JPH08331719A - がいし等の取り付け構造 - Google Patents

がいし等の取り付け構造

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JPH08331719A
JPH08331719A JP15557395A JP15557395A JPH08331719A JP H08331719 A JPH08331719 A JP H08331719A JP 15557395 A JP15557395 A JP 15557395A JP 15557395 A JP15557395 A JP 15557395A JP H08331719 A JPH08331719 A JP H08331719A
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bolt
fixed seat
seat
fixed
side plate
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Isao Osanawa
功 長縄
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Nasu Denki Tekko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】がいし等の器具を単純な動作で腕金等に極めて
容易に固定できる。 【構成】腕金等に固定した横断面コ字型の固定座2とこ
の固定座2の外側に被冠固定する、がいし等を固定した
取り付け座9とから成り、上記固定座2は相対向する側
板2aの間にボルト5を通し、一方のボルト5端のボル
ト頭体6と他方のボルト5端に螺着したナット7の夫々
側板2aに対向する面に円錐台形状部6a及び7aを設
け、上記取り付け座9は横断面がコの字型で、相対向す
る側板9aの相応する下辺から固定座2のボルト5が挿
入できる切り込み孔13を設け、各切り込み孔13の上
端縁外面周縁にテーパー凹部14を設け、固定座2のボ
ルト5を取り付け座9の各側板9aの切り込み孔13に
入れて固定座2に取り付け座9を被冠し、固定座2のナ
ット7を締付けて各テーパー凹部14にボルト頭体6又
はナット7の各円錐台形状部6a、7aを嵌入させてな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は腕金等の適宜の支持体
に固定した固定座とこの固定座の外側に被冠固定する、
がいし等を固定した取り付け具とから成る、がいし等の
取り付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来D型腕金の垂直部にがいしを取り付
ける場合、特にがいしを腕金に対して傾斜させて取り付
ける場合は、上記垂直部に取り付け座を固定してこの取
り付け座にがいしを傾斜して取り付けている。しかしな
がらこの様に傾斜してがいしを取り付け座に固定する作
業は柱上での場合が多く、極めて煩雑であり手間のかか
るものである。そこで傾斜した外面を持つ取り付け座を
用意し、予めがいしを固定した取り付け座を設け、この
取り付け座を腕金等に固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれらの
取り付け座を腕金等に取り付けるのは、上述の如く傾斜
状態で取り付けるよりは簡単であるが、やはりボルトを
通したりこれにナットを螺着したりする手間がかかり、
依然として作業は煩雑なものである。とくにマニピュレ
ーター等のロボットでの作業はなおさらである。
【0004】そこでこの発明は、がいしを取り付け座に
固定しておき、この取り付け座を腕金等の支持体に予め
固定した固定座に単純な動作で極めて容易に固定できる
がいし等の取り付け構造を提供し、上記課題を解決する
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1項の発明は、腕
金等の適宜の支持体に固定した横断面コ字型の固定座と
この固定座の外側に被冠固定する、がいし等を固定した
取り付け座とから構成されている。上記固定座は相対向
する側板の間にボルトをわたし、その両端を各側板に穿
ったボルト孔に貫通させている。そして一方の側板の外
方に突出したボルト端にはボルト頭体を設け、このボル
ト頭体は当該側板に対向する面に円錐台形状部を設けて
いる。また他方の側板の外方に突出したボルト端にはナ
ットを螺着し、このナットの当該側板に対向する面に円
錐台形状部を設けている。
【0006】また上記取り付け座は横断面がコの字型で
対向する側板が上記固定座の相対向する側板の外面に当
接自在な形状とし、これらの相対向する側板の相応する
下辺箇所から上記固定座のボルトが挿入できる切り込み
孔を上方に向けて設けている。これらの各切り込み孔の
上端縁外面周縁に当該切り込み孔の中心に向けて深くな
るテーパー凹部を設けている。そして上記固定座のボル
トを取り付け座の各側板の切り込み孔に入れて固定座に
取り付け座を被冠し、上記ボルトが各切り込み孔の上端
に嵌入するよう被冠する。そこで固定座のナットを締付
け、各テーパー凹部にボルト頭体又はナットの各円錐台
