JP3080324B2 - カード式プログラムタイマ - Google Patents

カード式プログラムタイマ

Info

Publication number
JP3080324B2
JP3080324B2 JP03093807A JP9380791A JP3080324B2 JP 3080324 B2 JP3080324 B2 JP 3080324B2 JP 03093807 A JP03093807 A JP 03093807A JP 9380791 A JP9380791 A JP 9380791A JP 3080324 B2 JP3080324 B2 JP 3080324B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
program
card
timer
mark
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP03093807A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04323593A (ja
Inventor
裕明 室井
聰 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Electric Works Co Ltd
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd, Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP03093807A priority Critical patent/JP3080324B2/ja
Publication of JPH04323593A publication Critical patent/JPH04323593A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3080324B2 publication Critical patent/JP3080324B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Clocks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベルやチャイムのよう
な時報制御の入時刻等のタイマ動作指定情報をマーク式
のカードによって設定するチャイム装置内蔵のカード式
プログラムタイマに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカード式プログラムタイマは、特
開昭57−42883号公報や実開昭58−18649
3号公報等がある。これらのプログラムタイマPTはチ
ャイム装置を内蔵しておらず、チャイム音を鳴らそうと
すると、図12に示すようなプログラムタイマPTに外
部のチャイム装置CMを接続する必要がある。図12の
場合、チャイム装置CMはプログラムタイマPTからの
曲目に対応する制御出力を曲目起動端子M1〜M5と共通
端子Mcとの間に接続して、曲目起動信号をプログラム
タイマPTから得、アンプAMPのチャイム入力端子I
NにケーブルCBを介してチャイム出力端子COを接続
し、またアンプAMPの起動信号を制御出力端子CTか
ら与えるようになっている。
【0003】このとき複数の曲目を時刻毎に変えて鳴ら
そうとすると、プログラムタイマPTの出力を曲目の
数、例えば6曲であればその曲目数に対応するように6
つの出力接点O1〜O6を備える必要がある。またチャイ
ム装置CMにプログラム機能を持たせたものがあるが、
カードにマークを記することにより、入時刻毎に、曜日
やチャイム曲目が指定できるものはなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来のカ
ード式プログラムタイマでは、回路番号に関係なく、ま
た複数の曲目を時刻毎に変えて、チャイムを鳴らすよう
にカードで設定することができなかった。請求項1記載
の発明は、上述の問題点に鑑みて為されたもので、その
目的とするところは、従来と同様な週間のプログラムを
カードにより設定できるとともに、内蔵チャイム装置
複数の曲目を回路番号に関係なく指定することができる
カード式プログラムタイマを提供することにある。
