JP4415384B2 - デジタル出力装置およびデジタル出力装置を用いた診断方法 - Google Patents

デジタル出力装置およびデジタル出力装置を用いた診断方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4415384B2
JP4415384B2 JP2005023285A JP2005023285A JP4415384B2 JP 4415384 B2 JP4415384 B2 JP 4415384B2 JP 2005023285 A JP2005023285 A JP 2005023285A JP 2005023285 A JP2005023285 A JP 2005023285A JP 4415384 B2 JP4415384 B2 JP 4415384B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
voltage
current value
output
detecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005023285A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006209618A (ja
Inventor
宏美 関野
公英 青山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP2005023285A priority Critical patent/JP4415384B2/ja
Publication of JP2006209618A publication Critical patent/JP2006209618A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4415384B2 publication Critical patent/JP4415384B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Description

本発明は、各種機器と電源との接続、切断を制御するデジタル出力装置等に関し、とくに制御対象の装置の実装状態や自己の装置の状態を適切に診断できるデジタル出力装置および診断方法に関する。
図10は、プラントに配置されたフィールド機器と電源との間の接続、切断を制御するデジタル出力装置の構成を示すブロック図である。
図10に示すデジタル出力装置40は、電磁弁、リレー、ランプ等のフィールド機器1の動作電源である外部電源2と、フィールド機器1との間の接続、切断をスイッチ45により制御する装置である。デジタル出力装置40には、フィールド機器1を接続する複数チャンネルの回路が用意されており、チャンネルごとに個別にフィールド機器1を制御する。図10では、1チャンネル分のみ示しているが、スイッチ45は、それぞれのチャンネルに対応してチャンネル数設けられており、個々のスイッチ45のオン、オフを出力制御部51からの出力信号により制御することで、対応するチャンネルのフィールド機器1が個別に制御される。
特開平10−021156号公報
しかし、従来のデジタル出力装置では、フィールド機器側の配線の異常や、デジタル出力装置の故障の検出等の異常診断ができない。また、フィールド機器を制御するデジタル出力装置においては、プラントの稼動を停止させずに異常診断を行う必要があり、フィールド機器に影響を与えない方法で異常診断を実行する必要がある。
本発明の目的は、制御対象の装置の実装状態や自己の装置の状態を適切に診断できるデジタル出力装置および診断方法を提供することにある。
本発明のデジタル出力装置は、電源と機器との間の接続、切断をスイッチのオン、オフにより制御するデジタル出力装置において、前記スイッチに流れる電流の電流値を複数のレベルとの比較結果として検出する電流値検出手段と、前記機器に向けて出力される電圧を検出する電圧検出手段と、前記スイッチがオンしているとき、および前記スイッチがオフしているときの前記電流値検出手段により検出された電流値、および前記電圧検出手段により検出された電圧に基づいて前記スイッチのオン固着またはオフ固着の有無を診断する診断手段と、を備えることを特徴とする。
このデジタル出力装置によれば、スイッチがオンしているとき、およびスイッチがオフしているときの電流値検出手段により検出された電流値、および電圧検出手段により検出された電圧に基づいて診断を実行するので、診断のための他の装置を使用することなく、制御対象の装置の実装状態や自己の装置の状態を適切に診断できる。また、機器を使用した状態で、あるいは機器を不使用の状態で診断を行うことも可能とできる。
前記スイッチと並行して設けられ、前記スイッチがオフしているときに所定の電流を流すためのスイッチ迂回回路を備え、前記電流値検出手段は、前記スイッチ迂回回路を流れる電流を検出可能としてもよい。
前記機器への出力配線と並行に設けられ、前記出力配線が遮断された場合に前記機器を迂回して所定の電流を流すための機器迂回回路を備え、前記電流値検出手段は、前記機器迂回回路を流れる電流を検出可能としてもよい。
前記電圧検出手段は、複数のレベルとの比較結果として電圧を検出してもよい。
前記診断手段は、前記機器への出力配線の断線または短絡の有無を診断してもよい。
本発明のデジタル出力装置は、電源と複数の機器との間の接続、切断を、独立して制御する複数のスイッチを備え、前記複数の機器に対し独立した出力配線を介して接続された同一構成の複数のチャンネルを有するデジタル出力装置において、前記複数のチャンネルは、前記スイッチに流れる電流の電流値を複数のレベルとの比較結果として検出する電流値検出手段と、前記機器に向けて出力される電圧を検出する電圧検出手段と、前記スイッチがオンしているときおよび前記スイッチがオフしているときの前記電流値検出手段により検出された電流値および前記電圧検出手段により検出された電圧に基づいて診断を実行する診断手段とにより構成されるとともに、一のチャンネルにおけるスイッチの状態を切り替えるスイッチ切替手段と、前記スイッチ切替手段により前記状態を切り替えたときの、他のチャンネルにおける前記出力配線への影響の有無を検出する影響検出手段と、を備えることを特徴とする。
このデジタル出力装置によれば、スイッチ切替手段により前記状態を切り替えたときの、他の機器の前記出力配線への影響の有無を検出するので、各スイッチに対応するチャンネル間の出力配線の短絡等の異常を効率的に検出できる。
前記スイッチ切替手段は、前記機器への影響を与えない短時間のみ前記スイッチの状態を切り替えてもよい。
本発明のデジタル出力装置は、電源と機器との間の接続、切断を、独立して制御する複数のスイッチを備え、前記機器に対して制御側および待機側の2重化回路構成を有するデジタル出力装置において、前記制御側および待機側の回路は、前記スイッチに流れる電流の電流値を複数のレベルとの比較結果として検出する電流値検出手段と、前記機器に向けて出力される電圧を検出する電圧検出手段と、前記スイッチがオンしているときおよび前記スイッチがオフしているときの前記電流値検出手段により検出された電流値および前記電圧検出手段により検出された電圧に基づいて診断を実行する第1の診断手段と、前記スイッチのオン/オフを制御するスイッチ制御手段と、待機時に前記スイッチを強制的にオフ側に固定するスイッチ固定手段と、前記スイッチ固定手段によりスイッチを強制的にオフ側に固定しているときに前記スイッチ制御手段を機能させて、前記スイッチ制御手段における出力信号の状態に基づいて前記スイッチ制御手段を診断する第2の診断手段と、を備えることを特徴とする。
このデジタル出力装置によれば、スイッチ固定手段によりスイッチを強制的にオフ側に固定しているときにスイッチ制御手段を機能させて、スイッチ制御手段を診断するので、制御側の制御に影響を与えることなく、スイッチ制御手段を診断することができる。
本発明の診断方法は、電源と機器との間の接続、切断をスイッチのオン、オフにより制御するデジタル出力装置を用いた診断方法において、前記スイッチに流れる電流の電流値を複数のレベルとの比較結果として検出するステップと、前記機器に向けて出力される電圧を検出するステップと、前記スイッチがオンしているとき、および前記スイッチがオフしているときの前記電流値検出手段により検出された電流値、および前記電圧検出手段により検出された電圧に基づいて前記スイッチのオン固着またはオフ固着の有無を診断するステップと、を備えることを特徴とする。
この診断方法によれば、スイッチがオンしているとき、およびスイッチがオフしているときに検出された電流値および電圧に基づいて診断を実行するので、診断のための他の装置を使用することなく、制御対象の装置の実装状態や自己の装置の状態を適切に診断できる。また、機器を使用した状態で、あるいは機器を不使用の状態で診断を行うことも可能とできる。

