JP2621481B2 - 駆動回路の診断方式 - Google Patents

駆動回路の診断方式

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JP2621481B2 JP1150395A JP15039589A JP2621481B2 JP 2621481 B2 JP2621481 B2 JP 2621481B2 JP 1150395 A JP1150395 A JP 1150395A JP 15039589 A JP15039589 A JP 15039589A JP 2621481 B2 JP2621481 B2 JP 2621481B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、車両用電子回路の負荷駆動回路におけ
る、負荷駆動部のショートなどを検出するための、駆動
回路の診断方式に関する。
〔従来の技術〕
従来の車両用電子回路における、負荷駆動回路の負荷
駆動部のショートなどを検出する回路としては、例えば
第2図に示すようなものがある。
駆動対象となる負荷1は、リレー2によって電源と接
続し、リレー2はスイッチングトランジスタ3によって
オンオフされる。また負荷1はスイッチングトランジス
タ4を介して接地しており、トランジスタ3およびトラ
ンジスタ4のベース5,6を、駆動制御回路7によって制
御するようにして、負荷1の駆動段が構成される。なお
リレー2から電源を供給され、負荷1と並列に負荷8等
も接続しており、これらはスイッチングトランジスタ9
等を介して接地している。そしてスイッチングトランジ
スタ4のコレクタ10の電圧は、抵抗11によりプリダウン
され、コレクタ10の電圧は判定回路12に入力している。
また駆動制御回路7によって制御されるトランジスタ3,
4のベース5,6の電圧も判定回路12に入力している。
このようにして負荷1の駆動回路は常時監視されてお
り、判定回路12によって異常が発見されたときには、判
定回路12から駆動制御回路7に駆動停止指令信号13が発
せられ、負荷1の誤動作を防止している。
第1表はスイッチングトランジスタ3,4のベース5,6の
電圧が『H,L』になった条件に対して、正常状態やトラ
ンジスタのショート破壊が起こった場合の、コレクタ10
の電圧のH,Lを示すものである。このようにコレクタ10
の電圧を監視して、その電圧のH,Lを検知することによ
り、駆動段のトランジスタのショート検出が可能とな
る。なお上記の駆動制御回路7および判定回路12は、部
品点数の削減や省スペースのため、マイクロコンピュー
タ等により、1チップ内で構成されるのが一般的となっ
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところでこのような従来の駆動回路診断方式にあって
は、第2図に示すように、負荷1と並列に負荷8等も接
続しており、これらはスイッチングトランジスタ9等を
介して接地している。よって負荷8をスイッチングする
ための、トランジスタ9のショート故障を検出しようと
するときには、上記のようにトランジスタ4のコレクタ
10の電圧をモニタするだけでは、トランジスタ9がショ
ート故障を起こしたときも、コレクタ10の電圧は第1表
の正常動作時と同じ表示となる。そこでトランジスタ9
のコレクタ電圧をモニタするための信号線を、別に設け
て判定回路12に入力する必要がある。しかして上記のよ
うに、駆動制御回路7および判定回路12は、部品点数の
削減や省スペースのため、マイクロコンピュータ等によ
り1チップ内で構成されるており、負荷の数量分のモニ
タ信号を設けて、1チップ内のマイクロコンピュータに
構成しようとした場合には、ピン数が増大して、1ラン
ク上のLSIを使用することを余儀なくされるという問題
があった。
この発明は、このような従来の課題に着目してなされ
たもので、単純な回路構成により、多くの負荷駆動系の
異常を検知することができる、駆動回路診断方式を得る
ことをその目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の課題を解決するための手段として、そ
の構成を、並列に接続された負荷群と該負荷群に供給す
る電源を制御する第1のスイッチング回路と、該負荷群
の各負荷に直列に接続された第2のスイッチング回路群
