JP2569449B2 - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2569449B2
JP2569449B2 JP5021291A JP2129193A JP2569449B2 JP 2569449 B2 JP2569449 B2 JP 2569449B2 JP 5021291 A JP5021291 A JP 5021291A JP 2129193 A JP2129193 A JP 2129193A JP 2569449 B2 JP2569449 B2 JP 2569449B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子スチルカメラに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、銀塩フィルムを使用せず、純電子
的に画像を記録する電子スチルカメラが注目されてい
る。電子スチルカメラは感光部に、CCD等の固体撮像
素子を用いて、記録部は半導体メモリー、磁気バブルメ
モリー等の可動部分のないメモリーを用いたものも提案
されているが、小型の磁気ディスクを定速度で回転させ
て、磁気ヘッドによって記録する構成が一般的である。
小型の磁気ディスクにアナログ記録をすることにより、
記録装置全体が小型化でき、従来からの銀塩フィルムを
用いたスチルカメラと形状的にはほぼ同じ程度の電子ス
チルカメラを実現することが可能となった。
【0003】このような電子スチルカメラは、銀塩フィ
ルムを使用するスチルカメラと比較して、 1)現像不要ですぐにモニター等に再生して見ることが
できる。 2)ディスクの途中抜き取り交換が簡単にできる。 3)磁気ディスクは消去して再使用可能である。
【0004】4)画像信号以外の信号例えば音声信号や
各種データを記録可能であり多目的な使い方が可能であ
る。 等の特徴を持つものであり、銀塩カメラでは、不可能あ
るいは非常に困難を伴う機能も簡単に実現できるもので
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら電子ス
チルカメラでは、上述のような特徴を持つと同時に、従
来とは異なった新たな問題が生ずる。カメラに記録媒体
に装着された後、記録媒体における記録状態(画像信号
の有無)の検索を終了するまで間、使用者が手動により
カメラの電気的な入力部材を操作すると、故障の原因に
なるような動作をする恐れがあった。本発明の目的は、
上述したような恐れの無い操作性の良い撮像装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【0007】
【問題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明では、被写体像を結像する光学系と、光学系の
結像面付近に設けられる固体撮像素子と、固体撮像素子
からの画像信号を処理する信号処理手段と、画像信号を
着脱可能な記録媒体に記録する記録手段とを有する撮像
装置において、記録媒体が装着されたことを検出する検
出手段と、検出手段からの検出出力に応答して前記記録
手段により記録された前記記録媒体における前記画像信
号の有無を検索する検索手段と、撮像装置に対して手動
により諸動作を指示する指示手段とを有し、検出手段が
前記記録媒体の装着を検出後、前記検索手段によって前
記画像信号の有無の検索を終了するまで間、前記指示手
段による指示を無効にする構成とした。
【0008】
【作用】本発明によれば、記録媒体の装着を検出した
後、記録媒体に画像信号が記録されているか否かの検索
が終了するまでの間、撮像装置に対して手動により諸動
作を指示する指示手段を操作しても、その操作による指
示を無効にするので、撮像装置は故障の原因になるよう
な動作をすることがない。
【0009】
【実施例】図1は本発明の構成を簡単に示した図であ
る。図1において、1は光学系、2は固体撮像素子、3
は信号処理手段、4は記録手段、5は記憶手段、6は制
御手段、7は自動アドレス機構、8は表示手段である。
【0010】図2は本発明の実施例の電子スチルカメラ
の構成を示す概略ブロック図である。電気回路のブロッ
クを主に示しているが、二重線で示されたブロックは電
気信号を機械的な動きへ、あるいは機械的な動きを電気
信号に変換するブロックであることを意味している。各
ブロックと信号の流れについて説明をする。
【0011】レンズ(101)を通して被写体からの光
が入力され、反射鏡(106)によって、通常(撮影
前)時は光がファインダーに導かれて、測光用シリコン
フォトダイオード(SPD)(105)に輝度情報を与
える。撮影時は前記反射鏡(106)が動作して、シャ
ッター(111)へ全光束を導く。ここでシャッター
(111)はメカニカルなシャッターあるいは電気光学
素子を利用したシャッター等が考えられるが、種類は問
わない。シャッター(111)を通った光はCCDイメ
ージセンサー(112)によって時系列の電気信号に変
換される。イメージセンサーも本実施例ではCCDを使
用しているがMOS等の固体撮像素子でよく、種類は問
わない。CCDイメージセンサー(112)は垂直転送
CCDを駆動するためのVドライバー(118)と水平