本発明の診断方法は、電源と複数の機器との間の接続、切断を、独立して制御する複数のスイッチを備え、前記複数の機器に対し独立した出力配線を介して接続された同一構成の複数のチャンネルを有するデジタル出力装置を用いた診断方法において、前記複数のチャンネルにおいては、前記スイッチに流れる電流の電流値を複数のレベルとの比較結果として検出するステップと、前記機器に向けて出力される電圧を検出するステップと、前記スイッチがオンしているときおよび前記スイッチがオフしているときの前記電流値検出手段により検出された電流値および前記電圧検出手段により検出された電圧に基づいて診断を実行するステップとを備えるとともに、一のチャンネルにおけるスイッチの状態を切り替えるステップと、前記スイッチの状態を切り替えるステップにより前記状態を切り替えたときの、他のチャンネルにおける前記出力配線への影響の有無を検出するステップと、を備えることを特徴とする。
この診断方法によれば、前記状態を切り替えたときの、他の機器の前記出力配線への影響の有無を検出するので、各スイッチに対応するチャンネル間の出力配線の短絡等の異常を効率的に検出できる。
本発明によれば、例えば、スイッチがオンしているとき、およびスイッチがオフしているときの電流値検出手段により検出された電流値、および電圧検出手段により検出された電圧に基づいて診断を実行するので、診断のための他の装置を使用することなく、制御対象の装置の実装状態や自己の装置の状態を適切に診断できる。また、機器を使用した状態で、あるいは機器を不使用の状態で診断を行うことも可能とできる。
図1は本発明によるデジタル出力装置を機能的に示すブロック図である。
図1(a)において、電流値検出手段101は、スイッチに流れる電流の電流値を検出する。電圧検出手段102は、機器に向けて出力される電圧を検出する。診断手段103は、スイッチがオンしているとき、およびスイッチがオフしているときの電流値検出手段により検出された電流値、および電圧検出手段により検出された電圧に基づいて診断を実行する。
図1(b)において、スイッチ切替手段105は、一の機器に対応するスイッチの状態を切り替える。影響検出手段106は、スイッチ切替手段105により状態を切り替えたときの、他の機器の出力配線への影響の有無を検出する。
図1(c)において、スイッチ111は、電源と機器との間の接続、切断を制御する。スイッチ制御手段112は、スイッチ111のオン/オフを制御する。スイッチ固定手段113は、待機時にスイッチ111を強制的にオフ側に固定する。診断手段114は、スイッチ固定手段113によりスイッチを強制的にオフ側に固定しているときにスイッチ制御手段112を機能させて、スイッチ制御手段112を診断する。
以下、図2〜図9を参照して、本発明によるデジタル出力装置の実施例1および2について説明する。
図2は実施例1のデジタル出力装置の構成を示すブロック図である。
図2に示すデジタル出力装置10は、電磁弁、リレー、ランプ等のフィールド機器1の動作電源である外部電源2と、フィールド機器1との間の接続、切断を制御する装置である。外部電源1はデジタル出力装置10のグラウンド端子11と電源電圧端子12との間に、フィールド機器2はデジタル出力装置10のグラウンド端子13と出力端子14との間に、それぞれ接続される。
図2に示すように、デジタル出力装置10は、電源電圧端子12と出力端子14との間に設けられたスイッチ15と、出力端子14から出力される電流の電流値を検出する電流値検出回路16と、電源電圧端子12の電圧を監視する外部電源電圧監視回路17と、出力端子14の電圧と、比較電圧とを比較する電圧レベル比較器18と、比較電圧を監視する比較電圧監視回路19と、電圧レベル比較器18に与える比較電圧を選択する切替スイッチ20と、電流値検出回路16、外部電源電圧監視回路17、電圧レベル比較器18、比較電圧監視回路19からの信号を受けるとともに、スイッチ15を制御する出力制御部21と、を備える。出力制御部21はプロセッサ、入出力ポート等により構成される。
デジタル出力装置10には、フィールド機器1を接続する複数チャンネルの回路が用意されており、チャンネルごとに個別にフィールド機器1を制御する。図2では、1チャンネル分のみ示しているが、出力端子14およびスイッチ15は、それぞれのチャンネルに対応してチャンネル数設けられており、個々のスイッチ15のオン、オフにより対応するチャンネルのフィールド機器1が個別に制御される。各スイッチ15は出力制御部21から出力される出力信号(オン/オフ)により制御される。
