JP2601703B2 - スローアウェイカッター - Google Patents

スローアウェイカッター

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JP2601703B2
JP2601703B2 JP63262180A JP26218088A JP2601703B2 JP 2601703 B2 JP2601703 B2 JP 2601703B2 JP 63262180 A JP63262180 A JP 63262180A JP 26218088 A JP26218088 A JP 26218088A JP 2601703 B2 JP2601703 B2 JP 2601703B2
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正浩 沢田
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東芝タンガロイ株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C5/00Milling-cutters
    • B23C5/02Milling-cutters characterised by the shape of the cutter
    • B23C5/10Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft
    • B23C5/109Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft with removable cutting inserts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Milling Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、中心刃チップおえよび外周刃チップを備え
たスローアウェイカッターに関し、特にエンドミル加工
に好適するようにしたものである。
(従来の技術) 従来、中心刃チップおよび外周刃チップを有するスロ
ーアウェイカッターとしては、例えば、特公昭51−2374
5号公報、特公昭53−44270号公報等にみられるものが開
示されている。
そして、前者の公報にみられるコッターミルは、半径
方向および外周方向に例えば3角形板状のスローアウェ
イチップを配置したものである。また、後者の公報にみ
られるセンターカットエンドミルは、要するに回転中心
付近にスローアウェイチップのノーズ部分が位置するよ
うな構成としたものである。
また、工具本体の最先端部分にある外周刃チップの形
状を異ならせたものとして、例えば実開昭63−100116号
公報が開示され、外周刃チップおよび底刃チップの形状
を異ならせたものとして、例えば実開昭51−125387号公
報が開示されている。
(本発明が解決しようとする課題) しかしながら、前者にみられるねコッターミルでは、
底刃稜および外周刃稜が同一形状のスローアウェイチッ
プであるため、バランスカットができず、また外周刃稜
の長さも大きくとれない問題点があった。
これに対し、後者にみられるセンターカットエンドミ
ルでは、中心刃チップが底刃稜および外周刃稜を兼ねて
いるため、中心刃チップの切削負担が大きく仕上げ用に
しか適用できないものであった。
さらに、実開昭63−100116号公報に開示されたエンド
ミルは、回転中心付近まで延びる底刃稜を有しない構成
のもので、掘り込み切削には不適という問題点があり、
また実開昭51−125387号公報に開示されたエンドミル
は、底刃稜のみを有する底刃チップであるため軸方向の
切込みが大きく採れないという問題点があった。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上述の点に鑑みなされたもので、特に中心
刃チップの切刃構成を改善するようにしたものである。
すなわち、中心刃チップは、外周刃チップよりも大き
めの形状を有するものを適用し、その切刃稜としては、
底刃稜および外周刃稜を備え、しかも切削負担のバラン
スから底刃稜および外周刃稜の中間部分には、非削稜を
形成して、底刃稜および外周刃稜の切削始点を中心側お
よび軸方向後方にずらして切削負担を軽減するようにし
たものである。
また、請求項2の発明では、堀込み切削を可能にする
