JP2591190Y2 - カートリッジローディング装置 - Google Patents

カートリッジローディング装置

Info

Publication number
JP2591190Y2
JP2591190Y2 JP1993044539U JP4453993U JP2591190Y2 JP 2591190 Y2 JP2591190 Y2 JP 2591190Y2 JP 1993044539 U JP1993044539 U JP 1993044539U JP 4453993 U JP4453993 U JP 4453993U JP 2591190 Y2 JP2591190 Y2 JP 2591190Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cartridge
carriage
shutter
stopper
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1993044539U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0719843U (ja
Inventor
利夫 中村
Original Assignee
アイワ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アイワ株式会社 filed Critical アイワ株式会社
Priority to JP1993044539U priority Critical patent/JP2591190Y2/ja
Publication of JPH0719843U publication Critical patent/JPH0719843U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2591190Y2 publication Critical patent/JP2591190Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Disk Changers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばMO(磁気光)
ディスクのオートローダ等に適用して好適なカートリッ
ジローディング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】MOディスクのカートリッジローディン
グ装置としては、図6に示すようなものがある。このカ
ートリッジローディング装置では、カートリッジ10を
一つずつ挿入口12へ入れて、キャリッジ14に載置す
る。次にキャリッジ14が移動してカートリッジ10
が、一旦マガジン16のスロット18に収納される。こ
のタイプのカートリッジローディング装置では、情報を
記録再生するディスクのカートリッジ10をマガジン1
6から選択し、これをキャリッジ14でドライブ部20
またはドライブ部22まで搬送し、ここにカートリッジ
10を収納して記録再生を行うようになっている。
【0003】このローディング装置では、挿入口12が
装置のキャビネット26の前面に設けられると共に、キ
ャリッジ14は挿入口12のすぐ奥の空間内を上下動す
るようになされ、この空間の奥にマガジン16とドライ
ブ部20,22が重ねて配置されている。
【0004】キャリッジ14の装置前側には、カートリ
ッジ10の位置規制用としてストッパ24が固定されて
いる。マガジン16やドライブ部20,22に収納され
ていたカートリッジ10をキャリッジ14に排出する
時、ストッパ24でカートリッジ10の行き過ぎが防止
される。これによって、カートリッジ10がキャビネッ
ト26に接触してキャリッジ14の移動を妨げたり、カ
ートリッジ10およびその内部ディスクの損傷を招くこ
とがないようにされている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述のローデ
ィング装置では、ストッパ24がキャリッジ14の挿入
口12側に固定されているので、カートリッジ10の出
し入れが面倒であった。つまり、キャリッジ14を移動
させて、その上に載せたカートリッジ10が挿入口12
に対向する位置まで来た時には、挿入口12とカートリ
ッジ10の間にストッパ24があるので、何らかの工夫
が必要であった。
【0006】すなわち従来は、カートリッジ10をキャ
リッジ14から排出するには、カートリッジ10が挿入
口12より僅かに低い位置でキャリッジ14を停止し、
カートリッジ10を別の上下動装置でキャリッジ14か
ら一旦上昇させて、次に水平移動させて挿入口12から
取り出していた。またカートリッジ10をキャリッジ1
4に搭載する場合、これとは反対に、カートリッジ10
を挿入口12から挿入して、上下動装置に載置し、次に
