JP2564739B2 - 時 計 - Google Patents

時 計

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JP2564739B2
JP2564739B2 JP4239295A JP23929592A JP2564739B2 JP 2564739 B2 JP2564739 B2 JP 2564739B2 JP 4239295 A JP4239295 A JP 4239295A JP 23929592 A JP23929592 A JP 23929592A JP 2564739 B2 JP2564739 B2 JP 2564739B2
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貴弘 伊豆川
ゆかり 星野
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    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04GELECTRONIC TIME-PIECES
    • G04G19/00Electric power supply circuits specially adapted for use in electronic time-pieces
    • G04G19/12Arrangements for reducing power consumption during storage

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は時計に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】現在、市販されている指針表示式の時計
では、モータの回転を輪列で減速し、秒針、分針および
時針を運針して常時時刻表示を行なうものが最も一般的
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の時計では、常時
運針し時刻表示を行なうため、暗時または人の不在等の
時刻表示が不要な状態においても運針用のムーブメント
が稼働し無駄に電力を消費し、さらに就寝時では、運針
に伴ないムーブメントより発せられる耳障りな刻音の為
なかなか寝付けない事があり、睡眠の妨げとなる等の問
題点を有する。
【0004】本発明の目的は、消費電力の削減と、睡眠
の妨げとなる耳障りな刻音を排除することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】通常は電子的計時手段の
計時とともに表示手段の時針および分針の各指針にて時
刻表示を行ない、暗時または人の不在等の時刻表示が不
要な状態では、判別手段からの出力を受けた制御手段に
より上記各指針を通常の時刻表示ではありえない所定位
置に停止させ、ムーブメントによる電力の消費と刻音の
発生をなくす。運針の停止中においても電子的計時手段
により計時を続け、時刻表示の必要性が生じ判別手段の
出力が途絶えると、制御手段により調時手段を制御し調
時を行なうとともに運針を開始させ、指針による時刻表
示を行なう。以上により上記の目的を達成する。
【0006】
【実施例】次に本発明の一実施例を図を参照しながら説
明する。図1は本発明一実施例の掛時計の構成を示すブ
ロック図である。同図において、1は電子的計時手段と
しての計時部であり、カウンタ等からなり常時計時を行
なう。2は表示手段としてのアナログ時計表示部であ
り、時針、分針を設ける。3、4は、時針運針モータ駆
動回路と、分針運針モータ駆動回路であり、それぞれア
ナログ時計表示部2に設けられた時針、分針の各運針用
モータを駆動する。これらは、独立して制御され正逆ど
ちらの方向にも運針可能である。5は指針位置記憶部で
あり、時針および分針の表示位置をそれぞれ独立的にカ
ウントするための2つのアップダウンカウンタからな
り、時針および分針は12時の位置を指示したときに、
光学センサ等(図示せず)によって検出され、この検出