【0005】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の目的に加えて、指示手段の操作で、設定されている
プログラムの内容を現在時刻表示部で表示させて、確認
することができるカード式プログラムタイマを提供する
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに請求項1記載の発明は、入、切時刻やタイマ動作さ
せる回路の番号や、時報としてのチャイム曲目を指定す
るマーク記入枠を少なくとも備えたカードを用い、カー
ドリーダから読み取ったマーク記入枠のマークから指定
情報を取り込む手段と、取り込まれた指定情報からプロ
グラムを作成する手段と、作成されたプログラムを記憶
する記憶手段と、現在時刻を計時する手段と、現在時刻
が記憶手段に記憶しているプログラムの設定時刻と一致
したときに指定された番号のタイマ動作させる回路を制
御する出力を発生する手段と、現在時刻を表示する現在
時刻表示部とを備えたことを特徴とするカード式プログ
ラムタイマにおいて、時刻が指定できるマーク記入欄に
チャイム曲目を指定するマーク記入枠を対にして設け
て、指定曲目と指定の入時刻とを指定することができる
カードを用い、該カードの指定情報に基づいて作成さ
れ、記憶手段で記憶されているプログラムに基づいて
時刻になった時チャイム装置を起動して指定曲目のチャ
イム信号を出力させる手段を備えたものである。
【0007】請求項2記載の発明は、現在時刻表示部
に、記憶手段に記憶させたプログラムを表示させる指示
を与える指示手段と、この指示手段の指示により記憶手
段に記憶させたプログラムを読み出して現在時刻表示部
にプログラム内容を表示させる手段と、指定したチャイ
ム曲目を示す番号を表示する手段とを備えたものであ
る。
【0008】
【作用】而して本発明によれば、カードに動作させる回
路の番号や条件、入、切時刻や、時報としてのチャイム
曲目のマーク記入枠にマークを記し、カードに記したマ
ークをカードリーダに読み取らせるだでけで、入、切時
刻で回路をタイマ動作させたり、指定したチャイム曲目
を所定時刻毎に吹鳴させることができるプログラムを記
憶手段に記憶させ、記憶されたプログラムに基づくタイ
マ動作が自動的に実行される。
【0009】記憶手段に記憶させたプログラムやチャイ
ム曲目を確認したい場合には、指示手段の操作により、
現在時刻表示部にプログラムを表示させることができ
る。
【0010】
【実施例】図1は実施例の回路ブロックを示しており、
この実施例回路は、カード2のマークを読み取るカード
リーダ3と、操作用スイッチを備えた操作パネル1と、
操作パネル1に配置される現在時刻表示部4及び出力表
示部5と、これら現在時刻表示部4を駆動するVFDド
ライバ6と、6つのタイマスイッチ回路を構成するリレ
ー接点を開閉するリレー(図示せず)のリレードライブ
回路7と、時報吹鳴用のチャイム音を作成するチャイム
装置たるチャイムユニット8と、チャイムユニット8か
らのチャイム音信号を増幅する増幅器9と、増幅器9か
らの出力で駆動されてチャイム音を出力するスピーカ1
0と、これら回路に電源を供給する停電補償機能付き電
源回路11と、停電を検出する停電検出回路12と、マ
イクロコンピュータからなる信号処理回路13、外部R
AM14、更にスイッチ操作音等を発鳴する圧電ブザー
15等から構成される。
【0011】信号処理回路13は、信号処理回路13自
体を動作させるプログラムを格納したROMを有し、こ
のROMに格納したプログラムに沿って、現在時刻と、
年、月、日、曜日を計時する計時手段と、カードリーダ
3で読み込んだ読み取りデータの処理を行って内部RA
M或いは外部RAM14等の記憶手段に書き込む手段
と、操作パネル1からの操作スイッチで入力されたデー
タを取り込む入力処理機能と、現在時刻や、上記記憶手
段に記憶された設定時刻や出力状態を表示するための表
示処理手段、上記記憶手段内に記憶した設定時刻と現在
時刻とを比較してリレードライブ回路7に信号を出力す
る出力処理手段等の手段を構成し、外部に設けてある水
晶振動子XLからの規則的な信号にて、計時手段が計時
動作を行う。
【0012】カードリーダ3は、ホトトランジスタと赤
外線発光ダイオードとのペアからなる光学的センサを、