カートリッジ10を降下させてキャリッジ14に搭載し
ていた。
【0007】このため挿入口12の付近に、カートリッ
ジ10を上下させてキャリッジ14へ着脱する上下動機
構が必要であった。また、キャリッジ14より若干上の
位置から挿入口12までの間、カートリッジ10を水平
に移動する水平移動機構を挿入口12付近に設けなけれ
ばならなかった。したがって、構成が複雑で高価になる
という問題があった。
【0008】そこで、本考案は、このような問題を解決
したものであって、カートリッジのキャリッジへの着脱
を、特別なカートリッジ移動機構を設けることなく、容
易に行うことが可能なカートリッジローディング装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本考案においては、カートリッジを挿入するためキ
ャビネットに設けられた挿入口と、カートリッジを収納
する収納部と、挿入口に対向する位置から収納部に対向
する位置まで、カートリッジを搬送するキャリッジとを
有するカートリッジローディング装置において、挿入口
に開閉自在なシャッターが設けられ、キャリッジの挿入
口に対向する側に、カートリッジの抜け止め用のストッ
パがシャッターに連動して移動可能に設けられ、キャリ
ッジのカートリッジ出入口が挿入口と対向した時、シャ
ッターが開かれると共に、ストッパが移動してカートリ
ッジ出入口が開口され、カートリッジをキャリッジに着
脱可能にしたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】図1に示すように、カートリッジ10を上下に
搬送するキャリッジ14がキャビネット26内に設けら
れている。キャリッジ14には、カートリッジ10の位
置を規制するストッパ25が回転可能に取り付けられて
いる。
【0011】図2に示すように、カートリッジ10の挿
入口12aが形成されたシャーシ28には、シャッター
30が取り付けられている。シャッター30は往復部4
8の横移動に伴って上下するようにされている。またシ
ャーシ28にはシャッター30の上下動に伴って回転す
るストッパ用レバー98が取り付けられている。
【0012】そして、キャリッジ14を挿入口12aに
対向させた後、シャッター30を上昇させて、図5に示
すようにシャッター30の開口12bを挿入口12aに
一致させる。これに伴って、ストッパ用レバー98が回
転し、ストッパ用レバー98によってストッパ25が回
転され、停止片122aが挿入口12a、開口12bよ
り下に移動する。これにより、ストッパ25が邪魔にな
ることなく、カートリッジ10を挿入口12a、開口1
2bを通過させて、キャリッジ14に着脱することが可
能になる。
【0013】
【実施例】以下、本考案に係るカートリッジローディン
グ装置の一実施例について、図面を参照して詳細に説明
する。
【0014】図1は、実施例の概略的な構成を示す。こ
の実施例においても図6に示した従来例と同様に、装置
全体を被包するキャビネット26の前面上側に挿入口1
2が設けられ、キャリッジ14が挿入口12のすぐ奥の
空間内を上下動可能に配置され、この空間の奥にマガジ
ン16とドライブ部20,22が重ねて配置されてい
る。マガジン16の上下にわたり多段に形成されたスロ
ット18にカートリッジ10が収納され、ここからカー
トリッジ10が選択されて取り出され、これがドライブ
部20,22にて記録再生される。
【0015】キャビネット26内には、キャリッジ14
を上下に移動制御するためのステップモータM1が設置
されており、キャリッジ14には、カートリッジ10を
キャリッジ14上で摺動させて出し入れするためのモー
タM2が設置されている。挿入口12からキャリッジ1
4までのカートリッジ10の出し入れや、キャリッジ1
4からマガジン16やドライブ部20,22までのカー
トリッジ10の出し入れの時には、モータM2によって
カートリッジ10はキャリッジ14の上を移動する。
【0016】カートリッジ10がマガジン16やドライ
ブ部20,22から排出されて、キャリッジ14上に移
される時、カートリッジ10が行き過ぎてキャリッジ1
4からはみ出さないように、キャリッジ14の前端部に
はストッパ25が取り付けられている。後述するよう
に、カートリッジ10を挿入口12を通してキャリッジ
14に着脱する時に邪魔にならないように、このストッ
パ25は回転可能に取り付けられている。
【0017】図2および図3は、キャビネット26の前
板を取り外した状態で、挿入口12付近の詳細を示す。
キャビネット26の枠部26aには、矩形板状のシャー
シ28がねじ止めされている。シャーシ28のほぼ中央
には、カートリッジ10とほぼ同じ大きさの挿入口12
aが形成されている。キャビネット26の図示しない前
板にも挿入口が形成されていて、これらが重なって、上
述の挿入口12が形成されている。
【0018】図3にも示すように、シャーシ28の背面