転送CCDを駆動するためのHドライバー(119)と
によって、動作する。Vドライバー(118)とHドラ
イバー(119)はタイミング発生回路(120)か
ら、各動作タイミングに形成された信号が供給される。
タイミング発生回路(120)は同期信号発生回路(1
25)より源信号が入力され、各ブロックに必要なタイ
ミング信号を創成している。すべての信号の源である同
期信号発生回路(125)は水晶振動子等の安定に発振
する発振子を備えて、その発振波形を分周、波形変形な
どの処理を施し、各ブロックに出力している。一方、C
CDイメージセンサー(112)より出力された、映像
信号は信号処理回路(121)に入力される。この信号
処理回路(121)は、まず入力された信号を輝度信号
と色情報信号に分離、整形する。さらに各信号にクラン
プ処理、リミッタ処理、γ補正等を加えて、マトリクス
回路(126)に出力する。マトリクス回路(126)
は次のブロックで信号処理をするために必要な信号形態
(輝度信号、色差信号)に、信号を再合成する。次のブ
ロックである記録信号処理回路(131)は磁気ディス
クに記録できるような信号形態に信号変換をするブロッ
クである。前ブロックからの信号に対して、AGC増
幅、プリエンファシス、ホワイト・ダーククリップ、お
よびFM変調等を施す。したがって、映像信号はFM変
調され、FM変調映像信号となり、必要なデータとMI
X回路(132)においてミックスされて記録アンプ
(133)へ入力され、図示はしていないが磁気ディス
ク回り、記録・再生機構ブロック内の磁気ヘッドによっ
て磁気ディスクに記録される。磁気ディスクはサーボ制
御モーターによって駆動されるが、その制御、駆動回路
ブロックが、ディスクモーター駆動回路(134)とデ
ィスクモーターサーボ回路(135)である。磁気ディ
スクの回転状態をFGあるいはPG信号等で検出し、規
定の定速回転になるようにディスクモーターサーボ回路
(135)は制御信号をディスクモーター駆動回路(1
34)に伝達する。この信号によって、磁気ディスクを
回転しているモーターは閉ループで制御されることとな
り高精度な定速回転(NTSCバージョンでは3600
rpm)を行うことができる。これらの制御の基準とな
る信号は図示の如く同期信号発生回路(125)より供
給さている。最終的に磁気ディスクに信号を書き込む、
磁気ヘッドを制御(磁気ディスクへの退接、トラック移
動)してやらなければならないが、この機能を果してい
るブロックが、磁気ヘッド駆動回路(128)である。
制御の源信号は、カメラの全体のシーケンス制御を司っ
ているカメラシーケンス制御CPU(122)、マルチ
プレクサー回路(127)より入力されているが、この
2つのブロックについては後述する。さて、測光用シリ
コンフォトダイオード(SPD)(105)によって得
られた被写体の輝度信号は測光、対数圧縮回路(10
7)に入力されて、対数圧縮されるとともに、電流−電
圧変換が行われて、輝度信号は電圧信号として、次ブロ
ックに入力する。A/D変換、露出制御演算CPU(1
08)に入力された輝度信号はただちにA/D変換され
ディジタルデータとして取り扱われる。このブロックで
は各情報をもとに露出の演算を行って、露出制御部材を
駆動する源信号を発生する部分である。各情報とは、被
写体輝度情報、レンズの絞り情報、シャッタースピード
情報である。被写体輝度情報は前述の如く入力される。
絞り情報は図示してはいないがレンズに装着されたRO
M、CPU等によってディジタルデータとして入力され
る。シャッタースピード情報は操作設定部(104)に
より、ディジタルデータとして入力される。これらのデ
ータによりCCDイメージセンサー(112)に最適な
露出条件を演算する訳であるが、従来の銀塩カメラで実
現されている露出モード(マニュアル、絞り優先オー
ト、シャッタースピード優先オート、プログラムオー
ト)と同様な演算、制御が可能であることは言うまでも
ない。絞りを制御する時は絞り制御機構(103)を通
して、絞りが制御される。この機構は従来から、色々な
方式が提案されているので、カメラの制約下で最適な方
法を採用すればよい。シャッタータイムの制御はシャッ
ター制御チャージ回路(115)を介してシャッター制
御機構(114)によって制御される。メカニカルシャ
ッターが搭載されている場合には良く使用されている機
構は電磁マグネットに通電する時間でシャッタータイム
を制御する方法である。さらに、シャッターとしては、
電気光学効果を応用した液晶シャッターやPLZTシャ
ッター等では、ダイレクトに電気信号でシャッタータイ
ムを制御することも可能となる。シャッター制御チャー
ジ回路(115)は上記のようなシャッター制御の他
に、メカニカルシャッター搭載の場合には、シャッター
チャージのための機構を駆動する回路も備えている。A
/D変換、露出制御演算CPU(108)での制御は以
上のように行われるが、使用者に演算結果や制御値を伝
えるためにファインダー内に露出情報関係を表示してい
る。ファインダー露出表示(110)がそれであり、液
晶素子による表示を行っているが、表示するために必要
な駆動信号、変換回路等はファインダー内表示用デコー
ダ、駆動回路(109)が司っている。カメラの全体シ
ーケンスを制御するための信号を発生しているのが、カ