カード2に記されるマークに対応するように多数個並列
に配置するとともに、適宜なカード送り装置を組み合わ
せて構成されている。操作パネル1の操作スイッチは、
キーマトリックス入力回路に接続されたもので、各操作
スイッチは、通常レバースイッチと、プッシュスイッチ
とが使用されている。
【0013】現在時刻表示部4は蛍光表示管や液晶表示
器や発光ダイオードのセグメント表示器等からなり、ま
た出力表示部5はタイマ動作制御に関する情報を表示す
る発光ダイオードからなる。外部RAM14は信号処理
回路13に内蔵されたRAMに取り込んだデータを記憶
保持させるためのものである。
【0014】リレードライブ回路7は、出力処理手段に
よって出された信号によりリレー(図示せず)を駆動し
てそのリレー接点を入又は切させる出力手段を構成し、
これらのリレー接点がタイマスイッチ回路となる。尚4
0は親時計用モニタ時計、子時計用のドライバ回路で、
このドライバ回路40の出力は切り換えスイッチSW
と、子時計電源電圧回路41を介して子時計へ、また親
時計用モニタ時計調整スイッチS6を介してモニタ出力
として親時計用モニタ時計へ夫々出力される。S7は子
時計の調整スイッチであり、42は子時計用の停電補償
電源電圧検出回路を示す。
【0015】図2は上記操作パネル1に、両表示部4、
5を配置した例を示しており、出力表示部5の各タイマ
スイッチ回路の出力状態を回路毎に表示する出力表示ラ
ンプL1〜L6の下方には、設定されたタイマプログラム
を回路毎に確認するときに使用する呼出スイッチSW1
〜SW6と、回路毎の出力をプログラムに関係なく、入
/切できる手動操作スイッチSW11〜SW16を夫々対応
配置し、また現在時刻表示部4の下方には、デジタル式
の時計表示の時刻合わせを行う時又はプログラムの内容
を確認する時に使用するスイッチS1〜S5と、親時計モ
ニタ調整スイッチS6とを配置している。
【0016】ここで現在時刻表示部4は、年、月、日の
表示の他に、プログラム、特定日に動作する動作パター
ン、サマータイム等を表示する「Next Yr.」、
「Month」、「Day」等の表示を行うことができ
る。また親時計用モニタ調整時計スイッチS6は親時計
モニタを時刻合わせするときに使用する際に用いるスイ
ッチである。
【0017】実施例に用いるカード2は図3に示す週間
・特定日動作時刻指定用カードである。このカード2に
は、従来のカード式プログラムタイマと同様にタイマス
イッチ回路の回路番号指定欄16,タイマ出力か時報出
力を指定する出力指定欄17、時報の吹鳴時間を指定す
る吹鳴時間指定欄18、「入」「切」の時刻を指定する
時刻指定欄19、動作させる曜日を指定する各時刻曜日
指定欄20、特定パターン番号指定欄21、上記時刻指
定欄19毎に対として設けられたチャイム曲目指定欄2
3や、時刻を記入する時刻記入枠31、順次起動指定欄
32等を設け、従来にな当日、翌日の指定欄22を儲
け、これらの欄16〜23には夫々マーク記入枠を形成
するとともに、これらマーク記入枠のマークをカードリ
ーダ3が読み取るためのタイミングを設定するタイミン
グマークTMの列をカード2の上部長手方向に設けてい
る。
【0018】次にカード2の使用方法に付いて実際の記
入例に沿って説明する。例えば、第1回路(第1のタイ
マスイッチ回路)を、月曜日から金曜日において、入時
刻(入時刻)を9時として切時刻(切時刻)を12時と
した動作と、入時刻(入時刻)を13時として切時刻
(切時刻)を18時とした動作の2動作を設定し、また
土曜日では入時刻(入時刻)を9時として切時刻(切時
刻)を13時とした動作を設定し、日曜日は全日、切状
態とする。
【0019】カード2で、第1回路に対応して回路番号
指定欄16の〔1〕のマーク記入枠にマークし、出力指
定欄17の「タイマ」のマーク記入枠にマークし、第1
番目のタイマの「入」の各時刻曜日指定欄20の
〔月〕、〔火〕、〔水〕、〔木〕、〔金〕のマーク記入
枠にマークし、更に第1番目のタイマ「入」の時刻指定
欄19で、「時」の一位の〔8〕のマーク記入枠と、
「分」の十位及び一位の
〔0〕のマーク記入枠にマーク
し、また第1番目のタイマの「切」の時刻指定欄19で
「時」の十位の〔1〕及び一位の〔2〕のマーク記入枠
と、「分」の十位及び一位の
〔0〕のマーク記入枠にマ
ークし、第2番目のタイマ「入」の時刻指定欄19で、
