JP2572012Y2 - アクチュエータ装置 - Google Patents

アクチュエータ装置

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JP2572012Y2
JP2572012Y2 JP1993001667U JP166793U JP2572012Y2 JP 2572012 Y2 JP2572012 Y2 JP 2572012Y2 JP 1993001667 U JP1993001667 U JP 1993001667U JP 166793 U JP166793 U JP 166793U JP 2572012 Y2 JP2572012 Y2 JP 2572012Y2
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motor
substrate
actuator device
shaft
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真澄 土田
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車用エアコンディ
ショナーの風量調節ダンパ等を回転させるためのアクチ
ュエータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車用エアコンディショナーの
風量調節ダンパには、これを作動させるためにモータア
クチュエータ装置が用いられている。
【0003】この種のモータアクチュエータ装置では、
ハウジングケース内にモータが配置されている。また、
このハウジングケースには、アームを介して風量調節ダ
ンパに連結される出力軸が回転可能に支持されており、
さらに複数のギヤが組み付けられてモータの回転軸と出
力軸とを連結している。また、ハウジングケース内には
スイッチユニットと称される電気回路部が組み付けられ
ている。
【0004】ここで、図16及び図17に示す如く、ス
イッチユニット210は、樹脂製でブロック状に形成さ
れたインシュレータ212に金属製のプレート214を
熱かしめ等によって固定した構成となっている。プレー
ト214にはブラシ216が形成されており、インシュ
レータ212に固定された状態においてインシュレータ
212から上方へ延出されている。またプレート214
が固定された後のインシュレータ212の給電ターミナ
ル部218に、前記モータ(図示省略)が接続される。
また、プレート214が固定された後のインシュレータ
212のコネクタ部220には、複数のコネクトピン2
22がプレート214に圧入されて取り付けられてお
り、コネクタ部220から外部に露出している。以上の
構成によるスイッチユニット210は、ハウジングケー
ス224内に収容され、カバー226によって被覆され
ている。
【0005】このモータアクチュエータ装置では、ブラ
シ216及び給電ターミナル部218はプレート214
を介してコネクトピン222と電気的に接続され、さら
にコネクトピン222が外部の制御装置と接続される。
これにより、出力軸の回転位置がブラシ216によって
検出されると共に給電ターミナル部218を介してモー
タへ給電され、モータは制御装置によって制御されなが
ら回転し、さらにこの回転力は複数のギヤを介して減速
されて伝達され、出力軸が所定位置へ回転される。これ
によって、風量調節ダンパが所定の回転位置へ移動され
る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところで、このような
従来のモータアクチュエータ装置では、前述の如くモー
タや複数のギヤの他に、スイッチユニット210、すな
わちインシュレータ212、プレート214あるいは複
数のコネクトピン222等の部品によって構成されるた
め、部品点数が多く、このため組付性が悪くまたコスト
高の原因であった。また、スイッチユニット210の他
に複数のギヤを別に組付ける必要があり、この点におい
ても組付性が悪かった。
【0007】さらに、前述の如くモータの回転位置検出
用のブラシ216はインシュレータ212に固定された
構成であるため、モータの回転位置制御のパターンが画
一的であり(換言すれば、ブラシの配置パターンを変更
することができず)、例えば異なるダンパ等に用いるこ
とができない欠点もあった。
【0008】本考案は上記事実を考慮し、部品点数が大
