JPS63239564A

JPS63239564A - 図形情報入力方式

Info

Publication number: JPS63239564A
Application number: JP7318687A
Authority: JP
Inventors: Takashi Hotta; 敬志堀田
Original assignee: Fuji Electric Co Ltd; Fuji Facom Corp
Current assignee: Fuji Electric Co Ltd; Fuji Facom Corp
Priority date: 1987-03-27
Filing date: 1987-03-27
Publication date: 1988-10-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は図形情報入力方式にかかり、詳しくはコンピュ
ータを利用した図形処理システムにおいて、コンピュー
タに入力される図形を構成する図形要素の幾何学的形状
と、その図形要素が有する意味的情報（以下、属性情報
という）とを対応付けて入力する図形情報入力方式に関
する。

（従来の技術）従来、各種図形の幾何学的形状を電子的に読み取ってベ
クトル形式にてコンピュータシステムにより処理する場
合、この図形を構成する図形要素の幾何学的形状のみを
単に取り扱うばかりでなく、各図形要素が表わすところ
の様々な事物を意味する属性情報を同時に取り扱うこと
が多い０例えば、第４図はコンピュータシステムに入力
される図形３１としてのある地域の土地利用目的別区分
図であり、この図形３Ｊは属性情報としての土地利用目
的別に区分された図形要素３１ａ〜３１ａから構成され
ている。ここで、各図形要素３１ａ〜３１ｅは、例えば
図形要素３１ａが山林、同３１ｂが畑、同３１ｃが住宅
地、同３１ｄが市街地、同３１ｅが工場地にそれぞれ該
当している。

そして、かかる図形３１をコンピュータシステムにより
処理する場合には、例えばグラフィックデイスプレイ装
置を用いて土地利用目的別に区分して色分は表示したり
、土地利用目的別の面積を個別に計算して目的別の土地
利用率を算出する等の処理が考えられる。このような処
理を行なう場合、コンピュータシステムとしては、幾何
学的形状を読み取った図形要素３１ａ〜３１ｅ各々に対
してそれぞれ如何なる利用目的を有するかという属性情
報を対応付ける必要がある。

このため、従来では、各図形要素３１ａ〜３１ｅの幾何
学的形状を図形自動読取装置またはディジタイザ等によ
り読み取ってコンピュータシステムに入力すると共に、
その後、グラフィックディスプレイ装置に表示された図
形要素３１ａ〜３１ｅに対してライトペン等を用いて属
性情報を対応付けている。

すなわち、具体的には、第５図に示すようにまずグラフ
ィックディスプレイ装置の表示画面３２に表示されたあ
る図形要素３１ａに対して、その外形を示す閉曲線内の
一点をライトペン等により指示する（３１ａ’はその指
示位置を示す）。そして、この図形要素３１ａに対応す
る属性情報としての土地利用目的「山林」をタブレット
３３上のメニュー表示部３３ａ〜３３ｅから選択し、該
当するメニュー表示部３３ａを指示する（’３３ａ’は
その指示位置を示す）。

この操作を繰り返すことにより、各図形要素３１８〜３
１ｅとメニュー表示部３３ａ〜３３ｅの各属性情報とを
それぞれ対応付けて登録するものであり、以後の土地利
用目的別の色分は表示や目的別の土地利用率の算出等の
処理にあたっては、メニュー表示部３３ａ〜３３ａ及び
適宜なキーボードからの入力操作により属性情報に対応
して特定された図形要素３１８〜３１ｅに対し、コンピ
ュータシステムの内部で所定の演算処理等が行なわれる
こととなる。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、この方式によると図形要素と属性情報と
の対応付けに際してグラフィックディスプレイ装置やタ
ブレットを用いた入力操作を必要とするため、多くの労
力や時間を必要とし、またコンピュータシステムの負荷
が多くなるという問題があった。

