JP2583114B2 - 耐溶接割れ性にすぐれる低炭素CrーMo鋼板 - Google Patents

耐溶接割れ性にすぐれる低炭素CrーMo鋼板

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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、耐溶接割れ性にすぐれる低炭素Cr−Mo鋼板
に関し、詳しくは、溶接時に生じる低温割れ及びその後
の応力除去焼鈍(以下、SRという。)中に生じる所謂SR
割れを防止した低炭素Cr−Mo鋼板に関する。
従来の技術 従来より、Cr−Mo鋼板は、石油精製をはじめとする化
学工業プラントや、発電プラントにおける中、高温圧力
容器や、タービンダイヤフラム材等の発電用タービンの
構造部材として広く用いられている。しかし、これらの
従来のCr−Mo鋼板は、通常、C含有量が0.15%程度と高
く、且つ、Cr、Mo等の合成成分を多量に含有しているた
めに、溶接割れ感受性が高く、従つて、その溶接施工に
あたつては、低温割れ防止のために、通常、150〜350℃
程度の高温の予熱を必要とし、製造期間の長期化や熱エ
ネルギーの大量消費等、製造コスト上昇の一因となつて
いる。
また、他方において、Cr−Mo鋼板の溶接においては、
溶接部の残留応力の除去や、溶接硬化部の軟化等による
溶接継手性能の改善を目的として、溶接中或いは溶接後
にSRが施されることが多い。しかし、このSR処理によつ
て、残留応力の除去又は溶接部の軟化等が行なわれる反
面、溶接ままではみられない割れが溶接熱影響部に発生
することがある。この割れはSR割れ又は最熱割れと呼ば
れており、溶接熱影響部の粗大粒域の粒界に沿つて生じ
ることを特色としている。従つて、Cr−Mo鋼板には、耐
低温割れ性と同時に耐SR割れ性を兼ね備えることが要求
される。更に、上述したSR後において、十分な強度と靭
性を確保する必要があることはいうまでもない。
耐低温割れ性を高めるには、C量を下げることが有効
であることは既によく知られている。しかし、C量を低
減すれば、強度の低下、耐エロージヨン性の低下、高温
クリープ強度の低下等の問題を生じる。
本発明者らは、Cr−Mo鋼板における耐低温割れ性を改
善するために、既に、特開昭61−104055号公報及び特開
昭61−104056号公報に記載されているように、C量を著
しく低減する一方、Alを添加して、適正量のsol Alを確
保した後、Bを添加し、更に、Cu及びNiを複合添加する
ことによつて、低C鋼でありながら、C量の多い従来の
Cr−Mo鋼と比肩し得るすぐれた強度、靭性、耐エロージ
ヨン性、耐クリープ特性を有するCr−Mo鋼板を得ること
ができることを見出している。
しかし、かかる低炭素Cr−Mo鋼板は、従来のCr−Mo鋼
板に比較して、反面、SR割れ感受性が高く、溶接施工条
件によつては、SR割れが発生するおそれが強い。本発明
者らは、このような低炭素Cr−Mo鋼板において、耐低温
割れ性及びSR後のすぐれた強度靭性を確保しつつ、その
耐SR割れ性を従来のCr−Mo鋼板以上にまで高めるために
鋭意研究した結果、従来のCr−Mo鋼板に比較して、前述
した低炭素Cr−Mo鋼板の高いSR割れ感受性は、鋼中のso
l Alに起因し、sol Al量を0.005%未満とすることによ
つて、SR割れ感受性を従来のCr−Mo鋼板と同等の水準ま
で改善することができることを見出した。
しかしながら、本発明者らが先に提案した低炭素Cr−
Mo鋼板において、sol Alは、焼きならし時にNを固定し
て、Bの焼入れ性向上効果を確保する重要な役割を担つ
ているため、ただ単にsol Al量を規制した場合には、十
分なる焼きならし効果を得ることができず、その結果と
して、所要の強度を確保することができない。
そこで、本発明者らは、更に鋭意研究した結果、sol
Al量を0.005%未満に規制すると共に、Tiを0.005〜0.08
0%の範囲で添加することによつて、すぐれた耐SR割れ
性を確保し得ると同時に、SR後においても、十分な強度
を得ることができること、更に、Tiと共にCaを添加する
