JP2628542B2 - 群管理エレベータのリニュアル方法 - Google Patents
群管理エレベータのリニュアル方法Info
- Publication number
- JP2628542B2 JP2628542B2 JP63267143A JP26714388A JP2628542B2 JP 2628542 B2 JP2628542 B2 JP 2628542B2 JP 63267143 A JP63267143 A JP 63267143A JP 26714388 A JP26714388 A JP 26714388A JP 2628542 B2 JP2628542 B2 JP 2628542B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elevator
- old
- new
- hall call
- control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
- Elevator Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、古くなつた群管理エレベータの設計を異に
し、かつ機能も新しくした群管理エレベータに取替える
（以下、これをリニユアルという）場合に適用される群
管理エレベータのリニユアル方法に関するものである。
し、かつ機能も新しくした群管理エレベータに取替える
（以下、これをリニユアルという）場合に適用される群
管理エレベータのリニユアル方法に関するものである。
従来、この種のリニユアル方法としては、１台毎に取
替えて数回の作業を行なうことにより全台数を取替える
分割リニユアル方法があつた。
替えて数回の作業を行なうことにより全台数を取替える
分割リニユアル方法があつた。
上記従来技術は、新・旧のエレベータが混在し稼動す
る期間があり、このときは新・旧エレベータの制御方式
が異なるため群管理運転ができず、エレベータの運転効
率は非常に悪かつた。また、あえて群管理運転を行なう
ためには、新・旧エレベータの信号制御系をドツキング
させるため、インターフエースを必要と死、そのため改
造工事が発生し非常に多額の費用が、かかつていた。
る期間があり、このときは新・旧エレベータの制御方式
が異なるため群管理運転ができず、エレベータの運転効
率は非常に悪かつた。また、あえて群管理運転を行なう
ためには、新・旧エレベータの信号制御系をドツキング
させるため、インターフエースを必要と死、そのため改
造工事が発生し非常に多額の費用が、かかつていた。
本発明の目的は、上記のような問題点を解決するため
になされたもので、新・旧のエレベータが混在し稼動す
る期間のエレベータの運転効率を向上し、さらにインタ
ーフエースを不要とし安価とする、群管理エレベータの
リニユアル方法を提供することにある。
になされたもので、新・旧のエレベータが混在し稼動す
る期間のエレベータの運転効率を向上し、さらにインタ
ーフエースを不要とし安価とする、群管理エレベータの
リニユアル方法を提供することにある。
上記目的は、旧エレベータの乗り場呼び応答回路の一
部の階床分を無効とし、さらに、新エレベータにおいて
は、旧エレベータの乗り場呼び応答回路を無効とした階
床分のみサービスするように乗り場呼び応答回路を構成
することにより達成される。
部の階床分を無効とし、さらに、新エレベータにおいて
は、旧エレベータの乗り場呼び応答回路を無効とした階
床分のみサービスするように乗り場呼び応答回路を構成
することにより達成される。
旧エレベータは、自分の受け持ちの乗り場呼びサービ
スゾーンに、乗り場呼びが発生したときのみ応答し運転
する。旧エレベータの乗り場呼びサービスゾーンではな
いところの乗り場呼びが発生した場合は、新エレベータ
がこのゾーンの乗り場呼びサービスゾーンを受け持つて
いるため、新エレベータが応答し運転する。このよう
に、新旧エレベータは、それぞれ自分の乗り場呼びサー
ビスゾーンに、乗り場呼びが発生した場合のみ応答し運
転するので、一つの乗り場呼びに対し、新旧のエレベー
タが同時に応答することはないので効率よい運転ができ
る。また、新旧エレベータがそれぞれ数台づつ混在する
場合においても、旧エレベータ同志では同一制御のた
め、既存の群管理回路が有効となる。また新エレベータ
同志でも同一制御であるため、新群管理回路を有効とす
ることができるので効率よい運転が可能となる。さら
に、新旧エレベータとも、自制御回路の乗り場呼び応答
回路を無効とすることで対応できるため、新旧エレベー
タの信号制御系のドツキングが不用となり、インターフ
エースも必要ないため費用は安価となる。
スゾーンに、乗り場呼びが発生したときのみ応答し運転
する。旧エレベータの乗り場呼びサービスゾーンではな
いところの乗り場呼びが発生した場合は、新エレベータ
がこのゾーンの乗り場呼びサービスゾーンを受け持つて