本発明は上記問題点を解決するために提案されたもので
、その目的とするところは、図形要素の幾何学的形状の
読み取り時に各図形要素の属性情報を表象する情報シン
ボルも同時に読み取るようにして図形要素と属性情報と
の対応付けを自動的に行なわせ、もってオペレータの労
力や操作時間及びコンピュータシステムの負荷の軽減を
可能にした図形情報入力方式を提供することにある。

（問題点を解決するための手段）上記目的を達成するため、本発明は、図形要素が有する
属性情報を表象する記号、数字等の情報シンボルを、図
形要素の幾何学的形状に対応する　（閉曲線、例えば図
形要素の輪郭を示す閉曲線や仮想閉曲線内に予め記述す
ると共に、コンピュータシステム内に入力された幾何学
的形状に対応する前記閉曲線及び情報シンボルの位置関
係に基づいて図形要素と属性情報とを対応付けて入力す
ることを特徴としている。

（作用）本発明によれば１図形要素の幾何学的形状と共に、この
幾何学的形状に対応させて予め記述した固有の情報シン
ボルが図形自動読取装置等によって同時に読み取られる
。コンピュータシステムは。

磁気テープ等を介して前記幾何学的形状及び情報シンボ
ルの位置座標と情報シンボルの識別コードとを入力する
。そして、ある情報シンボルの位置座標に着目してこの
位置座標を内包する閉曲線を検索し、その閉曲線を当該
情報シンボルに対応する図形要素として認識すると共に
、当該図形要素に前記識別コードを付与して図形要素と
属性情報とを対応付ける。

実施例）以下１図に沿って本発明の一実施例を説明する。

まず、第１図は本発明によってコンピュータシステムに
入力される図形１が記載された図面を示しており、この
図形１は１例えば前記同様にある地域の土地利用目的別
区分図等である。また、図形１は図形要素１ａ〜１ｅか
らなっており、属性情報としての土地利用目的は例えば
図形要素１ａが山林、同ｔｂが畑、同１ｃが住宅地、同
１ｄが市街地、同１ｅが工場地にそれぞれ該当している
。

そして、この実施例においては、各図形要素１８〜１ｅ
の輪郭を示す閉曲線の内部に、各々対応する属性情報を
示唆する記号または数字等の情報シンボルＬａ’〜ｌｅ
’が予め記述されている。

この図形１は、第２図に示す図形情報入力システム１０
内の図形自動読取装置２（またはディジタイザ３）によ
り読み取られるが、この際、図形要素１８〜１ｅの幾何
学的形状の読み取りにあたっては。

例えば各図形要素１８〜１ｅを多角形と見なしてその各
頂点の座標を読み取り、同時に、図形要素１８〜ｌｅ内
の情報シンボルｌａ’〜ｌｅ’の位置座標及び各情報シ
ンボルｌａ’〜ｌｅ’毎に予め定義された識別コードを
読み取る。ここで、情報シンボルｌａ’〜ｌｅ’が図示
するような記号ではなく数字である場合には、その数字
自体を読み取る。すなわち、この場合には情報シンボル
、つまり数字自体が識別コードとなる。これらの各図形
要素１ａ〜１ｅの幾何学的形状及び情報シンボルｌａ″
〜ｌｅ’に関する座標等のデータは、例えば磁気テープ
４による磁気記録の状態で出力される。

次いで、コンピュータシステム５は、磁気テープ４から
図形要素１８〜１ｅの幾何学的形状及び情報シンボルｌ
ａ’〜ｌｅ’に関するデータをすべて読み取った後、例
えば情報シンボルｌａ’の位置座標を抽出する。次に、
この位置座標を内包する閉曲線を周知のアルゴリズムを
用いて検索し、その閉曲線にて特定される図形要素１ａ
に対して当該情報シンボルｌａ’が有する識別コードを
付与する。こうすることにより１図形要素１ａとその属
性情報「山林」とを情報シンボル１８″を介して自動的
に対応付けることができ、かかる対応関係はコンピュー
タシステム５内のメモリに登録される。

