を有する。
紡績繊維糸2の端部を処理するためにスプライシング
室6の近くにはコーミング装置22が配置されている。同
様にして紡績繊維糸3の端部を処理するためにスプライ
シング室6の近くにコーミング装置23が配置されてい
る。各コーミング装置22,23は回転可能なコーミング部
材26,27を有している。ケーシング24は、紡績繊維糸2
を保持しかつ案内する縦スリット28を有し、ケーシング
25は、紡績繊維糸3を保持しかつ案内する縦スリット29
を有している。
紡績繊維糸2を保持しかつ案内する縦スリット28は通
常の糸走行経路の外側に、該糸走行経路に対して鋭角を
成してスプライサ5に向くように配置されている。同様
に紡績繊維糸3を保持しかつ案内する縦スリット29は通
常の糸走行経路の外側に、当該の通常走行路に対して鋭
角を成してスプライサ5に向くように配置されている。
更にスプライシング通路7と前記縦スリット28,29は一
本の整合線上に位置している。
縦スリット28には、糸端部に向かって斜め横に圧縮空
気供給通路30が開口し、また縦スリット29には、同様に
糸端部に向かって斜め横に圧縮空気供給通路31が接続し
ている。導管32を介して圧縮空気供給通路30が調量弁V2
に接続されている。また導管33を介して圧縮空気供給通
路31が同じ調量弁V2に接続されている。この調量弁V2に
よって圧縮空気供給通路30,31が調量制御れて、或る限
られた時間にわたって、圧縮空気源(図示せず)に接続
される。
コーミング装置22のコーミング部材26は、外部から負
荷されかつ圧縮空気によって駆動可能なタービンロータ
34を有している。同様にコーミング部材27は、外部から
負荷されかつ圧縮空気によって駆動可能なタービンロー
タ35を有している。
各タービンロータ34,35に向けて夫々、半径方向に方
位づけられた圧縮空気流が流れ、それによって各ロータ
は回転させられる。これは常に、各糸端部を後述のよう
に準備するために必要な時間だけ行われるにすぎない。
各タービンロータは縦スリット28,29の側方隣りに配
置されている。この場合、タービンロータ34を回転せし
める前記の方位づけられた圧縮空気流は、圧縮空気供給
通路30に向かい合って位置する通路36を通って形成さ
れ、また該通路36には、縦スリット28にも供給される同
じ圧縮空気流が供給される。同様にしてタービンロータ
35を回転せしめる方位づけられた圧縮空気流は、圧縮空
気供給装置31に向かい合って位置する通路37を通って形
成され、またこの通路37には、縦スリット29にも供給さ
れる同じ圧縮空気流が供給される。
両方のタービンロータ34,35は針布38,39を備えてい
る。従って該タービンロータはオープンエンド紡績機の
解繊ローラに類似している。針布の針は0.5mmから1mmの
長さである。
タービンロータ34は両側を圧縮空気案内壁40,41で、
またその周面の一部分にわたっては曲げ成形された圧縮
空気案内壁42によって取り囲まれている。圧縮空気案内
壁40内の接続管片48は短軸50を保持し、この短軸50上に
は完全に密封された転がり軸受46が支承されている。該
転がり軸受46がタービンロータ34を保持している(第6
図)。調節可能性を保証するためにコーミング装置22
は、長孔54を備えた脚部52を有し、この長孔54を通って
配置されたねじ56によってコーミング装置22はベースプ
レート4上に調節可能に固定されている。
コーミング装置23も同様に形成されている。タービン
ロータ35はこの場合、側方で圧縮空気案内壁43と44によ
って取り囲まれている。また該タービンロータ35の周面
の1部分は圧縮空気案内壁45によって囲まれている。更
に該ロータ35はやはり転がり軸受47を有し、この軸受47
の短軸51は接続管片49内に支承されている。コーミング
装置23の脚部53はこの場合は長孔55を有し、この長孔55
を通って延びるねじ57によってコーミング装置23がベー
スプレート4上に調節可能に固定されている。
スプライサ5の近くには各紡績繊維糸2,3毎に、1つ
の制御可能な糸クランプと1つの制御可能な糸ループ形
成器が配置されている。第3図に示された紡績繊維糸2
