JP2574785Y2 - レバー式コネクタ - Google Patents

レバー式コネクタ

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JP2574785Y2
JP2574785Y2 JP1993002865U JP286593U JP2574785Y2 JP 2574785 Y2 JP2574785 Y2 JP 2574785Y2 JP 1993002865 U JP1993002865 U JP 1993002865U JP 286593 U JP286593 U JP 286593U JP 2574785 Y2 JP2574785 Y2 JP 2574785Y2
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JP
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lever
cam
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cam receiving
cam groove
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修 谷内
均 奥村
治 川瀬
裕之 中田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はレバーの「てこ作用」に
よってコネクタの結合を行わせるようにしたレバー式コ
ネクタの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のコネクタは、小さな力で結合・
離脱を行い得るという利点があり、特に20極以上の多
極コネクタに適用されている。その基本的な原理はレバ
ーの「てこ作用」を利用したもので、例えば特開平4−
62772号公報等にて公知となっているものは概略的
には図9に示した構成である。
【0003】同図には、上側に、雌ターミナルが内蔵さ
れる雌コネクタハウジング1が示され、下側に、雄ター
ミナルが内蔵される雄コネクタハウジング2が描かれて
おり、雌コネクタハウジング1は雄コネクタハウジング
2内に挿入可能である。雄コネクタハウジング2には
「てこ作用」を行わせるためのカム溝3aを有したレバ
ー3が支軸2aを中心に回動可能に設けられ、雌コネク
タハウジング1側にはここに被せるカバー4にカム受け
突部4aが設けられている。
【0004】両コネクタ1,2の結合時には、同図
(B)に示すように、まず雌コネクタハウジング2に取
り付けたカバー4のカム受け突部4aをレバー3のカム
溝3a内に差し込み、この後、レバー3を矢印方向に回
動操作して同図(C)の状態を経て同図(D)の状態と
する。これにより、カム溝3aのカム作用によってカム
受け突部4aひいてはカバー4が図中下向きに押し下げ
られ、結局、雌コネクタハウジング1が雄コネクタハウ
ジング2内に完全に挿入され、もって両コネクタのター
ミナル群の接続が行われるのである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】この種のコネクタの結
合作業を行うには、上述したように、まずカム受け突部
4aをカム溝3a内に挿入し、その状態でレバー3を回
動させてカム受け突部4aを押し下げることになる。こ
のため、レバー3を回動させるときには、カム受け突部
4aが確実にカム溝3a内に進入していることが必要で
ある。
【0006】しかし、単に雌コネクタハウジング1を雄
コネクタハウジング2内に挿入しただけでは、カム受け
突部4aがカム溝3a内に確実に進入状態にあるとは限
らないし、また一旦正しく進入しても、レバー3の回動
操作を行う前にカム受け突部4aがカム溝3aから離脱
してしまうこともある。
【0007】このため、両コネクタを結合させるに当た
っては、まず雌コネクタハウジング1を雄コネクタハウ
ジング2内に挿入し、その後、レバー3に手指を掛けつ
つ、他方の手で雌コネクタハウジング1を押さえ付けて
カム受け突部4aをカム溝3a内に確実に進入させ、こ
れを確認した後に、雌コネクタハウジング1を軽く押さ
え付けながらレバー3を引き起こすという面倒な作業を
行わなくてはならないという問題があった。
【0008】このような面倒な作業を避けるには、一
度、雄コネクタハウジング2内に挿入した雌コネクタハ
ウジング1をその位置に仮係止できる構成とすることが
好ましい。
