JP2573608B2 - マイクロコンピユ−タ - Google Patents

マイクロコンピユ−タ

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JP2573608B2
JP2573608B2 JP62147243A JP14724387A JP2573608B2 JP 2573608 B2 JP2573608 B2 JP 2573608B2 JP 62147243 A JP62147243 A JP 62147243A JP 14724387 A JP14724387 A JP 14724387A JP 2573608 B2 JP2573608 B2 JP 2573608B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は中央処理装置および種々の周辺機能部を単
一チップ上に集積したマイクロコンピュータに関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来この種のマイクロコンピュータではアナログ−デ
ィジタル変換器(以下「A−D変換器」と言う)と前記
A−D変換器以外の部分は同一の基本内部クロックで制
御されており、種々の内部制御信号は同一の変化タイミ
ングを有することになる。
第6図は従来技術における基本内部クロックおよび内
部制御信号のタイミングチャートの一例である。同図に
おいて、AAはマイクロコンピュータの基本内部クロック
であり、この基本内部クロックAAを分周して例えば前記
A−D変換器以外の各部分を制御するための内部制御信
号DD,EEが作成されるとともに、同じく基本内部クロッ
クAAを分周して前記A−D変換器を制御するための内部
制御信号FFが作成される。これらの内部制御信号DD,EE,
FFは同一の基本内部クロックAAを基準として作成される
ので、前記A−D変換器を制御する内部制御信号FFと前
記A−D変換器以外の部分を制御する内部制御信号DD,E
Eとの変化タイミングが同一になることがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のA−D変換器を有するマイクロコンピュータは
以上のように同一の基本内部クロックAAを基にして各内
部制御信号DD,EE,FFを発生させているので、前記A−D
変換器と前記A−D変換器以外の部分が同一の制御タイ
ミングで動作し、前記A−D変換器以外の部分の動作に
より生ずる雑音が前記A−D変換器の動作に影響を与
え、その変換精度が悪くなるという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、A−D変換器の変換精度の高いマイクロコ
ンピュータを得ることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るマイクロコンピュータは2種類の互い
に位相が異なるクロック制御信号を発生させる発振回路
を備え、アナログ処理部と前記アナログ処理部以外の処
理部とがそれぞれ異なった位相を有する2種類のクロッ
ク制御信号により制御されるようにしたものである。
〔作用〕
この発明におけるマイクロコンピュータはアナログ処
理部と前記アナログ処理部以外の処理部とがそれぞれ異
なった位相を有する2種類のクロック制御信号により制
御され、前記アナログ処理部の動作タイミングと前記ア
ナログ処理部以外の処理部の動作タイミングとの重複が
禁止され、前記アナログ処理部以外の処理部の動作によ
り生ずる雑音によるアナログ処理部の処理精度への影響
をなくし、高い処理精度が得られる。
〔実施例〕
第1図はこの発明による一実施例であり、第2図は第
1図中における分周回路FDの詳細図である。両図におい
て、源発振回路SSの出力が分周回路FD中のDラッチD1の
クロックパルス入力端Cpに接続されるとともに、インバ
ータIを介してDラッチD2のクロックパルス入力端Cp
も接続される。またDラッチD1の出力端がDラッチD2
のデータ入力端Dに接続されるとともに、A−D変換器
ADにも接続される。さらにDラッチD2のQ出力端がDラ
ッチD1のデータ入力端Dに接続される。そして、Dラッ
チD2の出力端がA−D変換器以外の部分NAD1,NAD2の
それぞれに接続される。
なお、第3図は第1,2図に示される装置の動作を表す
タイミングチャートである。
次に上記のように構成されたマイクロコンピュータの
動作について説明する。まず源発振回路SSにおいて第3
図に示されたような基本クロックaaが発生される。この
基本クロックaaが分周回路FDに入力され、分周されるこ
とにより、第3図に示されたような2種類の互いに変化
タイミングが異なる基本内部クロックbb,ccが発生され
る。ここで分周回路FDの動作の詳細について説明する。
まず基本クロックaaが“H"のとき、DラッチD1のクロッ
クパルス入力端Cpには“H"が入力されるのでDラッチD1
はラッチ状態になり、一方DラッチD2のクロックパルス
入力端CpにはインバータIを介して“L"が入力されてD
ラッチD2はアンラッチ状態となる。この場合、基本内部
クロックccはDラッチD1のラッチ内容の反転レベルにな
り、一方DラッチD2のデータ入力端DにはDラッチD1の
出力が入力されるので、基本内部クロックbbはその反
転レベル言い換えるとDラッチD1のラッチ内容と同じレ
ベルとなる。これとは逆に基本クロックaaが“L"のとき
同様に考えると、DラッチD1,D2はそれぞれアンラッチ
状態,ラッチ状態となる。この場合、基本内部クロック
bbはDラッチD2のラッチ内容の反転レベルになり、Dラ
ッチD1のデータ入力端DにDラッチD2のQ出力が入力さ
れるので基本内部クロックccはDラッチD2のラッチ内容
の反転レベルになる。これらのことをまとめると表1の
ようになる。
今、基本クロックaaが“H"でDラッチD1に“H"がラッ
チされていると仮定すると、基本内部クロックbb,ccは
それぞれ“H",“L"(第3図中の区間a−b)になる。
次に基本クロックaaが“H"から“L"に変化(第3図中の
b)することによりDラッチD2はDラッチD1がラッチし
ていた内容の反転レベルである“L"をラッチする。その
ため、第3図中の区間b−cにおいては、基本内部クロ
ックbb,ccはともに“H"になる。次に基本クロックaaが
“L"から“H"に変化(第3図中のc)することによりD
ラッチD1はDラッチD2がラッチしていた内容と同じレベ
ルである“L"をラッチする。そのため、第3図中の区間
c−dにおいては、基本内部クロックbb,ccはそれぞれ
