JP2603797B2 - 床 束 - Google Patents

床 束

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JP2603797B2
JP2603797B2 JP5214050A JP21405093A JP2603797B2 JP 2603797 B2 JP2603797 B2 JP 2603797B2 JP 5214050 A JP5214050 A JP 5214050A JP 21405093 A JP21405093 A JP 21405093A JP 2603797 B2 JP2603797 B2 JP 2603797B2
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陵二 酒田
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ナショナル住宅産業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高さ調整自在に床パネ
ルを支持することができる床束に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図9、図10に示されるように床
基盤3より浮いた状態で床パネル8を設置するための床
束が種々提供されている。これらの床束は床基盤3上に
立設される支持脚本体2の上部にボルト体20が溶接に
よって取り付けられており、このボルト体20に螺着さ
れた上下一対のナット21,22間に隣合う床パネル8
を接続する接合金物9が支持されている。そして、床パ
ネル8の高さ調整を行ってレベル調整を行う場合には接
合金物9の上下に設けられたナット21,22の高さ位
置の調整によりレベル調整を行うというものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、床レベルの微調整は接合金物9の上
側のナット22を緩めた状態として接合金物9の下側の
ナット21を回転操作してボルト体20へのナット21
の螺合深さを調整することで行われるものであるが、床
パネル8の取り付け後には下側のナット21の取り付け
部位にスパナ等の工具を入れることができないために床
パネル8を敷設した状態では床パネル8のレベル調整を
行うことができないという問題があった。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、床パネルの取り付け後に床パネルを敷設した
状態で床レベル調整を行うことができる床束を提供しよ
うとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、床基盤3上に立設される支持脚本体2
の上部にナット部1を設け、外周面にねじ部4が設けら
れたボルト体5の中間部に六角ナット6aを溶接固定し
ボルト体5の外周面より外方に突出する支持突部6を
設けて支持ボルト7を形成し、上記支持ボルト7の下部
を支持脚本体2のナット部1に螺着し、隣合う床パネル
8を接続する断面略U字状の接合部材9の底板9aに設
けられた通孔10に支持ボルト7の上部を挿通すると共
に通孔10の開口縁を支持突部6に載置し、通孔10よ
り突出する支持ボルト7の上部に螺着されたナット11
と支持突部6とで接合部材9の底板9aを挟持し、支持
ボルト7の上端に支持ボルト7を回転操作するための工
具が係合される操作部12を設けたものである。
【0006】
【作用】しかして、ナット11を緩めた状態として操作
部12に係合された工具を介して支持ボルト7を回転操
作することで支持脚本体2のナット部1に螺着されてい
る支持ボルト7の下部の螺合深さを調整することがで
き、これによって支持ボルト7と共に支持ボルト7にて
支持されている接合部材9の高さ調整を行うことがで
き、接合部材9にて床パネル8を支持した状態で床パネ
ル8の高さ調整を自在に行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。床束は図1、図2に示されるように、床基盤
3上に設置される支持脚本体2と、支持脚本体2の上部
に取着されると共に床パネル8に連結固定される接合部
材9を支持する支持ボルト7とで主体が構成されてい
る。
【0008】支持脚本体2は図3に示されるように床基
盤3に連結される基板13の中央部に角筒14を立設
し、角筒14の上部に取り付けられた支持板15に内面