上述した対応付けはすべての図形要素１ａ〜１ｅについ
て行なわれる。そして、その後に土地利用目的別の色分
は表示や土地利用率の算出等−の処理を行なう場合、第
２図に示したキーボード７等の入力装置を用いて各識別
コードを入力することにより、これらの識別コードに対
応する属性情報をもつ図形要素１８〜１ｅが特定され、
コンピュータシステム５による演算処理等に供されるこ
ととなる。

なお、第２図において、６は色分は表示等の処理結果が
表示されるグラフィックディスプレイ装置を示している
。

ここで、情報シンボルを記述する図形要素の閉曲線とし
ては、第１図及び第３図（イ）に示す如く。

図形要素１８〜ｌｅ、　ＩＡの幾何学的形状が平面的で
その輪郭自体が閉曲線（第３図（イ）のＩＡ”）をなす
場合はその閉曲線内に情報シンボルｌａ’〜ｌｅ’、Ｉ
Ａ’を記述し、第３図（ロ）に示すように図形要素ＩＢ
が点である場合にはその点を中心とした半径ｒの円に外
接する正方形の輪郭、また、第３図（ハ）に示すように
図形要素ＩＣが直線である場合にはその直線を中心線と
した長さＩＸｍの長方形の輪郭をそれぞれ仮想の閉曲線
ＩＢ’″、　ｉｃ”としてその内部に情報シンボルＩＢ
’、　ＩＣ’を記述すればよい。

なお、第３図（ロ）、（ハ）に示すような図形要素ＩＢ
、　ＩＣの幾何学的形状の読み取りに際しては、それぞ
れ点の座標、直線の始点及び終点の座標が読み取られる
ものである。

また、本発明における情報シンボルとしては、属性情報
自体の単語であってもよい。

（発明の効果）以上詳述したように本発明によれば、図形要素の幾何学
的形状と共に属性情報を表象する情報シンボルをコンピ
ュータシステムに入力し、両者の位置関係から図形要素
と属性情報とを自動的に対応させるものであるから、従
来のようにグラフィックディスプレイ装置やタブレット
等を用いた人為的な対応付は操作が不要になり、オペレ
ータの労力や操作時間及びコンピュータシステムの負荷
を軽減することができる。

これにより、コンピュータシステムによる一連の図形処
理作業の効率を高めることができる等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は本発明の一実施例を説明するため
のもので、第１図は入力図形の説明図。第２図は図形情報入力システムの構成図、第３図（イ）
、（ロ）、（ハ）はそれぞれ図形要素に応じた閉曲線の
説明図、第４図及び第５図は従来例を説明するためのも
ので、第４図は入力図形の説明図。第５図は図形要素と属性情報との対応材は操作を示す説
明図である。１・・・図形　　　　　１ａ〜ｌｅ、ＩＡ〜１ｃ・・・
図形要素ｌａ’　〜Ｉｓ’　、　ＩＡ’　〜Ｉｃ’−情
報シンボル■Ａ″〜ＩＣ″・・・閉曲線２・・・図形自動読取装置　　　　４・・・磁気テープ
５・・・コンピュータシステム１０・・・図形情報入力システム特許出願人　　　　富士電機株式会社第１図第２図第３図（ロ）　　　　　　　　　　　　　　　　　（ハ）第４
図３１′ｃ第５図

Claims

【特許請求の範囲】

図形を構成する図形要素の幾何学的形状と、前記図形要
素が有する属性情報とをコンピュータシステムに入力す
る図形情報入力方式において、前記属性情報を表象する
情報シンボルを前記図形要素の幾何学的形状に対応する
閉曲線内に予め記述すると共に、コンピュータシステム
内に入力された前記幾何学的形状に対応する閉曲線及び
情報シンボルの位置関係に基づいて前記図形要素と属性
情報とを対応付けて入力することを特徴とした図形情報
入力方式。