JP2581782B2 - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents
自動変速機の変速制御装置Info
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- JP2581782B2 JP2581782B2 JP63298042A JP29804288A JP2581782B2 JP 2581782 B2 JP2581782 B2 JP 2581782B2 JP 63298042 A JP63298042 A JP 63298042A JP 29804288 A JP29804288 A JP 29804288A JP 2581782 B2 JP2581782 B2 JP 2581782B2
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- JP
- Japan
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- accelerator operation
- required load
- engine required
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- engine
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/14—Inputs being a function of torque or torque demand
- F16H59/18—Inputs being a function of torque or torque demand dependent on the position of the accelerator pedal
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/02—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used
- F16H61/0202—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being electric
- F16H61/0204—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being electric for gearshift control, e.g. control functions for performing shifting or generation of shift signal
- F16H61/0213—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being electric for gearshift control, e.g. control functions for performing shifting or generation of shift signal characterised by the method for generating shift signals
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は自動変速機の変速制御装置に関するものであ
る。
る。
（従来の技術） 自動変速機は一般に、日産自動車（株）発行「RE4R01
A型オーマチックトランスミッション整備要領書」（A26
1C07）に記載の自動変速機における如く、アクセルペダ
ル操作により運転者が指令するエンジン要求負荷（例え
ばスロットル開度TH）と、車速Ｖとから第６図に示す変
速パターンに基き好適ギヤ位置を決定してこのギヤ位置
を選択し、スロツト開度TH及び車速Ｖの少なくとも一方
が変化して好適なギヤ位置が変化した時、このギヤ位置
への変速を行うよう構成する。
A型オーマチックトランスミッション整備要領書」（A26
1C07）に記載の自動変速機における如く、アクセルペダ
ル操作により運転者が指令するエンジン要求負荷（例え
ばスロットル開度TH）と、車速Ｖとから第６図に示す変
速パターンに基き好適ギヤ位置を決定してこのギヤ位置
を選択し、スロツト開度TH及び車速Ｖの少なくとも一方
が変化して好適なギヤ位置が変化した時、このギヤ位置
への変速を行うよう構成する。
例えば第６図及び第７図中瞬時t0における第４速を選
択した状態での走行中、瞬時t0からt4の間にアクセルペ
ダルの踏込みによりスロットル開度THが同図に示す如く