にねじ部1bが設けられた接続筒1aを取り付けて構成
されている。ここで、ナット11を構成する接続筒1a
の内部と角筒14の内部空間とは連通した状態となって
いる。
【0009】支持ボルト7は図4に示されるように外周
面にねじ部4が設けられたボルト体5の中間部にボルト
体5の外周面より外方に突出する支持突部6を設けて構
成されており、ボルト体5の上端面にはボルト体5を回
転操作するための工具が係合される操作部12が設けら
れている。この操作部12はボルト体5の上端に六角レ
ンチのような工具が差し込み結合される凹所12aを凹
設して構成されている。支持突部6はボルト体5に螺着
された六角ナット6aをボルト体5の中間部に溶接固定
等によって固定することで形成されている。
【0010】支持脚本体2と支持ボルト7とは支持ボル
ト7の下部を支持脚本体2の上部に設けられたナット部
1に螺着することで相互に連結されており、ナット部1
へのボルト体5の下部の螺合深さを調整することでボル
ト体5に設けられている支持突部6の高さ位置を自在に
調整することができるようになっている。支持ボルト7
に連結される接合部材9は固着具16が挿通される通孔
17を備えた一対の側板9bと、各側板9bの下部間に
設けられた底板9aとで略U字状に形成されており、底
板9aにはボルト体5の上部が挿通される通孔10が穿
設されている。この通孔10にボルト体5の上部を挿通
した状態で通孔10より突出するボルト体5の上部にナ
ット11を螺着してナット11と支持突部6とで底板9
aに設けられた通孔10の開口縁を挟持することで接合
部材9がボルト体5に連結固定されている。ここで、通
孔10にボルト体5の上部を挿通した状態では通孔10
の開口縁が支持突部6に載置されることとなり、接合部
材9は支持突部6によって支持されるようになってい
る。
【0011】接合部材9は隣合う床パネル8の端部間に
配置されるものであり、各側板9bを床パネル8の端面
に当接した状態で通孔17を介して床パネル8の端部に
固着具16を打入することで床パネル8と連結固定され
ており、これによって隣合う床パネル8を支持してい
る。そして、隣合う床パネル8は接合部材9によって相
互に連結され、接合部材9が支持ボルト7によって支持
されていることで床パネル8は床基盤3上に浮いた状態
で設置されている。
【0012】しかして、床パネル8を設置するにあたっ
ては、ナット部1へのボルト体5の下部の螺合深さを調
整することでボルト体5に設けられている支持突部6の
高さ寸法を調整すると共に支持突部6によって支持され
ている接合部材9の高さ調整を行い、ボルト体5の上部
に螺着されたナット11を締め込むことで床パネル8が
連結される接合部材9を所定の高さ位置に固定する。次
いで、床パネル8の端部を接合部材9の側板9bに当接
した状態で側板9bに設けられた通孔17を介して床パ
ネル8の端部に固着具16を打入して接合部材9と床パ
ネル8とが相互に連結されるものであり、床パネル8が
所定の高さ寸法で床基盤3上に浮いた状態で設置され
る。
【0013】そして、床パネル8の設置後に床パネル8
のレベル調整を行うにあたっては、ボルト体5の上部に
取り付けられているナット11を緩めた状態とし、ボル
ト体5の上部に設けられた操作部12に工具を係合して
ボルト体5を回転操作することで支持脚本体2に設けら
れたナット部1へのボルト体5の下部の螺合深さを調整
し、これによってボルト体5に設けられた支持突部6の
高さ調整を行うと共に支持突部6に支持された接合部材
9の高さ調整を行い、再度ナット11を締め込むことで
高さ調整後の高さ位置で接合部材9を固定することがで
きる。つまり、ナット部1に対するボルト体5の下部の
螺合深さを深くすることで支持突部6の高さ位置を低く
することができ、また、ナット部1に対するボルト体5
の下部の螺合深さを浅くすることで支持突部6の高さ位
置を高くすることができるものであり、床パネル8を設
置した後であってもナット11を緩めてボルト体5を回
転操作するだけの簡単な操作によって床パネル8を外し
たりするようなことなく接合部材9の高さ調整を行って
床パネル8のレベル調整を手間取ることなく簡易に行う
ことができるようになっている。
【0014】図7、図8は他の実施例を示しており、こ
のものにあっては、支持ボルト7を支持脚本体2の上部
に2本設置するようにしたものが示されている。
【0015】
【発明の効果】本発明は上述のように、上部にナット部
を備えた支持脚本体を床基盤上に立設し、外周面にねじ
