JPS6145873A - 群管理制御エレベ−タの制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈発明の技術分野〉 本発明は群管理制御エレベータの制御装置１こ関し、特
ｌこ小形計算機を使用した群管理制御装置の故障時にお
ける救援技術に関する。

〈発明の技術的背景とその問題点〉 近年、複数台のエレベータを一群として集中側ａする群
管理制御システムでは、マイクロコンピュータ等の小形
計算機を使用したものが一般的になっている。この種の
群管理制御エレベータの制御装置は建物の交通機関であ
るエレベータを集中制御しているため、高い信頼性を要
求される。そしてこの種の群管理制御システムは小形計
算機、たとえばマイクロコンピュータを制御の中心ｔこ
使用したシステムであるため、マ”イクロコンピュータ
及びその周辺機器が故障した時を想定してあらかじめ救
援の機能を備えている。

この救援機能としては、一般的に複数台並設した各エレ
ベータに対して共通の乗場呼を各エレベータを個別に制
御する個別制御装置に入力し、その全ての呼ｌこ対して
各エレベータが相互の連係なく応答してゆく方式がとら
れるが、この様な救援運転は同一の呼１こ対し全ての号
称が応答するため機能並びにサービス効率は極めて低下
するという不具合が有る。この機能の低下を防ぐ方法と
しては、群管理制御装置を複数セット設け、故障が発生
した場合は正常な装置に切替え制御を継続するシステム
全体が取られている。

マイクロコンピュータはそれ自体安価である事が大きな
利点であるが、上述の様なシステムでは救援も含めて考
えた場合、装置の規模が大きく構成も複雑化し利点が活
かされていない。

上述の従来システムの構成の一例を第１図及び第２図（
こ示す。

まず第１図は、１ａ〜１ｆは各階（この場合４階床で示
している。）の乗場に設置されている乗場呼押釦スイッ
チ、７は乗場呼登録装置、２は群管理制御装置、３ａ〜
３Ｃはエレベータの各号機（Ａ号機〜Ｃ号機）各々を制
御する個別制御装置である。この例の場合３台のエレベ
ータの群管理制御を行なうものとしている。群管理制御
装置２はＡ〜Ｃ号機を一群として集中管理制御する。４
ａ〜４Ｃは群管理制御装置２と各個別制御装置３ａ〜３
Ｃとの間のデータ伝送ライン、５は救援用の乗場呼デー
タ供給ライン、６は群管理制御装置２から各個別制御装
置３ａ〜３Ｃへの制御ラインである。第１図の構成にお
いて、乗場呼釦１ａ〜１ｆが押された時、各々の信号は
乗場呼登録装置に記憶され、群管理制御装置２及び各個
別制御装置３ａ〜３Ｃに入力される。

群管理制御装置２は伝送ライン４ａ〜４Ｃを介して個別
制御装置から集められる。エレベータ各号機のカゴ情報
（カゴ位置、運転方向、荷重等）をもとに、入力された
乗場呼に対しサービスするエレベータを選択し情報伝送
ライン４ａ〜４Ｃを介して個別制御装置３ａ〜３Ｃに呼
の割等情報を伝送する。

群管理制御装置２が異常となった時は制卸ライン６を介
してその異常を示す信号が、各個別制御装置３ａ〜３Ｃ
は信号ライン５を介し乗場呼を入力し、各エレベータは
相互の関連無く全ての呼に応答する。

次（こ第２図について説明する。第１図と同じ記号のも
のは同一要素である。

２ａは主群管理制御装置であり、２ｂは従群管理制御装
置である。信号線８は互いに装置異常を伝え合うライン
である。通常２ａの装置により群管理を行なっているが
、何らかの異常が発生し群管理機能が失なわれた場合は
、信号８により２ｂが起動され群管理制卸は再開される
。

以上の様に従来システムにおいてはマイクロコンピュー
タを使用しているシステムでありなかわマイクロコンピ
ュータが故障した場合の救援系のため、システム全体と
しては構成の複雑化、コストアップを招いていた。

〈発明の目的〉 本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的とす
るところは、救援系を有するシステム全体の構成を簡略
化し、システムコストの低い一伸管理制■エレベータの
制御装置を提供する。