図2に示すように、デジタル出力装置10では、スイッチ15がオフしているときに微小電流(リーク電流)を流すための高抵抗Roffが、スイッチ15と並列に接続されている。また、グラウンド端子13と出力端子14との間に、すなわち負荷となるフィールド機器1と並列に、内部負荷抵抗Rが接続されている。内部負荷抵抗Rは断線検出のために設けられている。
また、後述する診断の健全性を保証するため、出力制御部21は、外部電源電圧監視回路17を用いて外部電源2の電圧レベルが規定範囲内であるか否かチェックする。また、出力制御部21は、比較電圧監視回路19を用いて電圧レベル比較器18における基準電圧となる比較電圧が規定範囲内であるか否かチェックする。
図3は電流値検出回路16から出力される電流読み返し値RDBK(I)のレベル判定基準を示す図である。レベル判定は出力制御部21において実行される。図3に示すように、電流読み返し値RDBK(I)は、低いレベルから高いレベルに向けて、「オフレベル」、「オンレベル」、「Highレベル」に区分される。それぞれ、出力オフ(スイッチ15がオフ)時の正常範囲、出力オン(スイッチ15がオン)時の正常範囲、異常範囲に対応する。
次に、デジタル出力装置10の動作について説明する。
通常動作時には、出力制御部21から出力される出力信号に従って、スイッチ15がオン、オフする。スイッチ15がオンすることで、対応するフィールド機器1が外部電源2に接続される。また、スイッチ15がオフすることで、対応するフィールド機器1が外部電源2から切り離される。これにより、各チャンネルのフィールド機器1のオン、オフが制御される。
デジタル出力装置10では、以下に示す状態の有無について診断を行うことができる。
(1)短絡:各チャンネルにおける出力端子14とグラウンド間の短絡。
(2)断線:出力端子14からフィールド機器1に到る出力配線、またはグラウンド端子13からフィールド機器1に到る出力配線の断線。
(3)チャンネル間短絡:出力端子14からフィールド機器1に到る出力配線におけるチャンネル間の短絡。
(4)オン故障:スイッチ15がオンに固着した状態。
(5)オフ故障:スイッチ15がオフに固着した状態。
(6)過電流:短絡およびチャンネル間短絡以外の原因で、出力電流値が正常範囲を超えて高い電流値を示す状態。
(7)内部故障:その他の異常な状態。
図4および図5は診断内容の一覧を示す図である。以下、図4および図5を参照しつつ診断時の動作について説明する。以下の動作、判断は出力制御部21の制御に従い実行される。
(出力信号オン時のレベル診断)
出力制御部21から出力される出力信号がオンの場合、すなわちスイッチ15をオンさせるように制御している場合、電圧読み返し値RDBK(V)が「Highレベル」であり、電流読み返し値RDBK(I)が「オンレベル」(図3)であれば正常である。これは、図4における状態A5〜A9に相当する。
スイッチ15がオンした状態で短絡(上記(1))が発生した場合、出力端子14とグラウンド間が短絡しているため、電圧読み返し値RDBK(V)が「Lowレベル」となり、電流読み返し値RDBK(I)が「Highレベル」となる(図3)。したがって、短絡の異常と判断できる。これは、図4における状態A1に相当する。
スイッチ15がオフ固着している場合、電圧読み返し値RDBK(V)が「Lowレベル」となり、電流読み返し値RDBK(I)が「オフレベル」となる(図3)。したがって、オフ故障(上記(5))と判断できる。これは、図4における状態A2に相当する。
電圧読み返し値RDBK(V)が「Highレベル」であるが、電流読み返し値RDBK(I)が「Highレベル」となるとき、これは、過電流(上記(6))と判断でき、図4における状態A3に相当する。
電圧読み返し値RDBK(V)が「Highレベル」であるが、電流読み返し値RDBK(I)が「オフレベル」となるとき、フィールド機器1への電流が流れない状態、すなわち断線(上記(2))と判断できる。これは、図4における状態A4に相当する。
(出力信号オフ時のレベル診断)
出力制御部21から出力される出力信号がオフの場合、すなわちスイッチ15をオフさせるように制御している場合、電圧読み返し値RDBK(V)が「Lowレベル」であり、電流読み返し値RDBK(I)が「オフレベル」(図3)であれば正常である。この場合、スイッチ15と並列に接続された高抵抗Roffを介してフィールド機器1に対して微小電流(リーク電流)が流れるため、電圧読み返し値RDBK(V)はゼロではないが「Lowレベル」となる。これは、図5における状態B6〜B11に相当する。