いるため、新エレベータが応答し運転する。このよう
に、新旧エレベータは、それぞれ自分の乗り場呼びサー
ビスゾーンに、乗り場呼びが発生した場合のみ応答し運
転するので、一つの乗り場呼びに対し、新旧のエレベー
タが同時に応答することはないので効率よい運転ができ
る。また、新旧エレベータがそれぞれ数台づつ混在する
場合においても、旧エレベータ同志では同一制御のた
め、既存の群管理回路が有効となる。また新エレベータ
同志でも同一制御であるため、新群管理回路を有効とす
ることができるので効率よい運転が可能となる。さら
に、新旧エレベータとも、自制御回路の乗り場呼び応答
回路を無効とすることで対応できるため、新旧エレベー
タの信号制御系のドツキングが不用となり、インターフ
エースも必要ないため費用は安価となる。
以下、本発明の一実施例を図により説明する。第１図
は、３台の群管理エレベータをリニユアルする際の代表
的な工程をフローに示したものである。工程を大別する
と、A,B,C,Dの４段階に分けられる。それぞれの段階に
おける、各エレベータの制御状態を（ａ）列に示し、
（ｂ）列に、運転状態を示している。Ａ段階では、１号
機の運転を休止しリニユアル工事を行なう。この間2,3
号機は旧制御により、旧群管理運転で稼動している。Ｂ
段階では、１号機はリニユアル工事を完了し新制御で稼
動している。２号機は運転を休止しリニユアル工事を行
なう。３号機、旧制御で稼動している。このとき、乗り
場呼びサービスゾーンを新制御の１号機と旧制御の３号
機で分割して運転する。Ｃ段階では、２号機もリニユア
ル工事を完了し新制御で稼動している。よつて新制御同
志の1,2号機で新群管理運転で稼動可能となる。このと
き、３号機は運転を休止してリニユアル工事を行なう。
Ｄ段階では、1,2,3号機ともリニユアル工事を完了し、
新制御の３台新群管理運転で稼動する。
は、３台の群管理エレベータをリニユアルする際の代表
的な工程をフローに示したものである。工程を大別する
と、A,B,C,Dの４段階に分けられる。それぞれの段階に
おける、各エレベータの制御状態を（ａ）列に示し、
（ｂ）列に、運転状態を示している。Ａ段階では、１号
機の運転を休止しリニユアル工事を行なう。この間2,3
号機は旧制御により、旧群管理運転で稼動している。Ｂ
段階では、１号機はリニユアル工事を完了し新制御で稼
動している。２号機は運転を休止しリニユアル工事を行
なう。３号機、旧制御で稼動している。このとき、乗り
場呼びサービスゾーンを新制御の１号機と旧制御の３号
機で分割して運転する。Ｃ段階では、２号機もリニユア
ル工事を完了し新制御で稼動している。よつて新制御同
志の1,2号機で新群管理運転で稼動可能となる。このと
き、３号機は運転を休止してリニユアル工事を行なう。
Ｄ段階では、1,2,3号機ともリニユアル工事を完了し、
新制御の３台新群管理運転で稼動する。
次に、第２図により、新、旧制御のエレベータが混在
し稼動する期間の運転方法を説明する。11,21,31は１号
機、２号機、３号機のかごである。1AU〜5AUは、１階か
ら５階のＡ列側に設置されているアツプ乗り場呼び釦、
2AD〜6ADは、２階から６階のＡ列側に設置されているダ
ウン乗り場呼び釦、1BU〜5BUは、１階から５階のＢ列側
に設置されているアツプ乗り場呼び釦、2BD〜6BDは、２
階から６階のＢ列側に設置されているダウン乗り場呼び
釦である。一般的に３台以上の群管理エレベータにおい
ては、各階床に、最低でも２セツト設置されており、第
２図においては、Ａ列を１号機用、Ｂ列を３号機用の乗
り場呼び釦として使用している例である。
し稼動する期間の運転方法を説明する。11,21,31は１号
機、２号機、３号機のかごである。1AU〜5AUは、１階か
ら５階のＡ列側に設置されているアツプ乗り場呼び釦、
2AD〜6ADは、２階から６階のＡ列側に設置されているダ
ウン乗り場呼び釦、1BU〜5BUは、１階から５階のＢ列側
に設置されているアツプ乗り場呼び釦、2BD〜6BDは、２
階から６階のＢ列側に設置されているダウン乗り場呼び
釦である。一般的に３台以上の群管理エレベータにおい
ては、各階床に、最低でも２セツト設置されており、第
２図においては、Ａ列を１号機用、Ｂ列を３号機用の乗
り場呼び釦として使用している例である。
１号機は、リニユアル工事を完了した状態を示し新制
御盤13と新群管理盤12により新制御で稼動している。２
号機はリニユアル工事中状態を示し、休止状態となつて
いる。このため、２号機用の旧制御盤23は、電気的に切
り離された状態となつている。３号機はリニユアル工事
前の状態であり、旧制御盤33と旧群管理盤32により、旧
制御で稼動している。乗り場呼び釦、1AU〜3AUおよび2A
D〜4ADは新群管理盤12に接続されている状態を示してお
り、これらの乗り場呼びが登録された場合は、１号機が
運転するようになつている。また、4AU,5AUおよび5AD,6