形状部が嵌入している。
【0007】また上記請求項1項の発明の固定座の各側
板のうち少なくともいずれか一方のボルト孔及びこのボ
ルト孔に通すボルトの断面を角形とする場合もある。
【0008】
【作用】この発明においてナットを締付け、取り付け座
の各テーパー凹部に固定座のボルト頭体又はナットの各
円錐台形状部が嵌入している状態では、取り付け座を上
方に引っ張っても各テーパー凹部がボルト頭体及びナッ
トの各円錐台形状部に引っ掛かって上がらない。この取
り付け座を固定座から外す場合はナットを緩めれば各テ
ーパー凹部からボルト頭体及びナットの各円錐台形状部
が外れ、取り付け座を引き上げることができる。また当
該取り付け座には予めがいし等の器具を取り付けてあ
る。また固定座の各側板のうち少なくともいずれか一方
のボルト孔及びこのボルト孔に通すボルトの断面を角形
としたものは、固定座に取り付け座を被冠してナットを
締め付ける場合、ボルトを押さえる必要がなく、ナット
のみを回せば良い。
【0009】
【実施例】以下この発明の実施例を図について説明す
る。図1乃至図3に示すごとく、電柱(図示省略)等に
固定したD型アームの垂直部1にその側縁を固定した、
水平断面がコ字型の固定座2を設け、この固定座2は相
対する側板2a及び前板2bの上端縁を内側に傾斜させ
ている。またこれらの側板2aにはボルト孔3、4を夫
々穿ち、このうち一方のボルト孔3は断面角形としてい
る。
【0010】またこれらのボルト孔3、4に両端を貫通
させたボルト5を相対する側板2aの間に渡しており、
このボルト5の上記ボルト孔3を貫通する箇所は一定巾
にわたって断面角形となっている。従ってこのボルト5
はこれらのボルト孔3、4に対して摺動できるが、回転
はできない構成と成っている。またこのボルト5の一方
の側板2aの外方に突出した端部にボルト頭体6を設
け、このボルト頭体6の、上記一方の側板2aに対向し
た面に円錐台形状部6aを設けている。またボルト5の
他方の側板2aの外方に突出した端部にはナット7を螺
着しており、このナット7の、上記他方の側板2aに対
向した面に円錐台形状部7aを設けている。さらにこの
ナット7の外方の端部にナット外れ防止用のピン8を設
けている。
【0011】またこの固定座2に被冠、固定する取り付
け座9は図4乃至図6に示すごとく、上記固定座2の相
対する側板2aの外側に重合自在な巾を有する相対する
側板9aを有し、これらの側板9aの端部に傾斜した平
行な二枚の係止板10を一体に設けている。これらの係
止板10には相互に相応する位置にボルト孔11を夫々
設けている。また内側の係止板10の上端には折曲ガイ
ド板12が当該係止板10と一体に突出して設けられて
いる。
【0012】またこの取り付け座9の相対する側板9a
の下辺の相互に相応する位置から上方に向けて切り込み
孔13を設けており、これらの各切り込み孔13は上記
固定座2のボルト5が嵌入できる巾を有している。また
これらの各切り込み孔13の外面の上端縁周縁には、当
該切り込み孔13の中心に向けて次第に深くなるすり鉢
状のテーパー凹部14を設けている。またこれらの各テ
ーパー凹部14と係止板10と間の各側板9aの相互に
相応する位置に内方に向けて折曲片15を夫々設けてい
る。これらの各折曲片15は固定座2へ取り付け座9を
被冠する際のガイドである。
【0013】そして予め上記取り付け座9の傾斜した二
枚の係止板10の各ボルト孔11にがいし16のピン1
7を通してピン17の端部にナット18を螺着し、がい
し16を取り付け座9に固定する(図10参照)。そし
て上記固定座2のボルト5を取り付け座9の各側板9a
の各切り込み孔13に入れて固定座2に取り付け座9を
被冠する。そして上記ボルト5が各切り込み孔13の上
端に嵌入するまで被冠する。これにより図7に示す如
く、固定座2の相対する側板2aの外面に取り付け座9
の各側板9aが重合する。そこで図8に示すごとく、固
定座2のナット7を締付けて各テーパー凹部14にボル
ト頭体6又はナット7の各円錐台形状部6a、7aを嵌
入させている。また上記ナット7の締付けの際、ボルト
5は上記ボルト孔3箇所で回転を阻止されているため、
ナット7のみを回転させればよい。
【0014】この実施例の場合、図9に示すごとくナッ
ト7を締付け、取り付け座9の各テーパー凹部14に固
定座2のボルト頭体6又はナット7の各円錐台形状部6
a、7aが嵌入している状態では、取り付け座9を上方
に引っ張ってもすり鉢状の各テーパー凹部14がボルト
頭体6及びナット7の各円錐台形状部6a、7aに引っ
掛かって上がらない。従ってがいし16は強固に支持体
たるD型アームの垂直部1に固定される。
【0015】またこの取り付け座9を固定座2から外す
場合は、ナット7を緩めれば各テーパー凹部14からボ
ルト頭体6及びナット7の各円錐台形状部6a、7aが
外れ、容易に取り付け座9を引き上げることができる。
また上記実施例では固定座2の相対向する側板2a、2
a及び前板2bの上縁が内側に傾斜しているため、当該
固定座2に取り付け座9を上から被冠する際、これらの
上縁がガイトとなって被冠し易い。
【0016】なお上記実施例では固定座の各側板のうち
少なくともいずれか一方のボルト孔及びこのボルト孔に