「時」の十位の〔1〕及び一位の〔3〕のマーク記入枠
と、「分」の十位及び一位の
〔0〕のマーク記入枠にマ
ークし、また第2番目のタイマの「切」の時刻指定欄1
9で「時」の十位の〔1〕及び一位の〔8〕のマーク記
入枠と、「分」の十位及び一位の
〔0〕のマーク記入枠
にマークし、第3番目のタイマの「入」の各時刻曜日指
定欄20の〔土〕のマーク記入枠にマークし、第3番目
のタイマの「入」の時刻指定欄19で、「時」の一位の
〔9〕のマーク記入枠と、「分」の十位及び一位の
〔0〕のマーク記入枠にマークし、また第3番目のタイ
マの「切」の時刻指定欄19で「時」の十位の〔1〕及
び一位の〔3〕のマーク記入枠と、「分」の十位及び一
位の
〔0〕のマーク記入枠にマークする。
【0020】この例では特定パターンは使用しない。ま
た出力が時報でないので、吹鳴時間指定欄18もマーク
しない。更に第1番目のタイマの「切」と第2番目のタ
イマの「入」と第2番目のタイマの「切」と第3番目の
タイマの「切」の各時刻曜日指定欄20にマークしな
い。これは先に各時刻曜日指定欄20のマーク記入が継
続されるためである。
【0021】次に、第2回路(第2のタイマスイッチ回
路)で、チャイムユニット8を鳴らす設定方法について
説明する。まず月曜日から金曜日において、8時に曲
目”1”、10時に曲目”2”,10時15分に曲目”
1”、12時に曲目”3”、13時に曲目”1”、15
時に曲目”2”、15時15分に曲目”1”、17時に
曲目”4”を夫々吹鳴させ、土曜日は、8時に曲目”
1”、10時に曲目”2”,10時15分に曲目”
1”、12時に曲目”4”を夫々吹鳴させ、日曜日は吹
鳴させない設定とし、吹鳴時間は曲目により異なるが、
一曲終了すると自動的にチャイムユニット8の駆動を終
了する。尚実施例では吹鳴時間を45秒と設定する。
【0022】而してまず、カード2で第2回路に対応し
て回路番号指定欄16の〔2〕のマーク記入枠にマーク
し、出力時間指定欄17の〔時報〕のマーク記入枠にマ
ークし、次に吹鳴時間指定欄18の「パルス幅」の
「秒」の十位の〔4〕と一位の〔5〕のマーク記入枠を
マークする。また第1番目の時報の「1」の各時刻曜日
指定欄20の〔月〕〔火〕〔水〕〔木〕〔金〕のマーク
記入枠にマークし、第1番目の時報の「1」の時刻指定
欄19で「時」の一位の〔8〕のマーク記入枠と、
「分」の十位及び一位の
〔0〕のマーク記入枠にマーク
する。
【0023】更にチャイム曲目指定欄23で、曲目の
〔1〕のマーク記入枠にマークする。次に第2番目の時
報の時刻指定欄19で、「時」の十位の〔1〕及び−位
〔0〕のマーク記入枠と、「分」の十位及び一位の
〔0〕のマーク記入枠にマークし、チャイム曲目指定欄
23で、曲目の〔2〕のマーク記入枠にマークする。同
様にして時報の時刻指定欄19及びチャイム曲目指定欄
23にマークすることにより、10時15分に曲目”
1”、12時に曲目”3”、13時に曲目”1”、1
時に曲目”2”、15時15分に曲目”1”、17時に
曲目”4”を報知するように設定する。
【0024】更に第9番目の時報の各時刻指定欄20の
〔土〕のマーク記入枠にマークし、時刻指定欄19で、
「時」の一位の〔8〕のマーク記入枠と、「分」の十位
及び一位の
〔0〕のマーク記入枠にマークし、チャイム
曲目指定欄23で、曲目の〔1〕のマーク記入枠にマー
クする。同様にして時報の時刻指定欄19及びチャイム
曲目指定欄23にマークすることにより、10時に曲
目”2”、10時15分に曲目”1”、12時に曲目”
4”を報知するように設定する。
【0025】以上の設定例を図4に示す。このようにし
て記入されたカード2の読み取りは、従来のカード式プ
ログラムタイマと同様に行われる。但し、カードリーダ
3の波形整形された各光学センサの出力は、マルチプレ
クサを介さず、カードリーダ3内のコンパレータ回路を
通って直接マイクロコンピュータからなる信号処理回路
13に入力される。
【0026】次に図5に示すフローチャートにより実施
例の全体の動作を説明する。まず、電源が投入される
と、全ての出力信号が”H”状態となり、自動的に出力
される信号以外は、この状態が続き信号処理回路13の
内蔵RAM及び外部RAM14は全てクリアされる。こ
のクリア後では、操作パネル1の調整スイッチS2が操
作されるまで、他のいかなる入力も受け付けず、出力も
