JP2609741B2 - 自動製氷装置付冷蔵庫 - Google Patents

自動製氷装置付冷蔵庫

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JP2609741B2 JP2110875A JP11087590A JP2609741B2 JP 2609741 B2 JP2609741 B2 JP 2609741B2 JP 2110875 A JP2110875 A JP 2110875A JP 11087590 A JP11087590 A JP 11087590A JP 2609741 B2 JP2609741 B2 JP 2609741B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、氷を自動的に作る自動製氷装置を備えた自
動製氷装置付冷蔵庫に関する。
(従来の技術) 例えば家庭用冷蔵庫においては、製氷室に配設した製
氷皿に給水装置から給水して製氷し、製氷後に駆動機構
により製氷皿を回動させて上下反転させることにより離
氷して氷を貯留し、この後、再び製氷皿へ給水して製氷
するという動作を繰り返すようにした自動製氷装置を備
えたものが供されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来の自動製氷装置では、製氷皿内の
水は、下側からも上側からも略均等に凍ってゆくため、
内部に気泡が含まれた不透明な氷しかできないという問
題があった。
そこで、本発明の目的は、透明な氷を効率良く作るこ
とができる自動製氷装置付冷蔵庫を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の第1の手段は、製氷室に配設した製氷皿に水
を供給して製氷し、製氷完了後に駆動機構により製氷皿
を軸部を中心に回動させて上下反転し捻ることにより離
氷するようにした自動製氷装置を備えた冷蔵庫におい
て、前記製氷皿を前記軸部の軸方向へ移動可能に構成
し、製氷時に前記製氷皿に前記軸方向への振動を付与す
る振動付与手段を設けると共に、製氷時に前記製氷皿の
上面を覆い、製氷完了後の離氷回転時に回転に連動して
前記製氷皿の回転軌跡外に退去する蓋を設けたことに特
徴を有する。
本発明の第2の手段は、製氷室に配設した製氷皿に水
を供給して製氷し、製氷完了後に駆動機構により製氷皿
を軸部を中心に回動させて上下反転し捻ることにより離
氷するようにした自動製氷装置を備えた冷蔵庫におい
て、前記製氷皿を前記軸部の軸方向へ移動可能に構成
し、製氷時に前記製氷皿に前記軸方向への振動を付与す
る振動付与手段を設けると共に、製氷時に前記製氷皿の
上面側の冷却を遅延させる上面覆い蓋を備え、前記製氷
皿上面と前記上面覆い蓋との間に製氷完了後の離氷回転
時における前記製氷皿の回転軌跡空間部を設けたことに
特徴を有する。
本発明の第3の手段は、前記蓋に製氷時に発熱する製
氷皿加熱手段を設けても良い。
本発明の第4の手段は、製氷室に配設した製氷皿に水
を供給して製氷し、製氷完了後に駆動機構により製氷皿
を軸部を中心に回動させて上下反転し捻ることにより離
氷するようにした自動製氷装置を備えた冷蔵庫におい
て、前記製氷皿の下面側を冷却する下方冷却手段と、前
記製氷皿を前記軸部の軸方向へ移動可能に構成し、製氷
時に前記製氷皿に前記軸方向への振動を付与する振動付
与手段と、前記製氷皿下方側に対し前記製氷皿の上面側
の冷却を遅延させる加熱ヒータの上面冷却遅延手段とを
有し、前記製氷皿の温度を検知する製氷皿温度検知手段
が給水完了温度に達すると前記振動付与及び上面冷却遅
延手段を動作させ、製氷完了温度に達すると前記振動付
与及び上面冷却遅延手段の動作を終了させることところ
に特徴を有する。
本発明の第5の手段は、製氷室に配設した製氷皿に水
を供給して製氷し、製氷完了後に駆動機構により製氷皿
を軸部を中心に回動させて上下反転し捻ることにより離
氷するようにした自動製氷装置を備えた冷蔵庫におい
て、前記製氷皿の下面側を冷却する下方冷却手段と、前
記製氷皿を前記軸部の軸方向へ移動可能に構成し、製氷
時に前記製氷皿に前記軸方向への振動を付与する振動付
与手段と、前記製氷皿下方側に対し前記製氷皿の上面側
の冷却を遅延させる覆い蓋とを有し、前記製氷皿の温度
を検知する製氷皿温度検知手段が給水完了温度に達する
と前記振動付与手段を動作させ、製氷完了温度に達する
と前記振動付与手段の動作を終了させるところに特徴を
有する。
(作用) 第1の手段によれば、製氷時に振動付与手段によって
製氷皿を振動させることにより、製氷皿内の水が振動す
るため、水と氷との境界面に付着した気泡の外方への脱
出を助長し、透明な氷を形成するための時間を短縮でき
る。また、製氷皿の上面が蓋によって覆われていること
により、製氷皿内の水の上面側は冷気によって冷却され
難くなり、製氷皿内における水の上面側へ順次凍るよう
になる。従って、水面が最後に凍るようになるので、水
に含まれた気泡は水面から自由に逃げ得るようになり、
この結果、気泡の含まれない透明な氷を短時間で作るこ
とができる。
この場合、製氷皿をこれの回動中心である軸部の軸方
向へ振動させる構成としているから、離氷時に製氷皿を
回動により上下反転させるものでありながら、製氷皿を
振動させるについて簡単な構造で達成することができ
る。