ため、中心刃チップおよび外周刃チップにおける底刃稜
の構成を改善するようにしたものである。そして、具体
的には、外周刃チップのコーナー角θが中心刃チップ
の鋭角となるコーナー角θより小さい角度で構成さ
れ、また回転軌跡を基準にしたときには、底刃同士が交
差するように、外周刃チップの最先端位置を軸方向で凸
出させるようにしたものである。
さらに、請求項3の発明では、外周刃稜のみを構成す
る外周刃チップをカッター本体の軸方向に離間的に配置
することにより、回転軌跡上で外周刃稜を延長できるよ
うにしたものである。
(作用) 本発明のスローアウェイカッターは、中心刃チップに
ついては、底刃稜および外周刃稜を有するが、外周刃チ
ップよりも形状的に大きく、しかも非削稜を底刃稜およ
び外周刃稜間に有しているため、中心刃チップの切削負
担が軽減されるものである。したがって、本発明では、
刃先直径でいえばφ50mm以下のものに適用され、外周刃
稜の長さを大きくとれることから有効となるものであ
る。
また、請求項2の発明のように底刃稜の位置関係を改
善すれば、堀込み加工も可能となるものである。
(実施例) 以下、本発明スローアウェイカッターにおける一実施
例について図を参照しながら説明する。
第1図および第2図において、1は、棒状をなすカッ
ター本体であり、その一端には、中心刃チップ2および
外周刃チップ3が取付けられ、またその他端には、シャ
ンク部分4が形成されている。そして、中心刃チップ2
および外周刃チップ3の取付けは、図示の場合、ねじ5
によるものが示されている。
しかして、これらの中心刃チップ2および外周刃チッ
プ3は、カッター本体1のチップ座6内に組込まれたと
き、その回転軌跡が第2図のようになるものである。す
なわち、中心刃チップ2は、底刃稜2aおよび外周刃稜2b
を有し、その中間にあるコーナー部分には、非削稜2cが
形成されるものである。この非削稜2cは、第2図におい
て外周刃チップ3のコーナー部分よりも内方に位置する
が、底刃稜2aの切削始点Aを中心側にずらすとともに、
外周刃稜2bの切削始点Bを軸方向後方にずらして、切削
負担を軽減する。
これに対し、外周刃チップ3は、底刃稜3aおよび外周
刃稜3bを有し、回転軌跡上では、前述した中心刃チップ
2の底刃稜2aおよび外周刃稜2bとそれぞれ一部が重なる
ものである。
第3図は、掘込み加工あるいは、ドリル加工を可能に
するため、中心刃チップ2および外周刃チップ3におけ
る底刃稜2a、3aの構成を改善したものである。すなわ
ち、外周刃チップ3は、前述したものと同様、底刃稜3a
および外周刃稜3bを有するが、そのコーナー角θが鋭
角で、前記中心刃チップ2の同じく鋭角となるコーナー
角θよりも小さくなっているものである。また、外周
刃チップ3は、回転軌跡上における軸方向の位置関係で
は、中心刃チップ2よりも凸出する位置にあって、前述
したコーナー角θ、θの関係(θ<θ)から、
底刃稜2a、3a同士が交差点Pで交差するようになってい
るものである。これは、半径方向における切削量換言す
れば切削幅をほゞ均等負担させようとする配慮である。
したがって、交差点Pは、刃先直径円に対しほゞ1/2円
上にくるものである。
さらに、第4図〜第8図にみられるものでは、カッタ
ー本体1に2つのフルート溝7を設け、このフルート溝
7内に前述した中心刃チップ2および外周刃チップ3の
ほかに、外周刃稜8aのみを有する第2の外周刃チップ8
を組込むようにしたものである。第2の外周刃チップ8
を備えるようにしたのは、第9図で示される回転軌跡で
明らかなように軸方向の切刃長さを大きくとれるように
配慮したものである。なお、本実施例では、特にドリル
加工を可能にする配慮から、軸方向に延びるフルート溝
7にしているが、単純な掘込み加工であるならば、例え
ば特公昭54−2709号公報にみられるようないわゆる独立
ポケット形式のものにも適用できる。
また、図示の場合では、フルート溝7の起立壁に例え
ばエアーブローのための噴出穴9が設けられている。
なお、本実施例では、中心刃チップ2、外周刃チップ
3および第2の外周刃チップ8は、ともにチップブレー
カ10を備えているものが示されている。これは、切屑処
理性を円滑にするための配慮である。
また、本実施例では、外周刃チップ3および第2の外
周刃チップ8については、菱形板状のものが適用されて
いる。これは、鋭角コーナー部分と鈍角コーナー部分を
使い分けして、4コーナー全部を使用できるようにした
ものである。