されない。
【0027】調整スイッチS2が操作されると、イニシ
ャルモードへ移行し、通常の動作へ移行する初期化が行
われる。次のタイマモードでは、時計、タイマ出力、時
報出力の各機能が働くモードであって、時計機能は現在
時刻の表示、年月日の表示を現在時刻表示部4で行なわ
せる機能などがあり、タイマ出力機能は予め設定された
プログラムに従って設定時刻に”入””切”の信号をリ
レードライブ回路7に出力する機能である。また時報出
力機能は予め設定された時刻に選択された曲のチャイム
音による時報の信号を設定された時間、チャイムユニッ
ト8から出力させる機能である。
【0028】タイマモードに入ったあと時刻調整ルーチ
ンで時刻修正を行い、カードリーダ3の読み取り動作が
あると、プログラムモードに移行して、カードリーダ入
力機能、カードリーダ制御機能等を働かせる。カードリ
ーダ入力機能は、カード2に記入されたマークをカード
リーダ3が読み取り、タイマ動作に必要なタイマプログ
ムを設定する機能である。
【0029】またカードリーダ制御機能は、カード2に
記入されたマークを読み取るときのタイミング信号や、
データ信号、カードリーダ3のモータの制御信号等を制
御する機能である。図6は、プログラムモードの内容を
示すフローチャートを示しており、カードリーダ3によ
るカード読み取りが開始されると、信号処理回路13は
マークの取込みを開始する。
【0030】そしてカード2から取り込んだマークの位
置を基に,予め設定している定義に従って、「入」時
刻、「切」時刻、回路番号等のタイマ機能のプログラム
を作成し、この作成したプログラムを外部RAM14に
記憶させてプログラムの設定を完了する。上述のように
マークの取込み後、プログラムの作成と記憶を行うが、
マーク取込み中に逐次,次の処理を行っても良く、また
それぞれの処理を一括して行っても良く,更に組み合わ
せても良い。
【0031】さて図5におけるプログラム確認モード
は、設定されたプログラムを確認するモードで、タイマ
機能で設定されたプログラムを操作パネル1の操作スイ
ッチを使用して現在時刻表示部4に表示させる。更に図
5に示す低消費電力モードは、停電検出回路12から停
電検出信号が信号処理回路13に入力されると、信号処
理回路13は低い消費電力動作を電源回路11の補償用
電源等を用いて行い、停電検出信号が無くなると、低消
費電力動作を解除する動作モードである。
【0032】次に現在時刻の表示及び時刻の調整につい
て説明する。まず本発明のカード式プログラムタイマの
実施例では、年間プログラムタイマの設定を行う機能が
あるため、年、付、日、曜日、時、分、秒を表示するこ
とができる。操作パネル1の表示スイッチS1は、押す
毎に、現在時刻表示部4の表示を、図7に示すように現
在時刻の曜日、時、分、秒の表示と、図8に示す年、
月、日の表示とに切り換える信号を信号処理回路13に
与える。
【0033】現在時刻の時、分、秒の調整を行う場合に
は、まず表示スイッチS1 で時、分、秒の表示に設定
し、調整スイッチS2 と、時スイッチS3 とを同時押し
して時を、調整スイッチS2 と分スイッチS4 とを同時
押しして分を、調整スイッチS2 と秒スイッチS5 とを
同時押しして秒を調整する。時、分の調整時には調整ス
イッチS2 が押されている状態で時スイッチS3 又は分
スイッチS3 を押すと、押す度に表示が1づつ上がり、
時は「23」の後に「0」に、分は「59」の後に「0
0」となる。
【0034】同時押しの時間が1秒以上になると、押し
ている間、8Hzで早送りする。秒の調整時には、調整
スイッチS2と秒スイッチS5を押している間は、「0
0」のままで、どちらかのスイッチを離すと、カウント
を開始し、「01」、「02」、「03」〜と表示す
る。現在の年、月、日を調整するときは、現在時刻表示
部4の表示を図8に示すような年、月、日の表示にし、
調整スイッチS2と、時スイッチS3とを同時押しして年
を、調整スイッチS2と、分スイッチS4とを同時押しし
て月を、調整スイッチS2と、秒スイッチS5とを同時押
しして日を夫々調整する。
【0035】年、月、日の調整は、調整スイッチS2
押されている状態で、時スイッチS3又は分スイッチS4
又は秒スイッチS5を押すと、押す毎に表示が1づつ上
がり、年は「99」の後に「00」、月は「12」の後