ことによつて、耐SR割れ性を一層高め得ることを見出し
て、本発明に至つたものである。
従つて、本発明は、従来のCr−Mo鋼板と同等以上の強
度、靭性、耐エロージヨン性及び耐クリープ特性を有す
るのみならず、耐低温割れ性及び耐SR割れ性にすぐれる
低炭素Cr−Mo鋼板を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明による耐溶接割れ性にすぐれる低炭素Cr−Mo鋼
板の第1は、重量%で C 0.03%以上、0.12%未満、 Si 1.00%以下、 Mn 0.20〜0.75%、 P 0.020%以下、 S 0.009%以下、 Cu 0.05〜0.50%、 Ni 0.05〜0.50%、 Cr 0.40〜3.50%、 Mo 0.20〜1.25%、 Ti 0.005〜0.080%、 B 0.0003〜0.0015%、 sol Al 0.005%未満、 残部鉄及び不可避的不純物よりなることを特徴とする。
本発明による耐溶接割れ性にすぐれる低炭素Cr−Mo鋼
板の第2は、上記した化学成分に加えて、 Ca 0.0005〜0.007% を含有し、残部鉄及び不可避的不純物よりなることを特
徴とする。
尚、上記においては、sol Al量を0.005%未満に規制
しているが、Total Al量では0.009%未満に相当する。
以下に本発明について詳細に説明する。
本発明によるCr−Mo鋼において、Bは、オーステナイ
ト中に固溶し、結晶粒界に偏析して、フエライト変態を
抑制するため、鋼の焼入れ性を向上させる。しかし、他
方において、Bは、鋼中のNと結合しやすい。従つて、
BがBNを生成すると、鋼中におけるBの有効量が減少
し、焼入れ性を低下させる。従つて、本発明において
は、鋼の焼入れ性を向上させるべく、Bの有効量を確保
するために、TiによつてNを固定し、更に好ましくは、
鋼中のN量を低減する。また、Bの過多に添加するとき
は、オーステナイト粒界に多量のB化合物が析出し、却
つて焼入れ性を低下させるので、本発明においては、B
は、適正量を添加することが重要である。
しかし、本発明鋼のように、低C鋼においては、Bの
焼入れ性向上効果を利用するだけでは、強度、靭性ほか
目的とする望ましい特性を得ることは困難である。ここ
において、本発明者らは、研究を重ねた結果、低C鋼に
おいて、Bを適正量添加して、その焼入性向上効果を利
用すると共に、Cu及びNiを複合添加することにより、鋼
の焼入れ性を一層向上させると同時に、Bの焼入れ性向
上効果との相乗効果によつて、焼ならし時のフエライト
析出を大幅に抑え、かくして、強度を上昇させ得ると同
時に、耐エロージヨン性及び耐クリープ特性をも従来鋼
と同等以上に改善することができることを見出したもの
である。
ここで、本発明において重要な因子であるsol Alにつ
いて説明する。
前述したように、sol Alを0.005%未満とすることに
よつて、耐SR割れ性を大幅に改善することができる。し
かし、sol Alは、前述したように、焼きならし時にNを
固定して、Bの焼入れ性向上効果を確保するという重要
な役割りを担つているため、ただ単にsol Al量を低減し
た場合は、十分な焼きならし効果を得ることができず、
従つて、所要の強度を確保することができない。
第1図は、低炭素Cr−Mo鋼板における強度及びSR割れ
感受性に及ぼすsol Al量の影響を示す。即ち、 C 0.05〜0.06%、 Si 0.08〜0.16%、 Mn 0.48〜0.50%、 P 0.007〜0.008%、 S 0.003〜0.006%、 Cu 0.11〜0.15%、 Ni 0.10〜0.15%、 Cr 2.21〜2.25%、 Mo 0.93〜0.95%、 B 0.0006〜0.0008%、及び sol Al 0.003〜0.044% 残部鉄及び不可避的不純物よりなる板厚50mmのCr−Mo鋼
板について、斜めY形溶接割れ試験片を用いたSR割れ試
験を行つた結果を示し、sol Al量を0.005%未満とする
ことによつて、SR割れ感受性を従来のCr−Mo鋼板と同等
の水準まで改善することができるが、所要の強度を確保
