JP2587971Y2 - 吸気ホースの制振装置 - Google Patents

吸気ホースの制振装置

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JP2587971Y2
JP2587971Y2 JP1992088449U JP8844992U JP2587971Y2 JP 2587971 Y2 JP2587971 Y2 JP 2587971Y2 JP 1992088449 U JP1992088449 U JP 1992088449U JP 8844992 U JP8844992 U JP 8844992U JP 2587971 Y2 JP2587971 Y2 JP 2587971Y2
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intake hose
intake
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clamp
hose
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鈴木  誠
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UD Trucks Corp
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Flexible Shafts (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、エンジンとエアクリー
ナなどを連通する吸気ホースの制振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車などの車両においては、エンジン
とエアクリーナは相対的な変位を許容して相互の破損を
防ぐため、柔軟な部材で構成された吸気ホースを介して
連通している。しかしながら、エンジンの吸入負圧の脈
動に伴って吸気ホースも振動し、この吸気ホースの振動
が車室内の騒音を増大させる原因となっている。この吸
気ホースの振動を抑制するものとして、実開平4−50
783号公報に開示されるように、蛇腹状の吸気ホース
の山部と谷部にそれぞれ芯金を埋設することにより、エ
ンジンの吸気脈動に伴う吸気ホースの振動を抑制するも
のが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置では吸気ホースに芯金を埋設する必要があり、
この芯金の形成のために製作費が増大するという問題が
あった。
【0004】そこで本考案は、容易に製作可能でありな
がら振動を抑制する吸気ホースの制振装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、エンジンのエ
アクリーナと吸気ダクトの間に配設した柔軟な吸気ホー
スにおいて、吸気ホースの中間部に形成した蛇腹状部分
の外周の谷部に、円形断面を備えた線部材を環状に形成
したクランプを係合すると共に、クランプに設けた締結
部材で吸気ホースの外周を締め付けた
【0006】
【作用】線部材を吸気ホースの外周に係合させた後に、
締め付け部材によって線部材を吸気ホースに締め付け
る。吸気ホースは外周を線部材で締め付けられて半径方
向への変位を規制され、吸気の脈動に伴う振動を抑制す
ることができる。
【0007】
【実施例】図1〜4に本考案の実施例を示す。
【0008】図1〜4において、エンジン11は車体1
0に固定されたエアクリーナ1より空気の供給を受け
る。エアクリーナ1とエンジン11とはゴム等の柔軟な
部材により蛇腹状に形成された吸気ホース2を介して連
通する。
【0009】吸気ホース2の一端はエアクリーナ1に結
合する一方、他端はエンジン11の吸気ダクト13に結
合され、エアクリーナ1から取り入れられた空気は吸気
ホース2、吸気ダクト13及び吸気マニホールド12を
介してエンジン11の図示しない燃焼室に導入される。
【0010】吸気ホース2の外周のエアクリーナ1又は
吸気ダクト13との接続部分ではない中間部の複数箇所
には、線部材としてのワイヤ4、4によって構成される
クランプ3が係止されるとともに、クランプ3のワイヤ
4により吸気ホース2は締め付けられる。尚、ワイヤ4
は図4に示すように、吸気ホース2の谷部2aの外周に
係合するとともに、締め付けられる。
【0011】このクランプ3は略環状に形成されて円形
断面の弾性を備えたワイヤ4、4を平行に配設して構成
される。ワイヤ4の端部は図2に示すように半径方向の
外側へ折り曲げられ、一端はさらに半径と直交する方向
の外側へ折り曲げられて脱落防止部4aを形成する。
【0012】ワイヤ4の一端にはワイヤ4、4を所定の
間隔で互いに連結するとともに、回動自在に支持された
締め付け部材としてのレバー5が設けられ、レバー5の
中央部には略環状に形成された係止金具6が回動自在に
支持される。この係止金具6の内周がワイヤ4の他端と
接離可能に形成されるとともに、ワイヤ4の他端に形成
された脱落防止部4aにより係止金具6はワイヤ4と常
時係合する。
【0013】以上のように構成され、次に作用について
説明する。
【0014】クランプ3を吸気ホース2の外周に挿通す
るとともに、吸気ホース2の中間部の位置でワイヤ4、
4を図4に示すように谷部2a、2aに係合させる。ク
ランプ3を吸気ホース2へ挿通させる際にレバー5は上
方に跳ね上げられ、係止金具6の内周がワイヤ4、4か
ら離れた解放状態を保持する。
【0015】ワイヤ4、4を所定の谷部2aに係合した
させた後、レバー5を吸気ホース2に向けて回動させ
る。レバー5の下方への回動に伴って、係止金具6は内
周でワイヤ4の脱落防止部4a側の端部をレバー5側に
引き付けることにより、ワイヤ4で吸気ホース2を締め
付ける。
【0016】さらにレバー5を吸気ホース2に向けて回
動させると、ワイヤ4の締め付け状態の保持位置とな
る。この状態で、クランプ3は吸気ホース2の外周を所
定の力で締め付けており、吸気ホース2の内部を通過す
る吸気の脈動による吸気ホース2の半径方向の変形を抑
制することができ、吸気ホース2の振動を抑制して車室
内の騒音を低減することができる。
【0017】吸気ホース2を締め付けるワイヤ4を円形
断面としたため、柔軟な部材で形成される吸気ホース2
を傷つけることがなく、従来のものを使用することがで
き、また、クランプ3の装着が容易に行えるために製造
コストの大幅な上昇を抑制することができる。
【0018】なお、上記実施例において、ワイヤ4を締
め付け部材としてのレバー5及び係止金具6により吸気
ホース2を締め付けたが、図示はしないがワイヤ4の両
端に板部材などを取り付け、これら板部材を貫通する締
結部材によってワイヤ4を吸気ホース2に締め付けても
よい。
【0019】
【0020】また、上記実施例において、エアクリーナ
1と吸気ダクト13との間の吸気ホース2にクランプ3
を取り付けたが、図示しないが、インタークーラとエン
ジンとの間の吸気ホースなどに配設してもよい。
【0021】また、上記実施例において、クランプ3を
2本のワイヤ4に構成したが、図示はしないが1本また
は3本以上であってもよい。
【0022】
【考案の効果】以上のように本考案は、エンジンのエア
クリーナと吸気ダクトの間に配設した柔軟な吸気ホース
において、吸気ホースの中間部に形成した蛇腹状部分の
外周の谷部に、円形断面を備えた線部材を環状に形成し
たクランプを係合すると共に、クランプに設けた締結部
材で吸気ホースの外周を締め付けたため、柔軟な部材で
形成される吸気ホースに損傷を与えることなく、吸気ホ
ースの半径方向の変形を抑制することが可能となり、コ
ストの大幅な上昇を防いで吸気の脈動による吸気ホース
の振動を抑制し、車室内の騒音を低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す概略図である。
【図2】クランプの正面図である。
【図3】クランプの平面図である。
【図4】エアクリーナホースの軸方向の断面図である。
【符号の説明】
1 エアクリーナ 2 吸気ホース 3 クランプ 4 クランプワイヤ 5 レバー 6 係止金具

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンのエアクリーナと吸気ダクトの間
    に配設した柔軟な吸気ホースにおいて、吸気ホースの中
    間部に形成した蛇腹状部分の外周の谷部に、円形断面を
    備えた線部材を環状に形成したクランプを係合すると共
    に、クランプに設けた締結部材で吸気ホースの外周を締
    め付けたことを特徴とする吸気ホースの制振装置。
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