に「1」に、日は「28」、「29」、「30」又は
「31」の後(年、月の設定により異なる)に「1」に
なる。同時押しの時間が1秒以上になると、押している
間、8Hzで早送りする。
【0036】更に次にプログラムの確認の方法につい
て、例えば、図3の第1のカード2を用いて説明する。
まず図3のカード2では第1回路を指定したため、呼出
スイッチSW1を押す。この呼出スイッチSW1の操作信
号に応じて、信号処理回路13は外部RAM14に格納
しているプログラムを読み出して、第1回路についての
プログラム内容を記入順に現在時刻表示部4で表示し、
全ての表示が完了すると、「End」の文字を表示し
て、再度、先頭のプログラムから表示する。図9はその
プログラムの表示例を示す。
【0037】次に図4のカード2で第2回路を指定した
ため、呼出スイッチSW2 を押す。この呼出スイッチS
2 の操作信号に応じて信号処理回路13は外部RAM
14に格納しているプログラムを読み出して、第2回路
についてのプログラム内容を記入順に現在時刻表示部4
で表示し、全ての表示が完了すると、「End」の文字
を表示して、再度先頭のプログラムから表示する。第2
回路はチャイム曲目を指定しているため、チャイム曲目
の番号も表示するようになっている。図10はそのプロ
グラムの表示例を示す。
【0038】更に出力指定で〔時報〕を指定したとき
で、チャイム曲目を指定しなかったとき、プログラムの
表示として、チャイム曲目の番号を表示する部分は無表
示又は「C」の表示文字のみを表示しても良く、或いは
図11に示すように「C−」と表示しても良い。これら
の機能は信号処理回路13のタイマモードや、プログラ
ム確認モード処理の中に取込み実施することができる。
【0039】尚またカード2の特定パターン番号指定欄
21は、時刻指定欄19で指定された「入」「切」の動
作時刻を特定パターンとし、この特定パターンに所定の
特定パターン番号を付すための欄である。またカード2
の当日・翌日指定欄22は当日動作させるか、翌日動作
させるかの一時的なプログラム変更を行う際に指定する
欄である。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、入、切時刻やタ
イマ動作させる回路の番号や、時報としてのチャイム曲
目を指定するマーク記入枠を少なくとも備えたカードを
用い、カードリーダから読み取ったマーク記入枠のマー
クから指定情報を取り込む手段と、取り込まれた指定情
報からプログラムを作成する手段と、作成されたプログ
ラムを記憶する記憶手段と、現在時刻を計時する手段
と、現在時刻が記憶手段に記憶しているプログラムの設
定時刻と一致したときに指定された番号のタイマ動作さ
せる回路を制御する出力を発生する手段と、現在時刻を
表示する現在時刻表示部とを備えたことを特徴とするカ
ード式プログラムタイマにおいて、時刻が指定できるマ
ーク記入欄にチャイム曲目を指定するマーク記入枠を対
にして設けて、指定曲目と指定の入時刻とを指定するこ
とができるカードを用い、該カードの指定情報に基づい
て作成され、記憶手段で記憶されているプログラムに基
づいて入時刻になった時チャイム装置を起動して指定曲
目のチャイム信号を出力させる手段を備えたから、動作
させる回路の番号や条件、入、切、時刻のマークを記す
だけで、各曜日毎のタイマプログラムの設定ができ、こ
のカードに記したマークをカードリーダに読み取らせる
だけで、プログラムを記憶手段に記憶させ、記憶された
プログラムに基づくタイマ動作を自動的に実行し、また
時刻毎に異なるチャイム装置の曲目を指定吹鳴させるこ
とができるという効果がある。特に入時刻と、対を為す
時報としてのチャイム曲目を指定し、記憶しているた
め、前もって数多くの時刻に対して異なるメロディの曲
目を記憶し、その時刻に自動的に鳴らすことができる。
【0041】請求項2記載の発明は、現在時刻表示部
に、記憶手段に記憶させたプログラムを表示させる指示
を与える指示手段と、この指示手段の指示により記憶手
段に記憶させたプログラムを読み出して現在時刻表示部
にプログラム内容を表示させる手段と、指定したチャイ
ム曲目を示す番号等を表示する手段とを備えたので、記
憶手段に記憶させたプログラムの確認や、チャイム曲目
を確認を行ないたいばあにはスイッチ手段の操作によ
り、現在時刻表示部にプログラムを表示させることがで