メラシーケンス制御CPU(122)とそれに付随する
マルチプレクサー回路(127)である。このブロック
では各ブロックの状態信号や操作設定部(104)から
の信号を受けて、カメラとして機能させるための制御指
令を発する。さらにカメラの状態を使用者に伝えるため
に、カメラ状態ボディ表示(124)を、ファインダー
内表示とは別にボディの見やすい部分に設けているが、
この表示をするための源信号もこのブロックが発生して
いる。ファインダー内表示と同様にボディ表示用液晶表
示素子を駆動するために必要な駆動信号、変換回路等
は、ボディ表示用デコーダー駆動回路(123)が司っ
ている。銀塩カメラにおけるデータバックのような機能
を果しているのが、多重用データ発生回路(129)で
ある。
【0012】この回路において、記録データとしてフィ
ールド/フレーム録画の区別、記録するトラックのトラ
ック番号、年、月、日等の信号を、マルチプレクサー回
路(127)からの信号や、計時回路等を備えることに
より、発生し、磁気ディスクに映像信号と多重記録する
ための記録用信号(DPSK信号)に変調して、MIX
回路(132)に出力している。
【0013】カメラに装着された磁気ディスクの既記録
の有無を検出する機能を有するブロックがRF検出回路
(130)である。磁気ディスクの各トラックにおける
高周波信号(RF)を検知して記録の有無を検出してい
る。検出結果はカメラシーケンス制御CPU(122)
に伝達される。このカメラは、映像を記録すると共に磁
気ディスクに記録されている映像を再生できる機能も併
せ持っており、再生回路(136)がその機能を果たし
ている。操作設定部(104)により、カメラを再生モ
ードに設定すると、装着された磁気ディスクが回転し
て、端子(138)に再生出力映像信号が出力される。
また、カメラの撮影時の色温度を検知して自動でホワイ
トバランスを調整する方式を採用している。
【0014】まず、ホワイトバランス用センサー(10
2)が撮影時の被写体の光を受け、色温度の情報に演算
してホワイトバランスコントロール回路(113)に伝
達する。ホワイトバランスコントロール回路(113)
はその情報を基にして、色バランスの調整信号を発生
し、CCDイメージセンサー(112)からの映像信号
を処理する信号処理回路(121)に適正なホワイトバ
ランスに調整して色信号の処理を行うようにホワイトバ
ランス調整、制御信号を与えている。夕景の撮影等でホ
ワイトバランスを固定したい場合は、操作設定部(10
4)において、マニュアルで室外と室内用などで簡単に
設定することもできる。そして、以上の各ブロックに電
源を供給しているブロックが、DC−DCコンバーター
(116)であり、バッテリー(117)からの電力を
受けて各ブロックに必要な電圧に変換して供給してい
る。電圧スチルカメラは従来の銀塩カメラに比較して桁
違いに電力を消費するので高効率のDC−DCコンバー
ターが必要である。
【0015】さて図3は、図2における操作設定部(1
04)のうち、カメラ動作モード設定操作スイッチの一
実施例について示した図である。操作について説明す
る。まず、撮影をする場合はメインスイッチ(201)
をONし、次にフィールド記録かフレーム記録かを録画
選択スイッチ(202)で設定する。さらに、記録モー
ドに設定するために、Recordスイッチ(203)を押し
て、撮影を開始すればよい。
【0016】次に、装着した磁気ディスクの記録されて
いるトラックを消去して、同じトラックに撮影記録した
い場合は、トラック消去モードIというモードに設定す
ればよい。それには、Recordスイッチ(203)とEras
e スイッチ(205)を同時にONすることによって設
定する。そして、トラックアクセスアップダウンボタン
(206、207)を押して、希望のトラックに磁気ヘ
ッドを移動して撮影動作を行うことにより、選択された
トラックをまず消去し、そのトラックに新しい撮影信号
を記録する動作となる。
【0017】磁気ディスクの映像を再生することも可能
であり、再生モードに設定すればよい。Playボタン(2
04)を押すだけで、装着された磁気ディスクより再生
信号が得られる。その際に希望のトラックを選択するに
は前述のようにトラックアクセスアップ・ダウンボタン
(206)・(207)により行う。再生画を見なが
ら、記録を消去したい場合はトラック消去モードIIに設
定する。再生モードで消去すべき再生画をトラックアク
セスアップ・ダウンボタン(206)・(207)によ
って選択し、Playスイッチ(204)と、Erase スイッ
チ(205)と同時に押すことにより、そのトラックの
映像は消去される。カメラ動作モードにおける概略の操
作は以上であるが、動作については後述する。
【0018】図4は、図2におけるカメラ状態ボディ表
示(124)の一例である。カメラなどのポータブル機
器の場合、できる限り低消費電力化が必要であるので、
液晶表示素子を用いての表示が適する。通常状態、つま
りカメラに磁気ディスクを装着してある場合の表示は、
中央の7セグメントによる表示部(303)によって、
撮影可能な残りの駒数を表示する。この時表示部(30
2)には残りを意味する"Remains" も表示されている。
当然のことながら、残りの駒数を計算するためには、フ