には、挿入口12を開閉するシャッター30が取り付け
られている。シャッター30は矩形板31に開口12b
が形成され、矩形板31の上部に凸部32が設けられて
いる。また凸部32と矩形板31には、それぞれ縦長の
案内溝34,36が形成されている。またシャーシ28
の背面には、上部にシャッター用レバー88の軸38が
突設され、下部に案内棒40が突設されている。そして
案内溝34に軸38が嵌め入れられ、案内溝36に案内
棒40が嵌め入れられることによって、シャッター30
が上下方向にだけ摺動可能になされている。シャッター
30が上限位置にある時、開口12bがシャーシ28の
挿入口12aと重なって、ここからカートリッジ10を
出し入れすることができるようになる。
【0019】シャーシ28の背面には、片側の端部の下
側に位置させて突起42が突設されていて、シャッター
30の端部の上側には突起44が突設されている。そし
て突起42,44の間には、コイルバネ46が介装され
ており、シャッター30は常に下向きに付勢されてい
る。
【0020】このシャッター30を上下動するために、
図2に示すように、シャッター30の奥には往復部48
が配置されている。往復部48は横長の板であり、その
左端の下側には凸部50が設けられている。凸部50の
背面には二つの案内板部51が突設されている。カート
リッジ10が挿入口12a、開口12bを通過する時に
は、後述するように往復部48が横移動して案内板部5
1が挿入口12の端部に配置される。これによって、カ
ートリッジ10が案内板部51の間を通過するので、カ
ートリッジ10が水平に保持されるようになる。
【0021】さて、往復部48の上部側には、横長の案
内溝52,54が両端に形成されている。またシャーシ
28の背面の片端部には案内棒56,58が突設されて
いる。そして案内溝52に案内棒56が嵌められ、案内
溝54に上述の軸38が嵌められて、さらに凸部50の
下端が案内棒58に受け止められているので、往復部4
8は水平方向移動可能になっている。
【0022】シャーシ28の上部中央には略"コ"の字形
の切欠60が形成されており、この切欠60で囲まれた
部分に台座62が形成されている。台座62の中央部に
は、軸64が回転可能に取り付けられていて、この軸6
4に小歯車66とウォームホィール68が重なるように
固定されている。また台座62の背面側には、ウォーム
70の下側にある軸74が回転自在に取り付けられ、そ
の上端にプーリー72が一体形成されている。ウォーム
70はウォームホィール68に噛み合っている。
【0023】また図3に示すように、シャーシ28の上
部には板状の固定部78が往復部48の裏側に達するよ
うに取り付けられ、ここにモータ76が固定されてい
る。モータ76は往復部48の裏側に配置されている。
このモータ76の回転軸には、小プーリー80が固定さ
れている。そして小プーリー80とプーリー72にはベ
ルト82が巻回されており、モータ76の回転駆動によ
ってウォーム70が回転して、小歯車66が回転するよ
うになっている。
【0024】さて、往復部48の上部中央には凹部84
が形成されていて、この凹部84の底にラック86が形
成されている。そして小歯車66がラック86に噛み合
っているので、往復部48はモータ76の回転駆動によ
って、左右に移動するようになる。
【0025】シャーシ28の中央にある上述した軸38
にはシャッター用レバー88が取り付けられている。し
たがって、シャッター用レバー88は軸38を中心にし
て回転可能である。シャッター用レバー88は、操作部
90と作用部92とが適宜な間隔をあけて略L字形に連
なって形成されている。操作部90を往復部48によっ
て位置決めするために、その先端には往復部48の端部
に当接可能な丸棒90aが突設固定されている。また作
用部92にはシャッター30を駆動するための丸棒92
aが突設固定されている。往復部48のシャッター用レ
バー88の下には垂直な当接部94が形成されている。
この当接部94に操作部90の丸棒90aが摺動可能に
当接する。
【0026】また、シャッター30の凸部32の側部に
は、横長の切欠96が形成されている。この切欠96に
は、作用部92の丸棒92aが摺動可能に嵌め込まれて
いる。シャッター30が常時下側に付勢されているの
で、シャッター用レバー88は常時反時計回りに(図
3)回転するよう付勢されている。そして往復部48が
水平移動すると、操作部90の丸棒90aも当接部94
に当接した状態で移動してシャッター用レバー88が回
転し、作用部92の丸棒92aに懸垂されたシャッター
30が上下動する。
【0027】すなわち、図3において、往復部48が左
側に移動すれば、当接部94に押されてシャッター用レ
バー88が時計回りに回転し、作用部92によりシャッ
ター30が上昇される。シャッター30には、常に重力
とコイルバネ46によって下向きの付勢力が与えられて