更に、製氷完了後の離氷回転時には、上面の蓋が製氷
皿の回転に連動して退去するため離氷の邪魔にならなく
なり自動製氷装置において透明氷をつくることができ
る。
また、第2の手段によれば、製氷完了後の離氷回転時
には、上面覆い蓋に製氷皿の回転軌跡空間部をするため
離氷の邪魔にならなくなり自動製氷装置において透明氷
をつくることができる。
そして、第3の手段のように製氷時に製氷皿を振動さ
せると共に、製氷皿の上面を加熱手段によって加熱する
ことにより、製氷皿内における水の上面側の氷の形成を
一層確実に遅らせることができる。
更にまた、第4の手段によれば、製氷皿が給水完了温
度に達すると振動付与及び上面冷却遅延手段を動作さ
せ、製氷完了温度に達すると製氷皿の振動付与及び上面
冷却遅延手段の動作を終了させることにより、製氷時の
み製氷皿の振動付与及び上面遅延冷却を行うため、無駄
な動作なく、更に製氷室内の無駄な温度上昇を防止する
ことができ、効率よく製氷皿の下部から冷却することが
できる。即ち、自動製氷装置において短時間で効率よく
透明な氷を良好につくることができる。
また、第5の手段によれば、製氷皿下方側に対し製氷
皿の上面側の冷却を遅延させる覆い蓋を有し、製氷皿が
給水完了温度に達すると振動付与手段を動作させ、製氷
完了温度に達すると製氷皿の振動付与手段の動作を終了
させることにより、製氷時のみ製氷皿の振動付与を行う
ため、無駄な動作なく、更に製氷室内の無駄な温度上昇
を防止することができ、効率よく製氷皿の下部から冷却
することができる。即ち、自動製氷装置において短時間
で効率よく透明な氷を良好につくることができる。
(実施例) 以下、本発明の第1実施例につき第1図乃至第8図を
参照して説明する。
まず、第2図において、1は冷蔵庫本体で、これの内
部には冷凍室2、冷蔵室3、及び製氷室4等が形成され
ており、冷却器5により冷却された冷気がファン6によ
りそれら各室2,3,4に供給されるようになっている。上
記製氷室4内には本発明に係わる自動製氷装置7が設け
られており、以下これについて詳述する。
8は製氷室4内上部の前部に配設された矩形箱状をな
す機体で、第1図に示すように後面の一端部に後方へ向
けて突出するL字状の支持部材9が設けられている。機
体8の内部には、モータ10、ギヤ機構11、及び出力軸12
から成る駆動機構13が設けられており、この駆動機構13
はモータ10の回転をギヤ機構11により減速して出力軸12
に伝達する構成となっている。14は例えばプラスチック
製の製氷皿で、上面が開口した薄形の矩形容器状を成
し、内部が複数個の凹部に区画されており、各凹部間を
連通させるための導水溝14aが形成されている。この製
氷皿14は、前部中央部が上記出力軸12に、また、後部中
央部が軸部たる支軸15を介して支持部材9に軸方向へ移
動可能な状態で且つそれら出力軸12及び支軸15を中心に
回動可能に支持されており、出力軸12により回動される
ようになっている。出力軸12には機体8と製氷皿14との
間に位置させて圧縮コイルばね16が組立上少許軸方向に
移動可能に接合し巻装され、また、支軸15には製氷皿14
と支持部材9との間に位置させてコイルばね17が組立少
許軸方向に移動可能に接合し巻装されている。製氷皿14
の後部の一端部には凸部14bが突設されており、製氷皿1
4が反転方向へ回動された時にその凸部14bが支持部材9
に当接することによりその回動を規制するようになって
いる。
18は製氷皿14に軸方向への振動を付与する振動付与手
段たる振動付与機構で、これは第3図及び第4図にも示
すように、機体8内にあって出力軸12と支持部材9との
間に設けられた電磁コイル19と、この電磁コイル19内に
移動可能に挿入された可動鉄心20と、この可動鉄心20の
先端部に螺合された振動伝達部材21と、振動伝達部材21
に巻装されてこれの鍔部21aと機体8の後面との間に配
設された圧縮コイルばね22とから構成されており、振動
伝達部材21の先端部の爪部21bが製氷皿14に形成された
逆V字状の係合凹部23に下方から係脱可能に係合してい
る。この振動付与機構18は、電磁コイル19が通電される
と、可動鉄心20を圧縮コイルばね22のばね力に抗して矢
印A方向へ吸引移動させ、これに伴い振動伝達部材21を
介して製氷皿14を同方向へ移動させ、また、電磁コイル
19が断電されると、圧縮コイルばね22のばね力により可
動鉄心20,振動伝達部材21及び製氷皿14を一体的に矢印
Aとは反対方向へ移動させ、これを繰り返すことにより
製氷皿14を軸方向へ振動させる。
上記機体8には、内部に回動基板24が設けられている
と共に、出力軸12の近傍に製氷皿14の水平位置を検出す
る水平位置検出スイッチ25及び製氷皿14の反転位置を検
出する反転位置検出スイッチ26が設けられている。ま
た、製氷皿14の所定部位には、第5図に示すように下面
が開口した略円形の凹部27が形成されている。28はサー
ミスタ29をモールド材29aによりモールドして成る円柱
状の温度センサで、その凹部27内にサーミスタ29が上部
となるようにして挿入配置されて製氷皿14に形成された
係合爪30により固定されており、製氷皿14の上部の温度
を検出するようにしている。
また、第2図において、31は製氷皿14の下方において
製氷室4内に出し入れ可能に収納されたアイスボック
ス、32は機体8に回動可能に支持された貯氷検知レバー
