JP3257633B2 - 表示方法 - Google Patents

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JP3257633B2
JP3257633B2 JP34243691A JP34243691A JP3257633B2 JP 3257633 B2 JP3257633 B2 JP 3257633B2 JP 34243691 A JP34243691 A JP 34243691A JP 34243691 A JP34243691 A JP 34243691A JP 3257633 B2 JP3257633 B2 JP 3257633B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題(図10〜図13) 課題を解決するための手段(図1及び図3〜図5) 作用(図2) 実施例(図1〜図9) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は計算機等のウインドウシ
ステムにおける表示方法に関し、特に同一画面上に複数
のウインドウを表示する場合に適用して好適なものであ
る。
【0003】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピユータやワーク
ステーシヨンでは、ウインドウに文字情報や写真など画
像入力装置から取り込んだ画像情報、その他の文字情報
を表示するようになされている。そのためアプリケーシ
ヨン・ソフトウエアのインタフエースにおいては、画像
も含めた豊富な表現手段を用いることにより、より視覚
的に取り扱いできるようにする傾向にある。
【0004】このような表示方法には、例えばメニユー
やアイコンがあり、機能をイメージ化してで表現するこ
とで、ユーザに対するわかりやすさの実現に成功してい
る。またこの種の表示方法には、ウインドウシステムを
用いた表示方法があり、複数の文字情報や画像情報を同
時に表示したり、重ね表示することによりユーザが視覚
的に複数の情報を識別できるようになされている。
【0005】このようにワークステーシヨンなどで複数
の画像情報(文字による情報も含む)を表示する場合に
は、デイスプレイの大きさの制約からそれぞれの情報が
ウインドウとしてお互い重なつて表示されることがあ
り、この傾向は表示される画像情報の数が多くなればな
るほど強くなる。
【0006】こういう状態では、注目している画像がど
れであるのかを明確に示すのが困難になる。すなわち注
目画像が幾つかある場合、たとえ注目画像がそれら重な
つた複数画像の重なりの最も上に位置して画像全体が見
渡せる状態にあるとしても、背景にある他の画像に埋も
れて目立たなくなるという問題があつた。この問題を解
決するため、従来は各々の画像を重ならないように配置
したり、画像表示領域の枠の色を変化させるという方法
などが採用されている。
【0007】しかし画像の内容に枠の色が吸収されてし
まう場合もあり得るし、重なりを避けることは、同時に
表示できる画像の数が制限されることになる。特にハイ
パーメデイアシステム等において画像を表示する場合に
おいては、表示可能な画像の数が制限されることは、シ
ステムの自由度を奪うことになる。このようにウインド
ウシステムにおいては、作業者の注目するウインドウを
示すために、従来はウインドウ自体ではなく、ウインド
ウの枠の色や模様を変える方法が主に採用されており、
また他の方法として、画像の内容を変化させる方法があ
つた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで画像内容を決
定する要素には、サイズ、画素、解像度、色相、輝度、
彩度などが挙げられる。これらの要素を各々独立に変化
させるだけでも画像全体の情報量の変化は大きいが、組
み合わせて変化させれば、より激しい変化を得ることが
できる。このように画像内容を変化させる方法として、
ここではサイズを変化させる方法、画素、解像度を変化
させる方法、色の情報を変化させる方法について説明す
る。
【0009】サイズを変化させる方法は、画像のサイズ
の違いによつて注目画像を背景の画像と判別させる方法
である。すなわち背景となる画像(W1、W4〜W7)
は縮小した画像もしくはアイコンで表示し、注目してい
る画像(W2及びW3)だけを通常のサイズで表示する
ものである(図10)。この方法は、通常の画像は縮小
画像で表示されていて、注目している(指定した)画像
のみ正規のサイズに拡大されて(ズームアウト)表示さ
れてくるという見方もできる。因みにこの時の縮小画像
は、本来の画像の内容が一目で判別できる必要がある。
【0010】また同一画面上に表示される複数のウイン
ドウ間の関係、例えば画像データベースのネツトワーク
構造を一覧するための機能として、画像を縮小したイメ
ージで表示し、画像間のリンク関係を線で表示するいわ
ゆるブラウザがあるが、このブラウザ(図11の右上
欄)において、あるイメージを選択すると、そのイメー
ジに対応するノードをブラウザとは別に表示することに
