JP2619962B2 - 図形編集方法および装置 - Google Patents

図形編集方法および装置

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JP2619962B2 JP2048563A JP4856390A JP2619962B2 JP 2619962 B2 JP2619962 B2 JP 2619962B2 JP 2048563 A JP2048563 A JP 2048563A JP 4856390 A JP4856390 A JP 4856390A JP 2619962 B2 JP2619962 B2 JP 2619962B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、用紙に描かれた図面等の図形情報を計算機
に入力することにより電子情報化することに係り、入力
された電子情報の編集をもれなくかつ容易に行なうため
の図形編集方法および装置にに関する。
[従来の技術] 地図、施設図面、設計図等のように、線、記号、文字
等が含まれる図形データは、電子情報として保持され、
これについて、図形、記号、文字などの修正、追加、削
除等の編集が、情報処理装置を用いて行われるようにな
っている。
図形データに対して編集を行うとき、グラフィックデ
ィスプレイの全体に大量の図形が広がっていると、修正
したい図形が容易に見つからない場合がある。このよう
な状況で、特定の図形を編集したり、文字や記号の下絵
図形がある場合には整形された文字や記号パターンを入
力することが必要になる場合がある。このような場合で
も、もれなく図形の修正等の編集や、文字や記号を入力
することが必須になるため、このための能率の良い方法
および装置が必要になる。
従来、文字などのような図形情報を入力する手段とし
ては、例えば、特開昭63−66676号公報に見るようなも
のがある。この技術は、下絵となる原画をイメージスキ
ャナにより入力し、表示装置上に下絵を表示する。そし
て、下絵となる図形の上に整形したパターンを置き、置
いたところで下絵を消去することによって、作画を行
う。
このような、図形情報の入力方式は、表示装置に表示
される図形等に対する編集作業を、オペレータが対話的
に行うことができる。
ところで、このような編集作業を行う場合に、編集対
象をオペレータに明示する機能があると、作業が効率的
に行えると考えられる。
このような手段として、従来、次のような技術があ
る。
第1に、特開昭57−134738号公報に見られるように、
編集対象となる場所を領域ブロック単位で次々にフリッ
カ表示して、オペレータの注意を引くような方式があ
る。
第2に、特開昭62−60067号公報に見られるように、
入力された図形・画像データの色または階調を変換し、
色または階調変換後のデータの指定領域の面積を広くし
て、下絵を参考にしやすくするものがある。
第3に、特開昭63−108430号公報に見られるように、
画像情報と文書情報とが混在する場合、特定の情報のみ
を識別表示する技術がある。
第4に、米国特許第4,601,021号明細書に見られるよ
うにし、一定の条件を満す場合に、表示装置に対し、セ
グメントの強調表示を指示できるようにしたものがあ
る。
[発明が解決しようとする課題] 上述した従来の技術について検討すると、それぞれ次
のような問題点がある。
特開昭63−66676号公報に記載されるものでは、対話
的に文字入力ができるが、文字データを完全に入力した
かどうかについては保証されないという問題がある。従
って、入力忘れ等により、後から気付いて図形を追加す
るなどの事態を生じることがあり、入力作業の能率の低
下が起こることが予想される。また、入力もれとなった
文字はわかっても、それをどこに入力すべきかを見つけ
ることは困難である。
また、特開昭57−134738号公報に記載されるものは、
領域ブロック単位で編集するため、個々の記号を入力す
るときの入力忘れを防ぐことについては、配慮がない。
特開昭62−60067号公報に開示される技術は、入力さ
れた図形、画像データの色または階調を変換した後、指
定領域の面積を広くする変換を行うため、指定領域の周
辺に存在する他の図形データが見えなくなるという不具
合が生ずる。地図などの場合、周辺との関係が重要であ
るため、このような不具合は実用上無視できない。ま
た、この技術では、領域を指定して、その中で図形デー
タの編集を行うため、文字や図形等が混在している場合
に、いずれのデータを修正するかの区別ができないの
で、使い勝手が悪いという問題がある。
特開昭63−10843号公報に気椎される技術は、画像情
報と文書情報が混在する時に、特定の情報のみを識別表
示することができる。ところが、この技術では、画像情
報と文書情報とが領域を指定されている場合に適用され
るものであって、地図データのように、図形や文字が入
り混じった状態で表示されるような図形データには適さ
ないという問題がある。しかも、編集が行われたか否か
について示すことには何ら配慮がなされていない。
また、米国特許第4,601,021号明細書に記載される技
術は、地図等のように、文字や記号などが混在する図形
データの下絵を入力して、これについて編集を行うこと
については、配慮がなされていない。すなわち、上記米
国特許明細書の技術は、オペレータの指令に応答して、
整合条件を満すメモリのすべてのセグメントが識別され
ると、これらのセグメントを点滅またはハイライト状態
とする。しかし、この場合は、対象となるセグメントが
各々識別される状態となっている。これに対し、下絵デ
ータの編集に際しては、図形は、単にベクトルデータ等
の集合に過ぎず、特定の図形として識別される個性を有
していない。従って、米国特許明細書記載の技術では、
このような下絵データの編集は困難である。
本発明の第1の目的は、文字や記号などの複雑なパタ
ーンが多数混在するような図形データについて、編集対
象となる図形群と、それ以外の図形群とを視覚的に容易
に区別できて、編集対象の選択が容易となる図形編集方
法および装置を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、編集対象の図形のみ活
性化して編集可能とし、図形選択動作を低減して、図形
編集を能率的に行うことができる図形編集方法および装
置を提供することにある。
さらに、本発明の第3の目的は、編集が終了した図形
については、未編集図形と視覚的に区別できるようにし
て、入力結果の確認作業を省略できて、編集作業工程を
短縮することができる図形編集方法および装置を提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段] 上記第1の目的は、編集すべき図形データを、複数の
図形データ群に分けて入力して、分けられた複数の図形
データ群を併せて表示し、予めまたはこの状態で指定さ
れた図形データ群に属する図形のみを強調表示して、図
形データの編集を行なうことにより達成される。
を特徴とする図形編集方法。
上記第2の目的は、編集すべき図形データを、複数の
図形データ群に分けて入力して、分けられた複数の図形
データ群を併せて表示し、予めまたはこの状態で指定さ
れた図形データ群に属する図形のみを編集可能として、
図形データの編集を行なうことにより達成される。
この場合、編集が終わった図形ごとに、編集可能でな
い不活性状態とすることができる。
上記第3の目的は、指定された図形データ群に属する
図形のみを強調表示して、図形データの編集を行ない、
編集が終わった図形ごとに、強調表示を解除することに
より達成される。
上記目的を達成するため、本発明によれば、編集対象
単位ごとに特徴付けられた複数の図形データ群の全部ま
たは一部について表示する手段と、表示される複数の図
形データ群のうち1または2以上を指定する手段とを備
え、かつ、指定された図形データ群に属する図形のみを