出力によってアップダウンカウンタがリセットされるよ
う構成されている。
【0007】なお、時針位置検出は、現在アナログ報時
時計で用いられているように、時針の回転に連動して回
転する円盤に時の桁を現すコード等を電極で形成し、こ
れを摺動接片で読み取るようにしてもよい。
【0008】時針運針モータ駆動回路3、分針運針モー
タ駆動回路4、指針位置憶部5により調時手段を構成す
る。6は判別手段としてのセンサ部であり、赤外線セン
サ、CdS等より成る。センサ部6は暗時または人の不
在等の時刻表示が不要な状態を判別して出力を生じる。
7は液晶等のデジタル時計表示部であり、計時部1が計
時する現在時刻を常時表示する。8は、EL素子等を設
けた文字板発光部であり、暗時におけるアナログ時計表
示部2の運針による時刻表示時に文字板を照明し、明時
および運針の停止時に消灯する。9は入力部であり、入
力キー等よりなり、初期設定時に時計の調時を行なう。
10はスイッチ部であり、動作モードの切換えスイッチ
等を有する。通常は省エネルギー表示動作モードが選択
されており、後述の動作を行ない、通常表示モードが選
択されると通常の時計として動作する。11は、文字盤
発光部8を駆動する発光部駆動回路である。12は制御
手段としての制御回路であり、CPU、RAM、ROM
より成り、全体の制御を司どる。
【0009】図2および図3は本例を掛時計に用いた例
を示してあり、図2は運針時を示し、図3は運針停止時
における各指針の位置を示す。これら図2、図3におい
て、13、14はそれぞれセンサ部6を構成する赤外線
センサ、CdSである。15は文字板発光部8を構成す
るEL素子である。
【0010】まず本装置の動作の概要について説明して
おく。
【0011】人が室内にいて、しかも明るい場合には、
デジタル表示部7および指針によって現在時刻を表示
し、EL素子15は消灯しておく。
【0012】人が室内にいて、しかも暗い場合には、デ
ジタル表示部7および指針によって現在時刻を表示する
とともにEL素子15を点灯して時刻表示の照明を行な
う。人が室内よりいなくなると、時分針を6時の位置ま
でそれぞれ独立的に運針して停止させ、EL素子15は
消灯させる。つまり人が不在の間は、運針を停止して無
駄な電力消費を抑えるとともに、指針の停止位置を通常
ではありえない位置にしておくことにより、人が室内に
はいってきた瞬間に、間違った時刻を読み取ることのな
いようにしている。
【0013】人が再び室内に入ってきた場合には、時分
針をそれぞれ独立的に高速運針して現在時刻に調時す
る。このとき室内が暗い場合には、調時の間はEL素子
15を点滅し、調時中であることを使用者に知らしめ
る。調時が終了した時点でも暗い場合には、EL素子1
5を点灯し現在時刻表示の照明を行なう。
【0014】次に以上の動作について、図1、図2、図
3、図4のフローチャートを参照し説明する。
【0015】まず、人が室内に居て、室内が明るい場合
の動作について、説明する。
【0016】いまアナログ表示部2に設けられた指針の
通常の運針を指定する現在時刻表示フラグがオンの状態
であるとする。
【0017】このとき制御回路12は現在時刻表示フラ
グのオン状態を判定し(ステップa1)、時針運針モー
タ駆動回路3と、分針運針モータ駆動回路4を制御し、
時分針の通常運針を行ない、アナログ時計表示部2は、
デジタル時計表示部と共に現在時刻の表示を行なう(ス
テップl1)。この間、常時、センサ部6に設けられた
赤外線センサ13により人体赤外線を感知し、出力す
る。この出力を受け、時計の設置された室内の人の存在
を判定する(ステップm1)。この場合、現在時刻表示
フラグはオンの状態に保たれている。またセンサ部6に
設けられたCds14の出力を受け、室内が暗くないと
判定し(ステップi1)、EL素子15を消灯状態とす
る(ステップk1)。ひきつづいて、(ステップa1)
以下同様の動作を繰り返し行ない、アナログ時計表示部
2は、デジタル時計表示部と共に現在時刻の表示を行な
い、EL素子15は消灯状態を保つ。