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路ブロック図であ
る。
【図2】操作パネルの一部省略した配置例図である。
【図3】本発明の一実施例のカードのマーク記入状態を
示す一部省略した正面図である。
【図4】本発明の一実施例のカードの別のマーク記入状
態を示す一部省略した正面図である。
【図5】本発明の一実施例の全体のフローチャートであ
る。
【図6】本発明の一実施例のプログラム読み取り過程を
示すフローチャートである。
【図7】本発明の一実施例の現在時刻表示部の現在時刻
の表示説明図である。
【図8】本発明の一実施例の現在時刻表示部の現在時刻
の表示説明図である。
【図9】本発明の一実施例の現在時刻表示部のプログラ
ムの表示説明図である。
【図10】本発明の一実施例の時報の設定と曲目の未設
定時における表示例の説明図である。
【図11】本発明の一実施例の時報の設定と曲目の未設
定時における表示例の説明図である。
【図12】従来例の構成図である。
【符号の説明】
1 操作パネル 2 カード 3 カードリーダ 4 現在時刻表示部 5 出力表示部 6 VFDドライバ 7 リレードライブ回路 8 チャイムユニット 9 増幅器 10 スピーカ 11 電源回路 12 停電検出回路 13 信号処理回路 14 外部RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 聰 大阪府東大阪市菱江1番地 朝日ナショ ナル照明株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−42887(JP,A) 実開 昭56−74394(JP,U) 実開 平1−70188(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入、切時刻やタイマ動作させる回路の番号
    や、時報としてのチャイム曲目を指定するマーク記入枠
    を少なくとも備えたカードを用い、カードリーダから読
    み取ったマーク記入枠のマークから指定情報を取り込む
    手段と、取り込まれた指定情報からプログラムを作成す
    る手段と、作成されたプログラムを記憶する記憶手段
    と、現在時刻を計時する手段と、現在時刻が記憶手段に
    記憶しているプログラムの設定時刻と一致したときに指
    定された番号のタイマ動作させる回路を制御する出力を
    発生する手段と、現在時刻を表示する現在時刻表示部と
    を備えたことを特徴とするカード式プログラムタイマに
    おいて、時刻が指定できるマーク記入欄にチャイム曲目
    を指定するマーク記入枠を対にして設けて、指定曲目と
    指定の入時刻とを指定することができるカードを用い、
    該カードの指定情報に基づいて作成され、記憶手段で記
    憶されているプログラムに基づいて入時刻になった時チ
    ャイム装置を起動して指定曲目のチャイム信号を出力さ
    せる手段を備えたことを特徴とするカード式プログラム
    タイマ。
  2. 【請求項2】現在時刻表示部に、記憶手段に記憶させた
    プログラムを表示させる指示を与える指示手段と、この
    指示手段の指示により記憶手段に記憶させたプログラム
    を読み出して現在時刻表示部にプログラム内容を表示さ
    せる手段と、指定したチャイム曲目を示す番号等を表示
    する手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載のカ
    ード式プログラムタイマ。
JP03093807A 1991-04-24 1991-04-24 カード式プログラムタイマ Expired - Lifetime JP3080324B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03093807A JP3080324B2 (ja) 1991-04-24 1991-04-24 カード式プログラムタイマ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03093807A JP3080324B2 (ja) 1991-04-24 1991-04-24 カード式プログラムタイマ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04323593A JPH04323593A (ja) 1992-11-12
