JP2581152Y2 - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JP2581152Y2
JP2581152Y2 JP1183293U JP1183293U JP2581152Y2 JP 2581152 Y2 JP2581152 Y2 JP 2581152Y2 JP 1183293 U JP1183293 U JP 1183293U JP 1183293 U JP1183293 U JP 1183293U JP 2581152 Y2 JP2581152 Y2 JP 2581152Y2
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JP
Japan
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inverter unit
power supply
common power
supply bus
inverter
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JP1183293U
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JPH0674092U (ja
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成和 山田
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Toshiba Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主にプラント設備等に
設置される電動機駆動用の共通電源方式を用いたインバ
ータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】共通電源方式のインバータ装置におい
て、複数台のインバータユニットの運転中に、任意のイ
ンバータユニットを引抜き後再び押入れし運転ができる
ようにするため、各インバータユニットにはフィルター
コンデンサの初期充電回路が必要である。
【0003】図9は、従来の初期充電回路を設けたイン
バータユニットの一例を示す構成図であり、インバータ
ユニット1は、図示しない収納盤に設けられた共通電源
母線2,3に接触子4,5を介して接続され、フィルタ
ーコンデンサ6の初期充電をするため、主回路接触器7
を開いておき、限流抵抗8を介して流れる電流でフィル
ターコンデンサ6を充電させてから主回路接触器7を投
入し、インバータユニットの運転を行う方式を採用して
いた。なお、9はスイッチング素子を示し、このスイッ
チング素子9の負荷側は接触子型としインバータユニッ
ト1を押入れたり引抜きする際に自動的に接続したり断
路する接続部を設けている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】共通電源方式を用いた
インバータ装置を小形化しようとする場合、インバータ
ユニット内に取り付けている主回路接触器を除去するこ
とが有効な手段である。しかしながら、主回路接触器を
除去してしまうと、インバータユニットにはフィルター
コンデンサに対する初期充電回路がなくなってしまうこ
とから、複数台のインバータユニットを運転中におい
て、任意のインバータユニットを引抜くことはできる
が、再び押入れするとフィルターコンデンサに急激な電
流が流れ、フィルターコンデンサを破壊してしまう。
【0005】したがって、再びインバータユニットを押
入れするためには、共通電源母線に給電している電源装
置を一旦停止させてからインバータユニットを押入れ
し、インバータユニット内のフィルターコンデンサに急
激な電流が流れないように電源装置を立ち上げなければ
ならない。
【0006】そこで、本考案の目的は、共通電源方式と
したインバータ装置において、複数台のインバータユニ
ットを運転中に、任意のインバータユニットを引出しま
たは押入れし運転させることのできる機能を備えながら
インバータユニットを小形化し、これによって全体的の
小形化を図ったインバータ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するため、箱体に設けた電源母線に接触子を介して接
続および断路を行い、かつ内部にフィルターコンデンサ
を設けたインバータユニットを引出し自在に収納して成
るインバータ装置において、インバータユニットの押入
れ動作により、初期充電回路が先に接続され、次いで主
回路が接続されるように構成した接続部を電源母線とイ
ンバータユニットの間に設けたことを特徴とするもので
ある。
【0008】
【作用】以上のように構成することにより、インバータ
ユニットの押入れ動作により、初期充電と主回路接続が
順に行われるので、従来のように接触器を設けなくて
も、複数台のインバータユニットを運転中に任意のイン
バータユニットを引出し後再び押入れし運転させること
が可能となり、インバータユニットの小形化を図ること