断線(上記(2))の場合、フィールド機器1が出力端子14とグラウンド間の負荷として機能しなくなり、出力端子14とグラウンド間のインピーダンスは内部負荷抵抗Rまで上昇する。その結果、高抵抗Roffを介して流れる微小電流が内部負荷抵抗Rを流れることで、電圧読み返し値RDBK(V)が「Highレベル」となる。このため、断線の異常と判断できる。電流読み返し値RDBK(I)は「オフレベル」である。これは、図5における状態B3に相当する。
スイッチ15がオン固着している場合、出力信号がオンの場合の正常時と同様、電圧読み返し値RDBK(V)が「Highレベル」であり、電流読み返し値RDBK(I)が「オンレベル」となる。したがって、オン故障(上記(4))と判断できる。これは、図5における状態B2に相当する。
電圧読み返し値RDBK(V)が「Highレベル」であり、電流読み返し値RDBK(I)が「Highレベル」となるとき、これは、過電流(上記(6))と判断でき、図5における状態B1に相当する。
電圧読み返し値RDBK(V)が「Lowレベル」であるが、電流読み返し値RDBK(I)が「Highレベル」となるとき、これは、過電流(上記(6))と判断でき、図5における状態B4に相当する。
電圧読み返し値RDBK(V)が「Lowレベル」であるが、電流読み返し値RDBK(I)が「オンレベル」となるとき、これは、何らかの異常で過剰に電流が流れていると判断できる。これは、図5における状態B5に相当する。
(出力オン時のパルス診断)
本実施例では、出力パルスによる診断を行うことで、上記レベル診断では検出できない異常を検出している。
該当するチャンネルのフィールド機器1がオン状態に制御されている場合、出力制御部21から出力される出力信号はオン状態であり、スイッチ15はオンされた状態にある。パルス診断では、出力信号を一瞬オフ状態とすることで、このスイッチ15を一瞬オフし、出力端子14に短時間のオフパルスを発生させる。スイッチ15をオフする時間は、動作中のフィールド機器1に影響を与えない充分短い時間とし、その後、出力信号はオン状態に戻される。
本実施例では、オフパルスを発生させたとき、自チャンネルの電圧読み返し値RDBK(V)および電流読み返し値RDBK(I)を監視する。また、このとき、他チャンネルの電圧読み返し値RDBK(V)を監視する。
図6は出力オン時のパルス診断を行った場合のパルス波形を示す図である。
図6(a)は、正常時のパルス波形を示している。図6(a)に示すように、正常時には出力制御部21からの出力信号に従って、一瞬、スイッチ15がオフする。このため、自チャンネルの電圧読み返し値RDBK(V)は一瞬、「オフレベル」をとり、その後、「オンレベル」となる。短絡相手の他チャンネルの電圧読み返し値RDBK(V)には影響がなく、他チャンネルの電圧読み返し値RDBK(V)は「Highレベル」を維持する。これは、図4の状態A8および状態A9に相当する。
図6(b)は、チャンネル間短絡(上記(3))の場合のパルス波形を示している。図6(b)に示すように、チャンネル間短絡の場合には、短絡相手の他チャンネルの電圧読み返し値RDBK(V)に影響が及び、出力信号の変化に合わせて他チャンネルの電圧読み返し値RDBK(V)が「Lowレベル」となる。このため、自チャンネルと、対応する他チャンネルとの間でチャンネル間短絡が発生していると判断できる。これは、図4の状態A6に相当する。
図6(c)はオン故障(上記(4))またはチャンネル間短絡の場合のパルス波形を示している。図6(c)に示すように、オン故障の場合には、スイッチ15がオフできなくなっているため、自チャンネルの電圧読み返し値RDBK(V)が「Lowレベル」とならず、「Highレベル」のままとなってしまう。これは、図4の状態A5に相当する。
また、チャンネル間短絡の場合には、スイッチ15がオフしても、短絡の相手方の電位の影響を受け、自チャンネルの出力端子14の電位が充分に低下しない場合がある。このような場合には、電圧読み返し値RDBK(V)が「Lowレベル」とならず、「Highレベル」のままとなる。このため、図6(c)の場合には、オン故障またはチャンネル間短絡であると判断できる(図4の状態A5)。
短絡相手の他チャンネルの電圧読み返し値RDBK(V)に影響が及び、出力信号の変化に合わせて他チャンネルの電圧読み返し値RDBK(V)が「Lowレベル」から「Highレベル」に変動する場合、チャンネル間短絡ではないが、何らかの異常があると判断できる。これは、図4の状態A7に相当する。
(出力オフ時のパルス診断)
該当するチャンネルのフィールド機器1がオフ状態に制御されている場合、出力制御部21から出力される出力信号はオフ状態であり、スイッチ15はオフされた状態にある。パルス診断では、出力信号を一瞬オン状態とすることで、このスイッチ15を一瞬オンし、出力端子14に短時間のオンパルスを発生させる。スイッチ15をオンする時間は、フィールド機器1に影響を与えない充分短い時間とし、その後、出力信号はオフ状態に戻される。
