JPH02117571A

JPH02117571A - 群管理エレベータのリニュアル方法

Info

Publication number: JPH02117571A
Application number: JP63267143A
Authority: JP
Inventors: Hiroyuki Takeda; 弘行武田
Original assignee: Hitachi Elevator Engineering and Service Co Ltd
Current assignee: Hitachi Elevator Engineering and Service Co Ltd
Priority date: 1988-10-25
Filing date: 1988-10-25
Publication date: 1990-05-02
Anticipated expiration: 2012-07-09
Also published as: JP2628542B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、古くなった群管理エレベータの設計を異にし
、かつ機能も新しくした群管理エレベータに取替える（
以下、これをリニュアルという）場合に適用される群管
理エレベータのリニユアル方法に関するものである。

〔従来の、技術〕

従来、この種のリニユアル方法としては、１台毎に取替
えて数回の作業を行なうことにより全台数を取替える分
割リニュアル方法があった。

〔発明が解決しようとするｓ題〕

上記従来技術は、新・旧のエレベータが混在し稼動する
期間があり、このときは新・旧エレベータの制御方式が
異なるため群管理運転ができず。

エレベータの運転効率は非常に悪かった。また、あえて
群管理運転を行なうためには、新・旧エレベータの信号
制御系をドツキングさせるため、インターフェースを必
要と死、そのための改造工事が発生し非常に多額の費用
が、かかっていた。

本発明の目的は、上記のような問題点を解決するために
なされたもので、新・旧のエレベータが混在し稼動する
期間のエレベータのＭ　４ｍ効率を向上し、さらにイン
ターフェースを不要とし安価とする、群管理エレベータ
のリニユアル方法を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、旧エレベータの乗り場呼び応答回路の一部
の階床分を無効とし、さらに、新エレベータにおいては
、旧エレベータの乗り場呼び応答回路を無効とした階床
分のみサービスするように乗り場呼び応答回路を構成す
ることにより達成される。

〔作用〕

旧エレベータは、自分の受は持ちの乗り場呼びサービス
ゾーンに、乗り場呼びが発生したときのみ応答し運転す
る。旧エレベータの乗り場呼びサービスゾーンではない
ところの乗り曹呼びが発生した場合は、新エレベータが
このゾーンの乗り場呼びサービスゾーンを受は持ってい
るため、新エレベータが応答し運転する。このように、
新旧エレベータは、それぞれ自分の乗り場呼びサービス
ゾーンに、乗り場呼びが発生した場合のみ応答し運転す
るので、一つの乗り場呼びに対し、新旧のエレベータが
同時に応答することはないので効率よい運転ができる。

また、新旧エレベータがそれぞれ数台づつ混在する場合
においても、旧エレベータ同志では同一制御のため、既
存の群管理回路が有効となる。また新エレベータ同志で
も同一制御であるため、新群管理回路を有効とすること
ができるので効率よい運転が可能となる。さらに、新旧
エレベータとも、自制溝回路の乗り場呼び応答回路を無
効とすることで対応できるため、新旧エレベータの信号
制御系のドツキングが不用となり、インターフェースも
必要ないため費用は安価となる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図により説明する。

第１図は、３台の群管理エレベータをリニュアルする際
の代表的な工程をフローに示したものである。工程を大
別すると、Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄの４段階に分けられる。それ
ぞれの段階における。各エレベータの制御状態を（ａ）
列に示し、（ｂ）列に、運転状態を示している。Ａ段階
では、１号機の運転を休止しリニユアル工事を行なう。

この間２゜３号機は旧制御により、旧群管理運転で稼動
している。Ｂ段階では、１号機はリニユアル工事を完了
し新制御で稼動している。２号機は運転を休止しリニユ
アルエ事を行なう。３号機、旧制御で稼動している。こ
のとき、乗り場呼びサービスゾーンを新制御の１号機と
旧制御の３号機で分割して運転する。Ｃ段階では、２号
機もリニュアル工事を完了し新制御で稼動している。よ
って断制御同志の１，２号機で新群管理運転で稼動可能
となる。