ィールド記録を行うかフレーム記録を行うかが条件とし
て入力されていなければならないが、これは図2の録画
選択スイッチ(202)によって、入力することができ
る。したがって、録画選択スイッチ(202)の設定に
従って、表示部(305)にField /Frame のいずれか
の表示がなされ、その選択における撮影可能な残りの駒
数を前記7セグメントによる表示部(303)に表示す
る。
【0019】警告表示部(301)は警告を表す“Warn
ing ”で囲まれ、本実施例では3項目挙げている。“Di
sk”は装着されている磁気ディスクの誤記録防止爪が折
れている場合に点滅、“Erase ”は前述のトラック消去
モードIに設定した場合に点滅、“Battery”はバッテ
リー電圧が規定電圧以下に降下した場合に点滅、その他
の場合は消灯している。
【0020】カメラ動作モードの設定表示は表示部(3
04)“Mode”で示された部分で表示している。録画モ
ードに設定している場合は表示部(304)が“Recor
d”点灯、再生モードに設定している場合は、“Play”
点灯、トラック消去モードIに設定して撮影動作前の状
態では注意を喚起するために“Record”点灯と警告表示
部(301)内の“Erase ”が点滅する。
【0021】下段のバーグラフ(308)は磁気ディス
クの記録可能なトラックは50トラックであるため、5
0分割されていて1エレメントが1トラックの状態を示
す。つまり、既記録のトラックはバーグラフ(308)
のエレメントが点灯して記録済であることを使用者に伝
える。バーグラフ(308)の下の数字(309)はト
ラック番号を表している。
【0022】トラック消去モードIに設定すると、磁気
ヘッドが停止しているトラックが既記録のトラックであ
れば、そのトラックを示すバーグラフ(308)のエレ
メントが点滅する。さらに、バーグラフ(308)の上
の2つ矢印(307)は、磁気ヘッドがどのトラックに
当たる場所に停止しているかを示す。図ではヘッドの位
置は33と34トラックに当たる場所に停止しているこ
ととなる。よって、使用者はバーグラフ(308)と矢
印(307)を見ることによって、磁気ディスクのトラ
ックの使用状態と磁気ヘッドの停止位置を一目で掌握で
き、さらに残りの撮影可能な駒数も確認することが容易
である。当然のことながら、矢印(307)はフレーム
記録のために磁気ヘッドが2つあることから、矢印(3
07)も2つとなっている。7セグメントによる表示部
(303)の真下の年月日時分秒の表示(306)は、
図3では図示しなかったが、多重用のデータ記録の記録
内容の確認と修正用のスイッチをONすることにより、
7セグメントによる表示部(303)を使用して、デー
タの内容を順次、年、月、日、時、分、秒の順で表示し
ていく、前述のように記録データとしては、この他にフ
ィールド/フレーム録画の区別、記録トラックのトラッ
ク番号があるが、これらの情報は特に使用者が入力して
やる必要はなく、カメラシーケンス制御CPU(12
2)が源信号を発生し、多重用データ発生回路(12
9)によって記録用信号に変調されて、記録される訳で
あるので、修正、確認等のための表示はしていない。
【0023】さて次に本実施例の電子スチルカメラ(以
下からカメラと略す)の各動作について、流れ図によっ
て説明する。図5、図6、図7は磁気ディスクの交換時
の各動作を流れ図にしたものである。図8、図9、図1
0も同様に磁気ディスクの交換時の各動作を流れ図にし
たものであるが、多少、作動が異なる。しかし、どちら
も機能的には差がないので、どちらを採用してもよい。
それは、他の制約条件等によって決定すべきであろう。
【0024】まず、図5、6、7に示された動作の説明
をする。磁気ディスクの交換のために、裏蓋の開閉ノブ
あるいはレバーを操作することにより、ロックが解除さ
れ同時にそれに連動したスイッチがOFFする。それを
受けて、磁気ディスク交換に関係する制御系の電源がO
Nする。さらに、カメラの電気的な入力部材を操作して
も故障の原因になるような動作をしない様に、操作部材
による入力信号を受けつけないような状態になる。
【0025】次に磁気ヘッドは最内周トラックに当たる
場所に移動、停止する。電気的な動作として、今まで装
着してある磁気ディスクのトラック使用状態の記憶を消
去し、それに伴うトラック使用状態のボディ表示も消去
する。これらの動作の後、制御系電源はOFFする。今
までの作動は瞬時にして行われ、時間的にはこの後に裏
ぶたが開く。裏ぶたが開くと磁気ディスクも移動し、磁
気ディスクに付いている誤記録防止爪がカメラボディ側
の検知スイッチから離れるために、誤記録防止用のスイ
ッチはONとなる。
【0026】さらに、磁気ディスクの在否スイッチも同
様なことからOFFとなる。使用者は磁気ディスクを取
り出して、新しい磁気ディスクを挿入して裏ぶたを閉じ
ると同時、前述とは逆の動作でディスクの在否スイッチ
がONとなり、誤記録防止用スイッチはディスクに誤記
録防止爪がついている場合はOFFする。裏ぶたがロッ
クがされ、連動したスイッチはONする。
【0027】これによって制御系の電源がONして磁気
ディスクの回転がスタートする。最内周トラックにある
磁気ヘッドがディスクに接触し、各トラックごとに信号
が記録されているか、最外周トラック側へ走査を始め