である。33は給水装置で、これは、冷蔵室3内に収納さ
れた給水タンク34の水を水受皿34aにより受け、その水
を給水ポンプ35により給水管36を介して製氷皿14へ供給
するように構成されており、給水管36の先端が製氷皿14
に臨んでいる。また、製氷室4内へ冷気を供給する冷気
ダクト37の冷気供給口37aは製氷皿14の下側に臨んでお
り、冷気を主に製氷皿14の下側へ流すようになってい
る。38は製氷皿14の上面を覆うように製氷室4内に固定
状態に設けられた蓋で、断熱材により形成されており、
第6図に示すように内部に加熱手段たるヒータ39が設け
られている。また、この蓋38は、製氷皿14の回動及び製
氷皿14の軸方向への移動を許容する構成となっている。
一方、第7図は自動製氷装置7に係わる制御回路を示
している。同図において、40は後述する製氷に係わる各
行程を制御するためのマイクロコンピュータである。こ
のマイクロコンピュータ40には、上記温度センサ28のサ
ーミスタ29による製氷皿14の検出温度に基づく電圧信
号、及び製氷皿14の給水完了温度(例えば−9.5℃)に
相当する基準電圧を発生する基準電圧発生回路41からの
基準電圧、並びに製氷皿14の製氷完了温度(例えば−1
2.0℃)に相当する基準電圧を発生する基準電圧発生回
路42からの基準電圧が与えられるようになっている。ま
た、マイクロコンピュータ40には、上記水平位置検出ス
イッチ25、反転位置検出スイッチ26、及び貯氷検知レバ
ー32に応動する貯氷検出スイッチ43からの検出信号が与
えられるようになっている。さらに、マイクロコンピュ
ータ40には上記モータ10がモータ駆動回路44を介して接
続されていると共に、給水ポンプ35、電磁コイル19、並
びにヒータ39が夫々トランジスタ45,46,47を介して接続
されており、それらモータ10,給水ポンプ35,電磁コイル
19、並びにヒータ39はマイクロコンピュータ40により後
述するように制御されるようになっている。
次に上記構成の作用について、マイクロコンピュータ
40の制御内容を示した第8図のフローチャートに基づい
て説明する。
まず、給水行程では、ステップS1でトランジスタ45を
介して給水ポンプ35が一定時間駆動され、製氷皿14への
給水が行われる。そして、ステップS2で、温度センサ28
のサーミスタ29の検出温度に基づく電圧信号と給水完了
温度用の基準電圧発生回路41からの基準電圧とを比較
し、給水が完了したか否かを判断する。即ち、給水ポン
プ35が作動してから例えば3.5分後において、温度セン
サ28の検出温度が給水完了温度(−9.5℃)よりも低い
場合には給水が行われていない(例えば、給水タンク34
の水がないために製氷皿14へ給水されない等)と判断さ
れ、給水異常の報知がなされて停止され(ステップS3,S
4)、一方、高い場合には給水が完了したと判断され、
製氷行程へ移行する。
製氷行程では、ステップS5でマイクロコンピュータ40
からトランジスタ46へ第7図に示すようなパルス波形の
電圧信号が出力され、これに伴いトランジスタ46を介し
て電磁コイル19が通断電制御され、振動付与機構18によ
り製氷皿14が軸方向(矢印A方向及び矢印Aとは反対方
向)へ振動される。また、ステップS6でトランジスタ47
を介してヒータ39が通電される。この製氷行程では、冷
気供給口37aからの冷気が主に製氷皿14の下側に向けて
供給される一方、製氷皿14の振動に伴い水が振動される
ことにより気泡の脱出が助長され、また、製氷皿14の上
面は蓋38により覆われていて製氷皿14内の水の上面側は
冷却され難く、しかもヒータ39により加熱されるから、
水の上面側の氷の形成が遅れ、水は製氷皿14の下面側か
ら順次凍るようになって、上面側が最後に凍るようにな
る。この結果、水に含まれた気泡を未凍結の上面側から
逃がすことができ、これにより透明な氷が短時間で形成
される。
そして、ステップS7で、温度センサ28のサーミスタ29
の検出温度に基づく電圧信号と製氷完了温度用の基準電
圧発生回路42からの基準電圧とを比較し、製氷が完了し
たか否かを判断する。温度センサ28の検出温度が製氷完
了温度(−12.0℃)以下になると、製氷が完了したと判
断され、電磁コイル19が断電されて製氷皿14の振動が停
止され(ステップS8)ると共に、ヒータ39が断電され
(ステップS9)、次の離氷行程へ移行する。
ステップS10ではモータ駆動回路44を介してモータ10
が通電されて回転し、駆動機構13により製氷皿14が第1
図中矢印B方向へ回動されて上下反転され、製氷皿14の
凸部14bが支持部材9に当接して製氷皿14がひねられる
ことにより、製氷皿14内の氷をアイスボックス31内へ落
とす離氷動作が行われる。このとき、製氷皿14の回動に
伴い製氷皿14の係合凹部23と振動伝達部材21の爪部21b
との係合は外れた状態となる。そして、ステップS11で
反転位置検出スイッチ26により製氷皿14の反転位置が検
出されると、ステップS12へ移行する。ステップS12では
モータ駆動回路44を介してモータ10を上記反転時とは逆
方向へ回転させ、製氷皿14が矢印Bとは反対方向へ回動
される。そして、ステップS13で水平位置検出スイッチ2
5により製氷皿14の元の水平位置が検出されると、モー
タ10が断電され、製氷皿14の回動が停止されて元の状態