【0018】これらの動作の間、室内が暗くなった場
合、すなわち人が室内に居て室内が暗い場合の動作につ
いて説明する。
【0019】室内が明るい場合の一連の動作中に、室内
が暗くなると、上記Cds14の抵抗値が高くなり、室
内が暗いことが判定され(ステップi1)。これにより
EL素子を点灯し、アナログ時計表示部の文字板の照明
を行なう(ステップj1)。ひきつづき、(ステップa
1)以下同様の動作を繰り返し行ない、アナログ時計表
示部2は、デジタル時計表示部と共に現在時刻の表示を
行ない、EL素子15は発光し、アナログ時計表示部の
文字板の照明を行なう。
【0020】アナログ時計表示部2に設けられた指針の
運針による現在時刻の表示が行なわれている状態から、
室内より人が居なくなった場合の動作について説明す
る。
【0021】現在時刻表時フラグがオン状態であると判
定され(ステップa1)、各指針が通常運針している
(ステップl1)状態において、人が室内より去ると、
赤外線センサ13による人体赤外線の感知の出力が途絶
え、室内の人の不在を判定する(ステップm1)。
【0022】人の不在が判定されると、計時部1より現
在の時刻を出力する。これとともに、指針位置記憶部5
から目的とする時針、分針の停止位置を出力する。これ
らにより、各針の目的の位置と現在時刻を個々に比較し
(ステップn1)、各針それぞれの、停止位置までの運
針量が最小となる運針方向を算出する(ステップo
1)。
【0023】運針方向が決定すると、時針運針モータ駆
動回路3、分針運針モータ駆動回路4を制御し、各針を
各々の決定された方向で図3に示すように各指針が6時
を指す停止位置まで高速運針する(ステップp1)。停
止位置までの運針が完了すると、現在時刻表示フラグを
リセットし(ステップq1)、アナログ時計表示部2に
設けられた各指針の運針による時刻表示を停止する。時
刻表示の停止とともに、EL素子15の消灯を行なう
(ステップk1)。
【0024】これにより人の不在時のアナログ時計表示
部2での電力消費を無くし、省エネルギ化を可能とす
る。
【0025】次に、人の不在時であり、アナログ時計表
示部2に設けられた各指針の運針による時刻表示の停止
状態において、人が再び室内に入ってきた場合の動作に
ついて説明する。
【0026】アナログ時計表示部2による時刻表示の停
止状態におき、計時部1は現在時刻を計時し、デジタル
時計表示部8は現在時刻を表示しており、制御回路12
は現在時刻表示フラグリセット状態を判定し(ステップ
a1)、常時センサ部6の赤外線センサ13による人体
赤外線の感知が出力されるかどうかを判断し、人の存在
不在を判断している(ステップb1)。
【0027】ここで室内に人が入ってくると、赤外線セ
ンサ13が人体赤外線を感知し、出力する。この出力を
受けた制御回路12は人の存在を判定する(ステップb
1)。これにつづいてセンサ部6のCdS14の出力状
態から、時計の設置された室内等の明暗を判断する(ス
テップc1)。室内等が暗いと判断されると、発光部駆
動回路11に点滅信号を供給し、EL素子15を点滅さ
せ(ステップd1)、時分針の調時動作に入る。なお、
このとき室内が明るければ。、EL素子15の点滅させ
ることなく、つぎの調時動作に入る。
【0028】調時動作に入ると、指針位置記憶部5から
現在の時針、分針の停止位置を出力する。これらによ
り、各針の位置と現在時刻を個々に比較し(ステップe
1)、各針それぞれの、停止位置までの運針量が最小と
なる運針方向を算出する(ステップf1)。
【0029】運針方向が決定すると、時針運針モータ駆
動回路3、分針運針モータ駆動回路4を制御し、各針を
各々の決定された方向で現在時刻まで高速運針し調時を
行なう(ステップg1)。
【0030】調時完了後、現在時刻表示フラグをセット
し(ステップh1)、再び明暗の判断を行ない(ステッ
プi1)、暗ければEL素子16を通常点灯させ(ステ
ップj1)、明るければ、消灯する(ステップk1)。
つづいて(ステップa1)に戻り、現在時刻表示フラグ
がオン状態であることを確認し、通常の運針を開始する
