JP2585557Y2 - 時間延長ユニット及びこれを利用したセキュリティ防犯警戒システム - Google Patents

時間延長ユニット及びこれを利用したセキュリティ防犯警戒システム

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JP2585557Y2 JP1990404781U JP40478190U JP2585557Y2 JP 2585557 Y2 JP2585557 Y2 JP 2585557Y2 JP 1990404781 U JP1990404781 U JP 1990404781U JP 40478190 U JP40478190 U JP 40478190U JP 2585557 Y2 JP2585557 Y2 JP 2585557Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、外出時などにアラーム
ユニットが防犯警戒状態にセットされるまでの時間を延
長設定可能としたセキュリティ防犯警戒システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、住戸やマンションなどの防犯警
戒方式として、図6に示すアラームユニットを備えたセ
キュリティ防犯警戒システムが知られている。同図にお
いて21はアラームユニットであり、防犯警戒にセット
するための防犯警戒スイッチ22と解除用のリセットス
イッチ23とを設けており、屋内に設置されるようにな
っている。
【0003】このアラームユニット21に接続された信
号線には、玄関扉に取り付けられたドアの開閉状態を検
知する開閉スイッチ24を介在させた閉ループAを形成
しており、この開閉スイッチ24の間には、屋内と屋外
にそれぞれ配設された内側キースイッチ25と外側キー
スイッチ26より成る直列回路がバイパス接続されてい
る。
【0004】しかして、このような防犯警戒システムに
おいて、アラームユニット21の防犯警戒スイッチ22
をONにして、通常の監視状態にセットしたときには、
アラームユニット21の信号線には玄関扉(不図示)の
開閉スイッチ24を介在させた閉ループAが形成される
ので、玄関扉が開かれると、開閉スイッチ24の接点が
開いて閉ループAが開かれ警報を発することになるが、
アラームユニットの防犯警戒スイッチ22をONにした
後に外出する場合には、玄関扉を開ける前に内側キース
イッチ25を解除操作してその接点を閉じれば、内側キ
ースイッチ25と外側キースイッチ26によって上記し
た開閉スイッチ24をバイパスした閉ループBが形成さ
れるので、この間に玄関扉を開けば警報を出力させるこ
となく室外に出ることができる。そして、室外に出た後
で外側キースイッチ26を警戒状態にセットして、その
接点を開くと、再び閉ループBが開いて閉ループAのみ
が形成されて玄関扉の開状態を監視する元の警戒状態に
セットされる。
【0005】また、一方、住居者が帰宅した際には、ま
ず外側キースイッチ26を解除操作してその接点を閉じ
ると、開閉スイッチ24は、内,外側キースイッチ2
5,26によってバイパスされて閉ループBが形成され
るので、玄関扉を開いても警報は出力されず、玄関扉を
開いた後、内側キースイッチ25を操作して閉ループB
を開けば、再び閉ループAが形成されて玄関扉の開状態
を監視する警戒状態に復帰する。
【0006】したがって、玄関扉を開けて室内に入った
後、内側キースイッチ25を開けばその間は警戒状態と
なり、室内に入って、アラームユニット21のリセット
スイッチ23を操作した時点で完全に警戒状態が解除さ
れる。しかし、このようなセキュリティ防犯警戒システ
ムでは、家屋の内,外にキースイッチ25、26を設け
る必要があるため外観を重視するマンション等では美観
を損なう欠点があった。
【0007】また、このようなセキュリティ防犯警戒シ
ステムでは、帰宅した際に内側キースイッチ25を操作
して警戒状態にセットするのを忘れたりすると警戒状態
にならないままで放置されるなどの問題もあった。そこ
で、近時ではこの点に鑑みて、外出に必要な所定時間だ
け警戒状態を解除し、その時間の経過後にはじめて警戒
状態にセットさせるセキュリティ防犯警戒システムも使
用されている。
【0008】この警戒システムは、アラームユニットに
タイマー回路を内蔵すると共に操作スイッチと警報セッ
ト予告音発生部とを設けたもので、予め警戒予告時間を
例えば60秒等に設定しておくことにより、外出時や帰
宅時に居住者が操作スイッチを押せば、警戒セットの6
0秒前には予告音を出力し、60秒後経過には予告音の