に戻される(ステップS14)。このとき、製氷皿14の係
合凹部23は振動伝達部材21の爪部21bと再び係合した状
態となる。そして、ステップS15で貯氷検出スイッチ43
によりアイスボックス31内に貯留された氷が満杯か否か
が判断され、満杯でないと判断された場合にはステップ
S1へ戻り、満杯であると判断された場合にはそのまま待
機する。このようにして、透明な氷を自動的に作ること
ができる。
上記した第1実施例によれば、製氷時に振動付与機構
18によって製氷皿14を振動させることで水中の気泡の脱
出が助長されると共に、製氷皿14の上面を蓋38により覆
い、しかもヒータ39により製氷皿14の上面を加熱するよ
うにしているから、製氷皿14内における水の上面側の氷
の形成が遅れ、水は下側から上側へ順次凍るようにな
り、水面側が最後に凍るようになる。従って、水に含ま
れた気泡は水面から自由に逃げ得るようになり、これに
より気泡の含まない透明な氷を短時間で良好に作ること
ができる。加えて、この場合、冷気を主に製氷皿14の下
側へ流すようにしているから、水を一層確実に下側から
凍らせることができる。
また、上記した実施例によれば、製氷皿14をこれの回
動中心である出力軸12及び支軸15の軸方向へ振動させる
ようにしているから、離氷時に製氷皿14を反転させるも
のでありながら、製氷皿14を振動させるについて簡単な
構造で達成できる利点もある。
さらには、温度センサ28は、製氷皿14において氷が最
後に形成される上部の温度を検出するようにしているか
ら、製氷完了温度をより確実に検出することができる。
第9図及び第10図は第1実施例における温度センサ部
分の変形例を示したものであり、この場合、サーミスタ
29をモールドした温度センサ48は三角柱状に形成し、こ
の温度センサ48を、製氷皿14の裏側における逆V字状の
凹部49内にサーミスタ29が上部となるように配置し、こ
れにより温度センサ48が製氷皿14の上部の温度を検出す
るようにしている。
第11図は第1実施例における製氷皿部分の第1の変形
例を示したものであり、製氷皿50は、側面部50aの厚さ
寸法を底面部50bの厚さ寸法より大となるように形成し
ている。このような構成とすることにより、側面部50a
の熱伝導性が底面部50bのそれよりも低くなるから、製
氷皿50内の水を下側から一層確実に凍らせることができ
る。
第12図及び第13図は製氷皿部分の第2の変形例を示し
たものである。製氷皿51の周囲部には囲壁部52が一体に
形成されており、製氷皿51の裏側において、各凹部51a
間、及び凹部51aと囲壁部52との間に断熱材53を嵌合配
置している。尚、断熱材53は、製氷皿51が離氷時にひね
られることによる破損を防止するために、4つに分割さ
れていると共に、囲壁部52の内面にのみ接着剤により接
着している。而してこのものの場合、製氷皿51における
各凹部51aの側面部は断熱材53により覆われる一方、底
面は断熱材53から露出されているから、製氷皿51の側面
部の熱伝導性が底面部のそれよりも低くなっている。
第14図及び第15図は製氷皿部分の第3の変形例を示し
たものである。製氷皿54にこれらの裏側において軟質ゴ
ム製のカバー55をねじ56により取り付け、そのカバー55
により、製氷皿54の各凹部54aの側面を覆っている。こ
の場合も、製氷皿54における各凹部54aの側面部はカバ
ー55により覆われる一方、底面はカバー55から露出され
ているから、製氷皿54の側面部の熱伝導性が底面部のそ
れよりも低くなっている。
第16図乃至第19図は製氷皿部分の第4の変形例を示し
たものである。製氷皿57の周囲部には弾性変形可能な保
持爪58が複数個形成され、製氷皿57の裏側に各凹部57a
の側面を覆うように断熱材59が嵌合配置され、その断熱
材59を保持爪58により保持して取り付けている。この場
合も、凹部57aの側面は断熱材59により覆われ、底面は
断熱材59から露出している。尚、断熱材59の取り付けに
は接着剤は用いていない。
このものの場合、断熱材59は複数個の保持爪58により
間欠的に保持されているのみであるから、離氷時におい
て製氷皿57がひねられた際に、第19図に示すように保持
爪58の弾性変形を伴い断熱材59が製氷皿57に対して動く
ことができ、その製氷皿57のひねり時に製氷皿57や断熱
材49に破損が生じることはない。
第20図は保持爪の第1の変形例を示したものであり、
保持爪60は、上記保持爪58よりも先端側が長く且つ波形
に形成されており、一層弾性変形し易くなっている。
また、第21図は保持爪の第2の変形例を示したもので
あり、保持爪61は、先端部に上方へ突出し且つ上面が曲
面となる凸部61aを有するように形成され、その凸部61a
を、断熱材59に形成された凹部59aに係脱可能に係合さ
せている。
第22図乃至第24図は本発明の第2実施例を示したもの
であり。第1実施例と異なる部分についてのみ説明す
る。即ち、62は製氷皿14の上面を覆う断熱材製の蓋で、
一端側の前後両端部に突設された軸部62a,62aが機体8
と支持部材9との間に回動可能で且つ軸方向へ移動可能
に支持されている。そして、この蓋62には、自由端部側
の後部に給水管36の先端部を製氷皿14に臨ませるための
切欠部62bが形成され、内面側に、製氷皿14の上面を加
熱するためのヒータ63が設けられている。
而して、この第2実施例においては、製氷時には、蓋