強調表示するよう制御する手段、および/または、予め
またはこの状態で指定された図形データ群に属する図形
のみを編集可能とするよう制御する手段を備えて、図形
の編集を行なうことを特徴とする図形編集装置が提供さ
れる。
ここで、強調表示は、編集が終わった図形ごとに解除
することができる。また、編集可能状態は、編集が終わ
った図形ごとに、編集可能でない不活性状態とするがで
きる。
また、図形の編集を行なう手段としては、例えば、表
示される図形データに含まれる図形について、対応する
整形パターンを生成し、これを各図形に重ねて編集する
と共に、編集された図形データを登録する機能と、表示
される図形データ入力すべきおよび/または記号につい
て、対応する大きさの文字パターンおよび/または記号
のパターンを生成し、これを対応する位置に配置すると
共に、編集された文字および/または記号について、そ
れらのデータを登録する機能とが挙げられる。
[作 用] 本発明は、編集すべき図形データを、複数の図形デー
タ群に分けて入力する。この際、図形データを構成する
要素を、共通の編集作業を行なえる図形の群、例えば、
線分、曲線、円、正方形、文字、記号等のような図形の
種類によって、分類し、それらをまとめて、図形データ
群とする。これにより、編集の作業を共通化できる。ま
た、強調表示および編集可能な図形の選択が、図形デー
タ群単位に行なうことができる。従って、作業能率が向
上する。
また、編集する図形を強調表示することによって、編
集対象となる図形の選択が容易になる。また、強調表示
した図形のみを選択するように活性・不活性の方式を組
み合わせることによって、不活性となった図形は選択さ
れないため、図形選択・非選択の動作を低減することが
できる。これによって、図形編集が容易になる。
さらに、図形の編集が終了すると、その図形ごとに強
調表示を解除する。これにより、もし、編集されていな
い図形があれば、そのまま強調表示されているため、場
所と内容を容易に確認できる。これによって、もれなく
確実に編集を行なうことができる。
また、文字・記号について編集を行なう場合、入力す
る文字・記号を含む図形データを強調表示し、下絵の文
字・記号の図形データを選択する。そして、これから入
力したい文字・記号パターンを発生させ、所定の位置に
置く。そして、図形情報を削除するか、強調表示を解除
する。以上の処理を続けて文字・記号を入力してゆく。
もし、入力されていない文字・記号があれば、そのまま
強調表示されているため、場所と内容を容易に確認でき
る。これによって、もれなく確実に文字・記号入力する
ことができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について、図面を参照して説明
する。
本発明の図形編集装置の一実施例の構成の概要を第1A
図に示す。
第1A図において、本実施例の図形編集装置は、編集対
象単位ごとに特徴付けられた複数の図形データ群を記憶
する記憶手段1と、記憶される複数の図形データ群の全
部または一部について表示する表示手段2と、表示され
る複数の図形データ群のうち1または2以上を指定する
指定手段3とを備え、かつ、指定された図形データ群に
属する図形のみを強調表示すると共に、編集が終わった
図形ごとに強調表示を解除するよう制御する強調表示制
御手段4と、予めまたはこの状態で指定された図形デー
タ群に属する図形のみを編集可能な活性状態とし、編集
が終わった図形ごとに、編集可能でない不活性状態とす
るよう制御する活性/不活性制御手段5と、図形の編集
を行なう図形編集手段6とを備えている。
また、本実施例の図形編集装置は、用紙に描かれた図
形を読み取って、電気信号の図形データに変換する図形
入力手段8と、入力される図形データを編集対象単位ご
とに特徴付けて1または2以上の図形データ群とする特
徴付け手段7と、予め指定された順序に従って、複数の
図形データ群から選択される図形データ群に属する図形
について、順次強調表示するよう制御する順序指定機能
9とを備える。
図形編集手段6は、表示される図形データに含まれる
図形について、対応する整形パターンを生成し、これを
各図形に重ねて編集すると共に、編集された図形データ
を登録する機能6aと、表示される図形データ入力すべき
および/または記号について、対応する大きさの文字パ
ターンおよび/または記号のパターンを生成し、これを
対応する位置に配置すると共に、編集された文字および
/または記号について、それらのデータを登録する機能
6bとを備える。
なお、本実施例において用いられる上述した各手段お
よび機能は、適宜取捨選択することができる。例えば、
図形編集手段6は、扱う図形データによっては、二つの
機能6a,6bのうち、いずれか一方を備えていればよい。
また、例えば、強調表示制御手段4と、活性/不活性制
御手段5と、図形入力手段8と、特徴付け手段7と、順
序指定機能9は、実施例において扱うデータに応じて、
適宜省略することができる。
次に、本実施例の上述した各手段および機能を実現す
る、より具体的な構成について、第1B図を参照して説明
する。
本実施例の図形編集装置は、システムの動作を制御す
る計算機101と、図形、文字、記号等の図形データ、計
算機101の動作プログラムなどを記憶保持するメモリ装
置102aおよび外部記憶装置102bと、マンマシン・インタ
フェースとして機能する入力装置103と、図形編集部104
と、文字・記号入力部105と、強調図形選択部106と、強
調順序スケジューリング部107と、図形データ等をカラ
ー表示するグラフィック・ディスプレイ装置(以後GTと
略記する)108と、図形を入力する図形入力装置109とを
備えて構成される。
計算機101は、CPUを含んで構成され、メモリ装置102a
に格納されるプログラムに従って、104から107までの各
機能の起動、データの授受、タイミング等の制御、GT10
8および図形入力装置109の制御等のシステムの制御など
を行なう。なお、計算機101は、以下、単にCPUと略記す
ることもある。
メモリ装置102aは、ランダムアクセスメモリ(RAM)
からなり、プログラム、図形データ、各種テーブル等を
一時記憶する。外部記憶装置102bは、例えば、磁気ディ
スク装置、光ディスク装置等の記憶装置であって、大量
の図形データ、プログラム等を格納する。
入力装置103は、キーボード103aおよびマウス103bを
有している。オペレータは、この入力装置103を用い
て、システムに指示を行なうことができる。なお、入力
装置としては、上記したものに限らず、例えば、タッチ
パネル、タブレット入力装置等を用いることもできる。
図形編集部104は、図形処理機能を有し、編集する図
形を指定し、線分の追加、削除、整形等の修正を行う。
文字・記号入力部105は、例えば、かな漢字変換機
能、文書編集機能等を有し、文字・記号領域を切り出す
こと、文字・記号パターンをROMのようなメモリから読
み出してGT108の上に表示すること、表示した文字・記
号をカーソルにして画面上を自由に動かせるようにする
こと、文字・記号を所定の場所に置いて、その位置や大
きさの情報をデータ化することを行う。
強調図形選択部106は、入力する特定の文字・記号の
色を指定し、選択した図形が対象となる図形に属するか
どうかを判定すること、強調情報を登録したテーブルを
変更して、図形の強調表示をすること等を実行する。
強調順序スケジューリング部107は、強調表示する順
序を、図形、文字・記号等の強調対象の種類ごとにスケ
ジューリングする機能を有する。
上記104から107までの各機能は、本実施例において
は、コンピュータ、ハードロジック等を備えて、それぞ
れ独立の装置として構成される。なお、上記装置の全部
または一部について、共通のハードウェアシステムを用
いて、実現するようにしてもよい。また、計算機101に
おいて、これらの機能をプログラムにより実行するよう
にすることもできる。
図形入力装置109は、例えば、ディジタイザ、スキャ
