JP2598333Y2 - 木質遮音暖房床 - Google Patents

木質遮音暖房床

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JP2598333Y2
JP2598333Y2 JP1990084774U JP8477490U JP2598333Y2 JP 2598333 Y2 JP2598333 Y2 JP 2598333Y2 JP 1990084774 U JP1990084774 U JP 1990084774U JP 8477490 U JP8477490 U JP 8477490U JP 2598333 Y2 JP2598333 Y2 JP 2598333Y2
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力 大川
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は木質遮音暖房床に関するものである。
[従来の技術] 第1図に示すように、従来の暖房床の技法として捨貼
り工法があるが、これはコンクリートの床基台(11)上
に根太(b)と断熱材(e)を配置し、その上に合板の
捨て板(a)を介して暖房パネル(A)を取り付け、そ
の上にカーペットまたはじゅうたんまたは木質板(c)
などの一つを設けた構成である。ここで(d)は止め釘
であり、前述の(e)はグラスウール、ロックウールな
どである。
ところで暖房床の最上層には表面に柔らかいカーペッ
ト類が多用されていたが、これは、だに、黴などのよい
温床となり、発生源になりやすかった。
そのために最上層に木質板を貼ることの需要が生じ実
用化されるようになったが、一般に木質板を貼った床は
冬期における床冷えがひどく、また木質板の下面に暖房
パネルを介在させると、このような木質暖房床は床衝撃
音に対してよく響き、そのため階下に対する遮音性能が
悪かった。
すなわち暖房パネル(A)上に設置された木質板
(c)に加えられた衝撃は、暖房パネル(A)、捨て板
(a)を固体伝搬して、根太(b)を通して殆ど減衰せ
ずに床基台(11)に伝搬するので、階下への衝撃騒音を
防ぐことはできない。
そしてこのような衝撃を防ぐために木質板(c)と暖
房パネル(A)の間に、緩衝板(繊維板、発泡合成樹脂
板など)を挿入しようとすると、これらの材科は断熱性
があるので、暖房が効かなくなってしまうのである。
第2図に示す従来法は、直貼り工法を示すもので、床
基台(11)上に合板の捨て板(a)、暖房パネル(A)
を敷設し、その上にカーペット、じゅうたん、木質板
(c)などの一つを順次、敷設した構成である。
この場合、捨て板(a)と床基台(11)の間に緩衝板
を挿入することにより、ある程度、衝撃音を和らげるこ
とができるが、それによっても依然として階下における
騒音の弊害は改善されない(L−60以上:JISA 1418規定
の遮音等級 コンクリート床厚さ150mmにおける値)。
そして、この緩衝板を挿入した際、捨て板(a)と床
基台(11)とが直接取り付けられていないこととなるの
で、暖房パネル(A)の熱で全体が反り易くなるという
欠点が出る。これはまた将来、床鳴り障害に原因とな
る。
このように、従来の暖房床は暖房パネル(A)を強固
に固定する必要があるため、必ず捨て板(a)を敷設し
て釘打ちしており、暖房パネル(A)の下に衝撃、振動
遮断の目的で緩衝板を敷設することは、暖房パネル
(A)がしっかり固定されず、不安定となるため行われ
難い。もし捨て板(a)の下に緩衝板を敷設して遮音性
能を少しでも改善しょようとすると、捨て板(a)が床
基台に固定されないので、暖房の熱で捨て板(a)が反
りかえり、床が部分的に浮き上がり、床鳴りや熱源の故
障を引き起こすこととなるのである。
さらに捨て板(a)を直接、床基台(11)に釘打ちな
どで固定すると、上部の衝撃振動が直接釘を通して伝わ
るので、階下に発生する騒音が非常に大きくなる(遮音
等級L−65)。
ここで反る危険を冒して少しでも騒音を和らげるよう
に、捨て板(a)の下に前述のように緩衝板を挿入して
も、捨て板(a)は普通910×1820mmの通称、サブロク
板という大きいサイズの板を使用するので、上部からの
衝撃振動が捨て板(a)全面に拡大し、騒音防止の効果
はあまり上がらず、遮音等級はL−60止まりである。
[考案が解決しようとする課題] 木質床の最上部に加えられた衝撃を防止するために
は、床材に厚くて重い材質の材料を使用するとともに、
その下層に床材に見合ったばね定数を持つ緩衝板を敷設
し、床基台に衝撃が直接伝わり易い固定手段(たとえ