る。この時に磁気ヘッドはRF信号の有無を検出し、そ
の結果と、検出したトラックの番号をカメラシーケンス
制御CPU(122)内のメモリーに記憶していく。こ
のメモリーは磁気ディスクのトラック使用状態の情報を
記憶することとなる。
【0028】磁気ディスクの最外周トラックまでで磁気
ヘッドが走査を終了する。誤記録防止用スイッチがON
している場合は記録動作ができないので、直ちに磁気ヘ
ッドは磁気ディスクより退避し、最内周トラックへ移動
して停止する。それに伴い、磁気ディスクも回転を停止
する。トラック使用状態を表すボディ表示が行われ、警
告表示部の“Disk”が点滅する。
【0029】当然、撮影はできないのでレリーズはロッ
クされるが他のカメラの入力部材による電気入力は可能
となり、磁気ディスクのトラック使用状態等の表示を行
い、ディスクの交換は完了する。誤記録防止用スイッチ
がOFFしている場合は記録可であるので、録画選択ス
イッチ(202)に従ったフレームあるいはフィールド
記録のどちらかで記録可能なトラックがあるか、カメラ
シーケンス制御CPU(122)がメモリーの情報をサ
ーチする。
【0030】それは、フィールド記録に設定されている
場合はRF信号のないトラック番号の小さい順からトラ
ックをサーチし、フレーム記録に設定されている場合は
連続して2トラックのRF信号がなくトラック番号の小
さい順からトラックをサーチして該当トラックの有無を
調べることである。もし、該当トラックがない場合は、
撮影はできないので、誤記録防止用スイッチがONして
いる場合と同様な扱いとなって、ディスクの交換は完了
する。
【0031】該当トラックが見つかった場合は、そのト
ラックに、磁気ヘッドが移動し、もう一度RF信号がな
いか、つまり記録されていないかを調べる。何かの原因
(制御系のミス、等)で、記録されていたら、磁気ヘッ
ドは最内周トラックに移動して、最外周トラック側へ再
度前述のような各トラックのRF信号の有無の走査を行
う。
【0032】その後の動作も前述の如く行い、該当トラ
ックのRF信号の有無をもう一度調べる。ここで、また
RF信号が検出された場合は、カメラ側が故障している
確率が非常に高いために、異常警告動作、たとえばボデ
ィ表示全体の表示を点滅する等を行い使用者に警告し、
同時に磁気ヘッドは磁気ディスクより退避して、ディス
クの回転は停止する。
【0033】該当トラックのRF信号の有無を調べて、
RF信号がない場合は、撮影して記録可能であるので、
そのトラックに当たる場所で磁気ヘッドは磁気ディスク
より退避して待機する。ディスクの回転は停止する。カ
メラシーケンス制御CPU(122)がメモリーの情報
より、録画選択スイッチに応じた記録形式で、あと何駒
記録可能であるか演算し、カメラ状態ボディ表示に残り
の撮影可能な駒数、バーグラフ(308)による磁気デ
ィスクのトラック使用状態、磁気ヘッドの停止位置、モ
ードの表示等を表示する。
【0034】この時、カメラの動作モードは、撮影動作
を行うことのできる録画モードに自動的に設定される。
そして、カメラの入力部材による電気入力は可能とな
り、今までの駆動に必要であった制御系電源がOFFし
て、ディスクの交換は完了する。図8、9、10も同じ
くディスクの交換に伴う各動作を流れ図にしてあるが、
磁気ヘッドが磁気ディスクの各トラックを走査してRF
信号の有無を検出し、その確認の動作が図5〜7とは異
なっている。まず、ディスクを取り出す場合に磁気ヘッ
ドは最外周トラックに移動して停止し、新しい磁気ディ
スク装着と同時に最外周トラック側から最内周トラック
へ、各トラックごとに信号が記録されているか、RF信
号の有無を検出し、その結果と検出したトラックの番号
をカメラシーケンス制御CPU(122)内のメモリー
に記憶していく。このメモリー内容を仮にメモリー
〔I〕と呼ぶ。
【0035】最内周トラックまで終了すると今度は最内
周トラックより最外周トラック側へ再び走査を開始しそ
の結果を同じようにカメラシーケンス制御CPU(12
2)内のメモリーに記憶していく。この内容はメモリー
〔II〕と呼ぶ。走査が終了すると、最外周トラックに
磁気ヘッドは退避して待機し、磁気ディスクの回転は停
止する。
【0036】カメラシーケンス制御CPU(122)内
ではメモリー〔I〕とメモリー〔II〕を順次、同じト
ラック番号のRF信号の有無を比較する。もし、一致し
ない場合には、図4において述べたようにカメラ側が故
障している場合が、非常に高い確率で考えられるため、
異常警告動作を行い使用者に警告する。一致した場合
は、メモリー〔I〕とメモリー〔II〕は同じ内容であ
るため、どちらか一方(ここではメモリー〔II〕)を
消去し、残したメモリー内容をカメラ動作の制御用デー
タとして用いることとなる。
【0037】録画選択スイッチ(202)に従い、記録
可能なトラックをサーチし該当トラックへ磁気ヘッドを
移動して待機させる。残りの撮影可能な駒数を演算し、
表示する等、その他の作動は図5〜7と同様であるの
で、説明は省略する。
【0038】以降の動作説明では磁気ディスクは図5〜
7の動作流れで装着されている。図11は、カメラの動
作モードが録画モードに設定されている場合にトラック
アクセスアップ・ダウンボタン(206)・(207)
を押した場合のカメラの動作を流れ図にしたものであ