ナのように、用紙に描かれた図形を電子情報として取り
込む装置であって、撮像入力し、画像データに変換する
10実施例では、さらに、ベクトル化アルゴリズムを用い
て、ベクトルデータに変換3る機能を有している。
本実施例では、強調表示のパラメータとして、色彩、
明度、飽和度をパラメータとするHLS(Hue Lightness S
aturation)を考える。これらによって、第6図に示す
ように、特徴コードが定義される。これは、別のパラメ
ータでも構わない。例えば、RGB(Red Green Blue)パ
ラメータなどがある。図形データは、座標列によるベク
トルデータを考えるが、画素データへの拡張も容易にで
きる。第6図に示すテーブルは、例えば、メモリ装置10
2aに設定される。
次に、図形編集方法の一実施例について、上記図形編
集装置を用いて、第2図および第3図に示す図形データ
の編集を行なう場合を例として、説明する。
編集について示す前に、図形編集装置への図形データ
の入力方法について説明する。
入力したい図形の数が非常に多い場合には、計算機10
1を使った作画では非常に能率が悪いため、通常は用い
られない。そのため、スキャナのような撮像入力を行な
う図形入力装置109を使う。すなわち、図形入力装置109
は、用紙に描かれた図形データを、撮像入力し、画像デ
ータに変換する。さらに、ベクトル化アルゴリズムを用
いて、ベクトルデータに変換する。ここでは、撮像入
力、ベクトルのアルゴリズムについては指定しない。し
かし、ベクトル化の結果は、直線であるべきとこらがジ
グザグ形状の折線になっていたり、本来直下であるコー
ナー部が劣化するなどそのままでは使用できないことに
注意する。
撮像入力する場合には、図形の種類ごとに階層分けし
て入力する。例えば、第2図(a)のような図形を入力
するために、円、正方形、長方形、接続線に分けて、そ
れぞれをトレーシングペーパ等の用紙に作画して、この
用紙をそれぞれ図形入力装置109により撮像入力する。
そして、ベクトル化した後、色分けして、この色を示す
情報を、特徴コードとしてそれぞれのベクトルデータに
付与する。
なお、特徴コードは、色データに限らない。例えば、
実線、破線、鎖線等の線種、線の太さ等の特徴をコード
とすることもできる。ここでは、カラーディスプレイを
用いているので、オペレータが認識しやすい、色を特徴
コードとして用いている。
ここまでの状態、円、正方形、長方形、接続線のそれ
ぞれについて、図形データ群が構成される。各図形デー
タ群は、それぞれ特定の色を示す情報により特徴づけら
れて、互いに他の図形データ群と識別される。
また、図形中に文字や記号や含む場合には、これらに
ついても、同様に階層分けして入力する。
このようにして、円、正方形、長方形、接続線、文
字、記号のそれぞれが、異なる階層に属するように設定
される。各図形データ群は、1または2以上の図形や、
文字、記号等が、いずれもベクトルデータの形で、集合
を形成する。
この後、各図形データをマージンする。これによっ
て、GT108に、図形が合成された状態で表示される。こ
の際、各図形は、データ群ごとに色で区別されて表示さ
れる。すなわち、同一データ群に属する図形は同一の色
で、異なるデータ群に属する図形は異なる色でそれぞれ
表示される。
上記色分けは、図形入力装置109から入力される図形
データ対応に、入力装置103からオペレータが色を指定
することにより行なうことができる。また、図形入力装
置109に対し、直接指示することにより行なう構成とし
てもよい。
また、一枚の用紙に図形の種類ごとに色分けして図形
入力装置109に入力し、図形入力装置109において、色を
検出し、色分けに対応して図形データを区別して、ベク
トル化するようにしてもよい。これによっても、図形を
差別化することができる。この場合、図形入力装置109
に、カラーセンサを設けておく。
また、色をバーコード等で指示することとして、図面
上の所定位置にバーコードを配置してもよい。この場合
には、図形入力装置109に、バーコードリーダを設けて
おく。
なお、図形データのベクトル化は、本実施例では、図
形入力装置109において行なう構成としているが、計算
機101において行なう構成としてもよい。また、ベクト
ル化を行なう専用の装置を設けてもよい。
複雑な図形の場合には、図形の構成要素を大きな単位
で分類して、各分類ごとに1枚の用紙に図形を描き、さ
らに、同一用紙内において、図形の要素を色分けして描
くようようににしてもよい。
このようにして、図形データが用意され、このデータ
は、メモリ装置102aに格納される。
なお、大量の図形データが入力されるときは、外部記
憶装置102bに格納して、必要なデータをメモリ装置102a
に転送して、表示および処理を行なうこともできる。ま
た、図形入力と編集とを別に行なう場合、また、他のシ
ステムにおいて入力された図形データを用いて編集を行
なう場合、外部記憶装置102bの記憶媒体に、編集前の図
形データを格納しておいて、メモリ装置102aに転送して
利用することもできる。もちろん、外部記憶装置102b
は、編集後の図形データを保存するため、また、図形の
強調、編集等のために設けられる各種テーブル等の保存
についても用いられる。
上記したように合成されて表示される図形データは、
入力に用いた下絵自体の不備、図形入力時の量子化誤差
等による見かけ上の変形(ゆがみ、紙の切れ、コーナー
部での形状変形など)を有していることが多い。
また、GT108による表示される図形は、ベクトル化に
よって各図形が線分単位に分解されているため、見かけ
上、正常な図形であっても、図形自体がなんら構造的な
個性を有していない。すなわち、画面に表示される図
形、例えば、第2図(a)において、正方形として表れ
ている図形は、見かけ上は正方形であっても、それを構
成する線分は、それぞれが互いに無関係なベクトルデー
タであって、データの構造からは、正方形を構成してい
ることは分からない。図形データを、有効に利用するに
は、各図形自体が個性化されて、それぞれが識別できる
ことが必要である。
そのため、図形自体の外見上の変形の修正と共に、図
形自体を個性化する作業が必要となる。以下、この個性
化する作業を含めて、これらの作業を編集作業として、
説明する。なお、本発明は、単に、図形データの浄書を
行なうことのみに適用することも可能である。
第2図(a)において、正方形図形が変形していると
して修正を加える。この正方形図形は、他の図形と、デ
ータに埋め込まれた特徴コードによって区別されている
とする。
正方形図形だけを表示して修正することも考えられる
が、例えば、重なりを防ぐなど、図形間の相対位置も重
要であるため、図形をすべて表示することが必要にな
る。対象となる図形は、大量に画面上に分布しているた
め、十分注意しないかぎり、修正もれが出てくる可能性
がある。そのため、正方形図形の明度を上げ、その他の
図形の明度を落す。こうして、第2図(b)に示すよう
に、正方形図形のみが強調表示される。
強調表示する図形データ群の選択は、強調表する図形
データ群の選択を指示するコマンドと、図形データ群を
特定する色を、入力装置103から入力することにより、
行なうことができる。コマンドや、特徴コード(ここで
は、色)の指定は、例えば、キーボード103aから、一定
のフォーマットに従って入力することができる。また、
GT108の画面上に、コマンドや色の指定に対応するアイ
コンを設け、対応するアイコンを、マウス103bによりク
リックすることにより行なうようにしてもよい。後者に
よれば、オペレータの操作が容易となり、作業能率は向
上する。
また、この強調表示は、1または2以上の図形データ
群について、強調順序スケジューリング部107により予
め設定された強調順序スケジュールに従って、順次自動
的に行なうこともできる。例えば、円、正方形、長方
形、接続線のそれぞれの図形データ群の順に設定すれ