62が製氷皿14の上面を覆うと共に、振動付与機構18によ
る製氷皿14の軸方向への振動に追随して移動し、また、
ヒータ63により製氷皿14の上面を加熱する。そして、製
氷が完了して製氷皿14が矢印B方向へ回動されると、蓋
62は、その製氷皿14の回動に伴い、第24図(a)乃至
(e)に示すように軸部62aを中心に回動して製氷皿14
の離氷動作を許容し、離氷が完了して製氷皿14が元の水
平位置へ戻されることに伴い、製氷皿14の上面を覆う元
の状態に戻る。
このような第2実施例によれば、製氷皿14と蓋62との
間の空間が狭く、しかもその空間が略密閉され、さらに
ヒータ63が製氷皿14の上面に近いので、製氷皿14内にお
ける水の上面側の氷の形成を一層確実に遅らせることが
でき、透明な氷を一層確実に作ることができる。
第25図は第2実施例における蓋部分の第1の変形例を
示したものである。蓋64は、製氷皿14の上面を覆う部分
を断面半円弧状に形成している。このものによれば、蓋
64の上方への回動量を少なくできて、蓋64の上方の空間
を狭くできる利点がある。
第26図は蓋部分の第2の変形例を示したものである。
蓋65は、これの回動中心である軸部65aを該蓋65の上方
部位となるように設定している。
第27図及び第28図は蓋部分の第3の変形例をたもので
ある。蓋66は、下面が開放された断面半円弧状をなし、
左右両端部の前後両側に夫々突設された軸部66aが支持
部材9及び機体8に形成された溝67に挿入され、前後方
向に移動可能で且つその溝67に沿って移動可能に支持さ
れている(尚、図では、軸部66a及び溝67は支持部材9
側のみ示している)。そして、蓋66には、内面の左右両
端部に製氷皿14の製氷位置で左右の上端部に上方から当
接する凸部68,68が設けられ、また、内面にヒータ69が
設けられている。
而して、この第3の変形例においては、製氷時には、
蓋66が製氷皿14の上面を覆うと共に製氷皿14の軸方向へ
の振動に追随して移動し、また、ヒータ69により製氷皿
14の上面を加熱する。そして、製氷が完了して製氷皿14
が矢印B方向へ回動されると、蓋66は、その製氷皿14の
回動に伴い、第28図(a)乃至(d)に示すように製氷
皿14により凸部68が押され、軸部66aが溝67に沿って移
動することによって、製氷皿14の離氷動作を許容するよ
うに移動し、そして離氷が完了して製氷皿14が元の水平
位置へ戻されることに伴い、製氷皿14の上面を覆う元の
状態に戻る。
第29図乃至第32図は本発明の第3実施例を示したもの
である。製氷室4内における上部の前部には機体71が製
氷室4の前面の上半部を閉鎖する状態で配設され、この
機体71の裏面側に設けられた支持部材72と機体71との間
に製氷皿73が回動可能で且つ前後方向に移動可能に設け
られている。機体71には、図示はしないが第1実施例と
同様に製氷皿73を回動させるための駆動機構及び製氷皿
73を前後方向に振動させるための振動付与機構が設けら
れている。また、製氷皿4の上部にはカバー74が固定状
態に設けられ、このカバー74に製氷皿73の上面を加熱す
るためのヒータ75が設けられている。
そして、製氷皿73の下方において、機体71の裏面と製
氷室4の後壁との間に一対の開閉板76が回動可能に設け
られている。これら開閉板76は、機体71内の駆動機構に
より製氷皿73と連動して開閉回動されるようになってお
り、製氷皿73が水平状態にある時には、水平位置に保持
されて閉鎖状態となり、製氷室4内を上下に区画して製
氷皿73との間に冷気案内路77を形成し、製氷皿73が反転
回動される離氷時に垂直位置に回動されて開放状態とな
る。一方、製氷室4の後壁に設けられた冷気ダクト78の
冷気供給口78aは製氷皿73と開放板76との間において開
口している。従って、開閉板76の閉鎖状態において、冷
気供給口78aから製氷室4内に供給された冷気は、冷気
案内路77に案内されて製氷皿73の底面部に沿って前方へ
流れ、機体71の下部に形成された連通路79を通じて下方
の貯氷部80内に流入するようになる。貯氷部80部には氷
を貯留するアイスボックス31が配置されている。
而して、上記構成のものの場合、製氷時には、冷気が
主に製氷皿73の底面部に沿って流れることにより製氷皿
73は特に底面側が冷却され、また、製氷皿73は振動付与
機構により振動されると共に、上面がヒータ75により加
熱され、下面に対し上面の冷却が遅延されるから、製氷
皿73内の水は底面側から凍るようになって、透明な氷を
効率良く作ることができる。そして、製氷が完了して製
氷皿73が上下反転されると、これに伴い開閉板76が第32
図に示すように垂直位置に回動されて開放され、製氷皿
73から離れた氷はアイスボックス31に落下貯留される。
離氷が完了して製氷皿73が元の水平位置へ回動される
と、開閉板76も元の閉鎖状態に戻される。
尚、この第3実施例において、例えば機体71の後側に
コ字形の支持部材を設け、この支持部材にヒータ75付き
のカバー74を取り付けると共に、支持部材と機体71との
間に製氷皿73及び一対の開閉板76を取り付けるようにし
て、製氷装置をユニット化するようにしても良い。
また、一対の開閉板76を開閉させる構成としては、第
33図に示すように、紐81の両端部を製氷皿73の軸部73a
と開閉板76の軸部76aとに連結し、製氷皿73が水平位置