【0009】そのために一般的に想起される構成は、両
コネクタハウジング1,2に互いに係合する係合爪を形
成する構造である。しかし、そのような構造を採用する
と、アンダーカット形状となる係合爪を成型するため、
コネクタハウジング成型用の金型の型構造が複雑化して
金型費が高くなり、またコネクタハウジングに設ける型
抜き孔の数が増えてコネクタハウジングの強度低下を招
いてしまう。また、両コネクタハウジング間に設けられ
ているクリアランスや、成形誤差等によって係合爪の係
合代が変化するため、安定的な仮係止状態が得られない
おそれもある。
【0010】本考案は上記事情に鑑みてなされたもの
で、従って、その目的は、双方のコネクタハウジングを
安定的に仮係止状態にして結合作業を能率的に行うこと
ができ、しかもコネクタハウジングの強度低下等の悪影
響をなくすことができるレバー式コネクタを提供すると
ころにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本考案のレバー式コネク
タは、互いに結合されるコネクタのうちの一方のコネク
タハウジングにレバーを回動可能に設けると共に他方側
にこのレバーに形成されたカム溝に係合するカム受け突
部を設け、前記レバーを回動させることにより前記カム
受け突部を変位させて両コネクタの結合及び離脱を行わ
せるものにおいて、前記カム溝を前記カム受け突部の進
入部分において閉鎖された閉鎖形に形成すると共に、そ
の進入部の厚さ寸法を、前記カム受け突部の進入をレバ
ーを弾性変形させることにより許容すると共に、カム受
け突部の進入後に前記カム受け突部に係合してその離脱
を阻止するように設定し、前記他方のコネクタに、前記
カム受け突部の近傍に位置して前記レバー側に向けて突
出する規制突部を突設すると共に、その規制突部を、前
記レバーが前記カム溝に前記カム受け突部を受け入れる
回動位置にあるときには前記カム溝の周縁部に接し、前
記レバーが前記回動位置から両コネクタの結合方向に回
動されたときには前記カム溝の周縁部から外れて前記カ
ム溝内に位置する箇所に設定したところに特徴を有す
る。
【0012】
【作用】上記手段のレバー式コネクタでは、両コネクタ
の結合を行うべく一方のコネクタハウジングをレバーを
装着した他方のコネクタハウジング内に挿入すると、カ
ム受け突部がレバーを弾性変形させ、これによりカム受
け突部が閉鎖形のカム溝内に進入する。ここで、カム溝
の進入部の厚さ寸法は、レバーが弾性変形したときには
カム受け突部の進入を許容し、進入後にはレバーが弾性
的に復帰してカム受け突部に係合するように設定されて
いるから、いったんカム受け突部がカム溝内に進入した
後は、コネクタハウジングがその位置に仮係止されるこ
とになり、手を離すことができるようになる。
【0013】また、このようにレバーを利用してコネク
タハウジングを仮係止状態にできるから、コネクタハウ
ジング自体に係止構造を設ける必要がなくなる。
【0014】しかも、カム受け突部の近傍及びレバーの
間に規制突部が設けられているから、レバーやコネクタ
ハウジング側の成形ばらつきがあっても、カム受け突部
と進入部との間の係合代が一定にされ、安定した仮係止
状態が得られる。
【0015】
【考案の効果】以上述べたように、本考案のレバー式コ
ネクタによれば、一方のコネクタハウジングをレバーに
対して仮係止状態にすることができるから、コネクタの
結合作業を能率的に行うことができ、しかもコネクタハ
ウジングに係止構造を設ける必要がないから、強度低下
や金型コスト等の問題を生じさせることがなく、しか
も、成型ばらつきがあっても、カム受け突部と進入部と
の間の係合代が一定にされ、安定した仮係止状態が得ら
れるという優れた効果を奏する。
【0016】
【実施例】以下本考案の一実施例について図1ないし図
8を参照して説明する。全体的な構造は図1に示すとお
りで、図示しない雄ターミナルが装着される雄コネクタ
ハウジング11は下側に描かれ、また図示しない雌ター
ミナルが装着される雌コネクタハウジング12が上側に
描かれている。
【0017】雌コネクタハウジング12の上部にはその
上面全域を覆うカバー13が設けられている。このカバ
ー13は図示しない係合機構によって雌コネクタハウジ
ング12に係合状態とされ、後述するレバー15のカム
溝16と係合するカム受け突部17が側壁部中央に横向
きに突設されている。
【0018】一方、前記雄コネクタハウジング11は上
面が開口する角形のフード部18を有し、そのフード部