ば、まず、円の図形データ群について強調表示が行なわ
れ、これについての編集が終了すると、次の、正方形の
図形データ群が強調表示される。このデータについて編
集が終了すると、次に長方形の図形データ群が強調され
る、というように、順次行なわれる。また、さらに、文
字、記号等についても編集する必要がある場合には、こ
れらを含めて順序を定めることができる。
強調順序スケジューリュは、編集したい図形データに
合わせて、オペレータが、入力装置103から編集順序に
従って、設定することができる。また、図形入力装置10
9において、入力を行なった順に、強調順序を自動的に
設定することができるようにしてもよい。強調順序スケ
ジューリング部107は、これらの設定を受け付けて、強
調順序を示すスケジュール表を、メモリ装置102aに設定
する。このスケジュール表は、特徴コードと、順位とを
対応させて設定される。なお、第6図に示すテーブル
に、順位情報を付加するようにしてもよい。
この順序管理を行なうため、強調図形選択部106は、
例えば、編集中の図形データ群の図形データが、編集さ
れる枚に強調表示解除されることを利用して、当該図形
データ群のすべての図形データが強調表示解除されたか
示かを監視し、解除されたと確認したとき、スケジュー
ル表を参照して、次の順位にある図形データ群の強調表
示をGT108に指示する。また、後述するように、不活性
フラグを調べることにより行なうこともできる。
ここで、強調表示は、強調対象となる図形、例えば、
正方形の明度を通常の表示明度より上げることによっ
て、行なうことができる。しかし、表示明度を上げる
と、長時間の作業を行なう場合に、オペレータの目を疲
労させ、結果的に作業性が低下することがあり得る。そ
こで、本実施例では、正方形図形の明度を通常の明度と
し、他の図形の明度を下げることにより、相対的に正方
形明度を高くして、強調表示を行なっている。これによ
り、オペレータの目を疲労させることが少ない状態で、
強調表示が可能となる。
こうして強調表示された図形を選択して、修正等の編
集を行なう。
編集を終了した図形は、明度を低くすることによって
強調表示を解除する。このようにすると、第2図(c)
に示すように、編集されていない図形は、強調表示され
たままなので、未編集が容易に確認できる。
なお、この強調表示に、点滅表示を用いることも考え
られるが、次のような問題があり、アラーム等のよう
に、特別に強調が必要な場合を除いては、好ましくな
い。本実施例においては、採用していない。すなわち、
大量の図形が点滅表示すると、オペレータにも使用しづ
らいこと、疲労の原因になること、点滅表示したまま図
形の編集をすることが困難であること、などの問題があ
る。
ところで、図形を編集するときには、対象となる図形
を指定することが必要になる。しかし、第4図に示すよ
うに指定点に対して、ある範囲内の図形を検索するとき
に、その範囲内の図形(明度の低くなっている図形も含
めて)を全て検索して、オペレータに選択を求めること
になる。第4図では、指定点P1を指示すると、破線で示
す範囲が検索範囲Rとなり、この検索範囲R内に一部が
含まれる図形A,B,Cが選択される。
そのため、所定の図形だけを選択するようにすれば、
図形選択をする回数を少なくすることができる。このた
めには、強調表示されている図形のみを活性(アクセス
可能の意味)にして、他は不活性にすればよい。これ
は、図形データ中に、活性・不活性フラグを設けること
によって実現できる。第6図に、図形データ群を特定す
る特徴コードに対応して、活性・不活性フラグとして、
不活性ビットが設けてある例を示す。
強調表示された図形のみがアクセスできるようになる
と、図形の選択・非選択を行う動作が少なくなる。これ
は、不活性となった図形は、フラグの判定によって選択
されないからである。結果として、図形の編集が非常に
速くできるようになる。
次に、図形を編集するためのアルゴリズムの一例につ
いて、第5図を参照して説明する。
アルゴリズムの流れの制御は、CPU101により行なわれ
る。すなわち、CPU101は、入力装置103からの指示の入
力有無を監視する。オペレータにより入力装置103から
図形の編集作業の開始指示があると、強調表示する図形
の特徴を調べるために、対象となる図形を選択するよ
う、ガイドメッセージ等をGT108に表示させる。オペレ
ータは、マウス103bを用いて、表示されている図形を直
接指示するか、キーボード103bから図形の色を指定する
ことにより、指定を行なう。オペレータの図示が終った
ところで、CPU101は、強調図形選択部106を起動する
(ステップ501)。
強調図形選択部106は、図形データテーブルを調べ
て、指定された図形の特徴(色コードなど)を求める。
対象外の図形の明度は、変更して、第6図に示すような
テーブルに書き込む(ステップ502)。例えば、編集し
たい図形の特徴コードをnとすると、n以外の特徴コー
ドを持つ図形の明度を低く設定する。
強調図形選択部106は、CPU101の制御の下で、このテ
ーブルの内容を、GT108に送り、編集対象以外の図形を
暗くするよう制御する(ステップ503)。
こうして、対象とした図形のみが強調表示されるた
め、図形の編集が容易になる。
次に、CPU101は、図形編集部104を起動して、図形の
編集処理を行なわせる。図形編集部104は、未編集の図
形の有無を調べ、未編集の図形について、オペレータか
らの指示に従って、例えば、後述するようにして、図形
の編集処理を実行する(ステップ504,505)。この編集
は、未編集の図形が残っているかぎり続ける(ステップ
504)。これは、強調表示されたまま残っている図形が
存在することに対応する。従って、GT108の画面に、強
調されたままの図形があるときは、未編集の図形が残っ
ていることが、オペレータに容易に認識されるので、編
集もれが防止される。
編集が終了すると、CPU101は、図形編集部104から強
調図形選択部106に処理を移す。強調図形選択部106は、
全図形の明度を変更前の状態に戻す(ステップ506)。
次に、CPU101は、オペレータに編集したい図形を選択
させ、ステップ501〜506と同じ処理を繰り返す。
上記ステップ505において行なわれる図形編集の一実
施例について、第7図を参照して説明する。ここでは、
正方形を編集する例を示す。
第7図(a)は、ベクトル化した直後のベクトルデー
タVdであり、線分にゆがみや切れ、コーナー部の劣化が
生じている状態を示す。
図形編集に際して、まず、図形編集部104は、入力装
置103を介して、オペレータからの指示を受け、編集対
象となる図形データの整形された状態を示す図形パター
ンを、カーソルテンプレートTpとして自動生成する。こ
こでは、正方形について整形するものとして、目的の正
方形のカーソルテンプレートTpを生成する。
なお、カーソルテンプレートは、オペレータの指示に
より、任意の図形を作画して、生成することができる。
また、正方形、円、長方形等の典型的な図形パターンに
ついても、システム側で予め用意しておいてもよい。ま
た、作画した図形パターンについても、登録しておき、
再利用することができるようにしてもよい。さらに、相
似形については、基本パターン用意し、他のものは、大
きさを指示することにより生成する構成としてもよい。
次に、図形編集部104において自動生成した正方形の
カーソルテンプレートTpを、オペレータが、入力装置10
3(マウス103b)を用いて指示することにより、マニュ
アルで動かして、修正すべきベクトルデータVdに重ね
る。第7図(b)は、この状態を示している。
ここで、オペレータが、キーボードー103aまたはマウ
ス103bにより、整形実行を指示すると、図形変形部104
は、テンプレートの各線分から指定の範囲内にある図形
のベクトルデータを、第8図(a)に示すようなテーブ
ルを検索して求め、テンプレートに引き込む。すなわ
ち、テンプレートの正方形を構成する線分の近傍内にあ