に保持された状態では、紐81が製氷皿73の軸部73aに巻
き取られることによって開閉板76が水平位置の閉鎖状態
に保持され、製氷皿73が反転動作すると、紐81が緩んで
開閉板76が自重で垂直位置へ回動する構成としても良
い。
第34図及び第35図は本発明の第4実施例を示したもの
である。この場合、製氷室82の上方を冷蔵室83とし、そ
れらを連通状態に形成している。製氷室82の上部には仕
切部84が着脱可能に装着され、その仕切部84の装着状態
で製氷室82と冷蔵室83とを仕切っている。仕切部84には
矩形状の開口部85が形成され、この開口部85内に製氷皿
86が軸部86aを介して回動可能で且つ前後方向に移動可
能に配設されている。仕切部84の後部には、図示はしな
いが製氷皿86を回動させる駆動機構及び製氷皿86を前後
方向に振動させる振動付与機構が設けられている。開口
部85の内面には製氷皿86の回動に支障のないようにして
ゴム板87が取着され、製氷皿86の周囲部にはその底面を
除いて断熱材88が設けられている。また、仕切部84の下
部には前記第3実施例と同様な一対の開閉板89が回動可
能に設けられており、これら開閉板89は、製氷皿86に連
動して開閉回動されるようになっている。而してこの場
合、仕切部84と、製氷皿86を備えた製氷装置と、一対の
開閉板89とがユニット化されている。
そして、製氷室82の後壁には製氷皿86と開閉板89との
間において開口する冷気供給口90が形成されており、製
氷時に冷気を主に製氷皿86の底面部に沿って流すように
している。
一方、冷蔵室83の下部には、底板91が仕切部84との間
に所定の空間部92を形成するように設けられており、こ
の底板91には、冷蔵室83の空気を製氷皿86の上面側に導
入するための空気導入手段たる連通孔93を形成してい
る。そして、94は製氷皿14へ水を供給するための給水装
置で、これは、冷蔵室83内の底板91上に載置された給水
タンク95、この給水タンク95の水を受ける水受部96、こ
の水受部96の底部に設けられ底板91を貫通して先端が製
氷皿86に上方から臨む給水管97、及びこの給水管97の途
中部に設けられた電磁弁98とにより構成されている。
而して、上記構成のものの場合、製氷時には、製氷皿
86の上面側に製氷室82内の温度よりも高い温度の冷蔵室
83内の空気が導入されるから、製氷皿86内の水の上面側
の氷の形成が遅れるようになる。しかもこの場合、製氷
皿86が振動付与機構により振動されると共に、製氷室82
内に供給される冷気により製氷皿86は特に底面側が冷却
されるようになっているから、製氷皿86内の水は底面側
から凍るようになって、透明な氷を効率良く作ることが
できる。そして、製氷が完了して製氷皿86が上下反転さ
れると、これに伴い開閉板89が垂直位置に回動されて開
放され、製氷皿86から離れた氷は下方に落下されて貯留
される。離氷が完了して製氷皿86が元の水平位置へ回動
されると、開閉板89も元の閉鎖状態に戻される。
この第4実施例によれば、透明な氷を良好に作ること
ができることに加え、次のような利点がある。即ち、製
氷室82の上方を冷蔵室83とし、その冷蔵室83に給水装置
94を配置しているから、給水装置94から製氷皿86への給
水は、電磁弁98の開閉により、給水管97から、いわゆる
自然落下を利用して行うことができ、よって水を汲み上
げるための給水ポンプを不要にできる。
第36図乃至第40図は本発明の第5実施例を示したもの
であり、前記第2実施例とは次の点が異なっている。即
ち、製氷皿101の上面を開閉可能に覆うための蓋102は、
上面が開放された容器状をなす下蓋103と、この下蓋103
の上面にこれを覆うように嵌合された上蓋104とから構
成され、上蓋104に形成した複数本の弾性変形可能な係
合爪105を下蓋103に係合させている。この蓋102内に
は、伝熱シート106を備えたヒータ107及び断熱材108を
収納している。ヒータ107のリード線107aは下蓋103の側
面を貫通して外方に導出されており、その貫通部分には
充填材109を詰めて防水を図っている。下蓋103には、一
方側の側面に先端部が径大な、きのこ状の突起部110が
6個突設され、他方側の側面の前側に舌片111が突設さ
れ、また、後部の端部に給水管36の先端部を製氷皿101
に臨ませるための受口112が形成されてる。また、上蓋1
04の一方側の端部には段部113が形成されている。一
方、製氷皿101上部の一方側の側面にも上記突起部110と
同様な突起部114が6個形成されている。115は矩形状の
ゴムシートで、上部及び下部に前記突起部110及び114に
対応して6個ずつの嵌合孔116が形成されており、上部
の嵌合孔116を蓋102の各突起部110に嵌合させると共
に、下部の嵌合孔116を製氷皿101の各突起部114に嵌合
させることにより、製氷皿101に蓋102を回動可能に連結
している。117は例えばゴム製の固定具で、これには蓋1
02の突起部110に対応して6個の嵌合穴118が形成されて
いると共に、裏面側の上端部に係合凸部119が形成され
ており、各嵌合穴118をゴムシート115から突出した突起
部110にスライドにより嵌合させると共に、係合凸部119
を上蓋104の段部113に係合させることによって、ゴムシ
ート115の上部を蓋102に固定する状態で蓋102に取り付