ができる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本考案の一実施例を示す一部切断して示
す斜視図である。同図において、10は収納盤で、この収
納盤10には複数台のインバータユニット11がスライドレ
ールを介して引出しや押入れが自在となるように収納さ
れ、主回路用の共通電源母線2,3と初期充電専用の共
通電源母線13が設けられている。ここで、共通電源母線
2,3と初期充電専用の共通電源母線13は、平面で見た
とき図2に示すように配置される。すなわち、共通電源
母線3は、共通電源母線2に対し距離Lだけ後退させ、
初期充電専用の共通電源母線13は、共通電源母線2と同
じ位置となるようにする。なお。初期充電専用の共通電
源母線13と共通電源母線3と同極となるように接続す
る。
【0010】図3は、インバータユニット11の構成図を
示す。インバータユニット11は、ケース14内にフィルタ
ーコンデンサ6,限流抵抗8,スイッチング素子9を収
納し、ケース14に取付けられた絶縁台(図示しない)を
介して共通電源母線2に接続する接触子4、共通電源母
線3に接続する接触子5、初期充電専用の共通電源母線
13に接続する接触子15を取付ける。この接触子15は、限
流抵抗8を介してフィルターコンデンサ6に接続する。
なお、図示しないがスイッチング素子9の負荷側は、従
来と同様に接触子型の接続部を介して収納盤10に設けた
端子部と接続し、インバータユニットの押入れや引出し
をするときに自動的に接続や断路するようにする。
【0011】さらに、インバータユニット11には、ケー
ス14の側面に図4に示すように出入れ機構16とロック機
構17を取付ける。出入れ機構16は、ケース14の側面に設
けたブラケット18を介して回転自在に取付けられ、外部
から適宜の操作ハンドル(図示しない)を挿入できる頭
部19と、この頭部19と一体とした送りねじ軸20で構成さ
れる。ロック機構17は、ケース14の側面にピン21を介し
て回動自在に取付けられるロックレバー22と、ケース14
の側面に取付けられてロックレバー22を常時ほぼ水平状
態に保持するピン23で構成される。ロックレバー22は、
下部側の中間部に溝22aを設け、この溝22aより後側に
傾斜面22b、前側に傾斜面22cおよび水平面22dを設け
ている。
【0012】一方、収納盤10には、図4に示すようにイ
ンバータユニット11を収納盤10に押入れや引出しをする
ときに出入れ機構16の送りねじ軸20が係合するナット24
を設け、インバータユニット11を収納盤10内の断路ポジ
ションにロックするときにロックレバー22の溝22aが係
合するピン25を設ける。このピン25は、インバータユニ
ット11を押入れたり引出すときにインバータユニット11
のピン23と干渉するのを避けるため、上下方向でピン23
より下方となるように配置する。
【0013】次に、以上のように構成された実施例の作
用を説明する。図5は、インバータユニット11を収納盤
10に押入れる順序を示しており、最上段の位置はインバ
ータユニット11の着脱または点検を行うポジションで、
このポジションよりさらに収納盤10内にスライドレール
12を介して押入れると、ロックレバー22の溝22aに収納
盤10のピン25が入り込んだ二段目の断路ポジションに至
り、インバータユニット11を誤って押しても動かない。
この断路ポジションを平面でみると、図6(a)に示す
ようになる。
【0014】この断路ポジションよりさらに押入れるに
は、三段目に示すようにロックレバー22の手前側を上方
へ廻してピン25から溝22aを外す。このようにしてさら
に押入れると、出入れ機構16の送りねじ軸20の先端が収
納盤10のナット24に当たり、これ以上はインバータユニ
ット11を押しただけでは動かない。これが四段目に示し
た位置である。
【0015】この四段目の位置よりさらに押入れるに
は、操作ハンドル(図示しない)等を出入れ機構16の頭
部19に挿入し回転すると、この頭部19と一体の送りねじ
軸20が回転し、収納盤10のナット24にねじ込まれていく
のでインバータユニット11も収納盤10内へ押入れられ、
五段目に示すインバータユニット11が初期充電ポジショ
ンに至り、共通電源母線2に接触子4、初期充電専用の
共通電源母線13に接触子15がそれぞれ接続され、限流抵
抗8を介してインバータユニット11のフィルターコンデ
ンサ6へ充電が行われる。この初期充電ポジションを平
面でみると、図6(b)に示すようになる。さらに、イ
ンバータユニット11を出入れ機構16を介して押入れる
と、六段目に示す運転ポジションに至り、共通電源母線
3にも接触子5が接続され、押入れを完了する。この運
転ポジションを平面でみると、図6(c)に示すように
なり、スイッチング素子9を点弧すれば運転することが
できる。
【0016】ここで、出入れ機構16の送りねじ軸20を介
して押入れるようにしたのは、フィルターコンデンサ6
の初期充電開始から充電完了までに必要とする時間を持
たせてから主回路が接続されるようにするためであり、