るベクトルデータ群を、正方形各辺の線分に対応するベ
クトルデータに置き換える。このとき、コーナー部は、
接続され、直線上に引き込まれた点は消去される。この
編集処理の結果を再描画した状態が、第7図(c)に示
される。
ここで、第8図(a)のテーブルは、ベクトルデータ
の座標数801と、線情報802と、座標値803とを含む。
編集された正方形のベクトルデータVDを、一つのまと
まったデータとして識別できるように、コードを付与し
てもよい。これは、オペレータが、入力装置から指示す
ることにより行なうことができる。また、整形処理順
に、自動的に付与するようにしてもよい。このように、
図形データに、個別的に識別コードを付与することによ
り、それらに属性を与えることができるようになる。そ
のため、図形データを種々の用途に広く利用することが
可能となる。
図形編集部104は、メモリ装置102aに新たな図形デー
タテーブルを生成して、これらの整形されたベクトルデ
ータVdを、これに登録する。また、第8図(a)に示す
テーブル中に、それまでのベクトルデータに代えて、登
録するようにしてもよい。
ここで、オペレータが、キーボード103aの更新のキー
を入力すると、強調図形選択部106により、第7図
(d)に示すように強調表示が解除される。
上記アルゴリズムにおいて、ここまでの方式では、編
集する図形を選択するのに、場所を指定して、ある範囲
内に存在する図形を選択することが必要であるが、何の
制約もない場合には、対象以外の図形をも選択すること
があり得る。そのため、オペレータが、いずれの図形を
選択するかの指示動作をすることが必要になる。しか
し、これは、図形が混んでいると、かなりの作業量にな
る。そこで、ステップ504に、強調表示しない図形につ
いて、そのデータに不活性フラグを立てておく処理を追
加する。これにより、強調図形選択部106は、フラグを
判定して、対象となる図形のみを選択する。このため、
選んだ図形がオペレータの意図に合うかどうかの判断動
作が少なくなり、図形編集の能率が上がる。
このフラグは、例えば、第8図(a)に示すように、
不活性ビット804として設定される。また、フラグは、
第6図のテーブルに付加することも考えられる。このと
きは、ベクトルデータにフラグを立てる必要はないた
め、編集処理終了後、フラグを消去するプロセスが必要
でなくなる。
次に、図形データ中に混在する文字について、編集を
行なう場合の実施例について、上記実施例と同様に、第
1B図に示す実施例の装置を用いて実施する場合を例とし
て、説明する。
第3図の例は、文字の入力である。ここでは、文字の
整形パターンを下絵の文字パターンと置き換えて行く。
ここで、文字とその他の図形の区別は、特徴コードに
よってなされるものとする。しかし、第3図(a)で
は、文字の形状のみがデータとしてあるだけで、その意
味については与えられていない。文字は、収まるべき領
域からはみ出していることもあるため、文字と他の図形
の同時表示は、必要である。この動作を行うのに、文字
色を指定し、文字以外の図形の明度を低くする。この状
態を、第3図(b)に示す。
オペレータは、GT108を見て、文字データがあれば、
整形パターンを発生させ、回転・拡大・縮小を行って、
下絵と重ねて行く。文字列を置くと、第3図(c)に示
すように、下絵図形を消去するか、明るさを低くする。
この動作を、強調表示された図形がなくなるまで繰り返
す。文字が入力されていなければ、下絵の図形が強調表
示されているため、入力もれが容易に確認できる。
次に、文字データを入力するためのアルゴリズムにつ
いて、第9図を参照して説明する。
ここで、文字と、この他の図形の区別は、色コードに
よってなされるとする。しかし、文字は、その形状のみ
がデータとしてあるだけで、その意味については与えら
れていない。
アルゴリズムの流れの制御は、CPU101により行なわれ
る。すなわち、CPU101は、入力装置103からの指示の入
力有無を監視する。オペレータにより入力装置103から
文字の編集作業の開始指示があると、強調表示する文字
の特徴を調べるために、対象となる文字を選択するよ
う、ガイドメッセージ等をGT108に表示させる。オペレ
ータは、マウス103bを用いて、表示されている文字を直
接指示するか、キーボード103bから文字の色を指定する
ことにより、指示を行なう。オペレータの指示が終った
ところで、CPU101は、強調図形選択部106を起動する
(ステップ901)。
強調図形選択部106は、メモリ装置102aに設定され、
文字をベクトルデータとして記憶している文字データテ
ーブルを調べて、指定された文字の特徴(色コードな
ど)を求める。対象文字外の図形の明度は、変更して、
第6図に示すようなテーブルに書き込む(ステップ90
2)。例えば、編集したい文字の特徴コードをnとする
と、n以外の特徴コードを持つ図形の明度を低く設定す
る。
ここで、文字に関し、異なる特徴コードを持つ図形デ
ータ群が複数ある場合、すなわち、文字が複数の階層に
分かれて入力されている場合には、指定された特徴コー
ドを有しない文字の図形データ群についても、明度を低
く設定する。
また、例えば、文字を線分等からなる図形に嵌め込む
ような場合、それらの図形についても、強調表示する
と、他の図形との区別ができ、作業性が改善できること
がある。この場合には、強調表示を2以上の図形データ
群について指定することになる。
さらに、文字と、その背景となる図形とを、同一階層
の図形データ群に属するようにしてもよい。この場合に
は、文字とその背景の図形が、一の指定で、同時に強調
される。
強調図形選択部106は、CPU101の制御下で、このテー
ブルの内容を、GT108に送る。これを受けて、GT108は、
編集対象以外の文字を暗くして表示する(ステップ90
3)。
この状態を第10図(a)に示す。この図では、理解し
やすくするため、背景となって暗くなっている図形を点
線で示している。実線は文字データであり、暗くなって
いないことを示す。こうして、対象とした文字のみが強
調表示されるため、文字の編集が容易になる。
次に、CPU101は、文字・記号入力部105を起動して、
文字の編集処理を行なわせる。文字・記号入力部105
は、未編集の文字の有無を調べ、未編集の文字につい
て、オペレータからの指示に従って、例えば、後述する
ようにして、文字の編集処理を実行する(ステップ904
〜911)。この編集は、未編集の文字が残っているかぎ
り続ける(ステップ904)。これは、強調表示されたま
ま残っている文字が存在することに対応する。従って、
強調表示が残っていれば、未編集のデータがあること
が、オペレータに認識されるので、編集もれの防止が図
れる。
編集が終了すると、CPU101は、文字・記号入力部105
から強調図形選択部106に処理を移す。強調図形選択部1
06は、全文字の明度を変更前の状態に戻す(ステップ91
2)。
次に、CPU101は、オペレータに編集したい文字を選択
させ、ステップ901〜912と同じ処理を繰り返す。
次に、ステップ905〜911において実行される文字の編
集処理について、説明する。
文字の編集に際しては、まず、オペレータが、GT108
をみて、編集したい文字データについて、その文字の
“読み”または“コード”を、キーボード103aから入力
する。文字・記号入力部105は、入力装置103を介して入
力される“読み”または“コード”を、カナ漢字変換機
能あるいはコード漢字変換機能によって、入力したい文
字列に変換する。そして、CPU101は、この文字列を、GT
108に送り、表示させる(ステップ905)。文字列は、フ
ォント文字であっても良いし、ベクトル文字列でも良
い。あらかじめ、ROMなどに登録しておけば、パターン
の発生は高速化される。
また、文字・記号入力部105は、文字列パターンのカ
ーソルを生成する(ステップ906)。
カーソルの文字列パターンは、文字の大きさ、方向等
が規格化されて、表現されている。しかし、地図等の図