のための制御可能な糸クランプ58は位置固定のクランプ
部材60と旋回運動可能なクランプ部材61とを有してい
る。可動のクランプ部材61には、作動装置F2によってそ
の長手方向に往復可能なレバー64が枢着されている。第
1図では糸クランプ58は丁度閉じられた状態にあり、紡
績繊維糸2は確実に挟持されている。
同様に紡績繊維糸3のための糸クランプ59は位置固定
のクランプ部材62と可動なクランプ部材63とから成って
いる。可動なクランプ部材63は、作動装置F3に接続され
たレバー65によって可動である。この作動装置F3によっ
てレバー65はその長手方向で往復可動である。第1図で
は糸クランプ59が丁度閉じられた状態にあり、紡績繊維
糸3は確実に挟持されている。
制御可能な装置66としての糸保持部材はレバー状のル
ープ形成器67,67′を有している。この装置66は、各糸
ループ形成器67,67′を結合する軸69を有し、この軸69
はベースプレート4に結合されたスリーブ70内に支承さ
れておりかつ操作ロッド68に枢着結合されている。
操作ロッド68は作動装置F4と連結されている。作動装
置F4によって操作ロッド68は長手方向に往復動可能であ
る。第1図では装置66は基本位置にある。
第1図に示したように、縦スリット28,29の延長上に
糸カッターが配置されている。一方の糸カッター71は縦
スリット28の手前に、他方の糸カッター72は縦スリット
29の手前に位置している。糸カッター71は、ベースプレ
ート4に結合された位置固定的な切断ナイフ73と、ロッ
ド77を枢着結合した可動の切断ナイフ74とから成り、前
記ロッド77は作動装置F5に接続されている。作動装置F5
によってロッド77はその長手方向に往復動可能である。
第1図では、糸カッター71が閉じられて、紡績繊維糸2
の暫定的な糸端部20が丁度切断された状態が図示されて
いる。
同様にして糸カッター72も、ベースプレートと結合さ
れた位置固定的な切断ナイフ75と、ロッド78に枢着結合
された可動の切断ナイフ76とから成っている。ロッド78
は作動装置F6に接続されている。作動装置F6によってロ
ッド78はその縦方向に往復動可能である。第1図では、
糸カッターが丁度閉じられて紡績繊維糸3の暫定的な糸
端21がすでに切断された状態が図示されている。
糸挿入を容易にするためにベースプレート4の上端に
は糸通し補助部材79、また下端には糸通し補助部材80が
配設されている。両方の糸通し補助部材はそれぞれ1つ
の壁部材から成り、この壁部材内には下方へV字状に先
細になったスリットが形成されている。
スプライシングのためにはまず両方の紡績繊維糸が、
図示を省いた糸挿入部材によって互いに逆の側から近付
けられてスプライサ5内に挿入される。この際に上方か
ら到来する紡績繊維糸2は、、開かれた糸クランプ58内
と、糸ループ形成器67の傍らと、スプライシング通路7
内と、縦スリット28内と、開かれた糸カッター71内とに
位置している。また下方から到来する紡績繊維糸3は、
開かれた糸クランプ59内と、糸ループ形成器67′の傍ら
と、スプライシング通路7内と、縦スリット29内と、開
かれた糸カッター72内とに位置している。
先ず最初に糸クランプ58,59が作動装置F2,F3によって
閉じられる。そして各紡績繊維糸の端部が、両方の糸カ
ッターの操作によってスプライサ5から所定の距離の所
にもたらされる。第1図では、この状態における装置が
図示されている。両方の暫定的な糸端20,21は離隔され
ている。これは例えばサクション作用によって行うこと
ができる。次いで糸ループ形成器67,67′が、第7図に
示したように作動装置F4によって作動される。この作動
時に糸ループが形成される。次いで、この新たに形成さ
れた糸ループ2′,3′に、本来のスプライシング準備加
工が始まる。このために調量弁2が作動されるので、圧
縮空気が両方の圧縮空気供給通路30,31を通って両方の
通路36,37に向かって流れる。その際に圧縮空気流の一
部分が変向されて両方の縦スリット28,29を通って逃げ
る。しかし圧縮空気流の一部分は両方の通路を通流して
第7図に示したように糸端2′,3′を連行する。これと
同時に両方のタービンロータ34,35が始動される。各糸
端2′,3′は差し当たっては未だ針布38,39に接触しな
い。糸ループ形成器67,67′が制御されて引戻された後
に始めて、最外端の糸端を始点として順次連続的に所定
長、例えば1.5cm長の糸端部が針布38,39内へ導入され
る。
第8図及び第9図には糸端2′の例が示されている。
圧縮空気流は圧縮空気供給通路30から横方向に縦スリッ
ト28を通流し、これによって糸端2を通路36を通してタ
ービンロータ34の方に向かって連行する。次いで該糸端
2′は漸増的に針布38と機械的に接触せしめられる。こ
の際に該糸端は弛められて個々の繊維に解繊され、クリ
ーニングされ拡開される(第9図参照)。糸結合強度に
寄与することのできない夾雑物粒子及び短繊維はこの際
に吹き払われる。
短い作用時間又は数回にわたるブロー・インターバル
の後に調量弁V2は再び最終的に閉じられ、作動装置F4に
よって装置66が始動される。ここで糸ループ形成器67,6
7′は、第10図乃至第12図に示された糸戻し位置へ動か
される。糸端2′,3′はその場合、スプライシング室6
のスプライシング通路7内に相並んで位置する程度に引
戻される。次いで作動装置F1によって第13図に示したよ
うにカバー9がスプライシング室6のスプライシング通
路7の上に被せられる。これに続いて調量弁V1が開かれ
ると、側方から圧縮空気がスプライシング通路7内に流
入し、それによって両方の糸端の個々の繊維が互いに搦
み合わされ、混合されかつ掛け合わされるので、スプラ
イシング部位が形成される。それに続いて各糸ループ形
成器67,67′が再び初期位置に戻り旋回し、両方の糸ク
ランプ58,59が開かれるので、塞止められていた糸撚り
が再び、新たに形成されたスプライスング部位82(第11
図)へ前進することができる。続いて図示されていない
巻取りボビンから新たに巻取り牽引作用が始まると、今
や再形成された糸は、スプライサから迅速に前方へ向か
って急速に移動し、該スプライサは再び新たなスプライ
シング結合部を形成するための準備態勢をとって待機す
ることになる。この目的のために該装置を例えば他の稼
働現場へ移動することも可能である。
第14図及び第15図の第2の実施例では、その主要部分
のみが図示されている。この場合符号101で示したスプ
ライサ101はベースプレート102を有し、該ペースプレー
ト上に、固定ねじ103によってスプライシングヘッド104
が固着されている。ベースプレート102内の孔105は接続
管片106を受容しており、この接続管片106に接続された
導管107は、切換え可能な弁V4を介して圧縮空気源108に
通じている。接続管片106からは2本の圧縮空気吹込み
ポート109,110がスプライシング通路111まで延びてお
り、この通路は糸の挿入後に、スプライシングの終了ま
でカバー112によって閉鎖可能である。
第14図に部分的に断面して示したスプライシングヘッ
ド104は2つの、挿入された糸の方向に対して直角にス
プライシング通路111から分岐する通流通路113,114を有
している。
通流通路113はスプライシング通路111の、圧縮空気吹
込みポート109,110とスプライシング通路111の上端部11
5との間に位置する区分内に、近くに位置する方の端部1
15への方向で斜めに接続している。これに対応して通流
通路114はスプライシング通路111の、近くに位置する方
の端部116への方向で斜めに該スプライシング通路111に
接続している。両方の通流通路113,114は、スプライシ
ング通路111内に挿入された糸130,131の方向に対して直
角な横方向に外気に対して開口している。
両方の通流通路113,114は切換え可能な流れ制御装置1
17に接続されている。該流れ制御装置117は、通流通路1
13のための切換え可能な弁V5及びインゼクタ機構132
と、通流通路114のための制御可能な弁V3及びインゼク
タ機構133とを備えた圧縮空気源118から成っている。弁
V5からはインゼクタ空気導管119が接続管片138まで延び