本実施例では、オンパルスを発生させたとき、自チャンネルの電圧読み返し値RDBK(V)および電流読み返し値RDBK(I)を監視する。また、このとき、他チャンネルの電圧読み返し値RDBK(V)を監視する。
図7は出力オフ時のパルス診断を行った場合のパルス波形を示す図である。
図7(a)は、正常時のパルス波形を示している。図7(a)に示すように、正常時には出力制御部21からの出力信号に従って、一瞬、スイッチ15がオンする。このため、自チャンネルの電圧読み返し値RDBK(V)は一瞬、「オンレベル」をとり、その後、「オフレベル」となる。短絡相手の他チャンネルの電圧読み返し値RDBK(V)には影響がなく、チャンネルの電圧読み返し値RDBK(V)は「Lowレベル」を維持する。これは、図5の状態B10および状態B11に相当する。
図7(b)は、チャンネル間短絡(上記(3))の場合のパルス波形を示している。図7(b)に示すように、チャンネル間短絡の場合には、短絡相手の他チャンネルの電圧読み返し値RDBK(V)に影響が及び、出力信号の変化に合わせて他チャンネルの電圧読み返し値RDBK(V)が「Highレベル」となる。このため、自チャンネルと、対応する他チャンネルとの間でチャンネル間短絡が発生していると判断できる。これは、図5の状態B9に相当する。
図7(c)はオフ故障(上記(5))またはチャンネル間短絡の場合のパルス波形を示している。図7(c)に示すように、オフ故障の場合には、スイッチ15がオンできなくなっているため、自チャンネルの電圧読み返し値RDBK(V)が「Highレベル」とならず、「Lowレベル」のままとなる。これは、図5の状態B7に相当する。
また、チャンネル間短絡の場合には、スイッチ15がオンしても、短絡の相手方の電位の影響を受け、自チャンネルの出力端子14の電位が充分に上昇しない場合がある。このような場合には、電圧読み返し値RDBK(V)が「Highレベル」とならず、「Lowレベル」のままとなる。このため、図7(c)の場合には、オフ故障またはチャンネル間短絡であると判断できる(図5の状態B7)。
短絡相手の他チャンネルの電圧読み返し値RDBK(V)に影響が及び、出力信号の変化に合わせて他チャンネルの電圧読み返し値RDBK(V)が「Highレベル」から「Lowレベル」に変動する場合、チャンネル間短絡ではないが、何らかの異常があると判断できる。これは、図5の状態B8に相当する。
以上のように、本実施例では、短絡、断線、チャンネル間断線等の配線に関係する異常、およびデジタル出力装置内部のチャンネルの故障を、外部装置を用いることなく検出できる。また、異常の検出にあたり、動作中あるいは停止中のフィールド機器に影響を与えることもないので、プラントの稼動中に異常を検出できる。
なお、上記実施例では、複数の比較電圧を用意し、電圧レベル比較器18により電圧読み返し値を得ているが、A/Dコンバータを用いて出力単位14の電圧をデジタル値として出力制御部21に入力してもよい。この場合、出力制御部21では、入力された電圧読み返し値に基づいて異常の検出を実行する。
図8は実施例2のデジタル出力装置の二重化の構成を示すブロック図である。本実施例では、デジタル出力装置を二重化した例を示している。
図8に示すように、外部電源2および各チャンネルのフィールド機器1への配線に対し、制御側のデジタル出力装置10Aのグラウンド端子11A,13A、出力端子14Aおよび電源電圧端子12Aと、待機側のデジタル出力装置10Bのグラウンド端子11B,13B、出力端子14Bおよび電源電圧端子12B、とがそれぞれ並行接続されている。
通常時、制御側のデジタル出力装置10Aがフィールド機器1のオン、オフ制御を行っている。制御側のデジタル出力装置10Aにおいて故障等が検出された場合に、制御権が待機側のデジタル出力装置10Bに切り替わり、その場合には、待機側のデジタル出力装置10Bがフィールド機器1のオン、オフ制御を行う。制御権の所在は、デジタル出力装置10Aおよびデジタル出力装置10B間でやり取りされる二重化制御信号によって、デジタル出力装置10Aおよびデジタル出力装置10Bにおいて、それぞれ認識される。
図9は制御側のデジタル出力装置10Aの構成を示すブロック図である。実施例1と同様の構成については図示を一部省略し、同一構成要素には同一符号を付している。また、待機側のデジタル出力装置10Bもデジタル出力装置10Aと同様に構成されている。