手動で出入れ機構16の送りねじ軸20を廻すため3〜5秒
かかり、その間に充電が完了する。初期充電および運転
ポジションでは、表示またはLEDを点灯する等により
安全性を図っている。
【0017】なお、上述した実施例では、収納盤10に初
期充電専用の共通電源母線13を設けたが、従来と同様の
共通電源母線2,3とし、初期充電専用の共通電源母線
を設けることなく構成することができる。
【0018】図7および図8は、このように構成した他
の実施例のインバータユニットおよび共通電源母線の構
成を示す。すなわち、収納盤には従来と同様の共通電源
母線2,3を設ける。また、インバータユニット26に
は、ケース27に絶縁台(図示しない)を介して共通電源
母線2,3にそれぞれ接続する接触子4,5と、この接
触子4,5より長くし同じく共通電源母線2,3にそれ
ぞれ接続する補助接触子28,29を設け、補助接触子28は
接触子4に接続し、補助接触子29は限流抵抗8に接続す
るようにする。その他は、上述した実施例と同様であ
る。
【0019】このように構成された実施例では、インバ
ータユニット26を収納盤に押入れていくと、先に補助接
触子28,29が共通電源母線2,3に接続して初期充電ポ
ジションに至り、フィルターコンデンサ6に充電が開始
され、この後接触子4,5が共通電源母線2,3に接続
して運転ポジションに至る。
【0020】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、箱
体に設けた電源母線に接触子を介して接続および断路を
行い、かつ内部にフィルターコンデンサを設けたインバ
ータユニットを引出し自在に収納して成るインバータ装
置において、インバータユニットの押入れ動作により、
初期充電回路が先に接続され、次いで主回路が接続され
るように構成した接続部を電源母線とインバータユニッ
トの間に設けているので、複数台のインバータユニット
を運転中に、任意のインバータユニットを引出しまたは
押入れして運転させる機能を、インバータユニット内に
初期充電のための接触器を設けることなく備えることが
でき、インバータユニットの小形化を図ったインバータ
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を一部切断して示す斜視図。
【図2】本考案の一実施例における共通電源母線の配置
図。
【図3】本考案の一実施例におけるインバータユニット
の構成図。
【図4】図3に示すインバータユニットの側面図。
【図5】本考案の一実施例の動作を示す説明図。
【図6】図5と異なる本考案の一実施例の動作を示す説
明図。
【図7】本考案の他の実施例におけるインバータユニッ
トの構成図。
【図8】図7に示すインバータユニットの側面図。
【図9】従来のインバータ装置を示す構成図。
【符号の説明】
2,3,13…共通電源母線、4,5…接触子、6…フィ
ルターコンデンサ、8…限流抵抗、9…スイッチング素
子、10…収納盤、11,26…インバータユニット、16…出
入れ機構、17…ロック機構、24…ナット、25…ピン、28
…補助接触子。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体に設けた電源母線に接触子を介して
    接続および断路を行い、かつ内部にフィルターコンデン
    サを設けたインバータユニットを引出し自在に収納して
    成るインバータ装置において、前記インバータユニット
    の押入れ動作により、初期充電回路が先に接続され、次
    いで主回路が接続されるように構成した接続部を前記電
    源母線と前記インバータユニットの間に設けたことを特
    徴とするインバータ装置。
JP1183293U 1993-03-17 1993-03-17 インバータ装置 Expired - Lifetime JP2581152Y2 (ja)

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JP1183293U JP2581152Y2 (ja) 1993-03-17 1993-03-17 インバータ装置

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JP1183293U JP2581152Y2 (ja) 1993-03-17 1993-03-17 インバータ装置

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JPH0674092U JPH0674092U (ja) 1994-10-18
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JP2013219907A (ja) * 2012-04-06 2013-10-24 Denso Corp 電力変換装置
JP6342346B2 (ja) * 2015-02-23 2018-06-13 株式会社日立製作所 電力変換装置

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