に増して第３速域に入った場合につき説明すると、第６
図に示す４→３ダウンシフト線を通過した瞬時t2に変速
指令が発せられ、これに呼応して油圧の応答遅れ後の瞬
時t5に第７図の如くにギヤ位置が第４速から第３速へ切
換わる変速を終了する。
択した状態での走行中、瞬時t0からt4の間にアクセルペ
ダルの踏込みによりスロットル開度THが同図に示す如く
に増して第３速域に入った場合につき説明すると、第６
図に示す４→３ダウンシフト線を通過した瞬時t2に変速
指令が発せられ、これに呼応して油圧の応答遅れ後の瞬
時t5に第７図の如くにギヤ位置が第４速から第３速へ切
換わる変速を終了する。
（発明が解決しようとする課題） しかしかかる従来の変速制御システムでは、アクセル
操作瞬時t0から変速終了瞬時t5迄に１秒近くの応答遅れ
があり、特に急なアクセル操作をした時それに見合った
素速い変速を期し難く、要求と実情との差で運転者に違
和感を与える。
操作瞬時t0から変速終了瞬時t5迄に１秒近くの応答遅れ
があり、特に急なアクセル操作をした時それに見合った
素速い変速を期し難く、要求と実情との差で運転者に違
和感を与える。
本発明はアクセル操作の開始時に操作終了時のアクセ
ル操作量を予測し、これを基に変速制御を行うことで上
記応答遅れの問題をなくすことを目的とする。
ル操作量を予測し、これを基に変速制御を行うことで上
記応答遅れの問題をなくすことを目的とする。
（課題を解決するための手段） この目的のため本発明の変速制御装置は、第１図に概
念を示すごとく、アクセルペダル操作により指令するエ
ンジン要求負荷を少なくとも１つの制御因子としてギヤ
位置を決定する自動変速機において、 前記アクセル操作を検知するアクセル操作検知手段
と、 該手段によりアクセル操作が検知される度に、アクセ
ル操作開始からアクセル操作終了までにおけるエンジン
要求負荷変化量を記憶するエンジン要求負荷変化量記憶
手段と、 該手段により記憶した過去複数回のアクセル操作に係
わる前記エンジン要求負荷変化量の頻度分布を求める頻
度分布設定手段と、 前記アクセル操作検知手段によるアクセル操作開始の
検知時に、前記エンジン要求負荷変化量の頻度分布から
エンジン要求負荷予測変化量を求めるエンジン要求負荷
予測変化量算出手段と、 前記アクセル操作検知手段によるアクセル操作開始の
検知時に、該アクセル操作開始時のエンジン要求負荷に
前記算出したエンジン要求負荷予測変化量を加算して、
アクセル操作終了時におけるエンジン要求負荷を予測す
るエンジン要求負荷予測手段と、 前記アクセル操作にともなう変速時のギヤ位置を、前
記予測したエンジン要求負荷に基づき決定するギヤ位置
決定手段とを具備してなることを特徴とするものであ
る。
念を示すごとく、アクセルペダル操作により指令するエ
ンジン要求負荷を少なくとも１つの制御因子としてギヤ
位置を決定する自動変速機において、 前記アクセル操作を検知するアクセル操作検知手段
と、 該手段によりアクセル操作が検知される度に、アクセ
ル操作開始からアクセル操作終了までにおけるエンジン
要求負荷変化量を記憶するエンジン要求負荷変化量記憶
手段と、 該手段により記憶した過去複数回のアクセル操作に係
わる前記エンジン要求負荷変化量の頻度分布を求める頻
度分布設定手段と、 前記アクセル操作検知手段によるアクセル操作開始の
検知時に、前記エンジン要求負荷変化量の頻度分布から
エンジン要求負荷予測変化量を求めるエンジン要求負荷
予測変化量算出手段と、 前記アクセル操作検知手段によるアクセル操作開始の
検知時に、該アクセル操作開始時のエンジン要求負荷に
前記算出したエンジン要求負荷予測変化量を加算して、
アクセル操作終了時におけるエンジン要求負荷を予測す
るエンジン要求負荷予測手段と、 前記アクセル操作にともなう変速時のギヤ位置を、前
記予測したエンジン要求負荷に基づき決定するギヤ位置
決定手段とを具備してなることを特徴とするものであ
る。
（作 用） エンジンはアクセルペダル操作により指令する要求負
荷に応じた出力を発し、これを自動変速機が選択ギヤ位
置に応じて伝達する。そして自動変速機は、エンジン要
求負荷を少なくとも１つの制御因子としてギヤ位置を決
定する。
荷に応じた出力を発し、これを自動変速機が選択ギヤ位
置に応じて伝達する。そして自動変速機は、エンジン要
求負荷を少なくとも１つの制御因子としてギヤ位置を決
定する。
アクセル操作検知手段は上記のアクセル操作を検知
し、 エンジン要求負荷変化量記憶手段は、アクセル操作検
知手段によりアクセル操作が検知される度に、アクセル
操作開始からアクセル操作終了までにおけるエンジン要