図9において、二重化制御回路31はトランジスタ等のスイッチング素子を用いて構成され、二重化制御信号に基づいてオン/オフ制御される。二重化制御回路31は、通常時、すなわち制御権がデジタル出力装置10Aにある場合にはオンしており、この場合には、出力回路32を経由する出力制御部21Aからの出力信号(オン/オフ)に従って、スイッチ15をオン/オフ制御する。制御権が待機側のデジタル出力装置10Bに引き渡された場合には、二重化制御信号に従って二重化制御回路31はオフしており、この場合には、出力信号(オン/オフ)と無関係にスイッチ15をオフ側に固定する。
待機側のデジタル出力装置10Bでは、二重化制御信号に対してデジタル出力装置10Aと逆転した動作を実行する。
図9において、出力回路読み返し部33は、出力回路32のオン/オフ状態を読み返す回路である。オン/オフ読み返し部35は電圧レベル比較器18と並行に設けられ、スイッチ15のオン/オフ状態を読み返す回路である。オン/オフ読み返し部35はフォトカプラ等を用いて構成される。
次に、デジタル出力装置10Aの動作について説明する。
デジタル出力装置10Aに制御権が与えられている場合、二重化制御回路31はオンしており、出力制御部21Aからの出力信号(オン/オフ)に従って、スイッチ15がオン/オフ制御される。
この場合、実施例1と同様、電圧レベル比較器18により電圧読み返し値が出力され、出力制御部21Aにおいてスイッチ15の状態(オン/オフ)について診断が行われる。また、本実施例では、オン/オフ読み返し部35でも出力端子14の電圧を検出し、出力制御部21Aにおいてスイッチ15の状態(オン/オフ)について二重に診断が行われる。このように2系統による読み返しにより、スイッチ15の状態(オン/オフ)について確実な診断が可能となる。
制御権が与えられた場合、デジタル出力装置10Bにおいても、同様の動作が実行される。
制御権がデジタル出力装置10Bに引き渡された場合、デジタル出力装置10Aでは二重化制御信号に従って二重化制御回路31はオフしており、出力信号(オン/オフ)と無関係にスイッチ15がオフ側に固定されている。
本実施例では、スイッチ15がオフ側に固定されている間、出力信号(オン/オフ)を出力制御部21Aから出力させ、そのときの出力回路読み返し部33の出力を出力制御部21Aにおいて検出している。このとき、二重化制御回路31の制御によりスイッチ15がオフ側に固定されているため、このような検出時の動作は、フィールド機器1に対する待機側デジタル出力装置10Bからの制御に影響を与えない。出力制御部21Aからの出力信号(オン/オフ)は任意のパターンを用いることができるため、出力制御部21A→出力回路32→出力回路読み返し部33→出力制御部21Aまでの各チャンネルの活性化診断が可能となる。とくに、回路内部のオン固着、オフ固着による故障を効率的に検出できる。これにより、スイッチ15を除く広い範囲での診断を実行でき、従来の問題であった待機側(制御権がない側)のデジタル出力装置の故障検出率を向上させることが可能となる。
なお、制御権がデジタル出力装置10Bに与えられている間、デジタル出力装置10Aではスイッチ15からの読み返しはできない。しかし、制御権がデジタル出力装置10Aに移行した場合には、上記のように2系統による読み返しにより、スイッチ15の状態(オン/オフ)について診断を行うので、例え、スイッチ15から出力制御部21Aまでの間の1系統に故障が発生した場合であっても、即時に故障を検出できる。
本発明の適用範囲は上記実施形態に限定されることはない。本発明は、フィールド機器を制御する場合に限定されず、各種装置の制御を実行するデジタル制御装置に対し、広く適用することができる。
本発明による情報処理装置を機能的に示すブロック図であり(a)は一の発明を示すブロック図、(b)は他の一の発明を示すブロック図、(c)は他の一の発明を示すブロック図。 図2は実施例1のデジタル出力装置の構成を示すブロック図。 電流読み返し値RDBK(I)のレベル判定基準を示す図。 診断内容の一覧を示す図。 診断内容の一覧を示す図。 出力オン時のパルス診断を行った場合のパルス波形を示す図。 出力オフ時のパルス診断を行った場合のパルス波形を示す図。 実施例2のデジタル出力装置の二重化の構成を示すブロック図。 制御側のデジタル出力装置の構成を示すブロック図。 従来のデジタル出力装置の構成を示すブロック図。
符号の説明
101 電流値検出手段
102 電圧検出手段
103 診断手段
105 スイッチ切替手段
106 影響検出手段
111 スイッチ
112 スイッチ制御手段
113 スイッチ固定手段
114 判断手段