いるので、上記とは逆に往復部48が右側に移動して当
接部94が右に移動すれば、シャッター用レバー88が
反時計回りに回転してシャッター30が降下する。
【0028】さて、図2に示すようにシャーシ28の表
側の下部側には、軸97が突設されていて、この軸97
にストッパ用レバー98の中央部が回転可能に取り付け
られている。ストッパ用レバー98は上述したストッパ
25(図1)を操作するためのものである。
【0029】ストッパ用レバー98の一端には、図3に
も示すように、シャッター30に向けて延びる丸棒99
が突設されている。この丸棒99は、シャーシ28の溝
100を貫通している。溝100は、ストッパ用レバー
98がある程度の角度だけ回転することができるよう
に、上下に長く形成されている。そして、シャッター3
0には横長の溝102が形成されていて、この溝102
に丸棒99が嵌め込まれている。
【0030】これにより、シャッター30が上下動すれ
ば、丸棒99も上下動するので、ストッパ用レバー98
が回転するようになる。すなわち、図2においてシャッ
ター30が上昇すれば、ストッパ用レバー98が時計回
りに回転し、シャッター30が降下すれば、ストッパ用
レバー98が反時計回りに回転する。なお、溝102は
上述のように若干横に長いので、ストッパ用レバー98
の回転時に丸棒99が溝102内を摺動することができ
るから、ストッパ用レバー98の回転を妨害しない。
【0031】ストッパ用レバー98の丸棒99とは反対
側の端部には、図4にも示すように、ストッパ25を操
作するための作用部104が突出している。この作用部
104は図3にも示すように、シャーシ28およびシャ
ッター30の縦長の溝106,108を貫通している。
【0032】図4に示すように、上述のキャリッジ14
は、カートリッジ10を載置するために水平配置された
平板状の載置部110と、カートリッジ10を案内する
左右のガイド部112とが一体的に成形されている。ま
たこのキャリッジ14には、カートリッジ10を水平に
移動させて出し入れするため上述のモータM2(図1)
とこれによって駆動される水平移動機構(図示せず)が
取り付けられている。
【0033】載置部110の前端縁の中央には、切欠1
14が形成されており、この切欠114の中央部には、
台座116が形成され、途中から下方へ折り曲げられて
いる。台座116には中心軸118が取り付けられ、こ
の中心軸118にストッパ25が回転可能に取り付けら
れている。
【0034】ストッパ25は、薄い板材が折り曲げられ
て形成され、横長の規制部120と、規制部120から
手前に折り曲げられた牽引部122と、牽引部122か
ら折り曲げられて規制部120に対向する作用部124
と、作用部124から手前に折り曲げられた操作部12
6とを有する。作用部124の上側には停止片124a
が突設されている。そして規制部120と作用部124
が、上述の中心軸118に取り付けられている。
【0035】載置部110のストッパ25の右側には、
突起128が突設され、これが途中から下方に折り曲げ
られている。またストッパ25の牽引部122の上側に
も突起122aが形成されており、これらの突起128
と突起122aの間に引張り力を与えるコイルバネ13
0が掛けられている。これにより、ストッパ25には常
に矢印Aの方向すなわち時計方向に付勢力が与えられて
いる。
【0036】そして、ストッパ25の停止片124aの
位置規制するため、規制部120の端部の上側には、載
置部110の下面に当接可能な突起120aが形成され
ている。突起120aが載置部110の下面に当接した
時、停止片124aが載置部110の上に突出して、カ
ートリッジ10を停止させることが可能になる。
【0037】さて、操作部126は正面側に延びてお
り、図3に示すようにシャッター30の溝108を通過
し、ストッパ用レバー98の作用部104の下に入り込
んで接触している。これにより、ストッパ用レバー98
が図3でみて時計方向に回転して操作部126を押し下
げると、操作部126は溝108に沿って下方に移動
し、ストッパ25は図4に示す矢印Bの方向に回転す
る。そして停止片124a全体が載置部110の上面よ
りも下になった時、カートリッジ10を載置部110に
着脱することが可能になる。
【0038】またストッパ用レバー98の回転によりス
トッパ25の作用部124が上昇すれば、コイルバネ1
30に引き寄せられてストッパ25は矢印Aの方向に回
転する。そして停止片124aが載置部110の上面よ
りも上になれば、マガジン16などから排出されたカー
トリッジ10を停止片124aで停止させることが可能
になる。
【0039】以上のカートリッジローディング装置で、
カートリッジ10をローディングするには、キャリッジ
14を上昇させて、そのカートリッジ出入口を挿入口1
2(12a)に対向させる。そしてモータ76の駆動回
転によって往復部48をシャーシ28の内側(図2では