部が設けられたボルト体の中間部に六角ナットを溶接固
定してボルト体の外周面より外方に突出する支持突部を
設けて支持ボルトを形成し、上記支持ボルトの下部を支
持脚本体のナット部に螺着し、隣合う床パネルを接続す
る断面略U字状の接合部材の底板に設けられた通孔に支
持ボルトの上部を挿通すると共に通孔の開口縁を支持突
部に載置し、通孔より突出する支持ボルトの上部に螺着
されたナットと支持突部とで接合部材の底板を挟持し、
支持ボルトの上端に支持ボルトを回転操作するための工
具が係合される操作部を設けてあるので、ナットを緩め
た状態として操作部に係合された工具を介して支持ボル
トを回転操作することで支持脚本体のナット部に螺着さ
れている支持ボルトの下部の螺合深さを調整して支持ボ
ルトと共に支持ボルトにて支持されている接合部材の高
さ調整を行うことができ、接合部材にて床パネルを支持
した状態で床パネルの高さ調整を自在に行うことができ
るものであり、床パネルの設置後であっても手間取るこ
となく簡易に床パネルのレベル調整を行うことができる
ものである。すなわち、調整後にはナットを締め込んで
六角ナットとナットとで接合部材の底板を挟持すること
によって接合部材が上方に移動するようなことがなく、
接合部材の固定を確実に行うことができるものであり、
しかも、このように上下に配されたナットを用いるダブ
ルナットの構造にて底板を固定するようにしたものにお
いてナットを緩めて支持ボルトの上部の操作部を介して
支持ボルトを回転させることで接合部材の高さ位置を簡
単に変更することができるものであり、接合部材の支持
固定を確実に行うことができるものでありながら上下方
向の高さ位置調整を手間取ることなく簡単に行うことが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す面図である。
【図2】(a)は面図、(b)は面図である。
【図3】支持脚本体を示すものであり、(a)は正面
図、(b)は平面図、(c)は(b)におけるA−A線
断面図である。
【図4】ボルト体を示すものであり、(a)は正面図、
(b)は平面図、(c)は(b)におけるB−B線断面
図、(d)は操作部を示す拡大平面図である。
【図5】同上の設置状態を示す一部破断した斜視図であ
る。
【図6】(a)は正面図、(b)は面図、(c)は平
面図である。
【図7】他の実施例における設置状態を示す一部破断し
た斜視図である。
【図8】(a)は正面図、(b)は面図、(c)は平
面図である。
【図9】従来例を示す面図である。
【図10】他の従来例を示す面図である。
【符号の説明】
1 ナット部 2 支持脚本体 3 床基盤 4 ねじ部 5 ボルト体 6 支持突部 7 支持ボルト 8 床パネル 9 接合部材 9a 底板 10 通孔 11 ナット 12 操作部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床基盤上に立設される支持脚本体の上部
    にナット部を設け、外周面にねじ部が設けられたボルト
    体の中間部に六角ナットを溶接固定してボルト体の外周
    面より外方に突出する支持突部を設けて支持ボルトを形
    成し、上記支持ボルトの下部を支持脚本体のナット部に
    螺着し、隣合う床パネルを接続する断面略U字状の接合
    部材の底板に設けられた通孔に支持ボルトの上部を挿通
    すると共に通孔の開口縁を支持突部に載置し、通孔より
    突出する支持ボルトの上部に螺着されたナットと支持突
    部とで接合部材の底板を挟持し、支持ボルトの上端に支
    持ボルトを回転操作するための工具が係合される操作部
    を設けて成ることを特徴とする床束。
JP5214050A 1993-08-30 1993-08-30 床 束 Expired - Fee Related JP2603797B2 (ja)

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JPH0762778A JPH0762778A (ja) 1995-03-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02120444A (ja) * 1988-10-27 1990-05-08 Natl House Ind Co Ltd 床パネル支持構造

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