求負荷変化量を記憶し、 頻度分布設定手段は、かようにして記憶した過去複数
回のアクセル操作に係わる上記エンジン要求負荷変化量
の頻度分布を求める。
し、 エンジン要求負荷変化量記憶手段は、アクセル操作検
知手段によりアクセル操作が検知される度に、アクセル
操作開始からアクセル操作終了までにおけるエンジン要
求負荷変化量を記憶し、 頻度分布設定手段は、かようにして記憶した過去複数
回のアクセル操作に係わる上記エンジン要求負荷変化量
の頻度分布を求める。
そして、エンジン要求負荷予測変化量算出手段は、前
記アクセル操作検知手段によるアクセル操作開始の検知
時に、前記エンジン要求負荷変化量の頻度分布からエン
ジン要求負荷予測変化量を求め、 エンジン要求負荷予測手段は、前記アクセル操作検知
手段によるアクセル操作開始の検知時に、該アクセル操
作開始時のエンジン要求負荷に前記算出したエンジン要
求負荷変化量を加算して、アクセル操作終了時における
エンジン要求負荷を予測する。
記アクセル操作検知手段によるアクセル操作開始の検知
時に、前記エンジン要求負荷変化量の頻度分布からエン
ジン要求負荷予測変化量を求め、 エンジン要求負荷予測手段は、前記アクセル操作検知
手段によるアクセル操作開始の検知時に、該アクセル操
作開始時のエンジン要求負荷に前記算出したエンジン要
求負荷変化量を加算して、アクセル操作終了時における
エンジン要求負荷を予測する。
そして、アクセル操作にともなう変速に際しギヤ位置
決定手段は上記予測したエンジン要求負荷に基きギヤ位
置を決定する。このため変速指令を、アクセル操作の開
始時に発することができ、アクセル操作の終了近くでな
いと変速指令が発せられなかった従来技術に較べ、実際
の変速終了をその分早まらせることができ、前記違和感
を少なくし得る。
決定手段は上記予測したエンジン要求負荷に基きギヤ位
置を決定する。このため変速指令を、アクセル操作の開
始時に発することができ、アクセル操作の終了近くでな
いと変速指令が発せられなかった従来技術に較べ、実際
の変速終了をその分早まらせることができ、前記違和感
を少なくし得る。
しかも本発明においては、上記の通り過去複数回のア
クセル操作から求めたアクセル操作によるエンジン要求
負荷変化量の頻度分布を基に、アクセル操作開始時にエ
ンジン要求負荷予測変化量を求めて、この負荷予測変化
量からアクセル操作終了時におけるエンジン要求負荷を
予測するから、 如何なる癖を持った運転者がアクセル操作しても、上
記エンジン要求負荷の予測が正確で、全ての運転者に対
して上記の作用効果を享受可能ならしめる。
クセル操作から求めたアクセル操作によるエンジン要求
負荷変化量の頻度分布を基に、アクセル操作開始時にエ
ンジン要求負荷予測変化量を求めて、この負荷予測変化
量からアクセル操作終了時におけるエンジン要求負荷を
予測するから、 如何なる癖を持った運転者がアクセル操作しても、上
記エンジン要求負荷の予測が正確で、全ての運転者に対
して上記の作用効果を享受可能ならしめる。
（実施例） 以下、本発明の実施例を図面に基き詳細に説明する。
第２図は本発明変速制御装置の一実施例で、１は前
輪、２は後輪を示し、これら車輪は夫々サスペンション
装置3,4により車体５に懸架する。
輪、２は後輪を示し、これら車輪は夫々サスペンション
装置3,4により車体５に懸架する。
又は、６はエンジン、７は自動変速機を示す。エンジ
ン６はアクセルペダル８を介して運転者が開度制御する
スロットルバルブ９の開度（エンジン要求負荷）に応じ
た出力を自動変速機７に入力する。自動変速機７はこの
エンジン動力を選択ギヤ位置に応じ変速してプロペラシ
ャフト10及びディファレンシャルギヤ11を介し後輪２に
伝達し、これらを駆動して車両を走行させる。
ン６はアクセルペダル８を介して運転者が開度制御する
スロットルバルブ９の開度（エンジン要求負荷）に応じ
た出力を自動変速機７に入力する。自動変速機７はこの
エンジン動力を選択ギヤ位置に応じ変速してプロペラシ
ャフト10及びディファレンシャルギヤ11を介し後輪２に
伝達し、これらを駆動して車両を走行させる。
自動変速機７は変速制御コンピュータにより選択ギヤ
位置を決定され、この決定のためにコンピュータ12に
は、スロットルバルブ９の開度THを検出するスロットル
センサ13からの信号及び車速Ｖを検出する車速センサ14
からの信号を入力する。
位置を決定され、この決定のためにコンピュータ12に
は、スロットルバルブ９の開度THを検出するスロットル
センサ13からの信号及び車速Ｖを検出する車速センサ14
からの信号を入力する。
コンピュータ12はこれら入力情報を基に第３図及び第
４図の制御プログラムを定時割込みにより実行して本発
