JP2586339Y2 - 音声メッセージ機能付人体検出器 - Google Patents

音声メッセージ機能付人体検出器

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JP2586339Y2
JP2586339Y2 JP1991091379U JP9137991U JP2586339Y2 JP 2586339 Y2 JP2586339 Y2 JP 2586339Y2 JP 1991091379 U JP1991091379 U JP 1991091379U JP 9137991 U JP9137991 U JP 9137991U JP 2586339 Y2 JP2586339 Y2 JP 2586339Y2
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正宏 臼井
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、人体が発する赤外線
を感知して人体を検出する人体検出器に関し、特に人体
検出信号に応じて内蔵するスピーカから音声メッセージ
を出力するものに関する。さらに詳述すれば、警備対象
に各種感知器を設置して遠隔の監視センタで監視する機
械警備装置に接続され、警備状態に対応する音声メッセ
ージを出力する音声メッセージ機能付人体検出器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、人体が発生する放射エネルギ
である赤外線を受信することにより人体を検出する人体
検出器として、多種多様なものが各方面で用いられてい
る。なかでも、店舗の出入口近傍に設置され、人体を検
出すると内蔵するスピーカから音声メッセージを出力す
るものが知られており、小売店等の店舗においては、客
の出入りに対するサービス向上や店員が客の入退店をす
ばやく知るために設けられている。
【0003】このような人体検出器は、人体から発せら
れる赤外線を受信して人体検出信号を出力する人体検出
部と、人体検出信号をトリガとして内蔵する音声メッセ
ージを出力する音声合成回路と、アンプ及びスピーカか
ら構成されている。又、他の音声メッセージ機能付人体
検出器として、出入口に設置されるとともに客の進行方
向をも検出し、進行方向に対応するメッセージを送出す
るようにしたものも知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】一方、赤外線を利用し
た人体検出器は機械警備にも多く用いられている。一般
に、機械警備においては警備対象に各種検知器が接続さ
れた機械警備装置を設置し、通信手段を介して検知器が
発する警報等を遠隔の監視センタで監視するようにされ
ている。ところが、従来の音声メッセージ機能付人体検
出器は主に店舗事業者が店舗運営に用いるように設定さ
れており、機械警備用人体検出器として用いるために十
分な機能を持たなかった。これは、音声メッセージ機能
が電源投入時から一様に動作するように設定されている
ためである。
【0005】即ち、機械警備においては、警備中は無人
で解除中は有人であり、その設定変更時(警備解除時と
警備開始時)においてはその動作モードを変更しなくて
はならない。例えば、警備解除中は音声メッセージを出
力せず、警備開始時には開始状態に対応する音声メッセ
ージを出力し、警備解除時には解除状態に対応する音声
メッセージを出力する必要がある。従って、従来の音声
メッセージ機能付人体検出器は、この用途には使用でき
なかった。
【0006】この考案は上記のような課題を解決するた
めに成されたものであり、警備開始時と警備解除時のそ
れぞれの状況に対応する音声メッセージを出力すること
ができるとともに、機械警備装置の操作を確実に行なわ
せ、機械警備の運用を円滑に行なわせることができる音
声メッセージ機能付人体検出器を得ることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案に係る音声メッ
セージ機能付人体検出器は、機械警備装置から警備開始
信号を入力されるとオンとなり、警備解除信号を入力さ
れるとオフとなる入力回路と、第1の音声メッセージを
合成出力する第1の音声合成回路と、第2の音声メッセ
