JP2565931B2 - ワーク起立装置 - Google Patents

ワーク起立装置

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JP2565931B2
JP2565931B2 JP27519087A JP27519087A JP2565931B2 JP 2565931 B2 JP2565931 B2 JP 2565931B2 JP 27519087 A JP27519087 A JP 27519087A JP 27519087 A JP27519087 A JP 27519087A JP 2565931 B2 JP2565931 B2 JP 2565931B2
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work
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潔 采女
和彦 田中
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YAMASHITA TETSUKO KK
IHI Corp
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YAMASHITA TETSUKO KK
IHI Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、トランスファープレスで成形されたワーク
をトランスファープレスから取出して起立させたうえ搬
送する際に、ワークを起立させるようにした装置に関す
るものである。
[従来の技術] 従来、トランスファープレスで形成されたワークは、
例えば、トランスファープレス下流側に設置したチェー
ンコンベア等の搬送装置に移載され、搬送装置によって
所定位置まで搬送され、しかる後、作業員によって搬送
装置からおこされ、コンテナに積込まれていた。
ところが、上述のように作業員による手作業でワーク
を搬送装置からおろし、コンテナに積込むのは、トラン
スファープレスの生産能力が低く且つ成形されるワーク
の大きさが小さく重量が軽い場合でも装置可動部近傍で
の作業であるため作業に危険性が高く、又複数の作業員
を要するため省人化を行うことができず、更に、近年の
ようにトランスファープレスが高能率、高速化し、2.5
〜sec.に1回の割合で成形されたワークがトランスファ
ープレスから送出され、しかも大きさも大きいもので、
幅1500mm×長さ2000〜2500mm程度、重量も20〜30Kg程度
にもなると、作業員による手作業では、ワークを搬送装
置からおろしてコンテナに積込む等の処理を行うことは
困難であり、作業の危険性はますます大きくなる。
そこで、近年、トランスファープレスで成形したワー
クを取出し、コンテナに積込む作業を作業員の手に頼ら
ず、自動的に行い得るようにするためにワーク自動積込
み装置が種々提案されている。而して、該ワーク自動積
込み装置では、後工程でのワークの取扱いを容易にする
ためにトランスファープレスから取出されたワークを起
立させて搬送するのが望ましい場合がある。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、これまではワークを簡単な機構で容易
且つ確実に起立させる装置はなく、斯かる装置の開発が
望まれていた。
本発明は、上述の実情に鑑み、ワークを簡単な機構で
容易且つ確実に起立させる装置を提供することを目的と
してなしたものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、所定の案内板にワーク進行方向下流側から
上流側へ向けて水平部、昇り傾斜部、水平部から成る溝
を設けると共に、所定のフレームに取り付けた案内ロー
ラを前記溝に転動可能に嵌合してフレームがワーク進行
方向上流側へ向けて移動した際にワーク進行方向上流部
へ向い上り勾配に傾斜し得るようにし、該フレームに、
ワーク進行方向と平行な垂直面に対し回動し得且つ前記
フレームが傾斜した場合に上面にワークを略水平に載置
し得るようにしたワーク押え具を備えたアームを枢着
し、該アームの先端に、前記アームの回動方向と平行な
方向へ回動し得且つ前記ワーク押え具に載置されたワー
クを押えるワーク押え具を備えたクランプレバーを枢着
した構成を備えている。
[作用] フレームをワーク進行方向上流側へ移動させると、該
フレームがワーク進行方向上流側へ向って上り勾配にな
ると共にフレームに枢着されているアームのワーク押え
具が略水平になり、該ワーク押え具にワークが載置され
るとアームに枢着されているクランプレバーが回動して
クランプレバーのワーク押え具がワークに係合し、アー
ムのワーク押え具とクランプレバーのワーク押え具によ
りワークが押えられ、しかる後アームが略90度回転する
ことによりワークは前記両ワーク押え具に押えられて起
立し、クランプレバーを開くと共にアームを倒すことに
よりワークは所定位置に起立する。従って、簡単な機構
の装置により容易且つ確実にワークの起立を行うことが
できる。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつつ説明す
る。
第1図〜第4図は本発明の一実施例である。
第3図に示す従来公知のトランスファープレス1は図
示してない駆動装置により、ワーク進行方向D1と平行な
方向へ往復動し得るようにしたアーム2を備え、アーム
2の上端には、ロッド3を介してトロリー送り装置4が
連結され、トロリー送り装置4の下端にはフィードバー
5が連結されている。又フィードバー5は掴み、上昇、
送り、下降、解放、戻りの各動作を順次繰返して行い、
成形されたワークを間歇的に下流側へ送出し得るように
なっている。
トランスファープレス1の下流側には、トランスファ
ープレス1から送出されたワーク6を間歇的に搬送する
インデックスコンベア7が配置されると共に、トランス
ファープレス1からワーク6を受取り起立させてインデ
ックスコンベア7へ載置させるワーク起立装置8が、イ
ンデックスコンベア7上流端近傍に配設されている。
インデックスコンベア7は、第4図に示すようにワー
ク進行方向D1と平行な方向へ延びる左右一対のフレーム
9、各フレーム9に設けられた左右一対の無端状のベル
ト10、ベルト10の搬送面に配設されワーク起立装置8に
より起立されたワーク6搬送の際に倒れないよう吸引、
支持するマグネット等を備えている。
インデックスコンベア7の上流端近傍に配設した起立