出力を停止させて警戒状態に自動的にセットされるよう
になっている。
【0009】しかしながら、このような警戒システムで
は設定すべき警報予告時間が限定されているために、途
中で急用が生じてすぐに外出できないような事態を生じ
た場合には、玄関扉を開いて外出しようとした途端に警
報が鳴ってしまうといった問題が残されていた。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、このような
問題を解決するために提案されるもので、第1の目的
は、アラームユニットの警報予告時間の設定を延長でき
る時間延長ユニットを提供することにある。更に、第2
の目的は、警報セット予告音を変化出力させるアラーム
ユニットから出力される警報セット予告音や警戒予告メ
ッセージを、玄関側に設けたドアホン子器から出力でき
るようにしたセキュリティ防犯警戒システムを提供する
ことにあり、第3の目的は、警報セット予告音を変化さ
せるアラームユニットと電気錠制御ユニットを組み合わ
せて、電気錠操作器よりアラームユニットの警戒セッ
ト、解除を操作できるようにしたセキュリティ防犯警戒
システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、防犯
警戒スイッチと、該スイッチの操作後防犯警戒に入るま
での時間を2段階に計数するタイマー回路と、このタイ
マー回路の2段階計数出力によって警報セット予告音を
変化出力させる警報予告音発生部とを備えた構成とした
アラームユニットに接続され、時間延長スイッチを有
し、該時間延長スイッチの操作によって上記アラームユ
ニットによる防犯警戒に入るまでの時間を延長設定させ
るようにした時間延長ユニットによって達成される(請
求項1)。
【0012】この場合の時間延長ユニットには、防犯警
戒スイッチの操作後、防犯警戒体勢に入るまでの残時間
を表示する残時間表示部を設けてもよい(請求項2)。
上記第2の目的は、防犯警戒スイッチと、該スイッチの
操作後防犯警戒に入るまでの時間を2段階に計数するタ
イマー回路と、このタイマー回路の2段階計数出力によ
って警報セット予告音を変化出力させる警報予告音発生
部とを有したアラームユニットと、このアラームユニッ
トに接続され、該アラームユニットの警報予告音発生部
で発生する警報セット予告音を入力する室内に設置され
た電話機と、この電話機に通話ラインを介して接続され
た玄関先などに設置されたドアホン子器とを備え、上記
アラームユニットの警報音予告発生部より発生された警
報セット予告音は、上記ドアホン子器より出力される構
成としたセキュリティ防犯警戒システムによって達成さ
れる(請求項3)。
【0013】この場合、ドアホン子器は、上記アラーム
ユニットが警戒状態にセットされたときに、アラームユ
ニットからの信号を受けて音声メッセージで報知させる
構成としてもよい(請求項4)。上記第3の目的は、玄
関先に設置された玄関扉を開閉させる電気錠操作器と、
この電気錠操作器による解錠信号を入力して、上記アラ
ームユニットを警戒解除の状態にする電気錠制御ユニッ
トとを備えた構成とした請求項3または4のいずれかに
記載のセキュリティ防犯警戒システムによって達成され
る(請求項5)。
【0014】この場合、電気錠操作器が、シークレット
暗証番号を入力して、解錠信号を出力する構成としても
よい(請求項6)。
【0015】
【作用】請求項1において提案された本考案の時間延長
ユニットによれば、アラームユニットの警報予告動作を
時間延長させることが出来るので、アラームユニットを
警戒状態にセットした後、不意の用事で外出を滞るよう
な場合にも即座に対応でき、また請求項2において提案
された時間延長ユニットによれば、延長された残時間を
表示部に表示するので、残り時間の確認も容易に行なう
ことができる。
【0016】一方、請求項3及び4において提案された
本考案のセキュリティ防犯警戒システムによれば、防犯
警戒スイッチを操作すると、まず、タイマー回路が作動
して、警報予告音発生部に2段階の計数出力が与えられ
る。するとこの警報予告音発生部から第1段階の警報セ
ット予告音信号が出力され、電話機を介してドアホン子
器に送出される。このドアホン子器は、第1の警戒セッ
ト予告音を出力して警戒状態にはいることを報知するの
で、操作者は警報セット予告音を聞きながら玄関扉の施
錠等を行うことが出来る。
【0017】また、警戒状態にセットした後、更に一定
時間の経過をタイマー回路が計数すると、警報予告音発
生部からは第2段階の警報セット予告音信号が出力さ
れ、前記第1段階とは異なる音色の警報セット予告音が
