JPS5874474A

JPS5874474A - エレベ−タの制御装置

Info

Publication number: JPS5874474A
Application number: JP56171088A
Authority: JP
Inventors: 靖幸山岸
Original assignee: Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1981-10-26
Filing date: 1981-10-26
Publication date: 1983-05-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明はエレベータの制御装置に係り、特に群管理制
御された複数のエレベータの分割急行運転選択の条件を
定める制御装置に関する。

エレベータの群管理装置は、共通の乗場呼に対し、複数
台のエレベータのうち最適なエレベータを割伺は乗場呼
に応答させるようエレベータを制御している。

平常時にはすべてのエレベータがすべての乗場呼および
かご呼に応答することができ名が、出動（２）等、エレベータの高需要時には複数台のエレベータをあ
らかじめ定められた複数のグループに分割し、応答分担
を行い、基準階からの輸送力を増強するように制御され
ている。

第１図（ａ）〜（ｄ）はエレベータの応答分担を示す図
である。

第１図において、１は各エレベータに対スる応答可能な
乗場呼、２は各エレベータごとの応答可能なかと呼を示
す。第１図（ａ）は、平常時の応答可能な呼びを示し、
全エレベータともすべての乗場呼とかご呼に応答するこ
とができるパターンを示したものである。第１図（ｂ）
は分割急行運転の一例を示すパターンで、上層ゾーンサ
ービスエレベータは上層ゾーンの上・下乗場呼およびか
ご呼と下層ゾーンの上方向乗場呼と基準階のかご呼と乗
場呼とに応答することができる。第１図（ｃ）は他の分
割急行運転の一例を示すパターンであり、サービス分担
を完全に上層と下層とに分けた場合を示すものである。

第１図（ｄ）は偶数階サービスエレベータを奇数階サー
ビスエレベータとに分けて分割急（３）行運転を行う場合のパターンを示したものであるｒ各エ
レベータは出動時等にどちらの応答分担！担うかは、あ
らかじめ定められている。このような運転方式を採用す
る場合には、通常基準階乗場およびかご内に行き先階を
表示するが、基準階（１階）以外の乗場には通常表示さ
れない。さて、このような分割運転方式を採用して因る
場合に、分割された一方のゾーンサービスエレベータ７
５Ｅ、故障、専用運転、点検運転、パーキング等で全台
群制御不能になった場合、他方のゾーンサービスエレベ
ータは、そのゾーン′にサービスすることができないた
め、そのゾーンにはエレベータがｊｌｔ役できないこと
になり、エレベータは動いているにもかかわらずそのゾ
ーンにエレベータが米ないという事態が発生し、したが
って基準階からそのゾーンに行くことが出来なくなると
いう欠点を有していた。

この発明の目的は、分割されたゾーンサービスエレベー
タの一部もしくはすべてが群制御不能になった場合には
、非分割運転の方式を選択し、他（４）方のゾーンサービスエレベータがそのゾーンもサービス
するようにし、サービスできないゾーンをなくするよう
にしたエレベータの制御装置ケ提供するにある。この発
明ではエレベータの各々が群管理制御可能な状態にある
か否かにしたがってオ〉′・オフする群管理制御器スイ
ッチを設けこのスイッチのオン・オフに従がって分割運
転と非分割運転との選択を行うようにして前記目的を達
成した。以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。

第２図は、この発明を適用する群管理制御装置の基本的
構成を示す系統図である。１２Ａから１２Ｈは各エレベ
ータ毎に１つづつ設けられた同一の機能を持つ制御器で
ある。

この実施例においては、エレベータが８台の場合を示し
ている。また図中のブロック間を結合する矢印線は、複
数の並列信号を示している。３Ａ〜３Ｈはかご状態バッ
ファで、かご位置信号をはじめ、各種のかご状態信号を
入力する。４Ａ〜４Ｈはかと呼登録回路で、かご呼登録
時にセットされかごが到着するとリセットされる。５Ａ
〜５Ｈは準かご呼登録回路で、そのかごに割付けられた
乗場呼を記憶し、かごが到着した時にリセットされる。