形データ中に書き込まれている文字は、その大きさおよ
び方向が、常に一定に書かれているとは限らない。この
ため、カーソルの文字列の回転・拡大・縮小を行なう
(ステップ907)。
この方式として、例えば、ベクトル文字パターンにつ
いては、特徴点の座標(xi,yi)(i=1,2,…,n)に対
して、次の変換 Xi=a(xi−x0)cosθ−b(yi−y0)sinθ Yi=B(xi−x0)sinθ+a(yi−y0)conθ ……(1.1) を実行する。ここで、a,bは、それぞれ平行方向、垂直
方向の拡大率、θは回転角である。これらは、オペレー
タが、カーソルの大きさおよび回転角を、入力装置103
から指示することにより設定される。また、特徴点の座
標(xi,yi)は、カーソルの表示装置によって、決定さ
れる。
なお、文字列を、背景の図形の枠内に収容したり、図
形のある線分と平行に配置する場合のように、文字列の
配列の基準となる図形がある場合、その図形の基準とな
る枠や線分を指定することにより、文字列の配置位置、
角度、大きさを自動的に設定するようにしてもよい。こ
の場合、基準となる枠や線分について、上述した実施例
のようにして、図形の編集が既に行なわれていれば、そ
のデータを利用することにより、容易に実現することが
できる。
文字カーソルの操作の一例について、第11図に示す。
第11図(a)は、“国分寺”の文字列からなるカーソル
Cuを、拡大し、さらに、位置を変えた結果を示す。第11
図(b)は、“日立市”の文字列からなるカーソルCu
を、回転した結果を示す。第11図(c)は、“国分寺”
の文字列からなるカーソルCuを、横書きから縦書きに変
換した結果を示す。
文字列カーソルは、入力装置103を介して、オペレー
タの指示により、入力したい位置に持って行き、その場
所に文字列を入力する(ステップ908)。第10図(b)
は、文字カーソルCuをベクトルデータVdに重ねて置こう
としている状態を示す。
そして、(1.1)式によって変換した座標(xi,yi)
は、順次GT108に転送され、これによって、文字は再描
画される。
このようにして、再描画された文字は、文字テーブル
に登録される(ステップ909)。すなわち、文字・記号
入力部105は、文字列のカーソルが、所定位置に配置さ
れると共に、大きさも適当であるとして、オペレータか
ら入力装置103を介して登録の指示があると、当該カー
ソルの文字列を、文字テーブルに格納する。この文字テ
ーブルは、例えば、メモリ装置102aに設けられる。
この文字テーブルの構成の一例を、第8図(b)に示
す。
この文字テーブルには、格納されている文字数811
と、文字列に関する識別情報としての文字情報812と、
当該文字列の標準パターンに対するX方向拡大率813、
Y方向拡大率814および回転角815と、文字間隔816と、
配置されている文字のコード1〜n817とが格納される。
また、文字情報812には、活性・不活性を示すフラグと
して、不活性ビット818が設けてある。この他に、当該
文字列に関する属性情報を格納することもできる。
文字列の構成文字をコード化することにより、例え
ば、地図であれば、特定の地名、施設名等の検索を容易
に行なうことができ、また、設計図であれば、部品等を
容易に検索することができる。
次に、文字列を描画すると、その背後にあるベクトル
を消去するか、明るさを低くする。このために、文字列
の背後にあるデータを切り出す(ステップ910)。CPU10
1は、この処理を行なうため、強調図形選択部106を起動
する。
強調図形選択部106は、このため、文字列の外接四角
形を求める。一個の文字列の長さをm、高さをn、文字
の間隔をl、文字数をkとすると、外接四角形の幅は、
mk+l(k+1)(文字列の右端、左端の幅も含めてい
る)であり、高さはn+2lである。そして文字列の基準
点を左下隅として(x0,y0)とすると、左上隅の座標
は、 (mk+l(k+1)+x0,n+2l+y0) ……(1.2) である。
下絵図形の座標が回転した外接四角形の中にあるかど
うかは、(1.1)式の逆変換式より判定できる。
xi=a(Xi+x0)cosθ+b(Yi+y0)sinθ yi=−b(Xi+x0)sinθ+a(Yi+y0)conθ ……(1.3) より求まる(xi,yi)4個の座標が、 (x0,y0) (mk+l(k+1)+x0,y0) (mk+l(k+1)+x0,n+2l+y0) (x0,n+2l+y0) によって囲まれる矩形中にあれば、下絵図形の座標は外
接四角形の中にある。
外接四角形内の下絵図形は、消去あるいは暗くする
(ステップ911)。ここで、下絵図形である文字ベクト
ルを消去するには、座標データを、GT108の背景色と同
じにし、これを転送して描画すればよい。文字のベクト
ルデータを暗くする場合は、明度を変換して描画するこ
とによってなされる。
第10図(c)は、上述したように、文字カーソルによ
って配置された文字列を登録すると共に、下絵図形であ
る文字のベクトルデータを消去した状態の文字パターン
を示す。
さらに、ステップ902で、文字以外の図形データに不
活性フラグを立てておく処理を追加すると、このフラグ
を判定して、(1.3)の変換式を適用する図形を限定で
きる。
文字の編集が終了すると、文字・固形の明るさを初期
状態にもとす(ステップ912)。文字が入力されていな
い場所は、下絵の文字ベクトルが強調表示されているた
め、容易に判定できる。
以上の作業は、文字ベクトルがなくなるまで繰り返す
(ステップ904)。
このような画面表示は、他の記号の入力においても有
効である。例えば、地図の場合は、文字以外に地図記号
を入力することが必要になることがある。
このような種類の異なる図形データ群に属する文字、
記号等の図形データを入力する場合に、強調表示する順
序をあらかじめ決めておくこともできる。このため、メ
モリ装置102aに、順序と図形の特徴を対応させた表を登
録しておく。強調図形選択部106は、この表を参照し
て、指定の種類の記号を入力し、終了したら、次に、入
力する種類の記号の明度を変えて、強調表示する図形を
切り替えて行く。
文字・記号を順に入力する場合のアルゴリズムを第12
図に示す。
このアルゴリズムの実行は、強調図形選択部106によ
り行なわれる。また、この順序の登録は、強調順序スケ
ジューリング部107により、上述した実施例の場合と同
様に行なうことができる。
強調図形選択部106は、CPU101により起動されると、
上述した図形編集の実施例の場合と同様に、メモリ装置
102aのスケジュール表を参照する。そして、スケジュー
ル表の強調順序スケジュールが、文字、記号の順に強調
するように設定されているのであれば、これに従って、
まず、文字を表わす図形データの明度を高い状態とし、
それ以外の図形データの明度を低い状態とするように、
明度を変換して、文字のみを強調表示する(ステップ12
01)。ここで、明度は、実際には、文字データについ
て、通常の表示における明度とし、それ以外の図形デー
タについて、明度を低くするように変換する。
その後、文字・記号入力部105により、上述したよう
にして、文字の編集を行なう(ステップ1202)。
この後、強調図形選択部106は、オペレータから入力
装置103を介して、文字編集終了の指示があると、表示
の明度を初期状態に戻す(ステップ1203)。
次に、強調図形選択部106は、強調順序スケジュール
に従って、次に強調すべき記号について、強調処理を行
なう。すなわち、色情報テーブルの中の記号の明度を変
換して、記号のみを通常の表示の明度とし、それ以外の
図形データについての明度を低くする(ステップ120
4)。
記号が強調された後、記号について、編集を行なう
(ステップ1205)。
なお、強調図形選択部106は、強調されていた図形デ
ータ群に属するすべてのデータが強調解除となったと
き、オペレータの指示を持たず、自動的に次の強調対象
の強調処理に移るように構成してもよい。