ば、ボルト止め、釘打ちなど)を避けなければならな
い。
木質材を最上層に用いた暖房床においては、木質床板
の下に暖房パネルを敷き込むが、防音のためこの両者の
間に緩衝板を挿入しようとしても、緩衝板は一般に断熱
性が良好なので、熱が上の木質床板に伝わらず、このた
め緩衝板をそれらの間に挿入できないこととなる。
一方、暖房パネルの一つとして使用される温水パネル
は、半硬質発泡合成樹脂材製の板内に、温水の通る合成
樹脂製パイプを埋設したものであるから、半硬質発泡合
成樹脂材製材の板の材質をあまり柔らかくすると変形し
やすくなり、水漏れなど故障の原因となり易い。この温
水パネルの下層に緩衝板を入れると、温水パネルが上下
にふかふかと動き、これもまた故障の原因となる。温水
パネルの下層に硬い捨て板となる下地板を入れると、ふ
かふかすることは無くなり丈夫な床となるが、構成材が
上から木質床板、つぎに半硬質発泡樹脂製の温水パイ
プ、最下層に硬い下地板というようにすべて硬質材の積
層となり、これでは上部の衝撃がたいへん下層に伝わり
易い。これは温水パネルの代わりに電熱パネルを用いて
も同様である。
このように緩衝板を挿入しない場合、遮音等級はL−
65である。
また下地板の下に緩衝板を敷設すれば、温水パネルに
影響を与えないである程度は衝撃音を和らげることがで
きるが、衝撃音が下地板全体に拡大するので、減少の程
度は遮音等級L−60で、これではまだまだ防音上、不十
分である。そのうえ、下地板が一枚板で床基台に定着さ
れていないときには、上からの熱で反り易いし、これは
床鳴りの原因となる。
この考案は上記の点を改良する床衝撃音防止性能の優
れた木質暖房床を提供することを目的とするものであ
る。
すなわち従来の木質床は、床冷えが甚だしく、このた
め木質床の下面に暖房パネルを介在させて暖房床とする
と、この木質暖房床は床衝撃音に対してよく響き、その
ため階下における遮音性能が悪かったが、この考案はこ
れを改良して、床衝撃音防止性能の優れた木質暖房床を
提供するものである。
[課題を解決するための手段] 建造物の床基台(11)上に、緩衝板(1)とスリット
(4)を切刻したスリット下地板(3)とからなる遮音
下地板(B)を、緩衝板(1)を下面にして貼着し、前
記スリット下地板(3)の上に、軟質シート(5)、暖
房パネル(A′)と、木質床化粧板(6)を順次敷設し
たことを特徴とする木質遮音暖房床、および緩衝板
(1)部分を緩衝材の小裁片または筋状細長片によって
構成したことを特徴とする前記記載の木質遮音暖房床の
構成とする。
[作用] この考案の木質遮音暖房床は、スリットを切刻した下
地板を有することによって、衝撃振動絶縁の作用たもた
らされ、衝撃振動が下地板全体に拡大せず、また下地板
にスリットを切刻することによって、下地板が小片に分
割されるので、暖房パネルの熱によるスリット下地板の
反りが少なくなるので、最下層に緩衝板を挿入しても床
基台からの床の浮き上がりを防止できる。前述のように
スリット切刻によって、スリット下地板は小区画に分割
されるので、上部からの衝撃振動の拡大を最小限にとど
めることが可能となり、スリットによってこのスリット
下地板に剛性が減少し、最下層の緩衝マットの緩衝効果
をよくすることができる。
スリット下地板と木質床化粧板の間には暖房パネルが
あり、その下面に軟質シートが介在しているので、スリ
ット下地板と木質床化粧板が直接、音響的に一体化せ
ず、スリットの作用を保持する。
それは軟質シートと緩衝板に挟持されたスリット下地
板の小区画部分において、自由振動が一層励起され、上
部から伝達される衝撃振動を運動エネルギーとして消費
し、衝撃振動を一層よく吸収する。
[実施例] 第3図の参考図において、木質床化粧板(6)に加え
られた衝撃振動は、下層の暖房パネル(A′)に伝搬す
る。暖房パネル(A′)の一つとして使用される温水パ
ネルは、その中に温水を通すパイプ(p)が設置され、
断熱性のある発泡合成樹脂材からなっている。この暖房
パネル(A′)は常時、上から荷重を受けるので比較
的、半硬質の材質のものを使用する。暖房パネル
(A′)に伝わった衝撃振動は、これが半硬質材である
ことにより、殆ど弱められることなくスリット下地板
(3)へ伝達する。
第5図a、第5図bは本考案の実施態様を示す図であ
る。
その際、スリット下地板(3)は第4図(a)に示す
ように、一方向のみ、あるいは第4図(b)、第4図
(c)に示すように二方向(縦横方向あるいは斜めに交
叉して)にスリット(4)が切られているため、上から
伝搬してきた衝撃振動がここで拡大するのを妨げる。ま
た第4図(b)および第4図(c)のようにスリット
(4)が入っていると、第4図(a)のスリット下地板