幅に低減されてコストや組付性に優れ、さらに適用の範
囲も拡大するアクチュエータ装置を得ることが目的であ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る考案のア
クチュエータ装置は、上部が開口する箱状のハウジング
ケースと、前記ハウジングケースに結合するカバーと、
回転軸を有する駆動モータと、前記駆動モータの回転軸
に連結して前記回転軸の回転力を減速するギヤと、前記
ギヤに連結して被駆動対象に回転力を伝達する出力軸
と、前記出力軸に連結して前記出力軸の回転位置を検出
する回転位置検出素子と、前記ギヤを支持するギヤ支持
部と、前記駆動モータを着脱自在に接続保持する給電タ
ーミナル部と、前記回転位置検出素子を着脱自在に接続
保持する素子端子部と、前記給電ターミナル部と前記素
子端子部とが各々所定の回路で電気的に接続すると共に
外部と電気的接続を行うコネクタ部と、が共に一体で形
成された基板と、を有し、前記基板を前記ハウジングケ
ース内に配置すると共に前記基板によって前記ギヤを保
持し、前記駆動モータと前記回転位置検出素子を前記基
板に接続保持し、前記ハウジングケースの開口を前記カ
バーで被覆した、ことを特徴としている。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【作用】請求項1に記載のアクチュエータ装置では、ギ
ヤは各部が一体に設けられた基板のギヤ支持部に組付け
られて支持されると共に出力軸に連結される。また、駆
動モータは基板の給電ターミナル部に接続保持されて給
電され、さらに、回転位置検出素子は基板の素子端子部
に接続保持される。また、コネクタ部に外部の制御装置
のコネクタが接続される。
【0016】これにより、駆動モータの回転力は減速さ
れて伝達され出力軸が回転し、さらにこの出力軸の回転
位置が検出されて駆動モータが制御される。
【0017】ここで、基板は各部が共に一体に設けられ
ているため、従来に比べて大幅に部品点数が低減される
ことになり、低コストになる。また、一つの組付け動作
によって回転位置検出素子と駆動モータを基板に組付け
て電気的及び機械的な接続を完了することができ、組付
性が大幅に向上する。さらに、駆動モータや回転位置検
出素子を変更するのみで、他の異なるモードに使用する
ダンパ等に対応することが可能となり、適用の範囲も広
い。
【0018】
【実施例】図1には本考案の第1実施例に係るモータア
クチュエータ装置10の分解斜視図が示されている。ま
た、図2にはモータアクチュエータ装置10の内部構造
が平面図にて示されており、図3にはモータアクチュエ
ータ装置10を図2の3−3線に沿って展開した展開縦
断面図が示されている。さらに、図4乃至図9には、モ
ータアクチュエータ装置10に用いられた本考案に係る
基板14の六面図が示されている。
【0019】モータアクチュエータ装置10では、上部
が開口する箱形に形成されたハウジングケース12内に
基板14及び支持板16が配置されている。基板14と
支持板16は、互いに嵌まり合うことによって箱状に構
成されている。
【0020】基板14は、ギヤ支持部18、給電ターミ
ナル部20、端子部22及びコネクタ部24が一体的に
設けられた構成とされている。
【0021】ギヤ支持部18には、支軸26、28、3
0が互いに平行に配置されている。支軸26には、ギヤ
32およびギヤ34が組付けられている。上方に位置す
るギヤ32は、大径のギヤ部32Aと小径のギヤ部32
Bとが同軸的でかつ一体に設けられた構成とされてい
る。また、下方に位置するギヤ34は、ギヤ32と相対
回転可能に支持されており、大径のギヤ部34Aと小径
のギヤ部34Bとが同軸的でかつ一体に設けられた構成
とされている。
【0022】一方、支軸28には、ギヤ36およびギヤ
38が組付けられている。ギヤ36は、大径のギヤ部3
6Aと、小径で比較的幅寸法が長く形成されたギヤ部3
6Bとが同軸的でかつ一体に設けられた構成とされてい
る。このギヤ36のギヤ部36Aが前記ギヤ32のギヤ
部32Bに噛み合うと共に、ギヤ部36Bの軸線方向下
端部が前記ギヤ34のギヤ部34Aに噛み合っている。
【0023】また、下方に位置するギヤ38は、ギヤ3
6と相対回転可能に支持されており、大径のギヤ部38
Aと小径のギヤ部38Bとが同軸的でかつ一体に設けら
れた構成とされている。図1に詳細に示す如く、ギヤ部