右側)に向けて移動させると、丸棒90aが当接部94
に押されてシャッター用レバー88が反時計回りに回転
するので、シャッター30が上昇する。そして図5に示
すように、シャッター30の開口12bがシャーシ28
の挿入口12aに重なった時、シャッター30の上昇が
停止する。
【0040】シャッター30の上昇に伴って、ストッパ
用レバー98が時計回りに回転し、その作用部104が
ストッパ25の操作部126を押し下げるので、ストッ
パ25は反時計回りに回転する。そして図5に示すよう
に、シャッター30の上昇が停止した時、ストッパ25
の停止片124aは、載置部110、挿入口12a、開
口12bよりも下になっている。したがって、挿入口1
2a、開口12bから、載置部110までは何ら妨害が
ないので、手動でカートリッジ10を挿入口12a、開
口12bに挿入し、キャリッジ14のカートリッジ出入
口に差し込むことができる。
【0041】この時、図示しないカートリッジ導入セン
サがカートリッジ10を検知し、モータM2が起動され
て、上述した水平移動機構が働き、カートリッジ10は
キャリッジ14の奥まで自動的に移送されてゆく。この
後、モータ76を逆転させシャッター30を降下させて
挿入口12aを閉鎖すると、ストッパ25の停止片12
4aが、載置部110の上面よりも立ち上がって、所要
の停止作用をなすことが可能になる。そして、キャリッ
ジ14はカートリッジ10を収納すべきスロット18あ
るいはドライブ部20,22まで搬送される。
【0042】また、カートリッジ10をアンロードする
には、マガジン16またはドライブ部20,22から排
出されたカートリッジ10をキャリッジ14に載せ、キ
ャリッジ14のカートリッジ出入口が挿入口12に対向
するまでキャリッジ14を上昇させる。この後、上述と
同様に、モータ76を駆動することにより、シャッター
30を上昇させ挿入口12aを開いた後、水平移動機構
でカートリッジ10をある程度排出し、その後、手で抜
き出せばよい。
【0043】このように、本実施例では、ストッパ25
を回転させることにより、キャリッジ14のカートリッ
ジ出入口が開口されるので、カートリッジ10のキャリ
ッジ14への着脱を水平移動だけで行うようにしてい
る。したがって、この水平移動には、キャリッジ14か
らマガジン16やドライブ部20,22に出し入れする
ための水平移動機構を共用することができる。
【0044】
【考案の効果】以上説明したように、本考案は、カート
リッジを挿入するためキャビネットに設けられた挿入口
と、カートリッジを収納する収納部と、挿入口に対向す
る位置から収納部に対向する位置まで、カートリッジを
搬送するキャリッジとを有するカートリッジローディン
グ装置において、挿入口に開閉自在なシャッターが設け
られ、キャリッジの挿入口に対向する側に、カートリッ
ジの抜け止め用のストッパがシャッターに連動して移動
可能に設けられ、キャリッジのカートリッジ出入口が挿
入口と対向した時、シャッターが開かれると共に、スト
ッパが移動してカートリッジ出入口が開口され、カート
リッジをキャリッジに着脱可能にしたしたものである。
【0045】したがって、本考案によれば、従来のよう
な挿入口付近専用のカートリッジ移動機構を設けること
なく、カートリッジのキャリッジへの着脱を、簡単な構
成で容易に行うことが可能になるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るカートリッジローディング装置の
概略的構成を示す図である。
【図2】カートリッジローディング装置の挿入口12付
近の正面図である。
【図3】挿入口12付近の背面から見た斜視図である。
【図4】ストッパ25の取り付け状態を示す斜視図であ
る。
【図5】挿入口12のシャッターを開いた状態を示す正
面図である。
【図6】従来のカートリッジローディング装置の一例を
示す側断面図である。
【符号の説明】
10 カートリッジ 12,12a 挿入口 12b 開口 14 キャリッジ 16 マガジン 18 スロット 20,22 ドライブ部 24 ストッパ 28 シャーシ 30 シャッター 88 シャッター用レバー 98 ストッパ用レバー 122a 停止片

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カートリッジを挿入するためキャビネッ
    トに設けられた挿入口と、 上記カートリッジを収納する収納部と、 上記挿入口に対向する位置から上記収納部に対向する位
    置まで、上記カートリッジを搬送するキャリッジとを有
    するカートリッジローディング装置において、 上記挿入口に開閉自在なシャッターが設けられ、 上記キャリッジの上記挿入口に対向する側に、上記カー
    トリッジの抜け止め用のストッパが上記シャッターに連
    動して移動可能に設けられ、 上記キャリッジのカートリッジ出入口が上記挿入口と対
