JPH0627907Y2 - 樹脂製吸気ダクト - Google Patents

樹脂製吸気ダクト

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JPH0627907Y2
JPH0627907Y2 JP1986086299U JP8629986U JPH0627907Y2 JP H0627907 Y2 JPH0627907 Y2 JP H0627907Y2 JP 1986086299 U JP1986086299 U JP 1986086299U JP 8629986 U JP8629986 U JP 8629986U JP H0627907 Y2 JPH0627907 Y2 JP H0627907Y2
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JP
Japan
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resin
intake duct
duct
air intake
utility
Prior art date
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JP1986086299U
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JPS62196986U (ja
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達彦 務川
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Excell Corp
Original Assignee
Excell Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、自動車用エンジンの吸気系ダクトに係り、上
記吸気系ダクト全体を樹脂により一体的に成形してなる
樹脂製吸気ダクトに関する。
【従来の技術】
従来、自動車用エンジンの吸気系における吸気ダクトの
接続には、例えば実開昭56−45683号公報に示す
ような耐負圧性ホースを用いたり、あるいは実開昭56
−138291号公報に示すようなホース接続装置を用
いるのが一般的である。
【考案が解決しようとする問題点】
しかしながら、エンジンの吸気系において、エアクリー
ナと気化器間,ターボチャージャとスロットルチャンバ
間あるいはエアフローメータとターボチャージャ間など
のように長いダクトを必要とする場合には、例えば第5
図に示すように樹脂や金属製吸気ダクトaの両端部を、
ゴムホースbおよびバンドクランプcを介して締付け固
定する方式であり、部品点数が多く取付スペースが必要
になると共に、作業工数が増大するという問題がある。 またゴムホースを用いた吸気ダクトでは、長いダクトの
固定方法が難しく、また耐圧性,耐負圧性にも問題があ
る。 本考案は、上述した事情に鑑みてなされたもので、吸気
系ダクト全体を樹脂により一体的に成形することによ
り、耐振動性および耐圧性が要求される吸気ダクトの接
続を簡略にすることができる樹脂製吸気ダクトを提供す
ることを目的とする。
【問題点を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、自動車用エンジン
の吸気系ダクトにおいて、上記吸気系ダクト全体を樹脂
により一体的に成形すると共に、上記吸気系ダクトの両
端部,および中間部の一部を、他の部分より剛性の低い
ソフト樹脂により一体的に成形するように構成されてい
る。
【作用】
上記構成に基づき、本考案は、樹脂製吸気ダクトの両端
部,および中間部の一部を、その他の部分より剛性の低
い樹脂により成形しているので、上記吸気ダクトの両端
部を各種機器の接続部に挿入することが容易であり、ま
た中間部での可撓性が得られる。 好適実施例においては、両端部と中間部はソフト樹脂か
ら成形し且つ両端部と中間部の一部以外はハード樹脂に
より成形されているので、耐圧性および耐負圧性を向上
させることができる。 さらにまた、締付金具により締付固定しても、エンジン
と車体との相対振動を吸収することができる。 なお本考案は、吸気ダクトの両端部を直接相手側機器の
取付部に挿入してクランプするものであるから、部品点
数を削減することができると共に、取付作業工数を簡略
化することができる。
【実施例】
以下、本考案による実施例を添付した図面に基づいて詳
細に説明する。 第1図は本考案による一実施例を示す吸気ダクトの断面
図、第2図は第1図の変形例を示す吸気ダクトの断面図
であり、これらの図において符号1は吸気ダクトを示し
ている。上記吸気ダクト1は、樹脂により一体的に成形
されるものであり、このとき両端部1a,1a,中間部の一
部1cは、他の部分1bより剛性の低いナイロン11等のソ
フト樹脂により成形され、他の部分1bは剛性の高いナイ
ロン6等の樹脂やガラス繊維等で強化したハード樹脂に
より一体的に成形されている。 また第2図の変形例に示すように中間部の一部1cを蛇腹
部として設けることにより、吸気ダクト1の曲げによる
応力を蛇腹部の変形により吸収することができる。 一方、上記吸気ダクト1の両端部1a,中間部の一部1cを
除くその他の部分1bは、剛性の高いハード樹脂により成
形されているので、第3図に示すように他の周辺機器に
連通されているゴムホース1e等を接続するニップル1dを
一体的に成形することも可能であり、従来のコネクタ等
を廃止することができる。 従って上述のように構成された吸気ダクト1を使用した
場合は、例えば第4図に示すようにエアフローメータ2
とターボチャージャ3の接続部2a,3aに、吸気ダクト1
の両端部1aがそれぞれ締付バンド4により直接固定され
る。また上記吸気ダクト1のその他の部分1bより突設さ
れたニップル1dには、他の周辺機器に連通されるゴムホ
ース5等をクランプにより固定することができる。 ここで上記吸気ダクト1の中間部の一部1cには、ソフト
樹脂により成形された蛇腹部が形成されているので、吸
気ダクト1を曲げて使用することもできる。
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案の樹脂製吸気ダ
クトは、全体を樹脂により一体的に成形すると共に、両
端部,および中間部の一部を、他の部分より剛性の低い
ソフト樹脂により一体的に成形してなるものであるか
ら、吸入輻射音を低減するばかりか各種機器間に直接接
続することも可能であり、クランプ部品等の部品点数を
大幅に削減することができると共に、取付工数を簡略化
することができる。 また中間部の一部に蛇腹部を設けたので、吸気ダクトを
曲げて使用することが可能であり、しかも両端部および
中間部の一部を除く他の部分は剛性が高いので、耐圧
性,耐負圧性に優れた樹脂製吸気ダクトを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による一実施例を示す吸気ダクトの断面
図、第2図は第1図の変形例を示す吸気ダクトの断面
図、第3図は本考案による他の実施例を示す吸気ダクト
の断面図、第4図は本考案による使用状態を示す要部の
斜視図、第5図は従来の実施例である吸気ダクト接続方
式を示す説明図である。 1……吸気ダクト、1a……両端部、1b……その他の部
分、1c……中間部の一部、1d……ニップル。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車用エンジンの吸気系ダクトにおい
    て、 上記吸気系ダクト全体を樹脂により基本的に単層で一体
    的に成形すると共に、 上記吸気系ダクトの両端部、及び中間部の一部を、他の
    部分より剛性の低い樹脂により一体的に成形してなり、 前記両端部が他の機器への接続部を構成している、 ことを特徴とする樹脂製吸気ダクト。
  2. 【請求項2】実用新案登録請求の範囲第1項において、
    前記中間部の一部が少なくとも部分的に蛇腹形状である
    ことを特徴とする樹脂製吸気ダクト。
  3. 【請求項3】実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項
    において、前記両端部、及び中間部はソフト樹脂から構
    成されており且つそれ以外の部分はハード樹脂から構成
    されていることを特徴とする樹脂製吸気ダクト。
  4. 【請求項4】実用新案登録請求の範囲第3項において、
    前記ハード樹脂から構成されている部分がニップルを有
    することを特徴とする樹脂製吸気ダクト。
  5. 【請求項5】実用新案登録請求の範囲第1項乃至第4項
    の内のいずれか1項において、少なくとも部分的に屈曲
    した形状を有することを特徴とする樹脂製吸気ダクト。
JP1986086299U 1986-06-06 1986-06-06 樹脂製吸気ダクト Expired - Lifetime JPH0627907Y2 (ja)

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JPS62196986U JPS62196986U (ja) 1987-12-15
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