(3)よりも板体の剛性が少なくなり、さらにスリット
下地板(3)上に軟質シート(5)が、また最下層に緩
衝板(1)が設置されていることによって、スリット下
地板(3)の各単片が自由振動し易く、よく衝撃を吸収
することができる。
そして第5図a、第5図bに示すようにあらかじめ、
木質床化粧板(6)の下面に暖房パネル(A)、軟質シ
ート(5)およびスリット下地板(3)と緩衝板(1)
を貼着し、所定形状たとえば910mm×910mmあるいは910m
m×1820mmとしておく。
これを床基台(11)[通常、コンクリート床基台であ
るが、木造床基台でもよい]上に平滑に敷設し、接着剤
で床基台(11)と固定する。
釘を使用する場合には熱源を損傷しないようにし、な
るべくスクリュー釘、逆目釘を使用して後で緩まないよ
うにする。釘の先端がスリット下地板(3)で止まるよ
うにし、床基台(11)に到達しないようにする。この考
案の木質遮音暖房床は壁基台(9)に直接、接しないよ
うに、たとえば制振細帯片(2)を事前に壁際の周囲に
挿入しておく。(h)は巾木である。
この第5図a、第5図bにおいて寸法を加味したその
他の実例としては、緩衝板(1)として厚さ5mmの合成
樹脂製軟質繊維板の上に厚さ9〜12mmの合板をスリット
下地板(3)として貼着し、縦横に幅1〜2mmのスリッ
ト(4)を各各100mm幅で切刻し、その上に0.5〜1mmの
軟質シート(5)を配設して構成する。。暖房パネル
(A′)は厚さ1〜12mm、最上層の木質床化粧板(6)
は厚さ5〜20mmである。
床基台(11)はコンクリート造りで厚さ150mmあり、
その上に前述の遮音下地板(B)を敷設し、接着剤で固
定する。つぎに暖房パネル(A′)[厚さ1〜12mm]を
配管を接続しながら貼着し、部屋全体にこれを貼り上げ
る。なお壁基台(9)下際には、制振細帯片(2)とし
て厚さ10mmの96Kグラスウールを周囲に廻して、衝撃振
動が壁基台(9)に伝搬しないようにしておくと効果的
である。
最下層の緩衝板(1)は軟質繊維板、発泡合成樹脂
板、発泡合成樹脂チップ板、軟質(発泡)ゴム板、軟質
(発泡)ゴムチップ板、合成樹脂単繊維立体網状物など
で、これら二種以上の複合も可能である。
このようにして得られたこの考案の木質遮音暖房床の
遮音等級はL−55であった。
なおスリットは貫通または半貫通でもよい。
第6図a〜dの構成においては、緩衝板として合成樹
脂チップ板あるいはゴムチップ板の小裁片(1a)または
筋状細長片(1b)を、半貫通のスリット(4)を切刻し
たスリット下地板(3)の下面に多数並設して使用し
た。
このようにスリット下地板(3)にスリット(4)を
入れることにより、スリット下地板(3)の剛性を減ら
し、上部から伝搬してきた衝撃振動がスリット下地板
(3)に拡大されるのを防止する。
前述のようにスリット下地板(3)には、釘打ち、接
着両用で木質床化粧板(6)を貼るが、スリット下地板
(3)が前記の寸法よりも薄いと、釘打ちのとき木質床
化粧板(6)が踊って釘が打ちにくい。接着剤だけで木
質床化粧板(6)を貼ることが許容されるときには、ス
リット下地板(3)の厚さは2.5mmから9mm程度と薄くで
き、薄くしても木質床化粧板(6)が踊らずに施工で
き、遮音性能がさらによくなる。
暖房パネル(A′)の種類としては、温水パネルは熱
源として温水を使用するが、電気抵抗を使用した電熱パ
ネルも適用できる。
この電熱パネルは一例として片面または両面に金属シ
ートが貼着してあり、ヒーターが金属シートを暖め、こ
れからの輻射熱が最上層の木質床化粧板(6)を暖める
形式のものである。
なおスリット下地板(3)は、各スリット(4)で区
切られて、各板の大きさが小さくなるので、暖房パネル
(A′)の多少の熱の影響を受けても、それが反って剥
がれたり、隙間ができて床鳴りの原因となるほどの有害
な変形が生じることはない。
すなわち、このような下地板材として従来は、通常、
910×1820mmのサイズのものを使用しているので、反り
返る力がかなり大きいが、半貫通のスリット(4)を、
50〜100mmピッチに入れるだけで反る力はかなり減殺さ
れ、貫通スリットを入れ、下地板材を小片で区切ると反
る恐れは殆ど無くなる。
なお、第5図a、第5図bは、遮音下地板(B)とし
て使用するスリット(4)を切刻したスリット下地板
(3)の上層に軟質シート(5)を介在させたものであ
る。
いずれも軟質シート(5)として厚さ1mmの布引き
(繊維に空気を包含している織布あるいは不織布使用)
ラテックスゴムシートを使用し、予めスリット下地板
(3)に貼着したのち、スリット(4′)が切刻されて