Claims (10)

  1. 電源と機器との間の接続、切断をスイッチのオン、オフにより制御するデジタル出力装置において、
    前記スイッチに流れる電流の電流値を複数のレベルとの比較結果として検出する電流値検出手段と、
    前記機器に向けて出力される電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記スイッチがオンしているとき、および前記スイッチがオフしているときの前記電流値検出手段により検出された電流値、および前記電圧検出手段により検出された電圧に基づいて前記スイッチのオン固着またはオフ固着の有無を診断する診断手段と、
    を備えることを特徴とするデジタル出力装置。
  2. 前記スイッチと並行して設けられ、前記スイッチがオフしているときに所定の電流を流すためのスイッチ迂回回路を備え、
    前記電流値検出手段は、前記スイッチ迂回回路を流れる電流を検出可能としたことを特徴とする請求項1に記載のデジタル出力装置。
  3. 前記機器への出力配線と並行に設けられ、前記出力配線が遮断された場合に前記機器を迂回して所定の電流を流すための機器迂回回路を備え、
    前記電流値検出手段は、前記機器迂回回路を流れる電流を検出可能としたことを特徴とする請求項1または2に記載のデジタル出力装置。
  4. 前記電圧検出手段は、複数のレベルとの比較結果として電圧を検出することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のデジタル出力装置。
  5. 前記診断手段は、前記機器への出力配線の断線または短絡の有無を診断することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のデジタル出力装置。
  6. 電源と複数の機器との間の接続、切断を、独立して制御する複数のスイッチを備え、前記複数の機器に対し独立した出力配線を介して接続された同一構成の複数のチャンネルを有するデジタル出力装置において、
    前記複数のチャンネルは、前記スイッチに流れる電流の電流値を複数のレベルとの比較結果として検出する電流値検出手段と、前記機器に向けて出力される電圧を検出する電圧検出手段と、前記スイッチがオンしているときおよび前記スイッチがオフしているときの前記電流値検出手段により検出された電流値および前記電圧検出手段により検出された電圧に基づいて診断を実行する診断手段とにより構成されるとともに、
    一のチャンネルにおけるスイッチの状態を切り替えるスイッチ切替手段と、
    前記スイッチ切替手段により前記状態を切り替えたときの、他のチャンネルにおける前記出力配線への影響の有無を検出する影響検出手段と、
    を備えることを特徴とするデジタル出力装置。
  7. 前記スイッチ切替手段は、前記機器への影響を与えない短時間のみ前記スイッチの状態を切り替えることを特徴とする請求項6に記載のデジタル出力装置。
  8. 電源と機器との間の接続、切断を、独立して制御する複数のスイッチを備え、前記機器に対して制御側および待機側の2重化回路構成を有するデジタル出力装置において、
    前記制御側および待機側の回路は、
    前記スイッチに流れる電流の電流値を複数のレベルとの比較結果として検出する電流値検出手段と、
    前記機器に向けて出力される電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記スイッチがオンしているときおよび前記スイッチがオフしているときの前記電流値検出手段により検出された電流値および前記電圧検出手段により検出された電圧に基づいて診断を実行する第1の診断手段と、
    前記スイッチのオン/オフを制御するスイッチ制御手段と、
    待機時に前記スイッチを強制的にオフ側に固定するスイッチ固定手段と、
    前記スイッチ固定手段によりスイッチを強制的にオフ側に固定しているときに前記スイッチ制御手段を機能させて、前記スイッチ制御手段における出力信号の状態に基づいて前記スイッチ制御手段を診断する第2の診断手段と、
    を備えることを特徴とするデジタル出力装置。
  9. 電源と機器との間の接続、切断をスイッチのオン、オフにより制御するデジタル出力装置を用いた診断方法において、
    前記スイッチに流れる電流の電流値を複数のレベルとの比較結果として検出するステップと、
    前記機器に向けて出力される電圧を検出するステップと、
    前記スイッチがオンしているとき、および前記スイッチがオフしているときの前記電流値検出手段により検出された電流値、および前記電圧検出手段により検出された電圧に基づいて前記スイッチのオン固着またはオフ固着の有無を診断するステップと、
    を備えることを特徴とする診断方法。
  10. 電源と複数の機器との間の接続、切断を、独立して制御する複数のスイッチを備え、前記複数の機器に対し独立した出力配線を介して接続された同一構成の複数のチャンネルを有するデジタル出力装置を用いた診断方法において、
    前記複数のチャンネルにおいては、前記スイッチに流れる電流の電流値を複数のレベルとの比較結果として検出するステップと、前記機器に向けて出力される電圧を検出するステップと、前記スイッチがオンしているときおよび前記スイッチがオフしているときの前記電流値検出手段により検出された電流値および前記電圧検出手段により検出された電圧に基づいて診断を実行するステップとを備えるとともに、
    一のチャンネルにおけるスイッチの状態を切り替えるステップと、
    前記スイッチの状態を切り替えるステップにより前記状態を切り替えたときの、他のチャンネルにおける前記出力配線への影響の有無を検出するステップと、
    を備えることを特徴とする診断方法。
JP2005023285A 2005-01-31 2005-01-31 デジタル出力装置およびデジタル出力装置を用いた診断方法 Active JP4415384B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005023285A JP4415384B2 (ja) 2005-01-31 2005-01-31 デジタル出力装置およびデジタル出力装置を用いた診断方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005023285A JP4415384B2 (ja) 2005-01-31 2005-01-31 デジタル出力装置およびデジタル出力装置を用いた診断方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006209618A JP2006209618A (ja) 2006-08-10
JP4415384B2 true JP4415384B2 (ja) 2010-02-17