ADは新群管理盤12に接続されていないため、これらの乗
り場呼び釦は無効となつており１号機は運転しないよう
になつている。
御盤13と新群管理盤12により新制御で稼動している。２
号機はリニユアル工事中状態を示し、休止状態となつて
いる。このため、２号機用の旧制御盤23は、電気的に切
り離された状態となつている。３号機はリニユアル工事
前の状態であり、旧制御盤33と旧群管理盤32により、旧
制御で稼動している。乗り場呼び釦、1AU〜3AUおよび2A
D〜4ADは新群管理盤12に接続されている状態を示してお
り、これらの乗り場呼びが登録された場合は、１号機が
運転するようになつている。また、4AU,5AUおよび5AD,6
ADは新群管理盤12に接続されていないため、これらの乗
り場呼び釦は無効となつており１号機は運転しないよう
になつている。
乗り場呼び釦、1BU,4BU,5BUおよび5BD,6BDは旧群管理
盤32に接続されている状態を示しており、これらの乗り
場呼びが登録された場合は、３号機が運転するようにな
つている。2BU,3BUおよび2BD〜4BDは旧群管理盤32に接
続されていないため、これらの乗り場呼び釦は無効とな
つており、３号機は運転しないようになつている。
盤32に接続されている状態を示しており、これらの乗り
場呼びが登録された場合は、３号機が運転するようにな
つている。2BU,3BUおよび2BD〜4BDは旧群管理盤32に接
続されていないため、これらの乗り場呼び釦は無効とな
つており、３号機は運転しないようになつている。
第２図においては、１階をエレベータの利用客が多い
基準階に設定しているため、１号機、３号機とも１階の
乗り場呼び釦1AU,1BUに応答するようにしたものであ
る。
基準階に設定しているため、１号機、３号機とも１階の
乗り場呼び釦1AU,1BUに応答するようにしたものであ
る。
なお、第２図においては、乗り場呼び釦の配線をサー
ビスしない階については、それぞれ新群管理盤、旧群管
理盤に接続しない方法としたが、サービスしない階の乗
り場呼び釦の配線も全て新群管理盤、旧群管理盤に接続
し、それぞれの群管理盤内の一部回路変更により、対応
することも容易である。このように、簡単にサービス階
の分割が可能であり、また、新制御エレベータ１号機
と、旧制御エレベータ３号機は、それぞれ異なつた乗り
場呼び釦にサービスするため効率よい運転とが可能とな
る。
ビスしない階については、それぞれ新群管理盤、旧群管
理盤に接続しない方法としたが、サービスしない階の乗
り場呼び釦の配線も全て新群管理盤、旧群管理盤に接続
し、それぞれの群管理盤内の一部回路変更により、対応
することも容易である。このように、簡単にサービス階
の分割が可能であり、また、新制御エレベータ１号機
と、旧制御エレベータ３号機は、それぞれ異なつた乗り
場呼び釦にサービスするため効率よい運転とが可能とな
る。
本発明によれば、分割した乗り場呼びに対して、新制
御エレベータと旧制御エレベータが同時に応答すること
がなくなるので、エレベータの運転効率を上げる効果が
ある。また、旧制御エレベータと新制御エレベータの信
号伝達も不要なためインターフエースを必要とせず安価
となる。
御エレベータと旧制御エレベータが同時に応答すること
がなくなるので、エレベータの運転効率を上げる効果が
ある。また、旧制御エレベータと新制御エレベータの信
号伝達も不要なためインターフエースを必要とせず安価
となる。
第１図は、本発明の一実施例リニユアル工程を示す図。
第２図は、本発明の一実施例の乗り場呼び釦の分割状態
を示す図。 13……１号機用新制御盤、23……２号機用旧制御盤、33
……３号機用旧制御盤、12……新群管理盤、32……旧群
管理盤、11〜31……１号機〜３号機のかご、1AU〜5AU…
…１階〜５階のＡ列アツプ乗り場呼び釦、2AD〜6AD……
２階〜６階のＡ列ダウン乗り場呼び釦。1BU〜5BU……１
階〜５階のＢ列アツプ乗り場呼び釦。2BD〜6BD……２階
〜６階のＢ列のダウン乗り場呼び釦。
第２図は、本発明の一実施例の乗り場呼び釦の分割状態
を示す図。 13……１号機用新制御盤、23……２号機用旧制御盤、33
……３号機用旧制御盤、12……新群管理盤、32……旧群
管理盤、11〜31……１号機〜３号機のかご、1AU〜5AU…
…１階〜５階のＡ列アツプ乗り場呼び釦、2AD〜6AD……
２階〜６階のＡ列ダウン乗り場呼び釦。1BU〜5BU……１
階〜５階のＢ列アツプ乗り場呼び釦。2BD〜6BD……２階
〜６階のＢ列のダウン乗り場呼び釦。
Claims (1)
- 【請求項１】既設の群管理エレベータを新規な群管理エ
レベータに取替えるに際し、同一のエレベータ群に、リ
レーなどのワイヤードロジツクシーケンスにより制御さ
れている第一のエレベータ群と、マイクロコンピユータ
により制御されている第二のエレベータ群が混在する場
合において、乗り場呼びサービスゾーンを第一のエレベ