る。
【0039】図5〜7あるいは図8〜10に示した動作
でディスクが装着され、モードは録画モードに設定され
ている。トラックアクセスアップ或いはダウンボタン
(206)或いは(207)のどちらかを押すと(ここ
では仮にアップボタン(206)を押したとする)カメ
ラシーケンス制御CPU(122)はその情報を受ける
と、その時点での磁気ヘッドの停止しているトラックよ
り、トラック番号が大きい側に録画選択スイッチ(20
2)で指定された記録様式で記録可能なトラックがある
かどうか、各トラックのRF信号の有無を記憶している
メモリーによって、調査をする。
【0040】もし、記録可能なトラックがない場合は、
磁気ヘッドは移動せずにそのままの状態で停止を続け
る。記録可能なトラックがある場合には、磁気ヘッド
は、そのトラックに移動して停止する。さらにアクセス
ボタンを押し続けると、カメラシーケンス制御CPU
(122)はさらに番号の大きな記録可能なトラックを
サーチする。
【0041】そして記録可能なトラックがあれば磁気ヘ
ッドをそこに移動する。トラックアクセスアップボタン
(206)が押されている間は使用者が認識し得るスピ
ードで連続的に上記動作を記録可能なトラックがなくな
るまで繰り返す。ダウンボタン(207)を押した場合
も同様に今度は番号の小さな方向にサーチを行い、磁気
ヘッドを移動する事となる。
【0042】磁気ヘッドが移動すれば当然のことながら
図4で示したボディ表示の磁気ヘッドの停止位置を示す
矢印(307)も移動に対応した位置表示を行う。次に
図12、13はカメラの動作モードがトラック消去モー
ドIに設定されている場合で、さらに、トラックアクセ
スアップ・ダウンボタン(206)・(207)を押し
た場合の動作も含めたカメラ動作を流れ図にしたもので
ある。磁気ディスクをカメラに装着すると、カメラの動
作モードは録画モードに自動設定されているが、この状
態でさらにRecordスイッチ(203)と Eraseスイッチ
(205)を同時にONすることにより、トラック消去
モードIに設定され、ボディ表示の警告表示部(30
1)内の“ Erase”が点滅し、モード設定がなされたこ
とを表示する。
【0043】消去するトラックを選択するために、トラ
ックアクセスアップダウンボタン(206、207)を
操作して、希望するトラック位置に磁気ヘッドを停止す
る。カメラシーケンス制御CPU(122)は磁気ヘッ
ドの停止しているトラックが記録されているか否かをメ
モリー内の情報によって調査する。記録されていないト
ラックであるならば、消去動作は必要ないので、カメラ
を撮影のためにレリーズすると磁気ディスクが回転し磁
気ヘッドが磁気ディスクに接触して、所定条件で露光さ
れたCCDイメージセンサー(112)からの画像情報
を記録する。
【0044】記録済のトラックであった場合には、消去
されるトラックの番号を使用者に強く印象づけるため
に、ボディ表示のバーグラフ(308)の該当トラック
のあたるエレメントが点滅する。この状態でカメラをレ
リーズすると磁気ディスクが回転し、磁気ヘッドが磁気
ディスクに接触して、まず記録信号の消去をし、その後
に撮影によって得られた信号を記録する。
【0045】記録動作が行われることにより、未記録で
あったトラックに対しては、記録済となるため、この情
報はカメラシーケンス制御CPU(122)に伝えら
れ、CPU内のトラック使用状態のメモリーの内容の変
更、即ち記録されたトラックに当たるトラック番号のR
F信号を“無し”から“有り”に変更する。記録動作の
終了直後にトラック消去モードIは解除されて、記録モ
ードに自動設定され、磁気ヘッドは磁気ディスクより退
避し、磁気ディスクの回転は停止する。
【0046】この間にもカメラシーケンス制御CPU
(122)はCPU内のトラック使用状態のメモリーに
より、録画選択スイッチ(202)に応じた記録様式
(フィールド記録かフレーム記録)で記録可能なトラッ
クでトラック番号の最小のトラックをサーチする。該当
トラックがない場合には磁気ヘッドを最内周トラックに
移動し、停止させる。
【0047】ボディ表示によって残りの撮影駒数は0で
あることを表示して、記録モードのまま待機となる。該
当トラックがある場合には、磁気ヘッドは該当トラック
位置に移動して停止し、記録モードで待機となる。以上
がトラック消去モードIに設定された場合のカメラの動
作である。さて、図14、図15、図16は再生モード
と、さらに再生モードからトラック消去モードIIに設
定した場合のカメラの動作の流れを示した図である。
【0048】以下、図に従って説明していく。まず、磁
気ディスクが装着完了をしていると、カメラは標準の状
態として記録モードに設定されているので、カメラで再
生動作を行わせるためには、操作設定部(104)の p
lay スイッチ(204)を押して、再生状態に設定す
る。
【0049】カメラは再生状態になると、ボディ表示は
残りの撮影可能な駒数を示す表示(302)(303)
が消えて、モード設定表示(304)の“play”が点灯
する。バーグラフ(308)とヘッドの停止位置を示す
矢印(307)は前述と同様に常に表示を続け、この場
合では磁気ヘッドがどのトラック位置にいるかによっ
て、再生しているトラック位置、番号を使用者は知るこ
