JP2601093Y2 - 液晶プロジェクタ内蔵ビデオテープレコーダ - Google Patents

液晶プロジェクタ内蔵ビデオテープレコーダ

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JP2601093Y2
JP2601093Y2 JP1993062415U JP6241593U JP2601093Y2 JP 2601093 Y2 JP2601093 Y2 JP 2601093Y2 JP 1993062415 U JP1993062415 U JP 1993062415U JP 6241593 U JP6241593 U JP 6241593U JP 2601093 Y2 JP2601093 Y2 JP 2601093Y2
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liquid crystal
crystal projector
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壽美生 田中
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エルジー電子株式会社
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/02Analogue recording or reproducing
    • G11B20/04Direct recording or reproducing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、液晶表示装置を使用し
たプロジェクタ(投光機)とビデオテープレコーダ(以
下、「VTR」という。)を組み合わせた液晶プロジェ
クタ内蔵ビデオテープレコーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶素子(LCD)の利用分野の一つと
して液晶プロジェクタがある。液晶プロジェクタは、液
晶パネルの背面に光源からの光を当て、液晶パネルを通
過した光のパターンを投射レンズによりスクリーン投影
させて画像再生を行うものである。本出願人は、携帯用
の液晶素子を使用した小型液晶プロジェクタとVTRを
一体化することによって利用価値を高めた液晶プロジェ
クタ内蔵VTRを提案している(特願平5−25690
6号)。
【0003】その提案された液晶プロジェクタ内蔵VT
Rの一例について図を用いて説明する。図2は液晶プロ
ジェクタ内蔵VTRの外観を示す。図において、8は小
型液晶プロジェクタとVTRを内部に一体に組み込んだ
筐体である。筐体8の正面には、VTRのカセットテー
プ挿入口10と操作釦15及び液晶プロジェクタの背面
スクリーン9が配置される。筐体8から背面スクリーン
9を開放することにより、液晶プロジェクタの映像を筐
体8の外部に設けた前面スクリーン7に投影して大画面
で見ることもできる。
【0004】筐体8内部の液晶プロジェクタ及びVTR
を図3に示す。本例では、筐体8内部の下部にVTRを
配置し、上部に液晶プロジェクタを配置している。なお
図では、VTRと液晶プロジェクタの内容を理解しやす
いように、それらの向きを変えて図示している。液晶プ
ロジェクタは、投射レンズ1、偏光板及びカラーフィル
タを含む液晶パネル2、偏光板3、放熱用ファン6、赤
外線阻止フィルタ4、ハロゲンランプ5を順次配置して
構成される。ハロゲンランプ5を出た光は、赤外線阻止
フィルタ4を通過し、偏光板3によって特定の偏向光が
選択され、液晶パネル2に投射される。液晶パネル2で
は、セルごとに印加電圧が制御されることにより、偏光
板3を透過した偏向光が液晶パネルにあるもう一枚の偏
光板を透過するか否かを変化させる。この液晶部への印
加電圧の制御を映像信号で行うことにより、偏向光は変
調を受けるので、投射レンズ1により前面スクリーン7
又は背面スクリーン9に画像を映し出すことができる。
【0005】VTRは筐体8内部の下部に配置される。
図では、カセットローディング状態が示されている。1
1はテープカセット、12はテープカセット11から引
き出された状態の磁気テープ、13は磁気テープ12に
記録されている映像信号を磁気ヘッド(図示せず)によ
り読み出す回転シリンダ装置である。VTRの再生時に
は、磁気テープ12が一定速度で巻き取られ、毎分18
00回転で回転する回転シリンダに設けられた磁気ヘッ