いる。しかし軟質シート(5)を後貼りする場合にはス
リット(4′)をあえて切刻する必要はない。
このようにして得られた木質暖房床の遮音等級はL−
50であった。
軟質シート(5)としては、発泡合成樹脂シート、軟
質(発泡)ゴムシート(厚さ0.5〜2.0mm)なども用いら
れる。
また第6図cや第6図dのように、半貫通のスリット
下地板[厚さ9mm]の下面に、緩衝板として第6図aあ
るいは第6図bに示される、厚さ1〜5mmの軟質ゴムチ
ップ板の小裁片(1a)、あるいは筋状細長片(1b)を並
設したスリット下地板(3)上に、軟質シート(5)
[厚さ0.5〜1mm]、暖房パネル(A′)と木質床化粧板
(6)を順次、載置した構成の場合、軽量床衝撃音の遮
音等級はL−45であった。
「考案の効果」 この考案は建造物の床基台上に敷設される緩衝板上に
スリット下地板からなる遮音下地板を接着剤などで固定
し、その上に軟質シート、暖房パネルと木質床化粧板を
順次敷設して構成された木質遮音暖房床の構成であるの
で、衝撃音防止性能が高く、暖房パネルを使用して木質
床化粧板の使用が可能となった。
とくに軟質シートの断熱、防振作用によって、スリッ
ト下地板に熱が逃げ難くなり、スリット下地板の厚さを
増して暖房床の耐圧強度を大きくでき、その反面、最上
層の木質床化粧板の厚さを薄くできるので、床表面が短
時間で暖まり易くなり、暖房パネルの熱効率が良くなる
と共に、暖房パネルを床に挿入しても、その下面の軟質
シートの防振性によって遮音性能を保持し得ることとな
る。
また軟質シートをスリット下地板上に貼着したことに
より、軟質シートのクッション性によって、この上に設
けられる暖房パネルの裏面の凹凸や、継ぎ目などの不陸
を吸収でき、床材としての密嵌性が向上する。
さらに従来において暖房パネルを使用した場合には衝
撃音が大きくなるので、床仕上げとしてもっぱらカーペ
ット類が使用されていたが、この考案によって冬期にお
いて床冷えの著しい木質床化粧板を使用しても温暖に生
活できるうえ、だに、黴の発生しない衛生的な環境を提
供できることとなる。
この考案の木質遮音暖房床を構成する材料は、予めプ
レハブ化して工場生産しておくことが可能であり、従来
の暖房床と変わらない施工工数、施工時間で工事を進行
完成させることができる。
なお、明細書中の遮音等級値は、JIS A 1419 第2図
「床衝撃音レベルに関するしゃ音等級の〜その呼び方」
に準拠した呼称値であって、すべて財団法人日本建築総
合試験所、コンクリート床(厚さ159mm)遮音等級換算
値である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の捨貼り工法の一部断面図、 第2図は従来の直貼り工法の一部断面図、 第3図はこの考案の木質遮音暖房床の参考図、 第4図(a)、(b)、(c)はスリットの実施例を示
す平面図、 第5図aはこの考案の木質遮音暖房床を説明する一部破
断斜視図、 第5図bは第5図aの一部縦断面図、 第6図aは緩衝板の他の実施例を示す斜視図、 第6図bは緩衝板のさらに他の実施例を示す斜視図、 第6図cは第6図aの緩衝板を用いた木質遮音暖房床を
説明する一部縦断面図、 第6図dは第6図bの緩衝板を用いた木質遮音暖房床を
説明する一部縦断面図である。 (1)……緩衝板、(11)……床基台 (1a)……小裁片、(1b)……筋状細長片 (a)……捨て板、(A),(A′)……暖房パネル (b)……根太 (c)……カーペット、じゅうたん、木質床 (d)……止め釘、(e)……緩衝材 (6)……木質床化粧板、(p)……パイプ (3)……スリット下地板、(4),(4′)……スリ
ット (8)……遮音下地板、(h)……巾木
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24D 3/16

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】建造物の床基台(11)上に、緩衝板(1)
    とスリット(4)を切刻したスリット下地板(3)とか
    らなる遮音下地板(B)を、緩衝板(1)を下面にして
    貼着し、前記スリット下地板(3)の上に、軟質シート
    (5)、暖房パネル(A′)、木質床化粧板(6)を順
    次敷設したことを特徴とする木質遮音暖房床。
  2. 【請求項2】緩衝板(1)部分を緩衝材の小裁片または
    筋状細長片によって構成したことを特徴とする請求項1
    記載の木質遮音暖房床。
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