通すボルトの外周部分を断面を角形としているが、この
発明はこれらのものに限定されるものではない。また上
記実施例では固定座の各側板及び前板の上縁を内側に傾
斜させているが、この上縁の傾斜もこの発明の必須要件
ではない。また上記実施例ではがいしを取り付け座に取
り付ける例を示したが、この取り付け座に取り付けるも
のは他の器具でも良い。
【0017】
【発明の効果】この発明は以上の構成であり、がいし等
の器具を予め取り付けた取り付け座を適宜の支持体に設
けた固定座に被冠し、ボルトナットを締め付ければ、強
固に固定され、また取外しもナットを緩めれば容易に取
り付け座を固定座から外すことができる。従って取り付
け座の固定座への上からの被冠又は上への引き抜き及び
ナットの回転という極めて単純な作業で固定又は取外し
ができ、柱上での作業が簡易かつ確実となる。それ故マ
ニピュレータ等のロボットによる作業に最適である。
【0018】また固定座の各側板のうち少なくともいず
れか一方のボルト孔及びこのボルト孔に通すボルト箇所
の断面を角形としたものは、固定座に取り付け座を被冠
してナットを締め付けたり緩めたりする場合に、ボルト
を押さえる必要がなく、ナットのみを回せば良く、より
作業が単純化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の固定座の側面図である。
【図2】この発明の実施例の固定座の正面図である。
【図3】この発明の実施例の固定座の平面図である。
【図4】この発明の実施例の取り付け座の正面図であ
る。
【図5】この発明の実施例の取り付け座の側面図であ
る。
【図6】この発明の実施例の取り付け座の平面図であ
る。
【図7】この発明の実施例の固定座に取り付け座を被冠
した状態を示す平面図である。
【図8】この発明の実施例の固定座に取り付け座を被冠
し、ナットを締め付けた状態を示す平面図である。
【図9】この発明の実施例の固定座に取り付け座を被冠
し、ナットを締め付けた状態での縦断面図である。
【図10】この発明の使用状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 D型アームの垂直部 2 固定座 2a 側板 5 ボルト 6 ボルト頭体 6a 円錐台形状
部 7 ナット 7a 円錐台形状
部 9 取り付け座 13 切り込み孔 14 テーパー凹部 16 がいし

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 腕金等の適宜の支持体に固定した横断面
    コ字型の固定座とこの固定座の外側に被冠固定する、が
    いし等を固定した取り付け座とから成り、上記固定座は
    相対向する側板の間にボルトを貫通させてわたし、一方
    の側板の外方に突出するボルト端に設けたボルト頭体は
    当該側板に対向する面に円錐台形状部を設け、他方の側
    板の外方に突出するボルトに螺着したナットの当該側板
    に対向する面に円錐台形状部を設け、上記取り付け座は
    横断面がコの字型で対向する側板が上記固定座の相対向
    する側板の外面に当接自在な形状とし、これらの相対向
    する側板の相応する下辺箇所から上記固定座のボルトが
    挿入できる切り込み孔を上方に向けて設け、各切り込み
    孔の上端縁外面周縁に当該切り込み孔の中心に向けて深
    くなるテーパー凹部を設け、上記固定座のボルトを取り
    付け座の各側板の切り込み孔に入れて固定座に取り付け
    座を被冠し、固定座のナットを締付けて各テーパー凹部
    にボルト頭体又はナットの各円錐台形状部を嵌入させて
    なることを特徴とする、がいし等の取り付け構造。
  2. 【請求項2】 腕金等の適宜の支持体に固定した横断面
    コ字型の固定座とこの固定座の外側に被冠固定する、が
    いし等を固定した取り付け座とから成り、上記固定座は
    相対向する側板の間にボルトを貫通させてわたし、少な
    くとも一方のボルト孔及びこのボルト孔を挿通するボル
    トの部分は断面角形とし、一方の側板の外方に突出する
    ボルト端に設けたボルト頭体は当該側板に対向する面に
    円錐台形状部を設け、他方の側板の外方に突出するボル
    トに螺着したナットの当該側板に対向する面に円錐台形
    状部を設け、上記取り付け座は横断面がコの字型で対向
    する側板が上記固定座の相対向する側板の外面に当接自
    在な形状とし、これらの相対向する側板の相応する下辺
    箇所から上記固定座のボルトが挿入できる切り込み孔を
    上方に向けて設け、各切り込み孔の上端縁外面周縁に当
    該切り込み孔の中心に向けて深くなるテーパー凹部を設
    け、上記固定座のボルトを取り付け座の各側板の切り込
    み孔に入れるように固定座に取り付け座を被冠し、固定
    座のナットを締付けて各テーパー凹部にボルト頭体又は
    ナットの各円錐台形状部を嵌入させてなることを特徴と
    する、がいし等の取り付け構造。
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