このとき、３号機は運転を休止してリニュアル工事を行
なう。Ｄ段階では、ｌ、２．３号機ともリニユアル工事
を完了し、新制御の３台新群管理運転で稼動する。

次に、第２図により、新、旧制御のエレベータが混在し
稼動する期間の運転方法を説明する。

１１．２１．３１は１号機、２号機、３号機のかごであ
る。ＩＡＵ〜５ＡＵは、１階から５階のＡ列側に設置さ
れているアップ乗り場呼び釦、２ＡＤ〜６ＡＤは、２階
から６階のＡ列側に設置されているダウン乗り場呼び釦
、ＩＢＵ〜５ＢＵは、１階から５階のＢ列側に設置され
ているアップ乗り場呼び釦、２ＢＤ〜６ＢＤは、２Ｍか
ら６階のＢ列側に設置されているダウン乗り場呼び釦で
ある。一般的に３台以上の群管理エレベータにおいては
、各階床に、最低でも２セツト設置されており、第２図
においては、Ａ列を１号機用、Ｂ列を３号機用の乗り場
呼び釦として使用している例である。

１号機は、リニュアル工事を完了した状態を示し新制御
盤１３と新群管理盤１２により新制御で稼動している。

２号機はリニユアル工事中状態を示し、休止状態となっ
ている。このため、２号機用の旧制御盤２３は、電気的
に切り離された状態となっている。３号機はリニユアル
工事前の状態であり、旧制御盤３３と旧群管理盤３２に
より、旧制御で稼動している。乗り場呼び釦、、ＩＡＵ
〜３ＡＵおよび２ＡＤ〜４ＡＤは新群管理盤１２に接続
されている状態を示しており、これらの乗り場呼びが３
！、録された場合は、１号機が運転するようになってい
る。また、４　Ａ　Ｕ　、　５　ＡＵおよび５ＡＤ、、
６ＡＤは新群管理盤１２に接続されてぃないため、これ
らの乗り場呼び釦は無効となっており１号機は運転しな
いようになっている。

乗り場呼び釦、ＩＢＵ、４ＢＵ、５ＢＵおよび５ＢＤ、
６ＢＤは旧群管理盤３２に接続されている状態を示して
おり、これらの乗り場呼びが登録された場合は、３号機
が運転するようになっている。２ＢＵ、３ＢＵおよび２
ＢＤ〜４ＢＤは旧群管理盤３２に接続されていないため
、これらの乗り場呼び釦は無効となっており、３号機は
運転しないようになっている。

第２図においては、１階をエレベータの利用客が多い基
準階に設定しているため、１号機、３号機とも１階の乗
り場呼び釦ＩＡｔＪ、ＩＢＵに応答するようにしたもの
である。

なお、第２図においては、乗り場呼び釦の配線をサービ
スしない階については、それぞれ新群管理盤、旧群管理
盤に接続しない方法としたが、サービスしない階の乗り
場呼び釦の配線も全て新群管理盤、旧群管理盤に接続し
、それぞれの群管理盤内の一部回路変更により、対応す
ることも容易である。このように、簡単にサービス階の
分割が可能であり、また、新制御エレベータ１号機と、
旧制御エレベータ３号機は、それぞれ異なった乗り場呼
び釦にサービスするため効率よい運転とが可能となる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、分割した乗り場呼びに対して、新制御
エレベータと旧制御エレベータが同時に応答することが
なくなるので、エレベータの運転効率を上げる効果があ
る。また、旧制御エレベータと新制御エレベータの信号
伝達も不要なためインターフェースを必要とせず安価と
なる。

【図面の簡単な説明】

び釦の分割状態を示す国。１３・・・１号機用断制御盤、２３・・・２号機用旧制
御盤、３３・・・３号機用旧制御盤、１２・新群管理盤
、３２・・・旧群管理盤、１１〜３１・・・１号機〜３
号機のかご、ＩＡＵ〜５ＡＵ・・１階〜５階のＡ列アッ
プ乗り場呼び釦、２ＡＤ〜６ＡＤ・・・２階〜６階のＡ
列ダウン乗り場呼び釦。ＩＢＵ〜５ＢＵ・・・１階〜５
階のＢ列アップ乗り場呼び釦、２ＢＤ〜６ＢＤ・・・２
階〜６階のＢ列ダウン乗り場呼び釦。第１　図（ｂ）１号１２号機　３号磯

Claims

【特許請求の範囲】

（１）既設の群管理エレベータを新規な群管理エレベー
タに取替えるに際し、同一のエレベータ群に、リレーな
どワイヤードロジツクシーケンスにより制御されている
第一のエレベータ群と、マイクロコンピューターにより
制御されている第二のエレベータ群が混在する場合にお
いて、乗り場呼びサービスゾーンを第一のエレベータ群
の乗り場呼びサービスゾーンと、第二のエレベータ群の
乗り場呼びサービスゾーンとに分割したことを特徴とす
る、群管理エレベータのリニユアル方法。