18の側壁部には一対のレバー支持軸19が横向きに突
設され、ここにレバー15が取り付けられている。この
レバー15は二脚状をなし、各脚部15aが架橋部15
bにて連結されている。各脚部15aには、前記カバー
13に突設したカム受け突部17と係合するカム溝16
が形成され、カム受け突部17とカム溝16とが係合し
た状態でレバー15を図7に示す「開放位置」から図8
に示す「結合位置」に同図矢印方向に回動操作すること
によりカム作用によってカバー13ひいては雌コネクタ
ハウジング12を雄コネクタハウジング11のフード部
18内に強制的に押し込み、もって雌雄の両ターミナル
群の接続を行わせるという周知の機能を有する。なお、
雄コネクタハウジング11の両側壁部には、ここに取り
付けられたレバー15の下半部を側方から覆うための外
壁部21が一体に設けられている。
【0019】さて、前記レバー15のカム溝16は図4
に示すようにレバー支持軸19が嵌合される軸受孔22
の周囲で滑らかな弧状をなすように形成され、その一端
側において軸受孔22に最も近接し、他端側において軸
受孔22から最も遠ざかると共にレバー15の外周縁部
に最も近接して薄肉の進入部23により閉じられてい
る。この進入部23は、レバー15が図7に示す「開放
位置」にあるときに、雌コネクタハウジング12を雄コ
ネクタハウジング11に装着すると、カバー13のカム
受け突部17がここを乗り越えるようにしてカム溝16
内に進入する入り口となる。その厚さ寸法は、レバー1
5の脚部15aにおける他の部分よりも薄く設定されて
いるが、上記カム受け突部17の進入をレバー15の各
脚部15aを拡開方向に弾性変形させることにより許容
し、進入後に各脚部15aが弾性的に復帰変形すると、
進入部23がカム受け突部17に係合してその離脱を阻
止するような値に設定されている。また、この進入部2
3は、図5及び図6に示すようにレバー15の外周縁側
(同図において上側)ほど厚さ寸法が薄くなるテーパ状
をなしており、カム受け突部17の進入を容易ならしめ
ている。
【0020】そして、図3にも拡大して示すが、前記各
カム受け突部17の近傍、例えばこれの真横(図3中で
は右側)にカバー13との一体成形により規制突部24
がそれぞれ突設されている。これらはカム受け突部17
がカム溝16に係合した状態で、カバー13とレバー1
5との間に位置し、その突出寸法分だけレバー15の両
脚部15aを拡開方向に突っ張らせる。
【0021】上記構成において、両コネクタハウジング
11,12の結合作業は次のようにして行う。レバー1
5を図7に示すように「開放位置」にセットした上で、
カバー13を取り付けた雌コネクタハウジング12及び
雄コネクタハウジング11を左右それぞれの手で持ち、
雌コネクタハウジング12の下部をフード部18の開口
部に宛がう。すると、カバー13の各カム受け突部17
がレバー15のカム溝16の進入部23に対応するよう
になる。
【0022】そこで、雌コネクタハウジング12を強く
フード部18内に押し込めば、カム受け突部17が進入
部23に当接してレバー15の各脚部15aを拡開させ
るように弾性変形させる。これにてカム受け突部17が
進入部23を乗り越えるようになって各カム受け突部1
7が各カム溝16内に進入する。カム受け突部17がカ
ム溝16内に進入し終わると、拡開していたレバー15
の脚部15aが弾性的に復帰変形するため、図6に示す
ように、カム受け突部17とカム溝16の進入部23と
が係合状態になって互いの離脱が阻止される。
【0023】上述の状態では、両コネクタハウジング1
1,12が係止された状態にあるから、雌コネクタハウ
ジング12から手を離してもこれが雄コネクタハウジン
グ11から脱落することはない。そこで、今度は雌コネ
クタハウジング12から手を離してレバー15の架橋部
15bに手を掛け、これを引き起こすようにして回動さ
せれば、カム受け突部17がレバー15のカム溝16に
よって図7中下向きに押し付けられ、これを設けたカバ
ー13ひいては雌コネクタハウジング12がフード部1
8内に強く押し込まれ、レバー15が図8に示す「結合
位置」に至ったところで、両コネクタハウジング11,
12の雌雄の各ターミナルが完全な接続状態となる。
【0024】なお、図8の結合状態から、両コネクタを
外すには、レバー15を逆に図7に示す「開放位置」ま
で同図矢印方向に回動させる。そして、その状態で雄コ
ネクタハウジング11とカバー13とを手に持って左右
に揺するようにしながら両者を引っ張れば、レバー15