38Aのギヤ36側の端面には、ギヤ36のギヤ部36
Bに対応して同軸的に凹部40(図3参照)が形成され
ている。凹部40は、深さ(軸線方向)寸法がギヤ36
とギヤ38との間のスラストガタよりも大きくされてお
り、この凹部40内にギヤ36のギヤ部36Aが入り込
んだ状態でギヤ36とギヤ38が組付けられている。し
たがって、ギヤ36とギヤ38との間のスラストガタに
よってギヤ部36Aが凹部40から抜け出すことがない
ように設定されている。このギヤ38のギヤ部38Aが
前記ギヤ34のギヤ部34Bに噛み合っている。
【0024】また、支軸30にはギヤ42が組付けられ
ている。ギヤ42は、大径のギヤ部42Aと、小径で比
較的幅寸法が長く形成されたギヤ部42Bとが同軸的で
かつ一体に設けられた構成とされている。このギヤ42
のギヤ部42Aが前記ギヤ38のギヤ部38Bに噛み合
っている。
【0025】ギヤ42の側方の基板14の略中央部には
透孔44が形成されており、出力軸としてのシャフト4
6が回転可能に支持されている。このシャフト46の先
端部はハウジングケース12を貫通して外部に突出して
おり、さらに、図示を省略したアームが固定されこのア
ームを介して風量調節ダンパ等に連結される。また、シ
ャフト46の軸線方向他端部には、ギヤ48が同軸的で
かつ一体に設けられている。このギヤ48が前記ギヤ4
2のギヤ部42Bに噛み合っている。
【0026】したがって、以上のギヤ32、ギヤ34、
ギヤ36、ギヤ38、ギヤ42及びギヤ48は、複数段
の減速機構となっており、ギヤ32の回転力は、各ギヤ
を介して伝達されて、シャフト46が回転される構成で
ある。
【0027】ギヤ48の側方の基板14の端部には、給
電ターミナル部20、端子部22及びコネクタ部24が
一体的に設けられている。
【0028】給電ターミナル部20には一対のターミナ
ル孔50が形成されている。一対のターミナル孔50
は、後述するモータ60の一対の端子66に対応してお
り、端子66が嵌まり込んで電気的に接続されている。
この給電ターミナル部20は、モータ60へ給電する役
目を有している。
【0029】一方、端子部22には複数(本実施例で
は、5個)のコネクト孔52が形成されている。図4に
示す如く、コネクト孔52にはコネクトピン54が配置
されている。コネクトピン54は、導電性を有する薄肉
の金属板によって略コ字形に屈曲して形成されており、
一端部はコネクト孔52に対応している。コネクト孔5
2は、後述するポテンショメータ74の端子76に対応
しており、端子76が嵌まり込んで電気的に接続されて
いる。また、コネクトピン54の他端部はコネクタ部2
4に対応している。
【0030】コネクタ部24には、図示しない接続コネ
クタが嵌入する嵌入孔56が形成されており、この嵌入
孔56内にコネクトピン54が上方へ向けて突出してい
る。これらの各コネクトピン54は、前述の給電ターミ
ナル部20に所定の回路で電気的に接続されている。
【0031】以上の各部品が組付けられた基板14に
は、支持板16が嵌まり合っており、各部品を被覆して
いる。
【0032】支持板16には、基板14の端子部22及
びコネクタ部24の側方に位置し給電ターミナル部20
に対応する部位に、モータ保持部58が形成されてお
り、モータ60が収容されている。モータ60は、軸線
方向両端部がそれぞれOリング62を介して所謂フロー
ティング支持されて収容されている。モータ60の軸線
方向一端部(回転軸64と反対側の端部)からは、一対
の端子66が延出しており、この端子66が前述の給電
ターミナル部20のターミナル孔50に嵌入して保持さ
れると共に電気的に接続されている。一方、モータ60
の回転軸64の先端部には、ウオームギヤ68が一体的
に固着されている。このウオームギヤ68が前述のギヤ
32のギヤ部32Aに噛み合っている。したがって、モ
ータ60の回転力は、各ギヤを介して伝達されてシャフ
ト46が回転される構成である。
【0033】また、モータ保持部58の側方の支持板1
6の上面には、前記シャフト46(ギヤ48)に対向す
る位置に、素子保持部70が形成されている。素子保持
部70には、シャフト46(ギヤ48)と同軸的に透孔
72が形成されると共に、ポテンショメータ74が配置
されている。ポテンショメータ74には3本の端子76
が延出されており、これらの端子76が前述の端子部2
2のコネクト孔52に嵌入して保持されると共にコネク
トピン54に電気的に接続される。この時、ポテンショ
