JPH0252742B2 - - Google Patents

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JPH0252742B2
JPH0252742B2 JP16679383A JP16679383A JPH0252742B2 JP H0252742 B2 JPH0252742 B2 JP H0252742B2 JP 16679383 A JP16679383 A JP 16679383A JP 16679383 A JP16679383 A JP 16679383A JP H0252742 B2 JPH0252742 B2 JP H0252742B2
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JP
Japan
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floor
construction method
joists
flat layer
hollow
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JP16679383A
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JPS6059265A (ja
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Shuji Endo
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は鉄筋コンクリート造建築、鉄骨造建
築、木造建築等において断熱、遮音効果を増し居
住性を高める二重床組工法に係るものである。
従来の二重床組工法には大引根太工法、置
床工法、発泡材敷込工法等があるが、これらに
はそれぞれ大きな欠点があつた。以下これらの工
法について説明する。は最も一般的な工法で、
第1図に示すごとく下床b上に大引材1を一定間
隔をもつてアンカーボルト2等で固定し、この上
に大引材1と直角方向に根太材3を一定間隔に組
み、この上に捨貼ベニヤ板4および仕上材5を貼
付する等して上床cを形成する工法であり、(イ)床
きしみが発生しやすく遮音性に乏しい、(ロ)床高が
高くなる、(ハ)下床と上床の間の空間に湿気が溜り
害虫の温床となる等多くの欠点がある。は第2
図に示すごとく、パネルまたはシステム化した根
太材11に防振ゴム12付の支持具13を取付
け、下床b上に置いて施工する工法で、(イ)床高が
高くなる、(ロ)下床と上床の間の空間に湿気が溜り
害虫の温床となる等の欠点がある。は第3図に
示すごとく、下床b上に発泡材21の層を形成
し、しかる後捨貼ベニヤ板23を根太材22に固
定しこの上に仕上材24を貼付する等して上床c
を形成する工法で遮音性に乏しい欠点がある。
本発明は上記従来工法の欠点を同時に解消し、
低い床高で快適な居住性を実現することができる
二重床組工法で、その面に平行して多数の孔を並
設したプラスチツク製中空板を下床上に直接また
は平坦層を介して敷詰め上床を支持せしめること
を特徴とする二重床組工法である。すなわち、従
来は上床を支持する支持部材として大引根太等の
木材、支持具、発泡材等を用いていたのに対し、
本発明においては特殊な中空板を単独または平坦
層と組み合わせて用いるのである。
以下本発明の構成等について図面により詳細に
説明する。第4図は本発明工法により形成した二
重床の一例を示す縦断面図、第5図は中空板の斜
視図、第6図は第5図におけるAA線断面図であ
る。第3図の二重床の施工に際しては、まずコン
クリート等の下床b上に木製またはプラスチツク
製の根太材32をボルト、コンクリート釘、接着
等により一定間隔で固定する。しかる後下床b上
に砂を敷いて平坦層33を形成する。このとき平
坦層33の表面は根太材32の最頂部と同じかや
や高いレベルで平坦にならす。しかる後中空板3
1を平坦層33の上に敷き詰め、釘、木ビス等で
根太材32に固定する。そして最後に捨貼ベニヤ
板34および仕上材35を中空板31の上に順次
貼付して上床cを形成するのである。
中空板31はプラスチツクで成り、第5図およ
び第6図に示すごとく、その面に平行して多数の
孔31aが並設されている。このため中空板31
の内部は理想的な断熱物質である空気の層が形成
されるので、すぐれた断熱性能を発揮し結露する
おそれがほとんどない。遮音に関しては、中空板
31の各孔を仕切つている壁の部分がクツシヨン
の働きをして振動を上部から下部に伝えにくいこ
とと、上部の振動が孔内部の空気を振動させて仕
事をし、振動エネルギーが減少することにより著
しい遮音効果を上げる。強度に関しては板厚、孔
の大きさおよび間隔を適当に設計すれば十分なも
のが得られる。剛性も従来の発泡プラスチツク等
に比べてはるかに大きく、きしみ音が発生するお
それもない。板厚は5〜25mm程度が適当である。