ドが、磁気テープ12上の信号を連続的に読み取ること
で映像信号を得ている。
【0006】このように、液晶プロジェクタとVTRと
を一体化することにより、信号線及び電源線の配線を簡
素化することができ、さらに、配線の簡素化により信号
の劣化を防止することもできる。ところで、赤外線阻止
フィルタ4を透過して偏光板3に入射する光は、偏光板
3で60%以上が阻止される。この阻止された光は偏光
板3内で熱に変わり、この発熱により偏光板3が熱変形
をすることがある。従来の液晶プロジェクタでは、この
熱変形を防止するために専用の放熱用ファン6を設け、
これを図示しないモータにより回転させることにより、
空気流を発生させる。そしてこの空気流により偏光板3
が冷却され、発熱による偏光板3の熱変形を防いでい
る。液晶パネル2と偏光板3を隔離して配置しているの
も、偏光板3の冷却が良好に行われるようにするためで
ある。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】以上説明した液晶プロ
ジェクタ内蔵VTRでは、偏光板3で生じる発熱処理に
ついては、図3で示すように従来の液晶プロジェクタと
同様に、専用の放熱用ファン6を設置していた。このよ
うに、専用の放熱用ファン6及びそれを駆動するための
モータを設けることは、余分な部品を必要とするため、
コストアップの原因となっていた。また、それらを配置
するためのスペースを必要とするため、筐体8の形状を
大きくしなければならなかった。
【0008】本考案は、液晶プロジェクタ内蔵VTRに
おいて、液晶プロジェクタの偏光板を冷却するための放
熱用ファンを省略することにより、装置の小型化及びコ
ストダウンを図ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は、液晶プロジェ
クタ内蔵VTRにおいて、VTRの回転シリンダの上面
に空気流発生のためのフィンを設け、前記回転シリンダ
を液晶プロジェクタの偏光板に接近して配置し、前記偏
光板を前記フィンにより発生する空気流により冷却す
る。このとき、回転シリンダのフィンにより液晶プロジ
ェクタの偏光板に直接に空気流が生じるように、液晶プ
ロジェクタとVTRを配置することができる。
【0010】
【作用】VTRの回転シリンダを高速で回転させると、
その上面に設けられたフィンにより空気が攪拌されて空
気流が発生する。この空気流を液晶プロジェクタの偏光
に直接発生させる。これにより、液晶プロジェクタの
偏光板に発生する熱は空気流により外部に運び去られ、
偏光板が熱によって変形することがなくなる。
【0011】したがって、液晶プロジェクタの偏光板
熱変形防止のために専用の放熱用ファンを設ける必要が
なくなるため、装置の小型化及びコストダウンが達成さ
れる。
【0012】
【実施例】図1は、本考案の実施例の液晶プロジェクタ
内蔵VTRの斜視図である。図では、筐体の一部を切り
欠いてその内部を示している。筐体8の正面には、VT
Rのカセットテープ挿入口10と操作釦15、及び液晶
プロジェクタの背面スクリーン9が配置される。筐体8
の内部には、下部にVTRが配置され、上部に液晶プロ
ジェクタが配置される。
【0013】液晶プロジェクタ部は、投射レンズ1、偏
光板及びカラーフィルタを含む液晶パネル2、偏光板
、赤外線阻止フィルタ4、ハロゲンランプ5が順次配
置されて構成される。VTR部は、図では、カセットロ
ーディング状態が示されている。カセットテープ挿入口
10から筐体8内に挿入されたテープカセット11から
磁気テープ12が引き出され、回転シリンダ13に巻き
付けられている。VTRの再生中には、回転シリンダ1
3は磁気テープ12に記録されている映像信号を磁気ヘ
ッド(図示せず)により読み出す。この間、磁気テープ
12が一定速度で巻き取られ、回転シリンダは毎分18
00回転で回転している。
【0014】この回転シリンダ13の上部に4枚のフィ
ンが直立して設けられる。回転シリンダ13の中心軸上
に液晶プロジェクタの熱発生部である偏光板3が位置す
るように、液晶プロジェクタが配置される。回転シリン
ダ13が高速回転すると、フィン14により空気が攪拌
されて空気流が発生する。この空気流は、上方に配置さ
れた偏光板3の周囲の空気を下方に向かって吸い込み、
フィン14の周囲に吐き出すように発生する。この空気
流により、偏光板3に発生する熱は速やかに奪い去られ
ることとなり、偏光板3が冷却される。