とができる。
【0050】playスイッチ(204)がONされるとカ
メラシーケンス制御CPU(122)はトラック使用状
態のメモリーによって磁気ヘッドが現在停止しているト
ラックに最も近い記録済のトラックをサーチする。も
し、該当トラックがない場合は、装着されている磁気デ
ィスクは全く記録されていないということになり、再生
モードは解除されて録画モードに自動設定し、待機状態
となる。
【0051】該当トラックがある場合には、磁気ディス
クの回転がスタートして、該当トラック位置に磁気ヘッ
ドが移動して、停止し、磁気ディスクに接触する。した
がって、再生信号が出力されて、モニター等を端子(1
38)に接続することによって再生画を見ることができ
る。使用者は自分の見たい画面を捜すためにトラックア
クセスアップ・ダウンボタン(206)・(207)を
押して、磁気ヘッドを移動させることができる。仮にア
ップボタン(206)を押したとすると、カメラシーケ
ンス制御CPU(122)はトラック使用状態のメモリ
ーより、現在、磁気ヘッドが再生しているトラックよ
り、トラック番号が大きいトラックで記録済のトラック
があるかサーチをする。
【0052】もし、記録済のトラックがない場合は、磁
気ヘッドは移動せず、そのままの位置で再生を続ける。
記録済のトラックがある場合には磁気ヘッドは該当トラ
ック位置に移動して停止し、そのトラックを再生する。
さらにアップボタン(206)を押し続けると、以上の
動作を繰り返す。
【0053】ダウンボタン(207)を押しても同様な
動作を行うが、今度は現在、磁気ヘッドが再生している
トラックより、トラック番号が小さいトラックで記録済
のトラックへ磁気ヘッドは移動して再生することとな
る。また、記録時にフィールド記録あるいはフレーム記
録のどちらで記録が行われても、再生信号の多重データ
中のフィールド/フレーム識別信号によって、再生時に
識別し、自動切換再生としている。
【0054】磁気ヘッドの移動も識別信号に従って、フ
レーム再生時には所定の移動をするように制御される。
再生時に使用者がフィールド再生かフレーム再生かを知
るには、ボディ表示の表示器(305) Field/Frame
のどちらが点灯しているか見ればよい。次に、使用者が
再生面を見ていて、消去してしまいたい映像があればト
ラック消去モードIIに設定して記録の消去が可能であ
る。
【0055】それにはトラックアクセスアップ・ダウン
ボタン(206)・(207)を使用して消去したいト
ラックの映像を再生し、Playスイッチ(204)と Era
seスイッチ(205)を同時にONすると、そのトラッ
クの記録は消去される。スイッチをONと同時にモニタ
ー等に再生されていた画像は消え、消去動作を行ったこ
とを示すために、数秒間、画面は暗くなる。
【0056】再生画面が暗くなっている間にカメラシー
ケンス制御CPU(122)は記録済のトラックが消去
され、記録可能となったため、トラック使用状態の情報
を記憶しているメモリー内の該当トラックのRF信号を
“有り”から“無し”に変更する。さらに、同じくその
メモリーを用いて、現在磁気ヘッドが停止しているトラ
ックよりトラック番号の大きい側に記録済のトラックが
あるかサーチする。
【0057】もし、記録済のトラックがない場合には、
今後はトラック番号の小さい側のサーチをする。どちら
側かに記録済トラックがあれば、そのトラック位置に磁
気ヘッドを移動し、前述のように数秒間、画面を暗くし
た後に、そのトラックの再生画面を映し出す。記録済ト
ラックがない場合や、使用者が再生モードから記録モー
ドへ切り換えるために Record スイッチ(203)を押
した場合は、磁気ヘッドが磁気ディスクより退避して、
ディスクの回転は停止する。カメラシーケンス制御CP
U(122)はトラック使用状態のメモリーより録画選
択スイッチ(202)で指定されている記録様式で記録
可能なトラックで、しかもトラック番号のできるだけ小
さいトラックをサーチする。
【0058】もし、該当トラックがない場合には、磁気
ヘッドは最内周トラック位置に移動して停止し待機す
る。該当トラックがある場合には、磁気ヘッドが該当ト
ラック位置に移動し、停止して待機となる。カメラ動作
モードはいずれの場合にも録画モードに設定される。以
上、各動作モードにおいて、各種の操作を行った場合の
カメラの動作を流れ図を用いながら説明した。このよう
に装着されている磁気ディスクのトラック使用状態を把
握し、その情報をもとにしてカメラの動作制御を行う
と、非常に効率がよく、操作性も格段に向上する。
【0059】尚、本実施例では磁気ディスクのトラック
使用状態の情報として、RF信号の有無を調査したが、
磁気ディスクには映像信号の他に音声信号や、ディジタ
ルデータ信号等も書き込むことが可能なため、RF信号
の有無だけでなく、記録信号の種類についても調査し
て、それらの情報を記憶し、この磁気ディスクにはどん
な種類の信号が書き込まれているのかをボディ表示を介
して使用者が容易に認識できるようにすることも可能で
ある。
【0060】それには本実施例、図2の再生回路(13
6)を磁気ディスク装着時に動作させることによって実
現できる。磁気ヘッドが各トラックを走査して、トラッ
ク使用状態を調査する時点で再生回路(136)を動作