    向した時、上記シャッターが開かれると共に、上記スト
    ッパが移動して上記カートリッジ出入口が開口され、上
    記カートリッジを上記キャリッジに着脱可能にしたこと
    を特徴とするカートリッジローディング装置。
JP1993044539U 1993-08-16 1993-08-16 カートリッジローディング装置 Expired - Fee Related JP2591190Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993044539U JP2591190Y2 (ja) 1993-08-16 1993-08-16 カートリッジローディング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993044539U JP2591190Y2 (ja) 1993-08-16 1993-08-16 カートリッジローディング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0719843U JPH0719843U (ja) 1995-04-07
JP2591190Y2 true JP2591190Y2 (ja) 1999-02-24

Family

ID=12694320

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993044539U Expired - Fee Related JP2591190Y2 (ja) 1993-08-16 1993-08-16 カートリッジローディング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2591190Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0719843U (ja) 1995-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3976262A (en) Magnetic tape cartridge recorder having releasable cartridge catch arrangement and non-resonant type drive
JP2532369B2 (ja) テ−プ駆動装置
US3860960A (en) Magnetic recording and reproducing apparatus with tape extraction
US5315462A (en) Cartridge loading device having side-locking mechanism
US5327306A (en) Compact magnetic recording and reproducing device having movable reels and reel spindles
US5784351A (en) Loading apparatus for disk cartridge
JP2591190Y2 (ja) カートリッジローディング装置
US5526210A (en) Tape cassette for loading by a cassette inserting and ejecting apparatus
JPH0580747B2 (ja)
US4933788A (en) Tape recording and/or reproducing apparatus
JP2976556B2 (ja) テープカセット
US6724565B2 (en) Tape loading device having an elastic member
KR100277610B1 (ko) 기록매체의 기록 및 재생 장치
EP0639831A1 (en) Recording/reproduction method and recording/reproduction apparatus
JP2635264B2 (ja) 記録再生装置
US6788492B2 (en) Wide tape drive for a wide tape holding frame
JPH0222828Y2 (ja)
JPH051006Y2 (ja)
JP2867727B2 (ja) ディスクカセット装着装置
JPH065057A (ja) 情報記録再生装置
JPH03235279A (ja) テープカセット
JP2529239Y2 (ja) ディスク装置
JPH04330657A (ja) 光磁気ディスク駆動装置
JPH0711881B2 (ja) テ−プロ−ディング機構
JPS61296561A (ja) デイスク駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees