JP2630100B2 - プロセッサ間通信用バスの障害処理方式 - Google Patents

プロセッサ間通信用バスの障害処理方式

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JP2630100B2
JP2630100B2 JP3078110A JP7811091A JP2630100B2 JP 2630100 B2 JP2630100 B2 JP 2630100B2 JP 3078110 A JP3078110 A JP 3078110A JP 7811091 A JP7811091 A JP 7811091A JP 2630100 B2 JP2630100 B2 JP 2630100B2
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processors
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隆文 今
昌浩 向野
淳一 山下
久美 水上
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバス方式で接続された複
数のプロセッサを有するマルチプロセッサ方式の交換機
におけるプロセッサ間通信用バスの障害処理方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のプロセッサ間通信用バス
の障害処理方式では、構成要素である複数のプロセッサ
又はバスケーブル及びプロセッサ間通信バスを制御する
バス制御装置のすべてに対し診断を実施しなければ、障
害装置を特定できない。
【0003】しかし、診断実行中は二重化されたプロセ
ッサが一重化となる為、すべてのプロセッサの診断を実
施すると診断処理時間が長くかかりシステムの安全率が
低下することから、たとえバス式に接続されたプロセッ
サが原因であっても、障害発生したプロセッサ又は、バ
ス自体を切り離す方式が一般的になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
プロセッサ間通信用バスの障害処理方式では、構成要素
であるバス式に接続されたプロセッサ又はバスケーブル
及びバス制御装置のどれが障害で有っても、障害を検出
した装置を切り離している為、原因を特定する為には保
守員の介在を必要とする欠点が有る。
【0005】又、プロセッサの障害であっても、バス制
御装置で障害を検出すれば、通信バスを切り離すという
欠点が有る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のプロセッサ間通
信用バスの障害処理方式は、バス方式で接続された複数
のプロセッサを有するマルチプロセッサシステムにおい
て、プロセッサ間を接続している通信バスで障害が発生
したとき、この障害発生時に情報を転送していたプロセ
ッサ相互及び前記バス方式の両端に接続されているプロ
セッサを診断対象プロセッサとして設定し、各プロセッ
サの自動診断を順次行い原因を探索し、前記診断対象プ
ロセッサの中で障害と判定されたプロセッサだけを自動
でシステムの系構成から切り離す構成である。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0008】図1は本発明の一実施例の障害処理におけ
るプログラムの流れを示す図であり、図2は本発明の一
実施例を説明するための交換システムの構成例を示す図
である。図2において、二重化された各プロセッサ1〜
8(ここでは、プロセッサ8台のマルチシステムとす
る)は、二重化された通信バス9,10によりバス式に
接続されバス制御装置11,12により制御されてい
る。以下に例として、プロセッサ3がプロセッサ5に通
信を実施する場合について説明する。
【0009】プロセッサ3は、通信バス9に対してプロ
セッサ間通信要求を行う。バス制御装置11,12は、
プロセッサ3が通信要求していることを知り、他のプロ
セッサに対して待ち合わせを指示した後、プロセッサ3
に転送指示する。プロセッサ3は通信バス9に相手プロ
セッサ5のアドレス信号を設定して転送を実施する。相
手プロセッサ5は、転送情報を受け取り正常終了を送信
元プロセッサ3に報告する。送信元プロセッサ3は、報
告を受け取ったことにより通信処理を終了する。バス制
御装置11,12は、プロセッサ3の転送終了を待って
他のプロセッサに待ち合わせ解除を指示する。
【0010】図3はプロセッサ3及びプロセッサ5を図
1より抜き出し詳細を示した図である。図2で説明した
各プロセッサ及びバス制御装置は、図3のように0系及
び1系の二重化構成により制御されている。又、各プロ
セッサは、送信及び受信回路によりバスの通信制御をし
ている。以下に図1〜図6を使用して障害処理について
説明するが、この時、バス制御装置及びプロセッサすべ
てで0系が使用されていたと仮定する。従って、1系側
はすべて二重化構成のスタンバイである。
【0011】図2で説明した処理中に相手側のプロセッ
サ5の送信及び受信回路5fが原因により送信側のプロ
セッサ3で通信障害が検出されると、障害処理プログラ