(ステップl)。通常運針の開始により、アナログ時計
表示部2が時刻表示を開始する。
【0031】以上のように、人の不在時では、アナログ
時計表示部2の運針による時刻表時を停止し、人が室内
に居て時刻表示の必要な時のみ運針による時刻表示を行
ない、アナログ時計表示部2での不要な電力消費を無く
し、省エネルギ化を可能とする。
【0032】またスイッチ部10を操作することで、ア
ナログ時計表示部2を常時作動させ、る通常表示モード
を選択し、通常の時計としても使用可能である。
【0033】次に本発明の他の実施例の目覚し時計を図
を参照しながら説明する。図5は本実施例の構成を示す
ブロック図である。同図において、16は、発音ブロッ
クであり、発音回路、アンプ、スピーカ等より構成さ
れ、アラーム時刻にアラーム音を発生する。その他の構
成は、図1に示した構成と同一である。但し、本例の入
力部9には、上記の例における入力部9に設けられた、
調時を行なうスイッチ等の他にアラーム機能を操作する
スイッチ等が設けられている。また、上記の例における
センサ部6に設けられていた、赤外線センサ13は本例
においては、設けられていない。
【0034】上記の例において、赤外線センサ13を人
体の移動方向を判別可能なものとし、人体が一方方向に
移動(例えば、部屋をでたとき)したときにアナログ時
刻表示を停止し、他方向に移動したとき(例えば、部屋
に入ったとき)にアナログ時計表示部2を調時し、運針
を再開するようにしてもよい。
【0035】図6および図7は本発明を目覚し時計に用
いた例を示してあり、図6は運針時を示し、図7は運針
停止時における各指針の位置を示す。これらの図におい
て、14はCdSであり、15はEL素子である。17
はスイッチ部10に設けられた現在時刻表示スイッチで
ある。このスイッチを操作することで、アナログ時計表
示部2による現在時刻表示を行なうものである。18は
アラーム時刻記憶回路であり、アラーム時刻を記憶す
る。
【0036】本装置の動作の概要について説明する。上
記一実施例の掛時計においては、センサ部6により人の
在不在を検知し、不在の場合、指針による現在時刻表示
を停止させ、掛時計の省エネルギ化を図った。本装置で
は、通常、デジタル時計表示部7により時刻表示を行な
い、アナログ時計表示部2は、各指針を図7に示す所定
の位置に停止させており、時刻表示を行なわず使用者が
時刻表示を必要のおりに、所定のスイッチを操作するこ
とでその時刻表示を開始する。すなわち現在時刻表示ス
イッチ17をオンとした場合、停止位置より現在時刻を
示す位置に各指針を高速運針し調時を行なった後通常の
運針により時刻表示を行なう。このときCds14の出
力により室内の明暗の判定をし、暗ければEL素子15
を点灯する。
【0037】アナログ時計表示部2による時刻表示を必
要としなければ、現在時刻表示スイッチ17をオフとし
各指針を所定の停止位置に高速運針させ、停止させ時刻
表示を停止し、EL素子15が点灯されていれば、それ
を消灯させる。
【0038】以上のような動作によりアナログ時計表示
部2での運針による時刻表示の不要のおりに消費される
電力を無くし、目覚まし時計の省エネルギ化を図る。
【0039】以上のような本例の動作について図5、図
6、図7、図8のフローチャートを参照しながら説明す
る。まず最初に、アナログ時計表示部2による時刻表示
が行なわれておらず、デジタル時計表示部7による時刻
表示のみ行なわれている状態から、アナログ時計表示部
2による時刻表示を開始させる場合の動作について説明
する。
【0040】今、省エネルギ表示動作モードが選択さ
れ、計時部1が現在時刻を計時し、それを受けデジタル
時計表示部7には現在時刻が表示され、各指針は図7に
示される各指針が共に6時を指す位置に停止され、アナ
ログ時計表示部2による時刻表示は行なわれていないも
のとする。
【0041】この状態では、現在時刻表示フラグはオフ
の状態である。このとき制御回路12は、現在時刻表示
フラグがオンの状態であるかの判断(ステップa2)
と、スイッチ部10に設けられた、アナログ時計表示部