ージを合成出力する第2の音声合成回路と、入力回路が
オフからオンになったときに第1の音声合成回路を作動
させて所定時間第1の音声メッセージを出力させるとと
もに、入力回路がオン状態で人体検出信号が入力された
ときに第2の音声合成回路を作動させて所定時間第2の
音声メッセージを出力させる選択回路と、警備期間中オ
ンして選択された音声メッセージを増幅するアンプと、
アンプの出力を音声として出力するスピーカを設けたも
のである。
【0008】
【作用】この考案においては、機械警備装置から警備開
始信号が入力されると入力回路がオンとなってアンプが
オンとなり、第1の音声合成回路から第1の音声メッセ
ージが所定時間出力され、アンプにより増幅されてスピ
ーカから音声として出力される。又、入力回路がオン状
態で人体検出信号が入力されると、第2の音声合成回路
から第2の音声メッセージが所定時間出力され、アンプ
により増幅されてスピーカから音声として出力される。
【0009】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面とともに説明
する。図1はこの実施例による音声メッセージ機能付人
体検出器の構成を示し、1は人体から発せられる赤外線
を検知して人体検出信号を出力する人体検出部、2は図
示しない機械警備装置からの警備モード設定信号を入力
される入力回路、3はタイマ回路、4はアンプ、5は第
1の音声合成回路、6は第2の音声合成回路、7は第1
及び第2の音声合成回路5,6を選択する選択回路、8
はスピーカである。
【0010】上記構成の音声メッセージ機能付人体検出
器Aは図3に示すように機械警備を実施する警備対象の
通用口(最終退館口)近傍に設置され、図示しない機械
警備装置と接続される。点線は通用口を通過する人間を
検知することができる検知エリアを示す。又、Bは通用
口の扉9の開閉を検知する扉開閉検知器であり、図示し
ない機械警備装置と接続されている。
【0011】次に、上記した音声メッセージ機能付人体
検出器の動作を図2のタイムチャートを参照して説明す
る。いま、機械警備装置が警備解除状態であるとする
と、機械警備装置は警備開始信号を送信せず、入力回路
2はオフ状態でアンプ4は作動していない。従って、こ
の警備解除状態では、人体検出器1が図3に示した通用
口の検知エリアに人間を検知して人体検知信号を発生し
ても、スピーカ8からは音声メッセージが出力されな
い。
【0012】ここで、通用口からの最終退館者が機械警
備装置の操作スイッチを操作して警備状態にすると、機
械警備装置は直ちに警備開始せず、所定時間例えば最終
退館者が通用口を施錠して警備対象から離れるに十分な
時間は扉開閉検知器Bから検知信号を受信しても、遠隔
の監視センタへ警報信号を出力しない。タイマ回路3の
設定時間Tは、機械警備装置の上記警備開始操作後の所
定時間と同時間か少し短かな時間に設定されている。
【0013】入力回路2は機械警備装置から警備開始信
号を入力されるとオン状態となり、アンプ4を作動させ
るとともにタイマ回路3を動作開始させる。選択回路7
は入力回路2がオンとなり、タイマ回路3が時間Tの作
動中だけ第1の音声合成回路5を作動させ、第1の音声
合成回路5は予め記憶されている第1の音声メッセージ
を出力する。このメッセージは退出を促すものとし、例
えば「ただ今から警備を開始します。速やかに退出して
下さい」といったものにする。
【0014】第1の音声メッセージはアンプ4を介して
スピーカ8から出力され、タイマ回路3が動作中は繰り
返し出力される。最終退館者は第1の音声メッセージを
聞いて警備が開始されたことを確認し、警備対象から速
やかに退出する。この間、人体検出部から人体検出信号
が出力されても、動作には関係ない。設定時間Tが経過
してタイマ回路3がタイムアップすると、選択回路7は
第1の音声合成回路5の動作を停止させる。
【0015】次に、機械警備装置の警備状態において、
通用口の検知エリアに人が入ってきた場合、人体検出部
1から人体検出信号が出力される。この場合、機械警備
装置は扉開閉検知器Bの検知信号を受信しても直ちには
警報を監視センタに出力しない。即ち、所定時間内に操
作スイッチの操作により警備解除された場合、警報を出
力しない。
【0016】タイマ回路3は入力回路2がオン状態で人