“L",“H"になる。次に基本クロックaaが“H"から“L"
に変化(第3図中のd)することによりDラッチD2はD
ラッチD1がラッチしていた内容の反転レベルである“H"
をラッチする。そのため、第3図中の区間d−eにおい
ては、基本内部クロックbb,ccはともに“L"になる。以
上の動作を繰り返すことにより第3図に示すような2種
類の互いに変化タイミングが異なる基本内部クロックb
b,ccが得られる。このようにして得られた基本内部クロ
ックbbはA−D変換器以外の部分NAD1,NAD2に入力され
るとともに、基本内部クロックccはA−D変換器ADに入
力される。そしてA−D変換器以外の部分NAD1,NAD2で
は基本内部クロックbbを分周することによりそれぞれ第
3図に示すような内部制御信号dd,eeが作成され、これ
らの信号dd,eeに基いて各部分NAD1,NAD2の動作がそれぞ
れ制御される。一方、A−D変換器ADでは基本内部クロ
ックccを分周することにより第3図に示すような内部制
御信号ffが作成され、この信号ffに基いてA−D変換器
ADの動作が制御される。
このように相互に変化タイミングが異なる基本内部ク
ロックbb,ccを基にしてA−D変換器以外の部分NAD1,NA
D2およびA−D変換器ADのそれぞれの内部制御信号dd,e
e,ffを発生させたことにより、A−D変換器以外の部分
NAD1,NAD2とA−D変換器ADとが同一タイミングで動作
することはない。その結果、A−D変換器以外の部分NA
D1,NAD2の動作により発生する雑音がA−D変換器ADの
動作に影響を及ぼすことはなくなり、A−D変換器ADに
おいて高い変換精度が得られる。
第4図はこの発明による他の実施例を示すシステム図
であり、第5図は第4図の発振回路OSの動作を説明する
ためのタイミングチャートである。第4図において、源
発振回路SSの出力側が、A−D変換器AD以外の部分NAD
1,NAD2に接続されるとともに、遅延回路DCを介してA−
D変換器ADに接続される。
上記のように構成されているので、A−D変換器以外
の部分NAD1,NAD2には源発振回路SSより出力される第5
図で示されたような基本内部クロックaaaが入力され
る。そしてA−D変換器以外の部分NAD1,NAD2におい
て、上記基本内部クロックaaaに基づいて内部制御信号
が作成され、この内部制御信号に基づき各部NAD1,NAD2
の動作が制御される。一方、基本内部クロックaaaは遅
延回路DCにも入力され、ここで基本内部クロックaaaが
遅延されて第5図に示されるような基本内部クロックaa
aとは異なる変化タイミングをもつ基本内部クロックbbb
が作成されA−D変換器ADに入力される。A−D変換器
ADでは上記基本内部クロックbbbに基づいてA−D変換
器用の内部制御信号を作成し(第3図の内部制御信号ff
に相当する)、この内部制御信号に基づきA−D変換器
ADの動作が制御される。そのため上記と同様の効果が得
られる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、アナログ処理部と
前記アナログ処理部以外の処理部とがそれぞれ異なった
位相を有する2種類のクロック制御信号により制御され
るようにしたので、アナログ処理部とアナログ処理部以
外の処理部との動作タイミングが同一になることがなく
なり、処理精度の高いアナログ処理部、例えば変換精度
の高いA−D変換器を有するマイクロコンピュータが得
られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるシステム図、第2図
は第1図の分周回路の詳細図、第3図は第1図に示され
るシステムの動作を説明するためのタイミングチャー
ト、第4図はこの発明の他の実施例によるシステム図、
第5図は第4図に示されるシステムの動作を説明するた
めのタイミングチャート、第6図は従来の基本内部クロ
ックおよび内部制御信号のタイミングチャートである。 図において、aaは基本クロック、aaa,bb,bbb,ccはそれ
ぞれ基本内部クロック、ADはA−D変換器、NAD1,NAD2
はA−D変換器以外の部分、FDは分周器、D1,D2はDラ
ッチ、SSは発振回路,DCは遅延回路,OSは発振回路であ
る。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログ処理部および中央処理装置を含む
    アナログ処理部以外の処理部を単一チップ上に集積した
    マイクロコンピュータにおいて、 前記アナログ処理部以外の処理部を制御するための第1
    クロック制御信号と、前記アナログ処理部を制御し、前
    記第1クロック制御信号とは位相が異なる第2クロック
    制御信号とを生成する発振回路を備え、 前記第1クロック制御信号は前記第2クロック制御信号
    に従属しないことを特徴とするマイクロコンピュータ。
  2. 【請求項2】前記発振回路は、基本クロックを発生させ
    る源発振回路と、前記源発振回路により出力される基本
    クロックを分周させて、前記第1クロック制御信号と前
    記第1クロック制御信号とは位相が異なる前記第2クロ
    ック制御信号とを生成する分周回路とを備えたことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のマイクロコンピュ
    ータ。
  3. 【請求項3】前記発振回路は、前記第1クロック制御信
    号を発生させる源発振回路と、前記源発振回路より出力
    される前記第1クロック制御信号を受け取り、前記第1
    クロック制御信号とは位相が異なる第2クロック制御信
    号を生成する回路とを備えたことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のマイクロコンピュータ。
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JPS6057736A (ja) * 1983-09-08 1985-04-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 中継用無線装置
JPS63126320A (ja) * 1986-10-07 1988-05-30 クリスタル セミコンダクター コーポレーション アナログ−デジタル変換器の電気ノイズの影響を少なくする方法

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