より注目画像を判別することができる(図11)。
【0011】このようにブラウザとノードの表示は従来
分離されていたが、このサイズを変化させるフオーカシ
ング方法を用いると、ブラウザの機能とノードの表示を
さらに統合することができる(図12)。
【0012】また画素、解像度を変化させる方法は、画
像の要素である画素を操作して、背景となる画像にフイ
ルタをかけて表示する方法であり、この方法には例えば
背景画像全体に網目を重ねたように表示する方法がある
(図13)。また他の例としては、背景となる画像のピ
ントが外れているようにぼかして表示することで、注目
している画像を立体的に浮かび上がらせて見せるシステ
ムが考えられる。
【0013】このように背景画像のピントをぼかして表
示するには、例えばぼかし計算のためにニユーラルネツ
トを応用し、疑似的に画像を3次元表示すれば良いが、
重なり状態が遠近感に置き換えられて表現されるため、
ユーザにはわかりやすさいが、ぼかし計算に時間がかか
り、効率が悪くなるという問題があつた。
【0014】さらに色の情報を変化させる方法は、画像
の色に関する要素を変化させることで、背景画像の印象
を弱くする方法である。画像の情報量は、画像に色が加
わることで、格段に増加する。そこで背景となる画像の
色に関する情報を減少させることによつて、相対的に注
目している画像の情報量を増大させ、注目している画像
を背景画像の中で浮き上がらせてみせることができる。
【0015】ところがこの場合にも、ウインドウの数が
増し様々なウインドウが同時に1つの画面上に表示され
た場合には、画面は作業者にとつて著しく見にくいもの
となり、枠の色も模様の変化のみではウインドウの強調
効果が不十分である。
【0016】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、複数のウインドウを同時に表示したとき、ユーザが
作業中であるウインドウ又は注目しているウインドウが
どのウインドウであるかをユーザが容易に判別すること
ができる表示方法を提案しようとするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、画像情報及び又は文字情報を表示
するウインドウW11〜W14を同一画面上に複数表示
する表示装置の表示方法において、複数のウインドウW
11〜W14のうち所定のウインドウW(i=1〜
4)が注目画素に指定されているか否かを判別し、当該
ウインドウWが注目画像に指定されている場合には、
さらにそのウインドウWが暗画像であるか否かを判別
し、当該ウインドウWが暗画像のときには表示するビ
ツトマツプを暗ビツトマツプWiBから明ビツトマツプ
iAに切り換えて表示し、当該ウインドウWが暗画
像でないときにはそのまま表示すると共に、当該ウイン
ドウWが注目画像に指定されていない場合には、さら
にそのウインドウWが明画像であるか否かを判別し、
当該ウインドウWが明画像のときには表示するビツト
マツプを明ビツトマツプWiAから暗ビツトマツプW
iBに切り換えて表示し、当該ウインドウWが明画像
でないときにはそのまま表示し、明ビツトマツプWiA
に対応する明カラーマツプC1の輝度レベルを100%と
した場合に、暗ビツトマツプWiBに対応する暗カラー
マツプC2の輝度レベルを20%以上40%未満の値に設定
するようにした。
【0018】
【作用】同一画面上に表示される複数のウインドウW1
〜W4のうち注目画素に指定されているウインドウW2
のみ明ビツトマツプW2Aに切り換えて表示し、当該ウ
インドウW2の輝度レベルを100%とした場合にその他
のウインドウW1、W3及びW4の輝度レベルを20%以
上40%未満の値に設定するようにして、かかるウインド
ウW2をその他のウインドウW1、W3及びW4に対し
て輝度を上げて表示することにより、同一画面上に複数
のウインドウW1〜W4が表示される場合にも、ユーザ
は注目画像を従来に比して一段と容易に識別することが
でき、さらに重なつて表示されている画像の下層の画像
(一部が別の画像で隠されているもの)についても、注
目画像の識別性を向上することができる。
【0019】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0020】図1において、1は全体として画像表示シ
ステムを示し、画像表示装置2の表示領域上の各ウイン
ドウに画像入力装置3を介して読み込んだ画像データに
対応する画像情報を表示するようになされている。画像
表示システム1は、画像表示装置2、画像入力装置3、
操作部4、メモリ5及びCPU6を有し、それぞれバス
7を介して互いに接続されるようになされている。
【0021】ここで画像表示装置2は作成された画像を
表示画面上に表示するようになされており、同時に複数
のウインドウW11〜W14を表示することができるよ
うになされている。この実施例の場合、画像表示装置2
は、背景画像(W11、W13、W14)の輝度に対し
て注目画像W12の輝度が明るく表示されるようになさ
れている(図2)。