装置8の詳細を第1図及び第2図により説明すると、イ
ンデックスコンベア7のフレーム9にはビーム11が固着
され、該ビーム11には、ブラケット12を介して流体圧シ
リンダ13の後端が枢着されている。流体圧シリンダ13の
軸線は、ワーク進行方向D1と平行に延び、ピストンロッ
ド14の先端には、ブラケット15を介し、ワーク進行方向
D1と平行な方向へ進退動し得るようにしたフレーム16が
枢着されている。
フレーム9側に固着した案内板17には、ワーク進行方
向D1へ水平に延びその先端からワーク進行方向D1へ向か
って下り勾配となりその先端からワーク進行方向D1へ水
平に延びる溝18が設けられ、該溝18にはフレーム16に回
転自在に取付けた案内ローラ19が転動自在に嵌合されて
いる。
フレーム16のワーク進行方向D1下流端側には、ブラケ
ット20を介して流体圧シリンダ13と略平行に流体圧シリ
ンダ21が枢着され、フレーム16のワーク進行方向D1上流
端側に取付けた軸受22には、回転自在に軸23が嵌合さ
れ、軸23には、くの字状のアーム24の中途部が固着さ
れ、アーム24の流体圧シリンダ21側端部は、流体圧シリ
ンダ21のピストンロッド25と連結されている。
アーム24には流体圧シリンダ21等と略平行に流体圧シ
リンダ26が枢着され、アーム24のワーク進行方向D1下流
側端部には、流体圧シリンダ26のピストンロッド30と連
結されたクランプレバー27が枢着され、クランプレバー
27に固着したワーク押え具28と前記アーム24に固着した
ワーク押え具29とによりワーク6が押えられ、アーム24
が垂直面に対し90度回転することによりワーク6が起立
させられるようになっている。
次に、本発明の作動について説明する。
運転に際しては、予めワーク起立装置8の第1図に示
す流体圧シリンダ13によりフレーム16をワーク進行方向
D1上流側へ向けて押し、移動させ、フレーム16に枢着し
た案内ローラ19を案内板17の溝に沿い転動させ、フレー
ム16を第2図に示すように、ワーク進行方向D1上流側へ
移動させると共に傾斜した状態にし、アーム24に固着し
たワーク押え具29を略水平状態に位置決めしておく。
又、第2図ではクランプレバー27は垂直状態になってい
るが、流体圧シリンダ26により、第2図の左側へ開いた
状態に位置決めしておく。
トランスファープレス1のアーム2のワーク進行方向
D1と平行な方向への往復動によりトロリー送り装置4が
アーム2と同一方向へ往復動し、これによってフィード
バー5が掴み、上昇、送り、下降、解放、戻りの工程を
繰返し行い、成形されたワーク6は、間歇的にワーク起
立装置8のワーク押え具29上へ記載される。この際、イ
ンデックスコンベア7は停止している。
ワーク6がワーク押え具29上へ載置されたら、流体圧
シリンダ26が作動してクランプレバー27を起立させ、ワ
ーク押え具28によりワーク6を押え、流体圧シリンダ21
を作動させる。このため、アーム24は軸23を支点として
第2図の時計方向へ回動し、ワーク6は第2図の二点鎖
線に示すごとくインデックスコンベア7のベルト10搬送
面上に起立し、ベルト10搬送面の下面に設けたマグネッ
トにより吸引、支持される。
ワーク6がベルト10搬送面上に起立したら、流体圧シ
リンダ21,26によりアーム24、クランプレバー27を介し
てワーク押え具29,28を第2図の反時計方向へ回動さ
せ、ワーク押え具29を水平状態に戻すと共にクランプレ
バー27を開いた状態に戻す。
上述のようにワーク起立装置8を作動させることによ
り、トランスファープレス1からワーク押え具29に載置
されたワーク6は順次起立させられてインデックスコン
ベア7により下流へ供給される。
なお、本発明は上述の実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え
得ること、等は勿論である。
[発明の効果] 本発明のワーク起立装置によれば、ワークを起立させ
て搬送する際のワークの起立を簡単な機構により容易且
つ確実に行うことができ、しかも装置は簡単な機構であ
るため、設備費、運転維持費が安価となる、等種々の優
れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明のワーク起立装置の一実施例
の説明図で、第1図はワーク押え具がインデックスコン
ベアのワーク搬送面より下方に位置する場合の説明図、
第2図はワークがワーク押え具に載置される場合の説明
図、第3図は本発明のワーク起立装置が設置される設備
の説明図、第4図は第3図のワーク起立装置設置部のIV
方向矢視図である。 図中8はワーク起立装置、16はフレーム、17は案内板、
18は溝、19は案内ローラ、24はアーム、27はクランプレ
バー、28,29はワーク押え具を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−174009(JP,A) 実開 昭49−84877(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の案内板にワーク進行方向下流側から
    上流側へ向けて水平部、昇り傾斜部、水平部から成る溝
    を設けると共に、所定のフレームに取り付けた案内ロー
    ラを前記溝に転動可能に嵌合してフレームがワーク進行
    方向上流側へ向けて移動した際にワーク進行方向上流側
    へ向い上り勾配に傾斜し得るようにし、該フレームに、
    ワーク進行方向と平行な垂直面に対し回動し得且つ前記
    フレームが傾斜した場合に上面にワークを略水平に載置
    し得るようにしたワーク押え具を備えたアームを枢着
    し、該アームの先端に、前記アームの回動方向と平行な
    方向へ回動し得且つ前記ワーク押え具に記載されたワー
    クを押えるワーク押え具を備えたクランプレバーを枢着
    したことを特徴とするワーク起立装置。
JP27519087A 1987-10-30 1987-10-30 ワーク起立装置 Expired - Lifetime JP2565931B2 (ja)

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JPS61174009A (ja) * 1985-01-25 1986-08-05 Dai Ichi High Frequency Co Ltd 長尺部材の転倒装置

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