明が目的とする変速制御及び通常の変速制御を遂行する
ものとする。
４図の制御プログラムを定時割込みにより実行して本発
明が目的とする変速制御及び通常の変速制御を遂行する
ものとする。
第３図においては、先ずステップ21で前回のスロット
ル開度と今回のスロットル開度との差ΔTHが設定値ΔTH
s以上か否かにより、アクセルペダル８を操作し始めた
か否かをチェックする。アクセル操作なし、つまりアク
セルペダル踏込量を同じに保っていれば、本発明による
変速制御は不要であるから制御をそのまま終了する。ア
クセル操作開始と判別する場合、ステップ22でその瞬時
t1（第７図参照）のスロットル開度THをアクセル操作開
始時の開度THiとしてメモリする。次にステップ23では
ΔTH≦ΔTHsか否かによりアクセル操作が終了したか否
かをチェックする。終了していなければ、ΔTHを求め直
すと共にこれがΔTHs以下か否かによりアクセル操作終
了か否かチェックし続ける。アクセル操作が終了したと
判別する場合、ステップ24でその瞬時t4（第７図参照）
のスロットル開度THをアクセル操作終了時の開度THfと
してメモリする。
ル開度と今回のスロットル開度との差ΔTHが設定値ΔTH
s以上か否かにより、アクセルペダル８を操作し始めた
か否かをチェックする。アクセル操作なし、つまりアク
セルペダル踏込量を同じに保っていれば、本発明による
変速制御は不要であるから制御をそのまま終了する。ア
クセル操作開始と判別する場合、ステップ22でその瞬時
t1（第７図参照）のスロットル開度THをアクセル操作開
始時の開度THiとしてメモリする。次にステップ23では
ΔTH≦ΔTHsか否かによりアクセル操作が終了したか否
かをチェックする。終了していなければ、ΔTHを求め直
すと共にこれがΔTHs以下か否かによりアクセル操作終
了か否かチェックし続ける。アクセル操作が終了したと
判別する場合、ステップ24でその瞬時t4（第７図参照）
のスロットル開度THをアクセル操作終了時の開度THfと
してメモリする。
ステップ25ではアクセル操作によるスロットル開度変
化量TH0をTH0＝THf−THiの演算により求め、これをステ
ップ26でメモリすることにより、例えば第５図の如き過
去Ｎ回のTH0の頻度分布を得る。そして次のステップ27
でこの頻度分布の中央値、平均値或いはこれらからの適
正なオフセット値TH01を求める。このTH01は、現在の走
行条件でアクセル操作をした時の確率的に最も高いスロ
ットル開度変化量を予測したものとなる。
化量TH0をTH0＝THf−THiの演算により求め、これをステ
ップ26でメモリすることにより、例えば第５図の如き過
去Ｎ回のTH0の頻度分布を得る。そして次のステップ27
でこの頻度分布の中央値、平均値或いはこれらからの適
正なオフセット値TH01を求める。このTH01は、現在の走
行条件でアクセル操作をした時の確率的に最も高いスロ
ットル開度変化量を予測したものとなる。
第４図においては、先ずステップ31でスロットル開度
TH及び車速Ｖを読込み、次のステップ32で第３図中のス
テップ21と同様の判断によりアクセル操作が開始された
か否かをチェックする。アクセル操作がなければ、ステ
ップ33をスキップしてステップ34に制御を進め、ここで
スロットル開度TH及び車速Ｖから第６図のパターンに基
づく変速制御を実行する。しかしてこの場合、スロット
ル開度THはステップ31で読込んだ実測値のままであり、
通常の変速制御と同じである。
TH及び車速Ｖを読込み、次のステップ32で第３図中のス
テップ21と同様の判断によりアクセル操作が開始された
か否かをチェックする。アクセル操作がなければ、ステ
ップ33をスキップしてステップ34に制御を進め、ここで
スロットル開度TH及び車速Ｖから第６図のパターンに基
づく変速制御を実行する。しかしてこの場合、スロット
ル開度THはステップ31で読込んだ実測値のままであり、
通常の変速制御と同じである。
ところで、ステップ32においてアクセル操作開始と判
断した場合、ステップ33を経由してステップ34を実行す
る。ステップ33ではステップ31で読込んだ実測スロット
ル開度THに、第３図のプログラムにより求めた当該アク
セル操作によるスロットル開度予測変化量TH01を加算
し、その結果をTHとしてステップ34の変速制御に供す
る。よってこの場合、第７図の動作例につき述べると、
アクセル操作検知瞬時t1にアクセル操作終了瞬時t4のス
ロットル開度を予測し、この予測結果に基き変速指令を
発することとなり、この変速指令をΔＴだけ早く出して
その分変速を瞬時t5より早く瞬時t3に完了させることが
できる。
