JPH0653753U - 吸気ホースの制振装置 - Google Patents

吸気ホースの制振装置

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JPH0653753U
JPH0653753U JP8844992U JP8844992U JPH0653753U JP H0653753 U JPH0653753 U JP H0653753U JP 8844992 U JP8844992 U JP 8844992U JP 8844992 U JP8844992 U JP 8844992U JP H0653753 U JPH0653753 U JP H0653753U
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intake hose
wire
intake
hose
engine
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鈴木  誠
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コストの大幅な上昇を防いで吸気ホースの振
動を抑制し、車室内の騒音の低減を図る。 【構成】 エンジンの吸気マニホールドと連通する吸気
ホースにおいて、略円形断面を備えたワイヤ4を略環状
に形成するとともに吸気ホースの外周に係合させ、ワイ
ヤ4の一端に設けられたレバー5と、このレバー5の回
動に伴ってワイヤ4の他端に接離する係止金具6を備え
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、エンジンとエアクリーナなどを連通する吸気ホースの制振装置に関 する。
【0002】
【従来の技術】
自動車などの車両においては、エンジンとエアクリーナは相対的な変位を許容 して相互の破損を防ぐため、柔軟な部材で構成された吸気ホースを介して連通し ている。しかしながら、エンジンの吸入負圧の脈動に伴って吸気ホースも振動し 、この吸気ホースの振動が車室内の騒音を増大させる原因となっている。この吸 気ホースの振動を抑制するものとして、実開平4−50783号公報に開示され るように、蛇腹状の吸気ホースの山部と谷部にそれぞれ芯金を埋設することによ り、エンジンの吸気脈動に伴う吸気ホースの振動を抑制するものが知られている 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の装置では吸気ホースに芯金を埋設する必要があり、 この芯金の形成のために製作費が増大するという問題があった。
【0004】 そこで本考案は、容易に製作可能でありながら振動を抑制する吸気ホースの制 振装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、エンジンの吸気マニホールドに連通する吸気ホースにおいて、略円 形断面を備えた線部材を略環状に形成するとともに前記吸気ホースの外周に係合 させ、前記線部材を吸気ホースに締め付ける部材とを備える。
【0006】
【作用】 線部材を吸気ホースの外周に係合させた後に、締め付け部材によって線部材を 吸気ホースに締め付ける。吸気ホースは外周を線部材で締め付けられて半径方向 への変位を規制され、吸気の脈動に伴う振動を抑制することができる。
【0007】
【実施例】
図1〜4に本考案の実施例を示す。
【0008】 図1〜4において、エンジン11は車体10に固定されたエアクリーナ1より 空気の供給を受ける。エアクリーナ1とエンジン11とはゴム等の柔軟な部材に より蛇腹状に形成された吸気ホース2を介して連通する。
【0009】 吸気ホース2の一端はエアクリーナ1に結合する一方、他端はエンジン11の 吸気ダクト13に結合され、エアクリーナ1から取り入れられた空気は吸気ホー ス2、吸気ダクト13及び吸気マニホールド12を介してエンジン11の図示し ない燃焼室に導入される。
【0010】 吸気ホース2の外周の所定の複数カ所には、線部材としてのワイヤ4、4によ って構成されるクランプ3が係止されるとともに、クランプ3のワイヤ4により 吸気ホース2は締め付けられる。なお、ワイヤ4は図4に示すように、吸気ホー ス2の谷部2aの外周に係合するとともに、締め付けられる。