ドアホン子器より放音される。従って、操作者はこのと
きの警報セット予告音の変化により警戒にはいる直前で
あることを知ることができ、素早く対応でき、警報が発
せられる前に必要な用事を終了させることも容易にな
る。
【0018】請求項5及び6において提案された本考案
のセキュリティ防犯警戒システムでは、玄関先に設けた
電気錠操作器を操作するだけで玄関扉の開閉が可能であ
り、解除信号の入力により帰宅時において警戒状態を解
除することが出来る。
【0019】
【実施例】図1は本考案に係るセキュリティ防犯警戒シ
ステムの望ましい実施例を示したブロック図である。こ
のセキュリティ防犯警戒システムは、住戸の玄関先に設
けた玄関扉を監視するアラームユニットと時間延長ユニ
ットが併設される構成となっている。
【0020】アラームユニット1は、本体ケースに防犯
警戒状態にセットするための防犯警戒スイッチ2を設け
ると共に、警報セット予告音を鳴動する警報スピーカー
3と、音声メッセージを放音させる音声スピーカー4と
が配設され、住戸内に設置されている。このようなアラ
ームユニット1内には、音声回路5、防犯回路6及びC
PU(中央演算処理部)7を内蔵しており、音声回路5
に前記スピーカー4が接続され、防犯回路6には玄関扉
10の上部に取り付けられて玄関扉10の開閉を検出す
るドアの開閉スイッチ11が接続されている。
【0021】またCPU7には、前記防犯警戒スイッチ
2、音声回路5、防犯回路6及び警報スピーカー3がそ
れぞれ接続されると共に、ハンドセット12aとキー操
作部12bを備えた電話機12を介してドアホン子器1
3が接続されている。
【0022】図2は、アラームユニットの基本構成を示
したブロック図である。防犯警戒スイッチ2の信号はア
ラームユニット1全体の動作制御を行うCPU7に接続
され、このCPU7には、時間幅の異なる2段階の時間
例えば、1分間を50秒と10秒とに時間区分した計数
信号を出力するタイマー回路8と警報スピーカ3から異
なった音色の警報を放音させる警報予告音発生部9とが
接続されている。
【0023】この警報は、タイマー回路8からの2段階
計数信号に基づいて、まず、「ピンポン、ピンポン」と
いう遅いテンポの連続音を、続いて「ピッピッ」という
早いテンポの連続音を、前記スピーカ3及び電話機12
を介してドアホン子器13から放音させるものである。
なお、上記アラームユニット1には図示省略しているが
音声合成分析回路が接続され警戒状態にセットされた
後、玄関扉が開けられて閉められたとき、ドアの開閉ス
イッチ11の開閉動作時の動作信号に基づいて『防犯警
戒になりました。』との音声メッセージを発生し、音声
スピーカ4から放音させるようになっている。
【0024】しかして、上記セキュリティ防犯警戒シス
テムは外出に際して居住者が防犯警戒スイッチ2を操作
することにより、警戒状態にセットすることが出来る。
即ち、アラームユニット1の防犯警戒スイッチ2が操作
されるとCPU7は警戒設定信号を受けて警戒状態に移
行し、図3(a)に示すごとくタイマー回路8に対して
ON信号を送出し作動させる。
【0025】すると、タイマー回路8から第1段階の計
数出力が警報音予告発生部9に与えられて作動され、こ
れにより、警報セット予告音信号が警報スピーカ3及び
電話機12を介してドアホン子器13に送出され、図3
(b)に示す時間t1からt2までの間、放音される。
よって操作者は「ピンポン、ピンポン」の警報セット予
告音P1を予め設定した50秒間、聞くことが出来、そ
の後第2段階の計数時間t2に達すると、警報予告音発
生部9からは音色の異なる警報セット予告音信号が出力
される。このため、操作者は50秒が過ぎた時間t2の
時点で「ピッピッ」の警報セット予告音P2を聞くこと
になり、時間t3経過して警戒に入ることを予測しつ
つ、玄関扉10を開閉し、外に出て施錠を行うことが出
来る。
【0026】なお、操作者は玄関扉10を閉めたとき、
警戒状態に入ったことを音声メッセージを聞くことによ
り知ることもできる。つまり、玄関扉10が開かれると
ドアの開閉スイッチ11が作動するので防犯回路6から
検出信号が出力される。するとCPU7はこの検出信号
を受けて音声合成分析回路を作動させ、『防犯警戒にな
りました。』の音声信号を出力させる。そして、電話機
12を介して音声信号をドアホン子器13に送出するの
で玄関に出た操作者は前記防犯警戒を告げるメッセージ
を聞くことができ、防犯警戒状態に入ったことを確認す
ることが出来る。
【0027】ところで、前記警報セット予告音は、予め
設定しておくことにより、帰宅時に再び警戒状態とする