【0022】画像入力装置3は、画像を読み取りこれを
所定の信号フオーマツト(図3)の入力画像データに変
換するようになされている。ここで入力画像データは、
制御データDCNT 、カラーマツプデータDC 及びビツト
マツプデータDB から構成されている。
【0023】制御データDCNT は、この画像データがど
のウインドウWi に表示されるかを示す識別データを含
む各種の制御情報から構成されており、カラーマツプデ
ータDC は、表示される画像の各画素データを色データ
に変換するための色変換データから構成されている。
【0024】さらにビツトマツプデータDB には、表示
される画像の各画素データが書き込まれており、従つて
色変換データと画素データを合成する(画素データを色
変換データに対応して色データに変換する)ことによ
り、画像を再生することができるようになされている。
【0025】操作部4は、ユーザにより指定される画像
表示装置3の表示画面上でのウインドウWi の指定やそ
のウインドウWi の明暗の指定を入力するようになされ
ている。メモリ5は、明暗カラーマツプC及び各ウイン
ドウW1〜W4の画像データを格納するようになされて
いる。
【0026】ここで明暗カラーマツプCは、明カラーマ
ツプ部C1と暗カラーマツプ部C2の2つのメモリ領域
で構成されており、各領域はそれぞれ明るい画像用と暗
い画像用のカラーマツプを格納するようになされてい
る。この明るい画像用と暗い画像用のカラーマツプが格
納する色データは明度の点でのみ異なつている。
【0027】またウインドウW11〜W14は明暗を切
り換えるために内部に明ビツトマツプW11A及び暗ビ
ツトマツプW11Bを格納するようになされており、明
ビツトマツプW11Aは明画像用の画像データであり、
暗ビツトマツプW11Bは暗画像用の画像データであ
る。明暗の切り換えは表示するビツトマツプをこの両者
の間で切り換えることにより達成することができるよう
になされている。
【0028】CPU6は、画像入力装置3を介して入力
画像データを読み込み、それを表示し、画像の明暗を切
り換える等の処理を実行するようになされている。ここ
でCPU6は、図4に示す処理手順に基づいて、各ウイ
ンドウの明暗の切り換えに用いられる2種類のビツトマ
ツプのビツトマツプデータを作成するようになされてい
る。
【0029】すなわちCPU6は、ステツプSP1から
当該処理手順に入ると、ステツプSP2に移り、画像入
力装置3より入力された画像に対応する入力画像データ
を読み込んだ後、続くステツプSP3に移る。ここでC
PU6は、メモリ5に格納されている明暗カラーマツプ
Cの明カラーマツプ部C1から読み出したデータに基づ
いて、入力画像データとして読み込んだカラーマツプデ
ータ及びビツトマツプデータから明ビツトマツプを作成
すると、適当なウインドウに相当する記憶領域に格納す
る。
【0030】CPU6は、続くステツプSP4に移る
と、メモリ5に格納されている明暗カラーマツプCの暗
カラーマツプ部C2から読み出したデータに基づいて、
入力画像データとして読み込んだカラーマツプデータ及
びビツトマツプデータから暗ビツトマツプを作成し、同
じウインドウの相当する記憶領域に格納した後、ステツ
プSP5に移り当該処理を終了するようになされてい
る。
【0031】またCPU6は、図5に示す処理手順に基
づいて、各ウインドウについて作成された明暗、2種類
のビツトマツプデータを切り換え制御するようになされ
ている。すなわちCPU6は、ステツプSP11から当
該処理手順に入ると、ステツプSP12において、ある
1つの画像についてその画像がユーザの注目する画像に
指定されているかどうかを判別する。
【0032】具体的には、例えば作業がタイプである場
合は、作成途中のテキスト画像がユーザの注目する画像
となる。ここで肯定結果(このことは、その画像が注目
画像に指定されていることを意味する)が得られると、
CPU6はステツプSP13に移り、当該画像が暗画像
であるか否かを判定するようになされている。
【0033】このとき肯定結果(このことは、その画像
が暗画像であることを意味する)が得られると、CPU
6はステツプSP14に移り、表示するビツトマツプを
暗ビツトマツプから明ビツトマツプに切り換え、画像表
示装置2に明画像を表示させた後、ステツプSP15に
移つて当該処理を終了する。これに対して否定結果(こ
のことは、その画像が明画像であることを意味する)が
得られると、CPU6はそのままステツプSP15に移
り、当該処理を終了する。
【0034】一方、ステツプSP12において、否定結
果(このことは、その画像が注目画像に指定されていな
いことを意味する)が得られると、CPU6はステツプ
SP16に移り、当該画像が明画像であるかどうかを判
定するようになされている。ここで肯定結果(このこと
は、その画像が明画像であることを意味する)が得られ
ると、CPU6はステツプSP17に移り、表示するビ
ツトマツプを明ビツトマツプから暗ビツトマツプに切り
換え、画像表示装置2に暗画像を表示させた後、ステツ
プSP15に移つて当該処理を終了する。