よりなる負荷駆動回路において、前記負荷群の中の予め
定めた負荷と該負荷に接続された第2のスイッチング回
路との接続点に接続されるプルアップ抵抗およびプルダ
ウン抵抗と、該接続点の電圧を入力しかつ予め設定され
た第1の比較レベル電圧および第1の比較レベル電圧よ
りも低い電圧の第2の比較レベル電圧を入力する比較回
路と、第1のスイッチング回路及び第2のスイッチング
回路群に対し遮断を指示した場合に、前記接続点の電圧
が、第1の比較レベル電圧より高いか、第2の比較レベ
ル電圧よりも低いか、又は第1の比較レベル電圧より低
く第2の比較レベル電圧より高いかの該比較回路の比較
結果に基づいて、第1のスイッチング回路が短絡してい
るか、第2のスイッチング回路群のいずれかが短絡して
いるか、又は正常かの故障系統を判定する判定回路とを
有するものである。
〔作用〕
次に本発明の作用を説明すると、負荷群のうち、予め
定めた負荷と該負荷に直列に接続された前記第2のスイ
ッチング回路との接続点に、プルアップ抵抗およびプル
ダウン抵抗を接続する。そして、第1のスイッチング回
路及び第2のスイッチング回路群に対し遮断を指示す
る。すると、比較回路には、前記接続点の電圧が入力し
かつ予め設定された第1の比較レベル電圧、および、第
1の比較レベル電圧よりも低い電圧の第2の比較レベル
電圧が入力して比較が行われる。そして比較回路によっ
て比較された結果は、判定回路に入力し、比較結果に応
じた故障系統の判定が行われる。
その際、接続点の電圧が、第1の比較レベル電圧より
高いとの比較結果があった場合には、第1のスイッチン
グ回路が短絡していると判定され、第1の比較レベル電
圧より低いとの比較結果があった場合には、第2のスイ
ッチング回路群のいずれかが短絡していると判定され、
第1の比較レベル電圧より低く第2の比較レベル電圧よ
り高いとの比較結果があった場合には、正常の旨の判定
が行われる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す回路図である。電
源20からはリレー21を介して、駆動対象となる負荷群22
〜23に電流を供給するようになっている。そしてリレー
21は第1のスイッチング回路である、トランジスタ24に
よってオンオフ制御され、トランジスタ24はそのベース
に入力する駆動信号25によって制御される。また負荷群
22〜23は、第2のスイッチング回路群であるスイッチン
グトランジスタ26,27を介して接地しており、これらの
ベースに入力する駆動信号28,29によってもオンオフせ
しめられる。そして負荷群のうちの一つの負荷22と、第
2のスイッチング回路群のうちの一つのスイッチングト
ランジスタ26との接続点30に、プルアップ抵抗31および
プルダウン抵抗32を接続する。また接続点30の電圧と予
め設定された第1の比較レベル電圧41とが入力する第1
比較回路43と、接続点30の電圧と予め設定された第2の
比較レベル電圧42が入力する第2比較回路44とが設けら
れ、第1、第2比較回路43,44の比較結果を判定する判
定回路45が設けられる。ここでプルアップ抵抗31は、リ
レー21および負荷22の抵抗値に対して充分大きい値を持
ち、プルダウン抵抗32は、トランジスタ26のオン抵抗値
より充分大きく、かつ負荷22の動作電流以下に、電流を
リミットするようになっている。また第1のスイッチン
グ回路であるトランジスタ24の駆動信号25、第2のスイ
ッチング回路群であるスイッチングトランジスタ26,27
の駆動信号28,29に電圧を与えて、それらを駆動するた
めの駆動制御回路35が備えられている。そして駆動制御
回路35からのオンオフ情報も、このオンオフ指令情報に
応じて判定を行うため、判定回路45に入力している。
次に作用を説明する。第1比較回路43には、接続点30
の電圧と、予め設定された第1の比較レベル電圧31
(V1)が入力し、第2比較回路44には、接続点30の電圧
と、第2の比較レベル電圧32(V2)が入力する。そして
第1,第2比較回路43,44の比較結果は、判定回路45に入
力し、比較結果および駆動制御回路35の条件とに応じ
て、判定が行われる。
駆動系の診断を開始するには、まず第1および第2の
スイッチングトランジスタを『OFF』とするため、それ
らの駆動信号25,28,29を『L』とする。この診断状態に
おいて各駆動系に故障が生じた場合には、第2表に従っ