2による時刻表示の動作を指定するためのスイッチであ
る現在時刻表示スイッチ17がオン状態であるか判断し
ている(ステップb2)。
【0042】ここで使用者が現在時刻表示スイッチをオ
ンとすると、CdS15の状態から、時計の設置された
室内等の明暗を判断する(ステップc2)。
【0043】室内等が暗いと判断されると、発光部駆動
回路11および発光部8を制御し、EL素子15を点滅
させる(ステップd2)。これにより調時の告知と、視
覚効果および照明効果を得る。
【0044】EL素子15が点滅を開始するか、明時で
はひきつづき、計時部1より現在の時刻を出力し、指針
位置記憶部5から時針、分針の現在の停止位置を出力し
て、各針の位置と現在時刻を比較し(ステップe2)、
各針それぞれの、停止位置までの運針量が最小となる運
針方向を算出する(ステップf2)。運針方向が決定す
ると、時針運針モータ駆動回路3、分針運針モータ駆動
回路4を制御し、各針を各々の決定された方向で現在時
刻まで高速運針し調時を行なう(ステップg2)。調時
完了後、現在時刻表示フラグをセットする(ステップh
2)。
【0045】次に、再び明暗の判断を行ない(ステップ
i2)、暗ければEL素子16を通常点灯させ(ステッ
プj2)、明るければ、消灯する(ステップk2)。つ
づいて(ステップa2)に戻り、現在時刻表示フラグが
オン状態であることを確認し、通常の運針を開始する
(ステップl2)。通常運針の開始により、アナログ時
計表示部2が時刻表示を開始する。
【0046】アナログ時計表示部2による時刻表示が開
始されると、制御回路12は、現在時刻表示スイッチ1
7のオンオフを判定する(ステップm2)。現在時刻表
示スイッチ17がオンであれば、明暗の判断を行ないE
L素子15の発光を制御し(ステップi2、j2、k
2)、現在時刻表示フラグのオン状態の確認を行い(ス
テップa2)、通常の運針を続ける。
【0047】次にアナログ時計表示部2による時刻表示
が必要ない場合の動作について説明する。
【0048】現在時刻表示スイッチ17がオンと判定さ
れ(ステップm2)、明暗の判断を行ないEL素子15
の発光を制御し(ステップi2、j2、k2)、現在時
刻表示フラグのオン状態の確認を行い(ステップa
2)、通常の運針を続けている状態において、使用者が
現在時刻表示スイッチ17をオフとする。
【0049】現在時刻表示スイッチ17をオフとされる
と、制御回路12は、現在時刻表示スイッチ17がオフ
であると判断し(ステップm2)、計時部1より現在の
時刻を出力し、指針位置記憶部5から時針、分針の目的
とする停止位置を出力して、各針の目的の位置と現在時
刻を比較し(ステップn2)、各針それぞれの運針方向
を算出する(ステップo2)。つづいて、各針を図7に
示す停止位置まで高速運針する(ステップp2)。停止
位置までの運針が完了すると、現在時刻表示フラグをリ
セットし(ステップq2)、アナログ時計表示部2によ
る時刻表示を停止する。時刻表示の停止とともに、EL
素子15の消灯を行なう(ステップr2)。
【0050】アナログ時計表示部2による時刻表示の停
止状態において、計時部1は現在時刻を計時し、デジタ
ル時計表示部7は現在時刻を表示する。制御回路12は
現在時刻表示フラグリセットにより、スイッチ部10よ
りの出力を判断する(ステップb2)。ここで、現在時
刻表示スイッチ17がオンに操作された場合は、(ステ
ップc2)以下の動作を再び行ない、アナログ時計表示
部2による現在時刻の表示を再開する。
【0051】以上の動作によりアナログ時計表示部2に
よる現在時刻の表示の不要な睡眠時等では、現在時刻表
示スイッチ17をオフとし、アナログ時計表示部2の表
示動作を停止させ、アナログ時計表示部2での電力消費
を無くし、省エネルギ化を可能とするとともに、睡眠の
妨げとなる運針に伴うなう刻音を排除することが可能と
なる。
【0052】また本例目覚まし時計のアラーム機能に関
しては、発音ブロック16はアナログ時計表示部2の表
示動作と独立されて制御されており、アナログ時計表示
部2の表示動作が停止していても、計時部1がアラーム