し、記録済のトラックに関しては、信号の再生を行い、
どの種類の信号が記録されているかを検知して、分類
し、コード化した情報をカメラシーケンス制御CPU
(122)内のメモリーに記憶する。
【0061】本発明によれば、記録媒体に画像信号が記
録されているか否かを検索している時には、カメラの操
作部材を操作しても、その操作による指示を無効にする
ので、カメラは故障の原因になるような動作をせず、極
めて操作性の良い撮像装置を得ることができる。
【0062】例えば音声が記録されているトラックに対
応するバーグラフ(308)のエレメントの表示は赤
色、ディジタルデータが記録されているトラックに対応
するバーグラフ(308)のエレメントの表示は緑色、
映像信号が記録されているトラックに対応するバーグラ
フ(308)のエレメントの表示は青色等に変化せしめ
る如く構成すれば認識しやすいと思われる。
【0063】また、本実施例ではフィールド記録あるい
はフレーム記録を指定する録画選択スイッチ(202)
によって、記録様式を一旦、決めてしまうとスイッチを
切り換えない限り、指定した記録様式で記録されるが、
装着されている磁気ディスクが、1トラックおきに記録
されていたり、途中だけ記録されている場合などは、フ
レーム記録で録画すると、ディスクの途中のトラックを
記録できずに抜けてしまう場合が生ずる。
【0064】このような場合に効率よく磁気ディスクを
使うためには、録画選択スイッチ(302)をトラック
使用状態のバーグラフ(308)を見ながら、その都度
切り換えて撮影しなければならなくなり、非常に面倒で
ある。記録様式にこだわらず、とにかく、ディスクを効
率よく使用したい場合は、録画選択スイッチ(202)
にさらに、オートセレクト記録が設定できるようにし、
この位置にスイッチを設定すると、フレーム記録を主体
として、記録していくが、途中に記録済トラック等があ
って、フレーム記録では1トラック記録できずに抜けて
しまう様な場合にはフィールド記録に自動的に切り換わ
り、フィールド記録を行い、フレーム記録でトラック抜
けのない状態になったら、再び、フレーム記録に戻る様
な動作もトラックの使用状態の情報をあらかじめ調査し
て、記憶していることにより、容易に実現可能である。
【0065】以上のように本発明によれば、カメラに記
録媒体に装着された後、記録媒体における記録状態(画
像信号の有無)の検索を終了するまで間、使用者が手動
によりカメラの電気的な入力部材を操作すると、故障の
原因になるような動作をする恐れがあった。本発明の目
的は、上述したような恐れの無い操作性の良い撮像装置
を提供することを目的とする。
【0066】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の構成を簡単に示した図である。
【図2】図2は本発明の実施例の電子スチルカメラの構
成を示す概略ブロック図である。
【図3】図3はカメラ動作モード設定操作スイッチ類を
示す図である。
【図4】図4はカメラ状態ボディ表示の一例を示す図で
ある。
【図5】図5は磁気ディスク交換時の各動作の流れ図で
ある。
【図6】図6は磁気ディスク交換時の各動作の流れ図で
ある。
【図7】図7は磁気ディスク交換時の各動作の流れ図で
ある。
【図8】図8は磁気ディスク交換時の各動作の流れ図で
ある。
【図9】図9は磁気ディスク交換時の各動作の流れ図で
ある。
【図10】図10は磁気ディスク交換時の各動作の流れ
図である。
【図11】図11は録画モード設定時のカメラ動作の流
れ図である。
【図12】図12はトラック消去モードIに設定されて
いる場合のカメラ動作の流れ図である。
【図13】図13はトラック消去モードIに設定されて
いる場合のカメラ動作の流れ図である。
【図14】図14は再生モード及び、トラック消去モー
ドIIに設定した場合のカメラ動作の流れ図である。
【図15】図15は再生モード及び、トラック消去モー
ドIIに設定した場合のカメラ動作の流れ図である。
【図16】図16は再生モード及び、トラック消去モー
ドIIに設定した場合のカメラ動作の流れ図である。
【主要部分の符号の説明】
1 光学系 2 固体撮像素子 3 信号処理手段 4 記録手段 5 記憶手段 6 制御手段 7 自動アドレス機構 8 表示手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体像を結像する光学系と、 前記光学系の結像面付近に設けられる固体撮像素子と、 前記固体撮像素子からの画像信号を処理する信号処理手
    段と、 前記画像信号を着脱可能な記録媒体に記録する記録手段
    とを有する撮像装置において、 前記記録媒体が装着されたことを検出する検出手段と、 前記検出手段からの検出出力に応答して前記記録手段に
    より記録された前記記録媒体における前記画像信号の有
    無を検索する検索手段と、 前記撮像装置に対して手動により諸動作を指示する指示
    手段とを有し、 前記検出手段が前記記録媒体の装着を検出後、前記検索
    手段によって前記画像信号の有無の検索を終了するまで
    間、前記指示手段による指示を無効にすることを特徴と
    する撮像装置。
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