このようにした構成された本発明のスローアウェイカ
ッターは、通常のエンドミル加工が有効に行なえる。こ
れは、前述したように中心刃チップ2の刃先構成からで
ある。
また、第3図〜第8図で示される実施例では、掘込み
加工も可能である。これは、第4図〜第8図に示される
もので実切削した結果からである。そして、この切削で
は、刃先直径をφ25mmに設定したものを適用し、S55C
(HB250)からなる被削材を3ステップでドリル加工し
た。このときの切削条件は、以下のとおりである。
切削速度V=100m/min 送りf=0.10mm/rev 穴深さL=8mm(3ステップ) (発明の効果) 本発明は、以上説明したように中心刃チップ2の切刃
構成を改善したものであるから、エンドミル加工、ドリ
ル加工等に好適し、切削バランスの関係からびびり振動
などがなく、安定した切削を期待でき、作業能率も向上
するという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明スローアウェイカッターの一実施例を
示す正面図、第2図は、中心刃チップおよび外周刃チッ
プの回転軌跡を示す拡大した説明図、第3図は、別の刃
形構成による回転軌跡を示す拡大した説明図、第4図〜
第8図は、第2の外周刃チップを備えた変形例を示す図
で、第4図は、正面図、第5図は、一部背面図、第6図
は、底面図、第7図は、一部右側面図、第8図は、一部
左側面図、第9図は、第4図〜第8図に基づく刃形構成
による回転軌跡を示す拡大した説明図である。 1……カッター本体、2……中心刃チップ、3……外周
刃チップ 2a、3a……底刃稜、2b、3b……外周刃稜、2c……非削稜 8……第2の外周チップ、8a……外周刃稜

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】棒状をなすカッター本体1の一端には、大
    きめの形状を有する中心刃チップ2および小さめの形状
    を有する外周刃チップ3が組込まれるようにしたスロー
    アウェイカッターにおいて、 前記中心刃チップ2は、略長方形板状を呈し、工具本体
    1に組込まれたときの切刃稜としては、回転中心付近か
    ら外周側に向って延びる短辺側の底刃稜2aおよび軸方向
    に延びる長辺側の外周刃稜2bが形成され、またこれらの
    底刃稜2aおよび外周切刃稜2b間にあるコーナー部分に
    は、底刃稜2aの切削始点Aを中心側にずらすとともに、
    外周切刃稜2bの切削始点Bを軸方向後方にずらすように
    した傾斜関係にある非削稜2cが形成されており、 前記外周刃チップ3は、底刃稜3aおよび外周切刃稜3bを
    形成しており、しかも回転軌跡上では、底刃稜3aが外周
    側から回転中心に向かう方向で前記底刃稜2aの切削始点
    Aを越え、しかも回転中心に向かう途中まで重なるよう
    に延びており、また外周切刃稜3bが軸方向後方に向かう
    方向で前記切削始点Bを越えしかも前記外周切刃稜2bの
    軸方向後方に向かう途中まで重なるように延びているこ
    とを特徴とするスローアウェイカッター。
  2. 【請求項2】請求項1に記載されている中心刃チップ2
    および外周刃チップ3の構成に代えて、前記中心刃チッ
    プ2は、底刃稜2aおよび外周刃稜2bによって鋭角のコー
    ナー角θが構成され、工具本体1の最先端に位置する前
    記外周刃チップ3は、底刃稜3aおよび外周切刃稜3bによ
    って前記コーナー角θよりも小さいコーナー角θが構成
    されるようになっており、また回転軌跡上では、前記外
    周刃チップ3が中心刃チップ2よりも軸方向先端側に凸
    出した位置関係にあって、前記底刃稜2aおよび底刃稜3a
    が交差点Pを構成しているスローアウェイカッター。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載されている
    スローアウェィカッターにおいて、 前記外周刃チップ3は、工具本体1の最先端のものに加
    えて、カッター本体1の軸方向後方に離間的な位置関係
    にある第2の外周刃チップ8を配置し、回転軌跡上で
    は、外周刃稜8aの存在によって切刃稜が軸方向後方に延
    長されているスローアウェイカッター。
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