断した場合、ステップ33を経由してステップ34を実行す
る。ステップ33ではステップ31で読込んだ実測スロット
ル開度THに、第３図のプログラムにより求めた当該アク
セル操作によるスロットル開度予測変化量TH01を加算
し、その結果をTHとしてステップ34の変速制御に供す
る。よってこの場合、第７図の動作例につき述べると、
アクセル操作検知瞬時t1にアクセル操作終了瞬時t4のス
ロットル開度を予測し、この予測結果に基き変速指令を
発することとなり、この変速指令をΔＴだけ早く出して
その分変速を瞬時t5より早く瞬時t3に完了させることが
できる。
なお、上述の例では過去Ｎ回の頻度分布を第５図の如
く１種類のみとしたが、ΔTHの大きさに応じ第８図の如
く多種類作り、これらをΔTH毎に使い分けてスロットル
開度予測変化量をTH02,TH03のように求めれば、更に高
精度な予測制御が可能である。
く１種類のみとしたが、ΔTHの大きさに応じ第８図の如
く多種類作り、これらをΔTH毎に使い分けてスロットル
開度予測変化量をTH02,TH03のように求めれば、更に高
精度な予測制御が可能である。
（発明の効果） かくして本発明変速制御装置は上述の如く、アクセル
操作開始瞬時に操作終了瞬時のエンジン要求負荷を予測
し、その結果に応じて変速制御を行なう構成としたか
ら、変速指令を速かに発することができて、その分変速
を早期に完了させることができ、違和感を少なくするこ
とができる。
操作開始瞬時に操作終了瞬時のエンジン要求負荷を予測
し、その結果に応じて変速制御を行なう構成としたか
ら、変速指令を速かに発することができて、その分変速
を早期に完了させることができ、違和感を少なくするこ
とができる。
しかも本発明変速制御装置は、上記アクセル操作終了
時のエンジン要求負荷の予測に際し、過去複数回のアク
セル操作から求めたアクセル操作によるエンジン要求負
荷変化量の頻度分布を基に、エンジン要求負荷予測変化
量を求めて、この負荷予測変化量からエンジン要求負荷
を予測することから、 如何なる癖を持った運転者がアクセル操作しても、上
記エンジン要求負荷の予測が正確で、全ての運転者に対
して上記の作用効果を享受可能である。
時のエンジン要求負荷の予測に際し、過去複数回のアク
セル操作から求めたアクセル操作によるエンジン要求負
荷変化量の頻度分布を基に、エンジン要求負荷予測変化
量を求めて、この負荷予測変化量からエンジン要求負荷
を予測することから、 如何なる癖を持った運転者がアクセル操作しても、上
記エンジン要求負荷の予測が正確で、全ての運転者に対
して上記の作用効果を享受可能である。
第１図は本発明変速制御装置の概略図、 第２図は本発明装置の一実施例を示すシステム図、 第３図及び第４図は夫々同例の変速制御コンピュータが
実行する制御プログラムのフローチャート、 第５図はアクセル操作毎のスロットル開度変化量に関す
る頻度分布を例示する線図、 第６図は自動変速機の変速パターン図、 第７図は踏込みダウンシフト変速の動作タイムチャー
ト、 第８図はアクセル操作毎にスロットル開度変化量の頻度
分布を示す第５図と同様の線図である。 １……前輪、２……後輪 ６……エンジン、７……自動変速機 ８……アクセルペダル、９……スロットルバルブ 12……変速制御コンピュータ、 13……スロットルセンサ、14……車速センサ
実行する制御プログラムのフローチャート、 第５図はアクセル操作毎のスロットル開度変化量に関す
る頻度分布を例示する線図、 第６図は自動変速機の変速パターン図、 第７図は踏込みダウンシフト変速の動作タイムチャー
ト、 第８図はアクセル操作毎にスロットル開度変化量の頻度
分布を示す第５図と同様の線図である。 １……前輪、２……後輪 ６……エンジン、７……自動変速機 ８……アクセルペダル、９……スロットルバルブ 12……変速制御コンピュータ、 13……スロットルセンサ、14……車速センサ
Claims (1)
- 【請求項１】アクセルペダル操作により指令するエンジ
ン要求負荷を少なくとも１つの制御因子としてギヤ位置
を決定する自動変速機において、 前記アクセル操作を検知するアクセル操作検知手段と、 該手段によりアクセル操作が検知される度に、アクセル
操作開始からアクセル操作終了までにおけるエンジン要
求負荷変化量を記憶するエンジン要求負荷変化量記憶手
段と、 該手段により記憶した過去複数回のアクセル操作に係わ
る前記エンジン要求負荷変化量の頻度分布を求める頻度
分布設定手段と、 前記アクセル操作検知手段によるアクセル操作開始の検
知時に、前記エンジン要求負荷変化量の頻度分布からエ
ンジン要求負荷予測変化量を求めるエンジン要求負荷予