際、警報スピーカ3から一定時間だけ放音させるように
することもできる。この際は、前記タイマー回路8の設
定時間を図3(b)に示した時間t4からt5までの
間、例えば30秒間としておくと、帰宅した際、防犯警
戒スイッチ2を押圧操作したとき、設定時間に基づいて
警報予告音発生部9が作動し、警報セット予告音信号が
スピーカ3に送出される。
【0028】このため、操作者は30秒間だけ「ピンポ
ン、ピンポン」の警報セット予告音P3を聞くことが出
来、警戒状態に入ったことを確認することが容易に行な
われることになる。このセキュリティ防犯警戒システム
において、本考案の特徴とする時間延長ユニット18
は、警戒状態にはいる時間を延長させるもので、時間延
長スイッチ19と時間表示部20とを備えており商用電
源の供給を受けるようになっていて、室外の視認容易な
場所に設置されている。前記時間延長スイッチ19の出
力はアラームユニット1のCPU7に接続されて押圧操
作によって動作信号を与える。時間表示部20にはCP
U7の出力が導かれ、CPU7から送出されて来る時間
データを受けて警戒状態に入るまでの残り時間をデジタ
ルで表示するようになっている。前記CPU7は、時間
延長スイッチ19からの指令信号に基づいてタイマー回
路8を作動させ、例えば遅延時間を30秒に設定して即
カウントダウンの時間データを時間表示部20に送出す
る制御を行うようになっている。
【0029】しかして、上記セキュリティ防犯警戒シス
テムによれば、居住者が外出に際して、防犯警戒スイッ
チ2を操作し、警報セット予告音を聞きながら外出の準
備をしているとき、電話がかかってきたり、忘れ物を取
りに行くとき等、急用が生じた際に、時間延長スイッチ
19を操作すると、この時間延長スイッチ19の操作に
基づいて指令信号がCPU7に与えられる。
【0030】すると、CPU7はタイマー回路8を作動
させ、この際、CPU7はタイマー回路8に対して通常
の2段階計数出力を送出した後、カウントダウンを開始
させる駆動信号を与える。このため図4に示すように、
ドアホン子器13から放音される「ピッピッ」の警戒セ
ット音P2が鳴り止んだ時点t3で、時間表示部20に
「30」の数字が表示され、以後残り時間t6までの期
間だけ表示される。よって操作者は、この数字を見なが
ら警戒状態に入るまでの残時間を知って行動できるの
で、慌てたりすることなく施錠等を確実に行ってから外
出することが出来る。
【0031】なお、この延長時間及び前記警戒セット予
告音の鳴動時間は任意に変更可能なことは勿論であり、
例えば30、60、90、120秒等とすることができ
る。
【0032】図5は、別のシステム構成を示したブロッ
ク図である。このセキュリティ防犯警戒システムは図1
に示す電気回路に電気錠制御ユニット14及び電気錠操
作器17を接続したもので、時間延長ユニット18、ド
アホン子器13を設けてない以外は前記第1実施例と基
本的構成が同一であるので、詳細な説明は省略する。
電気錠操作器17は、暗証番号を入力するため操作キー
17aを備えており、操作キー17aは電気錠制御ユニ
ット14のCPU16に接続されている。そしてこのC
PU16の出力は、リレー回路15を構成するトランジ
スタ15aのベースに接続され、電気錠操作器17から
暗証番号が一致したときに送出されて来る解錠信号を受
けてトランジスタ15aに動作信号を出力するようにな
っている。
【0033】このトランジスタ15aのエミッタがアー
スに接続され、コレクタがリレーコイル15bに接続さ
れている。また、このリレーコイル15bによりON作
動するリレースイッチ15cは、前記アラームユニット
1のCPU7に接続されており、前記CPU16の動作
信号を受けてONになる。これによって、アラームユニ
ット1は警戒解除の状態になる。
【0034】しかして、上記セキュリティ防犯警戒シス
テムによれば、居住者が帰宅したとき電気錠操作器17
の操作キー17aを操作して暗証番号を入力すると、予
め記憶されている暗証番号との一致を確認した時点で解
錠信号がCPU16に与えられる。すると、CPU16
はこの解錠信号を受けてトランジスタ15aを駆動しリ
レースイッチ15cをON作動させることにより、アラ
ームユニット1のCPU7は、警戒状態を解除し且つ警
報発報の動作を停止させる。これにより操作者が玄関扉
10を開閉して住戸内に入っても警報が発せられること
のない構成となっている。
【0035】
【効果】以上説明したように 本考案の時間延長ユニッ
トによれば、時間延長スイッチの操作によって防犯警戒
に入るまでの時間を延長できる。また、この場合に、残
りの時間を表示させることもできるので外出準備中に急