メータ74の回転軸78は透孔72を貫通してギヤ48
(シャフト46)に一体的に連結される。したがって、
シャフト46と共にポテンショメータ74の回転軸78
が回転し、シャフト46の回転位置(角度)を検出する
ことができる。
【0034】前記各部品が組み付けられたハウジングケ
ース12にはカバー80が取り付けられており、ハウジ
ングケース12を被覆している。カバー80の一端部に
は、前述した基板14のコネクタ部24(嵌入孔56)
に対応して開口82が形成されており、コネクタ部24
を外部に露出している。
【0035】次に本実施例の作用を説明する。上記構成
のモータアクチュエータ装置10では、モータ60は給
電ターミナル部20を介して、また、ポテンショメータ
74は端子部22を介してそれぞれコネクトピン54と
電気的に接続され、さらに、図示を省略した接続コネク
タがコネクタ部24の嵌入孔56に嵌入することによ
り、コネクトピン54が外部の制御装置と接続される。
これにより、給電ターミナル部20からモータ60へ給
電されてモータ60が回転される。このモータ60の回
転力は、ウオームギヤ68、ギヤ32、ギヤ34、ギヤ
36、ギヤ38、ギヤ42及びギヤ48を介して減速さ
れて伝達され、シャフト46が所定位置へ回転される。
これにより、シャフト46に連結された風量調節ダンパ
等が作動される。
【0036】また、モータ60の回転によってシャフト
46が回転すると、シャフト46に一体的に連結された
ポテンショメータ74の回転軸78が回転し、これによ
りシャフト46の回転位置が検出される。このため、モ
ータ60は制御されながら回転する。
【0037】ここで、モータアクチュエータ装置10で
は、基板14の各部、すなわちギヤ支持部18、給電タ
ーミナル部20、端子部22及びコネクタ部24が一体
的に設けられた構成とされているため、従来に比べて大
幅に部品点数が低減されることになり、低コストになる
と共に、基板14に部品取付位置が全て配置されている
ため組付けることにより位置決めがなされ、組付性も向
上する。また、ギヤ支持部18に前述の各ギヤを組付け
ておくことにより、これをギヤユニットとして構成する
こと(ユニット化)が可能となる。したがって、適用の
範囲も広い。
【0038】また、モータアクチュエータ装置10で
は、ポテンショメータ74はその組付けによって、端子
76が基板14の端子部22のコネクト孔52に嵌入し
て保持されると共に回転軸78がギヤ48(シャフト4
6)に一体的に連結されるため、換言すれば、一つの組
付動作によって電気的および機械的に接続されるため、
ポテンショメータ74の組付性、すなわちポテンショメ
ータ74の取替え作業性が向上する。さらに、このポテ
ンショメータ74を変更するのみで、他の異なるダンパ
等に対応することが可能となり、適用の範囲も拡大す
る。
【0039】次に本考案の他の実施例を説明する。な
お、前記第1実施例と基本的に同一の部品には前記第1
実施例と同一の符号を付与しその説明を省略している。
【0040】図10には本考案の第2実施例に係るモー
タアクチュエータ装置90の内部構造が平面図にて示さ
れており、図11にはモータアクチュエータ装置90を
図10の11−11線に沿って展開した展開縦断面図が
示されている。
【0041】このモータアクチュエータ装置90では、
ギヤ48の側方に位置する基板92の端部には、コネク
タ部94が一体的に設けられている。コネクタ部94
は、前述の実施例と異なり、基板92の一端部から側方
(水平方向)へ開口する嵌入孔96が形成されている。
【0042】一方、コネクトピン98は、中間部が略直
角に屈曲されて水平方向へ延出されている。水平方向へ
屈曲されたコネクトピン98の先端部が、前記コネクタ
部94に対応しており、嵌入孔96から水平方向へ向け
て突出している。
【0043】このモータアクチュエータ装置90におい
ては、前述のモータアクチュエータ装置10に比べて、
基板92に設けられたコネクタ部94の形成方向(嵌入
孔96の開口方向)が異なるのみであり、他の機能は全
く同じである。したがって、モータアクチュエータ装置
90においても、基板92の各部、すなわちギヤ支持部
18、給電ターミナル部20、端子部22及びコネクタ
部94が一体的に設けられた構成とされているため、従
来に比べて大幅に部品点数が低減されることになり、低
コストになると共に組付性も向上する。また、ギヤ支持