【0015】以上の説明においては、VTRの再生時に
回転シリンダ13が回転することにより液晶プロジェク
タの偏光板3が冷却されることを説明した。VTRはテ
レビ放送受信用チューナーも具備していて、テレビ放送
を液晶プロジェクタで見ながら同時に磁気テープ12に
録画することもできる。この録画時も、回転シリンダ1
3は再生時と同様に回転をするので、偏光板3の周囲に
空気流を発生させることができる。
【0016】これに対し、VTR部のスタンバイ状態、
あるいは他の映像機器からの映像信号により液晶プロジ
ェクタを動作させるとき、通常のVTR部では回転シリ
ンダ13は回転をしない。すなわち、装置の電源スイッ
チ(図示せず)が投入されると、液晶プロジェクタ部は
動作状態となり、VTR部はスタンバイ状態となる。こ
の状態では、液晶プロジェクタ部は動作状態であるため
偏光板3に発熱が生じるが、VTRがスタンバイ状態に
あるため回転シリンダ13は回転をせず、フィン14に
よる空気流も発生しない。また、他の映像機器から映像
信号を受けて、本装置の液晶プロジェクタでそれを見る
場合も同様である。この状態が続くと、液晶プロジェク
タの偏光板3が発熱して熱変形が生じることとなる。
【0017】したがって、本装置においては、液晶プロ
ジェクタの動作時には、VTRの動作状態に関係なく常
に回転シリンダ13が必ず回転をするようにVTR部を
制御する。例えば、装置の電源スイッチが投入されたと
きには、テープカセット11がセットされていなくて
も、電源スイッチを投入してから数秒が経過した後に自
動的に回転シリンダ13が回転するようにしておく。こ
れにより、他の映像機器から映像信号を受けて、本装置
の液晶プロジェクタでそれを見る場合にも、回転シリン
ダ13が回転することとなる。
【0018】このように、VTRの再生時又は録画時で
ないときに回転シリンダ13を回転させることは、従来
よりVTRが備えている回路の一部を利用することによ
り簡単に実施できる。VTRにおいては、回転シリンダ
表面に水滴が付着したときに、結露センサが動作して、
カセット挿入を中断させておき、回転シリンダ表面を乾
燥させるという動作モードがある。この動作モードを前
述の電源投入時等に動作させることにより、特別な回路
を追加せずに回転シリンダ14を回転させることができ
る。
【0019】
【0020】
【考案の効果】本考案によれば、液晶プロジェクタ内蔵
VTRにおいて、専用の放熱用ファンを設けることなく
偏光板を冷却することができるので、装置の小型化及び
コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の液晶プロジェクタ内蔵VTRの斜視
図。
【図2】液晶プロジェクタ内蔵VTRの斜視図。
【図3】従来例の液晶プロジェクタ内蔵VTRの外観を
示す斜視図。
【符号の説明】
1…投射レンズ 2…液晶パネル 3…偏光板 4…赤外線阻止フィルタ 5…ハロゲンランプ 6…放熱用ファン 7…前面スクリーン 8…筐体 9…背面スクリーン 10…カセットテープ挿入口 11…テープカセット 12…磁気テープ 13…回転シリンダ 14…フィン 15…操作釦
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 31/00 G11B 15/61 H04N 5/64 G02F 1/13

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶プロジェクタを内蔵したビデオテー
    プレコーダにおいて、ビデオテープレコーダの回転シリ
    ンダの上面に空気流発生のためのフィンを設け、前記回
    転シリンダを液晶プロジェクタの偏光板に接近して配置
    し、前記偏光板を前記フィンにより発生する空気流によ
    り冷却することを特徴とする液晶プロジェクタ内蔵ビデ
    オテープレコーダ。
JP1993062415U 1993-11-19 1993-11-19 液晶プロジェクタ内蔵ビデオテープレコーダ Expired - Fee Related JP2601093Y2 (ja)

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CN114280878B (zh) * 2021-12-29 2024-01-26 峰米(重庆)创新科技有限公司 一种投影仪

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