６はワイパーセレクト回路で、信号の存在するアドレス
を、出力レジスタ９を用いて指定することにエリ、小型
計算機８の１語に相当するビット数だけ必要な信号を選
択して、同一の信号線にエリ入力レジスタ１０に入力す
る。７はデコード回路で、小型計算機８から出力レジス
タ１１を通じて信号を出力する。１３は共通の乗場呼登
碌回路で　乗場登録時、対応する階と方向のレジスタが
セットされエレベータの到着によりそのレジスタがリセ
ットされる。

第３図は、この発明の一実施例の構成を示すシステム構
成図である。１４は分割急行運転マニュアル入力スイッ
チであり、管理室内に設けられたスイッチにより付勢さ
れる。１５は出動時間帯等の分割急行運転を必要とする
時間帯になると付勢される時計条件スイッチであり、分
割急行運転開始の１条件となる。１６Ａ〜１６Ｈは各エ
レベータの群制御許可リレー１６のａ接点であり、共通
制御器１９により群制御可能な場合に付勢される。すな
わち通常は付勢されているが、各エレベータの電源カオ
フしていたり、点検運転や専用運転−や、パーキング運
転や故障等で群制御が解除されろ場合には消勢される。

通常、エレベータは全台群管理制御可能な状態におかれ
ており、分割急行運転マニュアルスイッチ１４又は時計
条件スイッチ１５がオンしておれば小型計算機８は自動
的に分割急行運転制御方法を選択して、分割指令信号１
７をリレードライバ等を介して共通制御器１９に出力し
、あらかじめ定められたゾーンのサービス分担ケ行なう
ことになる。共通制御器１９は上層ゾーンサービスエレ
ベータに対しては下ノ脅ゾーンサービス禁止指令リレー
２０Ａ〜２ＯＨｗ　付勢し、下層ゾーンサービスエレベ
ータに対しては、土層ゾーンサービス禁止リレー２１Ａ
〜２］Ｈな付勢して、かご呼の応答分担を決定する。

第４図は各エレベータのかご制御器１２Ａ−１２Ｈの一
部で、この発明に関する部分を示した回路図（７）である。２２〜５はそれぞれ通常は付勢されてオンして
いるスイッチで、点検運転中や、専用運転中や、パーキ
ング運転中や、故障等で解除外されるときには消勢され
る。％はかご呼答録器である。

加は、上層ゾーンサービスエレベータに対し付勢される
リレーのｂ接点で、これにエリ例えば２階〜５階のかご
呼は登録できなくなる。同様に２１は下層ゾーンサービ
スエレベータに対し付勢されろリレーのｂ接点、これに
エリ、例えば６階〜９階のかご呼は登録できなくなる。

さて、上層か下層ゾーンのどちらか一方にサービスでき
るエレベータの全台が群制御不能になった場合は、第３
図に示すように小型計算機８が非分割運転制御方法を選
択し７て、非分割指令１［ｒ−出力し、下層ゾーンサー
ビス禁止指令リレー２０Ａ−２０Ｈ及び上層ゾーンサー
ビス禁示指令リレー２１Ａ〜２１Ｈの付勢苓・禁止する
ので非分割制御となる。捷だ、各乗場呼に対し、どのエ
レベータがサービスできるかは小型計算機８内の固定メ
モリエリアにあらかじめセットさ４ている。

（８）第５図（ａ）〜（ｄ）はそれぞれ各エレベータのサービ
スの許否を示すテーブルである。第５図（ａ）は非分割
の場合のテーブル、第５図（ｂ）〜第５図（ｄ）はそれ
ぞれ第１図（ｂ）〜第１図（ｄ）に対応するテーブルを
示している。なお図中の数字の１はサービス許可を示し
数字のＯはサービス不許可を示している０また第５図に
おいては、エレベータの台数′？８台とし、しかも４台
づつに分割した場合を示している。

第６図（ａ）は、小型計算機を使用した群管理制御方法
を示すジェネラルフローチャートである。第６図（ｂ）
は第６図（ａ）中に示したフローチャートの結合子ＡＯ
とＡ１との間をさらに詳しく説明したフローチャートで
ある。結合子ＡＯとＡ１との間で分割急行運転選択のた
めの処理を行い運転パターンを出力するようになってい
る。