することができないことが示される。
次に、第2図は、sol Al量を0.005%未満に規制した
低炭素Cr−Mo鋼板、即ち、 C 0.05〜0.07%、 Si 0.11〜0.22%、 Mn 0.45〜0.51%、 P 0.007〜0.008%、 S 0.002〜0.004%、 Cu 0.14〜0.16%、 Ni 0.13〜0.16%、 Cr 2.18〜2.26%、 Mo 0.95〜0.99%、 B 0.0005〜0.0009%、 sol Al 0.002〜0.004%、及び Ti 0.〜0.10%、 残部鉄及び不可避的不純物よりなる板厚50mmの低炭素Cr
−Mo鋼板において、強度及び耐SR割れ性に及ぼすTi量の
影響を調べた結果を示す。Ti量を0.005%以上添加する
ことによつて、Bの焼入れ性向上効果を有効に活用し得
て、十分な強度を確保し得ることが理解される。更に、
0.005%以上のsol Al量が耐SR割れ性を劣化させるのに
対して、0.080%までのTiの添加は、耐SR割れ性を向上
させることが理解される。
従つて、Tiは強力な窒化物生成元素として、sol Alと
同様にNを固定し得るのみならず、Sと結合して硫化物
を生成することによつて、結晶粒界の固溶S量を低減し
て、耐SR割れ特性を高めるものとみられる。
しかし、Tiは、0.080%を越えて過多に添加するとき
は、Tiが炭化物として結晶粒内に析出する量が増加し、
その結果として、結晶粒界と粒内の強度差を拡大させる
ために、耐SR割れ性を劣化させることとなる。従つて、
本発明においては、Tiの添加量は、0.005〜0.080%の範
囲とする。
次に、本発明によるCr−Mo鋼における上記以外の化学
成分の限定理由について説明する。
Cは、鋼の強度及び耐エロージヨン性を確保するため
に、本発明鋼においては、0.03%以上を添加することが
必要であるが、反面、C量の増加と共に、耐SR割れ性の
みならず、溶接性及び靭性が低下するので、添加量は0.
12%未満とする。
Siは、強度の確保及び耐酸化物の向上のために有効で
あるが、焼戻し脆化感受性を高めるので、上限は1.00%
とする。
Mnは、鋼の強度と延性を高めるのに有効であるが、過
剰に添加すると、溶接性が低下するので、添加量は0.20
%〜0.75%の範囲とする。
Pは、鋼中に不純物として含有されるが、靭性及び溶
接性を損なうばかりでなく、焼戻し脆化感受性及びSR割
れ感受性を高めるため、低減することが望ましい。従つ
て、本発明においては、Pの含有量は0.020%以下とす
る。
Sも鋼中に不純物として含有されるが、鋼の靭性を著
しく損ない、また、SR割れ感受性をも高めるので、低減
することが望ましく、含有量は0.009%以下とする。
Cuは、固溶強化及び析出強化に有効な成分であり、且
つ、耐エロージヨン性の向上にも効果がある。かかる効
果を有効に発揮させるためには、少なくとも0.05%を添
加する必要がある。一方、0.50%を越えて過剰に添加す
ると、熱間加工性が劣化するので、Cuの添加量は0.05〜
0.50%の範囲とする。
Niは、鋼の焼入れ性を増し、また、耐エロージヨン性
の向上に効果があり、更に、高温におけるオーステナイ
ト粒界へのCuの析出による亀甲割れを防止するのに有効
である。かかる効果を有効に発揮させるためには、0.05
%以上添加する必要があるが、しかし、高価な元素であ
るので、実用的な観点からその添加量は0.05〜0.50%の
範囲とする。
Crは、耐酸化性、焼戻し軟化抵抗を高め、強度を確保
するのに有効であるが、過度に添加すると溶接性が劣化
する。従つて、添加量は、0.40〜3.50%の範囲とする。
Moは、鋼の焼入れ性、特にBと共存した場合の焼なら
し時の焼入れ性を高めるのに不可欠な元素である。ま
た、焼戻し軟化抵抗を高め、高温強度の向上にも有効で
あつて、0.20%以上を添加する必要があるが、高価な元
素であるので、その添加量は0.20〜1.25%の範囲とす
る。
Bは、前述したように、焼ならし時の焼入れ性を高
め、強度上昇に有効であるので、本発明鋼においては、
0.0003%以上を添加することが必要である。しかし、0.