ており、この接続管片138はベースプレート102内に装着
されてインゼクタ空気通路134と接続されている。イン
ゼクタ空気通路134はスプライシング通路111から斜めに
延びて通流通路113に開口している。弁V3からは別のイ
ンゼクタ空気導管119′が、ベースプレート102内に装着
された接続管片119″を介してインゼクタ空気通路135ま
で延びている。該インゼクタ空気通路135はスプライシ
ング通路111から斜めに延びて通流通路114に開口してい
る。
第14図から判るようにスプライシング通路111の上方
端部115には糸案内輪郭部140が、また下方端部116には
糸案内輪郭部141が設けられている。また第15図から判
るように、各糸案内輪郭部140,141はスプライシング通
路111の各端部をほぼ半分程被っている。各糸案内輪郭
部は、スプライシングヘッド104に固着された特別な載
着部材によって形成されている。カバー112は、閉鎖し
た状態でスプライシング通路をその全長にわたってカバ
ーするような幅をゆうしている。更に該カバー112は各
通流通路113,114もカバーしている。
ベースプレート102は上方に糸案内板120を、下方に対
応する糸案内板121を有する。糸案内板120の上方には糸
カッター122が配設され、糸案内板121の下方には糸カッ
ター123が配設されている。糸カッター122の傍には、旋
回軸126を中心に旋回可能な糸ループ形成器124として働
く糸保持部材が配置されている。また他方の糸カッター
123の傍には、糸ループ形成器125として働く、旋回軸12
7を中心に旋回可能な同形式の糸保持部材が配置されて
いる。更に別の糸案内板128は糸カッター122の上方に、
対応する糸案内部材129は糸カッター123の下方に配置さ
れている。
第14図にはスプライシング通路111内に挿入された後
の、互いにスプライシング結合すべき糸130と131の位置
が図示されている。右下から到来する糸130は、差し当
たってはなお開かれている切換え可能な糸クランプ177
内に挿入され、糸ループ形成器125の傍に位置し、糸案
内輪郭部141に沿って方向を転換し、更にスプライシン
グ通路111と略示した開放された糸カッターとを通走
し、かつ糸案内板128に接している。左上から到来する
他方の糸131は、差し当たってはなお開かれている切換
え可能な糸クランプ178内に挿入され、糸ループ形成器1
24の傍に位置し、糸案内輪郭部140に沿って方向を転換
し、糸130に対して平行にスプライシング通路111を通走
し、やはり略示したにすぎない糸カッター123を通って
延びて糸案内板129に接している。
両糸カッター122,123は、カバー112を閉鎖し糸クラン
プ177,178の閉鎖しかつ糸ループ形成器124,125を作動さ
せた後に始めて作動される。その際に各糸に糸端が形成
される一方、切断された各糸長分は、図示を省いた手段
によって除去される。切断時に新たに生じた各糸端部を
スプライスング準備するためには、当該糸端部の夫々を
最寄りの通流通路113,114内にもたらすことが肝要であ
る。このためには種々の手段がある。
糸130の切断後に生じる糸端130′を通流通路113内に
もたらすための手段の1つの可能態様は、差し当たって
は糸131を切断しないままで、糸カッター122の作動に関
連して弁V5を通流位置に切換えることである。インゼク
タ作用によって通流通路113内には、矢印142の方向に方
位づけられた空気流が発生し、該空気流によって、第14
図に示したように糸端130′は連行される。この連行が
行われると即座に、他方の糸カッター123が作動され、
弁V3が通流位置に切換えられる。続いて切断によって生
じた糸端131′が、矢印143の方向で通流通路114を通っ
て流れる空気流によって捕捉されて連行される。切換え
動作を順次に行わせることによって、常にただ1本の糸
又はその端部を、これに関連したサクション流によって
捕捉することが保証される。
各糸端を通流通路内にもたらすための手段の別の可能
態様は、糸クランプ177,178を閉鎖し糸ループ形成器12
4,125を作動した後に、両方の糸カッターと両方の弁を