の脚部15aが弾性的に拡開変形することによりカム受
け突部17がカム溝16から抜き出されるから、両コネ
クタハウジング11,12が分離される。
【0025】このように本実施例によれば、レバー15
のカム溝16を閉鎖形に構成すると共に、そのカム溝1
6にカム受け突部17が進入する進入部23の厚さ寸法
をカム受け突部17を弾性的に仮係止できるような値に
設定したから、そのレバー15を利用して雌コネクタハ
ウジング12を雄コネクタハウジング11に仮係止状態
とすることができる。従って、コネクタの結合に際して
は、まず雌コネクタハウジング12を雄コネクタハウジ
ング11のフード部18内に挿入して仮係止状態とし、
その後、一方の手でレバー15を引き起こすという単純
な作業によってコネクタの結合を行うことができる。こ
れにて、コネクタの結合時には、いったん挿入した雌コ
ネクタハウジングが雄コネクタハウジングのフード部か
ら抜け出ないように両手で押さえながらレバーを操作し
なくてはならなかった従来のレバー式コネクタに比べ、
コネクタ結合作業が著しく簡単になり、能率的に作業を
進めることができる。
【0026】しかも、上述のように優れた効果を得なが
ら、レバー15を利用して雌コネクタハウジング12を
仮係止状態とするものであるから、両コネクタハウジン
グに係合爪による係止構造を設ける構成とは異なり、ア
ンダーカット形状となる係合爪をコネクタハウジングに
形成する必要がない。このため、コネクタハウジング成
型用の金型の型構造が簡単となるから金型費を安価にで
き、またコネクタハウジングに設ける型抜き孔の数を増
大させることがないから、コネクタハウジングの強度を
高く維持しておくことができる。
【0027】ところで、カム受け突部17と進入部23
との係合状態では図2(A)に拡大して示すように、各
カム受け突部17の真横に規制突部24が突設されてい
るから、各規制突部24の突出寸法p分だけレバー15
の両脚部15aが拡開方向に押し広げられた状態にあ
る。従って、カム受け突部17とレバー15の進入部2
3との係合代xは、次式にて表されるようになる。
【0028】x=p+L 「L」はレバー15の脚部15aの厚さ寸法から進入部
23の最大厚さ寸法を減じた値に相当する。この「L」
の値及び規制突部24の突出寸法pの値は共に、レバー
15の成形型によって高精度に成形できるから、上記係
合代xも高い精度で一定値に定まる。
【0029】ここで、仮に、上記規制突部24が設けら
れていない場合を想起すると、次のような理由によって
係合代がばらつくことになる。すなわち、上記各寸法
L,p等は高精度に成形できるが、レバー15の両脚部
15a間の差し渡し寸法は必ずしも成形精度が高くな
い。これは、レバー15が二脚状をなしているため、成
形時の反り変形によって両脚部15a間の差し渡し寸法
が容易に変動するからである。規制突部24が設けられ
ていないとすると、成形時の反り変形が小さければ、図
2(B)に示すようにレバー15の脚部15aがカバー
13に密着するようになり、係合代は同図に示すように
x1 と大きくなる。しかし、その反り変形が大きいとき
には、同図(C)に示すようにレバー15の脚部15a
がカバー13から離れて係合代はx2 (x2<x1)と小
さくなってしまう。このように係合代がばらつくこと
は、カム受け突部17とレバー15の進入部23との係
合に基づく雌コネクタハウジング12の仮係止力がばら
つくことを意味し、時には仮係止状態にできない雌コネ
クタハウジング12ができてしまうことになるから、コ
ネクタ結合作業を能率的に進めることができなくなる。
【0030】これに対し、規制突部24を設けた本実施
例の構成では、その規制突部24によってレバー15の
両脚部15aを押し広げた状態とするから、上述したよ
うにカム受け突部17とレバー15の進入部23との係
合代xを高い精度で一定値に定めることができ、もって
雌コネクタハウジング12の仮係止力を安定的に一定値
に納めることができる。これにより、コネクタ結合作業
の能率を大きく高めることができるようになる。
【0031】更には、本実施例では、カム溝16を閉鎖
形に構成しているから、レバー15の脚部15aの強度
が高まり、両コネクタの結合作業を安定的に行うことが
できると共に、レバー15全体の薄肉化による軽量化や
コスト低減にも寄与する。
【0032】なお、本考案は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば次のような変形も可能である。
【0033】
