JP2597017B2 - 紙葉類鑑別装置 - Google Patents

紙葉類鑑別装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、紙葉取扱装置、特に紙葉類を真正か否か
鑑別すると共に、紙葉上に印刷された符号表示領域のイ
メージを転写する紙葉類鑑別装置に関連する。
従来の技術 紙幣鑑別装置は、自動販売機、券売機、自動預金装置
等種々の分野で使用されている。紙幣鑑別の基本的技術
は、主として光学式鑑別法と磁気式鑑別法に大別され
る。光学式鑑別法では、ホトセンサを使用して紙幣に対
する反射光量又は透過光量を測定し、紙幣の寸法及び印
刷状態を電気信号に変換して紙幣の真偽を判定する。ま
た、磁気式鑑別法では、磁気センサを使用して紙幣の磁
気的特性を特定し真偽判定を行う。必要に応じて光学式
鑑別法と磁気式鑑別法を併用して厳重な紙幣鑑別を行う
場合もある。
例えば、特開昭60−77287号公報には紙幣搬送装置及
び紙幣鑑別用の磁気ヘッドを備えた紙幣装置が開示さ
れ、また、米国特許第4,628,194号明細書には光学式セ
ンサと磁気式センサとを備えた紙幣鑑別装置が開示され
ている。
発明が解決しようとする課題 ところで、海外交流が極めて隆盛となった今日、国内
通貨を外国通貨に換金して外国において換金した通貨を
使用することが多い。この場合に、外国通貨に偽造紙幣
が含まれていると、悪意のない使用者に対し迷惑がかか
るトラブルが発生する。従って、金融機関での紙幣受取
又は換金の時点で偽造紙幣を発見することが望ましい。
しかしながら、現在では外国紙幣に換金した金融機関で
は払い出す外国紙幣の符号又は番号を全て記録して保存
することが困難である。
そこで、この発明は、紙葉の真贋を判定すると共に、
紙葉に印刷された符号表示領域のイメージを自動的に転
写できる紙葉類鑑別装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この発明による紙葉類鑑別装置は、紙葉(14)の移動
通路に隣接して設けられかつ紙葉(14)の光学的特徴及
び磁気的特徴を検出する鑑別センサ(16)と、鑑別セン
サ(16)の出力により紙葉(14)の真贋を判定する読取
制御回路(20)と、読取制御回路(20)の出力により駆
動されかつ移動通路に沿って紙葉(14)を移動する搬送
装置(15)と、紙葉(14)の通過を検出する通過検出セ
ンサ(24)と、紙葉(14)の移動通路に隣接して設けら
れかつ紙葉(14)に印刷された符号表示領域(18)のイ
メージを電気信号に変換するイメージリーダ(17)と、
イメージリーダ(17)から得られる符号表示領域のイメ
ージを転写するプリンタ装置(19)とを備えている。読
取制御回路(20)は、通過検出センサ(24)の出力に基
づいて紙葉(14)に印刷された符号表示領域(18)がイ
メージリーダ(17)を通過するときにイメージリーダ
(17)を作動すると共に、符号表示領域(18)の全域の
イメージの読取りを完了した後、プリンタ装置(19)を
作動する。
この発明の実施例では、紙葉(14)は紙幣である。読
取制御回路(20)は移動される紙葉(14)の配置方向を
確認し、配置方向が逆の場合はプリンタ装置(19)に送
出する出力の配列を変更する。読取制御回路(20)はイ
メージリーダ(17)の出力を記憶してプリンタ装置(1
9)に送出する記憶手段(32)と、紙葉の真贋を判定す
る紙葉鑑別手段とを有し、紙葉(14)が真正であること
を紙葉鑑別手段が検出しないとき、読取制御回路(20)
は記憶手段(32)に記憶された内容を消去する。プリン
タ装置(19)は、イメージリーダ(17)の出力及び鑑別
センサ(16)の出力に基づいて紙葉(14)に印刷された
符号表示領域(18)及び紙葉(14)の種類を記録する。
作用 搬送装置(15)の作動により移動通路に沿って紙幣等
の紙葉(14)を移動するとき、紙葉(14)の移動通路に
隣接して設けられ鑑別センサ(16)は紙葉(14)の光学
的特徴及び磁気的特徴を検出する。また、紙葉(14)に
印刷された符号表示領域(18)がイメージリーダ(17)
を通過するとき、読取制御回路(20)はイメージリーダ