Family

ID=36966382

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005023285A Active JP4415384B2 (ja) 2005-01-31 2005-01-31 デジタル出力装置およびデジタル出力装置を用いた診断方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4415384B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5397604B2 (ja) * 2009-05-27 2014-01-22 横河電機株式会社 デジタル出力モジュール
JP5672964B2 (ja) * 2010-10-29 2015-02-18 横河電機株式会社 デジタル出力装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006209618A (ja) 2006-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4967433B2 (ja) スイッチ故障検出回路
US11360145B2 (en) Relay fault diagnosis device
US7529111B2 (en) Drive controller for a self-commutated converter
JP2009515309A (ja) 電気負荷のフェールセーフ切断のための安全スイッチング装置
US20060214810A1 (en) Diagnostic circuit
JP5212887B2 (ja) 電流検出装置
US11336281B2 (en) Output module for industrial control system
JP2006279866A (ja) 負荷駆動装置
JP4415384B2 (ja) デジタル出力装置およびデジタル出力装置を用いた診断方法
JPH10332759A (ja) 電気回路装置及び検査方法
KR102100861B1 (ko) 로우 사이드 구동 ic 고장진단 장치 및 방법
US6909255B2 (en) Drive controller for a self-commutated converter
JP5429439B2 (ja) 電流制限装置
JP2002501279A (ja) 交流電源スイッチを監視する回路
JP4103145B2 (ja) 入力モジュール
JP7459469B2 (ja) 産業用制御装置の出力モジュール
JP4802971B2 (ja) アナログ出力装置
JP2007151300A (ja) 駆動回路の制御装置及び制御方法
JP5740791B2 (ja) ディジタル出力回路
JP3365808B2 (ja) モータ駆動制御回路、モータ駆動制御回路を備えた装置、及びモータ駆動制御方法
KR102628486B1 (ko) 밸브의 이상 상태를 진단하기 위한 방법 및 장치
JP3852450B2 (ja) 診断機能付き無停電電源装置
JP7397987B2 (ja) 集積回路装置
KR102086132B1 (ko) 모터 제어기 및 그것의 단락 진단 방법
JP5394868B2 (ja) 突入電流防止装置及び突入電流防止装置の短絡診断方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080917

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080925

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090420

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090618

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091102

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4415384

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121204

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121204

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131204

Year of fee payment: 4