時刻記憶回路18に設定されたアラーム時刻を計時した
ときにアラーム音を発するものである。
【0053】本例は次のように発展可能である。入力部
9に設けられたアラーム機能を制御するスイッチ等(図
示せず)によって、現在時刻表示のオン、オフ動作を制
御するようにしてもよい。例えば、アラームセットによ
ってアナログ時計表示部2の表示動作を停止させ、アラ
ーム時刻となり、アラーム音の発生またはアラーム音の
鳴止めと同時に、調時を行ない、アナログ時計表示部2
による現在時刻の表示を再開することが可能となる。さ
らにCdsにより、消灯によって部屋が暗くなったとき
にアナログ時刻標示を停止するようにしてもよい。この
場合にも、先に述べたように表示スイッチを押したと
き、アラーム時刻になったとき、またはアラーム音を停
止したときにアナログ時計表示部2を調時し、運針を再
開するようにしてもよい。
【0054】また、現在時刻表示スイッチ17を上記目
覚まし時計の底面に設け、これにより、通常はアナログ
時計表示部2による現在時刻の表示は行なわれないが、
上記目覚まし時計を持ち上げることで、調時を行ない、
アナログ時計表示部2による現在時刻の表示を開始し、
上記目覚まし時計を置くことでアナログ時計表示部2に
よる現在時刻の表示を停止することが可能となる。
【0055】さらに、リモコン操作部を設け、リモコン
操作により、時針、分針を任意に作動停止することも可
能であり、また、アナログ時計表示部2による現在時刻
表示の開始とともに、音声等で現在時刻を告げることも
可能である。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、時刻表示の不要な時
に、運針による時刻表示を停止させ、運針により消費さ
れるエネルギを無くし、消費エネルギの削減となる。特
に就寝時等の静寂性を求める場合では、運針による時刻
表示を停止させ、運針に伴なう刻音をなくすことがで
き、安らかな眠りが可能となる。
【0057】また、上記各指針を通常の時刻表示ではあ
りえない所定位置に停止させるので、運針の停止した状
態において使用者が間違った時刻を読み取ることがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の掛時計の構成を示すブロッ
ク図。
【図2】本発明の一実施例の掛時計の正面図。
【図3】図2の他の表示態様を示した正面図。
【図4】図1の動作の説明のためのフローチャート。
【図5】本発明の一実施例の目覚まし時計の構成を示す
ブロック図。
【図6】本発明の一実施例の目覚まし時計の正面図。
【図7】図6の他の表示態様を示した正面図。
【図8】図5の動作の説明のためのフローチャート。
【符号の説明】
1 電子的計時手段 2 表示手段 3 時針運針モータ駆動回路 4 分針運針モータ駆動回路 5 指針位置記憶部 6 判別手段 12 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−93686(JP,A) 特開 昭61−278782(JP,A) 実開 昭62−46390(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】常時計時を行なう電子的計時手段と、時針
    および分針の各指針により時刻を表示する表示手段と、
    電子的計時手段が計時する現在の時刻に各指針を調時す
    る調時手段と、暗時または人の不在等の時刻表示が不要
    な状態を判別して出力する判別手段と、判別手段の出力
    を受けて上記各指針を通常の時刻表示ではありえない所
    定位置に停止させ、判別手段の出力が途絶えた場合には
    調時手段を制御して上記指針の調時を行なた後に運針
    を開始させる制御手段とを具備する時計。
JP4239295A 1992-09-08 1992-09-08 時 計 Expired - Fee Related JP2564739B2 (ja)

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