(17)を作動する。このため、イメージリーダ(17)は
紙葉(14)に印刷された符号表示領域(18)のイメージ
を電気信号に変換し、読取制御回路(20)に送出する。
読取制御回路(20)の記憶手段(32)は、イメージリー
ダ(17)の出力を記憶してプリンタ装置(19)に送出す
る。プリンタ装置(19)は、イメージリーダ(17)の出
力及び鑑別センサ(16)の出力に基づいて紙葉(14)に
印刷された符号表示領域(18)のイメージをそのまま転
写すると共に、紙葉(14)の種類を記録する。読取制御
回路(20)は移動される紙葉(14)の配置方向を確認
し、配置方向が逆の場合はプリンタ装置(19)に送出す
る出力の配列を変更する。
紙葉(14)が真正であることを紙葉鑑別手段が検出し
ないとき、読取制御回路(20)は記憶手段(32)に記憶
された内容を消去する。搬送装置(15)の速度制御手段
は、符号表示領域(18)がイメージリーダ(17)を通過
するとき、紙葉(14)の移動速度を減速し、紙葉(14)
に印刷された符号表示領域(18)がイメージリーダ(1
7)を通過した後に、紙葉(14)の移動速度を増速す
る。
実 施 例 以下、この発明による紙葉類鑑別装置の実施例を第1
図〜第7図について説明する。
第1図はこの発明の紙葉類鑑別装置の実施例として紙
幣鑑別装置10を示す。紙幣鑑別装置10は、ホッパ11に隣
接する挿入口12から排出口13まで紙葉としての紙幣14を
移動する搬送装置15を有する。搬送装置15はベルト21
と、ベルト21を駆動する駆動スプロケット22と、ベルト
21を所定の位置に保持する複数のローラ23を有する。搬
送装置15は公知の紙幣搬送装置又は紙葉類移動装置を使
用することができる。
ベルト21の駆動により移動される紙幣14の移動通路に
隣接して鑑別センサ16の光学式センサ24及び25並びに磁
気式センサ26が配置されると共に、イメージリーダ17が
配置される。鑑別センサ16は、光源27及び28に対向して
配置される光学式センサ24及び25並びに磁気式センサ26
の出力に基づいて紙幣14の真贋及び金種を判定するため
の出力を発生し、従来の紙幣鑑別装置に使用される電気
的及び機械的手段を利用することが可能である。例え
ば、光学式センサ24及び25により紙幣14の大きさ及び表
面の印刷パターンを光学的に読み取り、所定の大きさか
否か又は所定の印刷パターンを有するか否か判定するこ
とができる。従って、光源27及び28は可視光線又は赤外
線を発生するダイオードを使用することができる。光学
式センサ24及び25は光源27及び28から照射された光が紙
幣14を通過した透過光又は紙幣14の表面で反射した反射
光のいずれでも使用することができる。磁気式センサ26
は紙幣14の表面に印刷されたインクの磁性成分を検出す
る。読取制御回路20は鑑別センサ16の出力を受信して、
紙幣14の真贋の判断を行うと共に、紙幣14の種類を判定
する。
イメージリーダ17は、紙幣14に印刷された数字、アル
ファベット又はその他の記号により表示された紙幣番号
(第5図)としての符号表示領域18のイメージを電気信
号に変換する。第5図に示すように、紙幣番号は、紙幣
の所定の位置に設けられた符号表示領域18に予め印刷さ
れている。従って、読取制御回路20内に設けられた紙幣
鑑別手段が鑑別センサ16の出力から紙幣14の金種を正確
に読み取り、紙幣鑑別手段により読み取られた紙幣14の
金種及び真贋の判断結果に基づいて符号表示領域18の位
置を自動的に決定することができるので、紙幣14に印刷
された符号表示領域18がイメージリーダ17を通過すると
き、読み取り制御装置20はイメージリーダ17を作動す
る。
紙幣14がホッパ11に逆方向に配置され、そのまま逆配
置状態で搬送装置15により搬送される場合に、読取制御
回路20は鑑別センサ16の出力から移動する紙幣14の配置
方向を確認し、配置方向が逆の場合はプリンタ装置19に
送出する出力の配列を変更する。読取制御回路20はイメ
ージリーダ17の出力を記憶する記憶手段32を有し、記憶
手段32に記憶された信号はプリンタ装置19に送出され
る。プリンタ装置19は、読取制御回路20の出力に基づい
て紙幣14の種類を記録すると共に、紙幣14に印刷された