ータ群の乗り場呼びサービスゾーンと、第二のエレベー
タ群の乗り場呼びサービスゾーンとに分割したことを特
徴とする、群管理エレベータのリニユアル方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63267143A JP2628542B2 (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | 群管理エレベータのリニュアル方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63267143A JP2628542B2 (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | 群管理エレベータのリニュアル方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02117571A JPH02117571A (ja) | 1990-05-02 |
| JP2628542B2 true JP2628542B2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=17440679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63267143A Expired - Lifetime JP2628542B2 (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | 群管理エレベータのリニュアル方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2628542B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102216185A (zh) * | 2008-09-16 | 2011-10-12 | 因温特奥股份公司 | 用于电梯设施更新换代的方法和设备 |
| US8485317B2 (en) | 2008-01-17 | 2013-07-16 | Inventio Ag | Lift installation control system that interfaces with mobile devices |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4693408B2 (ja) * | 2004-12-28 | 2011-06-01 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータ群管理システム |
| JP4949636B2 (ja) * | 2005-03-23 | 2012-06-13 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータ群管理制御システム |
| JP4693557B2 (ja) * | 2005-09-08 | 2011-06-01 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータ群管理制御システム |
| SG144027A1 (en) * | 2006-12-21 | 2008-07-29 | Inventio Ag | Method and system for modernisation of a lift installation |
| JP5571126B2 (ja) * | 2012-06-25 | 2014-08-13 | 東芝エレベータ株式会社 | リニューアルエレベータの制御装置 |
-
1988
- 1988-10-25 JP JP63267143A patent/JP2628542B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8485317B2 (en) | 2008-01-17 | 2013-07-16 | Inventio Ag | Lift installation control system that interfaces with mobile devices |
| CN102216185A (zh) * | 2008-09-16 | 2011-10-12 | 因温特奥股份公司 | 用于电梯设施更新换代的方法和设备 |
| CN102216185B (zh) * | 2008-09-16 | 2013-10-30 | 因温特奥股份公司 | 用于电梯设施更新换代的方法和设备 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02117571A (ja) | 1990-05-02 |
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