〈発明の概要〉 本発明は、それぞれ小形計算機を内蔵しその小形計算機
により、複数のサービス階床１こ対して並設した複数台
のエレベータを一群として集中制御する群管理制御装置
と、前記複数台のエレベータ　。

に対して共通な前記サービス階床の乗場呼を登録して表
示する乗場呼登録装置と、前記複数台の各エレベータ毎
に設けそれぞれ単独に運転制御を行々う個別制御装置と
、前記各装置間に形成し各装置の小形計算機の制卸によ
り制御情報の授受を行なうデータ伝送路を備えた群管理
制御エレベータの制御装置において、前記乗場呼登録装
置に前記群管理制御装置が故障に前記個別制御装置を救
援制御する低位の群管理制御機能を加え前記データ伝送
路を介して個別制御装置に接続することにより上記目的
を達成する。

〈発明の実施例〉 以下本発明の実施例について図面を参照しながら説明す
る。

第３図１こ本発明の一実施例の構成を示す。第１図、第
２図と同一要素には同−信号を付しておりそれらについ
ては詳細な説明を省略する。

低位の群管理機能を有する乗場呼登録装置７、群管理制
御装置２、各個別制御装置３ａ〜３Ｃの全てが同一のデ
ータ伝送ライン４に接続され、任意の制御装置間でデー
タの送授を行なう事ができる。

群管理制御装置２が正常である場合は従来技術の説明に
おいても述べた通り、乗場呼釦１ａ〜１ｆの信号は乗場
呼登録装置７に登録され、そのデータは伝送路４を介し
群管理制御装置２に入力される。

群管理制卸装置２は入力された呼データを所定の判定に
もとづいて各個別制御装置３ａ〜３Ｃに伝送路４を介し
分配伝送する。各エレベータは各々割当てられた呼ｔこ
応答し走行する。

群管理制御装置２が異常となった時、制御ライン６によ
り異常情報が乗場呼登録装置７に伝達され、乗場呼登録
装置７は群管理制御装置２を切離し自分の保有する低位
群管理機能を起動する。すなわち、登録している乗場呼
の、群管理制御装置２への伝送を打切りその呼を所定の
判断にもとづき伝送路４を介し分配伝送する。

以上により個別制御装置３ａ〜３Ｃは全号機が同一呼に
応答事無く効率の良い救援群管理制御運転を行なう。

第３図の実施例では伝送ライン４にループ伝送ラインを
使用しているが、スターカプラ等の使用も可能である。

〈発明の効果〉 本発明を実施する事により、群管理制御エレベータの救
援を含めたシステム全体の構成を簡略化しうるため、結
果として信頼性が高くシステム総コストの低い群管理制
御エレベータの制御装置を提供する事ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は従来の群管理制御エレベータ制御装
置のブロック構成図、第３図は本発明の一実施例を示す
ブロック構成図である。 １ａ〜１ｆ　　　乗場呼押釦スイッチ ２　　　群管理制御装置 ３８〜３０　　　個別制御装置 ４ａ〜４Ｃデータ伝送ライン ５　　バックアップ乗場呼伝送ライン ６　　群管理制御装置異常信号 ７　　乗場呼登録装置 （７３１７）　　代理人　弁理士　則　近　憲　佑　（
ほか１名）Ｑくく々々ｑ 茅　　２　図 と２６ 第　　３　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. それぞれ小形計算機を内蔵しその小形計算機により、複
   数のサービス階床に対して並設した複数台のエレベータ
   を一群として集中制御する群管理制御装置と、前記複数
   台のエレベータに対して共通な前記サービス階床の乗場
   呼を登録して表示する乗場呼登録装置と、前記複数台の
   各エレベータ毎に設けそれぞれ単独に運転制御を行なう
   個別制御装置と、前記各装置間に形成し各装置の小形計
   算機の制御により制御情報の授受を行なうデータ伝送路
   を備えた群管理制御エレベータの制御装置において、前
   記乗場呼登録装置に前記群管理制御装置が故障に前記個
   別制御装置を救援制御する低位の群管理制御機能を加え
   前記データ伝送路を介して個別制御装置に接続したこと
   を特徴とする群管理制御エレベータの制御装置。