符号表示領域18のイメージを転写する。
読取制御回路20内の紙幣鑑別手段が鑑別センサ16の出
力を受けても、鑑別センサ16の出力から紙幣14が真正で
あることを検出しないとき、読取制御回路20は記憶手段
32に記憶された内容を消去する。
搬送装置15は駆動スプロケット22を駆動するモータ30
及びモータ駆動回路31を有する。モータ駆動回路31は紙
幣14の移動速度を制御する速度制御手段を有し、紙幣14
に印刷された符号表示領域18がイメージリーダ17を通過
するとき紙幣14の移動速度を減速し、紙幣14に印刷され
た符号表示領域18がイメージリーダ17を通過した後に、
紙幣14の移動速度を増速する。ベルト21により移動され
る紙幣14が光学式センサ24を通過したときに、紙幣14上
の符号表示領域18がベルト21の搬送速度からイメージリ
ーダ17をいつ通過するかを容易に決定することができ
る。従って、光学式センサ24は通過検出センサとなる。
第2図に示すように、イメージリーダ17は光源17a
と、光源17aから照射されかつ紙幣14の表面上で反射し
た光を受信する集束性ファイバ17bと、集束性ファイバ1
7bを通過した光を受光するCCDイメージセンサ17cとを有
する。CCDイメージセンサ17cの出力は読取制御回路20に
送出される。
第3図に示すように、読取制御回路20は実際にはワン
チップマイクロコンピュータにより構成でき、読取制御
回路20の複数の入力端子には、読取制御回路20に種々の
プログラム指令を与えるテンキースイッチ33と、読取制
御回路20を作動する起動スイッチ34と、ホッパ11及び搬
送装置15に隣接して設けられかつホッパ11内の紙幣14の
有無等の紙幣14の種々の状態を検出する種々の検知スイ
ッチ35〜39と、イメージリーダ17と、鑑別センサ16とが
接続される。また、読取制御回路20には、ホッパ11から
の紙幣14の払い出しを制御するホッパ払出し回路40と、
モータ駆動回路31と、イメージリーダ17の付勢及び消勢
を制御するイメージリーダ駆動回路41と、鑑別センサ16
の付勢及び消勢を制御する鑑別センサ駆動回路42と、真
紙幣でない紙幣14を一定の収納位置に収容するリジェク
ト駆動回路43と、正規の紙幣14を一定の収納位置に収容
するスタッカ駆動回路46と、プリンタ装置19のプリンタ
制御回路44とに接続された出力端子が設けられる。読取
制御回路20には紙幣14の真偽及びその他の状態を表示す
る表示部45が設けられる。第1図に示すように、リジェ
クト駆動回路43及びスタッカ駆動回路46はそれぞれ搬送
装置15から送られる紙幣14を収納するリジェクトポケッ
ト43a及びスタッカ46aを有する。搬送装置15の下方に設
けられたディフレクタ47の角度により搬送された紙幣14
をリジェクトポケット43a又はスタッカ46aのいずれに収
納するかを決定する。
上記の構成において、本実施例による紙幣鑑別装置10
の動作シーケンスを第4図に示すフローチャートについ
て説明する。
ステップ50のスタートからステップ51において、読取
制御回路20は起動スイッチ34がオンに切替られたか否か
判断する。起動スイッチ34がオフ状態では、スタートに
戻り、オンに切替られるとステップ51から52に進む。ス
テップ52において検知スイッチ35がホッパ11内に収納さ
れた紙幣14を検出すると、読出制御回路20はホッパ払出
し回路40に出力を送出してホッパ11から搬送装置15に紙
幣14を供給する。これと同時に、読出制御回路20はモー
タ駆動回路31に出力を付与して、搬送装置15を駆動する
(ステップ53)。これにより、搬送装置15は、挿入口12
から排出口13まで移送通路に沿って紙幣14を移動する。
紙幣14の先端が光学式センサ24を通過したとき、読出制
御回路20は紙幣14の送り量の計数を開始する。また、紙
幣14が光学式センサ24及び25並びに磁気センサ26を通過
するとき、光学式センサ24及び25並びに磁気センサ26は
それぞれ紙幣14の形状、光学的特徴及び磁気的特徴を検
出して読出制御回路20に送出し(ステップ54)、読出制
御回路20内の紙幣鑑別手段は、紙幣14の移動中に紙幣14
の金種及び真贋を判定する。