部18に前述の各ギヤを組付けておくことにより、これ
をギヤユニットとして構成すること(ユニット化)が可
能となる。
【0044】また、ポテンショメータ74の取替え作業
性が良く、このポテンショメータ74を変更するのみ
で、他の異なるダンパ等に対応することが可能となり、
適用の範囲も拡大する。
【0045】次に、図12には本考案の第3実施例に係
るモータアクチュエータ装置100の分解斜視図が示さ
れており、図13には、モータアクチュエータ装置10
0に用いられた第3実施例に係る基板102の斜視図が
示されている。また、図14にはモータアクチュエータ
装置100の内部構造が平面図にて示されており、図1
5にはモータアクチュエータ装置100を図14の15
−15線に沿って展開した展開縦断面図が示されてい
る。
【0046】モータアクチュエータ装置100では、上
部が開口する箱形に形成されたハウジングケース12内
に基板102が配置されている。この基板102は、前
述の第1実施例に係るモータアクチュエータ装置10の
基板14と同様に、ギヤ支持部104、給電ターミナル
部106、端子部108及びコネクタ部110が一体的
に設けられると共に、さらにモータ保持部112及び素
子保持部114が共に一体に設けられた構成となってい
る。
【0047】すなわち、基板102のギヤ支持部104
はハウジングケース12の底壁に対向して延出されてお
り、このギヤ支持部104とハウジングケース12の底
壁との間に、前記第1実施例と同様のギヤ42、ギヤ4
8(シャフト46)が組み付けられている。なお、ギヤ
42は、ギヤ部42Aとギヤ部42Bとが軸部と一体に
設けられており、支軸30が省略されている。また、ギ
ヤ32及びギヤ34(支軸26)、ギヤ36及びギヤ3
8(支軸26)は、ギヤ支持部104の側方で、ハウジ
ングケース12の底壁とカバー80との間に組み付けら
れている。
【0048】また、ギヤ支持部104の側方の基板10
2の端部には、給電ターミナル部106、端子部108
及びコネクタ部110が一体的に設けられている。
【0049】給電ターミナル部106には一対のターミ
ナル溝116が形成されている。一対のターミナル溝1
16は、後述するモータ保持部112に収容され前記第
1実施例と同様のモータ60の一対の端子67に対応し
ており、端子67が嵌まり込んで電気的に接続されてい
る。また、端子部108には複数(本実施例では、3
個)のコネクト孔118が形成されている。このコネク
ト孔118も、前記第1実施例と同様にポテンショメー
タ74の端子76に対応しており、端子76が嵌まり込
んで電気的に接続されている。また、コネクタ部110
には、図示しない接続コネクタが嵌入する。
【0050】一方、ギヤ支持部104、端子部108及
びコネクタ部110の側方に位置し給電ターミナル部1
06に対応する部位には、前述の第1実施例における支
持板16のモータ保持部58と同様の、モータ保持部1
12が形成されている。このモータ保持部112にモー
タ60が収容されると共に、端子67が前述の給電ター
ミナル部106のターミナル溝116に嵌入して保持さ
れると共に電気的に接続されている。
【0051】また、モータ保持部112の側方のギヤ支
持部104の上面には、前記シャフト46(ギヤ48)
に対向する位置に、前述の第1実施例における支持板1
6の素子保持部70と同様の、素子保持部114が形成
されている。素子保持部114には、シャフト46(ギ
ヤ48)と同軸的に透孔120が形成されると共に、ポ
テンショメータ74が配置されている。
【0052】以上の如く、モータアクチュエータ装置1
00の基板102には、前述の第1実施例における支持
板16のモータ保持部58及び素子保持部70に相当す
る、モータ保持部112及び素子保持部114が共に一
体に設けられた構成となっている。すなわち、モータア
クチュエータ装置100は、他の機能を確保しつつ、支
持板16に相当する部品が削除された構成となってい
る。
【0053】したがって、モータアクチュエータ装置1
00においては、従来に比べて一層大幅に部品点数が低
減されることになり、低コストになると共に組付性も向
上する。また、ポテンショメータ74の取替え作業性も
良く、このポテンショメータ74を変更するのみで、他
の異なるダンパ等に対応することが可能となり、適用の
範囲も拡大する。
【0054】なお、このモータアクチュエータ装置10