【0035】これに対して否定結果(このことは、その
画像が暗画像であることを意味する)が得られると、C
PU6はそのままステツプSP15に移り、当該処理を
終了するようになされている。このようにして、注目す
るウインドウ上の画像のみを明るくし、注目しないウイ
ンドウ上の画像を暗くすることができるようになされて
いる。
【0036】以上の構成において、画像表示システム1
としてワークステーシヨンを用い、同一画面上に複数の
ウインドウを表示する場合について説明する。ここでワ
ークステーシヨンで複数のカラー画像を表示するため共
通のカラーパレツトを設定し、全ての画像をそのパレツ
ト上の色を用いて表示するようにする。
【0037】因みにワークステーシヨンでは、通常、カ
ラー画像を表示するためにカラーパレツトという手法を
使用している。カラーパレツトでの色の最大登録数は例
えば256であり、各色R(赤)、G(緑)、B(青)
の明度レベルは256階調となつている。また一つのカ
ラーパレツトは、1600万色の中から選ばれた256
色が指定できるようになつている。ただし同時に複数の
カラーパレツトを使用することはできないようになされ
ている。
【0038】さらにカラー画像データは、各々の画像に
最適なカラーマツプ情報を保持している。そのため複数
のカラー画像を同時に表示した場合、全ての画像を最適
な色で表示することはできない。複数のカラー画像を表
示する際、全ての画像を標準的な色で表示できるような
カラーマツプ(標準色カラーマツプ)を準備し、通常は
全ての画像をこのカラーマツプの色情報で表示するよう
になされている。
【0039】ある特定の画像について、最適な色での表
示が見たい場合は、本来その画像が持つているカラーマ
ツプ情報から作られたカラーマツプ(最適色カラーマツ
プ)に切替えて、最適な表示を確認することも可能であ
る。ただし最適表示されている間は、最適表示以外の画
像は正常な表示はできない。
【0040】この実施例の場合、標準色カラーマツプを
利用し、標準色に相当する部分を128色にして、残り
の128色を背景となる画像用のカラーマツプとして使
用する(以下前者の128色分を明カラーマツプとい
い、また後者の128色分を暗カラーマツプという)。
ここで暗カラーマツプの輝度レベルは、明カラーマツプ
の輝度レベルを 100%とした場合の10%から50%の値に
設定されている(図6)。
【0041】明・暗カラーマツプが組み合わされたカラ
ーマツプを使用して、幾つかのカラー画像を表示し、表
示されている任意の画像について、明・暗カラーマツプ
のどちらを使用するかを指定可能な状態にする。これに
より暗カラーマツプで表示されている背景の画像の中
で、明カラーマツプで表示されている注目画像がどれほ
ど浮き上がつて見えるかを評価した。また明カラーマツ
プの輝度レベルに対する暗カラーマツプの輝度レベルの
割合も何通りか変えてみた。
【0042】すなわち明カラーマツプの輝度レベルに対
する暗カラーマツプの輝度レベルを50%から10%まで、
5%刻で変化させると、その結果、20%〜25%までレベ
ルを落した場合が最も注目画像が浮き上がつて視認する
ことができた。また暗カラーマツプの輝度レベルが40%
以上である場合にはかなり明るく表示されるため、ウイ
ンドウW2とその背景ウインドウW1、W3、W4との
差が目立たず、15%以下だと暗過ぎて、ウインドウW2
の画像の内容自体が把握し難くなる。
【0043】これにより20%程度の輝度レベルのとき画
像の明暗の差によつて、注目画像への視点を速く移動さ
せることができる(図7)。
【0044】以上の構成によれば、注目画像と背景画像
の輝度レベルを操作し、注目画像は背景画像に比して明
るく表示することにより、注目画像の識別力を従来に比
して一段と向上することができる。
【0045】さらに注目している画像が、最も上の層に
ある場合だけでなく、下の層にある場合(画像の一部
が、他の画像によつて隠されている。)でも、同様に識
別性を向上ことができる(図8)。これにより画像の一
部が一定の面積以上現れている場合には、注目画像を必
ずしも最上位に表示しなくとも十分な識別性を得ること
ができる。
【0046】なお上述の実施例においては、カラーマツ
プを明・暗用に2分割して、注目画像か否かによつて、
それらを切替えるという手法を用いる場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、カラーマツプの輝度をリ
アルタイムで変化させることにより、フエード効果が得
られるようにしても良い(図9)。
【0047】また上述の実施例においては、ウインドウ
上に画像情報を表示する場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、文字情報等を表示しても良い。
【0048】さらに上述の実施例においては、ユーザの
作業がタイプである場合、テキストが表示されている画
像をユーザによる注目画像とする場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、カーソルにより指定された