けられている。また、詳細には示されていないが、製氷
皿101側にも蓋102側の固定具117と同様な固定具120が取
り付けられており、その固定具120を突起部114に嵌合さ
せてゴムシート115の下部を製氷皿101に固定している。
尚、上記蓋102の舌片111は、製氷皿101の反転動作時
に、機体8(第22図参照)の裏面に突設された係止凸部
121(第36図に二点鎖線で示す)に係止することによっ
て、製氷皿101に対して蓋102を開放させるためのもので
ある。
上記構成のものによれば、ヒータ107を内設した蓋102
を防水構造とすることができ、耐水性を向上できる。ま
た、製氷皿101と蓋102とをゴムシート115を介して連結
しているから、離氷時における製氷皿101のひねり力が
ゴムシート115により吸収されてひねり力が蓋102には殆
ど及ぶことがなく、蓋102が破損するような虞はない。
さらには、製氷皿101と蓋102との連結にねじを使用しな
いので、組立も容易にできる利点がある。
[発明の効果] 請求項1の自動製氷装置付冷蔵庫においては、製氷時
に振動付与手段によって製氷皿を振動させることによ
り、製氷皿内の水が振動するため、水と氷との境界面に
付着した気泡の外方への脱出を助長し、透明な氷を形成
するための時間を短縮できる。また、製氷皿の上面が蓋
によって覆われていることにより、製氷皿内の水の上面
側は冷気によって冷却され難くなり、製氷皿内における
水の上面側へ順次凍るようになる。従って、水面が最後
に凍るようになるので、水に含まれた気泡は水面から自
由に逃げ得るようになり、この結果、気泡の含まれない
透明な氷を短時間で作ることができる。
この場合、製氷皿をこれの回動中心である軸部の軸方
向へ振動させる構成としているから、離氷時に製氷皿を
回動により上下反転させるものでありながら、製氷皿を
振動させるについて簡単な構造で達成することができ
る。
更に、製氷完了後の離氷回転時には、上面の蓋が製氷
皿の回転に連動して退去するため離氷の邪魔にならなく
なり自動製氷装置において透明氷をつくることができ
る。
また、請求項2の自動製氷装置付冷蔵庫においては、
製氷完了後の離氷回転時には、上面覆い蓋に製氷皿の回
転軌跡空間部をするため離氷の邪魔にならなくなり自動
製氷装置において透明氷をつくることができる。
そして、請求項3の自動製氷装置付冷蔵庫において
は、製氷時に製氷皿を振動させると共に、製氷皿の上面
を加熱手段によって加熱することにより、製氷皿内にお
ける水の上面側の氷の形成を一層確実に遅らせることが
できる。
更にまた、請求項4の自動製氷装置付冷蔵庫において
は、製氷皿が給水完了温度に達すると振動付与及び上面
冷却遅延手段を動作させ、製氷完了温度に達すると製氷
皿の振動付与及び上面冷却遅延手段の動作を終了させる
ことにより、製氷時のみ製氷皿の振動付与及び上面遅延
冷却を行うため、無駄な動作なく、更に製氷室内の無駄
な温度上昇を防止することができ、効率よく製氷皿の下
部から冷却することができる。即ち、自動製氷装置にお
いて短時間で効率よく透明な氷を良好につくることがで
きる。
また、請求項5の自動製氷装置付冷蔵庫においては、
製氷皿下方側に対し製氷皿の上面側の冷却を遅延させる
覆い蓋を有し、製氷皿が給水完了温度に達すると振動付
与手段を動作させ、製氷完了温度に達すると製氷皿の振
動付与手段の動作を終了させることにより、製氷時のみ
製氷皿の振動付与を行うため、無駄な動作なく、更に製
氷室内の無駄な温度上昇を防止することができ、効率よ
く製氷皿の下部から冷却することができる。即ち、自動
製氷装置において短時間で効率よく透明な氷を良好につ
くることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本発明の第1実施例を示し、第1図
は製氷装置の破断平面図、第2図は冷蔵庫の縦断側面
図、第3図は振動付与機構部分の破断側面図、第4図は
同部分を分離して表わした側面図、第5図は第1図中イ
−イ線に沿って示す温度センサ部分の縦断側面図、第6
図は製氷皿及び蓋部分の縦断正面図、第7図は制御回路
図、第8図は機能説明用のフローチャートである。第9
図及び第10図は温度センサ部分の変形例を示し、第9図
は縦断正面図、第10図は温度センサの斜視図である。第
11図は製氷皿部分の第1の変形例を示した縦断正面図で
ある。第12図及び第13図は製氷皿部分の第2の変形例を
示し、第12図は縦断正面図、第13図は底面図である。第
14図及び第15図は製氷皿部分の第3の変形例を示し、第
14図は縦断正面図、第15図は底面図である。第16図乃至
第19図は製氷皿部分の第4の実施例を示し、第16図は縦
断正面図、第17図は側面図、第18図は底面図、第19図は
保持爪部分の拡大正面図である。第20図及び第21図は保
持爪部分の第1及び第2の変形例を示した第19図相当図
である。 第22図乃至第24図は本発明の第2実施例を示し、第22図
は製氷装置の平面図、第23図は製氷皿及び蓋部分の縦断
正面図、第24図は動作説明図である。第25図は蓋部分の
第1の変形例を示した縦断正面図、第26図は蓋部分の第
2の変形例を示した縦断正面図である。第27図及び第28
図は蓋部分の第3の変形例を示し、第27図は縦断正面
図、第28図は動作説明図である。 第29図乃至第32図は本発明の第3実施例を示し、第29図