0においても、前記第2実施例と同様に、基板102の
一端部から側方(水平方向)へコネクタ部110を開口
させるように構成してもよい。
【0055】
【考案の効果】以上説明した如く本考案は以下の効果を
有している。
【0056】
【0057】
【0058】請求項1に記載のアクチュエータ装置で
は、従来に比べて大幅に部品点数が低減されることにな
り、低コストになる。また、一つの組付け動作によって
回転位置検出素子と駆動モータを基板に組付けて電気的
及び機械的な接続を完了することができ、組付性が大幅
に向上する。さらに、駆動モータや回転位置検出素子を
変更するのみで、他の異なるモードに使用するダンパ等
に対応することが可能となり、適用の範囲も広い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係るモータアクチュエー
タ装置の分解斜視図である。
【図2】第1実施例に係るモータアクチュエータ装置の
内部構造を示す平面図である。
【図3】第1実施例に係るモータアクチュエータ装置を
図2の3−3線に沿って展開した展開縦断面図である。
【図4】モータアクチュエータ装置に用いられた本考案
の第1実施例に係る基板の平面図である。
【図5】モータアクチュエータ装置に用いられた本考案
の第1実施例に係る基板の正面図である。
【図6】モータアクチュエータ装置に用いられた本考案
の第1実施例に係る基板の背面図である。
【図7】モータアクチュエータ装置に用いられた本考案
の第1実施例に係る基板の右側面図である。
【図8】モータアクチュエータ装置に用いられた本考案
の第1実施例に係る基板の左側面図である。
【図9】モータアクチュエータ装置に用いられた本考案
の第1実施例に係る基板の裏面図である。
【図10】第2実施例に係るモータアクチュエータ装置
の内部構造を示す平面図である。
【図11】第2実施例に係るモータアクチュエータ装置
を図10の11−11線に沿って展開した展開縦断面図
である。
【図12】本考案の第3実施例に係るモータアクチュエ
ータ装置の分解斜視図である。
【図13】モータアクチュエータ装置に用いられた本考
案の第3実施例に係る基板の斜視図である。
【図14】第3実施例に係るモータアクチュエータ装置
の内部構造を示す平面図である。
【図15】第3実施例に係るモータアクチュエータ装置
を図14の15−15線に沿って展開した展開縦断面図
である。
【図16】従来のモータアクチュエータ装置に用いられ
たスイッチユニットを示す縦断面図である。
【図17】図16に示すスイッチユニットの構成を示す
分解した断面図である。
【符号の説明】
10 モータアクチュエータ装置 14 基板 18 ギヤ支持部 20 給電ターミナル部 22 端子部 24 コネクタ部 32 ギヤ 34 ギヤ 36 ギヤ 38 ギヤ 42 ギヤ 48 ギヤ 60 モータ 74 ポテンショメータ(素子、回転位置検出素子)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02K 7/116 F16H 1/20 H02K 5/22

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部が開口する箱状のハウジングケース
    と、 前記ハウジングケースに結合するカバーと、 回転軸を有する駆動モータと、 前記駆動モータの回転軸に連結して前記回転軸の回転力
    を減速するギヤと、 前記ギヤに連結して被駆動対象に回転力を伝達する出力
    軸と、 前記出力軸に連結して前記出力軸の回転位置を検出する
    回転位置検出素子と、 前記ギヤを支持するギヤ支持部と、前記駆動モータを着
    脱自在に接続保持する給電ターミナル部と、前記回転位
    置検出素子を着脱自在に接続保持する素子端子部と、前
    記給電ターミナル部と前記素子端子部とが各々所定の回
    路で電気的に接続すると共に外部と電気的接続を行うコ
    ネクタ部と、が共に一体で形成された基板と、 を有し、前記基板を前記ハウジングケース内に配置する
    と共に前記基板によって前記ギヤを保持し、前記駆動モ
    ータと前記回転位置検出素子を前記基板に接続保持し、
    前記ハウジングケースの開口を前記カバーで被覆した、 ことを特徴とするアクチュエータ装置。
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