材料となるプラスチツクの種類は特に限定されな
いが、例えばポリエチレンやポリプロピンは好適
である。
平坦層33は下床が平坦でない場合に下床と中
空板の間隙をうめるために施工されるが断熱、遮
音性を高める効果もある。本実施例の場合は砂を
使用しているが、これに限るものではなく、例え
ばモルタル、石こう、発泡コンクリート等で平坦
層を形成してもよい。下床がコンクリート直押え
等で十分平坦な場合は、平坦層を施工せず、直接
この上に中空板を接着材等で貼付することができ
る。
上床は中空板によつて支持され、本実施例のよ
うに捨貼ベニヤ板34上に仕上材35を施工する
のが一般的である。しかし捨貼ベニヤ板34は必
らずしも必要でなく、えば寄木ブロツク等の仕上
材は、中空板の上に直接貼付して上床とすること
ができる。なお捨貼ベニヤ板を使用する場合は、
施工に先だつてあらかじめこれと中空板とを貼合
わせておくと便利である。
本発明工法は上記したごとく断熱、遮音性能に
すぐれた中空板を敷詰め、上床を支持させる構成
であるから、これにより形成される二重床は断
熱、遮音性にすぐれ、結露するおそれも少なく、
快適な居住性が得られる。また従来の二重床組工
法では快適な居住性を確保するためには下床上面
から上床上面までの床高を最低80mm程度必要とし
ていたのであるが、本発明工法によればこれを半
分以下にすることができ、その分居室の天井高を
高くでき、あるいは建物の階高を低くし、より経
済的にすることができる。その上本発明工法は施
工が簡単で現場の省力化にも貢献するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は従来工法により形成される二
重床の縦断面図で、第1図は大引根太工法、第2
図は置床工法、第3図は発泡材敷込工法に関す
る。第4図は本発明工法により形成した二重床の
一例を示す縦断面図、第5図は中空板の斜視図、
第6図は第5図におけるAA線断面図である。 b……下床、c……上床、1……大引材、2…
…アンカーボルト、3,11,22,32……根
太材、4,14,23,34……捨貼ベニヤ板、
5,15,24,35……仕上材、12……防振
ゴム、13……支持具、21……発泡材、31…
…中空板、31a……孔、33……平坦層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下床上に支持部材を介して上床を施工する二
    重床組工法において、その面に平行して多数の孔
    を並設したプラスチツク製中空板を下床上に直接
    または平坦層を介して敷詰め上床を支持せしめる
    ことを特徴とする二重床組工法。 2 下床上に根太材を適当な間隔で固定し、上面
    が該根太材の最頂部と同じかやや高いレベルとな
    るように平坦な砂層を形成して平坦層とし、該平
    坦層上に前記中空板を敷詰めて根太材に固定し、
    この上に上床となるベニヤ合板および仕上材を貼
    付してこれを支持せしめる特許請求の範囲第1項
    の二重床組工法。
JP16679383A 1983-09-12 1983-09-12 二重床組工法 Granted JPS6059265A (ja)

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JP16679383A JPS6059265A (ja) 1983-09-12 1983-09-12 二重床組工法

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JP16679383A JPS6059265A (ja) 1983-09-12 1983-09-12 二重床組工法

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Publication Number Publication Date
JPS6059265A JPS6059265A (ja) 1985-04-05
JPH0252742B2 true JPH0252742B2 (ja) 1990-11-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62142278A (ja) * 1985-12-17 1987-06-25 Fuji Xerox Co Ltd 表面電位センサを備えた電子写真複写機
JPH07119518B2 (ja) * 1990-11-19 1995-12-20 大日本土木株式会社 振動並びに騒音防止用床構造

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Publication number Publication date
JPS6059265A (ja) 1985-04-05

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