は冷蔵庫の縦断側面図、第30図は扉を開放して表わした
製氷室部分の正面図、第31図は製氷時の縦断正面図、第
32図は離氷時の縦断正面図である。第33図は開閉板の駆
動構成の変形例を示した概略的正面図である。 第34図及び第35図は本発明の第4実施例を示し、第34図
は扉を除いて表わした破断正面図、第35図は仕切部部分
を分離して表わした斜視図である。 第36図乃至第40図は本発明の第5実施例を示し、第36図
は製氷皿及び蓋部分の破断正面図、第37図は要部の拡大
縦断正面図、第38図は蓋の平面図、第39図は蓋,ゴムシ
ート及び固定具の側面図、第40図は第39図中ロ−ロ線に
沿って示す固定具の拡大縦断面図である。 図面中、1は冷蔵庫本体、4は製氷室、7は自動製氷装
置、12は出力軸(軸部)、13は駆動機構、14は製氷皿、
15は支軸(軸部)、18は振動付与機構(振動付与手
段)、33は給水装置、37aは冷気供給口、38は蓋、39は
ヒータ(加熱手段)、50,51,54,57は製氷皿、62,64,65,
66は蓋、63,69はヒータ(加熱手段)、73は製氷皿、75
はヒータ(加熱手段)、76は開閉板、82は製氷室、83は
冷蔵室、84は仕切部、86は製氷皿、93は連通孔(空気導
入手段)、94は給水装置、101は製氷皿、102は蓋、107
はヒータ(加熱手段)、115はゴムシートを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市居 明彦 大阪府茨木市太田東芝町1番6号 株式 会社東芝大阪工場内 (56)参考文献 実開 昭58−69779(JP,U) 実開 昭49−111069(JP,U) 特公 昭64−5229(JP,B2) 実公 昭46−5979(JP,Y2) 実公 昭51−47088(JP,Y2)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製氷室に配設した製氷皿に水を供給して製
    氷し、製氷完了後に駆動機構により製氷皿を軸部を中心
    に回動させて上下反転し捻ることにより離氷するように
    した自動製氷装置を備えた冷蔵庫において、前記製氷皿
    を前記軸部の軸方向へ移動可能に構成し、製氷時に前記
    製氷皿に前記軸方向への振動を付与する振動付与手段を
    設けると共に、製氷時に前記製氷皿の上面を覆い、製氷
    完了後の離氷回転時に回転に連動して前記製氷皿の回転
    軌跡外に退去する蓋を設けたことを特徴とする自動製氷
    装置付冷蔵庫。
  2. 【請求項2】製氷室に配設した製氷皿に水を供給して製
    氷し、製氷完了後に駆動機構により製氷皿を軸部を中心
    に回動させて上下反転し捻ることにより離氷するように
    した自動製氷装置を備えた冷蔵庫において、前記製氷皿
    を前記軸部の軸方向へ移動可能に構成し、製氷時に前記
    製氷皿に前記軸方向への振動を付与する振動付与手段を
    設けると共に、製氷時に前記製氷皿の上面側の冷却を遅
    延させる上面覆い蓋を備え、前記製氷皿上面と前記上面
    覆い蓋との間に製氷完了後の離氷回転時における前記製
    氷皿の回転軌跡空間部を設けたことを特徴とする自動製
    氷装置付冷蔵庫。
  3. 【請求項3】前記蓋に製氷時に発熱する製氷皿加熱手段
    を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の自動
    製氷装置付冷蔵庫。
  4. 【請求項4】製氷室に配設した製氷皿に水を供給して製
    氷し、製氷完了後に駆動機構により製氷皿を軸部を中心
    に回動させて上下反転し捻ることにより離氷するように
    した自動製氷装置を備えた冷蔵庫において、前記製氷皿
    の下面側を冷却する下方冷却手段と、前記製氷皿を前記
    軸部の軸方向へ移動可能に構成し、製氷時に前記製氷皿
    に前記軸方向への振動を付与する振動付与手段と、前記
    製氷皿下方側に対し前記製氷皿の上面側の冷却を遅延さ
    せる加熱ヒータの上面冷却遅延手段とを有し、前記製氷
    皿の温度を検知する製氷皿温度検知手段が給水完了温度
    に達すると前記振動付与及び上面冷却遅延手段を動作さ
    せ、製氷完了温度に達すると前記振動付与及び上面冷却
    遅延手段の動作を終了させることを特徴とする自動製氷
    装置付冷蔵庫。
  5. 【請求項5】製氷室に配設した製氷皿に水を供給して製
    氷し、製氷完了後に駆動機構により製氷皿を軸部を中心
    に回動させて上下反転し捻ることにより離氷するように
    した自動製氷装置を備えた冷蔵庫において、前記製氷皿
    の下面側を冷却する下方冷却手段と、前記製氷皿を前記
    軸部の軸方向へ移動可能に構成し、製氷時に前記製氷皿
    に前記軸方向への振動を付与する振動付与手段と、前記
    製氷皿下方側に対し前記製氷皿の上面側の冷却を遅延さ
    せる覆い蓋とを有し、前記製氷皿の温度を検知する製氷
    皿温度検知手段が給水完了温度に達すると前記振動付与
    手段を動作させ、製氷完了温度に達すると前記振動付与
    手段の動作を終了させることを特徴とする自動製氷装置
    付冷蔵庫。
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