ウインドウを注目画像と指定するようにしても良い。
【0049】さらに上述の実施例においては、標準カラ
ーパレツトを準備する場合について述べたが、本発明は
これに限らず、複数のカラーパレツトを準備しておい
て、それらを適宜切替えて使用するようにしても良い。
【0050】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、ユーザが
注目するウインドウの輝度レベルを100%とした場合に
他のウインドウの輝度レベルを20%以上40%未満の値に
設定するようにして、ユーザが注目するウインドウの輝
度レベルのみを他のウインドウの輝度レベルに比して明
るく表示することにより、複数のウインドウが同一画面
上に表示される場合にも、注目するウインドウを他のウ
インドウに比較して容易に識別させることができ、さら
に重なつて表示されている画像の下層の画像(一部が別
の画像で隠されているもの)についても、注目画像の識
別性を向上することができ、かくしてユーザの使用環境
を従来に比して一段と向上させることができる。
【0051】またウインドウシステム上でのプレゼンテ
ーシヨンの際には、注目すべきウインドウを明確に示す
ことができるため強調効果を向上することができる。
【0052】さらに重なつて表示されている画像の下層
の画像(一部が別の画像で隠されているもの)について
も、注目画像の識別性を向上することができ、同じ手法
によつてフエード効果を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による表示方法の一実施例を適用した画
像表示システムの説明に供するブロツク図である。
【図2】本発明によるウインドウ表示の説明に供する略
線図である。
【図3】入力画像データの信号フオーマツトの説明に供
する略線図である。
【図4】明暗ビツトマツプ作成処理手順を示すフローチ
ヤートである。
【図5】明暗ビツトアツプの切換制御の説明に供するフ
ローチヤートである。
【図6】明カラーマツプと暗カラーマツプにおける輝度
レベルの関係の説明に供する図表である。
【図7】明カラーマツプと暗カラーマツプの表示輝度レ
ベルの違いによる判別度の説明に供する図表である。
【図8】最上層及び下層に注目画像がある場合のウイン
ドウ表示の説明に供する略線図である。
【図9】明カラーマツプと暗カラーマツプの表示輝度レ
ベルの違いによるフエード効果の説明に供する図表であ
る。
【図10】画像サイズを変化させて表示する表示方法の
説明に供する略線図である。
【図11】ブラウザを用いて表示する表示方法の説明に
供する略線図である。
【図12】ブラウザを用いて表示する表示方法の説明に
供する略線図である。
【図13】画素・解像度を変化させて表示する表示方法
の説明に供する略線図である。
【符号の説明】
1……画像表示システム、2……画像表示装置、3……
画像入力装置、4……操作部、5……メモリ、6……C
PU、C……明暗カラーマツプ、W1〜W7、W11〜
W14……ウインドウ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−245189(JP,A) 特開 平3−250374(JP,A) 特開 平2−7091(JP,A) 実開 平2−5794(JP,U) 実開 平3−49593(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/00 601 - 658 G06F 3/14 - 3/153 G09G 5/06 G09G 5/10 G09G 5/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像情報及び又は文字情報を表示するウイ
    ンドウを同一画面上に複数表示する表示装置の表示方法
    において、 上記複数のウインドウのうち所定のウインドウが注目画
    素に指定されているか否かを判別し、 当該ウインドウが注目画像に指定されている場合には、
    さらにそのウインドウが暗画像であるか否かを判別し、 当該ウインドウが暗画像のときには表示するビツトマツ
    プを暗ビツトマツプから明ビツトマツプに切り換えて表
    示し、当該ウインドウが暗画像でないときにはそのまま
    表示すると共に、 当該ウインドウが注目画像に指定されていない場合に
    は、さらにそのウインドウが明画像であるか否かを判別
    し、 当該ウインドウが明画像のときには表示するビツトマツ
    プを明ビツトマツプから暗ビツトマツプに切り換えて表
    示し、当該ウインドウが明画像でないときにはそのまま
    表示し、 上記明ビツトマツプに対応する明カラーマツプの輝度レ
    ベルを100%とした場合に、上記暗ビツトマツプに対応
    する暗カラーマツプの輝度レベルを20%以上40%未満の
    値に設定するようにした ことを特徴とする表示方法。
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