測変化量算出手段と、 前記アクセル操作検知手段によるアクセル操作開始の検
知時に、該アクセル操作開始時のエンジン要求負荷に前
記算出したエンジン要求負荷予測変化量を加算して、ア
クセル操作終了時におけるエンジン要求負荷を予測する
エンジン要求負荷予測手段と、 前記アクセル操作にともなう変速時のギヤ位置を、前記
予測したエンジン要求負荷に基づき決定するギヤ位置決
定手段とを具備してなることを特徴とする自動変速機の
変速制御装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63298042A JP2581782B2 (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | 自動変速機の変速制御装置 |
| DE3939303A DE3939303C2 (de) | 1988-11-28 | 1989-11-28 | Schaltsteuereinrichtung für ein Automatikgetriebe für Kraftfahrzeuge |
| US07/442,290 US5083480A (en) | 1988-11-28 | 1989-11-28 | Shift control system for automotive automatic power transmission with kick-down control according to prediction of demanded engine load |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63298042A JP2581782B2 (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | 自動変速機の変速制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02146364A JPH02146364A (ja) | 1990-06-05 |
| JP2581782B2 true JP2581782B2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=17854371
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63298042A Expired - Fee Related JP2581782B2 (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | 自動変速機の変速制御装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5083480A (ja) |
| JP (1) | JP2581782B2 (ja) |
| DE (1) | DE3939303C2 (ja) |
Families Citing this family (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2764832B2 (ja) * | 1989-11-15 | 1998-06-11 | 本田技研工業株式会社 | 車両制御方法 |
| JPH0446261A (ja) * | 1990-06-08 | 1992-02-17 | Jatco Corp | 自動変速機のライン圧制御装置 |
| JP2822634B2 (ja) * | 1990-07-30 | 1998-11-11 | トヨタ自動車株式会社 | 自動変速機の変速制御方法 |
| US5317937A (en) * | 1991-09-14 | 1994-06-07 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Control system for vehicle automatic transmission |
| JP2888056B2 (ja) * | 1992-10-02 | 1999-05-10 | 日産自動車株式会社 | 車両用自動変速装置 |
| JP3085029B2 (ja) * | 1993-06-28 | 2000-09-04 | 日産自動車株式会社 | 自動変速機の変速制御装置 |
| JPH07119814A (ja) * | 1993-10-25 | 1995-05-12 | Mitsubishi Motors Corp | 自動変速機の変速制御装置 |
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