上述のようにして、編集された、図形データは、メモ
リ装置102aに格納されているが、それらは、適宜外部記
憶装置102bに転送して、保存することができる。
また、後述するように、プリンタを接続して、図形を
印刷することもできる。
上記実施例の図形編集装置は、図形編集部104、文字
・記号入力部105、強調図形選択部106および強調順序ス
ケジューリング部107として、それぞれ独立の装置を備
え、それらを情報処理装置に接続して構成される。本発
明は、これに限定されず、計算機101において、これら
の機能をプログラムにより実行するようにすることもで
きる。
第13図に、このような構成した図形編集システムの一
実施例の構成を示す。
本発明の図形編集システムは、第13図に示すように、
計算機(CPU)101と、メモリ装置102aと、外部記憶装置
102bと、グラフィック・ディスプレイ(GT)108と、図
形入力装置109と、キーボード103aおよびマウス103bを
有する入力装置103とを備える情報処理装置に適用され
て構成される。
これらの各装置は、上述した第1B図に示す実施例にお
いて用いられた装置と基本的には同じである。なお、計
算機101は、より大型で高速に処理できるもの、また
は、マルチプロセッサ構成のものであれば、より好まし
い。
計算機101は、オペレーティングシステムとして機能
する制御部101a、図形編集部104、文字・記号入力部10
5、強調図形選択部106および強調順序スケジューリング
部107の各機能を実行することができる。これらの各機
能は、それぞれ対応するプログラムCPU101が実行するこ
とにより実現される。これらのプログラムは、磁気ディ
スク、光ディスクなどの記憶媒体に格納されて、供給で
きる。また、ROMにより供給することもできる。
図形編集システムのプログラムは、磁気ディスク等の
記憶媒体により供給される場合、外部記憶装置102bから
メモリ装置102aに転送される。本実施例において、図形
編集システムは、CPU101がこれを順次読み込んで、実行
することにより、実現される。
制御部101aは、システムの動作に対応して、オペレー
タが行なうべき種々の操作について、ガイダンスをGT10
8に表示する、ガイダンス機能を備えることが好まし
い。このような機能を備えることにより、図形編集を対
話形式で行なうことができ、熟練者でなくとも、容易に
作業が行なえる。
上記各実施例の装置には、プリンタを接続することも
できる。第14図および第15図は、例えば、レーザービー
ムプリンタ等のプリンタ110を接続して構成される図形
編集装置および図形編集システムの各実施例を示す。な
お、これらの実施例については、プリンタを除いては、
上記各実施例と同じ構成であるので、ここでは、プリン
タに関する点を中心に、第14図および第15図の両実施例
についてまとめて説明する。
これらの実施例は、メモリ装置102aまたは外部記憶装
置103bに格納される図形データを、プリンタ110により
印字出力して、地図、設計図等の図面を作成することが
できる。この場合、編集後のデータのみならず、編集前
のデータをも印刷出力することができる。また、階層を
異にする図形データを、合成しないで、各階層ごとに印
刷させることもできる。これらの指示は、例えば、入力
装置103を介して行なうことができる。
なお、プリンタとして、カラープリンタを用いること
もできる。この場合は、上記した図形の特徴コードであ
る色と対応させて、印刷することが可能となる。
次に、本発明の他の実施例について、説明する。
本発明の図形編集装置および図形編集システムは、そ
れぞれ通信装置を接続し、通信回線を介して、他システ
ムとの間で、図形データの送受信を行なう構成とするこ
とができる。
この場合、一実施例として、第16図に示すように、例
えば、上記第1B図、第13図、第14図および第15図に示す
実施例装置から選ばれる2以上の装置10,10を、通信制
御装置11,11と通信回線12を介して接続することにより
構成されるシステムがある。
また、他の実施例として、用紙に描かれた図形の入力
を行なう入力システムと、その編集を行なう編集システ
ムとを分離して、それらを通信手段を介して接続する図
形編集システムがある。例えば、第17図に示すように、
編集すべき図形データを、複数の図形データ群に分けて
入力する図形データ入力システム13と、複数の図形デー
タ群を併せて表示し、予めまたはこの状態で指定された
図形データ群に属する図形のみを強調表示して、図形デ
ータの編集を行なう図形編集システム14とを、分離して
設け、通信制御装置11,11と通信回線12を介して接続す
ることにより構成されるシステムがある。この場合、図
形データ入力システム側に、ファクシミリ装置を用いる
ことも可能である。
また、本発明は、次のような構成とすることもでき
る。
本発明の図形編集は、図形のカーソルパターンを、予
めアイコンで画面内に表示し、それらをマウスにより指
示することにより、カーソル化し、それを上述したよう
に、所定位置に割り付けるように構成することができ
る。この場合、適当な倍率を指示することにより、必要
な面積の図形が生成できるようにすれば、便利である。
また、上記各実施例では、正方形等の図形についての
編集、文字・記号の編集を行なう場合について示した
が、本発明は、これに限らず、種々のイメージデータの
編集に適用することができる。
また、上記各実施例は、図形のみの編集を行なう装置
またはシステム、文字/記号のみの編集を行なう装置ま
たはシステムのようにすることもでき、また、両者を備
えた装置またはシステムとすることもできる。
さらに、上記各実施例では、図形編集部104から強調
順序スケジューリング部107までを備えているが、本発
明は、各装置の目的に合わせて、各機能のうちの一部を
適宜省略したり、さらに、異なる機能を付加したりする
こともできる。付加機能としては、例えば、データベー
ス処理機能が挙げられる。
次に、本発明の応用例について、説明する。
本発明は、地図、海図、配管図、配線図、設計図など
のように、一定の座標系で表現される図形およびそれに
付属する情報、さらに、それらの相互関係を表現したも
のについての電子情報化に広く適用することができる。
例えば、地図をディジタル入力してデータベース化する
コンピュータマッピングシステム、水道管、ガス管等の
施設の管理システム、設計図面管理システム等に適用す
ることができる。例えば、第18図に示すように、図形編
集装置または図形編集システム10と、データベースシス
テム20とを備えて構成され、地図/図面データの入力を
行なう地図/図面データベースシステムが考えられる。
また、第19図に示すように、入力システム13と、編集シ
ステム14と、データベースシステム20とを備えて構成さ
れるものがある。
また、手書き図面や文書の浄書などにも広く適用する
ことができる。例えば、上記第1B図、第13図、第14図お
よび第15図に示す実施例装置から選ばれる図形編集装置
または図形編集システムを用いて、下絵図面を基に製図
を行なう製図支援システムを構成することができる。
なお、本発明は、ベクトルデータに限らず、画像デー
タにも適用することができる。
[発明の効果] 本発明によれば、編集に必要な図形のみを強調表示す
るため、複雑なパターンが多数混在するような場合であ
っても、対象図形の選択が容易になる効果がある。
また、本発明によれば、編集対象の図形のみ活性化す
るため、図形選択の動作を低減できて、図形の編集を能
率的に行うことができる。
さらに、本発明によれば、編集が終了した図形と未編
集図形とを視覚的に区別できるようにして、編集作業を
もれなく確実に行うことができる。これにより、入力結
果の確認作業をする必要がなくなるため、図面等の計算
機入力などの電子情報化工程が短縮される。
【図面の簡単な説明】
第1A図は本発明の図形編集装置の一実施例の構成の概要
を示すブロック図、第1B図は本発明の図形編集装置の一