0015%を越えて過剰に添加するときは、焼ならし時にB
化合物を生成し、焼入れ性を低下させると同時に、耐SR
割れ性及び靭性の劣化を伴う。従つて、添加量の上限は
0.0015%とする。
また、Nは、その含有量が余りに多い場合は、BNを生
成しやすくなり、その結果、焼入れ性に有効なB量が減
少し、鋼板の焼入れ性が低下するので、本発明鋼におい
ては、含有量は0.007%以下とすることが好ましい。特
に好ましくは0.005%以下である。
更に、Sb、Sn、As等の不純物元素は、従来から耐SR割
れ性を劣化させることが知られている。本発明において
も、これら元素は、それぞれ0.01%以下とすることが好
ましい。
本発明によるCr−Mo鋼板は、上記した元素に加えて、
Caを含有することができる。Caは、結晶粒を微細化する
効果を有すると共に、硫化物を生成して、結晶粒界にお
ける固溶S量を低減させるため、耐SR割れ性を一層高め
る。この効果を有効に得るためには、0.0005%以上を添
加することが必要であるが、過剰に添加するときは、非
金属介在物の量が増して、延性を阻害するので、添加量
は0.007%以下とする。
本発明によるCr−Mo鋼板を製造するには、常法に従つ
て製造した本発明による化学成分を有する鋼片を熱間圧
延し、その後、引続いて熱処理を行なえばよい。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、低炭素Cr−Mo鋼板に
おいて、sol Al量を0.005%未満に規制すると共に、適
正量のTi及びBとに加えて、Cu及びNiを複合添加するこ
とによつて、約0.13〜0.17%のCを含有する従来のCr−
Mo鋼板と比較して、すぐれた耐溶接割れ性を有する低炭
素Cr−Mo鋼板を得ることができる。
実施例 以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明は
これら実施例により何ら限定されるものではない。
第1表に示す化学組成を有する本発明鋼及び比較鋼の
機械的性質、耐低温割れ性及び耐SR割れ性を第2表に示
す。耐低温割れ性及び耐SR割れ特性は、板厚5mmの斜め
Y形溶接割れ試験片を用いて求めたものである。
本発明鋼A〜E及び比較鋼F及びGは、2.25%Cu−1
%Mo鋼板である。本発明による鋼板A〜Eは、斜めY形
溶接割れ試験におけるルート 割れ防止予熱温度は100℃以下であり、また、SR割れ率
は8%以下であつて、耐応接割れ性にすぐれている。
これに対して、比較鋼Fは、強度、靭性及び耐低温割
れ性にはすぐれるが、sol Al量を0.032%と多く含有し
ているために、耐SR割れ性に劣る。比較鋼Gは、従来よ
り知られている高炭素2.25%Cr−1%Mo鋼板である。斜
めY形溶接割れ試験におけるルート割れ防止予熱温度は
200℃であつて、低炭素鋼板に比較して高い予熱温度を
必要とする。従つて、この鋼板は、低炭素鋼板と同じ程
度に予熱温度を低くして、溶接することができないた
め、200℃の予熱にて試験したSR割れ率が記憶されてい
る。しかし、本発明鋼板A〜EのSR割れ率は、この値を
も下回つており、耐SR割れ性にすぐれることが示され
る。
次に、本発明鋼板H及び比較鋼I及びJは、1.25%Cr
−0.5%Mo鋼板であるが、2.25%Cr−1%Mo鋼板の場合
と同様に、本発明鋼板Hは、耐低温割れ性及び耐SR割れ
性を兼備しており、比較鋼板I及びJよりも、耐溶接割
れ性にすぐれている。
【図面の簡単な説明】 第1図は、低炭素Cr−Mo鋼板において、sol Al量と、強
度及びSR割れ率との関係を示すグラフ、第2図は、sol
Al量を0.005%未満とした低炭素Cr−Mo鋼板において、T
i量と強度及びSR割れ率との関係を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西島 明史 兵庫県加古川市平岡町二俣1007 (56)参考文献 特開 昭61−104055(JP,A) 特開 昭60−121228(JP,A) 特開 昭61−139648(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重量%で C 0.03%以上、0.12%未満、 Si 1.00%以下、 Mn 0.20〜0.75%、 P 0.020%以下、 S 0.009%以下、 Cu 0.05〜0.50%、 Ni 0.05〜0.50%、 Cr 0.40〜3.50%、 Mo 0.20〜1.25%、 Ti 0.005〜0.080%、 B 0.0003〜0.0015%、 sol Al 0.005%未満、 残部鉄及び不可避的不純物よりなることを特徴とする耐
    溶接割れ性にすぐれる低炭素Cr−Mo鋼板。
  2. 【請求項2】重量%で C 0.03%以上、0.12%未満、 Si 1.00%以下、 Mn 0.20〜0.75%、 P 0.020%以下、 S 0.009%以下、 Cu 0.05〜0.50%、 Ni 0.05〜0.50%、 Cr 0.40〜3.50%、 Mo 0.20〜1.25%、 Ti 0.005〜0.080%、 B 0.0003〜0.0015%、 Ca 0.0005〜0.007%、 sol Al 0.005%未満、 残部鉄及び不可避的不純物よりなることを特徴とする耐
    溶接割れ性にすぐれる低炭素Cr−Mo鋼板。
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