同時に作動することである。これによって相異なる方向
に方位づけられた2つの空気流が夫々、各糸を連行する
ように働くが、究極的には各糸端部が最寄りの通流通路
内に吸込まれてそこで確保されることになる。
第14図及び第15図から判るように通流通路113の出口1
37の前にはコーミング装置144が配設されている。該コ
ーミング装置144は、糸案内面145に対して相対的に回転
可能なローラ146を有し、該ローラは針布146′を備えて
いる。前記ローラ146は小型モータ148′によって駆動さ
れる。
通流通路114の出口157の前にはコーミング装置158が
配設されている。該コーミング装置158は、糸案内面160
に対して相対的に回転可能なローラ159を有し、該ロー
ラは針布159′を備えている。前記ローラ159は小型モー
タ148′によって駆動される。
各糸の最外端が回転中のローラにほぼ達した後に、糸
ループ形成器が制御されて戻し旋回される。この際にそ
の都度の通流通路113,114から進出する各糸端130′,13
1′は針布146′,159′によって捕捉されて櫛削られてい
く。
糸端部を準備した後に、各糸端を少なくとも部分的に
通流通路113と114から再び引き戻すことによって本来の
スプライシング作業が開始される。このために両方の糸
ループ形成器124,125が改めて作動される。
両方の糸ループ形成器124,125の下向旋回によって、
以前よりも長めの糸ループが形成されるので、それに相
応して各糸端部が引き戻される。第14図では、内向きに
旋回した状態の両糸ループ形成器が図示されている。第
14図において小さな円で略示したように、糸ループ形成
器124と125が直立するのは先の糸挿入中だけである。
本来のスプライシング工程は、カバー112が閉鎖され
て糸端部が引戻された後に開始することができる。この
ために弁V4がインターバルをおいて短時間だけ通流位置
に切換えられ、これによって圧力衝撃波が両方の圧縮空
気吹込みポート109,110を通ってスプライシング通路111
内に達する。流入する圧縮空気はスプライシング通路11
1の端部115,116で大気中へ逃げ、この際に通流通路113
と114に内在している空気を連行する。他の両弁V5及びV
3は遅くても弁4の開弁時に閉じられるか、或いは特定
の場合には各糸端を或る所定の時間にわたって通流通路
内に確保するために開放されたままになる。
スプライシング結合部を形成した後、各弁が閉じられ
てからカバー112は開放され、糸クランプ177,178が弛め
られ、両方の糸ループ形成器124,125が垂直な位置に戻
し旋回される。こうして今や糸は、再開され糸牽引作用
によってスプライスング通路111から前方へ迅速に引き
出される。
【図面の簡単な説明】
第1図はスプライサの正面図、第2図は第1図に示した
スプライサを上から見た平面図、第3図は糸クランプの
詳細図、第4図は同一のスプライサの側面図、第5図及
び第6図はコーミング装置の詳細図、第7図は別の実施
例による糸端部準備の進捗した作業段階におけるスプラ
イサの概略正面図、第8図及び第9図は第7図に示した
スプライサの部分的な詳細図、第10図は第7図に示した
スプライサをスプライシング結合部形成直前の状態で示
した概略正面図、第11図は第10図に示したスプライサの
側面図、第12図及び第13図は第7図に示したスプライサ
の作業段階における別の詳細図、第14図はスプライシン
グヘッドを一部破断して示した別の実施例によるスプラ
イサを概略正面図、第15図は第14図に示したスプライサ
を上から見た部分平面図である。 1,101……スプライサ、2,3,130,131……紡績繊維糸、
2′,3′,20,21,130′,131′……糸端、4,102……ベー
スプレート、5……スプライサ、6……スプライシング
室、7,111……スプライシング通路、8……点、9,112…
…カバー、10……ボールジョイント、11,14,14′,16,6
4,65……レバー、12……ヒンジピン、13……撓みばね、
15……回転ジョイント、17,18……圧縮空気通路、19,3