紙幣14の送り量を計数する読出制御回路20は紙幣14に
印刷された符号表示領域18がイメージリーダ17を通過す
る時期を決定し、符号表示領域18がイメージリーダ17の
直前に達したとき、モータ駆動回路31を介して紙幣14の
移動速度を減速する(ステップ55)。モータ30がステッ
ピングモータの場合に、モータ駆動回路31に送出される
パルスレートを減少することにより、紙幣14の搬送速度
を減速することができる。別法として、モータ駆動回路
31に付与する電力をアナログ量として変化させることに
より、紙幣14の搬送速度を減少することも可能である。
また、読取制御回路20は、紙幣14に印刷された符号表
示領域18がイメージリーダ17を通過するときに、イメー
ジリーダ駆動回路41に出力を送出して、イメージリーダ
17を作動する(ステップ56)。イメージリーダ17は紙幣
14に印刷された符号表示領域18のイメージを電気信号に
変換する。このとき、ステップ57において、読取制御回
路20は鑑別センサ16の出力から紙幣14の搬送方向を確認
し、ホッパ11内に紙幣14が逆方向に配置された場合、ス
テップ58においてイメージリーダ17の出力を変換した
後、ステップ59において紙幣14の金種及び符号表示領域
18のイメージを記憶手段32内に記憶する。ステップ57に
おいて紙幣14が所定の方向で搬送されるときは、ステッ
プ57から59に直接進み、イメージリーダ17の出力をその
まま記憶手段32に記憶する。
次に、ステップ60では、読出制御回路20は紙幣14の真
贋を判断する。紙幣14が真紙幣の場合はステップ61にお
いて符号表示領域18の全域の読取りを完了したか否か判
断する。符号表示領域18の全域の読取りを完了していな
いときはステップ59に戻る。符号表示領域18の全域の読
取りを完了したときは、ステップ62において読取制御回
路20はイメージリーダ駆動回路41への出力を停止して、
イメージリーダ17を消勢する。続いて、ステップ63にお
いて、読取制御回路20の記憶手段32は、イメージリーダ
17のイメージの出力を記憶してプリンタ装置19に送出す
る。プリンタ装置19は、読取制御回路20の出力に基づい
て紙幣14に印刷された符号表示領域18のイメージ(画
像)をそのまま転写すると共に、紙幣14の種類を記録す
る。第6図は符号表示領域18のイメージ及び金種48を記
録した記録紙49を示す。記録紙49には更に日付、時間、
金種別合計金額、全金種合計金額、為替レート、払い出
し枚数等の情報が表示される。日付、時間、金種別合計
金額、全金種合計金額、為替レート、払い出し枚数等の
情報は読取制御回路20に内蔵されたタイマ、演算回路等
により自動的に表示される。為替レートはテンキースイ
ッチ33により入力される。
これと同時に、紙幣14に印刷された符号表示領域18が
イメージリーダ17を通過した後に、読出制御回路20はモ
ータ駆動回路31へのパルスレートを増加して、紙幣14の
搬送速度を増速する(ステップ64)。その後、スタッカ
駆動回路46が作動され、紙幣14は排出口13からディフレ
クタ47により下方のスタッカ46aに排出される(ステッ
プ65)。
ステップ60において、紙幣14が真正であることを読出
制御回路20が検出しないとき、ステップ66において読取
制御回路20は記憶手段32に記憶された内容を消去し、そ
の後、読出制御回路20は、ディフレクタ47及び搬送装置
15のリジェクト駆動回路43を駆動して紙幣14をリジェク
トポケット43aに移動する。従って、真正紙幣でないと
判定したとき、読出制御回路20はプリンタ装置19を作動
させない。
第7図はこの発明の実施例として示す紙幣鑑別装置10
の斜視図である。紙幣鑑別装置10の上面にはテンキース
イッチ33と、プリンタ装置19と、ホッパ11とが設けられ
る。ホッパ11の下方には真紙幣でない紙幣14を収容する
リジェクトポケット43aと、正規の紙幣14を収容するス
タッカ46aが設けられる。また、傾斜面には表示部45が
設けられる。
本実施例による紙幣鑑別装置10の作用効果を列挙すれ
ば次の通りである。
紙幣14の真贋の判定と共に紙幣14の符号表示領域18
のイメージ(画像)を自動的に転写することができる。