【0011】 このクランプ3は略環状に形成されて円形断面の弾性を備えたワイヤ4、4を 平行に配設して構成される。ワイヤ4の端部は図2に示すように半径方向の外側 へ折り曲げられ、一端はさらに半径と直交する方向の外側へ折り曲げられて脱落 防止部4aを形成する。
【0012】 ワイヤ4の一端にはワイヤ4、4を所定の間隔で互いに連結するとともに、回 動自在に支持された締め付け部材としてのレバー5が設けられ、レバー5の中央 部には略環状に形成された係止金具6が回動自在に支持される。この係止金具6 の内周がワイヤ4の他端と接離可能に形成されるとともに、ワイヤ4の他端に形 成された脱落防止部4aにより係止金具6はワイヤ4と常時係合する。
【0013】 以上のように構成され、次に作用について説明する。
【0014】 クランプ3を吸気ホース2の外周に挿通するとともに、吸気ホース2の所定の 位置でワイヤ4、4を図4に示すように谷部2a、2aに係合させる。クランプ 3を吸気ホース2へ挿通させる際にレバー5は上方に跳ね上げられ、係止金具6 の内周がワイヤ4、4から離れた解放状態を保持する。
【0015】 ワイヤ4、4を所定の谷部2aに係合したさせた後、レバー5を吸気ホース2 に向けて回動させる。レバー5の下方への回動に伴って、係止金具6は内周でワ イヤ4の脱落防止部4a側の端部をレバー5側に引き付けることにより、ワイヤ 4で吸気ホース2を締め付ける。
【0016】 さらにレバー5を吸気ホース2に向けて回動させると、ワイヤ4の締め付け状 態の保持位置となる。この状態で、クランプ3は吸気ホース2の外周を所定の力 で締め付けており、吸気ホース2の内部を通過する吸気の脈動による吸気ホース 2の半径方向の変形を抑制することができ、吸気ホース2の振動を抑制して車室 内の騒音を低減することができる。
【0017】 吸気ホース2を締め付けるワイヤ4を円形断面としたため、柔軟な部材で形成 される吸気ホース2を傷つけることがなく、従来のものを使用することができ、 また、クランプ3の装着が容易に行えるために製造コストの大幅な上昇を抑制す ることができる。
【0018】 なお、上記実施例において、ワイヤ4を締め付け部材としてのレバー5及び係 止金具6により吸気ホース2を締め付けたが、図示はしないがワイヤ4の両端に 板部材などを取り付け、これら板部材を貫通する締結部材によってワイヤ4を吸 気ホース2に締め付けてもよい。
【0019】 また、上記実施例において、吸気ホース2を蛇腹状に形成したが、円筒状であ ってもよく、この場合、クランプ3を所定の位置に挿通させた後に締め付ければ よい。
【0020】 また、上記実施例において、エンジン11とエアクリーナ13との間の吸気ホ ース2にクランプ3を取り付けたが、図示はしないが、インタークーラとエンジ ンとの間の吸気ホースなどに配設してもよい。
【0021】 また、上記実施例において、クランプ3を2本のワイヤ4に構成したが、図示 はしないが1本または3本以上であってもよい。
【0022】
【考案の効果】
以上のように本考案は、略円形断面を備えた線部材により吸気ホースを締め付 けるようにしたため、柔軟な部材で形成される吸気ホースに損傷を与えることな く吸気ホースの半径方向の変形を抑制することが可能となり、コストの大幅な上 昇を防いで吸気の脈動による吸気ホースの振動を抑制し、車室内の騒音を低減す ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す概略図である。
【図2】クランプの正面図である。
【図3】クランプの平面図である。
【図4】エアクリーナホースの軸方向の断面図である。
【符号の説明】
1 エアクリーナ 2 吸気ホース 3 クランプ 4 クランプワイヤ 5 レバー 6 係止金具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの吸気マニホールドに連通する
    吸気ホースにおいて、略円形断面を備えた線部材を略環
    状に形成するとともに前記吸気ホースの外周に係合さ
    せ、前記線部材を吸気ホースに締め付け可能な部材とを
    備えたことを特徴とする吸気ホースの制振装置。
JP1992088449U 1992-12-24 1992-12-24 吸気ホースの制振装置 Expired - Fee Related JP2587971Y2 (ja)

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