2,33,107……導管、22,23,144,158……コーミング装
置、24,25……ケーシング、26,27……コーミング部材、
28,29……縦スリット、30,31……圧縮空気供給通路、3
4,35……タービンロータ、36,37……通路、38,39,14
6′,159′……針布、40,41,42,43,44,45……圧縮空気案
内壁、46,47……転がり軸受、48,49,106,119″,138……
接続管片、50,51……短軸、52,53……脚部、54,55……
長孔、56,57……ねじ、58,59,177,178……糸クランプ、
60,61,62,63……クランプ部材、66……装置、64,67′,1
24,125……糸ループ形成器、68……操作ロッド、69……
軸、70……スリーブ、71,72,122,123……糸カッター、7
3,74,75,76……切断ナイフ、77,78……ロッド、79,80…
…糸通し補助部材、82……スプライスング部位、103…
…固定ねじ、104……スプライシングヘッド、105……
孔、108,118……圧縮空気源、109,110……圧縮空気吹込
みポート、113,114……通流通路、115,116……端部、11
7……流れ制御装置、119,119′……インゼクタ空気導
管、120,121,128,129……糸案内板、126,127……旋回
軸、132,133……インゼクタ機構、134,135……インゼク
タ空気通路、137,157……出口、140,141……糸案内輪郭
部、142,143……矢印、145,160……糸案内面、146,150
……ローラ、148,148′……小型モータ、F1,F2,F3,F4,F
5,F6……作動装置、V1,V2,V3,V4……調量弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−171975(JP,A) 特開 昭58−113081(JP,A) 特開 昭57−184074(JP,A)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各糸端部を機械的なコーミング部材によっ
    て準備し、次いでスプライシング室内で圧縮空気の供給
    下でスプライシングを行うようにして複数の紡績繊維糸
    又は紡績繊維加撚糸の間にスプライシング結合部を形成
    する方法において、スプライスング加工準備のために、
    実質的にその都度糸最外端を始点として、後のスプライ
    シング結合部の長さにほぼ等しいコーミング長さに達す
    るまで順次コーミングを進捗させるような供給速度で紡
    績繊維糸又は紡績繊維加撚糸を制御しつつ当該糸の最外
    端から機械的なコーミング部材に供給していくことを特
    徴とする、スプライシング結合部を形成する方法。
  2. 【請求項2】制御可能な糸クランプと糸挿入部材と糸ス
    プライシングのためのスプライシング通路と糸を定長切
    断するための2つの糸カッターと各糸毎に糸端の方へ向
    かって可動なコーミング部材を有する機械式のコーミン
    グ装置と糸ループ形成器とを装備した自動的なスプライ
    サで複数の紡績繊維糸又は紡績繊維加撚糸の間にスプラ
    イシング結合部を形成する方法において、糸挿入部材に
    よって、一方の側から到来する一方の紡績繊維糸又は紡
    績繊維加撚糸を一方の糸クランプ内へ挿入し、一方の糸
    ループ形成器の傍を通過させてスプライシング通路内及
    び一方の糸カッター内へ挿入し、また他方の側から到来
    する他方の紡績繊維糸又は紡績繊維加撚糸を他方の糸ク
    ランプ内へ挿入し、他方の糸ループ形成器の傍を通過さ
    せてスプライシング通路内及び他方の糸カッター内へ挿
    入した上で先ず各糸クランプを作動し、次いで所定長の
    糸端部を形成しかつ糸走行経路内に同時に糸ループを形
    成するために、前記糸カッターと前記糸ループ形成器と
    を作動し、次いで各糸端部をコーミング装置に供給する
    2つの空気流を発生させ、糸走行経路内には糸ループが
    存在しているので、前記の両空気流によって糸最外端