符号表示領域18のイメージから文字認識を行わない
ため、紙幣鑑別装置10の構造を簡略化すると共に迅速な
動作を得ることができる。
紙幣14の符号表示領域18のイメージをそのまま転写
するので、符号表示領域18に存在する紙幣14の損傷状態
もそのまま転写することができる。
紙幣14の移動速度を調整して符号表示領域18の正確
なイメージを得ることができる。
文字認識を行わないため、符号表示領域18に汚れが
あってもイメージの転写に影響を受けない。
この発明の実施例は上記の実施例に限定されず、種々
の変更が可能である。例えば、記憶手段33は読出制御回
路20に接続されたROM又はRAMの他に、読出制御回路20に
内蔵されたハードディスク又は他の種々の記録媒体を使
用することが可能である。また、上記の実施例では、紙
幣の符号表示領域を転写する装置として示したが、紙幣
以外の有価証券等を含む他の書類に印刷された符号表示
領域の転写にもこの発明を実施できることは理解されよ
う。
発明の効果 この発明による紙葉類鑑別装置では、紙葉の真贋を判
別すると共に、紙葉に印刷された符号表示領域のイメー
ジを自動的に転写でき、紙葉類を取扱う事務の省力化に
大きく貢献できる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明による紙葉類鑑別装置を示す概念図、
第2図はイメージセンサの断面図、第3図はこの発明に
よる紙葉類鑑別装置の電気的構成を示す回路図、第4図
は第3図に示す読出制御回路の動作シーケンスを示すフ
ローチャート、第5図は紙幣の正面図、第6図は符号及
び金種が転写された記録紙の記録面を示す正面図、第7
図はこの発明の実施例として示す紙幣鑑別装置の斜視図
である。 10……紙幣鑑別装置(紙葉類鑑別装置)、12……挿入
口、13……排出口、14……紙幣(紙葉)、15……搬送装
置、17……イメージリーダ、19……プリンタ装置、20…
…読取制御回路、24……光学式センサ(通過検出セン
サ)、32……記憶手段、

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙葉の移動通路に隣接して設けられかつ紙
    葉の光学的特徴及び磁気的特徴を検出する鑑別センサ
    と、鑑別センサの出力により紙葉の真贋を判定する読取
    制御回路と、読取制御回路の出力により駆動されかつ移
    動通路に沿って紙葉を移動する搬送装置とを備えた紙葉
    類鑑別装置において、 紙葉の通過を検出する通過検出センサと、 紙葉の移動通路に隣接して設けられかつ紙葉に印刷され
    た符号表示領域のイメージを電気信号に変換するイメー
    ジリーダと、 イメージリーダから得られる符号表示領域のイメージを
    そのまま転写するプリンタ装置とを備え、 読取制御回路は、通過検出センサの出力に基づいて紙葉
    に印刷された符号表示領域がイメージリーダを通過する
    ときにイメージリーダを作動すると共に、符号表示領域
    の全域のイメージの読取りを完了した後、プリンタ装置
    を作動することを特徴とする紙葉類鑑別装置。
  2. 【請求項2】紙葉は紙幣である請求項(1)に記載の紙
    葉類鑑別装置。
  3. 【請求項3】読取制御回路は移動される紙葉の配置方向
    を確認し、配置方向が逆の場合はプリンタ装置に送出す
    る出力の配列を変更する請求項(1)に記載の紙葉類鑑
    別装置。
  4. 【請求項4】読取制御回路はイメージリーダの出力を記
    憶してプリンタ装置に送出する記憶手段と、紙葉の真贋
    を判定する紙葉鑑別手段とを有し、紙葉が真正であるこ
    とを紙葉鑑別手段が検出しないとき、読取制御回路は記
    憶手段に記憶された内容を消去する請求項1に記載の紙
    葉類鑑別装置。
  5. 【請求項5】プリンタ装置は、イメージリーダの出力及
    び鑑別センサの出力に基づいて紙葉に印刷された符号表
    示領域及び紙葉の種類を記録する請求項1に記載の紙葉
    類鑑別装置。
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