ムが起動され、図4で示すように送信側のプロセッサ3
の0系をシステムから切り離し、1系にて通信処理を再
開する(ステップ1;S1)。この場合、相手側のプロ
セッサ5が障害原因を有するものと仮定すると、再度障
害が発生するが今度は、送信側のプロセッサ3は、1系
運転の一重化の為、障害処理プログラムは図5で示すよ
うに通信バス9を切り離した後、通信バス10を使用す
る。これによりプロセッサ5は送信及び受信回路5eを
使用するため正常運転出来るようになる。この場合、真
の原因であるプロセッサ5の0系は障害検出出来ない。
【0012】しかし、本発明の処理では、障害処理プロ
グラムにより図4のように切り離された後、障害探索プ
ログラムを起動して図1に示すように各プロセッサ毎に
通信情報セーブエリア及び障害情報セーブエリア内の情
報を探索して、障害時に情報転送を実施していたプロセ
ッサすべてを診断実施対象プロセッサ情報エリアに設定
する(S2)。又、通信バスケーブル等の障害も考慮し
て、バス式に接続された最初と最後のプロセッサも同時
に診断対象プロセッサエリアに設定する。
【0013】その後、図5にように通信バス9を切り離
し、バス制御装置11,12の自動診断を通信バス9を
使用して実施する(S3)。この結果正常であれば、診
断対象プロセッサエリアに設定されたプロセッサすべて
に対して障害発生前に使用していた系へ自動診断プログ
ラムにより診断を実施する(S4)。この例の場合、通
信していたプロセッサ3,5及び通信バスの最初と最後
のプロセッサであるプロセッサ1,8が診断対象とな
り、順次診断を実施する。
【0014】自動診断プログラムの結果、プロセッタ5
の0系バス試験で診断エラーとなる為、プロセッサ5の
0系を切り離した後、それ以外の装置を二重化運転に復
帰させる(S5)。そして、図6のように真の原因であ
るプロセッサ5の0系をシステムから自動で切り離す。
【0015】このように、診断対象装置を絞って実施す
るので、プロセッサが多いシステムほど診断時間を短縮
できる効果がある。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、対象プロ
セッサを絞ることによる診断時間の短縮と、特定プロセ
ッサに起因するプロセッサ間通信用バスの障害の場合に
は、通信バスを切り離さないで自動的に特定プロセッサ
の障害系のみを隔離してシステムを再開させることによ
り、保守員を介在せずに障害原因を探索し、システムの
安定性と保守性を向上させることができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の障害処理におけるプログラ
ムの流れを示す図である。
【図2】本発明の一実施例を説明するための交換システ
ム構成例を示す図である。
【図3】図2のシステム構成例の詳細を示す図である。
【図4】本発明の一実施例の障害処理におけるシステム
系構成図である。
【図5】本発明の一実施例の障害処理におけるシステム
系構成図である。
【図6】本発明の一実施例の障害処理におけるシステム
系構成図である。
【符号の説明】
1〜8 プロセッサ 9,10 通信バス 11,12 バス制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水上 久美 東京都港区芝五丁目7番1号日本電気株 式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−219052(JP,A) 特開 昭61−125245(JP,A) 特開 昭64−24650(JP,A) 特開 昭63−227234(JP,A) 特開 平2−288527(JP,A) 特開 昭59−72255(JP,A) 特開 昭60−112155(JP,A) 特開 平2−306362(JP,A) 特開 昭64−88677(JP,A) 実開 昭58−111552(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バス方式で接続された複数のプロセッサ
    を有するマルチプロセッサシステムにおいて、プロセッ
    サ間を接続している通信バスで障害が発生したとき、こ
    の障害発生時に情報を転送していたプロセッサ相互及び
    前記バス方式の両端に接続されているプロセッサを診断
    対象プロセッサとして設定し、各プロセッサの自動診断
    を順次行い原因を探索し、前記診断対象プロセッサの中
    で障害と判定されたプロセッサだけを自動でシステムの
    系構成から切り離すことを特徴とするプロセッサ間通信
    用バスの障害処理方式。
JP3078110A 1991-04-11 1991-04-11 プロセッサ間通信用バスの障害処理方式 Expired - Lifetime JP2630100B2 (ja)

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JPH04312043A JPH04312043A (ja) 1992-11-04
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