体検出信号を受信すると、所定時間Tのタイマ動作を開
始する。同時に、選択回路7は第2の音声合成回路6を
時間Tだけ作動させ、第2の音声合成回路6は予め記憶
されている第2の音声メッセージを合成出力する。第2
の音声メッセージは警備解除を促すものとし、例えば
「ただいま警備中です。速やかに解除願います」といっ
たものにする。第2の音声メッセージはアンプ4を介し
てスピーカ8から出力され、タイマ回路3の作動中は繰
り返し出力される。
【0017】通用口から入ってきた人が警備対象の正規
の人間であれば、この第2の音声メッセージを聞き、機
械警備装置の操作スイッチを解除操作するので、警報は
出力されない。タイマ回路3がタイムアップすると、選
択回路7は第2の音声合成回路6の動作を停止させる。
また、機械警備装置が警備解除操作されると入力回路2
に警備解除信号が入力され、入力回路2はオフとなり、
アンプ4もオフになるため、メッセージが出力されなく
なる。
【0018】なお、上記実施例においては、人体検出部
1からの人体検出信号を機械警備装置側に出力しなかっ
たが、この人体検出信号を機械警備装置側に出力するよ
うにして、通用口に設けた扉開閉検知器Bの代用として
もよい。
【0019】
【考案の効果】以上のようにこの考案によれば、警備対
象の警備開始時と警備解除時のそれぞれの状況に応じて
異なる音声メッセージを出力することができる。これに
より、機械警備装置の操作に不慣れな者にも戸惑うこと
なく操作させることができ、機械警備装置の警備開始と
警備解除の操作を確実にさせ、入退館者に自らの操作が
確実に行なわれたことを確認させることができるととも
に、不正な侵入者に対しては威嚇効果を得ることができ
る。また、警備対象の通用口における人体検出機能だけ
でよいため、一般に使用されている警備用侵入者検知器
のように広範囲に及ぶ検知エリアを必要とせず、赤外線
検出素子に関する光学系も簡素化でき、安価な構成とす
ることができる。さらに、機械警備装置の警備開始信号
を入力できればすぐ利用できるため、既に機械警備を導
入している警備対象に簡単に追加設置することができ
る。また、これらのことから、機械警備の運用を円滑に
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による音声メッセージ機能付人体検出
器の構成図である。
【図2】この考案による音声メッセージ機能付人体検出
器の動作を示すタイムチャートである。
【図3】この考案による音声メッセージ機能付人体検出
器の設置状態を示す図である。
【符号の説明】
1 人体検出部 2 入力回路 3 タイマ回路 4 アンプ 5 第1音声合成回路 6 第2音声合成回路 7 選択回路 8 スピーカ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 警備対象を機械警備する機械警備装置か
    ら警備開始信号を入力されるとオンとなり、警備解除信
    号を入力されるとオフとなる入力回路と、警備対象の所
    定領域に設けられ、人体から発せられる赤外線を検知し
    て人体検出信号を出力する人体検出部と、第1の音声メ
    ッセージを合成出力する第1の音声合成回路と、第2の
    音声メッセージを合成出力する第2の音声合成回路と、
    入力回路がオフからオンになったとき及び入力回路がオ
    ン状態でかつ人体検出信号を入力されたときに所定時間
    作動するタイマ回路と、入力回路がオフからオンになっ
    たときに第1の音声合成回路を選択してタイマ回路がタ
    イムアップするまで第1の音声メッセージを出力させる
    とともに、入力回路がオン状態でかつ人体検出信号が入
    力されたときに第2の音声合成回路を選択してタイマ回
    路がタイムアップするまで第2の音声メッセージを出力
    させる選択回路と、入力回路がオンになったときにオン
    となり、選択された音声メッセージを増幅するアンプ
    と、アンプで増幅された音声メッセージを音声として出
    力するスピーカを備えたことを特徴とする音声メッセー
    ジ機能付人体検出器。
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