て、モニタ信号である接続点30の電圧Vを、第1,第2比
較回路43,44によって検出することにより、判定回路45
において判断できる。即ちモニタ信号の電圧Vが、V1,V
2の間にあれば正常であり、モニタ電圧Vが第1の比較
レベル電圧V1より低ければ、第2のスイッチングトラン
ジスタ26,27のうち、いずれかが短絡しており、 モニタ電圧Vが第2の比較レベル電圧V2より高ければ、
第1のスイッチングトランジスタ24が短絡しているか、
リレー24が接点溶着を起こしていることがわかるので、
これが判定回路45によって判断される。
そして判定回路45でいずれかの故障を検出したときに
は、駆動制御回路35に負荷駆動禁止指令46を送ること
で、駆動制御回路35は駆動信号25,28,29等を『L』にラ
ッチし、負荷の誤動作を防止する。故障を検出しないと
きは、診断の終了後に駆動信号25,28,29を元の状態に戻
して運転が続けられる。
なお以上の説明および図面においては、負荷は22,23
の2個とし、第2のスイッチングトランジスタとして
は、26,27の2個の場合について説明したが、並列する
負荷を増加させた場合にも、増加数に拘らず負荷駆動段
となるトランジスタは、上記と同様に故障検出が可能と
なる。また比較回路は第1および第2比較回路を有し、
接続点の電圧と、第1および第2の比較レベル電圧とを
比較するものについて述べたが、比較回路は1個で、そ
れに接続点の電圧と、第1および第2の比較レベル電圧
を入力するものでもよい。
〔発明の効果〕
以上説明してきたようにこの発明によれば、負荷に接
続されるスイッチングトランジスタと負荷との接続点に
プルアップ抵抗及びプルダウン抵抗を接続し、第1のス
イッチ回路をオフとしたときの接続点電位をモニタする
ことにより、簡単な構成で診断を行うことができる。更
に複数の負荷が並列に接続されている時は、負荷に接続
されているスイッチと負荷との接続点のうち、一つの接
続点をモニタすることにより、負荷数に拘らず駆動系全
部の診断が可能となる。このため診断回路の端子数が削
減でき、かつ診断の処理も簡易化できるので、回路規模
が削減され、それに伴って1チップ化したときのピン数
が削減されて、回路のコストが低減される。そして駆動
対象負荷数が、多くなればなるほど、コスト低減の効果
は大きくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るスイッチング駆動系の回
路図、第2図は従来のスイッチング駆動系の回路図であ
る。 21……電源(リレー) 22,23……負荷 24……第1のスイッチング回路 26,27……第2のスイッチング回路群 30……接続点(負荷と第2のスイッチング回路群との) 31……プルアップ抵抗 32……プルダゥン抵抗 41……第1の比較レベル電圧 42……第2の比較レベル電圧 43……第1比較回路(比較回路) 44……第2比較回路(比較回路) 45……判定回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】並列に接続された負荷群と該負荷群に供給
    する電源を制御する第1のスイッチング回路と、 該負荷群の各負荷に直列に接続された第2のスイッチン
    グ回路群よりなる負荷駆動回路において、 前記負荷群の中の予め定めた負荷と該負荷に接続された
    第2のスイッチング回路との接続点に接続されるプルア
    ップ抵抗およびプルダウン抵抗と、 該接続点の電圧を入力しかつ予め設定された第1の比較
    レベル電圧および第1の比較レベル電圧よりも低い電圧
    の第2の比較レベル電圧を入力する比較回路と、 第1のスイッチング回路及び第2のスイッチング回路群
    に対し遮断を指示した場合に、前記接続点の電圧が、第
    1の比較レベル電圧より高いか、第2の比較レベル電圧
    よりも低いか、又は第1の比較レベル電圧より低く第2
    の比較レベル電圧より高いかの該比較回路の比較結果に
    基づいて、第1のスイッチング回路が短絡しているか、
    第2のスイッチング回路群のいずれかが短絡している
    か、又は正常かの故障系統を判定する判定回路とを有す
    ることを特徴とする駆動回路の診断方式。
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