    を、まずコーミング装置の手前まで搬送し、その上で糸
    端部の所定長を順次コーミング装置内へ導入するために
    前記糸ループ形成器を制御しつつ引き戻し、次いで今コ
    ーミングされた糸端部をコーミング装置から引き出して
    スプライシング通路内にまで引き戻せる糸長分の糸ルー
    プを糸走行経路内に形成するために前記糸ループ形成器
    を改めて作動して、次いでスプライシング通路内へ圧縮
    空気を供給することによってスプライシング結合部を形
    成することを特徴とする、スプライシング結合部を形成
    する方法。
  3. 【請求項3】制御可能な糸クランプと糸挿入部材と糸ス
    プライシングのためのスプライシング通路と糸を定長切
    断するための2つの糸カッターと各糸毎に糸端の方へ向
    かって可動なコーミング部材を有する機械式のコーミン
    グ装置と糸ループ形成器とを装備した自動的なスプライ
    サで複数の紡績繊維糸又は紡績繊維加撚糸の間にスプラ
    イシング結合部を形成する方法において、糸挿入部材に
    よって、一方の側から到来する一方の紡績繊維糸又は紡
    績繊維加撚糸を一方の糸クランプ内へ挿入し、一方の糸
    ループ形成器の傍を通過させてスプライシング通路内及
    び一方の糸カッター内へ挿入し、また他方の側から到来
    する他方の紡績繊維糸又は紡績繊維加撚糸を他方の糸ク
    ランプ内へ挿入し、他方の糸ループ形成器の傍を通過さ
    せてスプライシング通路内及び他方の糸カッター内へ挿
    入した上で先ず各糸クランプを作動し、次いで所定長の
    糸端部を形成しかつ糸走行経路内に同時に糸ループを形
    成するために、前記糸カッターと前記糸ループ形成器と
    を作動し、次いで各糸端部を、針布を装備したコーミン
    グ装置に供給する2つの空気流を発生させ、糸走行経路
    内には糸ループが存在しているので、前記の両空気流に
    よって糸最外端を、まずコーミング装置の針布の手前ま
    で搬送し、その上で糸端部の所定長を順次コーミング装
    置の針布内へ導入するために前記糸ループ形成器を制御
    しつつ引き戻し、次いで今コーミングされた糸端部をコ
    ーミング装置の針布から引き出してスプライシング通路
    内にまで引き戻せる糸長分の糸ループを糸走行経路内に
    形成するために前記糸ループ形成器を改めて作動して、
    次いでスプライシング通路内へ圧縮空気を供給すること
    によってスプライシング結合部を形成することを特徴と
    する、スプライシング結合部を形成する方法。
  4. 【請求項4】スプライシング室と糸端部を準備するため
    の機械的なコーミング部材とを装備した形式の、複数の
    紡績繊維糸又は紡績繊維加撚糸間にスプライシング結合
    部を形成するためのスプライサにおいて、スプライサ
    (1,101)が、所定長に切断された糸(2,3;130,131)を
    機械的なコーミング装置(22,23;144,158)内へ供給又
    は該コーミング装置(22,23;144,158)から引き出すた
    めの制御可能な糸保持部材(66;125,124)を有し、かつ
    該糸保持部材(66;125,124)のための作動装置(F4)、
    しかも、所定長に切断された糸(2,3;130,131)を、当
    該糸の最外端(2′,3′;130′,131′)を先にして前記
    の機械的なコーミング装置(22,23;144,158)に供給す
    るように前記糸保持部材(66;125,124)を制御する作動
    装置(F4)が設けられていることを特徴とする、スプラ
    イサ。
  5. 【請求項5】糸保持部材(66)が、制御可能な作動装置
    (F4)を有する糸ループ形成器(67,67′)を備えてい
    る、特許請求の範囲第4項記載のスプライサ。
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