即ち、第６図（ａ）（ｂ）のフローチャートラ説明する
と、次のようになる。

まずコンピュータ内のＲＡＭ’ｒクリヤする。次に群制
御許可信号を読みこんだ後、エレベータの全号機が、群
列か否かの判定をおこなう○全号機が群列の場合には、
再度群制御許可信号の読みこみを行い、そうでない場合
には、運転パターンＶ読みこむ。

運転パターンを自動か、手動か判定して自動の場合には
、前述したように分割運転指令を出力するか、非分割運
転指令を出力するかのパターン自動判定をおこなう。

運転パターンが手動の場合には、このパターン自動判定
はおこなわず次の処理に移動する。

次に運転方式を出力し、かご状態を示す信号を入力する
。その後に、かご状態に供う処理及び乗場呼状態を入力
し、乗場呼の有無を判定する。

乗場呼が無い場合には、分散待機処理および先発指定処
理に移り、乗場呼が有る場合には、最適エレベータを選
択しその選択に対する割付出力をおこなう。この後に、
分散待機処理および先発指定処理をおこなって、再び群
制御許可信号読み込みにもどる。

なお、以上説明した実施例においては、エレベータの台
数を８台とし、しかも４台づつに分割してサービス分担
させた場合を示したが、エレベータの台数が増加し、し
かも複数の分割ゾーンを採用した場合についても同様に
適用できろことはいうまでもない。又分割されたエレベ
ータの全台が群管理制御不能にならなくとも、少なくと
も１台のエレベータが群管理制御不能に彦っだ場合にも
、分割運転制御をやめ非分割制御となるようにすること
ができろ。

以上詳細に説明したように、この発明にＪ：れば、分割
急行運転時の一方のゾーンサービスエレベータの群制御
の台数が著しく減少した場合には、他方のゾーンサービ
スエレベータがこのゾーンにもサービスすることができ
るのでゾーンごとのサービスの極端な低下を和らげるこ
とができ乗客へのサービス向上火はかることができると
いう利点があるＯ

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）〜（ｄ）はエレベータの応答分担を示す図
、第２図は、この発明ケ適用する群管理制御装置の（１
１）基本的構成を示す系統図、第３図は、この発ｌすＪの一
実施例の構成を示すシステム構成図、第４図はエレベー
タの制御器の一部を示す回路図、第５・図（ａ）〜（ｄ
）はエレベータのサービスの許否を示すテーブル、第６
図（ａ）　ｌ　（ｂ）は小型計算機を使用した制御方法
を示すジェネラルフローチャートである。８・・・小屋計算機、１２Ａ−１２Ｈ・・・かご制御器
、１４・・・分割急行運転マニュアルスイッチ、１５・
・・時計条件スイッチ、１６・・・群制御許可リレー、
１７・・・分割指令４６号、１８・・・非分割指令信号
。出願人代理人　　　猪　　股　　　　　清パ霞・、１、（１２）帛４図篤５図（α）　　　第５図（ｂ）　　　篤５図（ｃ）　
　　　篤５図（ｄ）早６図（ｂ）

Claims

【特許請求の範囲】共通の乗場呼に対して就役可能な複数のエレベータ−の
おのおのに対して、あらかじめ定めたゾーンのみに分割
して就役させるよう前記エレベータの就役分担を群管理
制御するエレベータの制御装置において、複数台のエレ
ベータを予め定めたグループに分割して運転すべき旨指
令する分割指令接点と、前記エレベータの各々が群管理
制御可能な状態にあるか否かにしたがって、オン・オフ
する群制御許可接点と、特定の時間帯にのみ群管理制御
を許可する時計条件接点と、前記接点のすべてが作動状
態にあるときにあらかじめ定めた分割パターンにしたが
ってエレベータ−の就役分担を定める分割制御指令を選
択する演算装置と、この演算装置がらの制御指令に応答
して前記エレベータの就役分担を制御する共通制御器と
を有し、（１）　　　　　　　　　　　　＊ｒｓ。前記各接点の少くとも一つが非作動状態にあるときは、
前記演算装置の群管理制御を解除する非分割制御指令を
選択するようにしたことを特徴とするエレベータの制御
装置。