用が出来た場合などには、残り時間を確認しながら、余
裕をもって行動することが出来る(以上、請求項1,
2)。
【0036】本考案のセキュリティ防犯警戒システムに
よれば、玄関先に設置したドアホン子器によって、アラ
ームユニットから2段階に変化して出力される警戒セッ
ト予告音、あるいは警戒状態に入ったことを音声メッセ
ージで確認することができるので、利便である。(以
上、請求項3,4)
【0037】また、本考案のセキュリティ防犯警戒シス
テムによれば、玄関先に設置された電気錠操作器の簡単
な操作によって、暗証番号を入力して、あるいは暗証番
号を入力せずに、施,解錠信号を送って玄関扉を開閉さ
せることが出来るうえ、解錠信号を入力することにより
アラームユニットを介して、警報の発生を予め解除する
こともできるから、利便性が高められる(以上、請求項
5,6)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のセキュリティ防犯警戒システムの一実
施例を示したシステム構成図である。
【図2】本考案のアラームユニットの基本構成を示した
ブロック図である。
【図3】本考案のアラームユニットの動作を説明するタ
イムチャートである。
【図4】本考案の時間延長ユニットの動作を説明するタ
イムチャートである。
【図5】本考案のセキュリティ防犯警戒システムの別の
一例を示したシステム構成図である。
【図6】従来の防犯警戒システムの一例を示したシステ
ム構成図である。
【符号の説明】
1・・・アラームユニット 2・・・防犯警戒スイッチ 8・・・タイマー回路 9・・・警報予告音発生部 10・・・玄関扉 12・・・電話機 13・・・ドアホン子器 14・・・電気錠制御ユニット 17・・・電気錠操作器 18・・・時間延長ユニット 19・・・時間延長スイッチ 20・・・残時間表示部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G08B 13/00

Claims (6)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防犯警戒スイッチと、該スイッチの操作
    後防犯警戒に入るまでの時間を2段階に計数するタイマ
    ー回路と、このタイマー回路の2段階計数出力によって
    警報セット予告音を変化出力させる警報予告音発生部と
    を備えた構成としたアラームユニットに接続され、 時間延長スイッチを有し、該時間延長スイッチの操作に
    よって上記アラームユニットによる防犯警戒に入るまで
    の時間を延長設定させるようにした時間延長ユニット。
  2. 【請求項2】 上記時間延長ユニットには、防犯警戒ス
    イッチの操作後、防犯警戒体勢に入るまでの残時間を表
    示する残時間表示部を設けた構成とした請求項1に記載
    の時間延長ユニット。
  3. 【請求項3】 防犯警戒スイッチと、該スイッチの操作
    後防犯警戒に入るまでの時間を2段階に計数するタイマ
    ー回路と、このタイマー回路の2段階計数出力によって
    警報セット予告音を変化出力させる警報予告音発生部と
    を有したアラームユニットと、このアラームユニットに
    接続され、該アラームユニットの警報予告音発生部で発
    生された警報セット予告音を入力する室内に設置された
    電話機と、この電話機に通話ラインを介して接続された
    玄関先などに設置されたドアホン子器とを備え、上記ア
    ラームユニットの警報予告音発生部より発生された警報
    セット予告音は、上記ドアホン子器より出力される構成
    としたセキュリティ防犯警戒システム。
  4. 【請求項4】 上記ドアホン子器は、上記アラームユニ
    ットが警戒状態にセットされたときに音声メッセージで
    出力させる構成とした請求項3に記載のセキュリティ防
    犯警戒システム。
  5. 【請求項5】 玄関先に設置された玄関扉を開閉させる
    電気錠操作器と、この電気錠操作器による解錠信号を入
    力して、上記アラームユニットを警戒解除の状態にする
    電気錠制御ユニットとを備えた構成とした請求項3また
    は4のいずれかに記載のセキュリティ防犯警戒システ
    ム。
  6. 【請求項6】 上記電気錠操作器が、シークレット暗証
    番号を入力して解錠信号を出力する構成とした請求項5
    に記載のセキュリティ防犯警戒システム。
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