【0034】(ロ)カム受け突部17は雌コネクタハウ
ジング12側のうち、これに取り付けたカバー13に設
けるようにしたが、これに限らず、雌コネクタハウジン
グ自体にカム受け突部を設けるようにしてもよい。
【0035】(ハ)また、上記実施例とは逆に、雌コネ
クタハウジングにレバーを設け、雄コネクタハウジング
にカム受け部を設ける構成であってもよい。
【0036】その他、本考案は上記し且つ図面に示す実
施例に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲
内で種々変更して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す全体の斜視図
【図2】要部の拡大断面図
【図3】要部の拡大側面図
【図4】レバーの脚部の裏側を示すための断面図
【図5】コネクタ結合前の縦断面図
【図6】同コネクタの結合後の縦断面図
【図7】レバーが「開放位置」にあるときの側面図
【図8】レバーが「結合位置」にあるときの側面図
【図9】従来のレバー式コネクタを示す概略的側面図
【符号の説明】 11…雄コネクタハウジング 12…雌コネクタハウジング 15…レバー 16…カム溝 17…カム受け突部 18…フード部 19…レバー支持軸 23…進入部 24…規制突部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 中田 裕之 三重県四日市市西末広町1番14号 住友 電装株式会社内 (56)参考文献 実開 平5−36773(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 13/62 - 13/639

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに結合されるコネクタのうちの一方
    のコネクタハウジングにレバーを回動可能に設けると共
    に他方側にこのレバーに形成されたカム溝に係合するカ
    ム受け突部を設け、前記レバーを回動させることにより
    前記カム受け突部を変位させて両コネクタの結合及び離
    脱を行わせるものにおいて、 前記カム溝を前記カム受け突部の進入部分において閉鎖
    された閉鎖形に形成すると共に、その進入部の厚さ寸法
    を、前記カム受け突部の進入をレバーを弾性変形させる
    ことにより許容すると共に、カム受け突部の進入後に前
    記カム受け突部に係合してその離脱を阻止するように設
    定し、前記他方のコネクタに、前記カム受け突部の近傍に位置
    して前記レバー側に向けて突出する規制突部を突設する
    と共に、その規制突部を、前記レバーが前記カム溝に前
    記カム受け突部を受け入れる回動位置にあるときにはカ
    ム溝の周縁部に接し、前記レバーが前記回動位置から両
    コネクタの結合方向に回動されたときには前記カム溝の
    周縁部から外れて前記カム溝内に位置する箇所に設定し
    たことを 特徴とするレバー式コネクタ。
JP1993002865U 1993-01-06 1993-01-07 レバー式コネクタ Expired - Lifetime JP2574785Y2 (ja)

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JP1993002865U JP2574785Y2 (ja) 1993-01-07 1993-01-07 レバー式コネクタ
DE69401824T DE69401824T2 (de) 1993-01-06 1994-01-04 Steckverbinder, der die Betätigung eines Hebels benutzt
EP94300035A EP0606151B1 (en) 1993-01-06 1994-01-04 Connector using lever action
US08/177,400 US5460534A (en) 1993-01-06 1994-01-05 Connector using lever action

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JP3770050B2 (ja) * 2000-05-16 2006-04-26 住友電装株式会社 レバー式コネクタ

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