実施例のより具体的な構成を示すブロック図、第2図は
図形編集の流れを示す説明図、第3図は文字編集の流れ
を示す説明図、第4図は指定点の周辺にある図形の配置
例を示す説明図、第5図は図形編集のアルゴリズムの一
例を示すフローチャート、第6図は図形の特徴(色彩、
明度、飽和度)パラメータと活性、不活性情報を格納し
たテーブルの一例を示す説明図、第7図は図形編集の実
施例を示す説明図、第8図は図形および文字テーブルの
構成例を示す説明図、第9図は文字編集アルゴリズムの
一例を示すフローチャート、第10図は文字編集の一実施
例を示す説明図、第11図は文字カーソルの操作の一例を
示す説明図、第12図は文字・記号を連続編集するための
アルゴリズムの一例を示すフローチャート、第13図は本
発明の図形編集システムの一実施例の構成を示すブロッ
ク図、第14図および第15図はプリンタを接続して構成さ
れる図形編集装置および図形編集システムの各実施例を
示すブロック図、第16図および第17図は本発明の図形編
集装置またはシステムを通信回線で接続した例を示すブ
ロック図、第18図および第19図は本発明の図形編集装置
またはシステムをデータベースに用いた例を示すブロッ
ク図である。 1……記憶手段、2……表示手段、3……指定手段、4
……強調表示制御手段、5……活性/不活性制御手段、
6……編集手段、7……記憶手段、8……図形入力手
段、9……順序指定機能、10……図形編集装置/図形編
集システム、11……通信制御装置、12……通信回線、10
1……計算機(CPU)、102a……メモリ装置、102b……外
部記憶装置、103……入力装置、103a……キーボード、1
03b……マウス、104……図形編集部、105……文字・図
形入力部、106……強調図形選択部、107……強調順序ス
ケジューリング部、108……グラフィックディス プレ
イ装置(GT)、109……図形入力装置、110……プリン
タ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 充 神奈川県海老名市上今泉2100番地 日立 精工株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−133578(JP,A) 特開 昭63−206857(JP,A) 特開 昭62−262860(JP,A) 特開 昭63−239564(JP,A) 特開 昭62−210583(JP,A) 実開 昭60−52543(JP,U)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示装置に表示される図形データを編集す
    る編集方法において、 編集すべき図形データに含まれる複数の図形を、表示装
    置の縦・横に広がりを持つ画面上に表示すると共に、予
    めまたはこの状態で指定された図形について強調表示
    し、 強調表示されている図形について指示を受け付けて、編
    集を行い、 図形ごとに編集終了の指示を受け付け、 編集終了の指示を受け付けた図形について強調表示を解
    除すること を特徴とする図形編集方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、上記図形データは、複
    数の図形データ群に分けられ、各図形データ群は、それ
    ぞれに含まれる図形についてそれぞれ予め定められた共
    通の特徴を有するものであることを特徴とする図形編集
    方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、上記編集すべき図形デ
    ータのうち、強調表示されている図形のみを編集可能と
    し、かつ、強調表示が解除された図形については、編集
    不可とすることを特徴とする図形編集方法。
  4. 【請求項4】表示装置に表示される図形データを編集す
    る方法において、 画像データとして取り込んで、それをベクトルデータに
    変換して記憶した図形データを、複数の図形データ群に
    分け、それらの図形データ群に属する図形を、表示装置
    の縦・横に広がりを持つ画面上に併せて表示すると共
    に、予めまたはこの状態で指定された図形データ群に属
    する図形について強調表示し、 この状態で、指示を受け付けて、形状の修正を行い、か
    つ、図形自体を識別するための個性化を行う編集処理を
    行い、 編集が終わった図形ごとに強調表示を解除すること を特徴とする図形編集方法。
  5. 【請求項5】図形データを編集するための図形編集装置
    において、 編集すべき複数の図形を含む図形データを記憶する記憶
    手段と、 縦・横に広がりを持つ表示画面を有し、上記記憶手段に
    記憶される図形データに含まれる複数の図形の全部また
    は一部を表示する表示手段と、 図形ごとに編集終了の指示を受け付ける手段と、 上記表示手段によって表示画面上に表示されている複数
    の図形のうち、指定された図形について強調表示するよ
    う制御すると共に、上記強調表示されている図形のう
    ち、編集終了の指示を受け付けた図形について上記強調
    表示を解除するよう制御する表示制御手段と、 強調表示される図形について、指示を受け付けて、編集
    を行う手段と を備えることを特徴とする図形編集装置。
  6. 【請求項6】請求項5において、 画像データとして図形データを取り込んで、それをベク
    トルデータに変換して出力する図形入力手段と、 上記図形入力手段によって入力された図形データについ
    て、編集対象単位ごとに特徴付けを行って、当該図形デ
    ータを特徴付けによって分類して複数の図形データ群に
    分ける特徴付け手段と、 上記複数の図形データ群のうち、それに属する図形につ
    いて強調表示すべき図形データ群の指定を受け付ける指
    定手段とをさらに備え、 上記記憶手段は、図形データを、複数の図形データ群に
    分けて記憶し、 上記表示手段は、上記記憶手段に記憶される複数の図形
    データ群に属する図形の全部または一部を表示画面上に
    併せて表示し、 上記表示制御手段は、上記指定手段によって受け付けら
    れた図形データ群に属する図形について強調表示を行う
    こと を特徴とする図形編集装置。
  7. 【請求項7】請求項5において、上記編集すべき図形デ
    ータのうち、強調表示されている図形のみを編集可能と
    し、かつ、強調表示が解除された図形については、編集
    不可とする手段をさらに有することを特徴とする図形編
    集装置。
  8. 【請求項8】請求項5において、上記編集を行う手段
    は、指示を受け付けて、図形を構成する要素の形状の修
    正処理を行い、かつ、図形自体を識別するための個性化
    処理を行う編集処理を行うこと を特徴とする図形編集装置。
  9. 【請求項9】外部記憶装置と、ディスプレイ装置と、入
    力装置と、上記外部記憶装置からプログラムを読み出し
    て、該プログラムを実行するCPUとを備える情報処理装
    置を用いて構成される図形編集システムにおいて、 上記外部記憶装置は、上記CPUに、 編集すべき図形データに含まれる複数の図形を上記ディ
    スプレイ装置の画面上に表示する機能と、 予めまたはこの状態で指定された図形について強調表示
    する機能と、 強調表示されている図形について、上記入力装置を介し
    てされる指示を受け付けて、編集を行う機構と、 図形ごとに編集終了の指示を受け付ける機能と、 編集終了の指示を受け付けた図形について強調表示を解
    除する機能とを実現させるためのプログラムを記憶して
    いること を特徴とする図形編集システム。
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