JP3080324B2 true JP3080324B2 (ja) 2000-08-28

Family

ID=14092680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03093807A Expired - Lifetime JP3080324B2 (ja) 1991-04-24 1991-04-24 カード式プログラムタイマ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3080324B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0333033Y2 (ja) * 1979-11-13 1991-07-12
JPS5742887A (en) * 1980-08-27 1982-03-10 Matsushita Electric Works Ltd Programmable timer

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04323593A (ja) 1992-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
FR2582838A1 (fr) Calendrier electronique attirant l'attention et feuille utilisee dans ce calendrier
JPH0688885A (ja) 時 計
JPS6212599B2 (ja)
JP3080324B2 (ja) カード式プログラムタイマ
JP3005060B2 (ja) カード式プログラムタイマ
JP3168076B2 (ja) 年間カード式プログラムタイマ
JP3006779B2 (ja) カード式プログラムタイマ
JP2919089B2 (ja) カード式年間プログラムタイマ
US5008866A (en) Alarm setting program for alarm timepiece with alternate time zone
JP3003886B2 (ja) カード式プログラムタイマ
JP3056814B2 (ja) カード式プログラムタイマ
JP2871118B2 (ja) カード式年間プログラムタイマ
JP2733388B2 (ja) カード式年間プログラムタイマ
JP2733389B2 (ja) カード式年間プログラムタイマ
JP3168075B2 (ja) 年間カード式プログラムタイマ
JPS58137089A (ja) タイムレコ−ダ
JPS6219995Y2 (ja)
JPS5843713B2 (ja) デンシドケイ
JPS6215160B2 (ja)
JPS6111672Y2 (ja)
JPH0755969A (ja) プログラムタイマ
JPS6229986Y2 (ja)
JP2003195878A (ja) カード式プログラムタイマ
JP2005069694A (ja) メモリーカード式プログラムタイマ
JPS59128475A (ja) タイマ−機能付腕時計

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980714

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090623

Year of fee payment: 9

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090623

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100623

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100623

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110623

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term